Libo

亡盗

宋 · 邵彦和 · 第11巻 / 12

作盤ガイド: 大六壬起課, 金口訣起課

191)某占捕逃有罪人,己酉年十月癸卯日寅將辰時。(辰巳空亡,寅卯落空),渉害,極陰。 蛇貴 朱卯辰巳午后 六寅 未陰 空 陳 常 空 鬼 辛丑 陳 初 陳丑 申玄 亥 丑 酉 亥 兄 己亥 空 中(暗鬼) 龍子亥戌酉常 丑 卯 亥 癸 父 丁酉 常 末(丁神) 空虎

第百九十一例:ある人が逃亡中の罪人の追捕を占いに来ました。時は己酉年十月の癸卯日、寅の月将を辰の刻に加えて課を立てました。課式は前の第百五十例の曹将仕が謀事を占ったものとまったく同じです。癸卯日は甲午旬に属し、旬空は辰・巳に落ち、天盤の寅・卯の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は二つ、「渉害」「極陰」です。天盤は寅将を辰刻に加えて布定され、貴人が巳に乘り、その下は螣蛇が辰に、朱雀が卯に、六合が寅に、勾陳が丑に、青竜が子に、天空が亥に、白虎が戌に、太常が酉に、玄武が申に、太陰が未に、天后が午に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の癸が丑宮に寄せられて上に亥を見て天空を乘じ、第二課は亥の上に酉を見て太常を乘じ、第三課は日支の卯の上に丑を見て勾陳を乘じ、第四課は丑の上に亥を見て天空を乘じます。三伝は丑・亥・酉:初伝の辛丑は官鬼爻で勾陳を乘じ、中伝の己亥は兄弟爻で天空を乘じて暗に鬼を帯び、末伝の丁酉は父母爻で太常を乘じ、また「丁神」でもあります。

邵先生曰:此課干來加支,即發用,退歸西北,其人逃往買賣人汪家後空豬圈內藏匿,亥四丑八,去此三十二里,有婢在宅前著孝衣洗酒器,不在可問之,在崩敗東廁內,可往擒之。水日見亥,亥內有壬,壬加水,汪姓也。酉加亥為酒器,酉又為婢,作破碎,乘太常為喪服。

邵先生は言いました。この課は日干が日支に加わってそのまま初伝となり、一路西北へ退いています。その人は商人の汪家に逃げ込み、奥の空いた豚の囲いに隠れています。亥の数は四、丑の数は八、合わせて三十二で、ここから三十二里先です。そこには婢女が宅の前で孝衣を着て酒器を洗っています。彼が豚の囲いにいなければ彼女に尋ねなさい。人は東の崩れかかった厠の中にいるので、行って捕らえることができます。ここで水の日に亥を見るのは、亥の中に壬を蔵し、壬の旁に水を添えれば「汪」の字となるので、汪姓と断じました。酉が亥に加わるのは酒器の象を取り、酉はまた婢女を表し、破碎の煞を帯び、太常を乘じれば喪服となるのです。

192)李四官占失盜,十月辛卯日寅將巳時。(午未空亡,卯辰落空),昂星,勵德,龍戰。 六朱 陳寅卯辰巳蛇 龍丑 午貴 玄 空 朱 后 子 戊子 空 初 空子 未后 酉 子 辰 未 父 空未 后 中(空亡) 虎亥戌酉申陰 子 卯 未 辛 子 戊子 空 末 常玄

第百九十二例:李四官が盗難を占いに来ました。時は十月の辛卯日、寅の月将を巳の刻に加えて課を立てました。辛卯日は甲申旬に属し、旬空は午・未に落ち、天盤の卯・辰の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は三つ、「昴星」「励徳」「竜戦」です。天盤は寅将を巳刻に加えて布定され、貴人が午に乘り、その下は螣蛇が巳に、朱雀が辰に、六合が卯に、勾陳が寅に、青竜が丑に、天空が子に、白虎が亥に、太常が戌に、玄武が酉に、太陰が申に、天后が未に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の辛が戌宮に寄せられて上に未を見て天后を乘じ、第二課は未の上に辰を見て朱雀を乘じ、第三課は日支の卯の上に子を見て天空を乘じ、第四課は子の上に酉を見て玄武を乘じます。三伝は子・未・子:初伝の戊子は子孫爻で天空を乘じ、中伝の未は旬空に逢い、父母爻で天后を乘じ、末伝はやはり戊子の子孫爻で天空を乘じています。

邵先生曰:辛卯日,三傳不行,單只在支干上,初傳是支上之子,中傳是干上之未,末傳又歸支上子。子未相害,雖喜未能制子,無奈未乃旬空,不能剋制,徒作干上空亡,自合失脫也。未空不能生辛金,而辛金反能生支上子水,為之脫氣,故捉賊不得,但初傳自宅發用,末傳又歸宅上,是賊不出門也。當主本家眷屬為腳耳。後卻知是大兄二兄之子,偷回房中,三日後方攜出使用。李四官失錢穀二物。

邵先生は言いました。辛卯のこの日、三伝は外に出て行かず、ただ日干・日支の上を巡るだけです。初伝は日支の上の子、中伝は日干の上の未、末伝はまた日支の上の子に帰ります。子と未は相害します。喜ぶべきは未が子を制し得ることですが、あいにく未はちょうど旬空に当たり、制し動かせず、空しく日干の上の一つの空亡となっただけです。だから物は自ずと失脱します。未が空なら辛金を生じられず、辛金はかえって日支の上の子水を生じて脱泄の気となるので、賊は捕らえられません。ただし初伝は宅位から発し、末伝もまた宅位に帰るので、賊は門を出ていないと見え、身内の眷属が内で為したものとすべきです。後に判明したところ、長兄・次兄の息子が盗んで自室に隠し、三日たってから持ち出して使いました。李四官が失ったのは銭と穀の二つです。

先生析曰;大凡占賊,日傳歸日,辰傳歸辰,皆不是外人,況辛卯日,三傳皆在干支上耶。若末傳出去,庶可向外尋耳。占人行年又在卯上,乃家賊無疑耳。

邵先生は解析して言いました。およそ賊を占うに、日に発して日に帰り、辰に発して辰に帰るのは、いずれも外の人ではありません。まして辛卯日では三伝がことごとく干支の上にあるのです。もし末伝が外に出ていれば、まず外へ探しに行くべきですが。占者の行年もまた卯の上にあるので、家の賊に疑いありません。

193)官人寓寺中失婢而占,甲寅日卯將丑時。(子丑空亡,寅卯落空),重審,間傳,斬關,登三天。 后陰 貴未申酉戌玄 蛇午 亥常 蛇 六 蛇 六 財 丙辰 六 初 朱巳 子虎 午 辰 午 辰 子 戊午 蛇 中 六辰卯寅丑空 辰 寅 辰 甲 鬼 庚申 后 末(暗鬼) 陳龍

第百九十三例:ある官人が寺に寄寓していて、婢女を失ったので占いに来ました。時は甲寅日、卯の月将を丑の刻に加えて課を立てました。甲寅日は甲寅旬に属し、旬空は子・丑に落ち、天盤の寅・卯の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は四つ、「重審」「間伝」「斬関」「登三天」です。天盤は卯将を丑刻に加えて布定され、貴人が未に乘り、その下は螣蛇が午に、朱雀が巳に、六合が辰に、勾陳が卯に、青竜が寅に、天空が丑に、白虎が子に、太常が亥に、玄武が戌に、太陰が酉に、天后が申に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の甲が寅宮に寄せられて上に辰を見て六合を乘じ、第二課は辰の上に午を見て螣蛇を乘じ、第三課は日支の寅の上に辰を見て六合を乘じ、第四課は辰の上に午を見て螣蛇を乘じます。三伝は辰・午・申:初伝の丙辰は妻財爻で六合を乘じ、中伝の戊午は子孫爻で螣蛇を乘じ、末伝の庚申は官鬼爻で天后を乘じて暗に鬼を帯びています。

邵先生曰:此婢走不遠,被一兇徒藏在西南閣子上,只在今日敗矣。辰加寅作六合,甲寅日納音屬水,水墓辰,人皆言斬關課。辰上見魁罡,必主動。近者遠去。殊不知甲寅水墓辰,辰初為傳午為陰婦人,在辰上曰阻關,所以不進。末申作後,是女鬼,加午道路路上,被鬼阻不行。天后主厭翳藏匿。又勾在卯,午乘戌。戌為樓閣,故藏高處閣上,主敗者,內戰也。 果次日於寺西南人家閣上擒之。

