Libo

五、変卦例

元 · 李道纯 · 第2巻 / 4

作盤ガイド: 大衍筮法, 六爻納甲の立卦

乾為天,自下一爻變起,初變陰,天風姤;二變陰,天山遁;三變陰,天地否;四變陰,風地觀;五變陰,山地剝;上爻為主,不動。再變四為陽,火地晉;再將內卦三爻,全部變為陽爻,火天大有。餘見後通變部。

乾為天卦を例として、最も下の一爻より順に変化する。初爻が陰に変われば天風姤を成す。第二爻が陰に変われば天山遯を成す。第三爻が陰に変われば天地否を成す。第四爻が陰に変われば風地観を成す。第五爻が陰に変われば山地剥を成す。上爻は一卦の主で、始終変わらない。五世に至った後、向きを返して第四爻を陽に変え戻せば火地晋を成し、これが遊魂卦である。さらに内卦の三爻を一斉に陽爻に変え戻せば火天大有を成し、これが帰魂卦である。残りの各宮の変法は、詳しくは後の「通変部」に見える。

六、起世応

八純卦,世上;初爻變,一世卦;二爻變,二世卦;三爻變,三世卦;四爻變,四世卦;五爻變,五世卦。復卦四爻變,游魂卦;再總變下三爻,歸魂卦。一世卦,應在四;二世卦,應在五;三世卦,應在上;四世卦,應在初;五世卦,應在二;八純卦,應在三;游魂卦,應在初;歸魂卦,應在上。彼為應,世為我。應為晦,世為貞。

世爻を安ずる法則。八純卦の世爻は上爻に在る。初爻の変ずるは一世卦で、世は初爻に在る。第二爻の変ずるは二世卦で、世は二爻に在る。第三爻の変ずるは三世卦で、世は三爻に在る。第四爻の変ずるは四世卦で、世は四爻に在る。第五爻の変ずるは五世卦で、世は五爻に在る。五世に至った後、さらに第四爻を変え戻せばすなわち遊魂卦で、世はなお四爻に在る。さらに下の三爻を一括して変え転じればすなわち帰魂卦で、世は三爻に在る。応爻を安ずる法則。応爻は世爻と常に三位を隔つ。一世卦は応が四爻に在り、二世卦は応が五爻に在り、三世卦は応が上爻に在り、四世卦は応が初爻に在り、五世卦は応が二爻に在り、八純卦は応が三爻に在り、遊魂卦は応が初爻に在り、帰魂卦は応が上爻に在る。応爻は相手方を代表し、世爻はこちら方を代表する。応爻が外に在るを「晦」とし、世爻が内に在るを「貞」とする。

七、飛伏例

持世納甲為飛神,本宮納甲為伏神。八純與歸魂,以本宮持世為飛神,相配卦持世為伏神。乾與坤,坎與離,震與巽,艮與兌,皆相配也。假如乾卦上爻壬戌持世,是飛神;坤卦上爻癸酉持世,即癸酉是乾家伏神也。餘仿此。

世を持つあの爻の納する干支を「飛神」と呼ぶ。本宮首卦の同一の爻位の納する干支を「伏神」と呼ぶ。八純卦と帰魂卦については、本宮の持世の爻をもって飛神とし、これと相配する卦の持世の爻をもって伏神とする。相配の関係は、乾は坤と相配し、坎は離と相配し、震は巽と相配し、艮は兌と相配する。例えば乾卦の上爻は壬戌土が世を持ち、壬戌がすなわち飛神である。坤卦の上爻は癸酉金が世を持ち、癸酉がすなわち乾宮の伏神である。残りの各卦はみなこの方法に照らして推す。

八、身命例

子午持世初為身,丑未持世二為身,寅申持世三為身,卯酉持世四為身,辰戌持世五為身,巳亥持世上為身。占卦人本肖屬為命。

身爻を安ずる法則は、世を持つあの爻の納する地支を見なければならない。世爻が子を納めまたは午を納める者は、身爻は初爻に在る。丑を納めまたは未を納める者は身は二爻に在り、寅を納めまたは申を納める者は身は三爻に在り、卯を納めまたは酉を納める者は身は四爻に在り、辰を納めまたは戌を納める者は身は五爻に在り、巳を納めまたは亥を納める者は身は上爻に在る。「命」については、卦を占う本人の生肖の属するあの一つの地支を取り、卦中でこの支を納めた爻がすなわち命爻である。

九、定卦主

靜以世為主,應為應。一爻動,以本卦動爻為主,變卦動爻為應。二爻動,以上動爻為主,後動爻為應。三爻動,以動爻為主,不動為應。四爻動,以下爻為主,仍看之卦不變爻。五爻動,以靜爻為主,變卦靜爻為應。六爻俱動,以本卦世為主,變卦世為應。凡三爻以上爻動,主事不一,謂之亂動。若亂動時,只以所占爻為主,占財以財為主是也。

卦主を定める法則は次の通り。六爻がいずれも動かない者は、世爻をもって主とし、応爻をもって応とする。ただ一爻のみ発動する者は、本卦の動爻をもって主とし、変卦中の相対するあの一爻をもって応とする。両爻が発動する者は、上に在るあの動爻をもって主とし、後に動く一爻をもって応とする。三爻が発動する者は、動爻をもって主とし、動かない爻をもって応とする。四爻が発動する者は、最も下の動爻をもって主とし、同時にやはり変卦中の変わらないあの一爻を参看する。五爻が発動する者は、あの一つの静爻をもって主とし、変卦中の相対する静爻をもって応とする。六爻がすべて動く者は、本卦の世爻をもって主とし、変卦の世爻をもって応とする。およそ三爻以上が発動すれば、主となる事が専一でなく、「乱動」と呼ぶ。乱動に遇えば、ただ占う事の用神爻を取って主とする。例えば銭財を占えば妻財爻をもって主とする。

十、定六親

生我為父母,我生為子孫,克我為官鬼,我克為妻財,比和為兄弟。常以本宮所屬為我,納甲所屬為彼。假如姤卦初爻,納甲辛丑土,本宮屬金,土生金,為父母也。餘依此。

六親を定めるにはもっぱら五行の生克に憑る。我を生ずるを父母爻と定め、我の生ずるを子孫爻と定め、我を克するを官鬼爻と定め、我の克するを妻財爻と定め、我と同類なるを兄弟爻と定める。ここにいう「我」は、一律に本宮の属する五行を指し、「彼」は、その爻の納甲干支の属する五行を指す。例えば天風姤卦の初爻は辛丑土を納め、姤卦は乾宮に隷属し乾宮は金に属す。土は金を生ずるから、まさに「我を生ず」であり、ゆえにこの一爻を父母と定める。残りの各爻はみなこの方法に照らして定める。

十一、定六神

青龍木神,朱雀火神,勾陳土神,白虎金神,玄武水神。甲乙日起青龍,丙丁日起朱雀,戊日起勾陳,己日起騰蛇,庚辛日起白虎,壬癸日起玄武。假如甲乙日起青龍初爻,第二爻朱雀,三爻勾陳,四爻騰蛇,五爻白虎,上爻玄武。持身世及動者。餘依此。

