Libo

第3卦: Zhun

Kan / Zhen · 水雷屯

卦の構造

卦辞

元亨,利贞。勿用有攸往。利建侯。

——《周易》

この卦が示すもの

これは開始段階の困難であり、物事が始まったばかりで抵抗に遭います。まずルールを決め、核心となる仲間を探し、基礎を築くのに適しています。大規模な拡大を急いではいけません。草創期は方向性の混乱とリソースの分散が最も怖いのです。

禅による読み

屯は万物が生まれ出るときの難しさですが、蕅益智旭はこれを一念の上に引き寄せます。真如が自らの位置を守らず無明が初めて動き、能と所が分かれる、その最初の一動きこそ屯だというのです。念を押し潰せとは言いません。無明が動くからこそ智慧も生じるからです。禁じられるのは念を追いかけること。動いたその場で深く観れば、念に生じた相のないことが見え、そのまま静まります。雑念が止んだ状態を手応えと誤解してはいけません。

明の蕅益智旭『周易禅解』に拠る。各卦を修行の一段階として読む。

卦辞の原文はパブリックドメイン。日本語の解説は本サイトが用意したもので、漢文注疏の機械翻訳ではない。

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