Libo

巻首・刊記

明 · 张松源 · 第1巻 / 7

作盤ガイド: 大六壬起課, 金口訣起課

四課三伝皆硬局、干神将位更差馳

大六壬典籍

まず起課と三伝を発する機械的な流れを確実にしてから、課体と神煞に入る。起課を飛ばして断語だけ読んでも、書中の例を自分で再現できない。

同治元年重鐫銀河棹。大文堂業兌。

これは書首の牌記である。清の同治元年(一八六二年)に新たに版木を彫り直して刊印し、版木には《銀河棹》と題された——これは本書の別題で、「一つの棹で銀河を渡る」という意を取り、六壬の学が天の川のように浩瀚であるのに対し、この書はそれを渡る一本の櫂であるという意味である。「大文堂業兌」は刻書店号の記載で、版木は大文堂が事業を継承して転売した、すなわち版権は大文堂に帰属するということである。

自序

壬遁秘旨,傳自武侯所著,迄今二千餘年;精其學者,每秘不輕示,而奇門、六壬、太乙三式每多錯謬,鮮有真訣秘授。姚少師得此書,藏之內府,正統中土木之變,蓉城孫南華先生於燕營屠曾門室中得之,未有師傳也。後從史道鄰共窗安慶,始遇異人指授,遂精其學。萬分珍重,什襲以藏。

「壬遁」とは六壬における遁干の法であり、その秘要の宗旨は諸葛武侯(諸葛亮)の著述に由来すると伝えられ、今日まで二千余年流伝してきた。歴代この学に精通した者は、往々にしてこれを不伝の秘とし、軽々しく人に示さなかった。そのため「奇門」「六壬」「太乙」の合わせて「三式」と称される三大占法は、転写伝写のうちに錯誤百出し、真に口訣の密授を得た者はごく少ない。明初の姚少師(姚広孝、官は太子少師に至る)はかつてこの書を得て、宮中の内府に蔵した。明英宗正統十四年に「土木の変」が起こり、英宗が瓦剌に捕らえられて京師が大乱した際、蓉城の人・孫南華先生が燕京の軍営・屠曾の門室の中でこの書を拾い得たが、当時伝授する者がおらず、彼は読み解くことができなかった。後に彼は史道隣(史可法、字は憲之、号は道隣)と安慶で同窓して学んだ際、ようやく異人の指授に遇い、これによってこの学に精通した。彼はこの書を極めて重んじ、幾重にも包んで珍藏した。

每與人談,少露一斑,奇中如神。餘懇求再四,僅以經文授,且曰:「非吝也,實愛道也。君歸讀之。」餘拜而受之,恨不得其解,因靜坐一室,探其源於《河圖》《洛書》,稍得其說。

孫先生は平素、人と談ずるに一星半点しか洩らさなかったが、断るごとに奇しくも神の如く的中した。私は再三再四伝授を懇願したが、彼は「経文」——すなわち本書冒頭の十六句の総括口訣——だけを私に授け、そして言った。「惜しむのではない、実にこの道を愛するのだ。君は持ち帰ってこれを読みなさい。」私は礼をして拜謝し、経文を受け取ったが、遺憾ながらその意を読み解くことができず、そこで独り一室に静坐し、《河図》《洛書》の数理からその根源をたどって、ようやくわずかに端緒を得た。

復趨蓉城就正,先生笑且怒,笑則喜子之買舟相訪也,怒則怒子之洩其機也。謂予曰:「君能苦心原理,可以指示矣。慎勿輕以示人,致於天律。」叮嚀教戒而別。餘欲遵其戒,慮世失其傳,因手錄成帙,使後之君子遇茲編者知可珍重也,並述其傳之始末,以為之序。

私はまた蓉城に急ぎ赴き、孫先生に求证した。先生は私の推求を聞いて、笑いもし怒りもした。笑いは、私が船を雇って遠路はるばる訪ねてきたことを喜んだためであり、怒りは、私がその中の機要を言い破ってしまったことを恼んだためである。彼は私に言った。「汝がかくも苦功を下してその理を推求する以上、私は汝を指し示すことができよう。ただし決して軽々しく人に見せてはならない。天律に触れることを免れんがためだ。」彼が反覆して叮嚀に告げ戒めた後、我々は別れた。私は彼の告戒を守って秘して人に示さぬつもりだったが、またこの学がこのまま世に失伝することを慮り、そこで自ら写録してこの一書に編んだ。後世の君子がこの書に遇うとき、その珍重すべきことを知るためであり、あわせてその伝授の来歴を記して、この書の序とするものである。

崇禎癸未年仙槎張松源題於雲門山屋。

崇禎癸未年、すなわち西暦一六四三年、仙槎と号する張松源が雲門山中の書屋にて題した。この序は明亡の前一年に作られており、これによって本書の成書が明末であることが分かる。

