Libo

張月鹿

明 · 池本理 · 第5巻 / 6

作盤ガイド: 六爻納甲の立卦, 大衍筮法

『張』禽在天號「尊崇星」,其宿有六星,位居獅子,三河周國分野。為「山禽」,即鹿也。《字統》曰:鹿性驚防,分背而食,以備其害,蓋亦率善走者,食則相呼,□居則環其角外向。日遊夜伏,喜微風暖日。直一元己卯為將星,用四金時吉。

張宿の禽は天上に於て「尊崇星」と号称す、本宿六星有り、位置は獅子宮に属し、地上に於て三河周国の分野に対応す。其れ是れ山禽——即ち鹿。《字統》に説く:鹿性情警覚戒備、食を進むる時背を朝いて背を分かち立ち、以て侵害に防備す;其れも亦た極めて奔走に善きの動物、食物を找め得れば便ち同伴を呼喚し、群居する時は則ち一圈を圍り成して角を外に向かわしむ(「□居」の「□」底本缺字、当に「群」と作るべし)。其れ白天出遊し夜間蔵伏し、微風暖日を喜ぶ。正に第一元己卯日に値りて将星と為る——四金時を用いて始めて吉。

元:午宮。合:參。無食。畏:尾、箕、奎、畢、井。華蓋:辰。將星:寅。春夏旺,秋冬衰。泊亥曰「稼穡」,泊卯曰「玄胎正肥」,泊未曰「天網四張」。

張宿の本元は午宮に在り;相合する是れ「参水猿」;其れ能く吞食するの対象無し;畏懼する所是れ「尾火虎」「箕水豹」「奎木狼」「畢月烏」「井木犴」。華蓋は辰位に在り、将星は寅に在り。春夏気旺し、秋冬転じて衰す。亥位に落つれば「稼穡」と叫び、卯位に落つれば「玄胎正に肥ゆ」と叫び、未位に落つれば「天網四に張る」と叫ぶ。

翌火蛇

『翌』禽在天號「八奇星」,其宿二十一星,位居雙女,荊州楚國分野。為「地禽」,乃蛇也。藏於地穴之中,其心毒,口惡勢猛,老而成精,亦能興雲致霧。牛以鼻聽,蛇以眼聽,蛇聾虎鼻齆,其以此乎?《記》曰:凡龍有龍珠,蛇有蛇珠,乃龍蛇之所吐也。喜猛風暴雨。直五元甲子為將星,用四木時吉。

翌宿の禽は天上に於て「八奇星」と号称す、本宿二十五星有り、位置は双女宮(即ち室女宮)に属し、地上に於て荊州楚国の分野に対応す。其れ是れ地禽——即ち蛇。其れ地穴の中に蔵れ、心性毒にして口舌悪く気勢凶猛;年老いて精と成りて後、亦た能く雲を興し霧を致す。牛は鼻子を用いて聴き、蛇は眼睛を用いて聴く——蛇是れ聾・虎是れ鼻塞なり、大概便ち是れ此の道理。《記》に説く:龍に龍珠有り、蛇に蛇珠有り——皆な是れ龍蛇の口中より吐き出だす所。其れ猛風暴雨を喜ぶ。正に第五元甲子日に値りて将星と為る——四木時を用いて始めて吉。

元:巳宮。合:觜。食:女、虛、危。畏:奎、婁、畢。華蓋:巽,將星:巳。春夏旺,秋冬伏藏。泊申曰「枯竹搖風」,泊子曰「取方就圓」,泊辰曰「魚躍龍門」。

翌宿の本元は巳宮に在り;相合する是れ「觜火猴」;吞食する所是れ「女土蝠」「虚日鼠」「危月燕」;畏懼する所是れ「奎木狼」「婁金狗」「畢月烏」。華蓋は巽方に在り、将星は巳に在り。春夏気旺し、秋冬蔵伏す。申位に落つれば「枯竹風に摇る」と叫び、子位に落つれば「方を取りて圓に就く」と叫び、辰位に落つれば「魚竜門を躍る」と叫ぶ。

軫水蚓

『軫』禽在天號「天毒星」,其宿有七星,位居雙女,荊州楚國分野。為「地禽」,即蚯蚓也。《傳》曰:魚無耳,蟬無口,蛇無足,蚓無筋,乃無心之蟲,與蛗螽交。有一種白頸,是其老者。其物不息,引而後伸。《孟子》曰:若仲子者,蚓而後充其操者也。蚓乃水星,旱久無雨,蚓出地而盤旋於沙上者,實時有驟雨至也。喜天陰晴。直一元己酉為將星,用四金時吉。

