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黄庭内外景经 · 第1巻

魏晋 · 佚名 · 第1巻 / 4

黄庭内外玉景経。

道家典籍

まず老子と荘子内篇を読み、列子・文子・淮南子へ進む。道教が「道」をどう修持として書いたかを見るには、陰符経・黄庭・参同契・悟真篇と抱朴子を読む。

黃庭內外玉景經

黄庭内外玉景経。

內景經

内景経。

上清章第一

上清章第一

上清紫霞虛皇前,太上大道玉晨君,閒居蕊珠作七言,散化五形變萬神。

上清・紫霞・虚皇の座の前において、太上大道(老子がこの字を借りて万物の本原と運行のあり方を指し示したもので、それ自体は名づけられません)玉晨君が、閑居して蕊珠宮に七言を作り、五形を散化し、万神を変化しました。

是為黃庭曰內篇,琴心三疊舞胎仙,九氣映明出霄間,神蓋童子生紫煙。

これがすなわち黄庭で、内篇と称します。琴心三畳して胎仙を舞い動かし、九気(万物を構成し貫通する流動するもの)が映え明るく霄漢のあいだより出て、神蓋の下の童子は紫煙を生じます。

是曰玉書可精研,詠之萬過升三天,千災以消百病痊,不憚虎狼之兇殘,

これを玉書と呼び、精研することができます。咏誦一万遍すれば三天に昇り、千の災いは消え、百の病いは癒え、虎狼の凶残を恐れず、

亦以卻老年永延。

また衰老を却け退け、年寿は永く延びます。

上有章第二

上有章第二

上有魂靈下關元,左為少陽右太陰,後有密戶前生門。出日入月呼吸存,

上の頭に魂霊あり、下は関元です。左は少陽、右は太陰、後ろに密戸あり、前は生門です。日出て月入り、呼吸のうちに存想し、

元氣所合列宿分,紫煙上下三素云,灌溉五華植靈根,七液洞流沖廬間。

元気の会合する所、列宿の分かれる所、紫煙は上下して、これは三素の雲です。五華を灌漑し、霊根を栽植し、七液は洞然として流注し、廬間に沖して達します。

回紫抱黃入丹田,幽室內明照陽門。

紫を回し黄を抱いて丹田に入ります——本篇に用いる鉛・汞・龍虎・鼎炉・嬰児・姹女の類の名目、および丹田・泥丸・黄庭は、すべて内丹家が外丹の薬物と器具の名を借りて、身中の精・気・神と錬養の部位を指し示すもので、金石の薬物を実指するのではありません——幽室の内はおのずから明るく、陽門を照らし見ます。

