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一字訣玉連環

宋 · 徐汶滨(徐次宾) · 第1巻 / 6

作盤ガイド: 大六壬起課, 金口訣起課

時は日干の財なりの章第一 財を求むるを主る

大六壬典籍

まず起課と三伝を発する機械的な流れを確実にしてから、課体と神煞に入る。起課を飛ばして断語だけ読んでも、書中の例を自分で再現できない。

一字訣玉連環序

老子云:“禍兮福所倚,福兮禍所伏,孰知其極,是何禍福?”聖人猶難,況兀兀之眾?豈能前期之得失,察品物之情狀者哉?此陰陽者流不闕於世也。

『老子』が言うには、災禍の裏には正に福気が倚り、福気の裏にも災禍が潜伏し、誰がその窮極を推究し、どちらの端が禍でどちらの端が福かを説き尽くせようか。この禍福倚伏の理は、聖人をもってしても予め判定し難く、いわんや衆生のごとき懵々懂々たる人においてをや。彼らはどうして予め一事の得失を測知し、天下万物の真実の情状を看ることができよう。正に常人にこの一層の見透かし得ぬがあるがゆえに、陰陽術数を講じ、人のために吉を推し凶を断ずるこの一派が、始終として世に絶えることなきなり。

黃帝軒轅以中式開天下聾瞽,雖為其書,而得其妙用寡矣。近世徐次賓潛心斯道,為人稽吉征凶,委曲詳悉,遂將所得述成一書,題曰《一字訣》,十五門互相發揮,循環不止。又曰《玉連環》,寶之雲意。九逸仙人見其簡略,慨然詳註,覽之者尋源討流,不待《金匱》、《玉函》,已造會要。

伝えるところによれば、軒轅の黄帝が「中式」この起課の法を創出した——月将を占時に加えて天盤を転出し、更に地盤を配して課を成す——それをもって天下の人の聾のごとく瞽のごとき蒙昧を開いた。この学問は典籍の世に伝わるはあれど、真にその精妙なる用を領会する者は甚だ少ない。近世の廬渓人徐次賓は専心してこの道を研治し、人のために吉慶を考求し凶険を検証し、剖析すること曲折して周備なり。ここにおいて自己の得るところを書きて一部の書と為し、題名を『一字訣』とす。全書に十五門を立て、毎門に一つの字をもって一類の課の断法を提挈し、門と門とのあいだ彼此発明し輾転相生し、循環して断絶せず。更にそれに名づけて『玉連環』と為すは、この書がまさに美玉のごとく珍藏すべく、かつその条理が環々相扣えたるを言うなり。九逸仙人はその文辞の過度に簡略なるを嫌い、慨然としてそれのために逐処に詳細なる注解を作し、読者をして流に順い源を遡り、源により流に及ばしめ、更に『金匱』『玉函』の類の繁難なる術数の旧籍を翻検するを用いずして、すでに堂に登り室に入り、六壬の会通を掌握せしめんとす。

金大定二十一年,歲次辛丑,孟冬朔日,翠微樵隱王順謹序

金の大定二十一年、干支紀年は辛丑(公元一一八一年、南宋孝宗の淳煕八年に当たる)、初冬十月初一日、自ら号して「翠微樵隠」という王順が、恭しくこの序を書した。

六壬一字訣玉連環

課式体要

廬溪徐次賓述

以下の正文は廬渓人徐次賓の撰述なり。「廬渓」は彼の籍貫、徐次賓すなわち本書の作者で、前序の中で称許するあの潜心して六壬の学を治むる人はすなわち彼である。

中式大體有八門,一曰先鋒,二曰直事,三曰外事,四曰內事,五曰發端,六曰移易,七曰歸計,八曰變體,曰時、日、辰、年、命、三傳也。

一課の六壬を起こすに(古人は起課を「中式」と称し、すなわち月将を占時に加えて天盤を転出し、地盤に覆して課式を排する)、大体八つの門類に分かれて看るべし。第一を「先鋒門」といい、第二を「直事門」といい、第三を「外事門」といい、第四を「内事門」といい、第五を「発端門」といい、第六を「移易門」といい、第七を「帰計門」といい、第八を「変体門」という。この八門はそれぞれ占時・日干・日支(六壬の中に「辰」と称す)・太歳流年・生年本命と三伝のこれらの位置に落ち、課を看る時便ちこれらの数処より象を取り、吉凶を定む。

先鋒門者,謂所占之正時也,為財、為合、為刑、為害,不待運式而先有所主,故曰先鋒門。

いわゆる「先鋒門」とは、起課に用いるあの「正時」を指し、すなわち占いを求むる当下の時辰である。この時辰は日干に対して言えば、あるいは恰好「財」であり、あるいは「合」であり、あるいは「刑」であり、あるいは「害」である。式盤を転動して四課三伝を排出するを待たずして、単にそれと日干とのこの一層の関係を看れば、占う所の事の主脳はすでに先ず露い出づ。それは譬えば大軍未だ動かざるに先鋒先ず至るがごとく、ゆえに「先鋒門」と曰く。