軫宿の禽は天上に於て「天毒星」と号称す、本宿七星有り、位置は双女宮に属し、地上に於て荊州楚国の分野に対応す。其れ是れ地禽——即ち蚯蚓。古伝説:魚に耳朵無く、蝉に嘴無く、蛇に脚無く、蚯蚓に筋無し——是れ一種の心無きの虫、蛗螽(一種の蝗類)と交合す。一種の頸部白を発する有りて、是れ其の中の年老いたる者。此の東西終日停まらず、先ず蜷縮して而る後に伸展す。《孟子・滕文公下》に説く:陳仲子の様な人に象る——蚯蚓と変成して始めて彼の彼の套の操守を貫徹して底に到るを得。蚯蚓は水星に属す——久旱雨下らざるの時、蚯蚓地面を爬り出でて沙の上に盤繞す、当時便ち驟雨の到来有らん。其れ陰晴不定の天気を喜ぶ。正に第一元己酉日に値りて将星と為る——四金時を用いて始めて吉。

元:巳宮。合:壁。無食。畏:昴、胃、危、虛。華蓋:巽。將星:申。春夏旺,秋冬衰。泊巳曰「乘車逐馬」,泊酉曰「寶車無輪」,泊丑曰「車駕飛輪」。

軫宿の本元は巳宮に在り;相合する是れ「壁水貐」;其れ能く吞食するの対象無し;畏懼する所是れ「昴日鶏」「胃土雉」「危月燕」「虚日鼠」。華蓋は巽方に在り、将星は申に在り。春夏気旺し、秋冬転じて衰す。巳位に落つれば「車に乗りて馬を逐う」と叫び、酉位に落つれば「宝車輪無し」と叫び、丑位に落つれば「車駕輪を飛ばす」と叫ぶ。

禽八門起例及び吉凶の主る所

七曜禽星布八門,尊傷帝福共同輪;生死敗休依次第,長生之地順行遁。日內有□月有兔,火臨於地土水臨坤。 木入幹鄉金巽巳,九宮之內起於尊。

七曜禽星を用いて八門を布排す——「尊」「傷」「帝」「福」の四門と「生」「死」「敗」「休」の四門と共同に輪転し、依次に排定す;起点は其の曜の長生の地に定め、順行して推遁す。歌訣の裏に説く「日内に鶏有り、月に兔有り」は、是れ太陽の値する所の日は鶏(昴日鶏)を以て標識と為し、太陰の値する所の日は兔(房日兔)を以て標識と為すを指す(「有□」の「□」底本缺字、当に「鶏」と作るべし);火星は艮位に臨み(原書「地」と作す、当に「艮」の訛と為すべし)、土星と水星とは坤位に臨み;木星は乾方に入り、金星は巽巳の位に在り。九宮の内に於て、一律に「尊」門より起きて排す。

太陰直時兌上起尊。 太陰直時震上起尊。 火星直時艮上起尊。 土水星直時坤上起尊。 木星直時干上起尊。

太陽値時すれば、便ち兌宮(正西)の上に於て「尊」門を起こす(原書此の句「太陰」と作す、下句と重複す——前後文に拠りて当に「太陽」と作るべし)。太陰値時すれば、便ち震宮(正東)の上に於て「尊」門を起こす。火星値時すれば、艮宮(東北)の上に於て「尊」門を起こす。土星と水星値時すれば、坤宮(西南)の上に於て「尊」門を起こす。木星値時すれば、乾宮(西北)の上に於て「尊」門を起こす。起点定め好して後、再び尊・傷・帝・福・生・死・敗・休の次第に按じ、九宮八卦に順いて逐位に排し下る。

禽八門吉凶の主る所

布門禽宿少人知,常把長生作例推;加入尊星生死地,九宮八卦順時移。 將忌傷門兵怕死,敗休羅職不為奇;惟有福生尊與帝,四門吉地任施為。

八門と禽宿とを布排するの方法、知る人少なし:平常皆な長生の位を拿りて起例と作して以て推し、「尊」星を生地或いは死地の上に加え、再び九宮八卦に依りて時辰に順いて移動す。主将は最も「傷」門を忌み、兵を用うれば最も「死」門を怕り、「敗」門「休」門に落ちて官を丟じ職を罷むるも亦た稀奇と算さず;只だ「福」門・「生」門・「尊」門と「帝」門の此の四門是れ吉地——此の四門の下に於て什麼を做すとも皆な手を放ちて施為すべし。

四季暗金煞

春逢箕水豹為殃,夏來軫水蚓遭傷;參水猿星秋大忌,壁狳冬月莫相當。

春季「箕水豹」の値日値時に碰上れば便ち災殃と成る;夏季来りて「軫水蚓」に逢えば便ち損傷に遭わんと欲す;秋季は最も「参水猿」此の一星を忌む;冬月の裏は則ち「壁水貐」と正面相い値するべからず。此の四個皆な是れ水禽、各々一季の暗金の煞を主る——之に逢えば諸事宜しく避くべし。