長生図

子辛寅丙戊,卯癸巳生庚;午中單乙木,壬水是生申;酉中丁己是,甲木亥宮輪。沐浴等十一位俱由長生數去,剛干順數,柔干逆數。

これは十天干の「長生」のある宮位の口訣である。逐句を拆けば:辛金は長生が子宮にある。丙火と戊土は同じく寅宮に長生する。癸水は卯宮に長生する。庚金は巳宮に長生する。午宮には乙木一つだけが長生するので「単乙木」という。壬水は申宮に長生する。酉宮は丁火と己土が共に長生する宮である。甲木は亥宮に長生する。「長生」は十二長生(また「長生十二宮」とも)の第一位で、一気の初めて萌えることを表す。長生を定めた後、残りの「沐浴・冠帯・臨官・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養」の十一位は、いずれも長生の宮から順に数えてゆく。甲・丙・戊・庚・壬の五つの「剛干」(陽干)は十二宮を順行に数え、乙・丁・己・辛・癸の五つの「柔干」(陰干)は逆行に数える。占課のときにはまず掌上に長生を定め、残りの各位は一々数えて得る。これをもってある干支が有気か無気かを判断する。

掌図 分野

巳 楚地 螣蛇 太乙 鶉尾 翼軫 午 三河 朱雀 勝光 柳星張 鶉火 未 雍州 太常 小吉 井鬼 鶉首 申 晉地 白虎 傳送 觜參 實沈

これは掌上に排盤するための「掌図」で、十二地支宮に順に分野(主る地域)、十二天将、月将の別名と二十八宿、十二星次を配したものである。占課のときはこの一組を左手の十二宮に記え、ある宮を見れば同時にその方位・地域・天将・星次が分かる。この四行は:巳宮、分野は楚の地、天将は「螣蛇」、月将の別名は「太乙」、所轄は翼・軫の二宿、星次は「鶉尾」という。午宮、分野は三河(河東・河内・河南)、天将は「朱雀」、月将の別名は「勝光」、所轄は柳・星・張の三宿、星次は「鶉火」という。未宮、分野は雍州、天将は「太常」、月将の別名は「小吉」、所轄は井・鬼の二宿、星次は「鶉首」という。申宮、分野は晋の地、天将は「白虎」、月将の別名は「伝送」、所轄は觜・参の二宿、星次は「実沈」という。

辰 兗州 勾陳 天罡 角亢 壽星 丁 丙 己 庚 戊 辛 乙 戊 甲 己 壬 癸

前の一行も同じく分野掌図で:辰宮、分野は兗州、天将は「勾陳」、月将の別名は「天罡」、所轄は角・亢の二宿、星次は「寿星」という。次の四行は掌図の中に夹刻されたもう一つの小図——「十干寄宮図」で、十の天干がそれぞれ寄居する地支宮を方框の上・左・右・下の四辺に標したものである。六壬で課を起こすとき、天干には自らの宮位がなく、地支宮を借りて身を安んじなければならない。規矩は:甲は寅宮に寄し、乙は辰宮に寄し、丙と戊は同じく巳宮に寄し、丁と己は同じく未宮に寄し、庚は申宮に寄し、辛は戌宮に寄し、壬は亥宮に寄し、癸は丑宮に寄す。底本のこの図は彫版の方框図で、横排文字に転換した後、各字と宮位の対応関係が既に錯乱している。ここでは底本の原字の次序のまま照録し、通行本によって改めない。図を読むときは上記の寄宮口訣を正とすべきである。

酉 冀州 太陰 從魁 胃昴畢 大梁 卯 豫州 六合 太沖 氐房心 大火 戌 徐州 天空 河魁 奎婁 降婁

分野掌図の続き。酉宮、分野は冀州、天将は「太陰」、月将の別名は「従魁」、所轄は胃・昴・畢の三宿、星次は「大梁」という。卯宮、分野は豫州、天将は「六合」、月将の別名は「太冲」、所轄は氐・房・心の三宿、星次は「大火」という。戌宮、分野は徐州、天将は「天空」、月将の別名は「河魁」、所轄は奎・婁の二宿、星次は「降婁」という。ここの排列順序は彫版方框図の左右両辺に分列されたものに従ったので、酉・卯・戌は地支の次序に従わない。読むときは宮に従って認め取ればよい。

寅 燕地 青龍 功曹 尾箕 析木 丑 揚州 貴人 大吉 斗牛 星紀 子 青州 天后 登明 女虛危 元枵 亥 豳地 玄武 登明 室壁 諏訾

分野掌図の末四行。寅宮、分野は燕の地、天将は「青竜」、月将の別名は「功曹」、所轄は尾・箕の二宿、星次は「析木」という。丑宮、分野は揚州、天将は「貴人」、月将の別名は「大吉」、所轄は斗・牛の二宿、星次は「星紀」という。子宮、分野は青州、天将は「天后」、所轄は女・虚・危の三宿、星次は「元枵」(すなわち玄枵、清帝の諱を避けて「玄」を「元」に改めた)という。亥宮、分野は豳の地、天将は「玄武」、月将の別名は「登明」、所轄は室・壁の二宿、星次は「諏訾」という。留意すべきは:底本は子宮の下にも「登明」と刻し、亥宮と重出しているが、これは刻し損じであろう。十二月将の通例では子宮は「神后」と名づけ、亥宮こそ「登明」と名づく。ここでは底本に従って照録し改めないが、読者が用いるときは「神后」を正とすべきである。

