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太乙(巳)

明 · 佚名 · 第3巻 / 8

作盤ガイド: 大六壬起課, 金口訣起課

火神,處暑後日躔鶉首,七月將。

太乙の巳は火神に属す。處暑節の後、太陽は鶉首の次に纏躔す(原書かくのごとし)、故に巳は七月の月将なり。

太乙者,太微垣所在,太乙所居也。又七月百榖成實,自能任持之義。

所谓「太乙」は、巳位が正に太微垣の所在にあたり、即ち太乙の神の居する所の處たるを以てなり。別の一層の意思は、七月に百穀結實成熟し、自身已に能く擔負支撐し、「任持」の義を取る。

太乙神形,貌高額赤、大口、黃髮、眼目不正,古之鍜人也。

太乙この神の形貌は、身形高大・額頭赤紅・口闊・鬚髪黃を發し・雙眼斜視正ならず、古人の中に於て対應するは鐵を打ち鍛造する工匠なり。

丙戊寄其上,金生其下,螣蛇之象,音角、數四、味苦,星翼、軫,禽蛇、蚓、蟬,宮雙女,分野楚、荊州,屬蛇,位南方。

天干の丙と戊は皆巳上に寄居し、金は巳下に長生を得、それは十二天将中「螣蛇」の本象なり。五音に配して角音に属し、成数は四、五味は苦;二十八宿の翼宿・軫宿に對應す;禽象は蛇・蚯蚓・蝉;十二宮は双女宮、即ち室女宮;分野は楚地と荊州に属す;生肖は蛇に属す;方位は南方に在り。

所主鬥爭、口舌、憂驚、怪異事,又飛禍、賞賜事。(總論巳見辰為進往,吉;辰居巳為退伏,不吉。)

それの主る所は争闘・口舌・憂愁驚擾と怪異の事なり、このほかまた飛来の横禍と賞賜の事を主る。總じて言えば、巳上に辰を見るは向前進取の象にして、吉と為す;辰上に巳を居するは退縮隱伏の象にして、不吉なり。

類為天太乙星,又為雪。(冬至後巳主雪)。

類象に按じて言えば、巳は「天太乙星」、又雪を主る:冬至の後、巳上は便ち降雪を主る。

為車騎、姑、女婦、術人、畫工、木匠、廚夫、店人、乞丐、弔客(作虎主外服)、歌兒(太陰主娼妓)。

人物の上では、巳は車騎の士・姑母・婦女・術数の人・畫工・木匠・廚夫・店家・乞丐を主る;白虎と作する時は弔喪の客を主り、併せて外来の喪服を主る;このほかまた歌童を主り、若し太陰に乗れば則ち娼妓を主る。

為孕(若作蛇加辰主雙胎)、憂、文學、取索、輕狂、毀罵(剋日辰)、徒配(巳酉相加)。

事應の上では、巳は懐孕を主る(若し螣蛇と作して辰位に加臨せば、双胎を懐くを主る);又憂愁・文章學業・索取討要・軽佻狂放を主る;日辰を剋する時は毀謗辱罵を主る;巳と酉と相い加わる時は流徒充配の刑を主る。

為心、胞胳、三焦、咽喉、面齒、班點。

身体の上では、巳は心・胞絡・三焦・咽喉・面部と牙齒を主り、又皮膚斑點を主る。

為車乘、金鐵、珠玉、筐盒、疋帛、樂器、管鑰、磁器、磚瓦、弓弩、花果、釜(又主金鳴)、爐冶(加火)、窯龜(加土又巳未相加,主井灶相連;己亥日戌加巳,主灶側相連)、火光。

器物の上では、巳は車乘・金鐵・珠玉・筐篋盒匣・匹帛・樂器・鎖鑰管籥・瓷器・磚瓦・弓弩・花果を主る;又鍋釜を主り、併せて金屬鳴響を主る;火位に加臨する時は爐冶を主る;土位に加臨する時は窯竈と龜甲を主り、巳と未と相い加われば水井と竈臺の相連を主り、己・亥日に戌が巳上に加臨すれば則ち竈旁の相接を主る;このほかまた火光を主る。