七元暗金煞

一羊二兔三馬頭,四虛五蛇六火猴,七打龍頭辰土立,此是金神七煞遊。

第一元は「鬼金羊」を忌み、第二元は「房日兔」を忌み、第三元は「星日馬」の頭に当たるを忌み、第四元は「虚日鼠」を忌み、第五元は「翌火蛇」を忌み、第六元は「觜火猴」を忌み、第七元は則ち龍頭の位に冲し辰土を以て立準と為す。此れ即ち是れ金神七煞の七元の中に於て遊行するの次序——凡そ之に値するは皆な事を擧ぐるに宜しからず。

七元大敗煞

一元軫宿二元氐,三室四虛大不宜;五鬼排來六是壁,七張凶曜不須為。

第一元の大敗煞是れ軫宿、第二元是れ氐宿、第三元是れ室宿、第四元是れ虚宿——之に遇えば皆な大いに宜しからず;第五元排し下れば是れ鬼宿、第六元是れ壁宿、第七元是れ張宿——此れら皆な是れ凶曜、之に値すれば則ち做するに及ばず。

禽星太白に入る

天上禽星凶最深,舉謀運用細追尋;奎婁角亢須迴避,百事逢之□死臨。 斗女鬼牛為太白,雖無抵犯自防身;若能識避其星煞,家國何愁禍患侵。

天上の禽星の中、太白に入るの此の一格最も凶険——凡そ挙動謀劃・運用取時有らば、皆な仔細に追究し清楚するを要す:「奎木狼」「婁金狗」「角木蛟」「亢金龍」は必ず回避するを須す、百事彼らに碰上れば皆な死亡の頭に臨むの虞有り(「逢之□死臨」の「□」底本缺字、当に「必」と作るべし)。「斗木蟹」「女土蝠」「鬼金羊」「牛金牛」も亦た太白の列に帰入す、未必直に抵触冲犯せざると雖も、亦た当に自家提防すべし;如果能く此れらの星煞を認清し回避せば、家国なお什麼の禍患の来侵するを愁えんや?

日家時煞

甲乙休尋星日馬,丙丁切忌鬼金羊;戊己須防婁宿走,庚辛危月燕何□。 壬癸必防蛇出穴,時逢大煞不還鄉。

甲・乙の日は「星日馬」を找めに去る勿れ;丙・丁の日は切に「鬼金羊」を忌む;戊・己の日は須ち婁宿の走動を提防すべし;庚・辛の日に「危月燕」に碰上れば又能く怎様に躲け開かん(「何□」の「□」底本缺字、当に「妨」或いは「当」と作るべし);壬・癸の日は必ず蛇(翌火蛇)の穴を出づるを提防するを須す。時辰の上に此れらの大煞に碰見すれば、門を出でれば便ち家に回る能わず。此の一条是れ日干に按じて忌宿を配す——時を択ぶに先ず避け開くるを要す。

交傷流血

正月從馬二從蛇,逆轉辰宮三月誇;四卯五寅六在丑,七子八亥九戌加。 十酉十一歸申位,十二月來未上移;但於月上尋時日,順轉之中仔細磨。 若逢子午與卯酉,交傷流血莫相過。

交傷流血煞の起法是れ:正月は午位(馬)より起こし、二月は巳位(蛇)より起こし、逆に転じて辰宮に到れば便ち是れ三月;四月は卯に在り、五月は寅に在り、六月は丑に在り;七月は子に在り、八月は亥に在り、九月は戌に加う;十月は酉に在り、十一月は申位に帰し、十二月又た未の上に移る。即ち正月より午を起こし、逐月に逆行して一位。月位を定め出だして後、再び此の個の位の上に於て時辰と日辰とを尋ね、順いに転じて下りて仔細に推敲す。如果子・午・卯・酉の四正の位に落つれば、那れ即ち是れ交傷流血の煞——千万此処より経過すべからず。

禽星貴人

日向午時月向寅,火居巳上水臨申;金在辰宮木向未,土星直卯貴人真。 若用此時為將相,百事亨通福祿臻;此是禽中六合貴,時師能諳即通神。

禽星貴人の取法是れ:日禽(太陽)は午時を取り、月禽(太陰)は寅時を取る;火禽は巳時の上に在り、水禽は申時に臨み;金禽は辰宮に在り、木禽は未時に向かい、土星は則ち卯時に値す——此に按じて取り到れば始めて真の貴人なり。若し此れらの時辰を用いて将を拝し相を封ずれば、百事亨通し福祿斉しく至る。此れ即ち是れ禽星の中の「六合貴人」——術者若能く熟記して通暁せば、用うれば便ち神に通ずるが如し。