六神はそれぞれ五行がある。青龍は木に属し、朱雀は火に属し、勾陳は土に属し、白虎は金に属し、玄武は水に属し、騰蛇もまた土に属して勾陳と同類である。六神を安ずるにはまず卦を占う当日の天干を見る。甲日・乙日は青龍より起こし、丙日・丁日は朱雀より起こし、戊日は勾陳より起こし、己日は騰蛇より起こし、庚日・辛日は白虎より起こし、壬日・癸日は玄武より起こし、いずれも初爻より上へ順に排布する。例えば甲日・乙日に占えば、初爻に青龍を起こし、第二爻は朱雀、第三爻は勾陳、第四爻は騰蛇、第五爻は白虎、上爻は玄武である。卦を断ずるときは、六神の中のどの一位が身爻・世爻に臨んでいるか、およびどの一位が発動の爻に臨んでいるかを緊要に見る。残りの日干はみなこの方法に照らして安ずる。前の「日建六神例」の一表は戊・己の両日を併せて勾陳を起こす例としたが、ここの己日が騰蛇を起こすのとやや出入りがあるので、こちらをもって正とすべきである。

十二、論四直

年建天符太歲居,月建青龍為直符,日建傳符宜發動,時辰直事次傳符。假如子年,子爻動,青龍臨子爻,是持水神也。又如正月,寅爻動,為月建青龍也。又如子日,子爻動,朱雀臨之,是傳符持火神也。又如午時,午爻動,臨白虎,是直事持金神也。

「四直」とは年・月・日・時の四重の時令の神を指す。年建を「天符」と呼び、太歳はこの位に居る。月建を「直符」と呼び、青龍をもってこれに当たる。日建を「伝符」と呼び、最も緊要なのはその発動である。時辰を「直事」と呼び、分量は伝符に次ぐ。例を挙げて言えば、子年に占い、卦中の子爻が発動し、青龍がまたこの一つの子爻の上に臨めば、これは天符が水神に臨んだのである。また正月に占い、卦中の寅爻が発動すれば、これはすなわち月建の青龍である。また子日に占い、卦中の子爻が発動し、朱雀がその上に臨めば、これは伝符が火神に臨んだのである。また午時に占い、卦中の午爻が発動し、白虎がその上に臨めば、これは直事が金神に臨んだのである。

決断部第四

一、六親断例

父母持世及身宮,旺相文書喜信通,田宅禾苗皆遂意,占身問病卻成凶。父母化父母,文書定相許,化子進人丁,化鬼身遷舉,化財宅長憂,兄弟本身取。子孫持世為福神,事成憂散穀財榮,占胎問病重重吉,謁貴求官反不亨。子孫化子孫,人情兩稱情,化父田蠶旺,化財加倍榮,化鬼憂產病,兄弟必相爭。

父母爻が世爻または身爻を持つ。もし父母爻が旺相なら、文書が順遂し喜報が通達することを主り、田宅を占い禾苗を占うにもみな意にかなう。ただ自身を占い疾病を問うときはかえって凶象となる。父母爻が子孫という福神を克するからである。父母爻が発動して父母爻を変出すれば、求める文書は必ず許される。子孫爻を変出すれば、家中に丁を添え口を入れる。官鬼爻を変出すれば、自身に遷升・薦挙の喜がある。妻財爻を変出すれば、家長に憂いがある。兄弟爻を変出すれば、事は自己の身に応ずる。子孫爻が世を持つ。この一爻はまさに「福神」で、事の成り憂いの散ずること、穀物・銭財の栄盛を主る。胎孕を占い疾病を問えばいずれも重々の吉兆である。ただ貴人に謁見し官職を謀るときはかえって通じない。子孫が官鬼を克して官運を克し去ってしまうからである。子孫爻が発動して子孫爻を変出すれば、互いの人情が両方意にかなう。父母爻を変出すれば、田禾・蚕桑が興旺する。妻財爻を変出すれば、銭財が倍加して栄盛する。官鬼爻を変出すれば、生産と疾病とに憂いがある。兄弟爻を変出すれば、必ず争奪を起こす。

官鬼持世必得官,文書印信兩相看,占婚問病俱凶犯,破宅傷財身不榮。官化官為祿,求官宜疾速,化財占病凶,化父文書逐,化子必傷官,化兄家不睦。陰為妻妾陽為財,持世持身總稱懷,財穀田蠶收百倍,若占病產鬼為胎。妻財化妻財,錢龍入宅來,化官憂戚戚,化子笑哈哈,化父宜家宅,化兄當破財。

官鬼爻が世を持てば、官を求めて必ず官を得る。さらに父母爻の主る文書と印信とを併せて参看しなければならない。しかし婚姻を占い疾病を問えばいずれも凶兆を犯し、宅舎を破敗し銭財を損傷することを主り、自身も顕栄しない。官鬼爻が発動して官鬼爻を変出すれば、禄位の象で、官を求めるに速やかなるべきである。妻財爻を変出すれば、病を占うに凶。父母爻を変出すれば、文書は手に到るべし。子孫爻を変出すれば、必ず官運を傷つける。兄弟爻を変出すれば、家中は和睦しない。妻財爻の陰に属するは妻妾を主り、陽に属するは銭財を主る。世を持つにしても身を持つにしても、総じて意にかなう。銭穀・田禾・蚕桑を占えば百倍の利を収むべし。もし疾病と生産を占えば、官鬼爻を病根と胎気と見做さなければならない。妻財爻が発動して妻財爻を変出すれば、銭龍が宅に入るがごとし。官鬼爻を変出すれば、憂愁戚戚たり。子孫爻を変出すれば、笑いが顔に開く。父母爻を変出すれば、家宅に宜しい。兄弟爻を変出すれば、必ず財を破る。

陽為兄弟陰姊妹,所問所謀皆退悔,縱使福神同位臨,到頭不遂空勞費。兄弟化兄弟,凡占無所利,化父父憂驚,化財財未遂,化官身有災,化子卻如意。

兄弟爻の陽に属するは兄弟を主り、陰に属するは姉妹を主る。およそ問うところ謀るところあれば、いずれも退縮と後悔を主る。たとえ子孫という福神が同じ位に臨むとも、終わってみればやはり願いの如くならず、徒に一番の辛労を費やす。兄弟爻が発動して兄弟爻を変出すれば、何を占うにも利の見込みなし。父母爻を変出すれば、父母に驚憂あり。妻財爻を変出すれば、銭財は求めても遂わず。官鬼爻を変出すれば、自身に災いあり。子孫爻を変出すれば、かえって事事意の如し。

二、六神断例

發動青龍萬事通,進財進祿福無窮,臨凶遇殺都無礙,惟忌臨金與落空。朱雀交重文印旺,殺神相併謾勞功,是非口舌皆因此,持水臨空卻利公。勾陳發動憂田土,累歲迍邅為殺逢,持木落空方脫灑,縱然安靜也迷濛。

青龍の一爻が発動すれば、万事亨通し、財を進め禄を進め、福気は窮まらない。たとえ凶爻に臨み凶殺に遇うとも、みな妨げない。忌むべきものはただ二件。一は青龍が木に属して金爻に臨み、金に克されること。二は空亡に落ち入ること。朱雀が動爻となれば、文書・印信の興旺を主る。もし凶殺と同じく並べば、すなわち徒らに労碌の一場である。人間の是非・口舌は多く朱雀より惹き起こされる。しかし朱雀がもし水爻を持ち、あるいは空亡に臨めば、かえって官司を打つに利あり。勾陳が発動すれば、田土の事のために愁えることを主る。さらに凶殺に遇えば、連ねて数年困頓して順わない。ただ勾陳が木爻を持つか(木は土を克し得る)、あるいは空亡に落ち入るかしてこそ、脱然として身を脱し得る。さもなくば、たとえそれが安静に動かずとも、事は依依旧として迷蒙にして明らかならず。

