朱雀
解説
朱雀は口舌・文書、火光・飛訊を主る。吉なら詔命・喜報・文書の成、凶なら口舌・官非・火災の患いを象す。南方の火の神で、音信と言語を司り、文書・訴訟・口舌の事に多く応ずる。火旺の時は口舌の災い、火に生を得れば文名の喜びとなる。 実際の占断では、所在の宮位や同宮・対照する星曜、会照する吉凶の星、そして大限・流年の巡りを併せて総合的に判断する。単独で見れば傾向と方向性が分かるが、定説となる答えは盤全体の組み合わせの中から生まれる。 命式の中でどの宮に居り、どの星と同宮し或いは対照するかによって、その強弱と吉凶の働き方は変わる。伝統的な断法は、常に原文の取り象を基底に据えつつ、全局の生剋制化を合わせて見ることを旨とする。
関連項目
- 青龍青竜は六獣の首吉であり、正義・忠直・慶事・財禄を司る。用神に臨めば財禄が進み謀事が通達し、慶賀・財喜・婚姻の象となる。旺
- 勾陳勾陳は田土の勾絆・遅滞・もつれを主り、また誠実を主る。多くは田宅の紛糾、事が久しく決せず牽連することを象す。中央の土の神
- 螣蛇螣蛇は驚疑・怪異、夢寐・陰私を主る。虛驚・妖怪・纏繞の象で、事が変幻し疑懼を生じることを示す。末尾の字段「螣蛇」は、古籍
- 白虎白虎は血光・損傷、疾病・死亡、孝服・煞気を主る。病占・血光では多く白虎を忌み、凶暴・刑殺・道路の象を帯びる。西方の金の神
- 玄武玄武は盗賊・暗昧、奸私・詐欺を主る。失物・盗賊、陰私暗事の占いでは多く玄武を取る。北方の水の神で、暗昧・盗失・邪淫を司り