経文総括十六句

訣傳壬式遁干奇,天地人盤上下推。四課三傳皆硬局,干神將位更差池。錯認日躔為月將,謬將天乙亂神祗。箇中綱領皆非法,局外行藏必要知。

この十六句は全書の総綱であり、まず前の八句を見る。第一句に曰く:この一支の口訣が伝える六壬の式法、その奇要はすべて「遁干」にある——地支の排した盤の上に、さらに五子元遁によって天干を套せる。これこそ他家に無い要領である。第二句に曰く:遁干は「天盤」「地盤」「人盤」の三層の間で上下互いに推さねばならず、一層だけを見てはならない。第三句に曰く:四課と三伝は九天玄女が定め死せる「硬局」で、格式は固定し人は移せない。第四句は批評で:世間が干・神・将の位次を別に一套立てる(例えば「金口訣」が六位を四位に改める)のは、六壬の正法との差があまりに遠い。第五句は時人の第一の大錯を指摘する:太陽の躔する宮度を月将と誤認した。第六句は第二の大錯を指摘する:天乙貴人の起法を誤り、連れて十二天将の位置をすべて排し乱した。第七句に曰く:世人が綱領と奉ずるそれらの法門は、実はすべて真法ではない。第八句に曰く:真の枢機は課体格局の外、すなわち遁干の取捨進退にあり、この一層を知らないではいられない。

取旺因時名發用,披神帶煞可遷移。真飛假伏潛消息,年月日明運動機。德合刑沖雖一理,吉凶應驗不同期。圓融活潑真玄妙,剖盡人間萬事疑。

これは総綱の後の八句である。第九句に曰く:取用の法は時令に因ってその当旺の字を取ることにあり、これを真の「発用」と呼ぶ。死んで初伝を認めるのではない。第十句に曰く:一つの字の上に貴神を披き、かつ神煞を帯びれば、吉凶はそれによって挪移変化し得る。第十一句に曰く:事の行くべきか留まるべきかは、「真飛・假飛・真伏・假伏」の幾種かの消息の中に蔵されている。第十二句に曰く:太歳・月建・日辰・時辰のこれら数か所は、まさに事機の発動する枢紐である(この句は底本に「年月日明運動機」と作るが、後文の正篇の標目は「年月日時運動機」と作る。「日時」を正とすべきである)。第十三句に曰く:徳・合・刑・冲のこれらの関係は、道理は一貫である。第十四句に曰く:しかしそれらの応験が吉凶となる時間の早晩は各々同じではない。第十五句に曰く:これらを融會貫通し活発に運用できてこそ、真の玄妙である。第十六句に曰く:このようにしてこそ人間万事の疑難を剖断し尽くすことができる。

此張仙槎所受經文十六句也,寥寥數言括盡壬遁之妙旨。編後皆仙槎逐句演解之論也。有銀河之一棹,而壬學如天漢之長,昭矣。

以上は張仙槎が孫南華先生から受伝した十六句の経文である。字数は少ないが、六壬遁干の精妙な宗旨をすべて概括し尽くしている。この十六句以下の篇幅は、すべて仙槎自ら逐句に敷演し解説した議論である。六壬の学は天の銀河の如く浩渺としているが、この一支の棹があれば渡り得る——本書が《銀河棹》と題された道理はまさにここにあり、今や明らかに説き尽くされた。

訣伝壬式遁干奇

下四句亦經文。

作者はここに一句の自注を加え、読者に注意を促す:次の四言体の一段(「天地本静」から「隠于両言」まで)もまた受伝した経文の原文であって、仙槎自身の言葉ではない。さらにその下からが彼の解説である。全書の体例はすべてこのようである:まず四言の経文を列し、後に演解を附す。

天地本靜,因人而動。人物亦靜,因心而動。心動機現,誠感神應。拈時演式,照灼兆朕。地支靜載,天干遁遊。得支尋干,干動支變。循環六十,天三地三,六支相乘,因時取旺,觸類旁通,觀象求形,理法圓融,披神帶煞,局外推窮,干支有六,用焉舍焉。《金匱》要訣,隱於兩言。

