Libo

辰州符咒大全 医治の類の符呪の画法と用法

民国 · 佚名(觉玄子序) · 第2巻 / 2

作盤ガイド: 暦注(黄暦), 万年暦

治呃逆符・治小児消疾符(二道)・治老人中風符

咒語:殺嘟,利,囁。筆順:先尚字頭,左作草書去字形,連下一豎向右上挑,右一劃折下加三點,下作已乙字形加三點。咒語:嘟,嘛,殺,嘛,吧,嚕,啼。筆順:先尚字頭,左斗字,連下一豎上挑,右方一劃折圈又一點一劃折圈,連下三點上挑,中寫一新字。

「治呃逆符」は、しゃっくりを止めるのに用いる。配するのは「秘字の呪」で、いくつかの音節しかない。殺嘟、利、囁——前文で言ったように、この類の呪はその義を解せず、音どおりに唱えればよい。画法:まず符頭の「尚」の字頭を書く(符の最上端の三画で、三清を表す)。左辺に草書の「去」の字形を書き、続いて一竪を右上方へ挑出す。右辺に一划を折り下ろして三点を加える。下面に「已」「乙」の字形を作り、三点を加える。「治小児消疾符」第一道は、小児の消瘦の疾に用いる。呪語は、嘟、嘛、殺、嘛、吧、嚕、啼。画法:まず「尚」の字頭を書き、左辺に「斗」の字を書き、一竪を続けて上へ挑く。右方に一划を折って圈となし、また一点一划してさらに折って圈となし、続いて下へ三点を上へ挑く。中間に「新」の字を書く。この類は医治用の符で、前文の体例により表黄紙に朱砂で書き、焚化して呑服するか佩帯に供する。

咒語:生,囁,啼,利,噻。筆順:先尚字頭,下寫一草字,左右各向原方上挑,中寫一乙字,中間加一豎,豎末兩曲下撇,另加一筆左右中三方各加三點。咒語:唵,嘟,生,利,嘛,囁。筆順:先尚字頭,左一點一劃上挑,右寫草體風字,連下三點上挑,中丙元二字。

「治小児消疾符」第二道は、底本の符名が前の道と重出するが、同じ症の別の一道の符である。呪語は、生、囁、啼、利、噻。画法:まず「尚」の字頭を書き、下面に「草」の字を書き、左右は各々本方向へ上へ挑く。中間に「乙」の字を書き、乙字の中間に一竪を加え、竪の末に二道の彎曲を作ってから撇き下ろす。別に一筆を加え、左・右・中の三箇所に各々三点を加える。「治老人中風符」は老人の中風に用いる。呪語は、唵、嘟、生、利、嘛、囁。画法:まず「尚」の字頭を書く。左辺に一点一划して上へ挑き、右辺に草体の「風」の字を書き、続いて下へ三点を上へ挑く。中間に「丙」「元」の二字を書く。

治頭痛符・治口臭符・治三陰瘧疾符・治血枯符

咒語:威,咭,利,噻,呢,吽。筆順:先尚字頭,左作草體示字上挑,連下四曲一豎三點上挑,左右中三方各加三劃一撇。咒語:尊,囉,咭,吧,噠,噻,啼。筆順:先尚字頭,左一小挑,連三點下豎,豎上加一示字,右四劃一豎,連下兩曲一挑,中加吉三二字,右加二點。

「治頭痛符」。呪語は、威、咭、利、噻、呢、吽。画法:まず「尚」の字頭を書く。左辺に草体の「示」の字を書いて上へ挑き、続いて下へ四道の彎曲、一竪、三点を上へ挑く。左・右・中の三箇所に各々三划一撇を加える。「治口臭符」。呪語は、尊、囉、咭、吧、噠、噻、啼。画法:まず「尚」の字頭を書く。左辺に一小挑して、三点を続けてから下へ一竪を書き、竪の上端に「示」の字を加える。右辺に四划一竪して、続いて下へ二道の彎曲、一挑。中間に「吉」「三」の二字を加え、右辺に二点を加える。