騰蛇發動憂榮碎,怪夢陰魔暗裡逢,持木落空方始吉,交重旺相必然凶。白虎交重驚怪事,求官臨鬼反豐隆,持金世殺妨人口,遇火加空卻不同。玄武動搖多闇昧,若臨旺相賊交攻,上爻相併邪無犯,帶殺依然咎在躬。

騰蛇が発動すれば、零碎に煩擾する事のために心を憂えることを主り、暗中につねに怪夢と陰邪の擾れに遇う。ただ木爻を持つか空亡に落ち入るかしてこそ、転じて吉となる。もし騰蛇が動爻となりかつ旺相なれば、必ず凶を主る。白虎が動爻となれば、驚怪の事あるを主る。しかし官を求める人に白虎が官鬼爻に臨めば、官運はかえって豊隆である。白虎が金爻を持ち、また世爻の上の凶殺と同じく並べば、家中の人口を妨害する。もしそれが火爻に遇い(火は金を克し得る)また空亡に落ちれば、情形はまた別に論ずべきである。玄武が揺動すれば、多く暧昧にして明らかならざる事を主る。玄武がもし旺相なれば、盗賊が交い来り攻めあるを主る。玄武がもし上爻に在って別爻と相并すれば、邪祟も侵犯できない。しかし凶殺を帯びるや否や、災咎は依依旧として自己の身に落ちる。

三、天符断例

年建為天符。子年子爻動方斷。假如子年子爻動,臨青龍木神也。天符青龍木,發動加官祿,在外盜資財,內搖憂眷屬。天符朱雀火,文書非小可,殺並是非生,內搖家事瑣。天符勾陳土,田蠶十分許,殺並事勾連,騰蛇同類取。天符白虎金,經營必稱心,殺神如並者,禍患定來侵。天符玄武水,陰私並賊鬼,若與吉人交,變憂而成喜。

年建を「天符」と呼ぶ。必ず本年の地支の在るあの一爻が発動して、はじめてこれによって論断すべきである。例えば子年に占い、卦中の子爻が発動し、青龍がまたこの一爻の上に臨めば、これは天符が木神に臨んだのである。天符がもし青龍で木に属すれば、発動は官を加え禄を進めることを主る。外卦に動けば、外に在って盗まれ財を損ずることを主る。内卦に動けば、すなわち家中の眷属に憂いあり。天符がもし朱雀で火に属すれば、文書の事の小ならざるを主る。凶殺と同じく並べば、是非はここより生ずる。内卦に動けば、家中の瑣事が紛紜する。天符がもし勾陳で土に属すれば、田禾・蚕桑は十分に望みあり。凶殺と同じく並べば、事はすなわち糾纏して勾連する。騰蛇と勾陳は同じく土に属し、断法はこれと同じ。天符がもし白虎で金に属すれば、経営・売買は必ず意にかなう。一旦凶殺と同じく並べば、禍患は必ず来り侵す。天符がもし玄武で水に属すれば、陰私の事を主り、兼ねて盗賊・鬼祟あり。しかし吉神と交わり会すれば、すなわち憂いを転じて喜びと為す。

四、直符断例

月建為直符。月建為青龍,動則不雷同,內搖人口旺,外動祿財豐。前三為朱雀,文書不待約,吉助有升遷,殺交遭繫縛。後三為玄武,所謀皆不許,在外損錢財,在家憂宅主。對宮為白虎,凡占當忌取,外動有憂驚,休囚禍更深。後一為勾陳,連速碎事侵,旺相尤為咎,休囚禍更深。騰蛇正起辰,逐月逆流行,內外皆為咎,空亡卻稱情。

月建を「直符」と呼ぶ。月建のあの一支はすなわち青龍の居るところで、それが一たび発動すれば、効験は尋常と同じからず。内卦に動けば、家中の人口の興旺を主る。外卦に動けば、俸禄・銭財の豊厚を主る。青龍の前三位は朱雀。文書が期を約せずして到るを主る。吉神の幇扶あれば、すなわち昇遷を得る。もし凶殺と交わり並べば、すなわち牢獄に係繋する災いあり。青龍の後三位は玄武。謀る事はみな許されず、外に在って銭財を損失し、家に在っては宅主に憂いあり。青龍と相対する宮は白虎。およそ何事を占うにもこれを忌むべきで、外卦に動けば驚憂あるを主り、もしまた休囚して気なければ、禍患はいよいよ深い。青龍の後一位は勾陳。接続して絶えざる瑣碎の事が来り侵すを主り、旺相の時は殊に咎を成し、休囚の時は禍患いよいよ深い。騰蛇はすなわち正月より辰位に起こり、月ごとに逆行する。内卦に動くとも外卦に動くとも咎害を成し、ただ空亡に落ち入ればかえって意にかなう。

五、伝符断例

日建為傳符。子日子爻動方斷。日建加青龍,財祿喜重重,朱雀宜施用,勾陳事未通,騰蛇多怪異,白虎破財凶,玄武陰私撓,應在日辰中。

日建を「伝符」と呼ぶ。同じく本日の地支の在るあの一爻が発動して、はじめてこれによって論断すべきである。日建の上にもし青龍を加え臨めば、財禄・喜慶が重々なる。朱雀を加え臨めば、作為を施展するに宜しい。勾陳を加え臨めば、事はいまだ通達せず。騰蛇を加え臨めば、多く怪異の事あり。白虎を加え臨めば、財を破るを主り、凶と為す。玄武を加え臨めば、陰私の事に攪擾される。およそこれらの事の応験する時は、みな日辰と相応するあの日に落ちる。

六、神殺断例

問喜宜天喜,消憂天解星,大殺休施用,咸池莫問婚。病遇天醫瘥,囚因血忌刑,求雨占雷殺,占身吉殺寧。往亡休出入,負結好饒人,三丘並五墓,飛廉及浴盆。四般休問病,占孕亦憂驚,公訟忌刑害,亡劫事難伸。

喜慶の事を問うに、最も「天喜」を見るに宜しい。憂愁を消解せんとすれば、「天解」というあの星を見よ。「大殺」に遇えば、挙動あるべからず。「咸池」に遇えば、婚姻を問うなかれ。疾病を占うに「天医」に遇えば、病は愈えるべし。牢獄に囚繋せられるに遭うは、多く「血忌」の刑を加うるに因る。雨を求めるには「雷殺」を見よ。自身を占うに「吉殺」に遇えば、すなわち平安にして寧泰。「往亡」に逢えば出入・遠行に宜しからず。「負結」に逢えば寛厚にして人を饒かすが最もよし。「三丘」と「五墓」、「飛廉」と「浴盆」、この四種の凶殺は、疾病を占うに一概に問うなかれ、胎孕を占うにも憂驚を主る。官司を打つに最も刑と害を忌み、「亡神」「劫殺」に遇えば、事は伸雪し難い。