直事門者,謂天上正時也。假令甲日未時為日下之財。若小吉上乘天空,是虛妄干財也。謂天上正時將直事,故曰直事門。

いわゆる「直事門」とは、天盤上で正時の那一宮の上に圧する神と将を指す。例を挙げて言えば、甲日に課を占い未時に遇うに、未は土に属し、甲木の克する所と為り、正に甲日の「財」なり。しかるに若し天盤の小吉(未)の上に乗るが虚詐を主る「天空」ならば、すなわちこの筆の財は虚妄にして実あらず、財を求めても白い忙しさに過ぎず。これは天盤正時の上の天将が当値して事を弁ずるがゆえに、「直事門」と曰く。

外事門者,以日干為外也。若時與日合為外合,若時與日害則主外憂。蓋日為陽、為尊、為外事,故曰外事門。

いわゆる「外事門」は、日干を取って門外の事を看る。占時がもし日干と相合すれば、便ち外面の事情は和合して順遂なり。占時がもし日干と相害すれば、便ち外面に憂患有るを主る。日干は陽に属し地位は尊と為るをもって、人の外に向かう那一面を代表し、凡そ門外・遠処・公衆の交渉の事はみなそれに帰して管うがゆえに、「外事門」と曰く。

內事門者,以辰為內也。若時與辰害則內憂,若與辰沖即主內動。蓋辰為陰、為卑、為宅、為內事,故曰內事門。

いわゆる「内事門」は、日支(六壬の中に「辰」と称す)を取って門内の事を看る。占時がもし日支と相害すれば、便ち家内に憂有るを主り、占時がもし日支と相冲すれば、便ち家内に変動有るを主る。日支は陰に属し地位は卑と為るをもって、居処の宅舍と家中の人口を代表し、凡そ門内・近処・骨肉眷属の事はみなそれに帰して管うがゆえに、「内事門」と曰く。

發端門者,初傳是也。假令正月占事,若用起大吉丑,即為過去事;用起功曹寅,即為目今事;用起太沖卯,即為未來事;以其為災福發用之端,故曰發端門。

いわゆる「発端門」は、すなわち三伝の裏の初伝である。例を挙げて言えば、正月に事を占うに、正月の月建は寅なり。若し発用(初伝)が大吉丑より起これば、丑は寅の前に在り、占う所は便ちすでに過去した事なり。若し発用が功曹寅より起これば、寅は正に本月に当たり、占う所は便ち眼下正に発生しつつある事なり。若し発用が太冲卯より起これば、卯は寅の後に在り、占う所は便ち未だ到来せざる事なり。初伝は災禍と福慶の最初に発動する端緒で、事情はここより起頭す、ゆえに「発端門」と曰く。

移易門者,中傳是也。謂如初傳凶,中傳吉,即移易其凶象,變而為吉,故曰移易門。

いわゆる「移易門」は、すなわち三伝の裏の中伝である。たとえば初伝に現るるは凶象なるも、中伝が吉神・吉将を得れば、すなわち初伝の凶は中伝に挪移変換され、転じて吉と成る。反って初伝が吉にして中伝が凶ならば、本来の吉もまた移易されて凶と成る。一件事中途の転折はみなこの一位に係るがゆえに、「移易門」と曰く。

歸計門者,末傳是也。如四月甲日占事,而用傳見申酉,末傳見午,即主五月內無事,故曰歸計門。

いわゆる「帰計門」は、すなわち三伝の裏の末伝で、それは一件事最後の結局と応験する月日を管す。たとえば四月の甲日に事を占い、初伝・中伝に申・酉の金を見れば、申酉金は甲木の官鬼で本り害を為すを主る。しかるに末伝に午火を見れば、午火は能く申酉の金を克伏し、午はまた五月の月建なるがゆえに、断じて五月に入るの内にこの事は自ずから了結し平安無事とす。末伝は整件事の帰結し算帳する処なるがゆえに、「帰計門」と曰く。

變體門者,人命之事也。謂四課雖同時而人命不同,以人命所見神將各異,故變其卦體,所主災福亦不同,故曰變體門。

いわゆる「変体門」は、講ずるは生年本命の帯び来る差別である。同一の時辰・同一副の四課に、占いに来る人の生年本命は各々相同じからず。本命の落つる那一宮の上に乗る天神と天将の両様に、整個の課体の取象はこれに随いて改変し、主る所の災禍・福慶も自ずから同じからず。それ能く課体を変換するをもって、「変体門」と曰く。

