Libo

太陰出垣入垣

辽 · 耶律纯 · 第2巻 / 2

作盤ガイド: 八字作盤

羅計界出太隂,若登殿駕祿貴者吉,居煞者□。月乃桑星,有晦朔玄望,全藉諸星輔之:日生宜木、水、氣、日,夜生宜金、孛、計、火、羅,在太隂之前後見。最怕隂陽反背,諸星失志。太隂前有吉星,相近祿貴,後有惡煞趕趂,尤吉。

羅睺・計都が太陰を本垣より逼出す。この時太陰が若し殿・駕・禄・貴の位に登ること能わば便ち吉、若し煞位に落ちれば便ち凶なり(底本字を缺き「□」を作す。「凶」の字に当たる)。月は陰柔の星に属し、晦・朔・弦・望の盈虧・変化有り、全く衆星の輔佐に靠る。白天に生まれた人は木星・水星・気・太陽を見るに宜しく、夜裏に生まれた人は金星・孛・計都・火星・羅睺を見るに宜しく、これらの星は太陰の前後に出現すべし。最も怕るるは陰陽の顛倒・錯位、衆星の各々その所を失うなり。太陰の前面に吉星有り、又た禄星・貴人に靠近し、後面に悪煞有りて追趕するは、却って更に好し(此の句の底本は「尤吉」と作り、文義と似て合わず。あるいは「尤急」に作るべきか。今は仍ほ底本に従う)。

通関例

從夘上起子逆數,以丑加寅,以寅加丑,夘加子,辰加亥,巳加戌,午加酉,未加申,申加未,酉加午,戌加巳,亥加辰。子卯相通,丑寅相通,辰亥相通,巳戌相通,午酉相通,未申相通。如人立命子,通闗夘,若夘宮有祿貴殿駕,有火羅命母,則一生吉利;如通刄刼破碎,有木氣鬼星,則一生迍蹇,學者宜知之。

「通関」の排法:卯宮より子を起こり、逆に数え下して、丑を寅の上に加え、寅を丑の上に加え、卯を子の上に加え、辰を亥の上に加え、巳を戌の上に加え、午を酉の上に加え、未を申の上に加え、申を未の上に加え、酉を午の上に加え、戌を巳の上に加え、亥を辰の上に加う。是の如くして、子と卯は相通じ、丑と寅は相通じ、辰と亥は相通じ、巳と戌は相通じ、午と酉は相通じ、未と申は相通ず。譬えば一人の命宮が子に立てば、その通関宮は即ち卯なり。若し卯宮に禄星・貴人・殿星・駕星有り、又た火星・羅睺有りて命主の母と為れば、則ち一生・吉利なり。反対に、若し通関宮の裏が羊刃・劫煞・破碎にして、又た木・気・鬼星有れば、則ち一生・困頓・蹇滞なり。学者は当にこの道理を識るべし。

限入空関

限入空關,作神煞星辰,遼逺又無情,流年沖到招□煞,定作南柯夢裡人。限到當生所在煞上無星,主事兩旁三合之星亦復遼逺,即為空限。若火、羅、計、孛持戰於此限之正度,即為夢蝶人矣。

大限が「空関」に走り入るとは、この一歩の限の上に神煞・星辰が排列するといえど、それらは離るること甚だ遠く我と渉り無し。一旦流年が冲到して凶煞を招来せば(底本字を缺き「□」を作す。「凶」の字に当たる)、此人は注定して南柯一夢中の人を為る——即ちこの限に死す。いわゆる空限とは、行限が出生時の凶煞の所在の処に走り至り、而して此処に星曜の坐守する無く、事を主る星も两旁の三合の位に隔たること甚だ遠きを指す。これを「空限」と謂う。若し火星・羅睺・計都・孛星が恰もこの一限の正度の上に於て互いに争戦せば、則ち荘周の夢蝶がごとき一去不返の人と成る。

