邵氏皇極経世図
温公潜虚擬玄図
潜虚性図
凡性之序,先列十純。十純既浹,其次降一,其次降二,其次降三,其次降四,最後五配而性備矣。始於純,終於配,天地之道也。
司馬光『潜虚』が人の性を排列する次第はこのようである。まず十個の「純」を列出し、十純が排し周遍して後、次に一等を降じ、さらに次に二等を降じ、さらに次に三等を降じ、さらに次に四等を降じ、最後に五種の「配」を以て収尾すれば、人の性の類別は斉備する。「純」より開頭し、「配」に至りて収尾する、これ正しく天地生成の道理である。
説卦配方図
造化之一氣,即聖人之一心也。造化之氣本於發生,而聖人之心亦將以濟世也。故不兔由靜以之動,自無而入有,使萬物得以遂其生,安其業。天下之人,終不見其邇者,其故何哉?蓋造化之氣,與聖人之心,雖動而不離,雖有而不舍無,被萬物與萬民也。齊、見、役、說、戰、勞於其問,而不自覺知耳。此八卦之序,所以出乎震,而成乎艮也。謂之帝者,豈非造化之氣,與聖人之心一乎?
造化のあの一股の気は、すなわち聖人のあの一片の心である。造化の気は生発に本づき、聖人の心はまた以て世人を救済せんとする。ゆえに両者はいずれも静より動に転じ、「無」より「有」に進まざるを得ず、万物をして各々その生長に順遂し、各々その本業に安処せしむる。しかるに天下の人は終始その形跡を見ることができない。これは何の故か。造化の気と聖人の心とは、発動すと雖も本体を離れたことなく、「有」に入ると雖も「無」を捨てたことがなく、それは万物と万民とを覆被するに因る。万物万民は『説卦』のいう「巽に斉く、離に相い見る、坤に役を致す、兌に言を説ぶ、乾に戦い、坎に労う」というこの一連の過程の中間において活動するも、自己は些かも覚察しないだけである。これが八卦の次序が「震に出で」て「艮に成る」の所以の故である。『説卦』がこれを「帝」と称すは、あに造化の気と聖人の心とは本より一つなるを説明せざらんや。底本の「不兔」はすなわち「不免」、「其問」はすなわち「其間」である。
古今易学伝授図
大易象数鈎深図 巻下終
巻下校勘記
#1『未殺』,原作『末殺』,據四庫本改。#2『大寒之時』,原作『大正之時』,據四庫本改。#3『臍』,原作『躋』,據四庫本改。#4『陵』,四庫本亦是,疑為『稜』字之誤。#5『沬』,原作『沐』,據四庫本改。#6『焚次』,原作『炎次』,據四庫本改。#7『至』,據四庫本補。#8『四肢』,原作『四支』,據四庫本改。#9『戶庭』,四庫本作『門庭』。
第一条:「未殺」は底本にもと「末殺」と作るも、四庫本に依って改正した。第二条:「大寒之時」は底本にもと「大正之時」と作るも、四庫本に依って改正した。第三条:「臍」の字は底本にもと「躋」と作るも、四庫本に依って改正した。第四条:「陵」の字は四庫本もまたかく書くも、「棱」の字の誤りと疑う。第五条:「沬」の字は底本にもと「沐」と作るも、四庫本に依って改正した。第六条:「焚次」は底本にもと「炎次」と作るも、四庫本に依って改正した。第七条:「至」の字は四庫本に依って補入した。第八条:「四肢」は底本にもと「四支」と作るも、四庫本に依って改正した。第九条:「戸庭」は四庫本に「門庭」と作る。
#10『成坎』,原作『戊坎』,據四庫本改。#11『後易』,原作『復易』,據四庫本改。#12『辨義』,原作『辯義』,據四庫本改。#13『怛』,原作『常』,據四庫本改。#14『求』,原作『永』,據四庫本改。#15『而始』,四庫本作『而知』。#16『三』,據四庫本補。#17『被萬物與萬民也』,四庫本作『彼萬物與萬物已』。
第十条:「成坎」は底本にもと「戊坎」と作るも、四庫本に依って改正した。第十一条:「後易」は底本にもと「復易」と作るも、四庫本に依って改正した。第十二条:「辨義」は底本にもと「辯義」と作るも、四庫本に依って改正した。第十三条:「怛」の字は底本にもと「常」と作るも、四庫本に依って改正した。第十四条:「求」の字は底本にもと「永」と作るも、四庫本に依って改正した。第十五条:「而始」は四庫本に「而知」と作る。第十六条:「三」の字は四庫本に依って補入した。第十七条:「被万物与万民也」は四庫本に「彼万物与万物已」と作る。