子房曰:周天二十八星君,十二宮中子細尋;若能通達其中法,定握兵權護國人。 孔儀曰:時為天子日為官,動用之時仔細看;但把時禽加日宿,莫教伏斷上頭安。

張子房に説く:周天二十八位の星君、要して十二宮の中に於て仔細に尋求すべし;如果能く其の中の法度を通達せば、一定能く兵權を執掌し國人を護衛せん。孔儀に説く:時辰是れ天子に譬え、日辰是れ官員に譬ゆ——動用するの際仔細に察看するを要す;只だ時禽を日宿の上に加えて推排するを須し、切に其れをして伏断の位の上頭に落ちしむるを莫れ。

又曰:日□那更取時□,時不□他別用方;□弱要時加日宿,一人敢與萬人當。 孔明曰:一日之中管一星,若逢吞啖急須行;加他不過休前進,吞得他時百戰贏。

又説く:自己の日禽已に強ければ、還た再び強きの時禽を取るを要す(両「□」底本缺字、均しく当に「強」と作るべし);如果時禽強からざれば、便ち別に別の方位を換う;強弱を論ずるに、関鍵是れ時禽を日宿の上に加えて比較するに在り——推し得て準ければ、一個の人も亦た万人を抵当するを敢えてす。諸葛孔明に説く:一天の中一顆の星に由りて事を管る——如果碰上して我方能く対方を吞食するの格局あれば、便ち趕緊行動するを要す;加え去りて若し対方を壓し過ぐる能わざれば、便ち停まり下りて前進する勿れ;能く対方を吞み得住するの時、百戦百勝。

禽星四不知(遁を合して禽を得、営を偸み寨を劫す)

甲子將:戌為天不知,亥為地不知,辰為人不知,巳為鬼不知。 己卯將:丑為天不知,寅為地不知,未為人不知,申為鬼不知。

甲子日を以て将星と為す時:戌位是れ「天知らず」、亥位是れ「地知らず」、辰位是れ「人知らず」、巳位是れ「鬼知らず」。己卯日を以て将星と為す時:丑位是れ「天知らず」、寅位是れ「地知らず」、未位是れ「人知らず」、申位是れ「鬼知らず」。謂う所の「四不知」は、是れ天地人鬼の四者皆な覚察せざるの位;遁甲に配合して吉禽を取得すれば、正好く用いて敵営を偸襲し敵寨を劫奪す。

甲午將:辰為天不知,巳為地不知,戌為人不知,亥為鬼不知。 己酉將:未為天不知,申為地不知,丑為人不知,寅為鬼不知。

甲午日を以て将星と為す時:辰位是れ「天知らず」、巳位是れ「地知らず」、戌位是れ「人知らず」、亥位是れ「鬼知らず」。己酉日を以て将星と為す時:未位是れ「天知らず」、申位是れ「地知らず」、丑位是れ「人知らず」、寅位是れ「鬼知らず」。四位の将星各々四個の不知の位を配し、合して起これば共に十六位——兵を用いて掩襲する時当日の将星に按じて査取すれば即ち可なり。

天目地耳

(推者出兵日也。最要干支相生、比和者吉。)

此処に推する所是れ兵を出だすの日。最も要緊なる是れ日の天干と地支と相生するか、或いは両者五行比和するか——此の様にして始めて吉。「天目」是れ望む所の方、「地耳」是れ聴く所の方——兵を出だし掩襲する時須ち此の両個の位置を避け開くべし、行蹤の人に望見聽聞せらるるを免れんが為す。

甲子旬:天目午,地耳辰。甲戌旬:天目辰,地耳寅。 甲申旬:天目寅,地耳子。甲午旬:天目子,地耳戌。 甲辰旬:天目戌,地耳申。甲寅旬:天目申,地耳午。

甲子旬の中、天目は午に在り、地耳は辰に在り;甲戌旬の中、天目は辰に在り、地耳は寅に在り;甲申旬の中、天目は寅に在り、地耳は子に在り;甲午旬の中、天目は子に在り、地耳は戌に在り;甲辰旬の中、天目は戌に在り、地耳は申に在り;甲寅旬の中、天目は申に在り、地耳は午に在り。六甲の各旬、天目と地耳と皆な逆退して两位——地耳恒に天目の後の两辰に在り。

横天伏断(禽を論ず)

正兔馬犬共同遊,二鼠□龍入帝州;三馬逢羊□合伴,四兔猿鼠□啾啾。 五羊蛇與猴相合,六虎逢羊馬亦憂;七□猴鼠兼牛忌,八燕狗尾共星愁。 九昴又逢婁執兔,十龍蛇犬會□猴;十一蛇羊□鼠走,十二龍羊□兔頭。

