Libo

官訟

宋 · 王鼎 · 第5巻 / 6

作盤ガイド: 六爻納甲の立卦, 大衍筮法

禁訟憂官兩未□,應為財主世為身,鬼旺墓鄉須下獄,官臨歲動達朝廷。(眉批:應為對主,世為己身,鬼旺墓獄,歲官陷廷。)

拘せられ訟せられ、官非を憂ふるは、兩下裏に皆還だ着落無し(底本此の句は一字を缺き、「禁訟憂官兩未□」と作る、今其の缺を存して補せず)。應爻は對頭と財貨の主人とを代表し、世爻は自身を代表す。官鬼の旺相にして又墓鄕に落入するは、那は獄に下らんとするなり。官鬼の太歲に臨みて發動すれば、此の案は朝廷に上達せんとす。(舊注:應は對頭爲、世は己身爲。鬼の旺にして墓に入るは牢獄を主り、太歲の官に臨むは訟の朝廷に陷るを主る。)

又曰:鬼旺出現催公判,卦若傷財理不明,應爻坐鬼他遭責,身下藏官我不贏。(鬼現公判,財無理者,應鬼被責,世鬼我輸。)

又曰く:官鬼の旺相にして卦に明現すれば、官府は久しからずして則ち判を下さんとす。卦中に若し妻財の傷を受けば、那は自己の此の一邊の道理は講じ明白ならざるなり。應爻の上に官鬼を坐するは、對方の責罰を挨らんとするなり。世身の下に官鬼を藏るゝは、那は我の此の一邊は贏つ能はざるなり。(夾注:鬼の現は則ち公家の判決、財を傷れば則ち理無し、應爻の鬼を帶ぶるは對方の責を受く、世爻の鬼を帶ぶるは我方の敗訴なり。)

又曰:卦值兩官官疊見,兄爻發動起同人,財多損子災難脫,輕者徒流重者形。(兩官重見,兄動子眾,財多誤子,輕徒重刑。)

又曰く:一卦の中に兩重の官鬼を出現するは、那は官司の疊出、案の上に又案を生ずるなり。兄弟爻の發動は、是れ衆人の一同に牽扯せられ入るなり。妻財の過多なれば則ち子孫を剋損し、子孫は本來解神にして、解神の傷を受けば、此の災禍は則ち身を脱する能はず:輕ければ則ち徒刑流放を判せられ、重ければ則ち刑戮を動かんとす。(夾注:兩官の重見は則ち案疊し、兄の動は則ち案に渉る人多し、財の多は則ち子孫を誤り、輕きは徒流、重きは刑戮なり。)

又曰:脫事散官尋福德,父興財發事關身,動爻克世人來累,兄動虛憂假變真。(福德脫事,父興關身,動克世累,兄動防憂。)

又曰く:身を脱りて事を了し、官非を消散せんと要想するは、則ち子孫福德爻の上に到りて出路を找すべし。父母の興起し、妻財の發動すれば、此の案は則ち自身に牽連せんとす。動爻の來りて世爻を剋するは、是れ人の來りて我を連累する有り。兄弟爻の發動は、本來不過虚驚の一場、弄び好からざれば亦假を弄りて真と成さんとす。(夾注:福德は能く事を脱し、父の興は則ち己身に關渉し、動爻の世を剋するは則ち累を受け、兄の動は須らく憂疑の實禍と變ずるを防ぐべし。)

不問旺相休囚,但以世持福德,更看克爻定之。凡下狀,要官爻旺相,可以先布芳,休囚不可陳論。若言鬼持克世,必有罪名。

此の一門は必ずしも先に旺相休囚を論ぜず、只だ世爻の上に子孫福德を持てば、便ち先に不敗の地に立つ。再び是れ何れの爻の來りて世を剋するかを看て、據りて以て案情の輕重を定む。凡そ狀紙を遞りて人を告げんと要するは、須らく官爻の旺相にして、始めて先聲に人を奪ふを得。官爻の休囚なれば、便ち陳情申論しに去るべからず。若し官鬼の世を持して又世を剋せば、那は自己は必定一箇の罪名を落さんとす。

父動克世,因勾惹之事,世空自散宜和解,應空詞者沒前期了。但如疑一人阻我之事,要占是本人否,專有應爻持財子父,並安靜,不是,空亦然。應世官兄,或化兄鬼,是此人也。

父母爻の發動して來りて世を剋するは、那は文書の勾牒に因りて惹き出せし事なり。世爻の空に落ちば、官司は自ら消散し、正に和解に宜し。應爻の空に落ちば、狀を告ぐる一方は便ち下文無く、前の案は罷と作す。譬へば或る一箇人の中より我が事を阻撓せんと疑ひ、究竟其れなりや否やを占はんと想はば、則ち專ら應爻を看よ:應爻の上に妻財、子孫或いは父母を持ち、而且安靜にして動かざれば、那は則ち其れに非ず。應爻の空に落ちば、亦其れに非ず。若し應爻と世爻と官鬼、兄弟を帶び、或いは兄弟、官鬼を變出し來れば、那は則ち正に此の人なり。

