Libo

内十二月十二律

元 · 张理 · 第4巻 / 5

作盤ガイド: 大衍筮法, 六爻納甲の立卦

日月運行一寒一暑卦気之図

相生図附陽下生陰上昇

十三卦取象図

離巽繩離目。網目謂之罟,兩目相連,結繩為之網罟也。離,雉佃也。兌、巽為魚,漁也。

『離』卦一条:巽は縄と為り、離は目と為る。網上の眼孔を「罟」と言い、両眼は相い連なり、縄子を結び起こせばすなわち網罟を作り成す。離はまた野鶏で、田猟すべく、兌と巽とは魚で、捕撈すべし。これが『繫辞』のいう伏羲「結びて縄を作りて網罟と為し、以て佃し以て漁す、蓋しこれを『離』に取りし」の所謂である。

益乾金斷巽,斷木也,四之上成坎,坎為益揉之初成。震,揉木也,入坤土而巽於前,斷木為耜也。動於後,揉木為未也。

『益』卦一条:乾金が巽木を截断するは、すなわち「木を断つ」である。第四爻が上行して坎と成る、坎は『益』卦の木を揉むの起頭である。震は木を揉む、木は坤土に挿入して巽は前に伏す、これがすなわち木を截断して耜を作ることである。後ろにおいて発動するは、すなわち木を揉み曲げて耒を作ることである。これが『繫辞』のいう神農「木を斲りて耜と為し、木を揉めて耒と為す、蓋しこれを『益』に取りし」の所謂である。底本の「未」はすなわち「耒」である。

噬嗑眾離日在上,為日中。坤眾在下,為市眾為民。離有伏,兌為羸,具坤往之致天下之民,聚大下之貨也。以坤交乾,交易也。

『噬嗑』一条:離日が上に在る、すなわち「日中」である。坤衆が下に在る、すなわち集市で、衆とは百姓を指す。離の中に兌が伏蔵し、兌は背負うべき貨物と為る。加うるに坤衆が前往すれば、ここにおいて天下の百姓を招来し、天下の貨物を聚集す。坤を以て乾と交接すれば、便ち交易である。これが『繫辞』のいう神農「日中に市を為し、天下の民を致し、天下の貨を聚め、交易して退き、各々其の所を得、蓋しこれを『噬嗑』に取りし」の所謂である。底本の「大下」はすなわち「天下」である。

乾乾,坤無為,六子自用,垂衣裳而天下乾在上為衣。

『乾』卦一条:乾は自ら乾位に安んじ、坤は一つも為す所なく、六つの子卦は各々その作用を発揮す。ここにおいて「衣裳を垂れて天下治まる」。乾は上に居り、上衣に象を取る。

坤坤在下為裳。裳,下體之飾也。

『坤』卦一条:坤は下に居り、下裳に象を取る。裳とは下半身を遮飾する衣物である。この一条は上の一条と合わさって、すなわち『繫辞』のいう黄帝・尭・舜「衣裳を垂れて天下治まる、蓋しこれを『乾』『坤』に取りし」の所謂である。

渙乾金剖巽,浮於坎上,剖木為舟也。火上銳,刻木為楫也。

『渙』卦一条:乾金が巽木を剖開して、それを坎水の上に浮かべしむ。これがすなわち木を剖空して船を作ることである。火の形状は上端が尖鋭、これがすなわち木を削刻して楫を作ることである。これが『繫辞』のいう「木を刳きて舟と為し、木を剡めて楫と為す、舟楫の利以て通ぜざるを済る、蓋しこれを『渙』に取りし」の所謂である。

隨坤牛而震足,驅之服牛也。震作足馬,上六引之。引,重也。內卦近,外卦遠,上六在外卦之外,致遠也。

『随』卦一条:坤は牛と為り震は足と為る。それを駆逐して前行せしむれば、すなわち牛車を駕服するである。震はまた善く走る馬と作る。上六が後面において牽引す。「引」とはすなわち重を負うである。内卦は近、外卦は遠、上六は外卦の外に在る。ゆえに「遠を致す」である。これが『繫辞』のいう「牛に服し馬に乗り、重を引き遠を致し、以て天下に利せん、蓋しこれを『随』に取りし」の所謂である。

豫《豫》,《謙》之反也。《謙》,艮為門,九三之四又為門,重門也。艮為手,坎為堅,震為聲,手擊堅木而有聲,擊柝也。坤為闔戶,而坎盜逼之,暴客也。

『豫』卦一条:『豫』は『謙』を倒した卦である。『謙』において艮は門と為り、九三が第四位に上ってまた一門と成る。両門が相疊す、すなわち「重門」である。艮は手と為り、坎は堅硬の物と為り、震は声响と為る。手を以て堅木を敲撃して声音を出す、すなわち「撃柝」で、更を打ちて報警するである。坤は緊閉の門戸と為り、而して坎の象する盗賊が来たりて相逼する、すなわち「暴客」である。これが『繫辞』のいう「重門撃柝、以て暴客を待つ、蓋しこれを『豫』に取りし」の所謂である。