口為章第三

口為章第三

口為玉池太和官,漱咽靈液災不幹,體生光華氣香蘭,卻滅百邪玉煉顏。

口は玉池・太和の官です。霊液を漱ぎ咽すれば災禍は侵し来ず、身体は光華を生じ、気は香蘭のごとく、百邪を却け滅ぼし、玉の色に容顔を錬成します。

審能修之登廣寒,晝夜不寐乃成真,雷鳴電激神泯泯。

果たして修持できれば広寒に登ることができます。昼夜寝ずして始めて真を成し、雷鳴り電激しても神は泯々として安定です。

黃庭章第四

黄庭章第四

黃庭內人服錦衣,紫華飛裙雲氣羅,丹青綠條翠靈柯,七蕤玉龠閉兩扉,

黄庭の内人は錦衣を着て、紫華の飛裙・雲気の羅裳、丹青の緑条・翠色の霊柯、七蕤・玉籥の関に両の門を閉ざし、

重扇金闕密樞機,玄泉幽闕高崔巍,三田之中精氣微,嬌女窈窕翳霄暉,

重なる金闕は枢機を密閉し、玄泉・幽闕は高く崔巍として、三田のうちに精気は微細で、嬌女は窈窕として霄暉を遮蔽し、

重堂煥煥明八威,天庭地關列釜斤,靈臺盤固永不衰。

重堂は煥煥として八威を照らし、天庭・地関は釜斤を排列し、霊台は盤固として永く衰敗しません。

中池章第五

中池章第五

中池內神服赤珠,丹錦雲袍帶虎符,橫津三寸靈所居,隱芝翳鬱自相扶。

中池の内神は赤珠を佩び、丹錦の雲袍を着て虎符を帯びます。横津三寸は霊の居る所で、隠芝は翳郁として互いに相扶けます。

天中章第六

天中章第六

天中之嶽精謹修,雲宅既清玉帝遊,通利道路無終休,眉號華蓋覆明珠,

天中の岳は精謹に修持すべし。雲宅がすでに清浄なれば玉帝は来りて游び、道路は通利して終休なく、眉は華蓋と号して明珠を覆い、

九幽日月洞空無,宅中有真常衣丹。審能見之無疾患,赤珠靈裙華茜粲,

九幽の日月は洞然として空无。宅の中に真あり、常に丹衣を着て、果たして彼を見ることができれば疾患ありません。赤珠・霊裙は華茜として粲然、

舌下膺玄生死岸,出青入玄二氣煥,子若遇之昇天漢。

舌下に玄を承け、これは生死の岸です。青を出でて玄に入り、二気は煥発します。あなたがもし彼に遇えば天漢に昇ります。

至道章第七

至道章第七

至道不煩訣存真,泥丸百節皆有神。發神蒼華字太元,腦神精根字泥丸,

至道は煩瑣ならず、訣は本真を存守するに在り。泥丸と百節にはみな神あり。髪の神は蒼華と呼ばれ字は太元、脳の神は精根で字は泥丸、

眼神明上字英玄,鼻神玉壟字靈堅,耳神空閒字幽田,舌神通命字正倫,

眼の神は明上で字は英玄、鼻の神は玉壟で字は霊堅、耳の神は空閑で字は幽田、舌の神は通命で字は正倫、

齒神峨峰字羅千。一面之神宗泥丸,泥丸九真皆有房,方圓一寸處此中,

歯の神は峨峰で字は羅千。一面の神はみな泥丸に宗し、泥丸の九真はそれぞれ房あり、方円一寸、ここに処し、

內服紫衣飛羅裳,但思一部壽無窮,非各別住俱腦中,列位次坐向外方,

内に紫衣を着て飛羅裳を着ます。ただこの一部を存思すれば寿は窮りなく、それぞれ別の所に居るのではなくみな脳の中に在り、位を列して次に坐して外方に向かい、

所存在心自相當。

存する所は心と自然に相当します。

心神章第八

心神章第八

心神丹元字守靈,肺神皓華字虛成,肝神龍煙字臺明,翳鬱導煙主濁清,

心の神は丹元で字は守霊、肺の神は皓華で字は虚成、肝の神は龍煙で字は台明、翳郁して煙を導き濁と清を主管し、

腎神玄冥字育嬰,脾神常在字魂停,膽神龍曜字威明。六腑五臟神體精,

腎の神は玄冥で字は育嬰、脾の神は常在で字は魂停、胆の神は龍曜で字は威明。六腑・五臓の神は体中の精で、

皆在心內運天經,晝夜存之自長生。

みな心の裏に天経を運転し、昼夜これらを存想すれば自然に長生します。

肺部間第九

肺部間第九

肺部之官似華蓋,下有童子坐玉闕,七元之子主調氣,外應中嶽鼻臍位,

肺部の官は華蓋のようで、下に童子が玉闕に坐します。七元の子は気を調えるを主管し、外は中岳に応じ、鼻と臍の位置に在り、