憂疑

世空世動其憂脫,子現官衰事不妨,鬼動八純持克世,官興旺相禍難當。(眉批:八純持世,鬼爻亂動,旺相禍重。)大凡憂疑之事,如得世空世動,則無咎矣。得子現官衰,全無害耳。

世爻の空に落ち、或いは世爻の發動すれば、此の一層の憂慮は則ち脱け開くを得。子孫爻の明現して官鬼の衰弱なれば、事情は妨げず。若し官鬼の發動し、又八純卦を搖得して世を持ち世を剋し、官星の興旺して勢を得ば、那禍事は則ち抵當し住る能はず。(舊注:八純卦の世を持し、官鬼の爻の亂動し、再び旺相に逢へば、禍患は極めて重し。)大凡憂疑の事は、只だ世爻の空に落ち或いは世爻の發動せば、便ち災禍有らざらん。再び子孫の出現して官鬼の衰敗するを得ば、那は則ち一點の妨害も無し。

征戰

出陣交兵問吉凶,怕嫌鬼旺克持身,世墓我軍不可動,應傷彼陣折人兵。(鬼旺不宜,世墓固守,應傷彼凶,世陰復牽。)又曰:世坐陰宮宜後舉,身臨陽象利先征,子孫得地兵必勝,妻財糧草要相乘。(眉批:世應先征)

陣に出でて交戰して吉凶を問ふは、最も官鬼の旺相にして來りて世を剋し身を持するを怕る。世爻の墓に入れば、我方は輕動すべからず、只だ堅守に宜し。應爻の傷を受けば、對方の陣營は人馬を折損せんとす。(夾注:鬼の旺は出戰に宜しからず、世の墓は固守に宜しく、應の傷は則ち對方の凶、世の陰位に居るは則ち反つて牽制を受く。)又曰く:世爻の陰宮に坐するは、後發にして人を制するに宜し。卦身の陽象に臨むは、先發進擊に利有り。子孫爻の地を得ば、我軍は必ず勝つ——子孫は正に我方の將士なり。妻財爻は其れと相生相承せんと要す、那は則ち糧草の接濟は上り得るなり。(舊注:世應を看て以て先發か後發かを定む。)

又曰:火鬼克身防劫寨,水發臨宮不可停,土動八方兵不一,木宮傷世慮生擒。(眉批:土為炮石,金為刀刃,水為舟車,火為營寨。動爻克世,提防刺客,應值空亡,已促太平。)

又曰く:火爻の官鬼を帶びて來りて世身を剋するは、敵人の營を劫し寨を燒くを提防せんとす。水爻の發動して本宮に臨めば、營地は久停すべからず、恐らく水攻に遭ひ或いは營を移すを須らん。土爻の發動は、八方の來兵は一路に止まらず。木宮の爻の世を傷れば、須らく人に生擒せらるゝを慮るべし。(舊注:土は砲石爲、金は刀刃爲、水は舟車爲、火は營寨爲。動爻の世を剋するは、刺客を提防せんとす。應爻の空亡の裏に落ちば、對方は已に鬪志無く、太平は間近に在り。)

又曰:金火不宜持世應,兩家流血害交征,兄弟奪糧兼變發,父母旌旗怕動興。

又曰く:金爻と火爻とは皆世爻、應爻の上に臨むに宜しからず——金は刀刃を主り、火は焚燒を主り、兩家は皆血を流さんと要し、交りて殘害す。兄弟爻は糧を奪ふを主り、其れの一たび發動して又變を生ずれば、糧道は必ず劫せられん。父母爻は旌旗の號令を主り、最も其れの動きて興起するを怕る、旗號の一たび亂るれば、陣脚は便ち穩ならず。

以兄為彼賊,以子孫為我軍。若子孫旺相,行其交戰必勝,出現宜先,伏藏宜後。

兄弟爻を以て對方の敵兵と當つ(底本は「以兄為彼賊」と作る、旁校は「兄」は當に「鬼」の字の誤りと説く)、子孫爻を以て我方の軍隊と當つ。若し子孫の旺相なれば、戰を交起すれば必ず勝つ。子孫の卦に明現すれば、先發にして人を制するに宜し。子孫の伏藏して出でざれば、則ち後動に宜し。

凡鬼爻旺相,或獨發,或持世,大敗之兆,不可出征。六爻不動,世旺克應,亦可勝。父母旌旗,兄弟伏兵,大忌獨發。子孫旺相獨發,則賊兵自敗,亦可降伏。

凡そ官鬼爻の旺相にして、或いは獨自發動し、或いは世爻の上に臨むは、皆大敗の兆にして、兵を出すべからず。六爻の全く皆動かずして、世爻の旺相にして應爻を剋する能くば、亦一樣に勝つ可し。父母爻は旌旗の號令にして、兄弟爻は伏兵なり、此の兩爻は最も單獨の發動を忌む。唯獨子孫爻の旺相にして獨發すれば、敵兵は自ら潰敗し、還だ其れ等を收降するを得。

