金丹四百字 · 第2巻
要人會攢蔟
人にそれらを攢聚し簇攏せしむるを得せしむ。
【其十三】
【其十三】
火候不須時
火候を行ずるに鐘點に拘泥するを要せず、
冬至豈在子
所謂冬至もまた豈に子時に定まらんや。
及其沐浴法
あの沐浴の功法に至っては、
卯酉時虛比
卯時・酉時もまたただ虚設の譬比なり。
【其十四】
【其十四】
烏肝與兔髓
烏の肝と兔の髓、
擒來歸一處
それらを擒捉して一處に歸せしめ、
一粒復一粒
一粒に接ぎてまた一粒、
從微而至著
細微より漸く積みて顯著に至る。
【其十五】
【其十五】
混沌包虛空
混沌は虚空を包裹し、
虛空括三界
虚空はまた三界を囊括す。
及尋其根源
及んでその根源を尋究せば、
一粒如黍大
不過一粒の黍米ほどの大さなり。
【其十六】
【其十六】
天地交真液
天と地とが交合して眞液と成り、
日月含真精
日と月とは眞精を含藴す。
會得坎離基
坎離兩卦の根基を領會せば、
三界歸一身
三界は皆この一身に歸結す。
【其十七】
【其十七】
龍從東海來
龍は東海より騰來し、
虎向西山起
虎は西山に向かって躍起す。
兩獸戰一場
兩つの猛獸が一場を厮殺し、
化作天地隨
天地もまた隨って化生す。
【其十八】
【其十八】
金花開汞葉
金花は汞の枝葉を開出し、
玉蒂長鉛枝
玉蒂は鉛の枝條を生長す。
坎離不曾閒
坎と離とは曾て一刻も閒歇せず、
乾坤今幾時
乾と坤とは到今また幾多の時候を過ぎたるか。
【其十九】
【其十九】
沐浴防危險
沐浴の功を行ずるには危險を防ぐを要し、
抽添自謹持
鉛を抽き汞を添ゆるには自ら謹慎して持守すべし。
都來三萬刻
算來總べて三萬刻の工夫、
差失恐豪釐
只だ怕るらくは一毫一厘を差失せんことを——底本は「豪厘」と作るが「豪」は「毫」の譌り。
【其二十】
【其二十】
夫婦交會時
まさに夫と婦とが交會する時節に當り、
洞房雲雨作
洞房の中に雲雨興起す。
一載生個兒
一年の後に一個の孩兒を生み、
個個會騎鶴
個個皆仙鶴に騎して飛び去らん。