小過兌金斷巽木,斷木為杵也。巽木入坤土,掘地為臼也。坎,陷也。臼之象,杵動於上,臼止於下,四應初,三應上,上下相應,杵、臼之利也。坎變巽股,萬民濟也。

『小過』一条:兌金が巽木を截断する、すなわち木を截断して杵を作ることである。巽木が坤土に挿入する、すなわち地を掘りて臼を作ることである。坎は陥没する、正しく臼の象に合す。杵は上に在りて舂動し、臼は下に在りて静止す。六四は初六に応じ、九三は上六に応じ、上下相応して、杵臼の舂米の利と成る。坎は一変して巽の「股」と為れば、万民は皆接済を得る。これが『繫辞』のいう「木を断ちて杵と為し、地を掘りて臼と為す、臼杵の利、万民以て済らる、蓋しこれを『小過』に取りし」の所謂である。

睽《睽》,《家人》之反也。《家人》,巽為木,巽、離為絲,坎為弓,弦木為弓也。兌金刻木而銳之,刻木為矢也。兌庾乾剛,威天下也。

『睽』卦一条:『睽』は『家人』を倒した卦である。『家人』において巽は木と為り、巽と離とは糸線と為り、坎は弓と為る。糸弦を木の上に装せば、すなわち弓と成る。兌金が木を削りて尖鋭にすれば、すなわち箭と成る。兌の肅殺の気に乾の剛強とを加えれば、便ち天下を威服するに足る。これが『繫辞』のいう「木に弦めて弧と為し、木を剡めて矢と為す、弧矢の利、以て天下を威す、蓋しこれを『睽』に取りし」の所謂である。

大壯《大壯》自《還》來,一變《中孚》。艮為居,兌為口穴之象。穴,居也。再變大《大畜》,乾在上,天際也,野之象。巽入變艮,而止野處也。三變《大壯》,震壯木在上,棟也。乾天在下,宇也。巽風隱,兌澤流,待風雨也。《大壯》則不橈矣。

『大壮』一条:『大壮』は『遯』より変じて来る。第一変して『中孚』と成る。艮は止居と為り、兌は口と為る、正しく洞穴の象である。穴はすなわち居所である。第二変して『大畜』と成る。乾は上に在りて天辺、すなわち原野の象である。巽は入りて艮と変じ、便ち野外に停りて栖止する。第三変して『大壮』と成る。震の壮木は上に在りて棟梁、乾天は下に在りて屋宇、巽風は遮擋せられ、兌沢の水は流走す、すなわち風雨を防備するである。『大壮』あるがゆえに、屋梁は便ち弯折せざる。これが『繫辞』のいう「上古は穴居して野処し、後世の聖人はこれを宮室に易え、上棟下宇、以て風雨を待つ、蓋しこれを『大壮』に取りし」の所謂である。底本の「還」は「遯」と作るべきである。

大過《大過》自《遯》,一變《訟》,乾見坤隱,不封也。再變巽木,而兌金毀之,不樹也。三變《鼎》,離為目,兌澤流喪也。上九變而應三,坎兌為節,不變喪期,無數也。木在澤下,中有乾人,棺槨也。葬則棺周於身,槨周於瓪棺,土周於槨,大過也。

『大過』一条:『大過』は『遯』より変じて来る。第一変して『訟』と成る。乾は顕現して坤は隠没す。ゆえに「封せず」、すなわち土を堆いて墳と為さざるである。第二変して、巽木は兌金に毀損せらる。ゆえに「樹せず」、すなわち樹を栽えて標記と為さざるである。第三変して『鼎』と成る。離は目と為り、兌沢の水は流出す、すなわち哭喪である。上九が一変して九三と相応し、坎と兌とが合して「節」と成る。節度は未だ変ぜず、ゆえに喪期「数無し」と言う。木は沢の下に在り、当中に乾の象する人ある、あれはすなわち棺槨である。下葬の時、棺は身を囲み、槨は棺を囲み、土はまた槨を囲む、一層一層加えて上がる、正しく「大過」である。これが『繫辞』のいう古人の葬る時「封せず樹せず、喪期数無し、後世の聖人はこれを棺槨に易え、蓋しこれを『大過』に取りし」の所謂である。