生時限身命二位,若值氣木星守之,宮主出在閒極位,故為僧道。如更入廟旺及生時在貴科,必主為髙上僧。如羅獨守主大權,夜生土、孛尅身,後必還俗。如犯刑煞主徒流歸俗,如有救神即免。

出生時の行限の所在と身宮・命宮のこの両つの位置が、若し「気」と木星に守られ、而して宮主星がまた清閑の極みの位置に落つれば、この種の人は多半・出家して僧道を為る。若し再び廟旺の地に入り、あるいは出生時に貴人・科名の星に逢えば、必ず地位崇高の高僧と成る。若し羅睺一星に独守せられれば、大権を主掌す。夜裏に生まれた人にして若し土星・孛星に身宮を剋傷せられれば、後に必ず還俗す。若し刑煞に触犯せば、徒刑・流放に因りて還俗するを主る。若し救護の星有れば、即ち免れ得べし。

凶星如忌。如奪固□星也,金、羅、計、孛、火、土化惡亦惡。一惡星在後行,緊闗末闗將盡,又有一□星初闗緊闗方來,惡星光芒相射,必為薤露人矣。又如剛星得田財戰鬬,或剛星聚吉戰鬬,相尅得氣救觧,只恐氣之光星一出,或忌或奪來迎,皆主大憂,亦速死無饒矣。

凶星は「忌」神の如く可怕なり。「奪」はもとより凶星なり(底本字を缺き「□」を作す。「凶」の字に当たる)。金星・羅睺・計都・孛星・火星・土星が若し化して悪曜と為れば、亦た同じく悪なり。假使一顆の悪星が後面より行き来り、眼看くに緊関・末関は将に走り尽さんとす。而も又た一顆の凶星がまさに初関・緊関より迎面して来る。両顆の悪星、光芒対射すれば、此人は必ず「薤露歌」中の送葬の人と成る。又譬えば剛強の星が田宅・財帛宮に於て争戦し、あるいは剛強の星が吉宮に聚まりて争戦すれば、もとより相剋と「気」を以て解救し得べし。只怕るは「気」という星の光が一たび露れ出づれば、「忌」か「奪」が迎え上る。那れは皆大憂を主り、亦た間もなく死す。絶えて寛饒無し。

金星帶煞,遇羅星二煞相生,奈倒評老幼反常渾不利,閻王來詔入蓬瀛。金星帶奪於闗內正度,或鋒鋩交承之際,或火土二煞星為主限,而金、孛、羅兼,老人遇此於生旺,少年逢此於死絕,此等格局多死。

金星が煞気を帯び、又た羅睺に遇えば、両つの煞星は互いに助長し、奈何ともし難し。この一断法は老と少の常理を顛倒し、どう算しても利無く、只だ閻王の詔を下し、人を蓬莱・瀛洲に召すを待つ——即ち死亡なり。具体的に言えば:金星が「奪」を帯びて関内の正度の上に落ち、あるいは鋒芒の交接の際に正しく当たり、あるいは火・土の二煞星を以て主限と為して、而して金星・孛星・羅睺がまた一并に加入す。老人がこの種の局面に遇いて星が生旺の地に在り、少年がこの種の局面に遇いて星が死絶の地に在る。この類の格局は多半・死を主る。

金牛霊□詩

限主還元大可愁,五星帶奪煞同謀,更兼忌曜來助虐,此命湏登白玉樓。倒限之法,奪星為第一,奪星行限逢氣生起,或宮主相生,或化惡背時,決然倒限。火土名忌乃煞星也。二星相□謂之二煞同謀,最為□害。此等格局,雖有過北斗之資,亦難買無常之厄,如忌奪相□相尅,謂之二煞,是反目十度之外相逢,不過見災而已,雖□亡亦可救也,如行限過之死無疑矣。

