長生
古典の原文
四曰长生,万物发生向荣,如人始生而向长也。
解説
十二長生の首位で、草木の芽吹き・嬰児の誕生のように万物が欣欣として生じる位である。生気が勃発し純真に上に向かい、根源に恃むところがあることを主る。その気は清くて綿長だが、根基がまだ立ち初めなので最も冲剋を忌む。命式や運にあれば事の始まり・生機の萌動・創生の力を象し、成長の余地が大きく前途のある位である。 実際の占断では、所在の宮位や同宮・対照する星曜、会照する吉凶の星、そして大限・流年の巡りを併せて総合的に判断する。単独で見れば傾向と方向性が分かるが、定説となる答えは盤全体の組み合わせの中から生まれる。
関連項目
- 沐浴また「敗」ともいい、初生の沐浴で垢を去るように、果苗が殻を脱ぎ形は柔脆で傷つきやすい位である。新旧の交代と変動不定を主り
- 冠帶少年が冠を加え帯を束ね、万物が次第に栄え秀でるような位である。成長して成を得、礼に循い上に向かい、儀表と気度を重んじるこ
- 臨官また「建禄」ともいい、人が出仕して官に臨み、万物が秀実するような位である。成熟して独立し、責任を担い当たることを主り、禄
- 帝旺壮年の鼎盛・万物成熟の極みのような位である。気勢が最も旺んで功が成り為すことができ、帝を輔けて大いに為すことを主る。然る
- 衰盛んから衰えに転じ、万物の形が衰え気が退くような位である。旺より弱に入り力が及ばぬことを主り、成を守り重きを持ち張揚すべ
- 病人の恙を染め、万物が疲れを現すような位である。機能が退化し事に牽絆・阻滞が多く、旧いものが挑まれる象を主る。性は多く敏感
- 死気力が枯竭し、万物が凋零するような位である。静止・沉寂・変動の収束を主り、旧局が終わろうとして気は転換を待つ。性は多く専
- 墓また「庫」ともいい、蔵に帰り入るように万物が功を成して収まる位である。收藏・蓄積・沈潜・守成を主り、庫に財気を蔵する象が