凡占一課,八門之內須要消息詳審,擇其精要而斷之。若習之不正,擇之不當,則毫釐之差,千里之失。當首立此章以明課體之要,次標假令以明課式之用,故學者於此當盡心焉。

凡そ一課を占うには、みなこの八門の内において反復して斟酌し仔細に審察し、その中の最も緊要なる一処を挑出して断語を下すべし。倘若平日の所学の根基正しからず、臨事の取捨また当を得ざれば、すなわち手を起こすに毫厘を差えて、断じ出す結果は便ち相去ること千里なり。ここにおいて本書は先ず「課式体要」この一章を立て、課体の綱領を講じ明らかにし、再び一々に「假令」の実例を列挙して、課式の実際の用法を演示し出す。学者ここに読み至りて、まさに格外に用心して体会すべし。

時は日干の財なりの章第一 財を求むるを主る

凡時為日干之財,更乘旺氣,得吉神良將,上下相生,定主干財之事。若式中得斬關、遊子發用,子干白虎,必是出入干財。若式中見兄弟爻,上得吉將,便言同人干財。若日落空亡,或上見天空,便言財為等輩取也。或失財,或被等輩收也。若上得朱雀、勾陳、白虎為鬼,便言爭財之人。若見天空、空亡得,必是空手求財也。

本章の「一字訣」は一つの「財」の字に落ちる。いわゆる「時は日干の財」とは、占いを求むるあの時辰の、その地支が正に日干に克されて、日干の財爻を構成することを謂う。凡そこの種の課に遇えば、あの時辰の神が若しまた当令の旺気に乗り、上に得るは吉神良将にして、天盤・地盤の上下相生すれば、断じて問う所は必ず財を謀り利を求むるの事とす。倘若課の中に「斬関」「遊子」の類の奔走を主る課が起こりて発用し、しかも乗る所の子水の上にまた白虎を見れば、あれは必ず外出して奔走し財を求むるなり。倘若課の中に兄弟爻を見、その上に乗るは吉将なれば、便ち同伴と合伙して財を謀ると言う。倘若日干が旬空に落ち、あるいは日上に虚耗を主る天空に乗れば、便ちこの筆の財はすでに同輩の人に取り去られたりと言う。あるいは財を失いし、あるいは同輩に収去られたり。倘若財爻の上に得るは朱雀・勾陳・白虎にして、しかもそれらが化して日を克する官鬼と為れば、便ち人前に来りてこの財を争奪する有りと言う。倘若天空を見てまた旬空を兼ねれば、あれは必ず空しく両手なり。

若財在日上,乃手內之財,名為出門見財。若太陰乘財與日三合六合,主得陰人財。若見玄武臨財,防盜;更見鬼賊,定是失財。凡財乘旺氣,是目下之財;相氣,是將來之財;休氣,是過去之財,或為舊財,或於有疾病人處求財;囚氣,繫無力之財;死氣,是關死人之財。

財爻が若し正に日干の上に落つれば、すなわちすでに手裏に握りある財で、術家はこれを「出門見財」と叫作し、一たび門を出れば便ち進項有り。若し太陰が財爻に乗り、また日干と三合あるいは六合を成せば、この筆の財は女子あるいは陰柔一路の人より得るを主る。若し玄武が財爻の上に臨むを見れば、まさに盗竊を提防すべく、更に加えて課の中に鬼賊の象を現出すれば、すなわち財必ず失わると断ず。その外また財爻の乗る所の五行気数を看るべし。旺気に乗れば、眼下現成の財。相気に乗れば、将来始めて手に到る財。休気に乗れば、過去の旧財、あるいは病有る人より討来りし財。囚気に乗れば、軟弱無力にして事に済わざる財。死気に乗れば、則ち死人に牽連する、丧葬遺留の類の財なり。

欲知財數,以神將上下相乘,不用他人之干也。亦量旺相休囚、相生相剋加減言之。

財数の多寡を推算するには、弁法は財爻の所在の天盤の神の定数とその上に乗る天将の定数とを取って相乗し、ただこの二つの数を取るのみ、更に別人の干支を牽扯して入るるを要せず。算じ出す数はまた斟酌してその神将の旺か相か休か囚か、および上下の間は相生するか相克するかを見、これに拠りて上に加えあるいは下に減じ、再び最後の数目を定む。

假令乙亥日申將未時。

一つの実例を挙ぐ。乙亥日、申を用いて月将と為し、占時は未時なり。申将をもって未時の上に加えて天盤を転出し、再びそれが地盤各宮に覆う情形を看れば、便ち下面の这副の課式を得る。

空 虎 常 玄 午 未 申 酉  蛇 貴 空 龍  財 丁丑 蛇 龍巳  戌陰  丑 子 午 巳  兄 戊寅 朱 勾辰  亥后  子 亥 巳 乙  兄 己卯 合 卯 寅 丑 子 合 朱 蛇 貴