為飛蟲、飛鳥、蜴、蟮、蛇(月厭加,主夢蛇)。

動物の上では、巳は飛蟲・飛鳥・蜥蜴・鱔魚と蛇を主る;月厭が加臨する時は、蛇を夢見るを主る。

為姓陳、石、趙、田、張、荊、餘、朱、郝(六合加)、楚、杞(寅加)、耿(子加)、龔(辰加)、紀(丑加)。

姓氏の上では、巳は陳・石・趙・田・張・荊・余・朱の諸姓を主る;六合に乗る時は郝姓を主る;又楚姓を主る;寅が加臨する時は杞姓を主り、子が加臨する時は耿姓を主り、辰が加臨する時は龔姓を主り、丑が加臨する時は紀姓を主る。

太乙蟬鳴(乘合)蟲(乘空臨水)散解(乘武加水),賓姑(乘龍)罵詈(乘雀)弩喪車(乘虎),賞賜(乘貴)灶爐(乘陰常丙丁日的)管鑰等(乘勾戊日的),非橫之災(辛酉日乘蛇六月的)弔客蛇(亦辛日乘蛇占病凶)。

歌訣にいう:太乙の巳が六合に乗れば蝉鳴を主り、天空に乗りて水位に臨めば水蟲を主り、玄武に乗りて水位に加われば消散解脱を主る;青龍に乗れば賓客姑母を主り、朱雀に乗れば辱罵を主り、白虎に乗れば弓弩と喪車を主る;貴人に乗れば賞賜を主り、丙・丁日に太陰・太常に乗れば爐竈を主り、戊日に勾陳に乗れば鎖鑰の類を主る;辛酉日の六月に螣蛇に乗れば飛来の横禍を主り、同じく辛日に螣蛇に乗りて病を占えば、則ち弔客門に臨むを主り、その凶は知るべし。

六合臨為蟬鳴煞,天空臨為水蟲煞。元武是小人,又加太乙破敗煞。謀用破敗無成,故曰解散。青龍,主賓姑。朱雀,主罵詈。甲日因財口舌。戊日因官文與爭田地口舌。庚日為憂最深,維無凶。

注解にいう:六合が巳上に臨むは「蝉鳴煞」、天空が巳上に臨むは「水蟲煞」。玄武は本より小人の象にして、太乙の巳に加臨してまた「破敗煞」と成る、謀る所用うる所は一概に破敗して成らず、故に「解散」と曰う。青龍が巳に臨めば賓客と姑母を主る。朱雀が巳に臨めば辱罵を主る:甲日は財物に因りて口舌を起し、戊日は官府文書あるいは田地を争奪するに因りて口舌を起し、庚日は憂慮最も深しと雖も、然れども終に凶を成すに至らず。

白虎為喪車煞,又主弓弩、曲物。貴人臨,主賞賜。太常、太陰,俱主爐灶。丙丁日太常臨巳,爐灶最的。勾陳臨,謂之管鑰神,囚禁可放。辛酉占得螣蛇,有非橫之災。惟六月月厭在巳,定主見怪,災禍連 。又占病,則為弔客。蛇之為患,如此。

白虎が巳に臨むは「喪車煞」、又弓弩と彎曲の物を主る。貴人が巳に臨めば賞賜を受くるを主る。太常と太陰が巳に臨むは皆爐竈を主り、丙・丁日に太常が巳上に臨むは、爐竈に應ずること最も的確なり。勾陳が巳に臨むを「管鑰神」と曰い、囚禁せらるる人は開釋を望みうる。辛酉日に占うに螣蛇が巳に臨むを得れば、意外飛来の災あり;殊に六月の月厭は正に巳上に在り、必ず怪異を見、災禍は接連して断たず(原書ここに一字を缺く)。若し是れ病を占えば、螣蛇が巳に臨むは便ち弔客門に臨むと成る。螣蛇の患と為すの烈は、即ち是のごとし。

天罡(辰)

