交
解説
交(こう)は老陰(ろういん)を表す。卦を揺する際、三枚の銅銭がすべて字(おもて)であれば交となり、「×」で記し、その数は六である。交爻は陰爻が動く象であり、動けば変が生じる——交が単(たん)に変わる、すなわち老陰が少陽(しょうよう)に変わる。これは物が消えて再び生じ、退いて再び進み、夜が明けて昼が来るようなものである。一爻だけが動く場合、交は未来を主(つかさど)り、占った事柄は多くが将来において応じる。動爻は卦の中の要(かなめ)であり、卦を断ずるにはその生剋(せいこく)用神(ようしん)と変じた爻の喜忌(きき)を見なければならない。
