華蓋格
橫紋額上,主人幼年辛苦勞碌,妻遲子晚,又主孤單。眼上露堂,主人有藝壓身,為人堅吝。鼻準豐大,主為人心善愛道,為事進遲。額上高骨,主有壽不染瘟病,相刑妻子。
華蓋格は:額上橫紋有るは、幼年辛苦勞碌を主り、妻を娶る遲く・子を得る遲く、又た孤單を主る。上眼瞼眼堂を露出するは、身に技藝を懷きて藝を以て身を壓すを主り、為人慳吝なり。鼻頭豐滿寬大のは、為人心地善良・道術を喜愛す、只是事を做す進展遲緩なり。額上骨頭高起のは、長壽にして瘟疫を染まずを主る、但要に妻子を刑克す。
羊刃破家紋
印堂上穿,主持刀把斧,性重別祖離宗之人。鼻露尖薄,主田宅破耗,屋宅破財,限行到此必危。鼻樑劍脊,主六親水炭,三十六九一厄,末年田園耗散。兩眼昏沉,主一世貧窮,奔波勞碌,妻離子散。
羊刃破家紋は:印堂直紋に向上穿破せらるるは、此の人刀を操り斧を持ちて業と為すを主り、性情沉重、是れ祖宗を辭別し・本宗を離開する之人なり。鼻子露骨にして尖薄のは、田宅破損耗散・房屋破敗破財を主り、運限此處に走到ればかならず危險有り。鼻梁薄きこと劍脊のごときは、六親水火のごとく相容れざるを主り、三十六歲・三十九歲各々一厄有り、晚年田園耗散す。兩眼昏沉して光無きは、一世貧窮・奔波勞碌・妻離子散を主る。
魚尾偏虧,主小人不足妻子,刑剋財散。面如洗光,主自破家產,一世貧窮。皮薄繃鼓,主人無壽,一生財祿不聚,奔波勞碌之相。灰土塵蒙,主為人死無所歸。
眼尾偏斜虧損のは、為人器量不足・妻子と無緣・刑克にして財を破るを主る。臉上光溜溜として洗い過ぎたるがごとく絲毫の血肉之澤無きは、自己家產を敗光し・一世貧窮を主る。皮膚薄にして繃ること鼓面のごときは、壽數無きを主り、一生財祿を聚め住む能わず、是れ奔波勞碌之相なり。面色灰暗して塵土を蒙るがごときは、此の人死後個の歸宿も亦た無きを主る。
面上十大空亡
額尖為天空:額尖繃鼓,官貴無分,祖業難招,主孤,刑父母有傷,五十不齊,五十以前凡事不吉利也。頦削為地空:無地角,主晚歲孤寒,妻子難為,無結果之處,夫妻隔各,六親不和,此為平常之相也。
面上に十處の大空亡有り。第一、額頭尖削するを「天空」と曰う:額尖にして繃起鼓起の人は官貴と無緣、祖業承受し難く、孤獨を主り、還た父母を刑傷するを要す。五十歲以前諸事皆整齊ならず・不吉利なり。第二、下巴削薄するを「地空」と曰う:下巴(地閣)無き人は晚年孤苦貧寒、妻子保ち難く、事事結果無く、夫妻隔閡・六親不和、此れ只是個平常之相なり。
天倉陷為一空:此空主食祿淺薄,主人齊戒,口腹淺薄,得祖業難招,奔波晚景,辛苦之相也。面無城廓為一空:此相大忌,主人無成,虛花無壽而無略,亦無祖業之人,此為平常之相也。山根陷為一空:此空主人離祖,六親無力,骨肉無情,兄弟隔各,為人少力也。
第三、天倉凹陷する是一空:此の一空食祿淺薄を主り、為人清苦して吃齋のごとく、口腹之享單薄、祖業承受し難く、晚年還た奔波するを要す、是れ辛苦之相なり。第四、面上輪廓無き是一空:此種の相是大忌、一事成る無く・虛に其の表有りて壽數無し・謀略無しを主り、亦た祖業を承受到らず、是れ平常之相なり。第五、山根凹陷する是一空:此の一空祖業を離開するを主り、六親幫助不上げ・骨肉之間情無し・兄弟隔膜し、為人も亦た氣力を缺少す。