土神,秋分後日躔壽星,八月將。

天罡の辰は土神に属す。秋分節の後、太陽は壽星の次に纏躔す、故に辰は八月の月将なり。

天罡者,斗杓之所建也。又八枝條堅剛之義。

所谓「天罡」は、指すは北斗斗柄の指し建つ所の方位なり。別の一層の意思は、八月の草木の枝条の堅硬剛勁の義を取る。

天罡神,黃色,面圓滿,多須,古之獄師也。

天罡この神の形貌は、面色黃を發し、臉盤圓滿、鬚髯濃密にして、古人の中に於て対應するは刑を掌る獄吏の長なり。

乙寄其上,水土墓其下,勾陳之象,音商、數五、味甘,星角、亢,禽蛟、魚、龍,宮天秤,分野鄭、襄州,屬龍,位東南方,近東多。

天干の乙は辰上に寄居し、水と土は皆辰下に墓に入り、それは十二天将中「勾陳」の本象なり。五音に配して商音に属し、成数は五、五味は甘;二十八宿の角宿・亢宿に對應す;禽象は蛟・魚・龍;十二宮は天秤宮;分野は鄭地と襄州に属す;生肖は龍に属す;方位は東南に在り、而して偏東の成分は居多し。

所主鬥訟、死喪、田宅、舊事,又曰:辰天牢、戌地獄,專主獄訟官府。

それの主る所は争闘訴訟・死亡喪事・田地宅舍と陳年旧事なり。又一説あり:辰は「天牢」・戌は「地獄」、二者は專ら牢狱訟案と官府の事を主る。

類為天哭星,又為獄神,右天目、天羅。

類象に按じて言えば、辰は「天哭星」、又是れ獄神、亦た「右天目」と「天羅」なり。

為宰公、監司(加月建)、大將軍、侄軍、漁敗、屠殺(虎加死地又加金)。

人物の上では、辰は宰輔公卿を主る;月建に加臨する時は監司の官を主る;このほかまた大将軍・子姪輩の軍士・漁獵失利の人を主る;白虎が死地に加臨してまた金位に加われば、則ち屠宰殺戮の人を主る。

為勑書、官事(雀勾剋日,加壬癸日)、頑惡、堅硬、凶怪、欺爭、殺斗(發用剋日)、動搖、悲(虎加)、驚(日辰上)、慮(作初未傳又加土)、娠(天后)、邪夢(蛇發夢加行年)、自縊(蛇虎克日)。

事應の上では、辰は敕書詔命を主る;朱雀・勾陳が日干を剋してまた壬・癸日に逢う時は官府の事を主る;このほかまた頑劣凶惡・堅硬難化・凶険怪異・欺凌争奪を主る;発用して日干を剋する時は殺伐鬥毆を主る;又動揺不定を主る;白虎が加臨する時は悲傷を主り、日辰の上に臨む時は驚懼を主り、初伝あるいは末伝と作してまた土位に加臨すれば憂慮を主る;天后に乗る時は懐孕を主る;螣蛇に乗りて行年に加臨すれば邪夢を主る;螣蛇・白虎が日干を剋する時は則ち自縊を主る。

為腸、胸,又為死尸,為偏盲能視。

身体の上では、辰は腸と胸を主り、又屍首を主り、還って一目失明して別の一目は尚ほ能く物を視るを主る。

為廊廡、寺觀、溝澮、石闌、墳墓、田園、麥地、海水(天后加亥)、井(武加巳)、山坡(天空)。

處所の上では、辰は廊屋廂廡・寺廟道觀・溝渠水澮・石欄・墳墓・田園・麥地を主る;天后が亥位に加臨する時は海水を主り、玄武が巳位に加臨する時は水井を主り、天空に乗る時は山坡を主る。

為甲冑、網罟(加火)、澇漉、杻械、碾碓、缸甕、錢物、盔盆、皮毛、破衣、膠漆。

器物の上では、辰は铠甲頭盔を主る;火位に加臨する時は網罟を主る;このほかまた撈漉の具・桎梏刑械・碾磨石碓・缸瓮・錢財物件・盔盆・皮毛・破舊衣裳と膠漆の屬を主る。

為五榖、米麥、葷腥、鱗族(加水)、魚食(加亥)。

物産飲食の上では、辰は五穀・米麥と葷腥を主る;水位に加臨する時は鱗甲の族を主り、亥位に加臨する時は魚類食物を主る。

為姓馬、郭、喬、鄭、邱、嶽、龍、陳、田、龐(加勾)、周(加酉)。

姓氏の上では、辰は馬・郭・喬・鄭・邱・岳・龍・陳・田の諸姓を主る;勾陳に加臨する時は龐姓を主り、酉位に加臨する時は周姓を主る。

天罡本是魚(乘龍秋冬暮的)龍物(乘龍春夏旦的),欺詐(乘朱)網羅(乘蛇)為惡人(乘虎),戰鬥(乘勾)陂池(乘後)二千石(乘常),右目(乘元主妖邪)虞官(乘陰)宰殺神(乘合)。