遇死憂凶事,逢生吉慶生,三合與六合,內外總光亨。天德與月德,萬事得圓成,吉凶隨例斷,慎勿順人情。凶處忌有氣,吉處忌凶神,子旬無戌亥,六甲細推輪。

卦爻が「死気」に遇えば、凶事を憂慮すべし。「生気」に逢えば、吉慶は自ずから生ずる。三合・六合の相い扶けるを得れば、内卦外卦を問わず光明にして亨通する。「天徳」「月徳」を見れば、万事みな円満に成し得る。要するに吉と凶とはみな定例に依って断ずべく、断じて占い求める人の心意に順って好いことを言ってはならない。凶のところは最もそれが気を得て勢いあるを忌み、吉のところは最も凶神に冲犯されるを忌む。例えば卦を起こして甲子旬に逢えば、戌・亥の二支はすなわち空亡である。六十甲子の各旬の旬空は、みなこのように照らして細かく推排しなければならない。

巻中

三材部第五

一、陰晴雨晦章

乾為天象震雷龍,坎兌為陰巽起風,坤艮往來無雨順,火山爻動日和融。乍雨乍晴離坎並,半陰半晦兌離重,殺臨未濟終須濟,既濟雖陰雨不充。巽入坎來風後雨,凡臨坤位細濛濛,畜過密雲終不雨,隨臨有雨歲時豐。天地不交膏不降,陰陽方並謝天工,八純火動游魂木,火傘炎張日大空。地火明夷天色晦,火雷噬嗑電光紅,離爻帶殺晴明斷,朱雀飛揚事一同。

陰晴・雨雪を占うには、まず卦体を見る。卦に乾を見れば、晴明の天象である。卦に震を見れば、雷電と雲龍の気を主る。坎と兌は陰雲を主り、巽は風の起るを主る。坤と艮とが往来交錯すれば、雨なくして天気は和順である。離火と艮山の爻が発動すれば、日色は温和にして融暖である。離と坎の二卦が並び見えれば、一時雨が降り一時放晴れる。兌と離の二卦が重なれば、半ば陰天半ば昏晦である。凶殺が《未済》に臨めば、終にまた既済に転じて放晴れる。《既済》を得れば、陰天なりといえども雨量は足らない。巽卦が入りて坎卦が続き来れば、先に風が起こり後に雨が落つ。およそ坤位に臨めば、ただ細雨濛濛たるのみ。大畜・小畜の卦を得れば、まさに卦辞の「密雲雨ならず」のごとく、終に降り下さない。《随》卦を得れば雨があり、当年の年成は豊足である。天地が相交わらざるは、あれは《否》卦の象で、甘霖は降らない。陰陽二気が剛に交わり并ぼうとすれば、まさに天工造化に謝すべきである。八純卦にして火爻が発動し、遊魂卦にして木爻が発動すれば、いずれも赤日が傘のごとく炎威が大いに張り、長空一片空明を主る。《地火明夷》を得れば、天色は昏晦。《火雷噬嗑》を得れば、電光は通紅。離爻が凶殺を帯びれば、晴明と断ず。朱雀が飛揚して発動すれば、効験はこれと同じ。

大有不重天朗朗,同人安靜日烘烘,晉有龍爻終雨少,純無雷殺只雲濃。龍動澤山咸大吉,虎交天水訟無功,勾陳帶土來持世,縱有陰雲不濟農。玄武水爻霖復作,青龍木德澤無窮,坎宮雷殺交重並,大雨傾盆霹靂攻。最喜子辰來坎位,卻嫌戌午到離宮,陽重陰現陰須準,陰變陽爻陽不從。壬丙電光禾穀潤,乙庚雷雨歲興隆,應身白虎成虛設,競世勾陳更不終。玄武克身收稻穀,火神傷世損田公,純陽安靜多應旱,雖動游魂理不容。

《火天大有》を得て爻が重ねて動かざれば、天色は朗朗たり。《天火同人》を得て六爻が安静なれば、日頭は烘々たり。《晋》卦を得て卦中に青龍の爻あれば、終に雨水は稀少。八純卦にして雷殺なければ、ただ濃雲が日を蔽うのみである。青龍が発動してまた《沢山咸》に逢えば、大吉。白虎が交動してまた《天水訟》に逢えば、雨を求めて徒らに功なし。勾陳が土爻を帯びて来り世を持てば、たとえ天に陰雲満つとも、農事に補なし。玄武が水爻に臨めば、久雨はさらにまた来る。青龍が木の徳を具えれば、恩沢窮まることなし。坎宮の中に雷殺と動爻とが交わり并べば、大雨傾盆、霹靂交い攻めるを主る。最も喜ぶは子・辰の二支が坎位に来ること、最も嫌うは戌・午の二支が離宮に落ちること。陽爻が重ねて動きて陰爻が顕れれば、主るところの陰雨は必ず応ず。陰爻が反って陽爻に変ずれば、晴陽の応はかえって来らず。天干に壬・丙を見れば、電光が閃耀して禾穀の潤いを得るを主る。乙・庚を見れば、雷雨が時に応じて年成が興隆することを主る。白虎が応爻・身爻の上に臨めば、虚設に等しい。勾陳が世爻と相い争えば、事も終に結果なし。玄武が身爻を克すれば、稻谷は収められ。火神が世爻を傷つければ、かえって田家を損なう。六爻が純陽にしてまた安静なれば、多く旱に応ず。たとえ発動の爻ありとも、遊魂の卦であれば、理において雨を容れない。

內外相生奇合偶,霧密大作物亨通,雷殺水神雙入坎,不憂無雨卻憂洪。火神變水龍加虎,東畔才陰西見虹,不動龍爻玄武水,徒勞舉目望蒼穹。欲占雨信期何日,水旺龍生身對沖,龍水身雷俱不動,九江四瀆被天封。艮火相交可決晴,水宮大旺日光明,占晴但看庚交甲,止雨休教甲變庚。庚甲互交龍虎助,連連大雨及車轟,火神雷殺加離位,一聲霹靂赤天晴。

内卦と外卦とが互いに資生し、奇数の爻と偶数の爻とが相配すれば、濃霧大いに起こりて万物亨通を主る。雷殺と水神とが双々坎宮に落ち入れば、雨なきを愁えるに及ばず、かえって大水の発るを愁うべし。火神が変じて水となり、青龍の上にまた白虎を加えれば、東辺纔かに陰りて、西辺すなわち虹霓を見るを主る。青龍の爻動かず、玄武の水もまた動かざれば、それはただ徒らに頭を挙げて天を望むのみである。雨信のどの日に落ちるかを占わんとすれば、応期は水爻の旺相の日、青龍の生を得る日、身爻の冲に遇う日である。もし青龍・水爻・身爻・雷殺がことごとく動かざれば、九江四瀆は天に封ぜられたがごとく、滴雨も落ちない。艮と火とが相交われば、放晴れると断じ得る。水宮が大いに旺なれば、かえって日光の明朗を主る。晴を占うには、ただ庚金が交動して甲木と変ずるを見よ。雨を止めんとすれば、甲木をして庚金に変ぜしむるなかれ。庚・甲が互いに交変し、また青龍・白虎の助けあれば、連続の大雨、雷聲が車輪のごとく轟鳴するを主る。火神と雷殺とが離位に加え臨めば、すなわち一声の霹靂過ぎて後、赤日が空に当たり、天は放晴れる。