晴陰

天象陰晴父母推,雨雲擊剝五行隨,子孫霞氣並雲彩,冬水冰寒雪不移。(眉批:以父母爻為主。)又曰:財動乍晴陰不足,弟兄風雲霧露持,鬼興霹靂神龍急,雲雷滂沱閃電飛。(眉批:財動主晴,父動主雨,子主彩霞,兄主風雲,鬼動霹靂,水動滂沱,火動晴明。)

天象の陰晴を占するに、父母爻を以て主爲として推す。雨、雲、雷擊、剝蝕の此れ等の景象は、各爻の五行に隨りて定む。子孫爻は霞氣と雲彩とを主る。冬季は水爻の令に當り、冰寒の霜雪を主り、凝りて化せず。(舊注:父母爻を以て主爲とす。)又曰く:妻財爻の發動は乍晴を主り、陰氣は足らず。兄弟爻の之を持するは、風雲の霧露を主る。官鬼爻の興起は、霹靂の驟降、神龍の雨を行ふの急を主る。雲雷の相合すれば、則ち大雨滂沱、閃電の飛馳す。(舊注:財の動は晴を主り、父の動は雨を主り、子孫は彩霞を主り、兄弟は風雲を主り、鬼の動は霹靂を主り、水の動は滂沱を主り、火の動は晴明を主る。)

又曰:水動雨兮土動陰,木動生風火動晴,卦中無水必有雨,六爻無火不光明。又曰:坎兌滂沱坤艮陰,震巽風雷雨便晴,但向外卦看緊慢,乾離二象主晴明。(眉批:坎兌雨澤,震巽風雷,坤艮主陰,乾離時明。)

又曰く:水爻の發動は雨を下すを主り、土爻の發動は陰天を主り、木爻の發動は風を生じ、火爻の發動は晴れ放つを主る。卦中に一箇の水爻も無ければ、反つて必定雨有り、此れは無中に有を生ずの理なり。六爻の裏に一箇の火爻も無ければ、天は便ち光明を放たず。又曰く:坎、兌の二卦は大雨滂沱を主り、坤、艮の二卦は陰晦を主り、震、巽の二卦は風雷の過ぎて隨りて晴に轉ずるを主る。只だ須らく外卦を看て、據りて以て雨勢の緊慢を判斷せば良し。乾、離の二象は則ち晴明を主る。(舊注:坎兌は雨澤を主り、震巽は風雷を主り、坤艮は陰を主り、乾離は晴明を主る。)

五行以外卦有動有變出者是,水爻出現,有兩爻變出水爻,亦有雨。

上面の説く所の五行は、皆外卦の中に發動有り、變出する爻有るを以て準爲とす。譬へば卦裏に本來水爻の出現有りて、又兩爻の變じて水爻を出さば、那も亦一樣に雨有り。天時を占するに內卦を取らざるは、天は外に在り地は內に在るに因りて、外卦は纔に天象の寄る所なり。

贏 滿 聚 散 生 虧 不父 滂沱 連日 不定 細微 漸布 六爻 五爻 四爻 三爻 二爻 一爻

此れは爻位に按りて雨勢を断ずる一張の對照表にして、三行上下相配して讀む:第六爻は「贏」爲にして、雨氣は餘有り(底本此の格は「不父」と作る、字は訛脱有り)。第五爻は「滿」爲にして、大雨滂沱を主る。第四爻は「聚」爲にして、連日開けざるを主る。第三爻は「散」爲にして、陰晴の定まらざるを主る。第二爻は「生」爲にして、細雨の微濛を主る。初爻は「虧」爲にして、雲氣の漸漸散り布きて雨意は未だ足らざるを主る。大體は爻位の愈高きは、雨は愈大にして愈久し。爻位の愈低きは、雨は愈小にして愈薄し。

養蠶

子為蠶命宜安靜,財為救斂要扶持,鬼興父動重還賽,兄弟爻興一半虧。(眉批:子蠶安靜,財旺得意,鬼父兄動,勞而無功。)又曰:子孫水火蠶作繭,申酉扶之盡日凶,亥子二神眠溼死,如臨四土半成傷。(眉批:木火子動,申酉子凶,亥子溼死,四土半傷。)

養蠶を占す:子孫爻は則ち蠶の性命にして、安靜に宜し。妻財爻は蠶繭を收斂するを主り、生扶を得るを要す。官鬼の興起し、父母の發動すれば、便ち再三神に祈り願を還すを得。兄弟爻の興動すれば、此の一季は半分を虧掉せんとす。(舊注:子孫の安靜なれば則ち蠶は安んじ、財の旺なれば則ち得意、鬼、父、兄の三者の一たび動けば便ち勞して功無し。)又曰く:子孫の水火の爻の上に落つれば、蠶は能く繭を結ぶ。若し申、酉の金の來臨すれば、名は扶と曰ふと雖も、實は金の木を剋して蠶を傷るの象、終日は凶を主る。亥、子の二水の令に當れば、蠶は眠時に濕を受けて死す。子孫の若し辰戌丑未の四土の爻に臨めば、收成も亦一半を傷られん。(舊注:木火の子孫の動は則ち吉、申酉の子孫は則ち凶、亥子は濕死を主り、四土は半傷を主る。)