これは受伝した経文の第一段で、四字句をもって書かれ、遁干の総原理を講する。天地は本来寂然として動かず、人の作為があってこそ動く。人と万物も本来静であるが、心が一動すれば動く。心が一動すれば、事の機兆が顕現する。占者が誠をもって相感ずれば、神明に応えがある。そこで手まぐさに当下の時辰を拈取して課式を排せば、事の征兆が明らかに照らし出される。十二地支は静かに承載して大地の如く動かず、十天干はその上を遁行游走して天体の如く旋転する。まず地支の位を得、次いでその上に遁する天干を尋ね出す。天干が一動すれば、地支の主る事も随って変化する。天干と地支は循環相配して六十甲子となる。「天三地三」とは天盤・地盤・人盤が各々一層の干を遁し、三層合わせて六層となることをいう。六層の干支が互いに乗配し、さらに当時の時令に照らして当旺の一つを挑び出す。これによって触類旁通し、卦象を観察して事の形貌を求めれば、法と理は円融無碍となる。いわゆる「披神帯煞」とは、一つの字の上に天将を披き、かつ神煞を帯びることをいう。これらはすべて課体格局の外において推究すべきである。《金匱経》に「干支有六、用焉舎焉」とある——どれを取るべきか、どれを舎くべきか、すべての要訣はこの二句の中に蔵されている。

此探六壬之源最重遁干。蓋干曰天干,屬陽而動;支曰地支,屬陰而靜。有靜必有動,猶有陰必有陽也。故天地本穆然靜也,自人有所為,則天心亦動矣。人物無為,自靜也;自事有感觸,則人心遂動矣,靜動禍福,隨之而應。故元女以前民用令占者,誠心拈時演式,以察吉凶之朕兆,便知所趨避。

この段は仙槎の解説で、六壬の本源を探究し、全書が最も重んずるのは遁干であると指摘する。天干は「天」と称し陽に属し動を主る。地支は「地」と称し陰に属し静を主る。静あれば必ず動があり、陰あれば必ず陽があるのと同じである。だから天地は本来粛穆として安静であるが、人に作為があってから天心も随って動く。人と万物は作為なきとき本来自ずから静であるが、一旦事に触動されれば人心は動き出す——この一静一動の間に、禍福が随って応ずる。したがって九天玄女がこの法を制作したのは、あらかじめ百姓の用に供するためであり、占者が誠敬の心をもって随時に時辰を拈取し課式を排布して、それによって吉凶将至の兆頭を察見し、もって何に趨き何に避くべきかを知らしめるためである。

地支靜而演式,如地之載天;干象天而周遊,如天之旋轉,非動無以觀其變也。天地人三層遁干,始成天地六支,亦可察其衰旺,旁通觸類,以知吉凶悔吝之形象。蓋圓通之妙,全在遁干之披神帶煞,乃局外行藏,世人所不知也。《金匱經》曰:「干支有六,用之舍之。」遁干之秘,已隱於兩言中矣。

課式を排するとき、地支は動かぬ底盤で、大地が天を承載するが如し。天干は天に象りて周流游走し、天体の旋転の如し——動かなければ変化を見る由がない。天盤・地盤・人盤の三層は各々一層の天干を遁し、本来の地支と合わせてこそ六層の干支をなし、このようにしてこそ各所の衰旺を察見し、進んで触類旁通して吉・凶・悔・吝の諸情形の形貌を推知できる。六壬が円融変通し得る妙は、すべて遁干の上に披く貴神と帯ぶる神煞にある。この一層は課体格局の外の進退去留に属し、世人の知るところではない。《金匱経》に曰く「干支有六、用之舎之」。遁干の秘訣は、既にこの二句の中に蔵されている。

太乙遁一於六,示前知也;奇門遁其甲,示逃藏也;六壬遁干於支,象人事之變遷也。故遁干非支不顯,遁支無干不靈。壬遁無干,則無六層,何名六壬哉?故經文自揭之曰:「遁干奇。」

三式は各々その「遁」がある。太乙は「一」(太乙星)を六宮の中に隠遁し、取るところはあらかじめ知るの意。奇門は「甲」を六儀の下に隠遁し、取るところは蔵れ隠るの意。六壬は天干を地支の上に隠遁し、取象は人間世事の遷移変化である。だから遁じ出た天干は地支がなければ顕れるところなく、排せた地支は天干がなければ霊験もない。六壬の遁法が天干を用いなければ、六層を湊えることはできず、それで何をもって「六壬」と呼ばれようか。正にこの故に、経文は開篇において自ら「遁干奇」の三字を点明し、この一層を掲げ出したのである。

十干十二支配成六十,以配年月日時,以範圍天地萬物,未有單用干而無支者。元女借文以演式,本以日辰干支為主,而四課三傳雖以支演,而干之字暗藏其中,支特以架出取干為用,故天地人三盤字字是支而實,字字是干遁其上。蓋隱而不見,以見其秘,懼洩造化之機也。

十の天干と十二の地支は相配して六十甲子となり、年・月・日・時を配して天地万物を籠罩する。ただ天干のみを用いて地支を用いぬという理はかつてない。九天玄女が文字を借りて課式を演布するに、本来日辰の干支を主とした。四課三伝は表面上地支のみをもって排演するが、天干の字は実はその中に暗藏している——地支はただ一つの架子を搭起して、天干を取出して用いるまでである。したがって天盤・地盤・人盤の三層は、見れば字々すべて地支であるが、実は字々に天干がその上に遁している。隠して露わさぬ所以は、まさにこの秘密を保ち、造化の機密を軽々しく洩らすことを憚るためである。