横天伏断は月に按じて禽を配す:正月は兔・馬・犬の同遊を忌む;二月は鼠・某禽と龍との一同に帝州に進み入るを忌む(「二鼠□龍」の「□」底本缺字);三月は馬の羊に逢い而して某禽と結伴するを忌む;四月は兔・猿・鼠并びに某禽の啾啾と同鳴するを忌む;五月は羊・蛇と猴との相会するを忌む;六月は虎の羊に逢い、馬も亦た憂の中に在るを忌む;七月は某禽と猴・鼠と兼ねて牛に及ぶを忌む;八月は燕・狗・虎(尾)と馬(星)との同愁を忌む;九月は昴(鶏)又た婁(狗)に逢い并びに兔を挾むを忌む;十月は龍・蛇・犬の某禽と猴とに会合するを忌む;十一月は蛇・羊・某禽と鼠との奔走を忌む;十二月は龍・羊・某禽と兔との頭に当たるを忌む。本段の各「□」皆な底本缺字、缺くる所皆な是れ禽名——敢えて臆補せず。

遠遊用此日,漂泊無消息;任官用此日,風波起不測; 行兵用此日,萬里皆流血;埋葬用此日,人亡並死絕;

遠行出遊此の様の日子を用いれば、便ち漂泊して外に在りて音信全く無からん;上任して官を做るに此の様の日子を用いれば、便ち風波驟り起こり變故測り難からん;兵を出だし仗を打つに此の様の日子を用いれば、万里の内皆な血を流すを要せん;下葬して棺を埋むに此の様の日子を用いれば、便ち人亡び家絶えんと欲す。

嫁娶用此日,生離與死別;經營用此日,本利一齊拆; 種作用此日,盡被鼠雀食;起造用此日,哭聲不斷絕。

嫁娶婚配此の様の日子を用いれば、生離に非ずんば便ち是れ死別;経商営業此の様の日子を用いれば、本銭と利潤と要して一斉に折れ光らん;播種耕作此の様の日子を用いれば、庄稼全く鼠雀に喫い尽くされん;屋を起こし建造すに此の様の日子を用いれば、家中の哭声断えざらん。已上の八條、説く所皆な是れ横天伏断の日を犯すの応験。

天影日(営を修め・寨を立て・起造を忌む)

正五九月兮,逢虎最難當;二六十月兮,□羊行倒牆; 三七十一月,惡蛇逢□戰;四八十二月,猿猴上樹藏。 修營立寨皆不利,賊人不來自驚惶。

天影日は月に按じて禽を配す:正月・五月・九月は、虎に碰上れば最も抵当し難し;二月・六月・十月は、鶏と羊と行き到りて倒牆の処(「□羊」の「□」底本缺字、当に「鶏」と作るべし);三月・七月・十一月は、悪蛇某禽に逢いて相い鬪う(「逢□戰」の「□」底本缺字);四月・八月・十二月は、猿猴樹に上がりて躲蔵す。凡そ此れらの日子に於て営壘を修築し寨栅を安立すれば、皆な吉利ならず;便ち賊人并に来らざると雖も、自己も亦た先に驚慌し起こらん。

十悪大敗日

甲辰乙巳與壬申,丙申丁亥及庚辰;戊戌癸亥加辛巳,己丑都來入座神。 丙子己亥兼丁丑,營謀百事自防身;拜將出師須大忌,金銀成庫化為塵。

十悪大敗日是れ:甲辰・乙巳と壬申、丙申・丁亥及び庚辰、戊戌・癸亥に辛巳を加う、己丑も亦た一同に此の一組の凶神に列入す;此の外に尚お丙子・己亥兼ねて丁丑有り。凡そ此れらの日子に於て営為を謀劃すれば、百事皆な自家小心して身を防ぐを得;拜將出師に至りては、尤も大忌——此の様の日子を用いれば、縱使成庫の金銀有るも亦た灰塵と化せしめんと欲す。

禽断秘訣

凡看禽書,宜晝不宜夜也,夜則焚香。凡有占問,必潔淨其手,方可上掌演之,於是所斷禍福無不應也。

凡是れ禽書を研讀するに、宜しく白天に在りて夜裏に宜しからず;若し夜裏に在るに非ずんば不可なれば、便ち先に香を焚くを要す。凡そ人の前来りて占問する有れば、必ず先ず手を洗い淨め、然る後に始めて掌上に於て推演すべし。此の様に推断し出だせるの禍福、応験せざる無し。此の一条講ずる所是れ術者の事に臨むの持敬の法:心手潔淨にして、占断始めて走樣に至らず。

演用禽星條目

凡日時之禽,為彼我共享之禽。番禽為自己,到將為他人。今人不明番到之理,□以時勝日為我勝彼,殊不知禽星有□弱,人事有善惡,以善應惡,以惡應善者。惟兵家專用我勝彼,其餘事有用彼勝我者,有用我勝彼者,有用彼我之比和者,有用先善後惡為漏禽者。事類不一,□舉數事,切於日用,條目於後。