邵先生は言いました。この婢女は遠くへは行けず、一人の凶徒に西南の楼閣の上に隠されています。今日のうちに必ず露見します。辰が寅に加わって六合を乘じ、甲寅日の納音は水に属し、水の墓は辰にあります。だから人はみなこれを斬関の課と言い、辰の上にまた魁罡を見れば必ず動くことを主り、近い者も遠くへ行きます。しかし知らないのです。甲寅の水の墓は辰にあり、辰が初伝となって午が女子であり、辰の上に落ちて「阻関」と呼ばれるので、出て行けないのです。末伝の申は天后を乘じて女鬼の象で、午という道路に加わり、鬼に阻まれて動けません。天后はまた遮蔽・藏匿を主ります。さらに勾陳が卯にあり、午は戌を乘じます——戌は楼閣を主るので、高い所の楼の上に隠れています。今日露見すると言うのは、課の中に内戦の象が成るからです。翌日果たして寺の西南の人家の楼の上でその人を捕らえました。

194)某占失婢,己酉日酉將未時。(寅卯空亡,辰巳落空),元首,不備,閉口,出戶。 陳六 龍未申酉戌朱 空午 亥蛇 后 蛇 蛇 六 兄 癸丑 后 初 虎巳 子貴 丑 亥 亥 酉 鬼 空卯 玄 中(空亡) 常辰卯寅丑后 亥 酉 酉 己 父 乙巳 虎 末(落空)(暗鬼) 玄陰

第百九十四例:ある人が走失した婢女を占いに来ました。時は己酉日、酉の月将を未の刻に加えて課を立てました。己酉日は甲辰旬に属し、旬空は寅・卯に落ち、天盤の辰・巳の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は四つ、「元首」「不備」「閉口」「出戸」です。天盤は酉将を未刻に加えて布定され、貴人が子に乘り、その下は螣蛇が亥に、朱雀が戌に、六合が酉に、勾陳が申に、青竜が未に、天空が午に、白虎が巳に、太常が辰に、玄武が卯に、太陰が寅に、天后が丑に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の己が未宮に寄せられて上に酉を見て六合を乘じ、第二課は酉の上に亥を見て螣蛇を乘じ、第三課は日支の酉の上に亥を見て同じく螣蛇を乘じ、第四課は亥の上に丑を見て天后を乘じます。三伝は丑・卯・巳:初伝の癸丑は兄弟爻で天后を乘じ、中伝の卯は旬空に逢い、官鬼爻で玄武を乘じ、末伝の乙巳は父母爻で白虎を乘じ、空の地に落ちて暗に鬼を帯びています。

邵先生曰:此婢不失,但往來處尋之,六里內必見也。日辰三傳俱在陰位,陰主伏匿,巳作虎臨門戶上,其人入門去便止也。蓋己日為尊,酉辰為婢,今加日上,是婢來就尊,日辰相加,所以不走。酉六故不出六里必見。 果往東方六里內尋見,乃失路不能歸也。

邵先生は言いました。この婢女は失われません。日ごろ行き来する所を探しなさい。六里のうちに必ず見つかります。日干・日支と三伝はすべて陰の位に落ちており、陰は伏匿を主ります。巳が白虎を乘じて門戸の上に臨むので、彼女は人の門に入ればそのまま留まるのです。己の日は尊長を表し、酉と辰は婢女を表します。今それが日干の上に加わるのは、婢女が尊きに就くことです。日干と日支が互いに加わり合うので、走り去れません。酉の数は六なので、六里を出ずに必ず見つかります。後に果たして東方六里の内で見つけました。道に迷って帰れなかったのです。

195)某占婢走失,己未日子將戌時。(子丑空亡,巳午落空),八專,獨足。 貴后 蛇未申酉戌陰 朱午 亥玄 玄 后 玄 后 子 辛酉 后 初 六巳 子常 亥 酉 亥 酉 子 辛酉 后 中 陳辰卯寅丑虎 酉 未 酉 己 子 辛酉 后 末 龍空

第百九十五例:ある人が走失した婢女を占いに来ました。時は己未日、子の月将を戌の刻に加えて課を立てました。己未日は甲寅旬に属し、旬空は子・丑に落ちます(底本にはさらに「巳午落空」と標しますが、本課の盤式と合いません。今はそのまま写します)。課名は二つ、「八専」(己の寄宮は未にあり、日支の未と同じ所に居する)「独足」です。天盤は子将を戌刻に加えて布定され、貴人が申に乘り、その下は螣蛇が未に、朱雀が午に、六合が巳に、勾陳が辰に、青竜が卯に、天空が寅に、白虎が丑に、太常が子に、玄武が亥に、太陰が戌に、天后が酉に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の己が未宮に寄せられて上に酉を見て天后を乘じ、第二課は酉の上に亥を見て玄武を乘じ、第三課は日支の未の上に酉を見て天后を乘じ、第四課は酉の上に亥を見て玄武を乘じます。三伝はいずれも辛酉の子孫爻で、いずれも天后を乘じ、一支で最後まで貫きます。

邵先生曰:獨足課,酉為婢加未,不離身宅矣。兼獨足體,一足焉能動焉,不須尋,當日歸矣。

邵先生は言いました。これは「独足」の課です。酉は婢女を表し、未に加わっているので、本身と宅を離れていません。しかも課体が独足です。一本の足だけでどうして動けましょうか。探しに行く必要はありません。その日のうちに自分で帰ってきます。

196)某因親事筵會失銀而求占,庚辰日酉將辰時。(申酉空亡,丑寅落空),重審,驀越,引從。 朱蛇 六戌亥子丑貴 陳酉 寅后 后 陳 虎 貴 財 戊寅 后 初 龍申 卯陰 寅 酉 午 丑 父 癸未 空 中 空未午巳辰玄 酉 辰 丑 庚 子 丙子 蛇 末(暗鬼) 虎常

第百九十六例:ある人が祝い事の酒宴を設けた際に銀を失ったので占いを求めに来ました。時は庚辰日、酉の月将を辰の刻に加えて課を立てました。庚辰日は甲戌旬に属し、旬空は申・酉に落ち、天盤の丑・寅の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は三つ、「重審」「驀越」「引従」です。天盤は酉将を辰刻に加えて布定され、貴人が丑に乘り、その下は螣蛇が子に、朱雀が亥に、六合が戌に、勾陳が酉に、青竜が申に、天空が未に、白虎が午に、太常が巳に、玄武が辰に、太陰が卯に、天后が寅に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の庚が申宮に寄せられて上に丑を見て貴人を乘じ、第二課は丑の上に午を見て白虎を乘じ、第三課は日支の辰の上に酉を見て勾陳を乘じ、第四課は酉の上に寅を見て天后を乘じます。三伝は寅・未・子:初伝の戊寅は妻財爻で天后を乘じ、中伝の癸未は父母爻で天空を乘じ、末伝の丙子は子孫爻で螣蛇を乘じて暗に鬼を帯びています。

邵先生曰:寅作后加酉,為隱蔽,酉金類神也,合加支上,日上有丑墓,寅作用,中又未,作墓覆其上,凡見墓則為藏物,有類神,主其物不失,中未墓作天空,主汙穢,那更神作玄武,傳入勾陳,勾陳在酉而敗元武,故主尋之必得。果於廁坑之側尋見。

邵先生は言いました。寅が天后を乘じて酉に加わるのは隠蔽の象です。酉金はまさに銀の類神であり、また日支の上に合加しています。日干の上には丑という墓があり、寅が初伝に取られ、中伝の未もまた一つの墓としてその上に重なっています。およそ墓を見れば物が隠されているのです。類神がまだあれば、物は失われないことを主ります。中伝の未という墓の上は天空を乘じ、汚穢の所を主ります。しかも玄武の臨む神は勾陳に伝入し、勾陳が酉の上で玄武を制敗するので、探せば必ず見つかることを主ります。後に果たして厠の坑のそばで見つけました。

197)同日酉將午時尋之未見,其子再占。(申酉空亡,亥子落空), 陳六 龍申酉戌亥朱 空未 子蛇 六 空 后 朱 財 戊寅 后 初 虎午 丑貴 戌 未 寅 亥 鬼 辛巳 常 中 常巳辰卯寅后 未 辰 亥 庚 兄 空申 龍 末(空亡) 玄陰

第百九十七例:やはりこの日、酉将を午刻に加えた頃になっても物はまだ見つからず、その息子がもう一度課を起こしました。庚辰日は甲戌旬に属し、旬空は申・酉に落ち、天盤の亥・子の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています(底本はここに課名を標しません)。天盤は酉将を午刻に加えて布定され、貴人が丑に乘り、その下は螣蛇が子に、朱雀が亥に、六合が戌に、勾陳が酉に、青竜が申に、天空が未に、白虎が午に、太常が巳に、玄武が辰に、太陰が卯に、天后が寅に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の庚が申宮に寄せられて上に亥を見て朱雀を乘じ、第二課は亥の上に寅を見て天后を乘じ、第三課は日支の辰の上に未を見て天空を乘じ、第四課は未の上に戌を見て六合を乘じます。三伝は寅・巳・申:初伝の戊寅は妻財爻で天后を乘じ、中伝の辛巳は官鬼爻で太常を乘じ、末伝の申は旬空に逢い、兄弟爻で青竜を乘じています。