經曰「干支有六」者,年、月、日、時、年、命六處,皆有遁干,故天地人三盤自有三層遁干,配成六層。凡一字中有三層遁干,而六處尤重。六處之遁干內有旺者則取為用。用生日干者吉,剋日干者凶。

経文のいう「干支有六」とは、太歳・月建・日辰・正時・行年・本命の六か所を指し、各所に遁じ出た天干がある。これに天・地・人の三盤自体が各々一層の遁干を持つことを加えて、合わせて六層を配成する。いずれの字の上にも三層の干を遁じ出すことができ、上述の六か所は殊に緊要である。この六か所の遁干のうち、当旺の一つに遇えば、それを取って「用」とする。取出した用干が日干を生ずれば(日干は求占人自身を代表する)、すなわち吉。日干を克すれば、すなわち凶である。

「舍之處之」,干又不宜克賊用干,宜生比用干,則吉而實矣。故曰「用之舍之」也。

いわゆる「舎之处之」とは、用干と日干の関係を見るほかに、さらに他所の天干がこの用干に対して如何であるかを見ることをいう。他所の干はこの用干を克伐・賊害すべきではなく、最もよいのはこれを生じまたはこれと同類に比助することであり、これによってこの「用」がはじめて吉利かつ実落に帰する。経文の「用之舎之」と講ずるは、まさにこの一層の取捨である。

又遁干有六,而實有九:一日上、二日陰、三辰上、四辰陰、五初傳、六中傳、七末傳、八命上、九年上;蓋六、九,陰陽相倚之數也。事神、類神、陽神、陰神、用神,五神之干即在其中矣。乃地盤支中又有伏藏之干,寄干及人元,二六潛神也。是名伏干。

遁干は名義上は六か所と云うが、実際に数えれば九か所ある。第一は日上神、第二は日陰神、第三は辰上神(日支上神)、第四は辰陰神、第五は初伝、第六は中伝、第七は末伝、第八は本命上神、第九は行年上神。六と九は、まさに陰陽が互いに依倚し合う成数である。占断に用いる「事神」(所占の事の主神)、「類神」(同類に象を取る神)、「陽神」「陰神」「用神」の五種の神の帯ぶる天干は、すべてこの九か所の内に包含される。このほか、地盤の地支の中にはさらに潜伏して露われぬ天干がある——すなわち十干の寄宮の干、および地支の蔵する人元で、下文に講ずる「二六潜神」である。この類を「伏干」と呼ぶ。

行年以男起丙寅,女起壬申,逐旬首推。

「行年」の起法に至っては:男命は丙寅より一歳を起こし、女命は壬申より一歳を起こし、しかる後に六十甲子に従い旬を逐って順次推排し、当年の歳数の落着く干支に数え至れば、それがその人の今年の行年である。行年の上に遁ずる天干は、まさに上文の九か所の一つであり、一年の吉凶を占断するにはこれを見る。

二六潜神歌

子中癸水八分真,壬三辛二是初生;丑內己土癸三是,辛金二半一同陳;寅宮甲木七分是,丙戊三分火土均;卯中乙木七分是,癸水初生甲三分;辰中戊土分分在,癸乙各居二半尋;巳中四分屬丙火,庚初三分戊三停。

「二六潜神」とは十二地支が各々暗藏する天干で、「人元」とも呼ぶ。「二六」は十二の数、「潜」はそれが地支の下に伏して面を露わさぬことをいう。歌訣はまた各蔵干に「分数」を標し、その力量の大小を衡量するのに用いる。分数が多ければ力量は強い。前の六支は:子宮は癸水を主とし八分を占め、別に壬水三分・辛金二分があり、辛はここでは初生の気に属す。丑宮は己土を当家とし、別に癸水三分・辛金二分半を蔵し、三者が同列する。寅宮は甲木を主とし七分を占め、別に丙火と戊土各々三分で火土均分する。卯宮は乙木を主とし七分を占め、癸水はここで初生の気となり、別に甲木三分がある。辰宮は戊土がところどころにあり(本気最も足る)、癸水と乙木各々二分半。巳宮は丙火が四分を占め、庚金はここで初生となり、別に戊土三分で丙・庚と三者鼎立する。

午宮丁火領先分是,己土二半乙三明;未中己土五分確,乙丁二半各均勻;申中庚七辛金二,壬水初生只二分;酉宮辛七庚三準,乙己各二最分明;戌伏戊土五分實,辛丁二半各相臨;亥中壬七癸三定,更有甲木繫初生。