夬《夬》自《姤》,四變《大有》。《姤》,巽為繩,結繩也。巽變成離、坤。離為文書也。兌金刻木契也。

『夬』卦一条:『夬』は『姤』より変じて来る。第四変して『大有』と成る。『姤』において巽は縄と為る、すなわち「縄を結ぶ」である。巽は変じて離と坤と成り、離は文書と為る。兌金が木を刻する、すなわち契券を刻立するである。これが『繫辞』のいう「上古は縄を結びて治め、後世の聖人はこれを書契に易え、百官以て治め、万民以て察す、蓋しこれを『夬』に取りし」の所謂である。

三陳九卦之図

一:《履》,德之基;《謙》,德之柄;《復》,德之本;《恆》,德之固;《損》,德之修;《益》,德之裕;《困》,德之辯;《井》,德之地;《巽》,德之制。

第一回の陳説は、この九卦が各々徳のどの一部分であるかを言う。『履』は徳の根基、『謙』は徳の把柄、『復』は徳の本原、『恒』は徳の穏固なる処、『損』は徳の修治、『益』は徳の寛裕、『困』は徳の辨別、『井』は徳の安居する地、『巽』は徳の裁制である。

二:《履》和而至;《謙》尊而光;《復》小而辨於物;《恆》雜而不厭;《損》先難而後易;《益》長裕而不設;《困》窮而通;《井》居其所而遷;《巽》稱而隱。

第二回の陳説は、この九卦が各々の情状を言う。『履』は和順にして能く目的に到達す。『謙』は謙退にして愈々尊栄光大を見る。『復』は微小より起って能く事物を辨別す。『恒』は処境駁雑にして厭きを生ぜず。『損』は起初艱難にして後来容易なり。『益』は長久寛裕にして刻意造作せず。『困』は身に困窮に処りて道は能く通達す。『井』は自身移動せずして潤沢は人に遷及す。『巽』は事物を称量して自身は隠れて露せず。

三:《履》以和行;《謙》以制禮;《復》以自知;《恆》以一德;《損》以遠害;《益》以興利;《困》以寡怨;《井》以辨義;《巽》以行權。

第三回の陳説は、この九卦の各々の用処を言う。『履』を用いて行為を和順ならしめ、『謙』を用いて礼節を制定し、『復』を用いて自己を省察し、『恒』を用いて其の徳を専一にし、『損』を用いて禍害を遠ざかり、『益』を用いて利益を興弁し、『困』を用いて怨尤を減少し、『井』を用いて道義を辨明し、『巽』を用いて権変を行使す。

上經卦三三敘而九,下經卦六三叔而十八。《履》十,《謙》十五,《復》二十四,《恆》二,《損》十一,《益》十二,《困》十七,《井》十八,《巽》二十七,九卦之數,總一百三十有六。凡三求之,四百有八也。周天三百六十成數也,餘四十八,陰陽所以進退也。陽進於《乾》,六月各四十八,《復》至《乾》也。陰退於《坤》,六月亦四十八,《娠》至《坤》也。

上経の卦は三つ三つと叙列して、共に九卦を得る。下経の卦は六組三つずつ叙列して、共に十八卦を得る。九卦の各自の経中の序数は:『履』第十、『謙』第十五、『復』第二十四、『恒』第二、『損』第十一、『益』第十二、『困』第十七、『井』第十八、『巽』第二十七。合計一百三十六、三を用いて乗ずれば、四百零八を得る。周天三百六十は成数で、多く出たる四十八は、正しく陰陽の進退する所以の部分である。陽は『乾』に向かって推進し、六箇月共に四十八、これは『復』より『乾』に走るである。陰は『坤』に向かって退却し、六箇月もまた四十八、これは『姤』より『坤』に走るである。底本の「叔」はすなわち「叙」、「娠」はすなわち「姤」である。

参伍以変図

天一下生地六,地二上生天七;天三左生地八,地四右生天九。

天数の一は下に向かって地数の六を生じ、地数の二は上に向かって天数の七を生ず。天数の三は左に向かって地数の八を生じ、地数の四は右に向かって天数の九を生ず。四組の生数と成数とが上下左右に二々相配す、すなわちこの図の基本格局である。

參,合也。配,偶也。天地之數,各相參配,錯綜往來而相生,故生成之數大備,而天地之文生焉。《繫辭》日:參伍以變,錯綜其數,通其變,遂成天地之文。此之謂也。

「参」とは会合の意で、「配」とは配对の意である。天数と地数とが各々互いに会合配对して、交錯綜合し往来相生す。ゆえに生数と成数とが完全斉備して、天地の文采もまた生ずる。『繫辞』は言う、「参伍以て変じ、錯綜して其の数を成す。其の変に通ぜば、遂に天地の文と成る」と。言う所は正しくこの道理である。

十有八変図

男女合者,上、下經惟十二位。正位《乾》、《坤》、《坎》、《離》、《咸》、《恆》、《損》、《益》八卦,分為十八位。《乾》、《坤》變《頤》、《大過》,《頤》、《大過》變《坎》、《離》,《坎》、《離》變《中孚》、《小過》,《中孚》、《小過》變《咸》、《恆》,成人倫也。