邵先生曰:其物在廁屋左右。蓋寅加亥為用,末申繫類神,辰作玄武加丑金墓,辰上見天空,主汙穢處藏匿,尋之必見。果於申牌後於廁坑左右尋得,與前課不異。

邵先生は言いました。物は厠の屋の左右にあります。寅が亥に加わって初伝に取られ、末伝の申はまさに銀の類神です。辰が玄武を乘じて丑という金の墓に加わり、辰の上にまた天空を見るので、汚穢の所に隠されていることを主り、探せば必ず見つかります。後に果たして申牌の後、厠の坑の左右で見つけ、前の課の断と寸分違いませんでした。

198)某婦占失金耳環,十一月己丑日寅將戌時。(午未空亡,戌亥落空),渉害,從革。 朱六 蛇酉戌亥子陳 貴申 丑龍 蛇 玄 虎 六 子 乙酉 蛇 初(暗鬼) 后未 寅空 酉 巳 卯 亥 兄 己丑 龍 中 陰午巳辰卯虎 巳 丑 亥 己 父 癸巳 玄 末 玄常

第百九十八例:ある婦人が失った金の耳環を占いに来ました。時は十一月の己丑日、寅の月将を戌の刻に加えて課を立てました。己丑日は甲申旬に属し、旬空は午・未に落ち、天盤の戌・亥の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は二つ、「渉害」「従革」(三伝の酉・丑・巳が金局を合成する)です。天盤は寅将を戌刻に加えて布定され、貴人が申に乘り、その下は螣蛇が酉に、朱雀が戌に、六合が亥に、勾陳が子に、青竜が丑に、天空が寅に、白虎が卯に、太常が辰に、玄武が巳に、太陰が午に、天后が未に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の己が未宮に寄せられて上に亥を見て六合を乘じ、第二課は亥の上に卯を見て白虎を乘じ、第三課は日支の丑の上に巳を見て玄武を乘じ、第四課は巳の上に酉を見て螣蛇を乘じます。三伝は酉・丑・巳:初伝の乙酉は子孫爻で螣蛇を乘じて暗に鬼を帯び、中伝の己丑は兄弟爻で青竜を乘じ、末伝の癸巳は父母爻で玄武を乘じています。

邵先生曰:金環以酉為類神,初傳即加巳上,乃長生之地,不落空亡,又是三合金局,此物乃自己遺失,見在必得。巳為爐灶,酉加之,得蛇亦巳火,當失爐灶灰中。火至冬而死,故云灰中。尋之果於爐下尋見。

邵先生は言いました。金の耳環は酉を類神とします。初伝の酉は巳に加わり、巳はまさに金の長生の地で、空亡にも当たらず、さらに三合の金局を成しています。だからこの物は自分で落としたのであり、今も残っていて、必ず取り戻せます。巳は炉灶の象を取り、酉がその上に加わり、乘じている螣蛇そのものも巳火に属するので、炉灶の灰の中に落ちたはずです。火は冬に至れば死するので、灰の中と言ったのです。探しに行くと、果たして炉の下で見つけました。

199)僧占失度牒,辛卯日酉將辰時。(午未空亡,亥子落空),重審,勵德,贅婿,不備。 龍空 陳戌亥子丑虎 六酉 寅常 虎 朱 朱 玄 財 辛卯 玄 初 朱申 卯玄 丑 申 申 卯 兄 甲申 朱 中 蛇未午巳辰陰 申 卯 卯 辛 父 己丑 虎 末 貴後

第百九十九例:一人の僧が失った度牒を占いに来ました。時は辛卯日、酉の月将を辰の刻に加えて課を立てました。辛卯日は甲申旬に属し、旬空は午・未に落ち、天盤の亥・子の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は四つ、「重審」「励徳」「贅婿」「不備」です。天盤は酉将を辰刻に加えて布定され、貴人が午に乘り、その下は螣蛇が未に、朱雀が申に、六合が酉に、勾陳が戌に、青竜が亥に、天空が子に、白虎が丑に、太常が寅に、玄武が卯に、太陰が辰に、天后が巳に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の辛が戌宮に寄せられて上に卯を見て玄武を乘じ、第二課は卯の上に申を見て朱雀を乘じ、第三課は日支の卯の上に申を見て同じく朱雀を乘じ、第四課は申の上に丑を見て白虎を乘じます。三伝は卯・申・丑:初伝の辛卯は妻財爻で玄武を乘じ、中伝の甲申は兄弟爻で朱雀を乘じ、末伝の己丑は父母爻で白虎を乘じています。

邵先生曰:被親偷去,火焚了,其人腳跛,手指缺。蓋度牒以朱雀為類神,申為僧人,而元武乘卯合辛,故為親人,辛克卯,故卯遂偷去。知乃是外弟偷去,手足有疾不謬。

邵先生は言いました。度牒は親戚に盗まれて焼き捨てられました。その人は足を引きずり、指に欠損のある人です。度牒は朱雀を類神とし、申は僧人を表します。玄武が卯を乘じて辛と合するので、親しい者です。辛はまた卯を剋するので、卯はそれを盗み去ったのです。後に判明したところ、彼の従弟が盗んだのであり、その人の手足は果たして障害があって、少しも違いませんでした。

200)知縣宴同僚反失去銀物衣物而占,九月癸丑日卯將卯時。(寅卯空亡,寅卯落空),伏吟,亂首,勵德,遊子,稼穡。 后陰 貴巳午未申玄 蛇辰 酉常 陳 陳 陳 陳 鬼 癸丑 陳 初 朱卯 戌虎 丑 丑 丑 丑 官 庚戌 虎 中 六寅丑子亥空 丑 丑 丑 癸 鬼 丁未 陰 末(丁神) 勾龍

第二百例:ある知県が同僚を宴したところ、かえって銀両と衣物を失ったので占いに来ました。時は九月の癸丑日、卯の月将を卯の刻に加えて課を立てました——月将と時刻が同じなので「伏吟」であり、天盤と地盤が完全に重なり合います。癸丑日は甲辰旬に属し、旬空は寅・卯に落ち、伏吟の下では天地が重なり合い、寅・卯もまた空亡宮に乗っています。課名は五つ、「伏吟」「乱首」「励徳」「遊子」「稼穡」(三伝の丑・戌・未がすべて土)です。盤中は貴人が巳に乘り、その下は螣蛇が辰に、朱雀が卯に、六合が寅に、勾陳が丑に、青竜が子に、天空が亥に、白虎が戌に、太常が酉に、玄武が申に、太陰が未に、天后が午に乘ります。四課は右から左へ:四課とも丑の上に丑を見て勾陳を乘じます。三伝は丑・戌・未:初伝の癸丑は官鬼爻で勾陳を乘じ、中伝の庚戌は官星で白虎を乘じ、末伝の丁未は官鬼爻で太陰を乘じ、また「丁神」でもあります。

邵先生曰:其人須在高處,下來作竊,其物必藏在神廟中,未出衙門,今日午時二姓徐王人敗。丁己在未,故主二姓人。癸為日主刑戌,戌為人力,又為高樓宿處,伏吟不離本家也。未為木墓,內有鬼宿乘太陰,主神廟。太陰主隱匿也。人在高處者,元武在申,申為高處也。

邵先生は言いました。この賊はもともと高い所にいて、上から降りて窃盗を働きました。物は必ず神を祀る廟の中に隠され、まだ衙門を出ていません。今日の午時、徐・王の二姓の者が露見します。未の中には丁・己の二干が蔵されているので、二つの姓を主ります。癸日の日干は戌を刑し、戌は僕役を表し、また高楼の宿る所です。伏吟の課は本家を離れません。未は木の墓で、その中に鬼宿があり、また太陰を乘じるので神廟を主ります——太陰はもともと隠匿を主ります。人が高い所にいると言ったのは、玄武が申に落ちているからで、申はまさに高い所です。

後果於本衙中神廟龕下尋見,乃是樓上打更人偷,丑為官星,勾作刑,故獲。

後に果たして本衙の中の神廟の神龕の下で見つけました。楼上で更を打つ人が盗んだのでした。丑は官星であり、勾陳はまた刑拘を主るので、賊を捕らえることができたのです。

201)某占失銀子,庚午日子將丑時。(子丑空亡,亥子落空),遙克,逆茹,蒿矢。 朱蛇 六辰巳午未貴 陳卯 申后 六 朱 蛇 貴 鬼 庚午 蛇 初 龍寅 酉陰 辰 巳 午 未 鬼 己巳 朱 中 空丑子亥戌玄 巳 午 未 庚 父 戊辰 六 末 虎常