風門露為一空:此空當主財散,六親隔各,夫妻不能諧老,莊田祖業,主有破難存也。須不過後為一空:此空主為人費力,朋友無情,財帛破耗,主其子孫不得力之相也。
第六、耳孔(風門)敞露する是一空:此の一空錢財離散を主り、六親隔膜し、夫妻白頭偕老する能わず、莊田祖业皆破敗して保全し難きを要す。第七、鬍鬚耳後に長じ到らざる是一空:此の一空為人做事力を費すを主り、朋友彼を待する情無く、財帛破耗し、而且子孫も亦た靠上せず。
耳無弦根為一空:此空之相,主人破祖離宗,身無居住之地,財祿耗散無成,亦無結果之相也。後無鬚為一空:此空主孤刑,晚景貧寒,衣食困乏,決無妻子;若有,定是虛花,到頭一場辛苦,此為賤相也。
第八、耳朵耳弦無く・根脚無き是一空:此種の相有る人は祖業を破敗し・本宗を離開し、自身安居之地無く、財祿耗散して一事成る無し、亦た結果無き之相なり。第九、耳後(鬢下)鬍鬚を生ぜざる是一空:此の一空孤獨刑克を主り、晚景貧寒・衣食困乏、かならず妻子無し。便ち有るも、亦た虛花一場、到頭來白白に一世を辛苦す、此れ下賤之相なり。
十殺格
人行如醉為一殺,鼻曲者為二殺,面如散麻者為三殺,面如菇萎為四殺,眉濃為五殺,豺聲為六殺,聲高為七殺,寅申戊為八殺,口闊為九殺,眼人為十殺。
十殺格は十種の煞を帶ぶる相なり:走路搖晃して醉のごとき是第一殺。鼻梁彎曲する是第二殺。臉上紋路散亂して亂麻のごとき是第三殺。面色枯萎して乾菇のごとき是第四殺。眉毛過濃の是第五殺。聲音豺嗥のごとき是第六殺。聲音尖高の是第七殺。寅・申・戌此の幾個の刑沖之位に生ずる是第八殺。口過分闊大の是第九殺。眼珠深陷內凹の是第十殺なり。
奸詐
斜視者多詐。門尖唇薄者多妄。冷笑無情多詐。偷視不正多詐。視上顧下多詐。妄說語言如太急者多詐。牙齒疏者多詐。又曰:鼻尖毫出,眼細視低,口角高低,步履縱橫,行步不勻,腳走高低多詐。
奸詐之相は:眼を斜めにして人を看るは多く奸詐。嘴尖脣薄のは多く虛妄。冷笑して絲毫の情意無きは多く奸詐。眼を偷めて人を看・目光正ならざるは多く奸詐。一會兒上に往き一會兒下に瞧るは多く奸詐。胡亂に話して而且説く太も急のは多く奸詐。牙齒稀疏のは多く奸詐。又た曰く:鼻頭尖にして鼻毛外露・眼睛細小にして目光下垂・兩個の嘴角一高一低・走路東倒西歪・步子不勻・兩脚一高一低の、此れらの人皆多く奸詐なり。
寬大
升斗滿,部位中正,印堂開闊,諸部圓滿,鼻竅微露,陰德眼上下堂有黃氣,臥蠶出見,印堂黃氣,精舍黃氣,帶令地角朝天,耳有輪廓朝水,口有稜角,眼帶桃花眉如線,又如新月,久視意氣可人。
寬大之相は:額上「升斗」(兩側豐起處)飽滿・各部位端正居中・印堂開闊・面上諸部圓滿・鼻孔略微見ゆるにして外仰せず。陰德有る人は眼上眼下皆黃氣を現じ、臥蠶顯露出來し、印堂黃氣を現じ、眼旁精舍處も亦た黃氣を現ず。再び加うるに法令威有り・下巴朝上兜起し、耳輪廓有りて口(水星)に朝向し、口角稜有り、眼中一點の桃花之潤を帶びて眉細きこと線のごとく・彎くこと新月のごとし。かくのごとき人は看ること久しき、愈々意氣親しむ可きを覺ゆ。
