Libo

総序

清 · 李毓秀 · 第1巻 / 2

これは聖人が残した教えである。まず孝を説き、つぎに慎みと信を説く。底本はここに脱文の疑いがある。

儒家典籍

初学は四書から入るのがよい。大学が綱を立て、論語が言を記し、孟子が展開し、中庸が収束する。続いて詩経・尚書・礼記と春秋三伝へ。荀子・春秋繁露・近思録・伝習録は、経学の外で儒学がどう語られてきたかを見る几道である。

弟子規、聖人訓、首孝、次謹信

これは聖人が残した教えである。まず孝を説き、つぎに慎みと信を説く。底本はここに脱文の疑いがある。

愛眾、而親仁、有餘力、則學文

広く衆人を愛し、仁徳のある人に親しむ。さらに余力があれば、典籍を学習する。底本はここに脱文の疑いがある。

入れば孝

父母呼、應勿緩、父母命、行勿懶

父母が呼んだら、応える声を遅らせてはならない。父母が言いつけたら、動くことを怠けてはならない。

父母教、須敬聽、父母責、須順承

父母の教えは恭しく聞き、父母の責めには順って受け入れなければならない。

冬則溫、夏則凊、晨則省、昏則定

冬は父母を温かくし、夏は涼しくする。朝は安否を問い、夜は彼らをちゃんと休ませる。

出必告、反必面、居有常、業無變

外出すれば必ず報告し、家に帰れば必ず顔を見せる。起居に常があり、為すことを勝手に変えない。

事雖小、勿擅為、苟擅為、子道虧

事は小さくても、勝手に決めてはならない。勝手に決めれば、子女の本分を欠く。

物雖小、勿私藏、苟私藏、親心傷

ものは小さくても、私かくしてはならない。私かくせば、父母が知って心を痛める。

親所好、力為具、親所惡、謹為去

父母が好むものは力を尽くして調え、父母が嫌うものは慎んで取り除く。

身有傷、貽親憂、德有傷、貽親羞

身体に傷を受ければ父母を憂えさせ、徳行に欠けがあれば父母に恥をかかせる。

親愛我、孝何難、親憎我、孝方賢

父母が私を愛してくれれば、孝は何が難しかろう。父母が私を嫌ってもなお孝できるのが賢である。

親有過、諫使更、怡吾色、柔吾聲

父母に過失があれば、改めるよう勧める。勧める時は和顔悦色で、声は柔和にする。

諫不入、悅復諫、號泣隨、撻無怨

勧めても聞かなければ、喜んでいる時を待って再び勧める。泣いて懇願しても勧め、打たれても怨まない。

親有疾、藥先嘗、晝夜侍、不離床

父母が病気になったら、湯薬をまず自ら口にしてから差し出す。日夜見守り、病床を離れない。

喪三年、常悲咽、居處變、酒肉絕

三年の喪に服し、常に悲しみ咽ぶ。起居を簡素に改め、酒肉をすべて断つ。

喪盡禮、祭盡誠、事死者、如事生

喪を尽くして礼にかない、祭を尽くして誠にかなう。亡き父母に仕えることは、存命中と同じようにする。

出れば弟

兄道友、弟道恭、兄弟睦、孝在中

兄が弟を友愛し、弟が兄を恭敬する。兄弟が和むこと、それが孝のうちにある。

財物輕、怨何生、言語忍、忿自泯

財物を軽く見れば、怨みはどこから生まれよう。言葉に忍譲があれば、怒りは自ずから消える。

或飲食、或坐走、長者先、幼者後

飲食であれ座り歩くことであれ、年長の者を先にし、年幼の者を後にする。

長呼人、即代叫、人不在、己即到

長上が人を呼んだら、すぐ代わりに呼びに行く。その人がいなければ、自分がすぐ行く。

稱尊長、勿呼名、對尊長、勿見能

尊長を呼ぶには名を直呼せず、尊長の前では腕前を誇示しない。

路遇長、疾趨揖、長無言、退恭立

道で長上に出会ったら、速く進んで礼をする。長上が言葉を発しなければ、退いて恭しく立つ。

騎下馬、乘下車、過猶待、百步餘

馬に乗っていれば下馬し、車に乗っていれば下車する。長上が過ぎても、なお百歩ほど待つ。

長者立、幼勿坐、長者坐、命乃坐

長上が立っていれば、末輩は坐らない。長上が坐り、坐れと言われてから坐る。

尊長前、聲要低、低不聞、卻非宜

尊長の前では話し声を低くする。しかし聞こえないほど低くても、またよくない。

進必趨、退必遲、問起對、視勿移

進むには必ず速く、退くには必ず从容とする。問いには起き上がって答え、目をそらさない。

事諸父、如事父、事諸兄、如事兄

伯父叔父に仕えることは父に仕えるようにし、一族の兄に仕えることは実兄に仕えるようにする。

謹

朝起早、夜眠遲、老易至、惜此時

朝は早く起き、夜は遅く寝る。人は老いやすいので、光陰を惜しむべきである。

晨必盥、兼漱口、便回、輒淨手

朝は必ず顔を洗い、さらに口をすすぐ。便所から帰ったら、手を洗い清める。底本はここに脱文の疑いがある。

冠必正、紐必結、襪與履、俱緊切

帽子は正しくかぶり、紐釦はきちんと結ぶ。襪と靴は、どちらもぴったり履く。

置冠服、有定位、勿亂頓、致汙穢

帽子や衣服を置くには決まった場所がある。乱雑に放り投げて、汚く散らかしてはならない。

衣貴潔、不貴華、上循分、下稱家

衣服は清潔を貴び、華麗を貴ばない。上は身分に合い、下は家の境遇に合うようにする。

對飲食、勿揀擇、食適可、勿過則

飲食に対しては好き嫌いせず、適当に食べればよく、過度にしてはならない。

年方少、勿飲酒、飲酒醉、最為醜

年がまだ若いうちは酒を飲むな。酒に酔うのは、最も醜いものである。

步從容、立端正、揖深圓、拜恭敬

歩くことは从容とし、立つことは端正にする。揖は深く円くし、拜は恭しくする。

勿踐閾、勿跛倚、勿箕踞、勿搖髀

敷居を踏んではならず、身を傾げて凭れてはならない。股を開いて坐るな、腿を揺さぶるな。

緩揭簾、勿有聲、寬轉彎、勿觸稜

廉を上げるにはゆっくりとし、物音を立ててはならない。曲がり角は余裕を残し、角にぶつかるな。

執虛器、如執盈、入虛室、如有人

空の器皿を持つ時は、満ちたものを持つように慎む。空の部屋に入る時は、中に人がいるようにする。

事勿忙、忙多錯、勿畏難、勿輕略

事をするに慌ててはならない。慌てれば間違いが多くなる。難を恐れず、また軽率に侮ってもならない。

鬥鬧場、絕勿近、邪僻事、絕勿問

喧嘩騒ぐ場には、絶対に近づいてはならない。邪僻不正のことは、絶対に聞き入れてはならない。

將入門、問孰存、將上堂、聲必揚

門に入ろうとしたら、まず誰がいるか声をかける。堂に上ろうとしたら、声を必ず先にあげる。

人問誰、對以名、吾與我、不分明

人が誰かと問うたら、自分の名を答える。ただ「私だ」と言うだけでは、聞き分けられない。

用人物、須明求、倘不問、即為偷

人のものを使うには、必ずはっきりと求めなければならない。もし問わなければ、それは盗みである。

借人物、及時還、

人のものを借りたら、期日通りに返す。底本はここに脱文の疑いがある。

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