二、禾苗田地章

應為種子世為田,世應相生獲十全,種子克田猶小吉,世來克應儉時年。財爻旺相禾豐足,發動子孫為大福,更得青龍天喜重,高低遠近皆成熟。子孫發動合天符,財與龍爻出現扶,無殺無沖倉廩實,若逢三耗卻成虛。交重官鬼應難斷,金鬼蝗蟲火鬼旱,大殺同宮總不收,發同喜神猶減半。

禾苗の収成を占うには、応爻をもって種子と為し、世爻をもって田地と為す。世と応とが互いに資生すれば、十成の収穫を得べし。種子の爻が田地の爻を克するは、なお小吉と算す。世爻が反って応爻を克すれば、すなわち歉収の年頭である。妻財爻が旺相なれば、禾稼は豊足。子孫爻が発動すれば、大福の象。さらに青龍と天喜とが重々相い加われば、高田低田・遠処近処ともに成熟し得る。子孫爻が発動して年建・天符と相合し、妻財爻と青龍の爻とがまた現れ出て扶助すれば、ただ凶殺なく冲破なければ、倉廩は必ず充実する。もし「三耗」の神に遇えば、一場の収成は空に帰す。官鬼爻が交動すれば、収成はすなわち判断し難い。金鬼は蝗虫を主り、火鬼は天旱を主る。大殺が鬼と同宮に在れば、帰結するに顆粒の収穫なし。たとえ発動の時に同じく喜神あるとも、収成は半分を減ぜん。

鬼爻扶鬼水來傷,土木同宮卻不妨,鬼落為財宜晚種,財交父母兩重祥。官爻旺相渾無望,鬼化空亡事反常,財在外重遲下種,龍來內發早移秧。六爻安靜禾平善,亂動青苗必受殃,妻財二耗同時同,雖熟應知半入倉。內外相生無殺害,七分成熟莫商量,財來金舍收千倍,財入空亡便莫望。

鬼爻がまた去りて別の鬼爻を扶け起こし、さらに水爻の来りて克傷するあれば、為害はいよいよ重し。もし土鬼・木鬼が同じ一宮に在れば、かえって妨げない。鬼爻が落ちて妻財爻に変ずれば、種を下すに晚きに宜しい。妻財爻が交動して父母爻を化出せば、双重の吉祥である。官鬼爻が旺相なれば、収成は全く望みなし。鬼爻が空亡に変ずれば、事はかえって翻転する。妻財爻が外卦に重畳なれば、種を下すに遅からん。青龍が内卦に発動すれば、秧を挿すに早からん。六爻が安静なれば、禾稼は平順にして良善。六爻が乱動すれば、青苗は必ず殃に遭う。妻財爻と「二耗」の神とが同時に并見せば、たとえ成熟するとも、半分のみ倉に入り得る。内外二卦が相生し、また凶殺の為害なければ、七分の成熟は商量を用いない。妻財爻が金に属する位に落ちれば、千倍の利を収むべし。妻財爻が一たび空亡に入れば、さらに望みを措くなかれ。

龍與子孫同類取,克身持世穀無疆,若逢朱雀交重惡,白虎當頭總不良。玄武更加官鬼並,雖收一半屬官糧,火天大有都成熟,地火明夷盡地荒。天地不交休指望,陰陽和合好收藏,吉凶悔吝分明斷,立位旁通更審詳。

青龍と子孫爻とは同一類として取り用い得る。それらが身爻を克するかあるいは世爻を持てば、穀物の収成窮まらざるを主る。もし朱雀の交動に逢えば、それは凶悪の兆。白虎が頭に当たれば、帰結するに好いことなし。玄武がさらに官鬼と同じく并べば、たとえ半分を収得するとも、みな官家の税糧となる。《火天大有》を得れば、庄稼はみな成熟す。《地火明夷》を得れば、満地荒蕪す。天地交わらざる《否》卦の象に遇えば、望みを措くなかれ。陰陽が和合すれば、まさに收割して倉に入るべし。吉・凶・悔・吝はみな断じて分明とすべく、また前の「六位例」の旁通の法に按して、位を逐い審察し詳細に推すべし。

三、住居宅地章

住宅休占火澤睽,鬼臨人口定分離,龍交大壯人財旺,虎並同人宅舍衰。二畜見龍財帛進,殺交兩過棟樑摧,貴持震巽生財本,喜入風雷立福基。離坎交重宜謹慎,艮坤安靜莫遷移,戶無徭役占逢貴,家有餘糧卜得頤。田宅豐隆因大有,血財傷損為明夷,乾坤旺相增人口,澤地生成聚寶資。

住宅を占うに、最も《火沢睽》を得るを忌む。官鬼爻が主人口の爻位に臨めば、一家人は必ず離散す。青龍が交動して《雷天大壮》を得れば、人丁・銭財ともに旺んず。白虎が《天火同人》と同じく并べば、宅舎はすなわち衰敗す。大畜・小畜の二卦を得てまた青龍を見れば、財帛は門に入る。凶殺が交動して大過・小過の二卦に逢えば、棟梁は摧折す。貴人が震・巽の爻に臨めば、本銭を生じ得。天喜が巽風・震雷の中に落ち入れば、福業の根基を立て得。離・坎の両卦が交動して重畳すれば、行事は謹慎すべし。艮・坤の両卦が安静なれば、遷移するなかれ。門戸の差役を占うに、卦中に貴人に逢えば戸下に徭役なし。《頤》卦を卜して得れば、家中に余糧あり。田宅が豊厚にして興隆するは、《火天大有》を得たるに因る。牲畜・血財が損を受けるは、《地火明夷》を得たるに因る。乾・坤の二卦が旺相なれば、家中に丁を添え口を増す。《沢地萃》の成す象を得れば、財宝の資を聚積するを主る。

革鼎長男能幹事,晉升宅長有操持,妻財內旺為財斷,官鬼爻興作怪推。木鬼壽棺停有日,金官硬物藏多時,休囚銅鐵皆先定,旺相金銀盡預知。水鬼井池中出現,土官牆壁內偷窺,火官內動無他事,古器多年再發輝。克世克身都不用,生身生世始堪為,水財內旺宜穿井,內發土財堪作池。

《革》《鼎》の二卦を得れば、家中の長男は事を幹し得。《晋》《升》の二卦を得れば、一家の長は操持あり。妻財爻が内卦に旺相なれば、家中に財貨ありと断ず。官鬼爻が興起すれば、すなわち宅内に怪異ありと推す。木に属する鬼爻は、寿材の停放すでに日あるを主る。金に属する鬼爻は、硬物の埋藏せられて時多きを主る。金鬼が休囚なれば、蔵する所は銅鉄の類に過ぎず、先行して断定すべし。金鬼が旺相なれば、蔵する所はすなわち金銀で、また預め知り得。水に属する鬼爻は、怪異の井池の中より出るを主る。土に属する鬼爻は、物の墙壁の裏より窺うを主る。火に属する鬼爻が内卦に発動するは、別の事あるにあらず、ただ多年の古器が重ねて光を発するのみ。およそこれらの爻がもし世爻を克し身爻を克せば、みな取用すべからず。身爻を生じ世爻を生ずるを要してこそ、有為たり得。水に属する妻財爻が内卦に旺相なれば、水井を開鑿するに宜しい。内卦に発動するがもし土に属する妻財爻なれば、池塘を開辟すべし。

