易经
《周易》は経と伝の二部からなる。経は六十四卦の卦爻辞で、成書はきわめて古い。伝は後人の経への解釈で、十篇を合わせて十翼と称する。術数の各門はほぼここを共通の源とするが、取り出す層が異なる。象数派は卦象と数理を取り、義理派は哲学の意涵を取る。
この分類は全庫で最も収書が多く、幅も最大である。漢代の象数易から宋代の図書之学、清人の考証までを跨ぐ。同じ爻辞でも注家によってまったく異なる落点を持ちうる。一家だけを読むより、対照して読むほうが相違の所在が見える。
How to read this branch
術数への応用を目指すなら、まず六十四卦の卦爻辞と《説卦伝》の取象に親しむ。義理を目指すなら《繋辞伝》から入るのがよい。
- 大易象数钩深图原文訳文元 · 张理本書が『道蔵』に題する経名は『大易象数鈎隠図』で、元代の張理の撰である。底本には撰人の名が記されず、全書は上・中…
- 东坡易传原文訳文宋 · 苏东坡「乾」卦の上卦は乾、下卦も乾である。卦辞はいう、「乾」は元・亨・利・貞である、と。初九の爻辞はいう、龍はなお潜伏…
- 读易详说原文訳文宋 · 李光『読易詳説』は全十巻からなる。現在伝わる本は、清代の四庫館臣が『永楽大典』から輯録・抄出して再び編み直したもので…
- 横渠易说原文訳文宋 · 张载乾卦の元・亨・利・貞という四徳は、万物の始まりと終わりを貫いている。それに向かっても頭は見えず、それに従っても尾…
- 皇极经世观物外篇衍义原文訳文宋 · 张行成皇極經世書・観物外篇衍義(邵雍撰宋張行成衍義)
- 皇极经世书原文訳文宋 · 邵雍以會經運(續)・經星之壬二百八十九至經星之癸三百
- 皇极经世心易发微原文訳文明 · 杨体仁天地が一開一合し、「元」「会」「運」「世」を運転して永く止まらないのは、これを支えるものが「理」と「数」の二つに…
- 焦氏易诂原文訳文清 · 尚秉和前漢の易学は後漢に至り失伝した
- 焦氏易林原文訳文汉 · 焦延寿乾の卦が自ら変じても乾の卦のままである。道は移り変わって険しい坂が多く、胡人の言葉は屈折して通じにくい。通訳を務…
- 焦氏易林注原文訳文汉 · 焦延寿乾卦から変化した第一条は、変えても変えてもやはり乾――すなわち六爻すべてが陽の「純卦」である(《易林》の体例:各…
- 京氏易传原文訳文汉 · 京房これは清代《欽定四庫全書》に収録せる本子である。書名は《京氏易伝》、漢代京房の撰。京房は字を君明、西漢東郡頓丘の…
- 了斋易说原文訳文宋 · 陈瓘《了斎易説》一巻、所拠は浙江呉玉墀家の蔵本なり。此の条は《四庫全書総目》が此書を著録する時に立てたる標目なり。
- 连山易原文訳文清 · 马国翰論説二至四《山海経》、杜子春、桓譚
- 陆氏易解原文訳文明 · 姚士粦これは四庫館臣が本書のために撰した提要である。《陸氏易解》一巻、明代の姚士粦が輯録し、輯したのは三国呉の人陸績の…
- 潜虚原文訳文宋 · 司马光《潜虚》は北宋の司馬光(字は君実)の撰。この書は揚雄《太玄》の体例を模倣し、「虚」を万物の本原として、独自の象数…
- 潜虚发微论原文訳文宋 · 张敦实《潜虚発微論》は宋代の張敦実の撰。全書は司馬光《潜虚》一書のために作った闡発の論で、《潜虚》の気・体・性・名・行…