咒語:囉,嚕,利,尊,是,利,啼。筆順:先尚字頭,左角字一豎上挑,右張字三曲一豎上挑,中寫洗翟月三字,惟洗偏左方。咒語:唵,啼,囉,咭,利,尊,囁。筆順:先尚字頭,下一草體乾字,加一劃二曲一撇。

「治三陰瘧疾符」は、間日または三日ごとに発する瘧疾に用いる。呪語は、囉、嚕、利、尊、是、利、啼。画法:まず「尚」の字頭を書く。左辺に「角」の字を書き、一竪を上へ挑く。右辺に「張」の字を書き、三道の彎曲を作ってから一竪して上へ挑く。中間に「洗」「翟」「月」の三字を書き、そのうち「洗」の字は左方に偏らせる。「治血枯符」は血が虧え竭きる症に用いる。呪語は、唵、啼、囉、咭、利、尊、囁。画法:まず「尚」の字頭を書き、下面に草体の「乾」の字を書き、さらに一划、二道の彎曲、一撇を加える。以上の医治の各符は古い民間の符法に属し、ここではその画法・用法を記すのみである。

辰州符咒大全 鎮壓の類の符呪の画法と用法

鎮一切邪祟符・鎮宅安家符・鎮家宅流年不利符・鎮凶宅怪異符

功用:凡家宅不安,幽靈出現,用此符鎮之,無不應驗。咒語:天有天將,地有地祗,聰明正直,不偏不私,斬邪除惡,解困安危,如干神怒,粉骨揚灰。筆順:先畫左方二點,點尾上挑,如畫鳥狀,前置二小點,然後正中一大點,左方兩豎,右方一點,再從中間起筆向左作環形。左下方一點一撇,右方一豎帶勾,豎上寫二個夷字,勾旁邊畫一點一提,畫時念咒語三遍。

「鎮一切邪祟符」。用途:およそ家宅が寧まらず幽霊が現れるとき、この符で鎮壓する。呪文は言う。天の上に天将あり、地の下に地神あり。彼らは聡明正直にして、偏袒もせず徇私もせず。邪祟を斬除し凶悪を清除し、人の困厄を解き危を安に轉ず。もし神怒に觸犯する者あれば、身を粉にし骨を碎き灰を揚げん。画法:まず左辺に二点を画き、点の尾を上へ挑起し、形は鳥を画くよう。前面にさらに二つの小点を置く。次いで正中に大きな一点を點じ、左辺に二竪を書き、右辺に一点を點ず。さらに中間から起筆して左へ環形を画く。左下方に一点一撇。右方に一竪して鈎を帶び、竪の上端に「夷」の字を二つ書く(「夷」の字は「敕」の字に代わる)。鈎の旁に一点一挑を画く。画くとき呪を三遍唱える。

功用:凡平人家中張貼此符,可以消災降福,驅除不祥。咒語:天雷殷殷,地雷昏昏,六甲六丁,聞我關名,不得留停,迎祥降福,永鎮龍神。筆順:此符先畫一篆書的安寧兩字,在安字中間寫龍神永鎮四字,然後在龍字上畫一圈,將咒語寫入。寫至最後一字時順筆向左圈繞,口中唸咒七遍,唸完圈也塗完。

「鎮宅安家符」。用途:およそ尋常の人家でこの符を張り貼れば、灾を消し福を降ろし、不祥を駆除できる。呪文は言う。天雷は隆隆、地雷は沈沈。六甲・六丁の諸神、我が通報する名号を聞かば、滞留・停顿を許さず。祥瑞を迎え福澤を降し、永遠に宅中の龍神の位を鎮守せん。画法:この符はまず篆書の「安寧」の二字を画き、「安」の字の中間に「龍神永鎮」の四字を書く。次いで「龍」の字の上に一つの圈を画き、呪語を圈の中に書き込む。最後の字を書くとき、筆に順って左へ圈を繞らせ塗り抹し、口で呪を七遍唱え、唱え終わると同時に圈もちょうど塗り滿ちる。