男女相配について言えば、上下経の中にただ十二箇の位次あるのみ。正位を取るは『乾』『坤』『坎』『離』『咸』『恒』『損』『益』の八卦で、分かれ排列して共に十八位と成る。『乾』『坤』は変じて『頤』『大過』を出し、『頤』『大過』は変じて『坎』『離』を出し、『坎』『離』は変じて『中孚』『小過』を出し、『中孚』『小過』は変じて『咸』『恒』を出し、人倫の道はこれに就いて成立す。この一層一層の逓変が、すなわち「十有八変」の意である。

一陰一陽図

六十四卦,一陰一陽,始《乾》終《坤》。先自《乾》、《坤》一陰一陽,排六十四,次自《乾》二陽二陰,次四陽四陰,次十六陽十六陰,次三十二陽三十二陰,即成六十四卦也。故曰一陰一陽之謂道。

六十四卦は一陰一陽が彼此相い間を為し、『乾』より開頭して、『坤』に至りて収尾す。まず『乾』『坤』の一陰一陽より排し起こり、排し満たして六十四位とす。次に『乾』より起り、二陽二陰に按じて分排し、さらに四陽四陰に按じて分排し、さらに十六陽十六陰に按じて分排し、さらに三十二陽三十二陰に按じて分排すれば、六十四卦はすなわち排し成る。ゆえに『繫辞』は言う、「一陰一陽、これを道と謂う」と。

先甲後甲図

自甲午至癸亥三十日。起申至巳。先甲。黑暈。自甲子至癸巳三十日。起寅至亥。後甲。白暈。

甲午日より癸亥日まで共に三十天、申に起りて巳に尽く、この一段は「先甲」に属し、図の上では黒色の暈圏を以て標出す。甲子日より癸巳日まで共に三十天、寅に起りて亥に尽く、この一段は「後甲」に属し、図の上では白色の暈圏を以て標出す。これは『蠱』卦辞の「甲に先だつ三日、甲に後るる三日」を六十甲子の上に攤して排出した分布である。

陰陽君民

陽卦以奇為君,故一陽而二陰,陽為君,陰為民也。陰卦以偶為君,故二陽而一陰,陰為君,陽為民也。陽,一畫為君,二畫為民,其理順,故日君子之道。陰,二畫為君,一畫為民,其理逆,故曰小人之道。

陽卦は奇数のあの一画を以て君と為す。ゆえにそれは一つの陽爻に二つの陰爻を配し、陽は君を做し、陰は民を做す。陰卦は偶数のあの一画を以て君と為す。ゆえにそれは二つの陽爻に一つの陰爻を配し、陰は君を做し、陽は民を做す。陽卦においては、一画が君を為し両画が民を為す、この道理は順である。ゆえに『繫辞』はこれを「君子の道」と称す。陰卦においては、両画が君を為し一画が民を為す、この道理は逆である。ゆえにこれを「小人の道」と称す。

陰陽奇耦

震、坎、艮,陽卦也。曷為而多陰?自坤而索也。其卦皆一陽二陰,凡五也,故曰陽卦奇。巽、離、兌,陰卦也。曷為而多陽?自乾而來也。其卦皆一陰二陽,凡四也,故日陰卦耦。

震・坎・艮は陽卦である。何故に陰爻が反って多いか。それらが坤に向かって索求して得たものであるを以て。この三卦はいずれも一つの陽爻に二つの陰爻を配し、画数を合計すれば五画、五は奇数である。ゆえに「陽卦奇」と言う。巽・離・兌は陰卦である。何故に陽爻が反って多いか。それらが乾のところより来たものであるを以て。この三卦はいずれも一つの陰爻に二つの陽爻を配し、画数を合計すれば四画、四は偶数である。ゆえに「陰卦耦」と言う。

二儀得十変化

十日五行相生

大衍之数図

揲蓍之法図

第一揲、第二揲、第三揲。第一卦於小指間,不五則九;第二卦於中指間、第三卦於食指間,皆不四則八。

揲蓍して一爻を求めるには、第一揲・第二揲・第三揲の三道の手続きを経る。第一次は余策を小指の間に掛げて、得る所は五でなければ九である。第二次は中指の間に掛げ、第三次は食指の間に掛げて、得る所はいずれも四でなければ八である。

五四四,此係三少,計十三策,四十九策中除十三,餘三十六,即四九之數也,是為老陽。

三次の掛扐が順に五・四・四を得れば、この一組は「三少」に属し、合計十三策。四十九策の中よりこの十三策を除去すれば、余るは三十六、正しく四乗九の数である。ゆえにこの一爻は老陽と定まる。