第二百一例:ある人が失った銀を占いに来ました。時は庚午日、子の月将を丑の刻に加えて課を立てました。底本は旬空を子・丑に標し、天盤の亥・子の二支がこの二つの空亡宮に乗っています(按:庚午日は甲子旬に属し、旬空は本来戌・亥にあるべきですが、底本は子・丑とします。次の例も同じ。今はそのまま写します)。課名は三つ、「遥剋」「逆茹」(三伝の午・巳・辰が逆に連なる)「蒿矢」です。天盤は子将を丑刻に加えて布定され、貴人が未に乘り、その下は螣蛇が午に、朱雀が巳に、六合が辰に、勾陳が卯に、青竜が寅に、天空が丑に、白虎が子に、太常が亥に、玄武が戌に、太陰が酉に、天后が申に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の庚が申宮に寄せられて上に未を見て貴人を乘じ、第二課は未の上に午を見て螣蛇を乘じ、第三課は日支の午の上に巳を見て朱雀を乘じ、第四課は巳の上に辰を見て六合を乘じます。三伝は午・巳・辰:初伝の庚午は官鬼爻で螣蛇を乘じ、中伝の己巳も官鬼爻で朱雀を乘じ、末伝の戊辰は父母爻で六合を乘じています。

邵先生曰:其物在南方爐灶近水邊,溼泥中土藏之,若落水缸畔中,有楊樹傍,乃有木果處尋。後於灶邊水缸下尋見。蓋缸邊者,發用巳午蛇雀。近水泥溼者,乃午未上遁得壬癸水也。類神酉臨火墓作太陰,是以賊不出去也。

邵先生は言いました。物は南方の炉灶の近くの水辺にあり、湿った泥の中に埋められています。あるいは水瓮のそばに落ちています。楊柳のある、果木のある所で探しなさい。後に果たして竈のそばの水瓮の下で見つけました。瓮のそばと言ったのは、初伝が巳・午に発用して螣蛇と朱雀を乘じるからです。水に近く泥が湿ると言ったのは、午・未の上に壬・癸の水が遁しているからです。銀の類神の酉は火の墓に臨んで太陰を乘じるので、賊は物を持ち出していないのです。

202)尋物未見,再占。庚午日子將酉時。(子丑空亡,卯辰落空),重審,高蓋,三交,伏殃,二煩。 陳六 龍申酉戌亥朱 空未 子蛇 蛇 陳 后 朱 兄 癸酉 陳 初 虎午 丑貴 子 酉 寅 亥 子 空子 蛇 中(空亡) 常巳辰卯寅后 酉 午 亥 庚 財 丁卯 陰 末(暗鬼)(丁神) 玄陰

第二百二例:物がまだ見つからないので、もう一度課を起こしました。やはり庚午日、子の月将を酉の刻に加えて課を立てました。底本は旬空を子・丑に標し、天盤の卯・辰の二支がこの二つの空亡宮に乗っています。課名は五つ、「重審」「高蓋」「三交」「伏殃」「二煩」です。天盤は子将を酉刻に加えて布定され、貴人が丑に乘り、その下は螣蛇が子に、朱雀が亥に、六合が戌に、勾陳が酉に、青竜が申に、天空が未に、白虎が午に、太常が巳に、玄武が辰に、太陰が卯に、天后が寅に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の庚が申宮に寄せられて上に亥を見て朱雀を乘じ、第二課は亥の上に寅を見て天后を乘じ、第三課は日支の午の上に酉を見て勾陳を乘じ、第四課は酉の上に子を見て螣蛇を乘じます。三伝は酉・子・卯:初伝の癸酉は兄弟爻で勾陳を乘じ、中伝の子は旬空に逢い、子孫爻で螣蛇を乘じ、末伝の丁卯は妻財爻で太陰を乘じ、暗に鬼を帯び、また「丁神」でもあります。

邵先生曰:物在南方爐灶前,水溼處尋之,乃自家人盜耳。 先生析曰;蓋辰作元武,主僕輩。酉為類神,作勾臨午,更太陰臨水,故主溼處。後果然。凡失物須看類神在傳,或加日辰定見。傳日不出日,傳時不出時,宜秘之。

邵先生は言いました。物は南方の炉灶の前の湿った所にあります。そこに探しに行きなさい。盗んだのは自宅の者です。邵先生は解析して言いました。辰が玄武を乘じるのは僕役の輩を主ります。酉は銀の類神で、勾陳を乘じて午に臨みます。太陰はまた水の上に臨むので、湿った所を主ります。後に果たしてそのとおりでした。およそ失物は、必ず類神が三伝に落ちているか、あるいは日干・日支に加臨しているかを見なければなりません。そうであれば必ず見つかります。三伝が日に落ちれば当日に見え、時に落ちればその時に見えます——この一条の訣要は、守って軽々しく伝えてはなりません。

203)某占失舡,十一月朔壬午日丑將卯時。(申酉空亡,午未落空),元首,斬關,間傳。此與遂安官人占失馬同式,見六畜內。 蛇貴 朱卯辰巳午后 六寅 未陰 六 蛇 陰 常 子 戊寅 六 初(暗鬼) 陳丑 申玄 寅 辰 未 酉 兄 丙子 龍 中 龍子亥戌酉常 辰 午 酉 壬 鬼 甲戌 虎 末 空虎

第二百三例:ある人が失った船を占いに来ました。時は十一月朔の壬午日、丑の月将を卯の刻に加えて課を立てました。この課は前の遂安の官人が失馬を占った課式とまったく同じです。六畜の門を見てください。壬午日は甲戌旬に属し、旬空は申・酉に落ち、天盤の午・未の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は三つ、「元首」「斬関」「間伝」です。天盤は丑将を卯刻に加えて布定され、貴人が巳に乘り、その下は螣蛇が辰に、朱雀が卯に、六合が寅に、勾陳が丑に、青竜が子に、天空が亥に、白虎が戌に、太常が酉に、玄武が申に、太陰が未に、天后が午に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の壬が亥宮に寄せられて上に酉を見て太常を乘じ、第二課は酉の上に未を見て太陰を乘じ、第三課は日支の午の上に辰を見て螣蛇を乘じ、第四課は辰の上に寅を見て六合を乘じます。三伝は寅・子・戌:初伝の戊寅は子孫爻で六合を乘じて暗に鬼を帯び、中伝の丙子は兄弟爻で青竜を乘じ、末伝の甲戌は官鬼爻で白虎を乘じています。

邵先生曰:船往南方尋之,初八日內見,舡在旱地上,所以不進。寅作合加辰為用,舡在地之象。寅木也,乘合卯乃舡。且今日卯為神類加巳,是在地戶東南上也。寅卯木三數,戌五數,共八,故八日內也。果初八日於東南上尋見。

邵先生は言いました。船は南方へ探しに行きなさい。初八の内に見つかります。船は陸地に乗り上げているので進めません。寅が六合を乘じて辰に加わり発用したのは、まさに船が地上に乗り上げた象です。寅は木に属し、乘じている六合はもともと卯に属し、卯はすなわち船です。しかも今日、卯という類神が巳に加わり、巳は地戸で方位は東南です。寅・卯は木に属してその数は三、戌の数は五、合わせて八なので、八日の内と断じました。後に果たして初八の日に東南の方で見つけました。

204)某占失麥面,丁卯日卯將戌時。(戌亥空亡,卯辰落空),重審,鑄印,乘軒。 朱六 蛇戌亥子丑勾 貴酉 寅龍 勾 后 常 六 兄 己巳 常 初 后申 卯空 丑 申 巳 子 子 空戌 蛇 中 陰未午巳辰虎 申 卯 子 丁 父 丁卯 空 末 玄常

第二百四例:ある人が失った麦の粉を占いに来ました。時は丁卯日、卯の月将を戌の刻に加えて課を立てました。丁卯日は甲子旬に属し、旬空は戌・亥に落ち、天盤の卯・辰の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は三つ、「重審」「鋳印」「乘軒」です。天盤は卯将を戌刻に加えて布定され、貴人が酉に乘り、その下は螣蛇が戌に、朱雀が亥に、六合が子に、勾陳が丑に、青竜が寅に、天空が卯に、白虎が辰に、太常が巳に、玄武が午に、太陰が未に、天后が申に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の丁が未宮に寄せられて上に子を見て六合を乘じ、第二課は子の上に巳を見て太常を乘じ、第三課は日支の卯の上に申を見て天后を乘じ、第四課は申の上に丑を見て勾陳を乘じます。三伝は巳・戌・卯:初伝の己巳は兄弟爻で太常を乘じ、中伝の戌は旬空に逢い、子孫爻で螣蛇を乘じ、末伝の丁卯は父母爻で天空を乘じています。