功用:凡家宅流年沖犯,致人口疾病,怪異出現者,宜以符咒鎮之。咒語:焚香昭告,家宅六神,各居各位,勿亂勿紊,消災降福,坐鎮門庭。筆順:先在正中寫六神二字,向左作圈塗之,頌咒一遍,塗後向左右二撇,一橫一豎,豎下寫一鎮字,塗沒如下法。再從左方起筆徐徐向右方及下方圈去,圈後向左上提,旁加七點,又從右下方向左方作一提筆。

「鎮家宅流年不利符」。用途:およそ家宅がこの一年に流年の冲克を犯し、家人が病み怪異が現れたとき、この符呪で鎮解するのが宜しい。呪文は言う。香を焚き明白に禀告す。家宅の六位の神明、各々その方位に居り、錯乱せず紊雜せざらんことを。灾殃を消し福澤を降し、この一家の門庭に坐鎮せん。画法:まず正中に「六神」の二字を書き、左へ圈を画いてこれを塗沒し、同時に呪を一遍唱える。塗り終わったら左右へ各々一筆を撇き、さらに一横一竪を書き、竪の下に「鎮」の字を書き、下に言う法で塗沒す。さらに左辺から起筆し、緩やかに右方および下方へ圈を繞らせ、圈を終えたら左上方へ挑起し、旁に七点を加える。さらに右下方から左方へ一筆を挑く。

功用:凡一切凶宅或見過鬼怪,或害生人,以此符鎮之可以安居。咒語:杳杳冥冥,天地昏沉,雷電風火,官將吏兵,若聞關名,迅速來臨,驅除幽厲,拿捉精靈,安龍鎮宅,功在天庭。筆順:先在正中寫一斗字,由一豎之末,向右圈轉,至相交處轉向右直下,復折向右上方撇出。左右二豎上各寫一火字。左向左撇,右向右撇,末在中間起筆作五曲到底,下加一點,書時頌咒七遍。

「鎮凶宅怪異符」。用途:およそ一切の凶宅、あるいはかつて鬼怪を見たことがある、あるいは物が生人を傷つける場合、この符で鎮壓すれば安居できる。呪文は言う。杳杳冥冥の中、天地は一片に昏沈。雷・電・風・火の各部の官将吏兵、我が通報する名号を聞かば、迅速に降臨せよ。幽冥の厲鬼を駆除し精怪を拿捉し、宅中の龍神を安定しこの住宅を鎮めん。功労は天庭に記さる。画法:まず正中に「斗」の字を書く。その竪の末端から右へ圈を繞らせ、筆画と相交する処まで繞って右へ直下し、さらに折りて右上方へ撇き出す。左右の二竪の上に各々「火」の字を書く。左辺は左へ撇き、右辺は右へ撇く。最後に中間から起筆し、連ねて五道の彎曲を底まで作り、下面に一点を加える。書くとき呪を七遍唱える。

鎮新宅鬼祟符・鎮宅犯四凶符・鎮宅犯五鬼符・鎮宅犯七煞符

功用:凡新建之新宅,忽有鬼怪出現,宜用此符鎮之。咒語:魔星惡鬼,古洞精靈,舉頭同視,俯首同聽,上有六甲下有六丁,騷擾為厲,定乾雷霆,太上有令,命我施行。筆順:先在正中起向左右各一撇,再從其下畫一圈,圈中上方左右各加三點。然後在左方下豎連環作二圈,從下折轉左畫一圈,順勢向下撇。右方反之。再於二撇中寫一黃字,塗沒之,法如前。圈上加三點如鼠爪。圈下加一小畫,再從下方向左上方一提。