九八八,此係三多,計二十五策,四十九中除二十五,餘二十四,即四六之數,是為老陰。

三次の掛扐が順に九・八・八を得れば、この一組は「三多」に属し、合計二十五策。四十九策の中よりこの二十五策を除去すれば、余るは二十四、正しく四乗六の数である。ゆえにこの一爻は老陰と定まる。

五八八,少陽。九四八,並係兩多一少,各計二十一策,四十九中除二十一,餘二十八,即四七之數也,是為少陽。九八四,少陽。

五・八・八を得れば、少陽である。九・四・八を得れば、上の一種と同じく「両多一少」に属し、各々合計二十一策。四十九策の中より二十一を除去すれば、余るは二十八、正しく四乗七の数である。ゆえに少陽と定まる。九・八・四を得れば、また少陽である。

九四四,少陰。五八四,並係兩少一多,各計十七策,四十九中除十七,餘三十二,即四八八之數也,是為少陽。五四八,少陰。

九・四・四を得れば、少陰である。五・八・四を得れば、上の一種と同じく「両少一多」に属し、各々合計十七策。四十九策の中より十七を除去すれば、余るは三十二、正しく四乗八の数である。理に按ずればまさしく少陰と定むべきである――底本の此処は誤って「少陽」と書き、「四八八」もまた「四八」と作るべきである。五・四・八を得れば、また少陰である。

河図百六数

以三因天地十五數,得四十五。以五因天地十五數,得七十五。以七因天地十五數,得一百五。九宮數止一百五,故百六為極數。用三、五、七者,取陽數中者用之。

三を用いて天地十五の数に乗ずれば、四十五を得る。五を用いて天地十五の数に乗ずれば、七十五を得る。七を用いて天地十五の数に乗ずれば、一百五を得る。九宮の数は最も多くても一百五に止まる。ゆえに一百六を以て極数と為す。ただ三・五・七のみを取って乗ずる所以は、陽数の中に於て居中のいくつかを取って用いんとするが故である。

八卦司化図

乾職生覆,坎司寒化,艮司溼化,震司動化,巽司風化,離司暑化,坤職形載,兌司燥化。

乾の職任は生養覆載、坎は寒の気化を主管し、艮は湿の気化を主管し、震は動の気化を主管し、巽は風の気化を主管し、離は暑の気化を主管し、坤の職任は成形承載、兌は燥の気化を主管す。この図が排する所は、八卦が各々一種の気化を主とする分け前である。

類聚群分図

坎北,震束,乾西北,艮束北,四卦皆陽也。離南,兌西,巽束南,坤西南,四卦皆陰也。故日:方以類聚。一聚於六而分乾、坎,四聚於九而分坤、兌,二聚於七而分離、巽,三聚於八而分震、艮,故日:物以群分。得朋則吉,乖類則凶,此吉凶所以生也。

坎は正北に在り、震は正東に在り、乾は西北に在り、艮は東北に在る。この四卦は皆陽に属す。離は正南に在り、兌は正西に在り、巽は東南に在り、坤は西南に在る。この四卦は皆陰に属す。ゆえに『繫辞』は「方は類を以て聚まる」と言う。一は六に聚合して乾と坎とを分かち出し、四は九に聚合して坤と兌とを分かち出し、二は七に聚合して離と巽とを分かち出し、三は八に聚合して震と艮とを分かち出す。ゆえに『繫辞』は「物は群を以て分かる」と言う。同類の朋友を得ればすなわち吉、同類を違離すればすなわち凶。吉凶はこのようにして生ずる。

通乎昼夜図

子者,乾之始,而終於巳。午者,坤之始,而終於亥。陽爻二百九十二,晝數也,其數一千七百二十八。陰爻一百九十二,夜數也,其數一千一百五十二。總而言之,二千八百八十九,四求之合,萬有一千五百二十,故日:通乎晝夜之道而始。

子は乾のはじまりで、巳位に至りて終る。午は坤のはじまりで、亥位に至りて終る。六十四卦の中、陽爻は百九十二で白昼の数に属し、策数は一千七百二十八に合す。陰爻は百九十二で夜間の数に属し、策数は一千一百五十二に合す。総じて起これば二千八百八十、さらに四を用いてその合数を求めれば、便ち一万一千五百二十を得る。ゆえに『繫辞』は言う、「昼夜の道に通じて知る」と。底本の「二百九十二」は「一百九十二」と作るべく、「二千八百八十九」は「二千八百八十」と作るべく、「而始」は「而知」と作るべきである。