邵先生曰:據此數是人力勾引來合偷了。後知是人力與對門面店博士合偷了。 先生析曰;蓋巳為爐灶,又鑄印體,太常為博士,亦主酒食,戌為人力,天空亦是兩人力合偷也。申為麥面,故云。

邵先生は言いました。この課の数から見れば、僕役が外の人を誘い込んで合い図って盗んだのです。後に分かったところ、果たして家の僕役と向かいの麺店の店員が合い図って盗んだのでした。邵先生は解析して言いました。巳は炉灶の象を取り、課体もまた「鋳印」です。太常は店の店員を表し、また酒食を主ります。戌は僕役を表し、天空もまた僕役の象です——僕役の類の二人が合い図って盗んだのです。申は麦の粉を主るので、麦の粉を失ったと断じたのです。

官訟

205)童秀才壬戌生四十七歲占訟,戊申年丁酉日午將辰時。(辰巳空亡,午未落空),重審,不備,間傳,贅婿。 六朱 陳未申酉戌蛇 龍午 亥貴 陰 貴 貴 朱 財 丁酉 朱 初(丁神) 空巳 子后 丑 亥 亥 酉 官 己亥 貴 中 虎辰卯寅丑陰 亥 酉 酉 丁 子 辛丑 陰 末 常玄

第二百五例:童秀才は壬戌年生まれで四十七歳、訴訟を占いに来ました。時は戊申年の丁酉日、午の月将を辰の刻に加えて課を立てました。丁酉日は甲午旬に属し、旬空は辰・巳に落ち、天盤の午・未の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は四つ、「重審」「不備」「間伝」「贅婿」です。天盤は午将を辰刻に加えて布定され、貴人が亥に乘り、その下は螣蛇が戌に、朱雀が酉に、六合が申に、勾陳が未に、青竜が午に、天空が巳に、白虎が辰に、太常が卯に、玄武が寅に、太陰が丑に、天后が子に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の丁が未宮に寄せられて上に酉を見て朱雀を乘じ、第二課は酉の上に亥を見て貴人を乘じ、第三課は日支の酉の上に亥を見て同じく貴人を乘じ、第四課は亥の上に丑を見て太陰を乘じます。三伝は酉・亥・丑:初伝の丁酉は妻財爻で朱雀を乘じ、また「丁神」でもあり、中伝の己亥は官星で貴人を乘じ、末伝の辛丑は子孫爻で太陰を乘じています。

邵先生曰:晝貴在夜,夜貴在晝,謂之貴人失位,不宜訟,必主斷理不明。今貴人差迭,主以財結托,及暗通貴人關節。酉作雀,徒然結托,必主又換衙門。行年寅,又為今日父母,主吏人及尊長為鬼。蓋不合寅反加鬼鄉故也。官斷不明,末傳太陰故也。以後彼必葬老陰人於內,太陰作丑為墓故也。

邵先生は言いました。昼の貴人が夜の位に落ち、夜の貴人が昼の位に落ちるのを「貴人失位」と言い、訴訟には適しません。必ず断がはっきりしません。今、二重の貴人が錯綜して重なり合うので、主に金を出して請託し、陰で貴人の関節を通すことになります。しかし酉の上に朱雀を乘じるので、人に頼むのは徒労となり、必ず別の衙門に換えて重審します。行年は寅にあり、寅はまた今日の父母爻であり、吏人と尊長が鬼となったことを主ります——これは寅があえて鬼郷に加わるからです。官府の断が明らかでないのは、末伝が太陰を乘じるからです。この後、相手方は必ず一人の老いた婦人をその地の内に葬ります。太陰が丑に落ち、丑はまさに墓だからです。

童有房賣田並山,其兄應分取贖,弟反增高價,遂訟於官,買主繫童秀才之姑,自戊申至辛亥六月姑死,彼家果扛姑葬於內,而贖不得。

童家の一房が田と山を売りました。兄は例によって取り戻す権利を分かち得るはずでしたが、弟はかえって値段を釣り上げ、ついに官に訴えました。買主はまさに童秀才の姑母でした。戊申年から辛亥年の六月まで引き延ばされ、姑母が亡くなると、その家は果たして姑母を担いでこの地の内に葬り、田は取り戻せなくなりました。

206)汪淑儀壬戌生占訟,辛丑日戌將巳時,(辰巳空亡,酉戌落空),重審,勵德,蕪淫。戊申年占。 龍空 陳戌亥子丑虎 六酉 寅常 龍 貴 朱 玄 財 癸卯 玄 初 朱申 卯玄 亥 午 申 卯 兄 丙申 朱 中(暗鬼) 蛇未午巳辰陰 午 丑 卯 辛 父 辛丑 虎 末 貴後

第二百六例:汪淑儀は壬戌年生まれで、訴訟を占いに来ました。戊申年に占ったものです。時は辛丑日、戌の月将を巳の刻に加えて課を立てました。辛丑日は甲午旬に属し、旬空は辰・巳に落ち、天盤の酉・戌の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は三つ、「重審」「励徳」「蕪淫」です。天盤は戌将を巳刻に加えて布定され、貴人が午に乘り、その下は螣蛇が未に、朱雀が申に、六合が酉に、勾陳が戌に、青竜が亥に、天空が子に、白虎が丑に、太常が寅に、玄武が卯に、太陰が辰に、天后が巳に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の辛が戌宮に寄せられて上に卯を見て玄武を乘じ、第二課は卯の上に申を見て朱雀を乘じ、第三課は日支の丑の上に午を見て貴人を乘じ、第四課は午の上に亥を見て青竜を乘じます。三伝は卯・申・丑:初伝の癸卯は妻財爻で玄武を乘じ、中伝の丙申は兄弟爻で朱雀を乘じて暗に鬼を帯び、末伝の辛丑は父母爻で白虎を乘じています。

邵先生曰:干上旬尾,支上旬首,為一旬周遍格。又名周而復始格。來了又去,去了又來。日上我也,支上彼也,我見卯旬尾,是事了畢。彼見午旬首,其事又起。末傳丑與支上午六害,卯財又乘玄武,到了翻論,才輸財,又被人誆賺。辛墓於丑,丑墓於申,主在外州入獄而羈絆也。他是午火,反生他州獄神,我是卯木,能克獄神。翻至二次,卻能勝也。

邵先生は言いました。日干の上は一旬の末位、日支の上は一旬の首位です。これを「一旬周遍格」、また「周而復始格」と言い、事が来ては去り、去ってはまた来ます。日干は我を表し、日支は相手を表します。我が方で見る卯は旬の尾なので、事はすでに終わりました。相手の方で見る午は旬の首なので、事はまた新たに起きます。末伝の丑と日支の上の午は六害し、卯という財爻はまた玄武を乘じるので、翻案して重審する頃には、財を破ったばかりで、また人に騙されます。辛の金は丑に墓し、丑はまた申に墓します。主として外州に入って獄に繋がれます。相手は午の火で、かえって他州の獄神を生じます。我は卯の木で、獄神を剋し得ます——だから二回目に繰り返しても、やはり勝てるのです。

汪與張氏爭山起訟,汪氏初入狀果勝,張氏翻論至州,汪又上司入狀,送隨州。張又上司翻,告送嚴州司理獄,又入州縣獄,方得了絕。

汪家は張家と山を争って訴訟しました。汪家は最初に状を出して果たして勝ちました。張家は翻案して州まで訴え、汪家はまた上司に状を出し、案は随州に送られました。張家はさらに上司に翻案し、厳州の司理獄に訴え、汪家はまた州・県の二か所の獄に入り、案はやっと終結しました。

先生析曰;蓋午作貴人,作日鬼臨支,卻是六害,故彼自然失理也。汪氏被人啜了銀一百兩,乃卯作元武臨干也。卯乃閉口,說不得,又不敢問。凡人不識課名,此為一旬周遍格,若辛未日卯加未,午加辛亦然。謀諸事作吉成凶,作凶成吉,惟訟要散,不要關鎖也。

邵先生は解析して言いました。午の上に貴人を乘じ、また日干の鬼として日支に臨みますが、日支と六害を成すので、相手は自ずと理に負けます。汪家が人に百両の銀を騙し取られたのは、卯が玄武を乘じて日干に臨むからです。卯はまた閉口を主り、言い出せず、追及も敢えてしません。普通の人はこの課名を知りません。これを「一旬周遍格」と言います。例えば辛未日に卯が未に加わり、午が辛に加わっても、同じ格です。およそこれで事を謀れば、本来吉なのにかえって凶となり、本来凶なのにかえって吉となります。ただ訴訟だけは散らかることを要し、関鎖されてはいけません。