巳午爻為蠶命,但子孫旺相有氣靜者天收,要木火之爻出現,乘土些小。

具體に説き來れば、巳、午の火爻は正に蠶命の繋る所なり:只だ子孫爻の旺相にして氣有りて又安靜なれば、此の一季の蠶事は則ち老天の收を賞す所なり。總じて木爻火爻の卦に出現するを要して始めて好し。若し土爻を帶びば、收成は便ち折扣を打りて、只だ一小部分を得るのみ。

農種

農人卜問今年事,財旺福興收十倍,鬼現神祗願一還,父動有害無害生。(眉批:財旺福興,十足收成,鬼現父動,有損無益。)又曰:水動多霖火旱枯,木動今春桑葉貴,土動蟲傷更有災,金動提防訟事來。(眉批:水澇火旱,木動多成,土動蟲傷,金動訟事。)已上八旬,不持許之。

農家の今年の年成を占問す:妻財の旺、子孫の興なれば、收成は十倍に增す可し。官鬼の出現は、是れ神祇の願を討ふにして、須らく一度願を還しに去るべし。父母爻の發動は、則ち損有りて益無く、生機は害を受く。(舊注:財の旺福の興は便ち十足の收成、鬼の現父の動は便ち損有りて益無し。)又曰く:水爻の發動は、久雨は澇と成る。火爻の發動は、干旱は枯焦す。木爻の發動は、今春の桑葉は貴からんと要す。土爻の發動は、蟲害は禾を傷り、別に災殃有り。金爻の發動は、訟事の興起するを提防せんと要す。(舊注:水は澇を主り、火は旱を主り、木の動は多く成り、土の動は蟲傷、金の動は訟事なり。)以上の此の八句は、一概に執定して人に許す可からず。

添人進口

添人進口求財福,財為奴婢要安然,應爻變動人難托,財動休囚心必偏。父母動兮居不久,鬼多更變禍連綿,兄動家中生口舌,財陷空亡事不圓。(眉批:財福爻主,招義僕心,應爻變動,僕心難測。)

家中の添人進口を占するに、須らく妻財と子孫福德との此の兩爻の上に於て求めよ:妻財爻は奴婢を代表し、須らく安穩にして動かざるを得。應爻の變動は、此の人は託付するを得ざるなり。妻財の發動して又休囚なれば、其の心は必ず偏にして、力を盡すを肯んぜず。父母爻の發動は、此の人は住すること長久ならず。官鬼の多くして屢屢變化すれば、禍患は連綿として斷えず。兄弟爻の發動は、家中に口舌を生ぜんとす。妻財の空亡の裏に落ちば、此の件事は便ち圓滿ならず。(舊注:妻財と福德の二爻を以て主爲とせば、能く忠義の僕人を招き來るを得。應爻の一たび變動すれば、僕人の心思は便ち測度し難し。)

遷移

遷動占家起蓋同,先尋父母在何宮,最要財爻無損害,子孫出現在榮豐。(眉批:父為主家,財怕木傷,子現榮豐。)又曰:鬼旺交重災禍至,動爻克世主大凶,父動在家煩惱枯,絕命游魂總不中。(眉批:鬼旺禍至,動克世為,父動煩惱,絕命卦名,游魂不中。)

遷居搬動を占するは、起造の房屋を蓋るを占すると同じ一箇の法則なり:先に父母爻の何れの宮に落つるかを找出すべし、父母は正に房舍の屋宇の主なるが故なり。最も緊要なるは妻財爻の損害を受けざるなり。子孫爻の卦に出現すれば、家道は便ち榮盛豐足なり。(舊注:父母は一家の主象、妻財は木爻に傷られんことを怕れ、子孫の出現は則ち榮豐なり。)又曰く:官鬼の旺相にして交重發動すれば、災禍は便ち來る。動爻の來りて世爻を剋するは、大凶を主る。父母爻の發動は、家中に於て煩惱枯槁す。絶命卦・游魂卦を搖得せば、總じて中用ならず。(舊注:鬼の旺は則ち禍は至り、動爻の世を剋するは凶爲、父の動は煩惱を主り、絶命は卦の名、游魂は中用ならず。)

凡占家宅與起造,一例以父母為主。最要財爻安靜,子孫出現主吉昌。

凡そ家宅を占すると興造の房屋を占するとは、一概に父母爻を以て主爲とす——父母は則ち屋宇の本身なり。最も緊要なるは妻財爻の安靜にして動かざるなり、財の一たび動けば則ち父を剋して屋宅を傷るが故なり。子孫爻の卦に出現せば、則ち家道の吉慶昌盛を主る。