- 太玄经原文訳文汉 · 扬雄「玄」に順随せんか――それは渾然として運転し、窮尽無く、端正として天に取法す。陰陽二気は交互に比并し、一つの陽画…
- 温公易说原文訳文宋 · 司马光この書は宋代の司馬光の撰である。蘇軾が司馬光のために書いた《行状》には、彼が《易説》三巻、《注繋辞》二巻を著した…
- 吴园易解原文訳文宋 · 张根呉園易解巻第一(上経乾至履)
- 新本郑氏周易原文訳文清 · 惠栋『新本鄭氏周易』は全部で三巻、本朝(清)の恵棟が編纂したものである。恵棟は字を定宇といい、江蘇長洲県の人。これに…
- 伊川易传原文訳文宋 · 程颐周易伝文(序卦・雑卦・文言・説卦)
- 易经证释原文訳文清 · 陆宗舆宣聖講義(孔子)・図象と文字を並重す
- 易筮通变原文訳文元 · 雷思齐本書の書名は《易筮通変》、もとの題署は「臨川道士雷思斉学」、全三巻である。整理の底本は《正統道蔵》太玄部に出づる…
- 易数钩深图原文訳文宋 · 刘牧二儀十を得て変化を成す第十一
- 易童子问原文訳文宋 · 欧阳修一、《乾》「元・亨・利・貞」――「四德」の説は穆姜より出ず
- 易图明辨原文訳文清 · 胡渭巻十・学易の正宗を論ず(郝敬《談経》《学易枝言》)
- 易图通变原文訳文元 · 雷思齐空山先生易圖通變序(嗣天師張宗演)
- 易纬辨终备原文訳文汉 · 郑玄これは四庫館臣が本書のために撰した提要である。《易緯辨終備》一巻。按:《辨終備》の一名はまた《辨中備》と作す。《…
- 易纬稽览图原文訳文汉 · 郑玄降陽は風と爲り・降陰は雨と爲る
- 易纬坤灵图原文訳文汉 · 郑玄易緯坤霊図・邱氏序:乾は天なり、至徳の者が天子の位に居る
- 易纬略义原文訳文清 · 张惠言易緯略義・〔清〕張惠言輯《乾鑿度》
- 易纬乾元序制记原文訳文汉 · 郑玄易緯乾元序制記・乾道の用と文王の受命
- 易纬是类谋原文訳文汉 · 郑玄易緯是類謀・巻首:五精の萌と十運の検期
- 易纬通卦验原文訳文汉 · 郑玄冬至に八神の表を立て・晷度占驗
- 易学辨惑原文訳文宋 · 邵伯温伝授の一·青社の李之才(挺之)
- 易学滥觞原文訳文元 · 黄泽象を明らかにして諸家の得失を辨ず
- 易原原文訳文清 · 多隆阿上古の頃、庖犠氏(伏羲)は天を仰ぎ地を俯し、鳥獣の形を観察し、近くは自身の身体に取り、遠くは万物に取って、八卦を…
- 易纂言外翼洛书说原文訳文元 · 吴澄「円は星を象る」の釈・天星五宮と暦紀の数
- 御纂周易折中原文訳文清 · 李光地綱領一・《易》書の作述・伝授と源流を論ず
- 正易心法原文訳文宋 · 麻衣道者正易心法注宋・麻衣道者撰陳摶注
- 周易原文訳文周 · 佚名《乾》の卦は六爻すべて陽爻で、純陽の天を象とする。卦辞の「元・亨・利・貞」四字は全書の総綱である。「元」は万物を…
- 周易本义原文訳文宋 · 朱熹《周易》という書は、「卦」「爻」「彖」「象」四者の義理をすべて備えており、天地万物の実情もまたこれによって顕現す…
- 周易辨录原文訳文明 · 杨爵《周易辨録》は明代の楊爵が撰した書である。本書は《欽定四庫全書》経部の第一類に収められ、書名は《周易辨録》と題さ…