この副の盤の読み方は以下のごとし。月将の申が占時の未に加わり、天盤は便ち地盤より順に一位進む。地盤の巳上に天盤の午を得、天空に乗る。午上に未を得、白虎に乗る。未上に申を得、太常に乗る。申上に酉を得、玄武に乗る。酉上に戌を得、太陰に乗る。戌上に亥を得、天后に乗る。亥上に子を得、貴人に乗る。子上に丑を得、螣蛇に乗る。丑上に寅を得、朱雀に乗る。寅上に卯を得、六合に乗る。卯上に辰を得、勾陳に乗る。辰上に巳を得、青龍に乗る。四課は右より左に数え、第一課、乙木の寄宮は辰に在り、辰上に巳を得、青龍に乗る。第二課、巳上に午を得、天空に乗る。第三課、日支の亥上に子を得、貴人に乗る。第四課、子上に丑を得、螣蛇に乗る。三伝は初伝丑(遁干丁丑、螣蛇に乗る、丑土は乙木の克する所を受け、是れ日干の財爻)、中伝寅(戊寅、朱雀に乗る、寅木は乙木と同類、是れ兄弟爻)、末伝卯(己卯、六合に乗る、亦た兄弟爻)。乙亥日は甲戌一旬に属し、本旬の申・酉の两位は旬空に落つ。

三傳丑寅卯,將螣蛇、朱雀、六合,來意主出外取索舊財兩重,繫丑年交易,其錢三百二十貫,至六月得錢五十六貫,至十二月再索,乃有口舌相爭,卻得一姓董人和勸,其財盡得。

三伝は丑・寅・卯、依次に螣蛇・朱雀・六合に乗る。これに拠りて来人の用意を断ずるに、彼は門を出で外に在りて一筆の旧欠を討取せんとし、しかも両筆を并作して一処と為す。この筆の売買は丑年に成交し、本金は共に三百二十貫。六月裏に至りて先ず五十六貫を討回し、十二月に到りて再び催討し、中間に口舌の争執を生じ、幸いに一姓董の人有りて中より勧解調停し、最後に本を連れ利を全数討回す。

何以知出外取索舊財?緣時為日干財,直事門見白虎,主道路。又發用大吉,亦為日干之財,大吉土無氣,故言出外取索舊財兩重。繫丑年交易者,發用大吉為丑年也。言三百二十貫者,蓋大吉八數,螣蛇四數,相乘得三百二十貫也。

何を憑りて門を出で旧欠を討ると知るや。占時の未土は乙木に克されて、正に日干の財にして、しかも天盤正時の上の「直事門」は白虎に乗り、白虎は道路の奔波を主るがゆえに、門を出でて討りに行くなり。さらに発用の初伝は大吉丑、丑土は同じく乙木の財にして、しかも丑土はこの時当令せず生気なく、気衰えれば則ち事は陳旧に属す、ゆえに外に出でて「旧財」を討取すと言う。財爻の未と丑と両見す、ゆえに「両重」、すなわち両筆を并せて討ると言う。この筆の売買が丑年に成ったと言うは、発用が大吉丑と為るをもって、丑はすなわち丑年を配す。数目の三百二十貫は、大吉丑の定数は八、螣蛇の定数は四、八と四と相乗じて三十二を得、再び一位進めて便ち三百二十貫と成るをもってす。

六月中得數五十六貫,何也?蓋時為日干財,小吉八數,白虎七數,相乘得五十六也。緣白虎無氣,又未為六月建,故於六月中先得五十六貫也。至十二月再索有口舌相爭,得姓董人和勸,盡得之,何也?蓋發用大吉為財,應十二月;中傳功曹為等輩,上得朱雀,主口舌爭競;末傳卯主千里,六合為草頭,配成董字;六合主和,故得姓董人勸和。

六月裏に先ず五十六貫を得るは、怎様に算じ出したるか。占時の未は正に日干の財にして、小吉未の定数は八、その上に乗る白虎の定数は七、八七相乗じて正に五十六を得るをもってす。白虎はこの時無気にして、力弱くして先ず一小部分を討回するのみ能くす。しかも未はまた六月の月建なるがゆえに、六月に応じて先ずこの五十六貫を得る。十二月に到りて再び催討し、口舌を生じ、また姓董の人を得て勧和して全数收回するは、また怎様に断じたるか。発用の大吉丑は既に財爻にして、丑はまた十二月を配するがゆえに、応期は十二月に在り。中伝の功曹寅は日干の乙木と同類にして、同輩の人を代表し、その上に朱雀に乗り、朱雀は口舌を主るがゆえに、争競有るなり。末伝の太冲卯は千里の遠行を主り、卯上に六合に乗り、六合は字形の取象上に草字头を作し、草頭の下に一「重」を配し(千里合成して「重」と為す)、拼じて一つの「董」の字を成す。六合はまた本り和合を主るがゆえに、姓董の人が出面して勧和し、事情は円満に収場す。