疾病

問災先問是何人,父母逢之父母陳,官鬼臨之愁旺相,子孫克世藥無靈。(眉批:父病看病,鬼怕旺相,子克世爻,服藥不靈。)又曰:財為祿命忘非克,印授交重病困沉,大忌世空來月破,又嫌墓發損其身。(眉批:財為祿命,印授命沉,世空月破,墓絕皆凶。)

災病を占するに、先に病するは何の人なるかを問清して、始めて用神を定るを得:用神の若し父母爻の上に落ちば、那病するは則ち父母尊長の此の一路の人なり。官鬼の身に臨むは、最も其れの旺相を愁ふ——鬼の旺なれば則ち病は重し。子孫は本來藥神にして、若し其れの反つて世を剋せば、那は則ち藥を服するも亦靈驗を見ず。(舊注:父母の病を占すれば則ち父母爻を看、官鬼は旺相を怕れ、子孫の世爻を剋すれば則ち藥を服して靈ならず。)又曰く:妻財は病人の祿命の繋る所にして、忘るゝ能はずして其れの剋を受くるか否かを看るを要す。印綬即ち父母爻の交重發動すれば、病勢は便ち沉困す。最も世爻の空に落ちて又月破に逢ふを忌み、又墓庫の發動して來りて自身を損傷するを嫌ふ。(舊注:財は祿命爲、印綬の動は則ち病は沉し、世空月破、墓に入り絶に入るは皆凶なり。)

又曰:鬼在內兮當夜重,鬼在外兮夜必輕,內外有鬼人昏困,提防舊病再來侵。代占最怕應持鬼,官鬼持身命亦傾。(眉批:鬼內夜重,鬼外解厄,內外鬼險,代占應鬼官墓,命僕必傾。)

又曰く:官鬼の內卦に在れば、病は夜裏に到りて便ち加重す。官鬼の外卦に在れば、夜間は反つて輕し。內外卦に皆官鬼有れば、病人は昏沉困頓して、還だ須らく舊病の復發して來り侵すを提防すべし。別人に替りて病を占するは、最も應爻の上に官鬼を持するを怕る。官鬼の若し卦身の上に持せば、那は則ち性命をも傾覆せんと要す。(舊注:鬼の內に在れば則ち夜重し、鬼の外に在れば則ち厄を解くべし、內外に皆鬼有るは最も險なり。代占する時は應爻の鬼を帶び、官鬼又墓に入れば、占する所の人の性命は必ず危し。)

疾病病因,怕逢旺相,子為藥餌,不宜克世。財為祿命,忌飛克之,父母交重,病體沉重。大怕世空,又嫌月破,更嫌身世入墓內猶重,官外盡凶。內外有鬼,舊病再發,代占應持鬼凶。

總じて疾病の一門を束ぬ:病因の繋る所の官鬼爻は、其れの旺相に逢ふを怕る。子孫は是れ藥餌にして、其れの反つて世を剋するに到るに宜しからず。妻財は是れ祿命にして、飛神の來りて其れを剋するを忌む。父母爻の交重發動すれば、病體は便ち沉重なり。最も世爻の空に落つるを怕れ、又其れの月破に逢ふを嫌ふ。更に卦身と世爻との墓に入るを嫌ふ——墓に入るは內卦に在れば、病勢は尤も重く、官鬼の外卦に在るも、亦一片の凶象なり。內外卦に皆官鬼有れば、舊病は重新發作せんと要す。人に替りて代占するは、應爻の上に官鬼を帶ぶれば、凶なり。

病患

病患先須得病因,安靜先尋世下神,次看鬼爻藏伏處,更將爻象察其真。(眉批:六爻安靜,世下伏神。)

病を断ぜんと要するは、先に病因を找出すべし:六爻安靜の卦は、先に世爻の底下に伏する那箇の神の上に於て尋ねよ。其次は官鬼爻の何の處に藏伏するかを看る。再び爻の物象を拿りて核對して、始めて真情を察し出すを得。(舊注:六爻安靜の時は、則ち世爻の下の伏神を看よ。)

又曰:用是病人宜有氣,福德醫師可至全,子孫發動誤服藥,卦宮旺相病逡巡。六位無財食不納,兄弟交重氣積深,鬼多不一原曾病,用發休囚損病因。(眉批:鬼伏何爻,爻察其真,用爻有氣,禍隨不吉,子動誤藥,卦旺逡巡,財無不食,兄動氣積,鬼動不一,用率病厄。)