207)陸孔目癸亥生四十七歲占訟,己酉年九月庚申日卯將巳時。(子丑空亡,戌亥落空),元首,勵德,顧祖,間傳。 六陳 朱卯辰巳午龍 蛇寅 未空 六 龍 六 龍 鬼 戊午 龍 初 貴丑 申虎 辰 午 辰 午 父 丙辰 六 中(暗鬼) 后子亥戌酉常 午 申 午 庚 財 甲寅 蛇 末 陰玄

第二百七例:陸孔目は癸亥年生まれで四十七歳、訴訟を占いに来ました。時は己酉年九月の庚申日、卯の月将を巳の刻に加えて課を立てました。庚申日は甲寅旬に属し、旬空は子・丑に落ち、天盤の戌・亥の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は四つ、「元首」「励徳」「顧祖」「間伝」です。天盤は卯将を巳刻に加えて布定され、貴人が丑に乘り、その下は螣蛇が寅に、朱雀が卯に、六合が辰に、勾陳が巳に、青竜が午に、天空が未に、白虎が申に、太常が酉に、玄武が戌に、太陰が亥に、天后が子に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の庚が申宮に寄せられて上に午を見て青竜を乘じ、第二課は午の上に辰を見て六合を乘じ、第三課は日支の申の上に午を見て青竜を乘じ、第四課は午の上に辰を見て六合を乘じます。三伝は午・辰・寅:初伝の戊午は官鬼爻で青竜を乘じ、中伝の丙辰は父母爻で六合を乘じて暗に鬼を帯び、末伝の甲寅は妻財爻で螣蛇を乘じています。

邵先生曰:此課訟有源頭,今乃再發,非驀地生起也。蓋顧祖課,主原有訟根耳。且金日得巳時,又午發用,為天網,此事已不及止,更與人多不足。始終被他害。末寅只管生午火,遂來克身,又是自取其災也。兼為事太過當,故至此。何以知之?行年自會起火局,所以招致。用火自去燒身,甲寅旬見寅,乃第一位公人害你。午為夥計,配一千八百里也。

邵先生は言いました。この訴訟はもともと由来があり、今は旧案が再び発したのであって、平白に生じたのではありません——「顧祖」の課であるからで、もとから訴訟の根があることを主ります。しかも金の日に巳時に逢い、さらに午をもって発用して天網となったので、この事はもう止められません。あなたは人と多く不和があり、始めから終わりまで人に害されてきました。末伝の寅はひたすら午の火を生じ、火は転じて身を剋します。これは自ら禍を取るのです。加えて行いがあまりに過ぎるので、ここに至りました。どうして分かるか?あなたの行年が自ずから火局を成すので、この災いを招いたのです——火をもって自らを焼くのです。甲寅のこの旬の中に寅を見るのは、第一番の差役があなたを害することです。午は仲間の人を表します。ついに千八百里に配流されることになります。

陸初與徐都院不足,被害窘拾不服,遂至彼來有短事,再被窘拾,遂送至院,眾人又來首。初時陸氏不合強罵眾人,因被從僭。所謂會成火局,乃是他自湊起。又是天網,亦自取也。因彼之身與宅,先見克,則末寅乘勢而生火。若不自招,如何得見此事?事了配鄂州,一千八百里。因午又見午,二九一十八,是其數也。午加申,乃西南方,陽刃破碎加本命,真針也。其青龍加申為退鱗,所以笞背。行年見盛開,則為配軍也。

陸孔目はもともと徐都院と不和で、人に構陥されて難儀し、心の中で服しませんでした。後に相手が彼の一点の短所を掴んで再度難儀し、彼を院に送り、衆人もまた出首して告発しました。当初、陸孔目は衆人を強く罵るべきではありませんでした。そのため人とともに連累されました。いわゆる火局を成すとは、まさに彼自身が寄せ集めたのです。また天網の中に落ちたのも、自ら招いたのです。彼の本身と宅位が先に剋を受けたので、末伝の寅は勢いに乘じて火を生じました。自ら招かなければ、どうしてこのような事に遭いましょうか。案は終結し、鄂州に配流され、まさに千八百里です——午の上にまた午を見るので、二九一十八、これがその数です。午が申に加わるので方位は西南です。羊刃と破碎が本命に加わるのは、真の懸針の象です。青竜が申に加わるのを「退鱗」と言うので、笞背の刑を受けます。行年の上に盛開の象を見るので、軍に充てられたのです。

208)林文丙辰生五十三歲占訟,戊申年辛卯日戌將午時。(午未空亡,寅卯落空),比用,曲直,佚女,寡宿,知一。 貴后 蛇丑寅卯辰陰 朱子 巳玄 陳 六 貴 常 父 空未 虎 初(空亡) 六亥 午常 未 亥 寅 午 財 辛卯 后 中(落空) 陳戌酉申未虎 亥 卯 午 辛 子 丁亥 六 末(暗鬼)(丁神) 龍空

第二百八例:林文は丙辰年生まれで五十三歳、訴訟を占いに来ました。時は戊申年の辛卯日。底本は「戌将午時」と作しますが、盤中では天盤の戌がちょうど地盤の寅に加わっているので、実は戌将を寅刻に加えたものです。辛卯日は甲申旬に属し、旬空は午・未に落ち、天盤の寅・卯の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は五つ、「比用」「曲直」(三伝の未・卯・亥が木局を合成する)「佚女」「寡宿」「知一」です。盤中は貴人が寅に乘り、その下は螣蛇が丑に、朱雀が子に、六合が亥に、勾陳が戌に、青竜が酉に、天空が申に、白虎が未に、太常が午に、玄武が巳に、太陰が辰に、天后が卯に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の辛が戌宮に寄せられて上に午を見て太常を乘じ、第二課は午の上に寅を見て貴人を乘じ、第三課は日支の卯の上に亥を見て六合を乘じ、第四課は亥の上に未を見て勾陳を乘じます。三伝は未・卯・亥:初伝の未は旬空に逢い、父母爻で白虎を乘じ、中伝の辛卯は妻財爻で天后を乘じて空の地に落ち、末伝の丁亥は子孫爻で六合を乘じて暗に鬼を帯び、また「丁神」でもあります。

邵先生曰:主有服人爭訟,挾起卑幼,遂乃動眾。夜貴加在日貴,宜暗計囑託,庶可。傳財太盛反化鬼,若要此事了,須至貼幼小財物自止。徒爾有眾,不能成事也。林兄弟三人,又叔伯兄弟四人,分產時,諸弟皆小,所分不均,後兄死,嫂與小弟論他不當,叔伯兄弟從之。

邵先生は言いました。この課は服を着た人が争訟することを主り、また卑幼の小口を挟んで連れてきて、ついに衆を動かします。夜の貴人が昼の貴人の位に加わるので、暗に計策をもって人に情けを頼むとよく、事はあるいは成るかもしれません。三伝の財があまりに盛んで、かえって鬼に化しました。この事を終わらせようとすれば、幼小の輩に財物を貼り足さなければなりません。そうすれば事は自ずと止みます。空しく大勢がいるだけでは、事を成せません。林文は兄弟三人、また叔伯兄弟が四人います。もともと家産を分けた時、弟たちはみな幼く、分け方が公平でなかったため、後に長兄が亡くなり、嫂と末の弟が分け方が不当だと論じ、叔伯兄弟もみなこれに従いました。

先生析曰;蓋木局生干上午火,火來剋日,行年上又見寅,日貴午雖是關切,又是鬼。寅木又生鬼,故有事。貼幼子即止者,因宅見亥為幼子,亥水能制午火。然諸木又生於亥,故住與不住,皆由於亥,故必貼幼小方得止也。後果貼幼弟物,諸人皆散。

邵先生は解析して言いました。木局は日干の上の午火を生じに行き、火はかえって日干を剋します。行年の上にまた寅を見ます。日干の上の午は貴人が関切する所ではありますが、同時に鬼です。寅の木がまたこの鬼を生じるので、事端が生まれました。幼小の輩に貼り足せば止まると言ったのは、宅位の上に亥を見るからです。亥は幼い子を表し、亥水は午火を制し得ます。そして各所の木はまたみな亥に長生するので、事が止まるか止まらないかはすべてこの亥にあり、必ず幼小の輩に貼り足さなければ終わりません。後に果たして末の弟に財物を貼り足し、衆人はみな散りました。