歌訣にいう:限主星が本元の位に帰るは、最も是れ憂うべし。五星が「奪」煞を帯びて同じく謀害し、再加うるに「忌」曜の来りて凶虐を助長すれば、この命は当に白玉楼に登るべし——即ち文士の死なり。以下、解説す:限を推倒する方法は、「奪」星を以て第一の要看と為す。「奪」星が行限するに若し「気」に逢いて生発し、あるいは宮主星がそれと相生し、あるいはそれが化して悪曜と為りて而又た時令に背離せば、則ち必ず倒限す。火星・土星は「忌」と称し、亦た煞星なり。両星の相遇すれば(底本数処の「□」は残缺字で、「遇」「凶」の類に当たる。臆補は敢えてせず)、これを「二煞同謀」と謂い、為害最も烈し。この種の格局は、たとい北斗七星の如き福資を超過する有るも、無常の索命の厄を買い脱し得ず。若し「忌」と「奪」が相遇して而も互いに剋制せば、同じく二煞と称すといえど、却って彼此・反目し、且つ十度の外に於て相逢うは、ただ些かの災殃を見るに過ぎず。たとい凶亡の象有るも、なお救い得。但し若し行限がまさにこの位置を走り過ぐれば、則ち必ず死す。疑い無し。

煞星帯刄

火土雙星帶刄來,那堪垣廟兩和諧,流年太嵗來沖倒,任是公侯也受災。火土二曜乃煞星也。況又帶奪。其惡尤甚。又且得經得垣。加之太嵗月將沖動。為禍不可勝言。限行到此,雖有扁鵲之智,亦不能救。若二星身帶刄、破碎、的煞決不善終。

歌訣にいう:火・土の両顆の星が羊刃を帯びて一斉に到来すれば、何ぞ禁じ得ん、それらが本垣・本廟に於て配合して那般に和順なるを。一旦流年・太歳が前来して冲倒せば、たとい公侯の貴も災を受く。解説:火・土の二曜はもとより煞星、況んやまた「奪」を帯ぶれば、凶悪は更に甚だし。再加うるにそれらが各々常度に合し、又た各々本垣を占め、力量強旺にして、又た太歳・月将に碰して来り冲動せられば、醸成する禍患は説くも説き尽くせず。大限が此処に走り至れば、たとい扁鵲の如き医術・智慧有るも、救い帰らず。若しこの両顆の星が身宮に在りて又た羊刃・破碎・的煞を帯ぶれば、此人は決して善终を得ず。

論倒限

太嵗為眾煞之主,統眾煞行於黑道中,所以為災不違時刻,□人夀夭、窮困、終身、□吉、婚姻,身命宮位日月命主俱落煞鄉,更煞神拱夾,又占髙強,縱或得福,皆非長乆之道。限入煞鄉,未免死於非命,或吉為□神所惱,凶為吉神所臨,刑害可知,宜加詳審。

太歳は衆煞の統領で、群煞を率領して黒道の中を行走す。故にその降灾するに時刻を錯えず。人の寿夭・窮困・終身の遭際・吉凶・婚姻(底本数処の「□」は残缺字で、「凶」の類に当たる)は、皆それを看るを要す。若し身宮・命宮の位置および日・月・命主星が統べて煞郷に落ち、煞神がまた两旁より拱夾し、還た強旺の位を占居せば、則ちたとい一時に福を得るも、長久の道に非ず。大限が煞郷に走り入れば、非命の死を免れ難し。あるいは吉星が凶神に糾纏せられ、あるいは凶星が吉神に圧臨せられ、その中の刑傷・禍害は推知し得べし。当に仔細に審察すべし。

故有十忌:一忌破祿;二忌空亡馬;三忌太嵗當頭;四忌坐煞向煞;五忌煞星得志;六忌限入鬼鄉;七忌粧鬼局;八忌二煞夾限;九忌命主受制;十忌母星尅令。立命行限此十忌,為凶至慘。《經》云:夀元不求定休論,處世多屯常冷淡。若見當生日月命主俱各受制,大限方入煞神之初,或出煞神之末,不見救星來,未有不□者。今分諸煞旺弱為詩二十首於後。