假令壬申日申將午時。

再び一例を挙ぐ。壬申日、申を月将と為し、占時は午時なり。申将を午時の上に加えて天盤を転出すれば、天盤は便ち地盤より順に两位進む。

朱 合 勾 龍 未 申 酉 戌  虎 龍 陰 常  兄 甲子 虎 蛇午  亥空  子 戌 卯 丑  子 丙寅 玄 貴巳  子虎  戌 申 丑 壬  官 戊辰 后 辰 卯 寅 丑 后 陰 玄 常

この副の盤の中、地盤の巳上に天盤の未を得、朱雀に乗る。午上に申を得、六合に乗る。未上に酉を得、勾陳に乗る。申上に戌を得、青龍に乗る。酉上に亥を得、天空に乗る。戌上に子を得、白虎に乗る。亥上に丑を得、太常に乗る。子上に寅を得、玄武に乗る。丑上に卯を得、太陰に乗る。寅上に辰を得、天后に乗る。卯上に巳を得、貴人に乗る。辰上に午を得、螣蛇に乗る。四課は右より左に、第一課、壬水の寄宮は亥に在り、亥上に丑を得、太常に乗る。第二課、丑上に卯を得、太陰に乗る。第三課、日支の申上に戌を得、青龍に乗る。第四課、戌上に子を得、白虎に乗る。三伝は初子(遁干甲子、白虎に乗る、子水は壬水と同類、兄弟爻と為す)、中寅(丙寅、玄武に乗る、壬水は寅木を生ず、子孫爻と為す)、末辰(戊辰、天后に乗る、辰土は壬水を克す、官鬼爻と為す)。壬申日は甲子一旬に属し、戌・亥の两位は旬空に落つ。

三傳子寅辰,將白虎、玄武、天后,來意主人出外,東南上干財。因一姓崔人成合交易,其人內懷欺詐,終不敢發。又有一屬狗人姓王欲相侵害,終而自解。

三伝は子・寅・辰、依次に白虎・玄武・天后に乗る。これに拠りて来人の意を断ずるに、彼は門を出で東南方に到りて一筆の財を謀らんとす。此事は一姓崔の人より中より撮合成交せられ、あの人は心裏に詐欺の念頭を懐き、しかし終に敢えて発作せず。另外また一つの属狗的姓王の人有りて彼に加害せんと欲し、結果この場の加害もまた自ら化解す。

何知出外?蓋發用神后,將得白虎,主道路。又天罡臨斬關,故言出外也。何知東南干財?緣時為日下之財,先乘螣蛇,下臨辰,故言東南干財也。

何を憑りて遠門を出るを知るや。発用の初伝は神后子にして、その上に白虎に乗り、白虎は正に道路の奔走を主る。再加えて天罡の辰は「斬関」の位に落ち、斬関は関隘守らず径りに出行するを主るがゆえに、断じて門を出で外に在りと為す。何を憑りて東南方に往きて財を謀るを知るや。占時の午火は壬水の克する所と為り、正に日干の下の財にして、午上に先ず螣蛇に乗り(螣蛇は火に属し巳に居る)、しかも午はまた下に地盤の辰宮に臨み、辰・巳は同じく東南の一隅に在り、ゆえに東南方に往きて財を求むと言う。

何以知人姓崔?以末傳天罡為山,加寅配艮為壘土,艮數八,合而為人字,以山配重土,又有人傍,是崔字。然天罡為日鬼,何以言姓崔人成合交易?緣天罡臨寅,自受其制,又為中傳功曹制之,故不能為鬼。

何を憑りてあの人の姓崔を知るや。末伝は天罡辰、辰は取象上に山と為す。辰が寅に加臨すれば、寅は八卦の艮に配し、艮は山と為し重畳の土と為し、艮の定数は八、八は人字の形と相合す。ここにおいて「山」をもって重畳の「土」に配し、旁边に更に一つの「人」を帯び、幾つかの部件を拼合すれば正に一つの「崔」の字なり。しかるに天罡辰土は壬水を克し、本り日干の官鬼なれば、何をもって反って姓崔の人が来りて交易を撮合すると言うや。天罡辰は寅木の上に臨み、自身先ず寅木に制され、中伝の功曹寅はまた再びそれを一たび制す。制せられたる鬼は凶性を発し出す能わず、ゆえにそれは人を害するの鬼を為し得ずして、反ってただ一つの居間に説合する人と成るのみ。

遏為我助,懷欺詐而不能害也?緣天罡為虛詐之神,剋日,故主欺詐也。賴中傳寅木制之,不能發用也。申上天魁為屬狗人,日上大吉為姓王人,皆為今日之鬼。而侵害自解者,緣日落空亡,彼不見我,將與誰爭也?