素錦衣裳黃雲帶。喘息呼吸體不快,急存白元和六氣,神仙久視無災害,

素錦の衣裳・黄雲の帯。喘息し呼吸し身体が快ならぬときは、急ぎ白元を存想し六気を調和すべし。神仙は久しく視れど災害なく、

用之不已形不滯。

用いて止まざれば形体は滞塞しません。

心部章第十

心部章第十

心部之官蓮含華,下有童子丹元家,主適寒熱榮衛和。丹錦飛裳披玉羅,

心部の官は蓮花の華を含むがごとく、下に童子あり、丹元の家です。寒熱を宜しく得営衛を調和するを主管します。丹錦の飛裳を着玉羅を披き、

金鈴朱帶坐婆裟。調血理命身不枯,外應口舌吐五華,臨絕呼之亦登蘇,

金鈴・朱帯して坐し婆裟します。血を調べ命を理して身体は枯竭せず、外は口舌に応じ五華を吐出し、気絶に臨みて彼を呼べばまた蘇ることができます。

久久行之飛太霞。

久しく実行すれば太霞に飛び上がります。

肝部章第十一

肝部章第十一

肝部之中翠重裡,下有青童神公子,主諸關鏡聰明始,青錦披裳佩玉鈴。

肝部のうち、翠色は重なり重なるうちに、下に青童の神公子あり。諸関の鏡を主管し聡明の起始です。青錦の披裳を着玉鈴を佩びます。

和制魂魄津液平,外應眼目日月清,百療所鍾存無英,同用七日自充盈,

魂魄を和制し津液は平穏で、外は眼目に応じ日月は清明にして、百病の集まる所には無英を存想すべし。同じく七日を用いれば自然に充盈し、

垂絕念神死復生,攝魂還魄永無傾。

垂死に神を念ずれば死して復た生き、魂を攝り回し魄を帰して永く傾覆しません。

腎部章第十二

腎部章第十二

腎部之宮玄陰圃,中有童子冥上玄,主諸六府九液源,外應兩耳百液津,

腎部の宮は玄陰の圃で、中に童子あり、冥上玄と呼ばれます。諸の六腑・九液の源を主管し、外は両耳に応じ百液の津です。

蒼錦雲衣舞龍潘,上致的霞日月煙,百病千災急當存,兩部水王對生門,

蒼錦の雲衣を着龍幡を舞わせます。上に招致する霞および日月の煙、百病・千災には急いで存想すべし。両部の水王が生門に対し、

使人長生升九天。

人をして長生して九天に昇らしめます。

脾部章第十三

脾部章第十三

脾部之官屬戌已,中有明童黃裳裡,消谷散氣攝牙齒,是為太倉兩明童,

脾部の官は戌己に属し(底本の「已」は「己」に作るべし)、中に明童が黄裳の裏に在ります。穀物を消化し気を散通し歯牙を統攝すれば、これがすなわち太倉の両の明童で、

坐在金合城九重,方圓一寸命門中,主調百穀五朱香,闢卻虛贏無病傷,

金合城の九重に坐し、方円一寸・命門のうちに在り、百谷を調理し五味の朱香を主管します。虚羸を辟却して病傷なく、

外應尺宅氣色芳,光華所生以表明,黃錦玉衣帶虎章,注念三老子輕翔,

外は尺宅に応じ気色は芬芳として、光華の生ずる所を以て表明します。黄錦・玉衣を着虎章を帯びます。専一に三老を存念すれば人は軽々と飛翔し、

長生高仙遠死殃。

長生して高仙となり、死殃を遠く離れます。

膽部章第十四

胆部章第十四

膽部之宮六府精,中有童子曜威明,雷電八振揚玉旌,龍旗橫天擲火鈴,

胆部の宮は六腑の精で、中に童子・曜威明あり。雷電は八方に振い起こり玉旌を揚げ、龍旗は天空を横ぎり火鈴を擲ち、

主諸氣力攝虎兵,外應眼童鼻柱間,腦發相扶亦俱鮮,九色錦衣綠華裙,

諸の気力を主管し虎兵を統攝します。外は眼中の瞳子・鼻柱の間に応じ、脳と髪は互いに扶持してみな鮮潤です。九色の錦衣・緑華の裙、

佩金帶玉龍虎文,能存成明乘慶云,役使萬神朝三元。

金を佩び玉を帯び龍虎の紋あり、存想して光明を成就できれば慶雲に乗り、万神を役使して三元に朝見します。

碑長章第十五

脾長章第十五

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