是に因りて「十忌」有り:一に忌む、禄星の冲破せらるるを。二に忌む、駅馬の空亡に落つるを。三に忌む、太歳の正しく命の上に圧するを。四に忌む、煞の上に坐して又た煞に対するを。五に忌む、煞星の勢を得て権に当たるを。六に忌む、大限が鬼郷——即ち我を剋する地——に走り入るを。七に忌む、「装鬼局」を構成するを。八に忌む、両つの煞星が大限を夾むを。九に忌む、命主星の制を受くるを。十に忌む、我を生ずる母星の時令に剋されんを。命を立て限を行くにこの十忌を犯せば、凶険極点に至る。《経》の上に説かく:寿元は求め行くに及ばず、早已に注定せり。多く論ずるを用いず。この種の人は世に処りて多く屯難有り、常に冷落・凄凉なり。若し出生時に日・月・命主の三者が各々制を受け、大限が剛に煞神の起首に進み入り、あるいはまさに煞神の末尾より走出すを見、又た救星の前来するを見ざれば、凶ならざる無し(底本字を缺き「□」を作す。「凶」の字に当たる)。今、各種の煞星の旺と弱を分別して二十首の詩に編み、後に附す。

倒限詩二十首

刼煞元來是煞魁,身空命主不湏來,若為鬼局應當死,煞曜臨之不必猜。若是無星居此位,更於三合細推排,天盤加得凶星到,命似風燈不久摧。要知三煞最為□,直難同臨不善終,三合無星更湏忌,煞星切莫又相逢。日月二曜同居此,官祿臨之禍愈隆,大限相將離煞尾,黃泉之下定行蹤。

第一首は劫煞を講ず:劫煞はもとより衆煞の首、身宮が空に落ちて命主星は更に此処に来るべからず。若し再び「鬼局」——即ち身を剋する局——を構成せば、当に死すべし。凶曜が頭に臨むは更に猜むを須いず。假使この位置に坐守する星無くんば、还要って三合の位に於て細細に排查すべし。一旦天盤が推移して凶星を此処に加えば、性命は風中の残灯の如く、久しからずして便ち摧折せん。第二首は三煞を講ず:要知るべし、三煞は最も凶なり(底本字を缺き「□」を作す。「凶」の字に当たる)。それらは簡直に同時に命に臨むべからず。臨めば善终を得ず。三合の内にまた吉星無ければ、就更に忌諱す。切莫れ、再び別の煞星と相逢うこと。若し日月の二曜も亦た此の地に同居し、再有りて官禄の星が圧臨せば、禍患は就更に深重なり。大限が眼看くに煞の尾段を走出さんとする時、此人の行蹤は已に注定して黄泉の下に在り。

煞中羊刄最為□,身命同臨主破刑,大限一交當畏懼,煞星在上恐難行。若無□曜尤當忌,局勢參詳判死生,三合更加神煞拱,才離羊刄入幽□。皆言七煞是亡神,莫道亡神禍患輕,身命若還居此地,貧窮蹇滯過平生。凶星惡曜加臨到,大限渾如履薄氷,三合更湏明審察,煞來夾拱更難行。

第三首は羊刃を講ず:衆煞の中は羊刃が最も凶、身宮・命宮が一同に此に臨めば、破財・受刑を主る。大限が一たび此処に交り至れば当に畏懼すべし。煞星がまた上に圧すれば、只怕る走り過ぐること難きを。倘若此処に一顆の吉曜も連らず無ければ、尤も忌を要す。須くは整个の局勢を参詳し清楚にして生死を判定すべし。若し三合の内に又た神煞の拱来有れば、則ち剛に羊刃を離れて、便ち幽冥に進む(底本数処の「□」は残缺字で、「凶」「冥」の類に当たる。臆補は敢えてせず)。第四首は亡神を講ず:人は皆七煞は即ち亡神と言うも、亡神の禍患の軽しと為すを得るなかれ。身宮・命宮が若しこの位置に落ちれば、一辈子・貧窮・蹇滞す。再有りて凶星・悪曜が加臨せば、行大限は同じく薄氷の上に踏むが如し。三合の位は更要って看明・審察すべし。若し煞星が前来して夾拱せば、この一歩の限は就更に走り難し。