金旺妻財金玉進,火財內發火光飛,木財到底宜營造,若犯空亡總是非。子孫空亡家絕後,父母空亡宅必危,父母身子都旺相,人財資益莫猜疑。更兼天喜青龍助,富貴康寧天賜伊。

金に属する妻財爻が旺相なれば、金玉の門に入るを主る。火に属する妻財爻が内卦に発動すれば、火光の飛騰する異あるを主る。木に属する妻財爻は、根を帰し底を究めれば屋宇を営造するに宜しい。以上これらがもし空亡を犯せば、すなわちことごとく是非に変ず。子孫爻が空亡に落ちれば、家中はおそらく後を絶たん。父母爻が空亡に落ちれば、宅舎は必ず危敗す。父母爻・身爻と子孫爻とがことごとく旺相なれば、人丁と財貨とは日に増益し見ゆる。これは猜疑を用いざるところである。さらに天喜と青龍とが相い助けば、すなわちあれは天が彼に富貴康寧を賜うたのである。

四、移徙章

遷居先以動爻求,動爻旺相決無憂,初爻旺相鄉村吉,二爻旺相好居州。三爻市井四坊鎮,五近京師事最優,上爻好向山林住,龍扶子動獲祥休。白虎當頭休妄動,騰蛇纏足莫彺謀,朱雀交重防口舌,玄武遷移被賊偷。朱雀又臨官鬼位,官司口舌有來由,那更克身無主世,身遭重厄訟遭囚。

遷居を占うには、まず動爻の上に求めなければならない。動爻が旺相なれば、転居は決然として憂いなし。初爻が旺相なれば、郷村に住むに宜しい。二爻が旺相なれば、州城に住むに宜しい。三爻は市井を主り、四爻は坊鎮を主る。五爻は京師に近く、最も上等。上爻はすなわち山林の中に向かい安居するに宜しい。青龍の相い扶けるあり、子孫爻が発動すれば、吉祥安好を獲得し得。白虎が頭に当たれば、軽挙妄動すべからず。騰蛇が足位すなわち初爻に纏い付けば、妄りに図謀するなかれ。朱雀が交動すれば、口舌を防ぐべし。玄武は搬遷の途中に賊に盗まれるを主る。朱雀がまた官鬼の爻位に臨めば、官司・口舌に来由がある。いわんやそれがまた身爻を克し、世爻がまた主る所なければ、すなわち身に重厄を遭い、訟により獄に繋がれん。

六爻安靜休搬動,亂動移居又不休,外克內兮應克世,舊宅不如新宅利。內克外兮世克應,到底只宜居舊地,世應相生內外和,守舊遷居總如意。若教動處落空亡,不利遷移利守常,五世游魂搬則利,內爻旺相住無妨。忽然內外俱衰敗,守則災危搬受殃,鬼化子孫移富貴,財爻化鬼住安康。

六爻が安静なれば、搬り動くなかれ。六爻が乱動すれば、遷居の事は起頭するや歇まり得ない。外卦が内卦を克し、応爻が世爻を克すれば、旧宅は新宅の利に如かず。内卦が外卦を克し、世爻が応爻を克すれば、終にただ旧地を守るに宜しいのみ。世応が相生し、内外が和洽なれば、旧を守るも遷居するも、帰するところ意にかなう。もし発動のあの一爻が空亡に落ち入れば、すなわち遷移に利あらず、ただ常処を安守するに利あり。五世卦・遊魂卦を得れば、搬遷に利あり。内卦の爻が旺相なれば、住んで動かざるも妨げなし。もし内外二卦が忽然として一斉に衰敗せば、守れば災危あり、搬り去っても殃を受く。官鬼爻が子孫爻を変出すれば、一たび遷べば即ち富貴を得。妻財爻が官鬼爻を変出すれば、安じて住してこそ康寧を得ん。

五、墳塚章

若占墳塚靜為強,發動之時便反常,初世出官為大吉,二爻持世次為良。三爻主世平平穩,四爻半吉保安康,五與上爻俱永好,游魂後代必為商。歸魂猶自三分好,若值八純全有妨,為甚乾坤無忌諱,高低無物不包藏。未葬之先亡在外,既葬須知內是亡,內外相生為大吉,比和決定福難量。

墳地を占うには、六爻の安静をもって強めと為す。一旦爻の発動あれば、事はすなわち常に反せんとす。世爻が初爻に在れば、後人の出仕して官と為るを主り、これ大吉。世爻が二爻に在れば、次一等の好し。世爻が三爻に在れば、平平穏々。四爻に在れば、半吉で安康を保し得。五爻と上爻に在れば、いずれも長久の好地である。遊魂卦を得れば、後代は必ず商業を営む。帰魂卦を得れば、また三分の好処あり。もし八純卦に碰えば、すなわち全く妨げあり。何をもって乾・坤の両卦だけが忌諱なきか。乾坤は高下広大にして、一物としてその包容蔵納せざるなきがゆえである。いまだ下葬せざる前は、亡者は外に在り、外卦をもって亡人と為す。すでに下葬したれば、内卦こそ亡者なるを知るべし。内外二卦が相生すれば、大吉。内外が比和すれば、福気はさらに量計し難し。

殺交內外還相剋,損宅破財災幾場,青龍旺相來持世,管取存亡獲吉祥。乾坤不動墳安穩,龍喜交重家道昌,五墓劫神傷子息,三丘陰殺損妻房。世旺生身官入墓,子孫代代入朝堂,殺臨父母憂家長,劫犯陰爻宅母當。鬼爻不動亡人吉,身位無交祭主康,破家只為財為鬼,發福多因陰及陽。沖破臨身終有礙,合神持世卻無妨。

凶殺が交動し、内外二卦がまた互いに克害すれば、宅を損じ財を破り、災禍は一场に止まらざるを主る。青龍が旺相にして来り世を持てば、生者死者ともに吉祥を獲ることを管保す。乾・坤の爻動かざれば、墳塋は安穏。青龍と天喜とが交動重畳すれば、家道は昌隆す。「五墓」と劫殺とが子孫爻を傷及せば、子嗣を損ずるを主る。「三丘」と陰殺とが為害せば、妻室を損傷するを主る。世爻が旺相にして身爻を生じ、官鬼爻がまた墓に入れば、子孫は代々朝堂に登るべし。凶殺が父母爻に臨めば、家長に憂いあり。劫殺が陰爻を犯せば、主婦の身に応ず。鬼爻動かざれば、亡人は吉を得。身爻の位に交動なければ、主祭の人は安康。家を敗るはただ妻財爻と官鬼爻とが祟るに因り、福を発するは多く陰陽両爻の相い済ますに由る。冲破の神が身爻に臨めば、終に碍あり。六合の神が世を持てば、かえって妨げなし。

陰交為穴要先知,初與二爻宜葬基,三爻與四平平地,五六高原信可宜。穴是金爻宜土白,火爻土赤更無疑,土穴畢竟知黃土,若是水穴黑淄泥。木穴土青須有準,木神旺相有拫梯,水爻旺相須逢水,土旺應知石是奇。旺在火炎須有器,金爻旺相物光輝,福德青龍兼併者,斷然嘉瑞應臨期。