又論曰:日上太常,是服也。午則婦人,故因嫂而動也。三傳生鬼,動眾之兆。寅加午上,貴人差迭,宜告貴人矣。挾起卑幼,亥水又作六合也。午空無刃,故不必貼婦人。亥能制午,是以貼幼子耳。

また論じて言いました。日干の上に太常を乘じるのは、すなわち孝服です。午はまた婦人を表すので、事は嫂から起こされたのです。三伝が鬼を生じに行くのは、衆を驚かす兆です。寅が午の上に加わり、二重の貴人が交錯して位を失うので、貴人に訴えるのがよいのです。卑幼の小口を挟むと言ったのは、亥水がまた六合を乘じているからです。午は空亡に逢って羊刃がないので、その婦人に貼り足す必要はありません。亥は午を制し得るので、幼小の輩に貼り足せばよいのです。

209)祝秀才壬申生三十八歲占訟,己酉年乙酉日辰將卯時,重審,進茹,龍潛。 虎常 空午未申酉玄 龍巳 戌陰 后 陰 空 龍 父 丁亥 后 初(丁神) 陳辰 亥后 亥 戌 午 巳 父 戊子 貴 中 六卯寅丑子貴 戌 酉 巳 乙 財 己丑 蛇 末 朱蛇

第二百九例:祝秀才は壬申年生まれで三十八歳、訴訟を占いに来ました。時は己酉年の乙酉日、辰の月将を卯の刻に加えて課を立てました(底本はここに空亡を標しません)。乙酉日は甲申旬に属し、旬空は午・未に落ちます。課名は三つ、「重審」「進茹」「竜潜」です。天盤は辰将を卯刻に加えて布定され、貴人が子に乘り、その下は螣蛇が丑に、朱雀が寅に、六合が卯に、勾陳が辰に、青竜が巳に、天空が午に、白虎が未に、太常が申に、玄武が酉に、太陰が戌に、天后が亥に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の乙が辰宮に寄せられて上に巳を見て青竜を乘じ、第二課は巳の上に午を見て天空を乘じ、第三課は日支の酉の上に戌を見て太陰を乘じ、第四課は戌の上に亥を見て天后を乘じます。三伝は亥・子・丑:初伝の丁亥は父母爻で天后を乘じ、また「丁神」でもあり、中伝の戊子も父母爻で貴人を乘じ、末伝の己丑は妻財爻で螣蛇を乘じています。

邵先生曰:主子賣物,出外賣之,迤邐閒氣成訟,陰人乘勢爭財,少婦從而應之。進茹課遂連綿起事,卻幸我行年自前截住,終為我遏。蓋自酉上見戌,亥子丑年在卯,加寅截住,此名挫鋒,眾議俱解,但前進則勝,畏怕則被攻不止矣。

邵先生は言いました。この課は息子が物を外に持ち出して売り、途中で閑気が訴訟を招くことを主ります。女眷が勢いに乘じて財を争い、若い嫁がまた傍らから応えます。「進茹」の課は、事が連綿と絶えず生じます。幸いにもあなたの行年が前からこれを截っているので、ついに我に遏止されます。酉の上に戌を見ることから、亥・子・丑が一路入って来て、行年が卯にあって寅に加わってこれを截断するので、これを「挫鋒」と言い、衆人の議論はみな解けます。ただし必ず前に進まなければ勝てません。畏れを心に抱けば、人に攻め訴えられて止みません。

祝有子將眾物偷賣,其嫂弟之女說知,遂經官訟。祝秀才挽陳公人調停,其事遂止。

祝秀才の息子が衆人共有の物を盗んで売り払い、嫂と弟の娘に言い破られ、ついに官府に沙汰されて訴訟となりました。祝秀才は陳姓の差役に頼んで間に調停してもらい、この事はやっと鎮まりました。

210)陸孔目己巳生四十一歲占官事,己酉年己未日卯將丑時。(子丑空亡,寅卯落空),八專,獨足。 貴后 蛇未申酉戌陰 朱午 亥玄 玄 后 玄 后 子 辛酉 后 初 六巳 子常 亥 酉 亥 酉 子 辛酉 后 中 陳辰卯寅丑虎 酉 未 酉 己 子 辛酉 后 末 龍空

第二百十例:陸孔目は己巳年生まれで四十一歳、官司を占いに来ました。時は己酉年の己未日、卯の月将を丑の刻に加えて課を立てました。己未日は甲寅旬に属し、旬空は子・丑に落ち、天盤の寅・卯の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は二つ、「八専」(己の寄宮は未にあり、日支の未と同じ所に居する)「独足」です。天盤は卯将を丑刻に加えて布定され、貴人が申に乘り、その下は螣蛇が未に、朱雀が午に、六合が巳に、勾陳が辰に、青竜が卯に、天空が寅に、白虎が丑に、太常が子に、玄武が亥に、太陰が戌に、天后が酉に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の己が未宮に寄せられて上に酉を見て天后を乘じ、第二課は酉の上に亥を見て玄武を乘じ、第三課は日支の未の上に酉を見て天后を乘じ、第四課は酉の上に亥を見て玄武を乘じます。三伝はいずれも辛酉の子孫爻で、いずれも天后を乘じ、一支で最後まで貫きます。

邵先生曰:己巳生人,見酉乃破碎。今日又是巳日,未即是己,支干又皆敗於酉,酉合巳,象配字,行年便作背後懸針殺,一因奸事,二防官錢,三防酒,必配本州島。蓋獨足不行也。配後當再配西北牢城方止耳。陸漫應之,月餘太守差沽酒,渠夾帶劉宅私酒,又與二夫娘何盼盼憑照,因太守轎出,見他在麵店,太守即搜尋他事蹟,互用官錢五十多貫,及招認奸事,配本州島牢城,後即在通判廳,累與他作鬧,再與何盼盼往來,通判大怒,稟過太守,斷配潤州。

邵先生は言いました。己巳年生まれの人は、酉を見れば破碎です。今日はまた巳の日で、未はすなわち己の寄宮であり、日干・日支はともに酉に敗れます。酉と巳は合して「配」の字の象を成し、行年の上はまた背後に懸針の煞を結びます。一には姦事のため、二には官銭の流用を防ぎ、三には酒を防ぐべきで、必ず本州に配流されます——「独足」の課は遠くへ行けないからです。配流の後、さらに西北の牢城に再配流して事はやっと終わります。陸孔目はその場ではただ漫然と応えていました。一か月余りたって、太守が彼に酒を買いに行かせると、彼は劉家の私酒を挟み込み、また再嫁の婦人何盼盼に憑照を発行しました。ちょうど太守が轎に乗って出かけ、彼が麺店にいるのを見て、太守は彼の素行を調べさせ、官銭五十余貫の流用を洗い出し、また姦事を自白させたので、本州の牢城に配流しました。後に彼は通判庁で勤め、しばしば人と争い、また何盼盼と往来したので、通判は大いに怒り、太守に禀して、彼を潤州に配流するよう断じました。

先生析曰;蓋獨足課,故在本州島,本年行年加日辰上,卻成飛散之法,既飛散,必再出外方。酉亥丑傳歸西北,乃江海,必潤州矣。況並眾即散,來年行年並聚,遂即飛散。有二巳子,豈一番可了?不合是己巳生末傳飛開,丑加亥是西北海角,亥為點水,酉為門,丑似玉字,點水邊作門,門內有玉,乃潤字也。

邵先生は解析して言いました。これは「独足」の課なので、初回は本州に配されるだけでした。当年の行年は日干・日支に加わりますが、かえって飛散の法を成しました。飛散すれば必ずまた外地へ行きます。酉・亥・丑は西北に伝わり、そこは江海の郷で、必ず潤州です。しかも衆多の所に併せ集まれば散らばるもので、明年行年が併せ集まれば、すぐに飛び散ります。課の中に巳・子に関する象が二つあり、どうして一回で終わりましょうか。しかも彼は己巳年生まれで、末伝はまた飛び去りました。丑が亥に加わるのは西北の海角です。亥は三点水の象を取り、酉は門の象を取り、丑の字形は「玉」に似ています。三点水の旁に門があり、門の中に玉があるのは、まさに「潤」の字です。

211)某占訟,七月庚午日午將未時。(戌亥空亡,酉戌落空),遙克,逆茹,蒿矢。 陳龍 六辰巳午未空 朱卯 申虎 六 陳 龍 空 鬼 庚午 龍 初 蛇寅 酉常 辰 巳 午 未 鬼 己巳 陳 中 貴丑子亥戌玄 巳 午 未 庚 父 戊辰 六 末 后陰