已中的煞金生處,煞氣嚴凝人畏懼,莫教刼煞又同宮,便主黃泉尋去路。若為水命土星到,粧起煞神真局勢,世人莫只忌秋生,四季生人尤可畏。酉中的煞旺中金,金氣秋霜煞氣深,羊刄若還同到此,煞星日月不湏臨。若非惡氣湏言夭,大限才交便促行,太嵗當頭又沖動,此身安有可延生。

第五首は巳宮の「的煞」を講ず:巳は金の長生の処、的煞が此に在れば、煞気は森厳・凝重にして人を畏懼せしむ。切莫れ、劫煞をして又たそれと同宮せしむること。則ち黄泉の路の上に往かん。若し是れ水命にして土星が又到れば、土は水を剋し、就ち一副の真の煞神の局勢を擺出す。世人はただ秋天生まれの人を忌諱するなかれ。実は辰戌丑未の四季月生まれの人は就更に可怕なり。四季は土に属するを以てなり。第六首は酉宮的的煞を講ず:酉は金の旺地、的煞が此に在れば、金気は秋霜の如く、煞気極めて深し。羊刃が若しも亦た一同に到来せば、煞星と日月は就ち皆此処に臨むべからず。若し是れ悪気の冲撞に非ずとも、亦た夭亡と説くべし。大限が剛に一たび交り入れば、脚步は就ち急促す。太歳がまた頭に当たりて冲動すれば、この条の命は何ぞ还能く延続せんや。

的煞如逢在丑宮,煞神歸庫不為□,更加三煞幷羊刄,限數存亡頃刻中。若是亡神煞星到,雖煞不死也為□,若為日月三方拱,禍患憂危更不同。限星不入煞神同,日月三方拱更□,兩煞夾之尤可畏,天盤加到禍重重。午宮坐命尤嫌木,亥上還為八煞宮,不必木星同到此,水星若到亦當終。

第七首は丑宮的的煞を講ず:的煞が若し丑宮に落ちれば、丑は金庫、煞神は帰りて庫中に入る。もとより凶と算せず(底本数処の「□」は残缺字で、「凶」に当たる)。但し若し再加うるに三煞と羊刃あれば、則ちこの一限の存亡は頃刻の間に在り。若し亡神と煞星も亦た到れば、煞有るも死に至らずと雖も、仍ほ凶険なり。若し又た日月に三方より拱夾せられれば、禍患・憂危は就更に一般ならず。第八首は限星と煞を講ず:行限の星が煞神と同宮せざれば、もとより事無かるべし。但し日月が三方より拱来すれば却って更に凶なり。両つの煞星が限を中間に夾むは、尤も可畏なり。天盤が推移して再加うるに凶星有れば、禍患は層層・畳畳たり。午宮に命を坐するは最も木星を嫌う。亥宮は又たいわゆる「八煞宮」なり。其の実、木星が同じく此の地に到るを須いず。水星が若し到れば、一様に性命を終結せん。

局勢尤當子細推,世人不識此天機,煞星不到還湏忌,鬼曜臨之限亦危。設若太隂居鬼局,才交限局便傾危,更加刼煞幷羊刄,煞在天盤禍不遲。星家倒限有真機,第一先將煞曜推,切莫一途拘泥著,湏看命主有無虧。命星安穩無刑尅,此身平善寔無疑,若為命主遭他害,任是神仙也皺眉。