後の六支は:午宮は丁火を首とし、別に己土二分半・乙木三分。未宮は己土確かに五分、乙木と丁火各々二分半で分得均しい。申宮は庚金七分・辛金二分、壬水はここで初生で二分のみを得る。酉宮は辛金七分・庚金三分、別に乙木・己土各々二分で界限最も分かち明らかである。戌宮は戊土を伏し実に五分を得、辛金と丁火各々二分半で一同にその下に臨む。亥宮は壬水七分・癸水三分、このほかに甲木がここで初生の気となる。これらの蔵干と分数は、地盤のある宮の下に究竟どれほどの力量があり、天盤の干を生扶しまたは克制し得るかを判断する根拠である。

地中伏干與天上遁干有制、化、德、合、比、旺,如三命之取人元法同,所以佐天盤之不足而圓融通變也。

地支の中に潜伏するこれらの天干は、天盤上に遁じ出た天干との間に、克制・化合・干徳・干合・比助・当旺の幾種かの関係を生ずる。その取法は子平三命術において「人元」(地支人元の用事の神)を取る办法と同じである。これをもって天盤の尽くし得ぬところを補足すれば、占断ははじめて円融通変し、死板に至らない。

遁干秘旨歌

月將加時覓遁干,法輪五子繞天盤。神臨方上仍加遁,旬首地盤次第看。用神消息箇中求,三遁取象一處收。旺相生合刑沖究,假伏真飛決去留。

これは遁干の総訣の頭八句である。第一步は当月の月将を占時の上に加えて天盤を転じ出し、次いで天盤上に遁干を尋ねる。用いる方法は「五子元遁」(甲己は甲子より起こし、乙庚は丙子より起こし、丙辛は戊子より起こし、丁壬は庚子より起こし、戊癸は壬子より起こす)と呼ばれ、この法輪に従って天盤を繞って一路遁じ下る。十二天将の臨む方位の上にも、同じくもう一層の遁干を加える。地盤上の遁干は本旬の旬首の甲某から始め、次序に従って排し下って見る。取るべき「用神」の消息は、これらの遁干の中から求める。天・地・人の三遁の取った象は、最後に一か所に帰結して見る。取り定めた後は、さらにそれが旺か相か、他所と生か合か、刑冲の有無を推究する。所占の事が行くか留まるかは、「假伏」と「真飛」の幾種かの格局によって決断する。

神將加干三匝周,真空飛去假為謀。或逢伏地潛端倪,五旺之中好返求。遁干所主號為真,飛合天官遁建巡。旬首伏干詳次第,假從盤外課中論。

貴神と天将は遁干の上に加わり、天・地・人の三層が繞り満ちて一周するのを「三匝」と呼ぶ。真の旬空に遇えば、その字は飛び去る。ただの假空なら、事にはなお図謀すべきところがある。遁干が地盤の下に伏して端倪のみを露わすときは、このとき「五旺」(天旺・地旺・日旺・時旺・化旺)の中に回頭してその根を求めなければならない。およそ遁干自体の主るところのみを「真」と呼び、それと十二天官(十二天将)と相合し、太歳月建と相巡照するそれらの関係は、「飛」の一路に属する。地盤上に旬首から排し下った伏干は、次第に従って細看しなければならない。そして「假」の一路は、課体格局の外、課伝全体の中において論じなければならない。

中黃五變通幽處,時上傳時天地人。干遁不拘前後見,課中移換不同雲。既得來情察遁干,所占輕重要詳參。遁干臨處知去向,所乘神煞吉凶看。克者為無從旺斷,五行之內細推原。便將神將藏凶吉,始察來人見的端。

《中黄経》の伝える「五変」の法は、最も幽微の処に通ずる。それは正時を本とし、時の上にさらに時を伝え出して、天・地・人の三層を配成する。この法子を用いれば、遁干は前一位にあろうと後一位に現れようと、いずれも取ることができる。一つの課はその中で挪移変換し、断り出した言は各々同じからず、一時に五人五事を占うに供する。既に課象によって人の占うところの事を見出したなら、遁干を察看し、所占の事の軽重を仔細に参詳しなければならない。遁干がどの宮に臨むかを見れば、事の去向がどの方にあるかが分かる。それの乗ずる貴神と神煞は吉凶を決定する。もし遁干が克されて用なきに見えるときは、改めて「旺」の字の上から断り、五行生克の内において細々と本源を推究する。さらに天将の蔵する吉凶を合わせて見て、はじめて来人の問う事の確切なる端倪を察することができる。

貴人加臨亦遁建,中有披神帶煞妙。將帶神兮神帶將,於中玄妙誰能曉?遁干一字神殺貫,一實二虛披帶始。遙臨同行人不知,龍披寅甲亥壬子,

天乙貴人の加臨する宮位も、同じく天干を遁じ出し、あわせて太歳月建を参看して、その中に「披神帯煞」の妙用がある。いわゆる「将帯神」は天将の上に貴神を帯びること、「神帯将」は貴神の上に天将を帯びること。この中の玄妙は、能く解する者は多くない。一つの遁干の字は、貴神と神煞を一々貫穿し得る。この字自体は「実」、それの披く神と帯ぶる煞は「虚」で、一実二虚、この「披」「帯」の二字より分別を始める。ある字は遥々として相臨み、一路を同じくして行くが、一般人には見出されない。例を挙げれば:青竜は木に属し寅宮に寄し、寅の中に甲を蔵し、亥宮は甲木の長生でありまた壬水の位である——ゆえに青竜が一たび出れば、すなわち虚に寅・甲・亥・壬・子の幾字を披くに等しい。