又曰く:用神は則ち病人の本身にして、氣有るに宜し。子孫福德は則ち醫師にして、力を得れば則ち病は保全す可し。子孫爻の發動する時は亂に藥を服するべからず(底本の「誤」の字は當に「勿」と作るべし)。卦宮の旺相なれば、病勢は還だ一陣を遷延せんと要す。六箇の爻位の上に皆妻財を見ずば、病人は飯を喫し下がらず。兄弟爻の交重發動は、是れ氣の鬱積すること深きなり。官鬼の多くして一ならざるは、本來舊病有るを説明す。用神の發動して又休囚なれば、那は則ち病因の上に再び損傷を添へんと要す。(舊注:官鬼の何れの爻に伏するかは、則ち那一爻の上より其の真情を察す。用爻の氣有りて禍其の後に隨ばば則ち不吉。子孫の動く時は軽く藥を服する勿れ。卦宮の旺相なれば則ち病勢は逡巡す。財無ければ則ち食を進めず。兄の動は則ち氣積し、鬼の動は則ち病は一種に止まらず。用神の主る所は、大體則ち病厄の由來なり。)

鬼伏何爻下,以五行分辨論之。父母以憂慮得,或動土,或往修造處得。兄弟因失飢傷飽,或因口舌氣得。官鬼出現,驚恐怪異,或因寺觀廟宇中得。子孫出現,或因欲事大過。妻財飲食得,或買物得。

官鬼の何れの爻の下に伏するかは、則ち那一爻の五行と六親とに按りて病の何より來るかを分辨す。父母の下に伏すれば、病は憂愁思慮に由りて得たるか、或いは土を動かし工を興すに因り、或いは修造の處に去り過ぎたるに因りて得たるなり。兄弟の下に伏すれば、是れ饑けたり飽いたりして脾胃を傷りたるか、或いは口舌に氣を爭りたるに因りて得たるなり。官鬼の自身の卦に出現するは、是れ驚恐を受け、怪異に撞見し、或いは寺觀の廟宇の中に於て沾染して得たるなり。子孫の出現は、多く房事の過度に因る。妻財の下に伏するは、是れ飲食の致す所、或いは買來せし東西に因りて得たるなり。

上下伏土,瘡腫。火下火,手足。金見金,問亂未下,大寒熱。水下水,冷疾。金下金,喘咳。陽宮世動主吐,陰宮財動主瀉。鬼出現,外表。鬼伏內,心腹。病在內,或動下受病,用又同。鬼在外,或動土變病,用爻同。

再び飛伏の五行の相疊するを看る:上下俱に土を伏すれば、瘡瘍の腫毒を主る。火の下に火を伏すれば、病は手足に在り。金と金と相見れば、心中は煩亂して定まらず、大寒大熱は交作す。水の下に水を伏すれば、寒冷の疾を主る。金の下に金を伏すれば、氣喘咳嗽を主る。陽宮の卦の世爻の發動は、嘔吐を主る。陰宮の卦の妻財の發動は、泄瀉を主る。官鬼の卦に出現すれば、病は外表に在り。官鬼の內卦に伏すれば、病は心腹に在り。病の內卦に在るは、或いは內卦の爻の發動して病を受くるなり、用神も亦此に照りて看よ。官鬼の外卦に在るは、或いは土爻の發動して病情は轉變するなり、用神も同じく此に照りて看よ。

病症

肺病金同木四肢,感寒痰喘氣□羸,辰戌胃胸生嘔逆,丑運腸肚木傷脾。(眉批:金肺經病,木四肢病,辰戌胃嘔,巳腸木脾,火動熱極,水冷發寒。)又曰:火動熱極三焦竭,血心眼目及痦痰,水主發寒因冷得,世瀉虛勞耳腎衰。

金爻は肺經の病を主り、木爻は四肢の病を主る。風寒を感受すれば則ち痰喘を生じ、氣弱にして羸瘦す(底本此の句は一字を缺き、「感寒痰喘氣□羸」と作る、今其の缺を存して補せず)。辰、戌の二支は胃と胸膈とを主り、嘔吐の氣逆を生ず。丑支の行ふ所は腸と腹肚とを主り、木爻は則ち脾を傷る。(舊注:金は肺經の病を主り、木は四肢の病を主り、辰戌は胃と嘔逆とを主り、巳は腸を主り、木は脾を主り、火の動は熱の極を主り、水の冷は寒を發するを主る。)又曰く:火爻の發動は、熱は極處に到り、三焦の津液は枯竭す。病は血分、心經、眼目、及び口瘡の痰涎に在り。水爻は寒を發するを主り、病は冷を受けて得たるなり。世爻は泄瀉を主り、虚勞の症に属し、兼ねて耳鳴の腎衰を見る。

土動主吐,水動主瀉,水動發寒,火動發熱,金動四肢及滿悶。木主足,金主頭,土主胸腹,火主手,水主脾腎。

再び五行の動靜を以て症を分つ:土爻の發動は嘔吐を主り、水爻の發動は泄瀉を主る。水爻の發動は又寒を發するを主り、火爻の發動は熱を發するを主り、金爻の發動は四肢の酸重と胸中の滿悶とを主る。部位を以て分てば:木は足を主り、金は頭を主り、土は胸腹を主り、火は手を主り、水は脾と腎とを主る。前の一組は病狀を論じ、後の一組は病位を論ず、兩組を合看して始めて断じて准なり。