既に制せられて反って我が助力と成るに、あの人は何を為に仍お詐欺の心を懐きて我を害する能わざるか。天罡辰は本り虚偽詐騙の神にして、それまた日干を克するがゆえに、対方の心に詐欺を存するを主る。幸いに中伝の寅木がそれを制し、この份の詐心は発泄し出す能わず、ただ肚裏に存在するのみ能くす。地盤の申上に天盤の戌を得、戌は天魁と為し、戌は狗に配するがゆえに、これは一つの属狗の人なり。日干の壬の寄せる所の亥宮の上に大吉丑を得、丑土は一を配して(水数は一)「王」の字を成すがゆえに、これは姓王の人なり。この两位はみな今日の日を克する官鬼なり。しかるにこの場の侵害は終に能く自ら化解するは、原因は壬申日が甲子旬に属し、戌・亥は正に旬空に落つに在り。日干の寄宮の亥と鬼の所在の戌とはみな空と成り、対方は根本我を照見することあらず、あれはまた誰を取りて争闘に行かんや。

時は日干の馬なりの章第二 出入の事を主る

驛馬者,傳送之神也。主道路出入,若不落空亡、天空,定主出入也。若馬為日干之財,主因財出行也。若馬見白虎發用,休氣所乘,主緊速疾病。若時為日馬帶鬼,或式中更見勾陳、朱雀刑剋於日者,因出入有官事,或往他處衙門動官,不然是急速官事。

本章の「一字訣」は一つの「馬」の字に落ちる。いわゆる「駅馬」は、伝逓递送を掌る神煞にして、専ら道路の往来・門を出で家に帰るを管す。凡そ占時の神が正に日干の駅馬なれば、ただそれが旬空に落ちず、その上にまた虚耗を主る天空に乗らざれば、断じて必ず出入行動の事有るとす。若しこの馬が同時にまた日干の財爻なれば、あれは銭財のために出行するなり。若し馬位に白虎が発用を見、しかも乗る所は衰退の休気なれば、すなわち急驟に来る疾病有るを主る。若し占時が既に日馬にしてまた日を克する官鬼を帯び、あるいは課の中に再び勾陳・朱雀が見えて来りて日干を刑克すれば、すなわちこの趟の出入は官府の事に牽扯せんとす——あるいは別処の衙門に到りて官司を打つ、然らざればもまた一桩の火が眉毛を焼く官非なり。

若驛馬為貴人,式中見朱雀、太常,與日三合六合,官員差除,或驛遞文字,或式中見關,緣有格不出入。伏吟近出,便出而便歸也。反吟則反覆出入,千里之行也。若得進遊子卦,有天涯地角之行。如斬關、三交,更得凶將,主避罪逃亡也。

若し駅馬の上に乗るが貴人なれば、課の中にまた朱雀・太常を見、しかも日干と三合あるいは六合を結成せば、あれは便ち官員の調任除授、あるいは駅站伝逓の公文書札なり。若し課の中に「関」の神を現出せば、あれは路上に関卡の格阻有りて、行程は去り成らず。伏吟課を得れば、ただ近処に一趟走りて、門を出でて便ち回るを主る。反吟課を得れば、来回反復に走動して、しかも千里の遥かなる遠行を主る。若し「進遊子」の類の課を得れば、あれは天涯地角のごとき極遠の地方に到らんとす。若し斬関課・三交課を得、その上にまた凶将に乗れば、すなわち尋常の出行にあらずして、罪責を躲避し逃亡して外に在るなり。

假令壬辰老人占,癸丑日將亥時返吟。

一例を挙ぐ。一位の本命壬辰の老人が占いに来り、日辰は癸丑日、占時は亥時、課は返吟を得る。底本はここにただ「日将亥時」と写し、月将の名は脱落して書さず。下面の課盤を核対するに、天盤の各神はみな地盤と相冲し、正に巳将を亥時に加えるの排法で、脱する所はまさに一つの「巳」の字に当たるべし。今、原樣に依りて存録し、擅りに補入せず。

勾 合 朱 蛇 亥 子 丑 寅  朱 常 朱 常  官 丁未 常 龍戌  卯貴  丑 未 丑 未  官 癸丑 朱 空酉  辰后  未 丑 未 癸  官 丁未 常 申 未 午 巳 虎 常 玄 陰

この副の盤は返吟格局なり。月将の巳が占時の亥の上に加わり、天盤と地盤とは処処相冲し、毎一宮の上神はみな本宮の对冲の支なり。地盤の巳上に天盤の亥を得、勾陳に乗る。午上に子を得、六合に乗る。未上に丑を得、朱雀に乗る。申上に寅を得、螣蛇に乗る。酉上に卯を得、貴人に乗る。戌上に辰を得、天后に乗る。亥上に巳を得、太陰に乗る。子上に午を得、玄武に乗る。丑上に未を得、太常に乗る。寅上に申を得、白虎に乗る。卯上に酉を得、天空に乗る。辰上に戌を得、青龍に乗る。四課は右より左に、第一課、癸水の寄宮は丑に在り、丑上に未を得、太常に乗る。第二課、未上に丑を得、朱雀に乗る。第三課、日支の丑上に未を得、太常に乗る。第四課、未上に丑を得、朱雀に乗る。三伝は未・丑・未(丁未は太常に乗る、癸丑は朱雀に乗る、丁未は太常に乗る)、未土・丑土はみな癸水を克し、三伝満盤みな官鬼なり。癸丑日は甲辰一旬に属し、寅・卯の两位は旬空に落つ。