春占木旺名天旺,寅卯日占木遊干,地旺遁干立處比,十干五合為人旺,類旺日比時旺祿。此名五旺課中求。右十首皆經中歌之要訣,註解見後。

末の数句は「五旺」を講ずる。春に課を占えば、木は時令の気を得て「天旺」と呼ばれ、すなわち気旺である。寅日・卯日に課を占えば、木は日干と同気で、遁干はその上に游行し、日辰の助けを得る。遁干の立つ宮の地支がそれと比和するを「地旺」と呼ぶ。十天干が両々相合して(甲己・乙庚・丙辛・丁壬・戊癸)化するを「人旺」と呼ぶ。同類に比するは「類旺」、占時が正に日干の禄位に当たる(例えば甲日に寅時を占する)は「時旺」である。この五種の旺は、いずれも課中において尋ねるべきである。以上の十首歌は、いずれも経文の中の要訣で、逐条の注解は後の各篇を見よ。

天地人盤上下推

天盤月將,斗建之合,遁以五鼠,仰觀於天;地盤宮位,神將所臨,遁以五虎,即旬遁,俯察於地。天盤貴人,事機所主,時起遁干,參觀天地。開三撥五,數往知來。

これは経文第二句「天地人盤上下推」の四言正文で、三、三層の盤が各々どの方法をもって遁干するかを講ずる。天盤上に排するは月将で、月将は斗柄の建する月の六合の神である。天盤の遁干は「五鼠遁」を用い(子時より遁を起こし、甲己日は甲子より起こし、乙庚日は丙子より起こし、丙辛日は戊子より起こし、丁壬日は庚子より起こし、戊癸日は壬子より起こす)、この一層は仰いで天を観る。地盤は固定の十二宮位で、天将と貴神はいずれもその上に臨む。地盤の遁干は「五虎遁」を用い、すなわち本旬の旬首より推排する「旬遁」で、この一層は俯して地を察する。人盤は天盤上の貴人を主とし、貴人はまさに事機の主るところである。占時より遁干を起こし、貴人のある宮まで推して、この一層をもって天地の両盤を参合する。いわゆる「開三撥五」とは、三層の遁干を開き出し、五行の衰旺を撥定することである。能くこのようにしてこそ、已往により将来を推知するに足る。

此探夫六壬有天地人三盤之遁干,仰觀俯察,中審人事,以參觀乎天地之吉凶,非開三遁,撥五行之衰旺,何以數往知來乎?

この段は仙槎の解説:六壬に天・地・人の三層の盤の遁干あり、上は天象を察し、下は地理を察し、中は人事を審断して、天地の間の吉凶を参合観察するのに用いる。もしこの三層の遁干を開列せず、五行の衰旺を撥清せざれば、何をもって過去により未来を推知せんや。

天遁假如図例

天遁以本日之干為主,起五鼠遁。假如乙庚日乃乙庚丙作初遁起。若以亥時占,即逆尋甲戌旬起數,至亥上即是乙亥,數至辰上即是庚辰,未時以前用甲戌旬遁干也。

天遁は占日の日干を主とし、「五鼠遁」をもって起こす。例を挙げれば:乙日または庚日は、口訣は「乙庚丙作初」、すなわち丙子時より遁を起こす。假如亥時に課を占するなら、まず倒り返ってこの時辰がどの旬に属するかを尋ね出さなければならない——査すれば甲戌旬であるから、甲戌より数を起こす。戌上に甲戌、亥上にすなわち乙亥、一路数えて辰上に至ればすなわち庚辰である。およそ未時以前に占するは、すべて甲戌旬の这一套の遁干を用いる。

自申時以後,俱用甲申旬遁干。申上遁見甲,酉上便得乙。若寅時占即得庚寅,餘仿此。不明此即犯旬空,誤矣。

申時起以後は、甲申旬の遁干に換えなければならない。申上に遁じて甲申を得、酉上にすなわち乙酉、依次に排して下る。もし寅時に占すれば、数えて寅上に至れば庚寅を得る。其余の各日各時はすべてこの办法に照らして類推する。この一歩は必ず弄清楚さねばならない。旬が同じからざれば遁干も同じからず、換旬の界限を明白にせざれば、本ならぬ空の字を旬空と為したり、旬空の字を誤って実字として用いたりして、断り出すは自然と錯る。