飛伏俱旺相,飛為起因,以代為受病。又世為動爻,在內下受病。應為動爻,在外上受病。間爻動,受阻隔。易鏡云:且如長男受病,宜純震之不搖。少女染病,則兌卦之不動。

飛神と伏神と皆旺相の時は、飛神は病を致すの起因にして、伏神は則ち病を受くる處を代表す。又:世爻は動爻なれば、病は內卦の下部に在り。應爻は動爻なれば、病は外卦の上部に在り。間爻の發動は、病氣は阻隔を受けて暢ならず。《易鏡》に曰く:譬へば長男の生病するは、純震の卦を得て六爻搖れざるを宜しとす——震は長男爲にして、本宮の安靜なれば則ち本人は自ら安んず。少女の生病するは、兌卦を得て動かざるを宜しとす——兌は少女爲、正に同じ一箇の道理なり。

神崇

何以卜分神為崇,八純鬼莊可求伸,艮鬼五郎並離灶,乾出天神坎水神。(眉批:艮鬼五郎,離鬼井灶,乾宮天神,坎宮水神。震巽嶽下,坤主家祖,兌鬼師巫,鬼動占親。伏鬼我隨,游魂絕光,金木橫惡,火癆土瘟。乾坎艮震,四鬼是男,內外男謀,廟動家親。爻動剋日,祖先財動,剋日陰司,子動剋日。)

如何に占して作祟するは何れの一路の神鬼なるかを分辨せん。八純卦を搖得せば、其の鬼は莊嚴にして主有り、祈求して伸解するを得。艮宮の鬼は五郎神にして、離宮の鬼は竈神にして、乾宮の出づるは天神にして、坎宮の出づるは水神なり。(舊注:艮鬼は五郎爲、離鬼は井竈の神爲、乾宮は天神爲、坎宮は水神爲。震、巽は岳廟の下の神爲、坤は家中の祖先を主り、兌鬼は師巫爲。鬼爻の發動すれば則ち家親に按りて占す。伏藏の鬼は我に隨りて行く。游魂卦、絶命卦は幽晦不明を主る。金木の二爻は橫死の凶惡の鬼を主り、火は癆瘵を主り、土は瘟疫を主る。乾、坎、艮、震の四宮の鬼は皆男鬼なり。內外卦の相謀るも皆男に属す。廟爻の發動すれば則ち自家の親人なり。爻の動きて日辰を剋するは祖先なり。妻財の動きて日辰を剋するは陰司なり。子孫の動きて日辰を剋するは又一一路なり。)

又曰:震巽朝奉求嶽下,坤出家神宅不寧,兌有師巫神佛仵,鬼爻動卦亦占親。又曰:伏下交重主村隨,游魂絕命夢中知,金木二爻為橫惡,火癆發血土瘟時。

又曰く:震、巽の二宮は岳廟の下に到りて朝拜奉祀せんと要す。坤宮の出づるは家神にして、宅中の不寧を主る。兌宮は師巫と神佛の偶像と相忤有り。官鬼爻の卦中に發動するは、同じく家親に按りて占す。又曰く:伏神の下の交重發動は、是れ村社の神の跟隨して作祟するなり。游魂、絶命の卦を搖得せば、其の事は往往夢中に顯現す。金爻木爻は橫死の凶惡の鬼を主り、火爻は癆瘵の吐血を主り、土爻は時行の瘟疫を主る。

又曰:坎象臨官求落水,乾坎艮震是男兒,要知內外何人作,廟動家親更莫疑。(兒女兄動,剋日路死,官動剋日,刑侵日一,分其老少。)

又曰く:坎象の上に官鬼を臨むは、落水して死せし亡魂の上に往きて解を求むるを要す。乾、坎、艮、震の四宮の出づる所は皆男鬼なり。作祟するは內に在るか外に在るか、究竟何の人なるかを知らんと要するは、只だ廟爻の發動すれば、那は則ち自家の親人にして、再び疑ふに及ばず。(夾注:兒女爻と兄弟爻との發動して日辰を剋するは、路の上に死せし亡魂なり。官鬼の動きて日辰を剋するは、再び刑冲の日辰を侵犯する情形を看て、據りて以て此の鬼の老か少かを分辨す。)

又曰:父動剋日求祖先,或因修造不安然,財興剋日陰司惱,或因買物禍勾連。又曰:子孫剋日兒女作,或是奸邪畜類傳,兄弟剋日神無主,路死傷亡作禍先。

又曰く:父母爻の發動して日辰を剋するは、祖先に向りて解禳を祈求せんと要すか、或いは房屋を修造して土神を驚動して不安を致せしなり。妻財爻の興動して日辰を剋するは、是れ陰司の惱怒するか、或いは買來せし東西に因りて禍事を招致して牽連せしなり。又曰く:子孫爻の日辰を剋するは、是れ兒女の作祟するか、或いは奸邪の氣、畜類の靈の傳ふ所なり。兄弟爻の日辰を剋するは、是れ主無きの孤神にして、多半是れ路の上に死し、傷亡橫死の鬼の先に來りて禍を作すなり。