第九首は整体の局勢を講ず:局勢は尤も仔細に推敲を要す。世人はこの層の天機を懂得せず。たとい煞星が到らずとも、亦た仍ほ忌諱を須す。「鬼曜」即ち身を剋する星が限に臨むを以て、この一限は一様に危険なり。假使太陰が鬼局の中に落ち、剛にこの一歩の限に交り進めば、形勢は就ち傾危す。再加うるに劫煞と羊刃有り、天盤の上に又た煞有れば、禍事の来るは毫も遅疑せず。第十首は倒限の訣竅を講ず:星命家の倒限を推すに自ら真機関有り。第一に先ず煞曜を推すを要す。但し切莫れ、只だこの一条の路に拘泥すること。還須く命主星に虧損有るや無きやを看るべし。命主星が安穏にして刑剋を受けざれば、此の身の平安・無事は確かに断定し得べし。若し命主星が別の星の傷害に遭えば、則ち神仙に任すとも亦た眉を皺めん。

欲識煞神停力處,二煞中同人畏懼,更看加合反覆宮,煞神飛到誠為慮。縦然煞星不加臨,湏忌行年太嵗侵,行年煞星照臨著,天命傾危不可禁。刼煞怕頭三煞尾,羊刄兩頭皆要忌,羊刄若在相貎宮,破相毀形端的是。此煞排歸八煞中,太隂飛到為□比,羊刄刼煞扶兩旁,禍起之時難可避。

第十一首は煞神の力を発する処を講ず:要知るべし、煞神は何れの処に停住して力を発するや。両つの煞星が同居して一処に在るは最も人を畏懼せしむ。还要って天盤の加臨・宮位の反復・推移の後、煞神が何れの処に飛到せしを看るべし。那れは乃ち真に憂慮に値す。たとい煞星が加臨せずとも、亦た行年・太歳の来り侵犯するを防ぐを要す。一旦行年上の煞星が照臨せば、天命の傾危は就ち挡い止め得ず。第十二首は劫煞と羊刃を講ず:劫煞は限の起頭に在るを怕れ、三煞は限の末尾に在るを怕れ、羊刃は則ち一頭一尾皆忌を要す。羊刃が若し相貌宮に落ちれば、破相・毁容は確定・無疑なり。この煞は「八煞」の内に帰属す。太陰が飛びて此処に到れば便ち凶と成る(底本字を缺き「□」を作す。「凶」の字に当たる)。羊刃・劫煞が再び两旁より扶持せば、禍事の発作する時は就ち躲避し難し。

煞若飛□□又□,莫安身命在其中,欲知鬼局十分重,命主隂陽不可逢。此煞不湏和合看,只將地局究其功,若還行限臨其地,煞曜臨之不善終。煞神不可例言□,煞落空亡迥不終,日月不臨命不到,煞星不在命無□。若還限脫煞神尾,必定為災福不隆,此是天機真妙處,根基淺薄禍無窮。

第十三首は飛煞を講ず:煞が若し某処に飛到して而又た凶の上に凶を加うれば(底本三処の「□」は残缺字で、「凶」に当たる)、就ち身宮・命宮をその裏に安んずるなかれ。要知るべし、鬼局の分量は極めて重し。命主は陰に属するも陽に属するも、皆それと相逢うべからず。この種の煞は何の和合を看るを須いず。只だ地支本局に就いてその作用を推究すべし。倘若行限がまさに彼の塊の地方に走り至り、凶曜が頭に臨めば、必ず善终を得ず。第十四首は煞必ずしも尽く凶ならざるを講ず:煞神は一概に凶と説くべからず。煞が空亡の裏に落ちれば、却って終に凶と為らず。日月が此処に臨まず、命宮も亦た此処に到らざれば、煞星は既に命の上に在らず、命に凶無し。然れども若し行限が剛に煞神の尾巴を脱出せば、亦た必ず一場の災に遭い、福気は隆ならず。これは天機中の真正精妙の処なり。根基の浅薄の人が碰上すれば、禍患は就ち無窮なり。

