空亡
古典の原文
《神白经》云:「空亡空亡几多般,十干不到作空看。」《洞玄经》云:「遁穷而亡生。」故以甲旬尽处曰空亡,盖有是位而无禄,曰空;有支而无干,曰亡。…然空而有实,亡而有存,所以未可便为凶论。…凡带此煞,生旺则气度宽大,动招虚名,长大肥满,多意外无心之福,死绝则一生成败飘泊。
解説
空亡は十干の尽きる処で、支に干がなく禄に位がない象。『神白経』に「空亡空亡幾多般、十干不到作空看」とある。生旺にあればかえって度量が広く不求の福を得、死絶すれば成敗・漂泊の命となる。官符と並べば迎合媚諛、劫煞と並べば狡猾な胆力、貴人・華蓋・三奇と並べば大いに聡明な士となる、虚と空の両義を持つ位である。 実際の占断では、所在の宮位や同宮・対照する星曜、会照する吉凶の星、そして大限・流年の巡りを併せて総合的に判断する。単独で見れば傾向と方向性が分かるが、定説となる答えは盤全体の組み合わせの中から生まれる。
関連項目
- 天乙貴人天乙貴人は紫微垣に座す天上の神で、太乙と並び天皇大帝に仕え、三辰に下り臨み、命式の中で最も尊く最も貴い吉神とされる。その
- 太極貴人太極貴人は五行の生・旺・終にその義を取る。甲乙の木は子に生じ午に終わり、丙丁の火は震(卯)に出て兌(酉)に蔵されるように
- 天印貴人天印貴人は日干から地支の宮位を照らして取る。甲日は寅中に天印があり、乙日は亥を天印とし、以下丁酉・戊申、丙戌・己は未、庚
- 天福貴人天福貴人は、日辰の貴人が臨む処が力を得て福星の扶持となるもので、貴人の引き立てと庇護を得る吉神である。「壬騎龍背」の格(
- 天廚貴人天厨貴人は食神が禄に逢うことを取る。「食神逢禄号天厨」と歌われるように、月柱に食神があり禄食に逢えば真の天厨である。衣食
- 天德貴人天徳は天の仁慈の徳で、周天の度を十二宮に分かつ配り、あらゆる天上・地下の凶殺を制し、凶を転じて善となす宮位である。一生安
- 月德貴人月徳は三合の照らす方・日月会合の辰から取り、壬・甲・丙・癸をその位とし、辰・未・戌・丑の四墓の月には天徳と重なる。天徳と
- 德秀貴人徳秀は月支の蔵する陰陽和気から成り、寅午戌月は丙丁が徳・戊癸が秀、申子辰月は壬癸戊己が徳・丙辛甲己が秀という具合に配され
