佛家
漢伝仏典の大多数は翻訳であり、中土のオリジナルではない。訳者・時代・依拠した梵本が異なれば、同じ経名でも文字に差が出る。本門は通行の漢訳本の原文を取り、別途校勘記は作らず、現代の講経記録で経文を置き換えることもしない。
壇経は中土の撰述だが、訳経と並べるのは、禅宗の読書順序において欠かせないからである。華厳・大智度論・瑜伽師地論のような大部は、信頼できる全文がある場合のみ収め、節本を全書と見せかけない。
How to read this branch
短いものは心経・金剛経・四十二章経・壇経から読み始められる。浄土は阿弥陀経・無量寿経・観経を見る。大乗の叙事と禅を見るなら、法華・維摩・楞厳・円覚・地蔵へ進む。
- 阿毘达磨俱舍论原文訳文唐 · 世亲造,玄奘译アビダルマ倶舎論巻第二尊者世親造
- 般若波罗蜜多心经原文訳文唐 · 玄奘译*玄奘訳・唐貞観23年(649年)*
- 成唯识论原文訳文唐 · 护法等造,玄奘译護法等の諸菩薩が造った。
- 大方广圆觉修多罗了义经原文訳文唐 · 佛陀多罗译大唐・罽賓(現在のカシミール一帯)の三蔵・佛陀多羅による漢訳。
- 大佛顶如来密因修证了义诸菩萨万行首楞严经原文訳文唐 · 般刺蜜帝译大仏頂如来密因修証了義諸菩薩万行首楞厳経
- 地藏菩萨本愿经原文訳文唐 · 实叉难陀译炉香がまさに焚かれて、法界にあまねく薫じ、諸仏の海会に遥かに聞こえ、随所に祥雲を結ぶ。誠意まさに殷にして、諸仏が…
- 梵网经原文訳文姚秦 · 鸠摩罗什译梵網経盧舍那仏説菩薩心地戒品第十巻上
- 佛果圜悟禅师碧岩录原文訳文宋 · 重显颂古,克勤评唱仏果圜悟禅師碧巌録巻第一(終)
- 佛说阿弥陀经原文訳文姚秦 · 鸠摩罗什译姚秦の時代に亀茲国の三蔵法師・鳩摩羅什が訳した。
- 佛说八大人觉经原文訳文后汉 · 安世高译後漢の時代に安息国(古代中央アジアの国名、現在のイラン北東部あたり)の三蔵法師・安世高が訳した。三蔵とは、経・律…
- 佛说观无量寿佛经原文訳文刘宋 · 疆良耶舍译劉宋の時代に西域から来た三蔵法師・畺良耶舎(カーラヤシャス)が訳した。
- 佛说无量寿经原文訳文曹魏 · 康僧镂译曹魏の時、天竺の三藏康僧鎧が訳した。
- 佛遗教经原文訳文后秦 · 鸠摩罗什译後秦の時代に亀茲国(西域の古国、現在の新疆の庫車あたり)の三蔵法師・鳩摩羅什が皇帝の命を奉じて訳した。
- 金刚般若波罗蜜经原文訳文后秦 · 鸠摩罗什译法会因由分第一『説法の会聚、ここに由る起因』
- 景德传灯录原文訳文宋 · 道原景徳伝灯録巻第九黄檗希運禅師『伝心法要』
- 楞伽阿跋多罗宝经原文訳文刘宋 · 求那跋陀罗译楞伽阿跋多羅寶經卷第二宋天竺三藏求那跋陀羅譯
- 六祖大师法宝坛经原文訳文唐 · 慧能述,宗宝编風旛報恩光孝禅寺住持・嗣法比丘宗宝が編集した。(宗宝は元代の僧で、通行本『壇経』は彼によって再編されたものである…
- 妙法莲华经原文訳文姚秦 · 鸠摩罗什译御製大乘妙法蓮華經序
- 四十二章经原文訳文后汉 · 迦叶摩腾、竺法兰译後漢の時代、西域から来た沙門の迦葉摩騰と竺法蘭が共に訳した。
- 维摩诘所说经原文訳文姚秦 · 鸠摩罗什译維摩詰所説経(一名『不可思議解脱』上巻)
- 五灯会元原文訳文宋 · 普济七仏
- 信心铭原文訳文隋 · 僧琼至高の道は決して難しくはない。ただあなたがその中で取り捨て・選択することが恐ろしいだけだ。憎しみと愛着という分別…
- 药师琉璃光如来本愿功德经原文訳文唐 · 玄奘译大唐の三蔵法師玄奘が皇帝の命を奉じて訳した。(三蔵とは、経・律・論の三部の典籍に通じた法師のこと。)
- 永嘉证道歌原文訳文唐 · 玄觉唐の慎水の沙門玄覚撰
- 中论原文訳文姚秦 · 龙树造,鸠摩罗什译釈僧叡の序