凡そ日禽と時禽と、皆な是れ彼我双方共用の禽;「番禽」是れ自己を代表し、「到将」是れ他人を代表す。如今の人番・到の道理を明白せず、一概に時禽の日禽に勝つを以て便ち我方の対方に勝つと算す(「□以時勝日」の「□」底本缺字、当に「概」或いは「率」と作るべし)、而して禽星本身に強弱の分有るを知らず(「有□弱」の「□」当に「強」と作るべし)、人事又た善悪の別有り:善を以て悪に応ずる有り、亦た悪を以て善に応ずる有り。只だ兵家のみ専ら我勝彼の此の一種を取る;其の余の各類の事情の裏、彼勝我を用いべき有り、我勝彼を用いべき有り、彼我比和を取るべき有り、亦た先善後悪を取りて「漏禽」と成す有り。事情種類一ならず、下面に略や幾件の日常と最も切近なるを擧げ、逐條に後に開列す(「□擧数事」の「□」底本缺字、当に「略」と作るべし)。

婚姻を占す

凡占婚姻,以番禽為男家,到將為女家,日禽為媒人。如我□他,或他□我,婚則不成,成亦終不偕和。如他禽生我,則婚易成,亦主偕老。若我禽生他,婚亦難成。若彼我之禽比和,亦成。如日禽□我,或我禽□日,則主媒人不得力。若日禽得地生我者,則媒人得力,親事易成。若彼我之禽與日時之禽共臨三合之位,婚亦易成。

凡そ婚姻を占すれば、「番禽」を以て男家を代表し、「到将」を以て女家を代表し、日禽を以て媒人を代表す。若し我方の禽対方を剋するか、或いは対方の禽我方を剋すれば、此の門の親事便ち成らず;便ち勉强して成ると雖も、最終も亦た和睦する能わず(本篇及び以下各篇凡そ「□」皆な底本缺字、文義に拠りて皆な当に「剋」と作るべし——即ち今の「克」の字)。倘若対方の禽我方の禽を生ぜば、婚事便ち容易く成り、亦た白頭偕老を主る。若し是れ我方の禽去りて対方を生ぜば、婚事反って成り難し。若し彼我の両禽五行比和すれば、亦た成る能くし。若し日禽我を剋するか、或いは我禽日禽を剋すれば、便ち媒人の力を出ださざるを主る。若し日禽落脚して地を得て又た来りて我を生ぜば、媒人便ち力を得、親事容易く弁成す。若し彼我の両禽日禽・時禽と同じく三合の位に臨めば、婚事も亦た容易く成る。

生産を占す

凡占生產,皆以我禽為母,他禽為子,母□子易生,子□母難生。日禽□他禽亦易生。若我禽得地,他禽不得地,則母安子危。他禽得地,我禽不得地,子安母危。如日禽弱,又不得地,來□我禽者,主母有病。若時禽□日禽,主快。

凡そ生産を占すれば、皆な我方の禽を以て産婦を代表し、対方の禽を以て胎兒を代表す:母子を剋すれば則ち容易く生まれ、子母を剋すれば則ち難産;日禽対方の禽を剋すれば、亦た容易く生まる。若し我方の禽地を得て対方の禽地を得ざれば、便ち母親平安にして胎兒危有るを主る;反って対方の禽地を得・我方の禽地を得ざれば、便ち胎兒平安にして母親危有るを主る。倘若日禽力弱く、又落脚して地を得ず、反って我方の禽を剋すれば、便ち母親病有るを主る。若し時禽日禽を剋すれば、生産快速を主る。

又云:陽禽泊陽宮生男,陰禽泊陰宮生女。亢、牛、壁、虛、危、室、奎、婁、張、畢、星、觜屬陽,角、氐、鬼、柳、參、危、女、斗、心、房、井、箕屬陰。陽禽泊陰宮亦生男,陰禽泊陽宮亦生女。《禽書》云:識得落禽直萬金。

別に一説有り:陽禽陽宮に落つれば男を生じ、陰禽陰宮に落つれば女を生ず。陽に属する是れ亢・牛・壁・虚・危・室・奎・婁・張・畢・星・觜;陰に属する是れ角・氐・鬼・柳・参・危・女・斗・心・房・井・箕(危宿両見す、底本此の如し)。陽禽便ち陰宮に落つるも亦た仍お男を生じ、陰禽便ち陽宮に落つるも亦た仍お女を生ず——定男女は先ず禽の陰陽を看、宫位只だ是れ輔助を見るべし。《禽書》に説く:禽星の何れの処に落つるを認得するは、此の本事一万金を値す。

財を求むるを占す

凡占求財,以番禽為求財之人,到將為出財之人,日禽為財並牙保之人,三禽和禽不相□制者,其財易求,而謀事亦遂。若日禽與他禽□我,為財□我,難求。如我禽□他,半吉。若日禽□他禽,必為中間人阻當,難成。