陽中陰

陰中陽

序卦図

上經三十,下經三十四。

この図は『序卦』に依って排列する。上経は三十卦を収め、下経は三十四卦を収め、合わせて正しく六十四卦である。

雑卦図

《雜卦》者,雜揉眾卦,錯綜其義,以暢無窮之用,故其義專以剛柔、升降、反覆取義,與《序卦》不同。故韓康伯云:或以同相類,或以異相明,雜六十四卦以為義是也。

いわゆる『雑卦』とは、各卦を摻雑糅合して、それらの義理を交錯綜合し、以て無窮の功用を舒展するを用うるものである。ゆえにその取義は専ら剛と柔・上昇と下降・正と反とのこれらの方面に着眼して、『序卦』の路数と同じからず。ゆえに晋代の韓康伯は言う、あるものは相同じきを取りて帰して一類と為し、あるものは相異なるを取りて彼此映照し、六十四卦を摻雑して一つにして以て義を立つる、指す所は正しくこのことである。

太玄準易卦名図

一玄生三方,用三乘一。三方生九州島,用三乘三。九州島生二十七部,用三乘九。二十七部生八十一家,用三乘二十七。八十一家生二百四十三表,用三乘八十一。二百四十三表生七百二十九贊,用三乘二百四十三。七百二十九贊生二萬六千二百四十四策,用三十六乘七百二十九。凡一玄為一歲,七十二策為一日,起十一月。

揚雄『太玄』の層級はこのように推し出される。一つの「玄」は三つの「方」を生じ、三乗一である。三方は九「州」を生じ、三乗三である。九州は二十七「部」を生じ、三乗九である。二十七部は八十一「家」を生じ、三乗二十七である。八十一家は二百四十三「表」を生じ、三乗八十一である。二百四十三表は七百二十九「賛」を生じ、三乗二百四十三である。七百二十九賛は二万六千二百四十四策を生じ、三十六乗七百二十九である。総じて起これば、一つの「玄」は一つの整年に当たり、七十二策は一天に当たり、十一月より起算す。底本の「九州島」はすなわち「九州」、図題の「丸玄」はすなわち「太玄」である。

太玄準易卦気図

右律曆之元,始於冬至,卦氣起於《中孚》。

上のこの図が表明せんとする所は、律暦推算の起点は冬至より始まり、而して卦気は『中孚』の一卦より起算するということである。

皇極経世全数図

一一:元之元,日之日,乾之乾,一。二一:會之元,月之日,兌之乾,一十二。一二:元之會,日之月,乾之兌,卜十二。二二:會之會,月之月,兌之兌,一百四十四。一三:元之運,日之星,乾之離,三百六十。二三:會之運,月之星,兌之離,四千三百二十。一四:元之世,日之辰,乾之震,四千三白二十。二四:會之世,月之辰,兌之震,五萬一千八百四十。

この図は邵雍『皇極経世』の元・会・運・世と日・月・星・辰および八卦とが交互相乗する全数表である。毎行にはまず二つの位次数字を標し、次いで順に元会運世の相配、日月星辰の相配、八卦の相配を列出し、最後はその格の数目である。第一行「一一」:元中の元、日中の日、乾中の乾、数は一。「二一」:会中の元、月中の日、兌中の乾、数は十二。「一二」:元中の会、日中の月、乾中の兌、数は十二(底本の「卜」の字は衍誤)。「二二」:会中の会、月中の月、兌中の兌、数は一百四十四。「一三」:元中の運、日中の星、乾中の離、数は三百六十。「二三」:会中の運、月中の星、兌中の離、数は四千三百二十。「一四」:元中の世、日中の辰、乾中の震、数は四千三百二十(底本の「白」は「百」の訛)。「二四」:会中の世、月中の辰、兌中の震、数は五万一千八百四十。

一五:元之歲,日之石,乾之巽,一十一萬九千六百。二五:會之歲,月之石,兌之巽,一百五十五萬五千二百。一六:元之月,日之土,乾之坎,一百五十五萬五千二百。二六:會之月,月之土,兌之坎,一千八百六十六萬二千四百。一七:元之日,日之火,乾之艮,四千六百六計五萬六千。二七:會之日,月之火,兌之艮,五萬五千九百八十七萬二千。一八:元之星,日之水,乾之坤,五萬五千九百八十七萬二千。二八:會之辰,月之水,兌之坤,六十七萬一千八百四十六萬四千。

「一五」:元中の歳、日中の石、乾中の巽、数は十一万九千六百。「二五」:会中の歳、月中の石、兌中の巽、数は一百五十五万五千二百。「一六」:元中の月、日中の土、乾中の坎、数は一百五十五万五千二百。「二六」:会中の月、月中の土、兌中の坎、数は一千八百六十六万二千四百。「一七」:元中の日、日中の火、乾中の艮、数は四千六百六十五万六千(底本の「計」は「十」の訛)。「二七」:会中の日、月中の火、兌中の艮、数は五万五千九百八十七万二千。「一八」:元中の星、日中の水、乾中の坤、数は五万五千九百八十七万二千。「二八」:会中の辰、月中の水、兌中の坤、数は六十七万一千八百四十六万四千。