寅時例

在申時以前,拈得寅時,為戊寅;在申時以後拈得寅時,為庚寅。以本旬之甲不同也。申時以後拈得亥,為丁亥。

専ら寅時を例として挙げる。同じく乙庚日の寅時でも、申時以前に占すれば、寅上に遁じ得るは戊寅(甲戌旬に属す:甲戌・乙亥・丙子・丁丑・戊寅)。申時以後に占すれば、寅上に遁じ得るはかえって庚寅(甲申旬に属す:甲申・乙酉・丙戌・丁亥・戊子・己丑・庚寅)。同じ一つの寅の字で、遁干は一つは戊、一つは庚。その原因はまさに属する旬の旬首の甲が同じからぬことによる。同じ理で、申時以後に亥の字に遇えば、遁じ得るは丁亥であって乙亥ではない。

天遁図例

辛 壬 癸 甲 巳 午 未 申 庚辰本 本酉乙 日 日 己卯干 干戌丙 寅 丑 子 亥 戊 丁 丙 丁

これは天遁の掌図で、もとは彫版の方框図で四辺に各々三宮を排したものである。中間に「本日干」の三字を竪書し、この一層が本日の日干を主とすることを示す。四辺の読法は:上辺の一排は自ら左より右に巳・午・未・申の四宮で、その上にそれぞれ辛・壬・癸・甲を遁じ得る、すなわち辛巳・壬午・癸未・甲申。左辺は自ら上より下に辰・卯の二宮で、庚辰・己卯を遁じ得る。右辺は自ら上より下に酉・戌の二宮で、乙酉・丙戌を遁じ得る。下辺の一排は自ら左より右に寅・丑・子・亥の四宮で、戊寅・丁丑・丙子・丁亥を遁じ得る。この図は乙庚日を取るため、口訣「乙庚丙作初」に従い、丙子より遁を起こし順排して一周十二宮をなし、得数は上の如し。

天遁乃在天盤上,卻以日干為主運。從子逆數去尋甲,數到本日是天遁。此圖繫乙庚日亥將,故用乙庚丙作初。餘仿此。

天遁は天盤上に排する一層であるが、日干をもって運転の主宰とする。具体的做法は子位より起こし、倒れて数え返って本旬の旬首の甲某を尋ね、本日に相応する位置まで数えて、得出したのがすなわち天遁の干である。この一幅の図は乙庚日・亥将の例を取るので、口訣「乙庚丙作初」に従い丙子より遁を起こす。其余の各日はすべてこの办法に照らして類推する。

地遁假如図例

地遁以旬首為例,起旬首,如庚午日即是甲子旬首。若用未時占,即是辛未時也。酉時占,即是癸酉時也。戌時即出旬,用甲戌旬,為空亡時矣。亥同戌例。

地遁の起法は本旬の旬首を准とし、すなわち旬首のあの甲某より排し起こす。例を挙げれば:庚午日は甲子旬に属し、旬首はすなわち甲子。もし未時に占すれば、甲子より順数して未に至り、辛未を得、これがすなわち未時の地遁干である。もし酉時に占すれば、数えて酉に至り癸酉を得る。戌時に至れば、既に甲子旬を出でている(甲子旬は癸酉までしかない)ので、甲戌旬を改用して遁さなければならない。而して戌・亥の两位は甲子旬の中に正に「旬空」の地であるから、これを空亡の時という。亥時の算法は戌時と同じである。

地遁図例

己 庚 辛 壬 巳 午 辛 申 辰戊 酉癸 卯丁 戌甲 寅 丑 子 亥 丙 乙 甲 乙

これは地遁の掌図である。上辺の一排は自ら左より右に巳・午・未・申の四宮で、己巳・庚午・辛未・壬申を遁じ得る。左辺は自ら上より下に辰・卯の二宮で、戊辰・丁卯を遁じ得る。右辺は自ら上より下に酉・戌の二宮で、癸酉・甲戌を遁じ得る。下辺の一排は自ら左より右に寅・丑・子・亥の四宮で、丙寅・乙丑・甲子・乙亥を遁じ得る。この図は庚午日・甲子旬首を取るので、甲子より遁を起こし順排一周してすなわち得る。注意すべきは:底本の上辺第二排は本当は「巳午未申」と刻すべきところ、「未」の字を誤って「辛」と刻した。ここでは底本の原字のまま照録し改補せず、読者は宮位の次序により自ずから未宮と明らかにすべきである。

地遁卻從旬遁尋,數至正時好住停。旬頭甲子時是未,便是辛未見分明。此圖庚午日未時甲子旬首。餘仿此。

この四句は地遁の口訣である。地遁は本旬の旬遁より尋ねて、旬首より一路数えて占する正時に至り、すなわちそこで停住する。どの字の上に停まるか、その字がすなわち地遁干である。旬頭の甲子を例とすれば、もし正時が未時ならば、数え過ぎ去れば正に辛未で、一目了然である。この図は庚午日未時・甲子旬首の例を取る。其余の情形はすべてこれに照らして類推する。

The original text is in the public domain. The Japanese is a machine-assisted translation of this library’s own Chinese paraphrase, checked against a fixed glossary so that technical terms match the definitions used elsewhere on this site. It is a reading aid and does not replace the original.