三傳未丑未,將常、朱、常,此人因酒食過多,傷損肝胃,並下孟血痢;又小腸不通,添心腹脹滿,用藥不效,飲食不進,旦暮而死。

三伝は未・丑・未、依次に太常・朱雀・太常に乗る。これに拠りて断ずるに、この老人は飲酒吃肉の過量なるがため、肝胃を傷り、かつ下痢して血を帯び(底本のこの句は「并下孟血痢」と作し、「孟」の字はまさに形近して訛を致せるに当たり、今原字を存して改めず)、同時に小腸は壅塞して通ぜず、また心腹の脹満を添え、服薬は効なく、飯食は進まず、ただ朝夕の間に死せんとす。

何以知酒食傷於脾胃?蓋日上小吉主羊酒,太常主筵宴,土主脾胃,各乘休氣,故言酒食傷於脾胃也。又何知下痢,小腸不通?緣癸丑水變為痢,故言下痢。三傳皆土,故癸水不能流行,故知小腸不通。

何を憑りて酒食が脾胃を傷るを知るや。日干の癸の寄せる所の丑宮の上に小吉未を得、未は物象上に羊肉と酒を主り、その上にまた太常に乗り、太常は宴飲筵席を主り、未と丑はみな土に属し、土は人身において脾胃に応ず。しかもこれらの几位はみな衰退の休気に乗り、衰えて傷を受く、ゆえに断じて酒食が脾胃を傷ると為す。また何を憑りて下痢・小腸不通を知るや。癸と丑は本り水に属し、水がその常道を失えば変じて瀉痢と成る、ゆえに下痢と言う。三伝の未・丑・未は全く土にして、土多くして癸水を堵死し、水流動せず、ゆえに小腸の壅塞して通ぜざるを知る。

心腹脹滿者,癸亥水不能外行也。何知藥不能效,飲食不進?蓋小吉為藥,太常為飲食,即為日鬼,故藥不效,食不進矣。

心腹の脹満に至っては、癸水とその本位の亥水とが土に壅住せられ、外に向かって排泄する能わず、積みて裏に在れば便ち脹を発すをもってす。また何を憑りて薬を喫して効なく、飯も喫し下せざるを知るや。小吉未は取象上に薬物を主り、太常は飲食を主り、しかるにこの両者は恰恰としてみな癸水を克する官鬼なり。薬と食は本り人を救うべきに、如今反って命を害するの鬼と成る、ゆえに薬石は功なく、粒米は進まず。

言旦暮死者,蓋時日馬卦,返吟遊子,未為旬中六丁,丑時為日馬,老病得之,豈能出入?當是陽魂乘驛馬、六丁,遊於天涯地角之外,其病身一虛殼耳。又命上乘喪魄,與三傳俱是日鬼,以四鬼守虛殼,豈不應旦墓而死者乎?

彼が朝夕の間に便ち死すと言うは、道理はここに在り。この一課は占時が正に日馬にして、課体はまた返吟遊子で、人の往来奔走して停まらざるを主る。三伝の未は本旬の中の丁未、すなわち術家の謂う所の「六丁」遊神にして、しかも丑はまた癸日の駅馬なり。一個の臥病の老人がこの樣な一副の満盤奔走の課を得れば、彼はどうしてまた門を出で戸に入るを得んや。見るべし、陽魂は駅馬と六丁神に乗りて、早已に天涯地角の外に遊蕩し去り、床上に留まる病身は不過一個の空殻なり。再び彼の本命の上に乗るは喪魄の神にして、三伝の三重の土鬼と一樣にみな日を克するの鬼、四個の鬼が一個の空殻を囲守すれば、豈に旦夕の間に死せざるの道理有らんや(底本の「旦墓」は「旦暮」とすべく、すなわち早晚の間、今仍お原字を存す)。

假令壬戌人,辛酉日午將申時,

再び一例を挙ぐ。占いに来る人の本命は壬戌、日辰は辛酉日、午を用いて月将と為し、占時は申時なり。午将を申時の上に加えれば、天盤は便ち地盤より退后して两位なり。

合 朱 蛇 貴 卯 辰 巳 午  蛇 后 貴 陰  官 戊午 貴 勾寅  未后  巳 未 午 申  父 丙辰 朱 龍丑  申陰  未 酉 申 辛  財 甲寅 勾 子 亥 戌 酉 空 虎 常 玄