三一:運之元,星之離,日之乾,三百六十。四一:世之元,辰之日,震之乾,四千三百二十。三二:運之會,星之月,離之兌,四千三百二十。四二:世之會,辰之月,震之兌,八萬五千一百四十。三三:運之運,星之星,離之離,一十二萬九千六百。四三:世之運,辰之星,震之離,一百五十五萬五千二百。三四:運之世,星之辰,震之震,一百五十五萬五千二百。四四:世之世,辰之辰,震之震,一千八百八十六萬二千四百。

「三一」:運中の元、星中の日、離中の乾、数は三百六十(底本の此行は「星之離」「日之乾」の二欄に訛倒あり)。「四一」:世中の元、辰中の日、震中の乾、数は四千三百二十。「三二」:運中の会、星中の月、離中の兌、数は四千三百二十。「四二」:世中の会、辰中の月、震中の兌、数はまさしく五万一千八百四十(底本は「八万五千一百四十」と作る)。「三三」:運中の運、星中の星、離中の離、数は十二万九千六百。「四三」:世中の運、辰中の星、震中の離、数は一百五十五万五千二百。「三四」:運中の世、星中の辰、離中の震、数は一百五十五万五千二百(底本の「震之震」は「離之震」と作るべき)。「四四」:世中の世、辰中の辰、震中の震、数はまさしく一千八百六十六万二千四百。

三五:運之歲,星之石,離之巽,四千六百六十五萬六千。四五:世之歲,辰之石,震之巽,五萬九千九百八十七萬二千。三六:運之月,星之土,離之坎,五萬五千九百八十七萬二千。四六:世之月,辰之土,震之坎,六十萬一千八百四十六萬四千。三七:運之日,皋之火,離之艮,一百六十七萬九千六百一十六萬。四七:世之日,辰之火,震之艮,二千一十五萬五千三百九十二萬。三八:運之辰,星之水,離之坤,二千一十五萬五千三百九十二萬。四八:世之辰,辰之水,農之坤,二萬四千一百八十六萬四千七百四萬。

「三五」:運中の歳、星中の石、離中の巽、数は四千六百六十五万六千。「四五」:世中の歳、辰中の石、震中の巽、数はまさしく五万五千九百八十七万二千(底本の「五万九千」は誤り)。「三六」:運中の月、星中の土、離中の坎、数は五万五千九百八十七万二千。「四六」:世中の月、辰中の土、震中の坎、数はまさしく六十七万一千八百四十六万四千(底本は「七」の字を脱す)。「三七」:運中の日、星中の火、離中の艮、数は一百六十七万九千六百十六万(底本の「皋」は「星」の訛)。「四七」:世中の日、辰中の火、震中の艮、数は二千十五万五千三百九十二万。「三八」:運中の辰、星中の水、離中の坤、数は二千十五万五千三百九十二万。「四八」:世中の辰、辰中の水、震中の坤、数は二万四千一百八十六万四千七百四万(底本の「農」は「震」の訛)。

五一:歲之元,石之日,巽之乾,一十二萬九千六百。六一:月之元,土之日,坎之乾,一百五十五萬五千二百。五二:歲之會,石之月,巽之兌,一百五十五萬五千二百。六二:月之會,土之月,坎之兌,一千八百六十六萬二千四百。五三:歲之運,石之星,巽之離,四千六百六十五萬六千。六三:月之運,土之星,坎之離,五萬五千九百八百八十七萬二千。五四:歲之世,石之辰,巽之震,五萬五千九百八十七萬二千。六四:月之世,土之辰,坎之震,六十七萬一千八百四十六萬四千。

「五一」:歳中の元、石中の日、巽中の乾、数は十二万九千六百。「六一」:月中の元、土中の日、坎中の乾、数は一百五十五万五千二百。「五二」:歳中の会、石中の月、巽中の兌、数は一百五十五万五千二百。「六二」:月中の会、土中の月、坎中の兌、数は一千八百六十六万二千四百。「五三」:歳中の運、石中の星、巽中の離、数は四千六百六十五万六千。「六三」:月中の運、土中の星、坎中の離、数は五万五千九百八十七万二千(底本は「八百」二字を衍す)。「五四」:歳中の世、石中の辰、巽中の震、数は五万五千九百八十七万二千。「六四」:月中の世、土中の辰、坎中の震、数は六十七万一千八百四十六万四千。