貪騙食
鼻如鷹嘴者多貪,心狡。眼紅者多貪,心毒。眉卓者多貪。嘴尖者多貪。鼻勾者多貪。勞碌格:眼長多勞碌,骨粗多勞碌,面如馬面驢唇勞碌,眉重氣弱者勞碌,魚尾紋多者勞碌。
貪吃騙食の相は:鼻子鷹嘴のごときは多く貪、心又た狡詐。眼睛發紅のは多く貪、心又た毒。眉毛直豎のは多く貪。嘴巴尖のは多く貪。鼻梁鈎曲のは多く貪。勞碌格は:眼形過長のは多く勞碌。骨頭粗大のは多く勞碌。臉長くして馬面のごとく・嘴厚くして驢脣のごときは勞碌。眉毛濃重にして氣息虛弱のは勞碌。眼尾紋多きは勞碌なり。
四反格
耳無輪,口無稜,鼻仰孔,目無神。三尖格:鼻尖,頭尖,額尖。六削格:眉無尾,額無角,目無神,鼻無樑,口無稜,耳無輪。
「四反格」は四處有るべきにして無し:耳朵耳輪無く、口脣稜無く、鼻孔上仰、眼睛神無し。「三尖格」は三處尖削:鼻尖・頭尖・額尖。「六削格」は六處欠缺:眉毛眉尾無く、額上骨角無く、眼睛神光無く、鼻子鼻梁無く、口脣稜無く、耳朵耳輪無し。此の幾格を犯す人多く貧夭無成を主る。
惡死卒亡
眼睛黃色主卒死。眉卓如刀主橫亡。面黑常帶怒容,眼中如血者,皆主暴亡。赤脈貫睛、鼻露梁,主惡死。眉生逆毛主惡亡。此為惡死之相也。
凶死暴亡の相は:眼珠發黃のは猝死を主る。眉毛直豎して刀のごときは橫死を主る。面色發黑にして常に怒容を帶び・眼中紅きこと血のごときは、皆暴亡を主る。紅絲眼珠を貫穿する有り・鼻梁又た露骨のは、凶死を主る。眉中逆毛を生ずるは凶死を主る。此れら皆是れ惡死之相なり。
溺水格
人中交紋,溺水招魂。額上忽如塵汙者,五十日內主墜井亡,名曰橫殃休廢。眉間黑子,初年水厄之憂。痣生魚尾之中,主水厄之憂。口角黑願,未防水厄。火災格:山根赤,七日之憂慎火。天羅紋在額上數十條者有災,遭火殃。痣在眉毛,終年必遭火厄。
溺水の相は:人中上交叉の紋路有るは、水中に淹死して招魂するを要すを主る。額上忽然一層の塵土を蒙るがごときは、五十天之內墜井して亡ぶを主る、此れを「橫殃休廢」と曰う。兩眉之間黑痣有るは、早年水厄之憂有り。痣眼尾に長ずるも、亦た水厄之憂を主る。嘴角發黑のは、水厄を防ぐを要す。火災の相は:山根發紅のは、七天之內火燭を小心するを要す。額上幾十條の細密「天羅紋」有るは災有り、火殃を遭う會なり。痣眉毛裏に長ずるは、那の年かならず火厄を遭う。
妻美格
蠶下黃色起紛紛,貴人慾要立為婚。有妻必是多賢德,才子文章人帝京。《神機》云:準頭圓,竅不露不昂,蘭臺廷尉二部相應,人生主得美貌之妻。山根有奇骨伏起者,為婚得貴妻。
妻美格曰く:臥蠶下面紛紛として黃色を現出するは、此れ貴人來りて彼と親を結ばんとする氣色なり。娶り到る妻子かならず賢德、本人も亦た能く文章を以て進京應試する才子なり。《神機經》曰く:鼻尖圓滿・鼻孔既に外露せず亦た上仰せず、左右鼻翼「蘭台」「廷尉」兩部相配呼應すれば、此の人一生容貌美好の妻子を娶る能くし。山根上奇骨隱隱隆起有るは、結婚出身高貴の妻子を得る能くし。