「鎮新宅鬼祟符」。用途:およそ新築の宅に忽然として鬼怪が現れたとき、この符で鎮壓するのが宜しい。呪文は言う。魔星・悪鬼、古洞の精靈。頭を擡げて見るは同じ一片の天、頭を低れて聽くは同じ一句の言。上に六甲あり、下に六丁の諸神あり。あなた若し騷擾し作祟して厲害と成らば、必ず雷霆の怒りに觸犯せん。太上老君の令ここにあり、我に命じて此の如く施行せしむ。画法:まず正中から起筆し、左右へ各々一筆を撇く。さらに撇き下ろして一つの圈を画き、圈中の上方の左右に各々三点を加える。次いで左辺に下へ一竪を書き、連環して二つの圈を画き、下から折り轉じて左へさらに一圈を画き、勢いに順って下へ撇き出す。右辺は相反する方向に画く。さらに二撇の中間に「黃」の字を書き、前の法で塗沒す。圈の上に三点を加え、形は鼠の爪印のよう。圈の下に一小画を加える。最後に下方から左上方へ一筆を挑く。

功用:住宅方位犯四大凶煞者宜用此符可解。咒語:雷祖聖帝,遠處天曹,掌管神將,鄧辛張陶,能警萬惡,不赦魔妖,雷聲一震,萬劫全銷。筆順:先一畫向右帶撇勢,其下寫鄧辛張陶四字,如前法塗沒之。正中向下一豎,順筆圈轉。先左方二圈,次右二圈。後及下方。圈法可自尋繪。然後折下至下方之中央,再作一圈順勢向右挑上,末加三夷於中。再寫一火字。

「鎮宅犯四凶符」。用途:住宅の方位が四大凶煞を犯したとき、この符で化解するのが宜しい。呪文は言う。雷祖聖帝は遠く天曹に居り、雷部の神将鄧・辛・張・陶を掌る(雷部の四大元帥・鄧伯温、辛漢臣、張元伯、陶元信)。彼らは萬惡を警戒し、魔妖を寬赦せず。雷聲一たび震えば、萬劫の殃はすべて消除す。画法:まず一画を右へ撇き勢を帶びて出し、その下に「鄧辛張陶」の四字を書き、前法に倣って塗沒す。正中に下へ一竪を書き、筆に順って圈を繞らせる。まず左方に二圈を画き、さらに右方に二圈を画き、それから下方へ至る。繞圈の具体の走法は自ら安排してよい。続いて筆を折りて下方の正中まで下り、さらに一つの圈を画き、勢いに順って右へ挑き上げる。末に中間に「夷」の字を三つ加える。さらに「火」の字を一つ書く。

功用:凡家中時有失物或人有東置西忘記等皆係五鬼為崇,以此符鎮之。咒語:五鬼五鬼,奔逐忙忙,迷人藏物,搬運無常,我奉敕令,逐厲避荒,如敢有違,化骨飛揚。筆順:先一畫向左方下撇共畫四曲,如草書虎字。至末一筆折向下方,向右方連作二圈,然後轉向右上方,中間加一豎,豎末寫一殷字,如前法塗沒之。

「鎮宅犯五鬼符」。用途:およそ家中でしばしば物を失くし、あるいは人が物を東に置いたのに西に置いたと忘れる類の怪事は、旧説ではみな五鬼の作祟とされ、この符で鎮壓する。呪文は言う。五鬼よ五鬼よ、終日奔忙して止まらず、人を迷惑し物件を藏匿し、搬來運去して常規なし。我は敕令を奉じ、あなたたちの厲鬼を荒僻の地に逐う。もし敢えて違抗する者あれば、骨を化し灰を揚げん。画法:まず一画を左方へ撇き下ろし、都合四道の彎曲を作り、形は草書の「虎」の字のよう。最後の筆に至って下方へ折り、右へ連ねて二つの圈を画き、それから右上方へ轉向す。中間に一竪を加え、竪の末端に「殷」の字を書き、前法に倣って塗沒す。

功用:凡犯七煞,家宅不安,疾病口角,終年不已。須用此鎮之。咒語:青龍居我左,白虎侍我右。朱雀護我前,玄武立我後,四方四神將,將我元形守,七煞是凶神,安敢入我戶。筆順:先從正中起筆,在左方向上一圈,至相接處折向下右方往上一圈,再往下折向左方上成一形,正中加一豎,兩旁各加一夷。然後從右方之圈中起,向左一撇,豎上左加二點,右加三點。