歌訣にいう:天罡の辰が青龍に乗れば、秋冬あるいは日暮に占えば魚を主り、春夏あるいは清晨に占えば龍を主る;朱雀に乗れば欺詐を主り、螣蛇に乗れば網羅纏縛を主り、白虎に乗れば凶惡の人を主る;勾陳に乗れば戰闘を主り、天后に乗れば陂塘池沼を主り、太常に乗れば二千石の郡守の官を主る;玄武に乗れば「右目將軍」と為りて妖邪を主り、太陰に乗れば虞衡の官を主り、六合に乗れば則ち宰殺の神を為す。

青龍臨辰,春夏主龍,秋冬主魚;又旦為龍,暮為魚。雀臨謂之欺詐,蛇臨謂之網罟。纏繞,壬日婦人纏繞,癸日盜賊相絆。罡凶神,虎惡將,並主惡人。勾陳,主戰鬥。天后,主陂池。太常,主二千石。玄武臨辰,謂之右目將軍,在北斗位下掌妖邪盜賊,主賊難捕。太陰主虞官,乃左右侍從之官也。六合主宰殺。

注解にいう:青龍が辰上に臨めば、春夏は龍を主り秋冬は魚を主る;又時辰に依りて分かちうる、清晨に占うは龍、日暮に占うは魚。朱雀が辰に臨むを「欺詐」と曰い、螣蛇が辰に臨むを「網罟」と曰い、その象は纏繞して脱せず:壬日は婦人に纏繞せらるるを主り、癸日は盗賊に牽絆せらるるを主る。天罡は本より凶神、白虎はまた惡將、二者相い併べば便ち凶惡の人を主る。勾陳が辰に臨めば戰闘を主る。天后が辰に臨めば陂塘池沼を主る。太常が辰に臨めば二千石の郡守の官を主る。玄武が辰上に臨むを、「右目將軍」と曰い、それは北斗位下に在りて專ら妖邪と盗賊を掌り、賊人の緝捕し難きを主る。太陰は虞衡の官を主る、即ち君主左右の侍從の職なり。六合が辰に臨めば則ち宰殺を主る。

太衝(卯)

木神,霜降後日躔大火,九月將。

太衝の卯は木神に属す。霜降節の後、太陽は大火の次に纏躔す、故に卯は九月の月将なり。

太沖者,日月五星所出之門戶,天之沖也。又萬物離散剝毀,若沖之義。

所谓「太衝」は、卯位は日・月と五星の升出する門戸にして、正に天体運行の要衝にあたるを以てなり。別の一層の意思は、九月に万物離散剥落毀敗し、正に一箇の「衝」の字の意味に合す。

太沖神,面長青色,高額有須,身材細長,狡獪不正,古之樂師也。

太衝この神の形貌は、臉型狭長にして面色青を發し、額頭高聳して鬍鬚を蓄え、身材細痩頎長、性情狡黠端ならず、古人の中に於て対應するは樂を奏する樂師なり。

正祿無寄,六合之象。音羽、數六、味酸,星氐、房、心,禽狢、兔、狐,宮天蠍,分野宋、豫州,屬兔,位正東。

卯は乙木の正禄の地にして、本身即ち禄位、別に天干の寄居を受けず、それは十二天将中「六合」の本象なり。五音に配して羽音に属し、成数は六、五味は酸;二十八宿の氐宿・房宿・心宿に對應す;禽象は貉・兔・狐;十二宮は天蝎宮;分野は宋地と豫州に属す;生肖は兔に属す;方位は正東に在り。