凡そ財を求むるを占すれば、「番禽」を以て財を求むるの人を代表し、「到将」を以て銭を出だすの人を代表し、日禽を以て銭財本身及び間に居りて保を作すの牙人を代表す。三個の禽彼此調和し互いに相剋せざれば、銭財便ち容易く求め到るを得、謀る所の事も亦た順遂なり。倘若日禽と対方の禽と一同に来りて我を剋せば、那れ即ち是れ銭財反って我を剋する——求め得難し。若し我方の禽去りて対方を剋すれば、只だ半吉と算す。若し日禽対方の禽を剋すれば、必定中間人の中より阻撓するを被り、事成り難し。

官訟を占す

凡占官訟,以我禽為問數之人,他禽為對首之人,日禽為官吏。無問我訟人,人訟我,俱要我禽高一等,方能降服上下。我禽□他禽,為我有理而訟勝。他禽□我禽,為彼有理,而我訟輸。日禽生我禽,則官吏順我,而彼有罪。日禽生他禽,則官吏順彼,而我有罪。如彼之禽、我之禽俱受日□,則彼此皆罪。若彼我之禽俱□日,則彼我之詞皆不准。三禽和合不相□者,中有好人和解,官事消散。三相□制或泊刑害之宮,則主宮吏淹延不□。

凡そ官司訴訟を占すれば、我方の禽を以て来りて卦を問うの人を代表し、対方の禽を以て対頭を代表し、日禽を以て経弁の官吏を代表す。我の別人を告ぐると別人の我を告ぐるとを論ぜず、皆な我方の禽一等を高出だすを要し、始めて上下皆な降り得住する能くし。我方の禽対方の禽を剋すれば、是れ我理有りて官司に打勝つ;対方の禽我方の禽を剋すれば、是れ対方理有りて我打輸す。日禽我方の禽を生ぜば、官吏便ち我に順い、而して対方罪有り;日禽対方の禽を生ぜば、官吏便ち対方に順い、而して我罪有り。倘若彼我の両禽皆な日禽の剋する所を受けば、那れ両辺皆な罪を獲るを要す;若し彼我の両禽皆な去りて日禽を剋せば、那れ両辺の訴状皆な准せられず。三個の禽和合して互いに相剋せざるは、中間に好人の出面して調解する有らん——官司自然消散せん。三個の禽互いに克制するか、或いは刑害の宮に落つれば、便ち官吏の拖延して決せざるを主る。

患病を占す

凡占患病,以番禽為病人,到將為病症,日禽為醫人。病人□症,則不藥自愈,病人□日亦愈。若病症□人,難愈。日禽□症,宜服藥,日禽□人,醫作難。如我禽不得地,加他禽□制者,死。若他禽不得地,雖凶亦無妨,但要我禽得地者,其病易好。

凡そ疾病を占すれば、「番禽」を以て病人を代表し、「到将」を以て病症を代表し、日禽を以て醫生を代表す。病人の禽病症を剋すれば、薬を喫せずとも亦た自ら愈えん;病人の禽日禽を剋すれば、同様に愈える能くし。若し病症の禽反って病人を剋せば、便ち痊愈し難し。日禽病症を剋すれば、服薬醫治するに宜し;日禽病人を剋すれば、則ち醫治し起これば棘手なり。倘若我方の禽落脚して地を得ず、又た対方の禽の来りて克制するを加えば、死を主る。若し対方の禽地を得ざれば、縱使卦象凶なりとも妨無し——只だ我方の禽地を得れば、病便ち容易く好し。

行人を占す

凡占行人,以我禽為占者,以他禽為行人,日禽為路及行人所往之方。我□他,行人不至。他□我、生我,行人立至。日禽□他人,中途有阻。他人禽或在日禽之宮,或與日禽合者,行人未動。他人禽或在我之宮,人立至。他禽若□制日禽,中途無阻,行人不久到家。

凡そ門を出でて外に在るの人を占すれば、我方の禽を以て占問する者を代表し、対方の禽を以て行人を代表し、日禽を以て道路及び行人の去る所の方向を代表す。我方の禽対方を剋すれば、行人回り来らず。対方の禽我を剋するか或いは我を生ぜば、行人立刻に便ち到る。日禽対方の禽を剋すれば、行人中途に阻礙有り。対方の禽如果日禽の宮に落つるか、或いは日禽と相合すれば、行人未だ身を動かさざるを説明す。対方の禽如果我方の宮に落つれば、人馬上に便ち到る。対方の禽若能く日禽を克制せば、中途阻礙無し——行人不久便ち家に到るべし。