「鎮宅犯七煞符」。用途:およそ七煞を犯して家宅が寧まらず、疾病や口角が整年絶えないとき、必ずこの符で鎮壓しなければならない。呪文は言う。青龍は我が左に居り、白虎は我が右に侍立し、朱雀は我が前を護衛し、玄武は我が後に立つ。四方のこの四位の神将、我が本来の形体を守護す。七煞は凶神に過ぎず、怎で敢えて我が家門に進まん。画法:まず正中から起筆し、左方で上へ一つの圈を画き、筆画が相接する処まで画いて折りて下へ、さらに右上方へ一つの圈を画く。続いて下へ折りて左方へ、上へ收めて一つの形狀と為す。正中に一竪を加え、両旁に各々「夷」の字を一つ加える。さらに右辺のあの圈の中から起筆し、左へ一筆を撇く。竪の上端は左辺に二点、右辺に三点を加える。

辰州符咒大全 諸招の類の符呪の画法と用法

護身符・淨壇符・上香符・開天門符

功用:此符咒於將登法壇時用。咒語:誦淨身咒及護身咒各三遍。筆順:先寫敕令二字,左方二曲三圈,轉下向右方上挑,挑上加四曲,中間一劃一點,向右方一撇帶至左方加劃撇,正中間先作十字形,後加四小圈,上下寫護衛二字。

「護身符」。用途:この符呪は法壇に登らんとするときに用いる。呪語:「淨身呪」と「護身呪」を各々三遍唱える(底本の原注はこの二首の呪は書中に収めず、他書を尋ねるべしと言うが、その注は今人の加えたもので、今は刪去して録しない)。画法:まず「敕令」の二字を書く。左辺に二道の彎曲、三つの圈を作り、筆を轉じて下へさらに右方へ挑起す。挑筆の上に四道の彎曲を加える。中間に一划一点して、右へ一筆を撇きて左方に帶び、さらに一划一撇を加える。正中に先ず十字形を成し、随いて四つの小圈を加える。上下に「護衛」の二字を書く。

功用:此符咒於開壇之先施用。咒語:誦天蓬咒三遍。筆順:先寫敕令二字,其下寫秘文鬼字,下畫四圈,每圈上各加二曲下豎,中間亦作一鬼字,惟直豎而下,左右各上挑,豎末寫一玉字,左右各向下二小撇。

「淨壇符」。用途:この符呪は開壇の前に施し、壇場を清淨にするためである。呪語:「天蓬呪」を三遍唱える(底本のここにある今人の夾注も同じく刪去す)。画法:まず「敕令」の二字を書く。その下に秘文の「鬼」の字を書く。さらに下へ四つの圈を画き、各圈の上に各々二道の彎曲を加え、それから下へ竪を書く。中間にも「鬼」の字を一つ画くが、この鬼字は直く竪に下ること。左右に各々上へ挑く。竪の末端に「玉」の字を書く。左右に各々二小筆を下へ撇く。

功用:此符咒於上壇之後上香時用之。咒語:香咒三遍。筆順:先敕令二字,次左方逆作三圈下豎,右方向下作四曲,轉至上方下豎,逆作一圈上挑。

「上香符」。用途:この符呪は壇に登った後に香を上げるとき用いる。呪語:「香呪」を三遍唱える(底本のここにある今人の夾注もまた刪す)。画法:まず「敕令」の二字を書く。次いで左方に方向に逆らって三つの圈を画いてから下へ竪を書く。右方は下へ四道の彎曲を作り、上方へ轉じてさらに下へ竪を書き、逆に一つの圈を画いてから上へ挑出す。上香は法事の定まった環節なので、この符は淨壇符と前後相接して用いる。