又曰:鬼來克我招邪崇,或是神明口頭牽,更將日子分老少,仔細推詳勿亂言。易鏡云:察禍推其鬼處,還將身配六親,相剋相生,便見禍之端。旺相為神,休囚為鬼。凡動爻克世剋日,亦可取鬼。

又曰く:官鬼の來りて我を剋するは、是れ邪祟を招惹せしなり。又は口頭に神明に向りて許し過ぎし願の還さず、牽扯せられ住るべし。還だ日辰の干支を拿りて以て此の鬼の老か少かを分辨し、仔細に推詳して、亂に講る可からず。《易鏡》に曰く:禍患を察看するに、須らく鬼爻の所在する處を推究し、再び卦身に六親を配上して、其れ等の彼此相剋か相生かを看れば、禍事の端由は便ち顯はれ出づ。爻の旺相なるは神にして、爻の休囚なるは鬼なり。凡そ動爻の來りて世爻を剋し、日辰を剋するは、亦一樣に取りて鬼として断ずるを得。

還。

還賽神祗求保佑,大要生身旺子孫,五世游魂還未盡,傷身鬼旺禍難分。(眉批:五世游魂未盡完,鬼旺傷身禍難分。)福德動吉,以親爻取。

還賽

願を還し神に賽して庇佑を求む:最も緊要なるは卦中に爻の來りて世身を生扶し、并且子孫福德爻の旺相する有るなり。若し五世卦、游魂卦を搖得せば、願の還すは還だ乾淨ならざるを説明し、事情は了結せず。再び官鬼の旺相にして世身を傷るを加へば、那禍患は便ち分解し難し。(舊注:五世と游魂とは願の未だ還し盡さざるを主り、鬼の旺にして身を傷れば則ち禍は分解し難し。)子孫福德爻の發動は是れ吉なり。至る所該り何れの位の神に還すべきかは、則ち六親の爻に照りて取定す。

壘土立墳占問候,五事俱全不可傷,父動必是還鄉地,在艮亡人可葬山。又曰:巳午離宮宜化火,葬之白蟻不能安,兄動木爻風勢惡,財動家衰禍自幹。

葬墳

又曰:穴中有水泉渠破,穴上安金在石崗,但得子孫無□害,枝枝葉葉水無妨。

又曰く:穴の中に水を見るは、是れ泉脈の溝渠の穴場を冲破せしなり。穴の上に金を帶ぶるは、那は則ち石崗の上に安葬するなり。只だ子孫爻の損害を受けざれば(底本此の句は一字を缺き、「但得子孫無□害」と作る、今其の缺を存して補せず)、那麼子子孫孫は枝繁葉茂にして、縱使水有るも亦事を妨げず。

凡墳墓埋凶,若怕鬼旺動克世,官鬼要休囚安靜。世為家長,應為卑幼,財為家業,子為祭祀,並宜靜,不宜動。或問:鬼旺宜火之說。曰:鬼旺只是不利,故宜火,不宜葬也。

凡そ下葬して卦中に凶を現ずるは、怕る所は則ち官鬼の旺相發動して來りて世爻を剋するなり。官鬼は總じて休囚安靜にして始めて好し。此の一門の裏に於て、世爻は家長を代表し、應爻は卑幼の晩輩を代表し、妻財は家業を代表し、子孫は祭祀の香火を代表し、此の幾爻は皆安靜に宜しく、發動に宜しからず。人の問ふ:上文の説く「鬼旺は化火に宜し」とは、何の道理なる。答へて曰く:官鬼の旺相は本來便ち利ならず、故に寧ろ火葬として、土葬に宜しからざるなり。

陰宅先論墓地,次論卦身,要有財福,世應有氣,相生之妙。未葬時,外亡內冢,相剋,言不要官旺。已葬時,內亡外冢,相生吉,鬼旺亡人安,鬼為亡,身為冢。

陰宅を占するに、先に墓地の本身を論じ、再び卦身を論ず。卦中に妻財と子孫福德と有るを要し、世爻應爻は皆氣有るを要し、彼此相生して始めて妙て妙處を見る。還だ下葬せざる時は、外卦は亡人爲、內卦は塚穴爲にして、兩者の相剋は便ち好からず、即ち此の時は官鬼の旺相を要せず。已に下葬せし之後は、內卦は亡人爲、外卦は塚穴爲にして、兩者の相生は吉爲にして、此の時は官鬼の旺相は反つて亡人の安穩を主る。總じて官鬼は亡者を代表し、卦身は墳塚を代表し、兩者の向背は葬前葬後に隨りて互いに易ふ、一概に論ず可からず。

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