所主驛馬、船、車。

それの主る所は驛馬奔馳と舟船車輛の類の事なり。

類為天雷神,又為天心、地耳、雷電、雨水。

類象に按じて言えば、卯は「天雷神」、又天心・地耳と作りうる、併せて雷電と雨水を主る。

為長子、公主、大夫、母姑、兄弟、男女、童穉、沙門、賊人、藝術(六合加寅申)。

人物の上では、卯は長子・公主・大夫・母親と姑母・兄弟・子女・幼童・僧侶沙門と賊人を主る;六合が寅・申に加臨する時は、則ち技藝を懐く人を主る。

為逃(元、空加酉戌),出入門戶不寧。

事應の上では、玄武・天空が酉・戌に加臨する時は逃亡走失を主る;このほかまた出入の間門戸の安寧を得ざるを主る。

為大腸榮血聲(蛇加空)、目疾(午卯相加)。

身体病象の上では、卯は大腸・營血と聲音を主り、螣蛇が天空に加わる時は殊に應ず;午と卯と相い加わる時は、則ち眼目の疾を主る。

為橋樑(加辰)、竹木(加同類)、池澤、車、船(龍旺又主邊方,又見水船,見土車)。

處所器物の上では、卯が辰位に加臨する時は橋梁を主り、同類の木位に加臨する時は竹木を主る;このほかまた池塘沼澤・車輛と舟船を主る;青龍の気が旺なる時はまた邊地他方を主り、水を見れば則ち船と為り、土を見れば則ち車と為る。

為璁牖、梯椅、衣架、棺槨、杓梳、床、旛竿、香盒、笙簧、鼓笛、刀俎、木器(見金)、葢輪、坊牌、箱、棒、竹籬。

器物の上では、卯は窗欞門牖・梯凳椅座・衣架・棺椁・杓子と梳篦・床榻・幡竿・香盒・笙簧・鼓笛・刀砧を主る;金位を見る時は木器を主る;このほかまた車蓋車輪・牌坊匾額・箱籠・棍棒と竹籬を主る。

為羝羊、驢騾(蛇加巳午)。

動物の上では、卯は公羊を主る;螣蛇が巳・午に加臨する時は、則ち驢と騾を主る。

為姓朱、房、魯、楊、張、盧、高、劉、雷、宋、柳(加寅)、茆(六合加)、季、李(俱加亥子)、鍾、藺,凡木傍、絲、子、千、裡之姓,孫、董之類。

姓氏の上では、卯は朱・房・魯・楊・張・盧・高・劉・雷・宋の諸姓を主る;寅位に加臨する時は柳姓を主り、六合に乗る時は茆姓を主り、亥・子に加臨する時は季姓と李姓を主る;このほかまた鍾姓・藺姓を主る。大凡そ字形に木字旁を帯び、あるいは絲・子・千・里等の部件を帯ぶる姓氏、および孫・董の類は、皆この一類に帰入す。

太沖術士(乘貴)沙門類(乘勾、空),行往車舟(乘常)水(乘蛇)陸因(乘虎),林木(乘龍)江河(乘武)雷電(乘朱)雨(乘龍巳日的),兄弟(乘陰甲日的)私門(乘後)匿婦人(三交卦,主匿婦或罪人)。

歌訣にいう:太衝の卯が貴人に乗れば術士を主り、勾陳・天空に乗れば僧侶沙門を主る;太常に乗れば行旅の用うる所の車と舟を主り、螣蛇に乗れば則ち事は水路に由り、白虎に乗れば則ち事は陸路に由る;青龍に乗れば林木を主り、玄武に乗れば江河を主り、朱雀に乗れば雷電を主り、巳日に青龍に乗ればまた降雨を主る;甲日に太陰に乗れば兄弟を主り、天后に乗れば私門を主る;若し課に三交を成せば、則ち婦人を藏匿しか罪人を窩蔵するを主る。

沖乘天乙,主術士。勾陳天空,俱主沙門。甲日,僧多,不潔,少實。丙丁日天空,僧善講談。太常與太沖為三合主舟車,蛇則主水,虎則主陸,青龍主林木,元武主江河,朱雀主雷電。青龍又主雨,太陰主兄弟。天后臨於私門,必有淫婦。

注解にいう:太衝の卯上に貴人を乗すれば、術数の士を主る。勾陳あるいは天空に乗れば、皆僧侶沙門を主る:甲日の主る所の僧人は多しと雖も清淨ならず、實修少なし;丙・丁日に天空に乗る僧人は則ち經を講じ論談するに善し。太常の本家は未に在り、太衝の卯と同じく亥卯未の三合に属す、故に舟車を主る;螣蛇に乗れば則ち事は水路に在り、白虎に乗れば則ち事は陸路に在り;青龍に乗れば林木を主り、玄武に乗れば江河を主り、朱雀に乗れば雷電を主る。青龍はまた雨水を主り、太陰は兄弟を主る。天后が卯この私門の位に臨めば、家中に必ず淫亂の婦人あり。

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