太極貴人
古典の原文
太极者,太初也,始也,物造于初为太极,成也,收也,物有所归曰极。造化始终相保,乃曰太极贵也。
解説
太極貴人は五行の生・旺・終にその義を取る。甲乙の木は子に生じ午に終わり、丙丁の火は震(卯)に出て兌(酉)に蔵されるように、万物に始終があり、造化が初めから終わりまで相い保たれる象である。天地生成の理を得た人を表し、性は好研究で真面目、何事にも始終を貫く聡明さがある。命式が格を成し、さらに福気・貴神の扶持を得ればなお美しく、大いに尊い格となる吉神である。 実際の占断では、所在の宮位や同宮・対照する星曜、会照する吉凶の星、そして大限・流年の巡りを併せて総合的に判断する。単独で見れば傾向と方向性が分かるが、定説となる答えは盤全体の組み合わせの中から生まれる。
関連項目
- 天乙貴人天乙貴人は紫微垣に座す天上の神で、太乙と並び天皇大帝に仕え、三辰に下り臨み、命式の中で最も尊く最も貴い吉神とされる。その
- 天印貴人天印貴人は日干から地支の宮位を照らして取る。甲日は寅中に天印があり、乙日は亥を天印とし、以下丁酉・戊申、丙戌・己は未、庚
- 天福貴人天福貴人は、日辰の貴人が臨む処が力を得て福星の扶持となるもので、貴人の引き立てと庇護を得る吉神である。「壬騎龍背」の格(
- 天廚貴人天厨貴人は食神が禄に逢うことを取る。「食神逢禄号天厨」と歌われるように、月柱に食神があり禄食に逢えば真の天厨である。衣食
- 天德貴人天徳は天の仁慈の徳で、周天の度を十二宮に分かつ配り、あらゆる天上・地下の凶殺を制し、凶を転じて善となす宮位である。一生安
- 月德貴人月徳は三合の照らす方・日月会合の辰から取り、壬・甲・丙・癸をその位とし、辰・未・戌・丑の四墓の月には天徳と重なる。天徳と
- 德秀貴人徳秀は月支の蔵する陰陽和気から成り、寅午戌月は丙丁が徳・戊癸が秀、申子辰月は壬癸戊己が徳・丙辛甲己が秀という具合に配され
- 文昌貴人文昌貴人は日干をもって地支に照らして取る。甲日は巳(蛇口)、乙日は亥(猪頭)、丙は戌、丁は辰、戊は申、己は午、庚は寅、辛