擒捕を占す

凡占擒捕,須要我禽高,能吞啖擒制他禽為好。如我禽能□制他禽,其人必獲。他禽是房日兔,我禽是婁金狗,他雖□我,然我禽高,能吞啖降伏他人,必得其首也。

凡そ擒拿捕捉を占すれば、須ち我方の禽位高く、能く対方の禽を吞食擒制して始めて好し。倘若我方の禽能く対方の禽を克制せば、彼の人必定捉え得。例を擧げて説けば:対方の禽是れ「房日兔」、我方の禽是れ「婁金狗」——兔狗を剋すの説に按ずれば是れ彼我を剋すと雖も、然而我方の禽位分高く、能く対方を吞食降伏す——仍お一定能く彼の首級を取得せん。

戰を占す

凡選時出戰,須要內剛外柔,我□彼弱,我禽得地者勝,他泊休囚刑害敗。假如番禽我是尾火虎、箕水豹,到將他是婁金狗、室火□,則我□彼弱,出則百戰百勝,敵必授首而降,無所逃也。

凡そ時辰を挑選して出戰すれば、須ち内裏剛強にして外表柔順、我強く彼弱く、我方の禽落脚して地を得れば便ち勝ち、対方休囚刑害の地に落つれば便ち敗る。譬如我方の禽を翻出せば是れ「尾火虎」「箕水豹」、対方の将を倒出せば是れ「婁金狗」「室火豕」——那れ即ち是れ我強く彼弱し、兵を出だせば便ち百戦百勝する能くし、敵人必定首を俯して投降し、逃ぐる可きの処無し。

漁猟を占す

凡占漁獵,皆以我禽為漁獵之人,他禽為所捕之物,日禽為所捕之處,及所捕應用之器。先以日時二家和會,次用他禽生我為好。如日禽□制他禽,自伏。若他禽□日禽張網裝彎。若他禽與日禽和好,宜拗罾。我禽□他禽,宜打網。若使我禽太高,他禽受制,則為我□其物,□難獲。宜向鶴神,背太白,出傷、死門,忌截路、旬中空,宜伏斷,用刀砧、血刃、飛廉、受死、月殺、魚鳥會日為好。

凡そ魚を打ち猟を行うを占すれば、皆な我方の禽を以て漁猟するの人を代表し、対方の禽を以て捕獲せんと欲する所の獵物を代表し、日禽を以て捕猟の地点及び用いる所の器具を代表す。先ず日禽と時禽との両家調和相会するや否やを看、其次に対方の禽を以て来りて我方の禽を生ずるを好しと為す。倘若日禽対方の禽を克制せば、獵物自ら伏して動かざらん。若し対方の禽日禽を剋せば、網を張り彎弓を設くるに宜し。若し対方の禽日禽と和好せば、拗罾(一種の扳罾網)を用うるに宜し。我方の禽対方の禽を剋すれば、網を撒きて捕撈するに宜し。若し我方の禽をして太も高く、対方の禽壓制せられて太も狠からしめば、那れ我が獵物を剋し死せしめたるに等しく、反って捕獲し難し。出行は宜しく鶴神に面向し太白を背にし、傷門・死門より出づべし;截路空亡と旬中空亡とを忌む;宜しく伏断の日を取り、并に刀砧・血刃・飛廉・受死・月殺及び魚鳥会日を以て佳と為す——此れ別事の凶煞を忌むと恰好相反する、漁猟本より殺傷を以て用と為すを以てなり。

謁見并に人に会するを占す

凡占謁見會人,皆以番禽為我,到將為他,日禽為所會之處。如他禽與日禽旺而生我,謁見則喜;我如欲會人,其人自來。若番我禽□他禽者,為本身高,其人不來。如日時之禽生他禽者,其人慾來不來。如日時之禽不相□而逢伏斷,其人在家不出;若直空亡、五不遇時者,其人□不在家。泊山林,其人在州縣。泊田園,其人在鄰里。泊田野,其人在中途相遇;餘仿此。

凡そ拜謁会見を占すれば、皆な「番禽」を以て我を代表し、「到将」を以て対方を代表し、日禽を以て相会の場所を代表す。倘若対方の禽と日禽と気旺にして来りて我を生ぜば、前去りて拜謁すれば便ち喜有り;我若し人に約して相会せんと想えば、彼の人も亦た自ら門を找めて上がらん。若し翻出せる我方の禽対方の禽を剋せば、那れ是れ自身の位分太も高し——彼の人便ち来るを肯んぜず。倘若日禽・時禽去りて対方の禽を生ぜば、彼の人来らんと想えど又来り成さず。倘若日禽・時禽互いに相剋せず而して又伏断に碰上れば、彼の人家に在りて門を閉ぢて出でず;若し正に空亡或いは五不遇時に値すれば、彼の人必定家に在らず。再び落宮を看て其の所在を定む:山林の位に落つれば、人州縣に在り;田園の位に落つれば、人鄰里に在り;田野の位に落つれば、半路上に於て遇見せん;其の余此に依りて類推す。

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