功用:於作法之先用。咒語:(開壇咒)吾將祖師令,急往蓬萊境,急如蓬萊仙,火速到壇前,徜或遲延,有違上帝,唵哈哪咆咒。念七遍。筆順:先寫一大字,左右下豎,中三點,點下作人字形,人字外加二叉下豎,左右各寫一韋字,中間寫三個火字,豎末寫雷字塗沒,左右加二提。

「開天門符」。用途:法を作す先に用いる。呪語は前文に既に見えた「開壇呪」を用いる。我は祖師の法令を持ち、急いで蓬莱仙境に往き、蓬莱の仙人を急召し、火急に壇前に趕到せしむ。もし遅延せば、上帝の命に違抗するなり。末尾の「唵哈哪咆」は密語の声符。この呪は七遍唱える。(ここの「急如」は「急召」とすべき、「徜或」は「倘或」とすべきで、前文に録したものと小異あり。)画法:まず「大」の字を書く。左右に下へ各々一竪を書く。中間に三点、点の下に「人」の字形を作る。人字の外に二叉を加えてから下へ竪を書く。左右に各々「韋」の字を書く(「敕」の字に代わる)。中間に「火」の字を三つ書く。竪の末端に「雷」の字を書いて塗沒す。左右に各々一筆を挑く。

閉地戶符・塞鬼路符・召值時神將符一・召值時神將符二

功用:於作法之先用。咒語:同開壇咒。筆順:先敕令二字,其下寫閉斗二字,一劃之下逆作四圈上挑。功用:於作法之先用。咒語:同開壇咒。筆順:先敕令二字,其下寫閉斗二字,一劃之下逆作四圈上挑。

「閉地戶符」と「塞鬼路符」の二道は、用途と画法が完全相同なので、底本は同じ一段の文字を重出させている。用途:いずれも法を作す先に用いる。天門を開いた後にすぐ地戶を閉じ鬼路を塞ぎ、上界を通じて下界を閉ざし、鬼魅に入る路を無からしむ。呪語:「開壇呪」と同じ。画法:まず「敕令」の二字を書き、その下に「閉斗」の二字を書き、一划の下に方向に逆らって四つの圈を画いてから上へ挑出す。二符は名目が異なるが形制は一致するので、用いる場合に応じてそれぞれ呼べばよい。

功用:此符共十二道,咒一通,何時開壇,即用召何時神將之符。咒語:如值時神將咒。筆順:先二口平置,下一劃,左方一小豎,復一劃折向左方下豎,左內方再加一長豎,豎右作五個半口字形,右方四曲一豎,中間加子字,此係子時開壇用。功用:用法同符一。咒語:同符一。筆順:先寫一四字,次一劃折轉向左下豎,其下並作丑字,丑字下並作二火字,下一秘文鬼字,再一丑字,此符繫丑時開壇用。

「召值時神將符」。用途:この類の符は都合十二道あり、一通の呪語を配す。どの時辰に開壇するかに応じて、その時辰に值班する神將を召す符を用いる。呪語:相應の「值時神將呪」を用いる。第一道の画法:まず並んで二つの「口」を画き、下面に一划。左方に一小竪、さらに一划を折りて左方へ轉じてから下へ竪を書く。左内側にさらに一長竪を加え、竪の右辺に五つの半「口」字の形狀を作る。右方に四道の彎曲してから一竪。中間に「子」の字を加える。これは子の時に開壇するのに用いる。第二道は用法も第一道と同じで、呪語も同じ。画法:まず「四」の字を書き、次いで一划を折り轉じて左へ下へ竪を書き、その下に連ねて「丑」の字を書き、丑字の下に連ねて「火」の字を二つ書き、さらに下に秘文の「鬼」の字を一つ書き、最後にさらに「丑」の字を一つ書く。これは丑の時に開壇するのに用いる。底本には子・丑の二道のみ存し、残りの十道は収録されていない。

The original text is in the public domain. The Japanese is a machine-assisted translation of this library’s own Chinese paraphrase, checked against a fixed glossary so that technical terms match the definitions used elsewhere on this site. It is a reading aid and does not replace the original.