五五:歲之歲,石之石,巽之巽,一百六十七萬九千六百一十六萬。六五:月之歲,土之石,坎之巽,二千一十五萬五千三百九十二萬。五六:歲之月,石之土,巽之坎,二千一十五萬五千三百九十二萬。六六:月之月,土之土,坎之坎,二萬四千一百八十六萬四千七百四萬。五七:歲之日,石之火,巽之艮,六萬四百六十六萬一千七百六十萬。六七:月之日,土之火,坎之艮,七十二萬五千五百九十四萬一千一百二十萬。五八:歲之辰,石之水,巽之坤,七十二萬五千五百九十四萬一千一百二十萬。六八:月之辰,土之水,坎之坤,八百七十萬七千一百二十九萬三千四百四十萬。

「五五」:歳中の歳、石中の石、巽中の巽、数は一百六十七万九千六百十六万。「六五」:月中の歳、土中の石、坎中の巽、数は二千十五万五千三百九十二万。「五六」:歳中の月、石中の土、巽中の坎、数は二千十五万五千三百九十二万。「六六」:月中の月、土中の土、坎中の坎、数は二万四千一百八十六万四千七百四万。「五七」:歳中の日、石中の火、巽中の艮、数は六万四百六十六万一千七百六十万。「六七」:月中の日、土中の火、坎中の艮、数は七十二万五千五百九十四万一千一百二十万。「五八」:歳中の辰、石中の水、巽中の坤、数は七十二万五千五百九十四万一千一百二十万。「六八」:月中の辰、土中の水、坎中の坤、数は八百七十万七千一百二十九万三千四百四十万。

七一:日之元,火之日,艮之乾,四千六百六十五萬六千。八一:辰之元,水之口,坤之乾,五萬五千九百八十七萬三千。七二:日之會,火之月,艮之兌,五萬五千九百八十七萬二千。八二:辰之會,水之月,坤之兌,六千七萬一千八百四十六萬四千。七三:日之運,火之星,艮之離,一百六十七萬九千六百一十六萬。八三:辰之運,水之星,坤之離,一千一十五萬五千三百九十二萬。七四:日之世,火之辰,艮之震,一千一十五萬五千三百九十二萬。八四:辰之世,水之辰,坤之震,二萬四千一百八十六萬四千七百四萬。

「七一」:日中の元、火中の日、艮中の乾、数は四千六百六十五万六千。「八一」:辰中の元、水中の日、坤中の乾、数はまさしく五万五千九百八十七万二千(底本の「口」は「日」の訛、末の「三千」は「二千」と作るべき)。「七二」:日中の会、火中の月、艮中の兌、数は五万五千九百八十七万二千。「八二」:辰中の会、水中の月、坤中の兌、数はまさしく六十七万一千八百四十六万四千(底本の「六千七万」は誤り)。「七三」:日中の運、火中の星、艮中の離、数は一百六十七万九千六百十六万。「八三」:辰中の運、水中の星、坤中の離、数はまさしく二千十五万五千三百九十二万。「七四」:日中の世、火中の辰、艮中の震、数はまさしく二千十五万五千三百九十二万。「八四」:辰中の世、水中の辰、坤中の震、数は二万四千一百八十六万四千七百四万。

七五:日之歲,火之石,艮之巽,六萬四百六十六萬一千七百六十萬。八五:辰之歲,水之石,坤之巽,七十二萬五千五百九十四萬一千一百二十萬。七六:日之月,火之土,艮之坎,七十二萬五千五百九十四萬一千一百二十萬。八六:辰之月,水之土,坤之坎,八百七十萬七千一百二十九萬三千四百四十萬。七七:日之日,火之火,艮之艮,二百一十七萬六千七百八十二萬三千五百。八七:辰之日,水之火,坤之艮,二千六百一十一萬千三百八十八萬二千。七八:日之辰,火之水,艮之坤,二千六百一十一萬一千三百八十八萬二千。八八:辰之辰,水之水,坤之坤,三萬一千三百四十五萬六千六百五十八萬四千。

「七五」:日中の歳、火中の石、艮中の巽、数は六万四百六十六万一千七百六十万。「八五」:辰中の歳、水中の石、坤中の巽、数は七十二万五千五百九十四万一千一百二十万。「七六」:日中の月、火中の土、艮中の坎、数は七十二万五千五百九十四万一千一百二十万。「八六」:辰中の月、水中の土、坤中の坎、数は八百七十万七千一百二十九万三千四百四十万。「七七」:日中の日、火中の火、艮中の艮、数は二百十七万六千七百八十二万三千五百。「八七」:辰中の日、水中の火、坤中の艮、数は二千六百十一万一千三百八十八万二千(底本は「一」の字を脱す)。「七八」:日中の辰、火中の水、艮中の坤、数は二千六百十一万一千三百八十八万二千。「八八」:辰中の辰、水中の水、坤中の坤、数は三万一千三百四十五万六千六百五十八万四千。全表はここに至りて止まり、縦横各々八欄、共に六十四格、正しく六十四卦に相当する。

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