陰爻の交動する処がすなわち穴位で、この一層はまず弄清らかにすべし。穴が初爻と二爻に在れば、葬基と作るに宜しい。三爻と四爻に在れば、平平の地である。五爻・上爻に在れば、すなわち高原の地は確かに相宜。穴がもし金爻ならば、土色は白きに宜しい。火爻ならば、土色は必ず赤し、さらに疑問なし。土爻ならば、畢竟黄土なるを知る。もし水爻ならば、すなわち烏黑の淤泥である。木爻ならば、土色は青を発し、また大いに准あり。木神が旺相なれば、穴中に樹根の盤結して梯のごときあり。水爻が旺相なれば、穴中に必ず水に遇う。土爻が旺相なれば、内に奇石あるを知るべし。火爻に旺たれば、穴中に必ず器物あり。金爻が旺相なれば、蔵する物は光輝燦然たり。もし子孫福徳の爻と青龍とが両者兼并せば、すなわち断じて美好の祥瑞が期に依りて応験あり。

青龍持世地曲屈,前有木橋兼水池;朱雀持世鳳凰勢,近路周圍有樹依;勾陳持世地拱揖,四畔有山前後圍;騰蛇持世彎弓勢,左右伏山低又齊;白虎持世南流水,玄武尖峰朝地基。卦無父母墳荒廢,卦無官鬼不宜官,……卻是尋常平穩地。卦無丑未少羊牛,卦無戌酉雞犬亡。十二爻神依此例,窮通休旺細消詳。

さらに六神の世を持つをもって地形を見る。青龍が世を持てば、地勢は曲折にして回環し、前面に木橋ありまた水池あり。朱雀が世を持てば、地形は鳳凰の翅を展ぐるがごとく、道路に近づき、四囲に樹木の依傍あり。勾陳が世を持てば、地勢は両手の拱揖するがごとく、四辺に山が前後環遶す。騰蛇が世を持てば、地形は一张の弯弓のごとく、左右に伏臥の小山また低くして斉し。白虎が世を持てば、南面に流水あるを主る。玄武が世を持てば、尖峰のこの地基に朝するを主る。卦中に父母爻なければ、墳塋は荒廃す。官鬼爻なければ、後人は官と為るに宜しからず(此の下原刻疑わしくは一句脱去せり)、もただ一塊の尋常平穏の地のみ。卦中に丑・未の二支なければ、牛羊稀少。戌・酉の二支なければ、鶏犬は旺ならず。十二支の爻はみなこの例に照らして推し、その間の窮通と休旺とは、さらに細かく消詳すべし。

人事部第六

一、身命章

凡占身世要先知,神殺交重次第推,身旺龍池多吉慶,身衰虎並定猶疑。子孫持世明時喜,兄弟臨身悔且危,切忌勾陳連鬼旺,卻宜天喜與財依。妻財陽位財豐厚,陰位妻財妻子宜,祿馬貴人三合併,臨身妙義福根基。子孫發動添人口,父母交重官可期,卦內為身外為命,身命比和任意為。

およそ一人の身世を占うには、まず大綱を弄清らかにし、さらに各種の吉神・凶殺の交會発動を、次第に按じて逐一推排する。身爻が旺相にして青龍の類の吉神に臨めば、多く吉慶あり。身爻が衰弱にして白虎と同じく并べば、事はすなわち遅疑にして定まり難し。子孫爻が世を持てば、清平の世の喜兆である。兄弟爻が身爻に臨めば、すなわち悔を招きまた危を致す。最も忌むは勾陳が官鬼に連なり一同に旺相なること、最も宜しいは天喜と妻財爻とが相依ること。妻財爻が陽位に居れば、銭財の豊厚を主る。陰位に居れば、すなわち妻室・児女に相宜。禄神・驛馬・貴人がさらに三合と同じく并り、身爻の上に臨めば、その義は最も妙にして、まさに福気の根基である。子孫爻が発動すれば、家中に人口を添う。父母爻が交動すれば、官職は指望し得べし。卦の内三爻を身と算し、外三爻を命と算す。身と命とが比和すれば、何を為すも随意にして順遂なり。

世為身兮應為命,世應相生更是奇,世命應身刑又克,不傷自己即傷妻。妻財不現財無聚,卦沒子孫難立兒,更將八卦推心屬,內坎機圓心事足。內兌柔和有主張,內乾果斷無私曲,離明坤厚性融通,巽順艮卑謙自牧。身命但能依此推,青龍天喜皆為福。

もう一つの取法は、世爻をもって身と為し、応爻をもって命と為す。世応が相生すればさらに奇好の象である。もし世爻を命と作り応爻を身と作して、両者がまた刑しまた克せば、すなわち自己を傷かざれば、すなわち妻子を傷く。妻財爻が出現せざれば、銭財は聚まらず。卦中に子孫爻なければ、児を立て女を育て難し。さらに一歩進めて、また八卦を用いてこの人の心性を推す。内卦が坎なれば、心機は円活にして心事は満足す。内卦が兌なれば、柔和にして主張あり。内卦が乾なれば、果決剛断にして私曲なし。内卦が離なれば、明白通達す。内卦が坤なれば、敦厚にして性情融通す。内卦が巽なれば、和順。内卦が艮なれば、謙卑にして自守す。身命を占うにはただこの法子に照らして推せばよく、青龍と天喜とが爻に臨めば、みな福と算す。

二、六親章

立本先推父母鄉,青龍同位最為祥,騰蛇白虎憂尊長,玄武勾陳宅母當。父母休囚離祖早,兩重父母過親房,殺神朱雀同時並,重病如何得離床。子孫持世為全吉,若值青龍子異常,子值勾陳多樸實,子交朱雀主文章。騰蛇犯子愚而濁,白虎持孫勇且強,玄武子孫同位發,男為盜賊女猖狂。

六親を論ずるには、まず父母爻のこの一処より本を立つ。青龍と父母爻とが同じ一位に在れば、最も吉祥。騰蛇・白虎がこれに臨めば、尊長に憂いあり。玄武・勾陳がこれに臨めば、家中の主婦の身に応ず。父母爻が休囚にして気なければ、早年に祖上を離るるを主る。卦中に両重の父母爻現れれば、親房の別支に過継ぐを主る。もし凶殺と朱雀とが同時に并臨せば、すなわちそれは重病身に纏い、いかんぞ病床を離れ得んや。子孫爻が世を持てば、全然吉なり。もしまた青龍に値えば、この子は生まれて出衆不凡なり。子孫爻が勾陳に遇えば、人と為りて多く朴実。朱雀と交會すれば、文才あるを主る。騰蛇が子孫爻を冲犯すれば、すなわち愚鈍渾濁。白虎が子孫爻を持てば、すなわち勇猛強健。玄武が子孫爻と同位に発動すれば、男は盗賊を為し、女は放蕩に流る。

子孫若值游魂卦,此子生來好遠方,陽化陰爻端正女,陰交陽體秀才郎。妻財發動青龍助,因妻致富妙難量,財臨朱雀妻賢惠,財犯勾陳妻病殃。騰蛇共位妻應拙,白虎同行妻命剛,妻臨玄武多臨暗,心意瞞人必不良。兩位妻財俱旺相,一妻一妾美容光,卦若無妻常獨自,妻子安靜保安康。