煞星難曜分生旺,春夏秋冬仔細推,若是煞星來秉令,也分晝夜論安危。若為反背湏還忌,夀算摧殘禍有基,刃煞更臨人畏懼,此身安有百年期。寅丑二宮中立命,隂陽合作難星看,夜陽晝月誠為忌,煞位相逢限不安。若在貴人幷祿上,也湏減力命凋殘,若還煞拱凶尤甚,限數初交死不難。

第十五首は煞星の旺衰を講ず:煞星と凶曜も亦た生旺・衰死を分かつ。春夏秋冬の四季は須く仔細に推算すべし。若し煞星がまさに令に当たり勢を得ば、还要って白天生れ・夜裏生れを分かちて安危を論ずべし。若し日月・陰陽が顛倒・錯背すれば、尤も忌を要す。寿数は摧折せられ、禍患は此より根基を扎し下さん。再有りて羊刃の煞が圧臨せば、更に人を畏懼せしむ。この条の命は那れに還た百年の期有らん。第十六首は寅丑二宮を講ず:寅・丑の両宮に命を立て、陰陽交合す。要って難星と当作りて看るべし。夜裏に生まれた人が反対に太陽を以て主と為し、白天に生まれた人が反対に太陰を以て主と為すは、皆忌諱なり。再び煞位の上に於て相逢えば、この一限は就ち安寧を得ず。たとい貴人・禄星の上に坐するも、亦た力量を減去し、命途は凋零す。若し再び煞星に拱夾せられれば、凶険は更に甚だしく、大限が剛に交れば死す。稀奇と為すに足らず。

若論閭浮死惡人,命身俱各值凶神,煞星入命命入煞,日月臨之必害身。更怕煞神來拱夾,刑囚為煞更相侵,必然死在刀兵下,命似殘花滿地零。人行空限無星照,限若無星福不生,加合通闗煞神至,煞神在上空難行。非惟貧困多□禍,破蕩田財似水傾,限度若臨天命絕,縱然度得也伶仃。

第十七首は横死の相を講ず:若し彼らの非命に死する悪人を論ぜば、往々にして命宮・身宮が皆凶神に碰上す。煞星が命宮に進み入り、命宮が又た煞地に落ち入り、日月が再び圧臨せば、必ず身宮を傷害す。更に怕るるは煞神の两旁より拱夾し、「刑囚」が化して煞星と為りて輪番に相侵するを。則ち此人は必ず刀兵の下に死し、性命は残花の如く零落して地に満つ。第十八首は空限を講ず:人が「空限」を走るに、星曜の照臨無く、限の上に星無ければ、福は就ち生出し得ず。若し天盤が加合し、通関の位が又た煞神を引到せば、煞神が上の頭に圧し、この段の空限は更に走り過ぎ難し。只だ貧困・多く凶禍に遭うのみならず(底本字を缺き「□」を作す。「凶」の字に当たる)、田産・家財に至るも流水の如く傾瀉・破敗す。この一限の度数が若しまさに天命の断絶の処に碰上せば、たとい僥倖に熬り過ぐるも、亦た孤苦・伶仃なり。

煞曜從來怕冷窺,飛光落影是先機,若還大限行臨此,隂府王官立限追。餘曜為□□更甚,度躔黑道禍相隨,五星為煞分強弱,受制還湏見福遲。日月同居官祿宮,限星入此福偏隆,若還入到中間度,稱意中亡總是空。不必煞星幷煞局,刑囚為煞更相攻,欲尋倒限真奇訣,驚倒人間學術翁。