- 周易禅解原文訳文明 · 释智旭周易禅解巻第八北天目道人蕅益智旭著
- 周易阐真原文訳文清 · 刘一明秦始皇が典籍を焼き払って以来、《易》だけが卜筮の書と見なされたおかげで、幸いにも焼失を免れた。漢の代に私蔵書の禁…
- 周易杭氏学原文訳文清 · 杭辛斋易に太極有りこれ両儀を生ずるの図
- 周易集解原文訳文唐 · 李鼎祚乾卦は下卦も乾・上卦も乾で、純陽が重なり合っている。卦辞にいう。乾は元・亨・利・貞の四徳を備える。李鼎祚の案語に…
- 周易集注原文訳文明 · 来知德屯卦(震下坎上)――屯は、見るに居を失わず
- 周易举正原文訳文唐 · 郭京巻上・比卦泰卦否卦同人卦謙卦
- 周易口诀义原文訳文唐 · 史徵《周易口訣義》六巻(永楽大典本)・四庫提要
- 周易口义原文訳文宋 · 胡瑗繋辞上・子曰知変化之道者其知神之所為乎
- 周易六十四卦爻辞全文原文訳文周 · 佚名第1卦乾為天(けんいてん) ䷀
- 周易略例原文訳文晋 · 王弼明卦適変通爻(めいかてきへんつうこう)
- 周易浅述原文訳文清 · 陈梦雷欽定四庫全書経部一周易浅述(易類)
- 周易尚氏学原文訳文清 · 尚秉和第八論彖・象が経に連なるのは誰に始まるか
- 周易尚占原文訳文元 · 李道纯一、以銭代蓍法(揲蓍法は心鑑に見え)
- 周易述原文訳文清 · 惠栋乾卦・八純卦、天の象、消息四月
- 周易彖传象传原文訳文周 · 佚名《彖伝(たんでん)》は乾卦を讃嘆する:偉大なるかな、乾の元始の徳!万物はみなこれに凭って初めて始まりを得、これが…
- 周易新讲义原文訳文宋 · 耿南仲離卦(離下離上、原書卦辞彖辞阙有り)
- 周易音义原文訳文唐 · 陆德明周易略例(しゅうえきりゃくれい)
- 周易正义原文訳文唐 · 孔颖达《周易正義》(魏・王弼等注唐・孔穎達疏)
- 周易郑康成注原文訳文宋 · 王应麟『周易鄭康成注』は全部で一巻、南宋の王應麟が編纂したものです。王應麟は字を伯厚といい、慶元府(現在の浙江省寧波)…
- 子夏易传原文訳文春秋 · 卜子夏子夏易伝(旧題は春秋・卜子夏の撰)
作盤ガイド
- 大衍筮法大衍筮法は、『周易』がみずから記す立卦の手続きで、『繋辞上伝』に載る。銅銭を投じるよりはるかに手間がかかるが、どの段階も経文に書かれており、各爻の老と少を分けることができる。このページでは十八変の順序に沿って説明する。
- 六爻納甲の立卦六爻は一つの具体的な事柄について卦を立て、その構造を読む。人を描く八字や紫微斗数とは異なり、六爻はある時点における事の形勢を描く。このページでは、卦を得てから装卦を終えるまでの一連の手順をたどる。
- 梅花易数の立卦梅花易数は伝統的に邵雍に帰される一門で、際立つのは立卦の自在さである。時刻でも、口にされた数でも、方位でも、ふと目に留まったものでも卦になり、干支を装さず六親も配さず、八卦の象をそのまま読む。このページでは立卦から体用を分けるまでを扱う。
- 八字作盤八字は四柱推命ともいい、生まれた年・月・日・時のそれぞれに干支を一組ずつ配して、合わせて八つの字とする。このページでは、その八つの字がどう導かれるのか、各柱が何を表すのか、そして命式を誤らせやすい箇所を説明する。
