陀羅
古典の原文
夹羊夹陀为乞丐。陀罗属金,主拖延、纠缠、暗伤。——《骨髓赋》《紫微斗数全书》
解説
拖延・糾纏の煞で、慢・反復・暗傷と慢性病を主る。事は多く阻滞し、忍耐心を要す。文昌・文曲と同宮すれば古書は多く技芸を主る。擎羊に対して陀羅は暗に磨り減る力で、遅滞・隠れた傷・纏綿の象の煞星である。 実際の占断では、所在の宮位や同宮・対照する星曜、会照する吉凶の星、そして大限・流年の巡りを併せて総合的に判断する。単独で見れば傾向と方向性が分かるが、定説となる答えは盤全体の組み合わせの中から生まれる。 命式の中でどの宮に居り、どの星と同宮し或いは対照するかによって、その強弱と吉凶の働き方は変わる。伝統的な断法は、常に原文の取り象を基底に据えつつ、全局の生剋制化を合わせて見ることを旨とする。
関連項目
- 左輔輔佐の吉星で、貴人・助力と寛厚を主る。多く人の助けを得て主星の不足を補う。命宮・官禄では昇遷に援ありと主り、夫妻宮に見え
- 右弼輔佐の吉星で、左輔と対を成し、暗中の相助・包容と協調を主る。性質は左輔より柔和で、幕後の策劃・輔助の役に適す。命・官禄で
- 文昌科甲・文書の星で、考試・学問と正途の名声を主る。読書・考証・文職に利し、文曲と対拱または同宮すればなお佳い。落陷または煞
- 文曲才芸・口才の星で、口才・芸術と非正統の学問を主る。文昌より才情と異性縁に偏り、武曲と同宮すれば古書は「多学多能」と称す。
- 天魁陽貴人で、明らかな貴・長輩の提攜と機遇を主る。助けは多く公開の場で得られ、考試・求職・昇遷に利する。天鉞と対を成して貴人
- 天鉞陰貴人で、暗貴・女性または私下の相助を主る。天魁と対を成せば貴人の力が強く、単独に見えても人が暗中で扶持する。文雅と含蓄
- 祿存禄星・財星で、財禄・守成と寿算を主る。一部の煞力を解し得、財帛・田宅に適す。擎羊・陀羅に挟まる「羊陀夹禄」では財が来去し
- 天馬遷動の星で、旅行・変動と遠方での発展を主る。禄存・化禄と同宮すれば「禄馬交馳」で動の中に財を求め、地空・地劫と同宮すれば