盤の中、地盤の巳上に天盤の卯を得、六合に乗る。午上に辰を得、朱雀に乗る。未上に巳を得、螣蛇に乗る。申上に午を得、貴人に乗る。酉上に未を得、天后に乗る。戌上に申を得、太陰に乗る。亥上に酉を得、玄武に乗る。子上に戌を得、太常に乗る。丑上に亥を得、白虎に乗る。寅上に子を得、天空に乗る。卯上に丑を得、青龍に乗る。辰上に寅を得、勾陳に乗る。四課は右より左に、第一課、辛金の寄宮は戌に在り、戌上に申を得、太陰に乗る。第二課、申上に午を得、貴人に乗る。第三課、日支の酉上に未を得、天后に乗る。第四課、未上に巳を得、螣蛇に乗る。三伝は初午(戊午は貴人に乗る、午火は辛金を克し、是れ官鬼爻)、中辰(丙辰は朱雀に乗る、辰土は辛金を生ず、是れ父母爻)、末寅(甲寅は勾陳に乗る、寅木は辛金の克する所を受く、是れ財爻)。辛酉日は甲寅一旬に属し、子・丑の两位は旬空に落つ。

三傳午辰寅,將貴朱勾,來意因藏有夫婦人,事敗露到官,旬日案成,累罪斷徒五年,杖一百,丁丑日決之,發鄰州居住。

三伝は午・辰・寅、依次に貴人・朱雀・勾陳に乗る。これに拠りて来人の意を断ずるに、彼は夫有るの婦人を窩蔵し、事情敗露して官府に告げられ。十天の内に案巻は成り、幾項の罪名は累加して徒刑五年・杖責一百を判処され、丁丑日に到りて行刑決断し、しかる後に隣近の州郡に押発して居住服役せしむ。

何以知之?蓋本命日上見太陰,主伏匿陰人不正之事。阮在我本命日上,故知藏匿婦人也。何知事敗?蓋先鋒門勝光為發用,上見天乙為今日之鬼,故言事敗到官。

これは怎様に断じ出したるか。本命の壬戌と日干の辛の寄せる所の戌宮とは同一の位にして、此位の上に太陰に乗り、太陰は隠蔵を主り女子を主り、また人に見る得べからざる不正の事を主る、ゆえに婦人を窩蔵するなり。底本はここに「阮在我本命日上」と作す。「阮」の字はまさに「陰」あるいは「申」の形近の訛に当たるべし——太陰の乗る所は正に天盤の申にして、申は我が本命と日干寄宮の上に落つ、ここにおいて断じて婦人を蔵匿すと為す。今仍お底本に依りて「阮」の字を存し、擅りに改めず。また何を憑りて事情の敗露を知るや。先鋒門の占時の申上に勝光午を得、午はすなわち発用の初伝にして、その上に天乙貴人に乗り、午火は辛金を克し、是れ今日の官鬼、鬼が貴人を帯びれば便ち官家が門に尋ね上るなり、ゆえに事は敗れて官に到ると言う。

何知旬中案成?時日主於緊速,故言旬日也。何知徒罪五年?蓋傳天乙剋日干,中傳天罡,得朱雀火神,又為今日之鬼,末傳勾陳又是凶神。此課傷日,始末俱凶,又辰午為兩重自刑。古經云“三刑棄世,二刑徒遞。”今日徒五年是也。

何を憑りて十天の内に案子便ち弁成するを知るや。占時は日干と相并ばり、事情の緊迫急速を主るがゆえに、断じて一旬の内に在り。何を憑りて徒刑五年を断ずるや。初伝の午上の天乙貴人の乗る所の神は日干を克し、中伝は天罡辰、その上に朱雀を得、朱雀は火に属し、同じく今日の官鬼、末伝はまた勾陳この刑獄牢役を主る凶将に乗る。此課は自ず初めより終りに至るまでみな日干を傷るに在り、一路みな凶なり。さらに辰と辰・午と午は各自相刑し、湊じて両重の自刑を成す。古経に言う、三重の刑は必ず身を棄て命を喪うを致し、両重の刑は則ち徒刑を判じて逓解すと。此課は正に両重刑なれば、ゆえに徒刑五年を断ず。

何知丁丑日斷發鄰州居住?緣丁馬為一今日之鬼,又為日刑故也。帶瘡行路艱難,住鄰州者,蓋為日上鬼見馬也。

何を憑りて丁丑日に判決し、隣州に押発して居住するを知るや。丁は火に属し、火は辛金の官鬼。丑はまた辛酉日の駅馬、鬼と馬とは同一日に同現す、ゆえに丁丑この一天に応ず。彼が杖傷を帯びて路に上り、行走艱難にして、最終に隣近の州郡に安置せらるるは、日干の上に既に官鬼を見また駅馬を見るをもってす。鬼は刑を受けて瘡と成るを主り、馬は駆逐され遷徙するを主り、両象を合わせて看れば、便ち傷を負いて遠行し、就近して安置するなり。

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