子孫爻がもし遊魂の卦に逢えば、この子は生まれてより他郷に遠走するを好む。陽爻が陰爻に変ずれば、生むるは端正の女児。陰爻が陽体に変ずれば、生むるは書を読み得る男児。妻財爻が発動して青龍の相助あれば、妻子によりて富に致り、その妙処は量計し難し。妻財爻が朱雀に臨めば、妻子は賢恵。妻財爻が勾陳を犯せば、妻子は病災多し。騰蛇と妻財爻とが同位なれば、妻子は笨拙。白虎と妻財爻とが同行せば、妻子の性情は剛強。妻財爻が玄武に臨めば、多く暧昧の事あり、心裏の念頭は人に瞞し、必ず良からず。両位の妻財爻がことごとく旺相なれば、一妻一妾・容貌俱に美なるの象。卦中にもし妻財爻なければ、常に孤身独处を主る。妻財爻が安静にして動かざれば、すなわち妻子の平安康泰を保し得。

妻財合世夫妻順,妻位生身家道昌,官鬼青龍同一位,家榮子貴壽延長。朱雀並官多訟事,勾陳帶鬼損田莊,騰蛇犯鬼多縈繫,白虎交官身有傷。玄武當官奸與盜,兩重官鬼必憂喪,若占官府反為吉,福厚官高名譽揚。兄弟加龍猶且且,若同朱雀必相妨,騰蛇白虎皆凶兆,玄武勾陳總不祥。吉處只宜常旺相,凶交卻怪落空亡。

妻財爻と世爻とが相合せば、夫妻は和順。妻財爻の位が身爻を生扶せば、家道は昌盛す。官鬼爻と青龍とが同じ一位に処れば、門庭の栄顕・子弟の貴盛・寿命の綿長を主る。朱雀と官鬼爻とが并臨せば、多く詞訟あり。勾陳が鬼爻を帯びれば、田荘を損傷す。騰蛇が鬼爻を冲犯すれば、多く牽纏係累あり。白虎と官鬼とが交動すれば、自身に傷あり。玄武が官鬼の位に当たれば、奸邪と盗賊とあるを主る。卦に両重の官鬼爻を見れば、必ず丧事の憂いあり。ただしもし官府の事を占問せば、これらはかえって吉と為り、福沢の深厚・官位の高顕・声名の遠揚を主る。兄弟爻が青龍を加え臨めば、なお強いて過ぎ得と算す。もし朱雀と同じく并れば、必ず彼此相い妨ぐ。騰蛇・白虎が兄弟爻に臨めば、みな凶兆。玄武・勾陳がこれに臨むも、また帰して不祥。要するに吉のところはただ常に旺相なるを宜とし、凶爻の交動する時は、かえってそれが空亡に落ち入るを喜ぶ。

三、婚姻章

內身陽鬼丈夫持,外應財陰總是妻,世應相生婚大吉,比和世應配相宜。青龍六合扶為美,三合子孫臨□□,應動三刑刑莫問,外交六害害無疑。三爻並偶生成少,立位純陽生育稀,男女和同咸泰益,夫妻反目革睽離。夫宮陽壯妻難保,姤卦陰強家不齊,不有其躬蒙裡斷,夫征不復漸中推。

婚姻を占うには、内卦・身爻・陽爻と官鬼爻とをもって丈夫を代表し、外卦・応爻・妻財爻と陰爻とをもって妻子を代表する。世応が相生すれば、婚事は大吉。世応が比和すれば、また相配して宜し。青龍・六合の来り扶けるあれば、最も美満。さらに三合を得て子孫爻がこれに臨めば、さらに好し(原刻此の処二字漫漶して清らかならず)。応爻が発動して三刑を帯びれば、この親事は問うに及ばず。外卦が交動して六害を帯びれば、為害は疑いなし。第三爻が并び出でて偶数の陰なれば、生育の少なきを主る。六爻の立位が純陽なれば、子息もまた稀なり。《咸》《泰》《益》の類の卦を得れば、男女は和合して同心。《革》《睽》《離》の類の卦を得れば、夫妻は反目す。丈夫の一宮に陽気太く壮んなれば、妻子は保ち難し。《姤》卦のごとき一陰が五陽に敵すを得れば、陰気過強にして家道は斉わず。《蒙》卦の六三にいう「女を取るを用いるなかれ、金夫を見て躬を有せず」、これによって女子のすでに身を失うを断ず。《漸》卦の九三にいう「夫征して復らず」、これによって丈夫の一たび去りて回らざるを推す。

一奇一偶成親順,雙鬼雙財配匹違,殺在妻財妻子厄,殺臨官鬼丈夫衰。妻財官鬼青龍助,富貴男兒福德妻,官鬼兩重相剋應,女人曾許兩家期。白虎臨財莫問婚,勾加官位剋夫身,殺臨兄弟多爭競,朱雀臨身公訟陳。勾陳陰殺休求女,玄武值財休問親,龍並子孫全吉兆,喜重父母福相因。

一奇一偶、すなわち一陽一陰が各々その位を得れば、成親は順利。両つの官鬼爻・両つの妻財爻が并び出れば、配偶にすなわち違碍あり。凶殺が妻財爻の上に落ちれば、妻子に厄あり。凶殺が官鬼爻の上に臨めば、丈夫は衰弱す。妻財爻と官鬼爻とがともに青龍の相助を得れば、それは富貴の男児が福徳ある妻子に配るなり。官鬼爻が両重にしてまた互いに応爻を克せば、この女子かつて両家に許したりしを主る。白虎が妻財爻に臨めば、婚を問うなかれ。勾陳が官鬼の爻位に加われば、丈夫を克傷せん。凶殺が兄弟爻に臨めば、多く争競あり。朱雀が身爻に臨めば、官司を惹き出さん。勾陳と陰殺とが同じく臨めば、女家を求むるなかれ。玄武が正に妻財爻に値えば、親事を問うなかれ。青龍と子孫爻とが并見せば、全然の吉兆。天喜が父母爻の上に重畳せば、福気もまた相い因りて至る。

坤變坎宮男破體,乾來離位女非真,欲知女子如何性,坎主心聰艮沉靜。兌心和柔巽必恭,坤爻寬厚乾剛正,文明女子為逢離,智慧男兒因見震。乾宮面部天而寬,坤主魁肥莫小看,艮卦決然身體小,坎爻定是臉團圞。兌家女子瑩而白,震位妻兒奇且端,巽體容顏如瑞雪,離宮和潤可人觀。有亡有劫都無用,無子無財總不堪。

坤卦が変じて坎宮に入れば、男子のすでに身を破るを主る。乾卦が来りて離位に到れば、女子の処子にあらざるを主る。女子の性情を知らんと欲せば、坎は心思の聡敏を主り、艮は沉默安静を主り、兌は心地の和柔を主り、巽は必ず恭謹、坤爻は寛厚を主り、乾は剛強端正を主る。離卦に逢えば、文雅明慧の女子。震卦を見れば、聡明有智の男児。さらに形貌を見る。乾宮は面龐の方闊にして寛きを主る。坤は魁梧肥壮を主り、小看すべからず。艮卦は断じて身材矮小。坎爻は必ず一张の円臉。兌家の女子は肌膚の瑩潔白浄。震位の妻室は相貌奇特にして端正。巽体の容顔は潔白して雪のごとし。離宮のは和潤可愛にして、甚だ見るに堪えたり。もし卦中に亡神あり、劫殺あれば、これらはみな数を作さず。子孫爻なし、妻財爻なければ、終に匹配に堪えず。

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