第十九首は飛光落影を講ず:凶曜は従来、暗に窺伺せらるるを怕る。いわゆる「飛光落影」は即ちそれが先に露出する機兆なり。倘若大限がまさに此処に走り至れば、陰間の王官は立刻に限を立てて来り命を索む。四余が化して凶曜と為る時は為害更に甚だし(底本二処の「□」は残缺字で、「凶」に当たる)。行度が又た黒道の上を走れば、禍患は便ち影の形に随うが如し。五星が化して煞と為るも亦た強弱を分かつ。一旦制を受ければ、福を得るは就ち遅緩せん。第二十首は日月の官禄に居るを講ず:日月が同じく官禄宮に在り、行限の星が此の宮に進み入れば、福気はもとより格外に隆盛なり。然れども若し両星の中間の度数の上に走り至り、まさに称心・如意の時に当たりて忽然として死去せば、一切は空と成る。これは甚だしきは煞星か煞局有るを須いず。只だ「刑囚」が化して煞と為りて輪番に来り攻むれば足る。倒限を推する真の奇訣を尋ね得んと欲せば、この一条は足りて世間の星命を講ずる老先生を驚倒せしむ。

雑論倒限

限度尤防直照臨,如限是土度,忌見真木加,以限主宿弱,倒限流年煞星添力亦然,三合尤切。限度防戰闘,火頭孛尾皆為大災。若計孛□星一迎一送,決主倒限,本宮三合仔細詳之。亦有當生限無星辰,被流年凶星尅倒者,凶星戰闘者,如火孛、水計、計孛、孛羅等亦倒限。

行限の度数は尤も凶星の正面より照臨するを防備を要す。譬えばこの一限が土に属する宿度の上に落ちれば、就ち真の木星の加臨を忌諱す。木は土を剋して限主の宿を弱めしむるを以てなり。流年上の煞星が再び来りて一分の力量を添えば、同じく倒限せん。三合の位の影響は尤も贴切なり。限度は還た星曜の争戦を防ぐを要す。火星が前頭に在り、孛星が後尾に在るは、皆大災の象なり。若し計都と孛星が一顆は迎えて前に在り、一顆は送りて後に在れば(底本字を缺き「□」を作す。「凶」か「二」の類の字に当たる)、必ず倒限す。本宮と三合の位は皆仔細に推詳を要す。亦た出生時にこの一限にもとより星辰の坐守無く、却って流年の凶星に剋倒せらるる者有り。還た凶星が彼此争戦して倒限する者有り。譬えば火と孛、水と計、計と孛、孛と羅の相遇は、皆倒限せん。

人命忌星行限,十有九凶,日生火,夜生土,為煞則災重,納音逢奪必有重災,限行到此,更逢為煞必死。為主之星不論化氣,會主之星復論化氣,煞星若化氣,為禍亦輕。若化凶尤緊。木星化吉為福大,化凶為凶,亦屢照命限者,主尅至緊。

人の命中に若し「忌」星に限を主らしめば、十次に九次は凶なり。白天に生まれた人は火を以て忌と為し、夜裏に生まれた人は土を以て忌と為す。この両者が一旦化して煞星と為れば、災禍は就ち重し。若し納音五行が又た「奪」に逢えば、必ず重災有り。行限が此処に走り至り、再び化煞の星に遇上せば、必ず死す。疑い無し。限主たる彼の星は、更にその化す何の気かを論ずるに及ばず。而も限主と会合する星は、則ちその化気を論ずるを要す。煞星が若し只だ「気」に化するは、禍を為すも還た軽しと算す。若し凶曜に化せば、就ち格外に緊要なり。木星が化して吉星と為れば、福分は甚だ大なり。化して凶星と為れば、即ち凶なり。これらの星が若し又た屢々命宮と限上に照到せば、剋傷の来るは最も急なり。

The original text is in the public domain. The Japanese is a machine-assisted translation of this library’s own Chinese paraphrase, checked against a fixed glossary so that technical terms match the definitions used elsewhere on this site. It is a reading aid and does not replace the original.