第二百十一例:ある人が訴訟を占いに来ました。時は七月の庚午日、午の月将を未の刻に加えて課を立てました。庚午日は甲子旬に属し、旬空は戌・亥に落ち、天盤の酉・戌の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は三つ、「遥剋」「逆茹」(三伝の午・巳・辰が逆に連なる)「蒿矢」です。天盤は午将を未刻に加えて布定され、貴人が丑に乘り、その下は螣蛇が寅に、朱雀が卯に、六合が辰に、勾陳が巳に、青竜が午に、天空が未に、白虎が申に、太常が酉に、玄武が戌に、太陰が亥に、天后が子に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の庚が申宮に寄せられて上に未を見て天空を乘じ、第二課は未の上に午を見て青竜を乘じ、第三課は日支の午の上に巳を見て勾陳を乘じ、第四課は巳の上に辰を見て六合を乘じます。三伝は午・巳・辰:初伝の庚午は官鬼爻で青竜を乘じ、中伝の己巳も官鬼爻で勾陳を乘じ、末伝の戊辰は父母爻で六合を乘じています。

邵先生曰:凡占官訟勝負,先以刑德言之,今庚午日,午作龍為用,午火刑勝德,中巳火又助午伐德,末又罡加日本,凶課也,主事未了,又一事發,必吃棒也。果然。

邵先生は言いました。およそ官司の勝負を占うには、まず刑と徳を論じなければなりません。今、庚午日は午が青竜を乘じて発用し、午の火は刑であって徳に勝ります。中伝の巳の火がまた午を助けてともに徳を伐り、末伝の天罡(辰)がまた日干の本位に加わります——これは凶課で、一つの事がまだ終わらないうちにまた一つの事が発し、必ず棒に当たります。後に果たしてそのとおりでした。

212)某占訟,五月乙未日未將卯時。(辰巳空亡,申酉落空),重審,曲直,狡童。 朱蛇 六酉戌亥子貴 陳申 丑后 玄 蛇 貴 陳 父 己亥 蛇 初 龍未 寅陰 卯 亥 子 申 兄 癸卯 玄 中 空午巳辰卯玄 亥 未 申 乙 財 乙未 龍 末 虎常

第二百十二例:ある人が訴訟を占いに来ました。時は五月の乙未日、未の月将を卯の刻に加えて課を立てました。乙未日は甲午旬に属し、旬空は辰・巳に落ち、天盤の申・酉の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は三つ、「重審」「曲直」(三伝の亥・卯・未が木局を合成する)「狡童」です。天盤は未将を卯刻に加えて布定され、貴人が子に乘り、その下は螣蛇が亥に、朱雀が戌に、六合が酉に、勾陳が申に、青竜が未に、天空が午に、白虎が巳に、太常が辰に、玄武が卯に、太陰が寅に、天后が丑に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の乙が辰宮に寄せられて上に申を見て勾陳を乘じ、第二課は申の上に子を見て貴人を乘じ、第三課は日支の未の上に亥を見て螣蛇を乘じ、第四課は亥の上に卯を見て玄武を乘じます。三伝は亥・卯・未:初伝の己亥は父母爻で螣蛇を乘じ、中伝の癸卯は兄弟爻で玄武を乘じ、末伝の乙未は妻財爻で青竜を乘じています。

邵先生曰:一出頭,便被枷錮,後卻無事。蓋申作勾加身為鬼,所以枷錮,卻是日德合,末有龍,故無事。果丙申日被枷,後即疏放。三傳曲直,應先曲後直也。

邵先生は言いました。一度頭を出せばすぐに枷を掛けられますが、その後は事ありません。申が勾陳を乘じて本身に加わって鬼となるので、枷に繋がれます。しかしそれは同時に日干の徳神と合し、末伝にはまた青竜があるので、ついに事ありません。後に果たして丙申日に枷を掛けられ、すぐに釈放されました。三伝が「曲直」を成すのは、まさに先に曲がり後に直る意味に応じたのです。

213)某占因人力打死欠米錢人解官,辛丑日子將未時。(辰巳空亡,酉戌落空),重審,勵德,蕪淫。 龍空 陳戌亥子丑虎 六酉 寅常 龍 貴 朱 玄 財 癸卯 玄 初 朱申 卯玄 亥 午 申 卯 兄 丙申 朱 中(暗鬼) 蛇未午巳辰陰 午 丑 卯 辛 父 辛丑 虎 末 貴後

第二百十三例:ある人が家の僕役が米銭を負っている人を打ち殺して官府に解送されたので占いに来ました。時は辛丑日、子の月将を未の刻に加えて課を立てました。課式は前の第二百六例の汪淑儀が訴訟を占ったものとまったく同じです。辛丑日は甲午旬に属し、旬空は辰・巳に落ち、天盤の酉・戌の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は三つ、「重審」「励徳」「蕪淫」です。天盤は子将を未刻に加えて布定され、貴人が午に乘り、その下は螣蛇が未に、朱雀が申に、六合が酉に、勾陳が戌に、青竜が亥に、天空が子に、白虎が丑に、太常が寅に、玄武が卯に、太陰が辰に、天后が巳に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の辛が戌宮に寄せられて上に卯を見て玄武を乘じ、第二課は卯の上に申を見て朱雀を乘じ、第三課は日支の丑の上に午を見て貴人を乘じ、第四課は午の上に亥を見て青竜を乘じます。三伝は卯・申・丑:初伝の癸卯は妻財爻で玄武を乘じ、中伝の丙申は兄弟爻で朱雀を乘じて暗に鬼を帯び、末伝の辛丑は父母爻で白虎を乘じています。

邵先生曰:此課凶,然今次卻免難。六年後俱惡死矣。宅上有寡母,乃天空加宅也。又須有一女損目,午為目,被亥克也。天后為用,後遇恩赦免矣。果蒙恩赦而免死編管。六年上二人復打死人,一人自縊,一人刑死,蓋申金入墓也。

邵先生は言いました。この課は本来凶ですが、今回はまだ難を免れます。六年の後にはみな非命に死にます。宅の上には寡居の母がおり、天空が宅位に加わったものです。家にまた一人の娘がいて目を損じるはずです。午は人の身では眼目を主るのに、今亥水に剋されているからです。天后を取って用神とすれば、後日恩赦に遇って罪を免れます。後に果たして恩赦を蒙って死罪を免れ、編管に改判されました。第六年に至って、その二人はまた人を打ち殺し、一人は自ら縊れ、一人は刑に処せられました——これは申の金が墓に入った応えです。

214)或占殺死二人如何決斷,壬辰日酉將寅時。(午未空亡,丑寅落空),知一,不備。 朱蛇 六子丑寅卯貴 陳亥 辰后 玄 陳 朱 玄 財 空午 玄 初(空亡) 龍戌 巳陰 午 亥 丑 午 鬼 己丑 朱 中(落空)(暗鬼) 空酉申未午玄 亥 辰 午 壬 父 甲申 虎 末 虎常

第二百十四例:ある人が二人を殺した案がどう裁決されるかを占いました。時は壬辰日、酉の月将を寅の刻に加えて課を立てました。壬辰日は甲申旬に属し、旬空は午・未に落ち、天盤の丑・寅の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は二つ、「知一」「不備」です。天盤は酉将を寅刻に加えて布定され、貴人が卯に乘り、その下は螣蛇が寅に、朱雀が丑に、六合が子に、勾陳が亥に、青竜が戌に、天空が酉に、白虎が申に、太常が未に、玄武が午に、太陰が巳に、天后が辰に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の壬が亥宮に寄せられて上に午を見て玄武を乘じ、第二課は午の上に丑を見て朱雀を乘じ、第三課は日支の辰の上に亥を見て勾陳を乘じ、第四課は亥の上に午を見て玄武を乘じます。三伝は午・丑・申:初伝の午は旬空に逢い、妻財爻で玄武を乘じ、中伝の己丑は官鬼爻で朱雀を乘じ、空の地に落ちて暗に鬼を帯び、末伝の甲申は父母爻で白虎を乘じています。

邵先生曰:此課大凶,蓋自取亂首也。日加辰作勾,上下夾克,午作元為用,日辰上下皆是自刑,宅上勾陳俱是天罡,罡是鬼,又是死奇,又是日墓,末申又作虎入墓,其凶不可言,恐死不完尸也。後果處決。

邵先生は言いました。この課は大凶で、自ら招いた「乱首」の禍です。日干が日支に加わって勾陳を乘じ、上下が互いに夾剋します。午が玄武を乘じて発用し、日干・日支の上下はまたすべて自刑です。宅位の上の勾陳の臨む所はまさに天罡(辰)です。天罡は鬼であり、また死奇であり、さらに日干の墓でもあります。末伝の申はまた白虎を乘じて墓に入ります——凶であることは言い尽くせず、死後に全尸を保てないかもしれません。後にその人は果たして処決されました。

215)張大郎占官事,丙戌年十二月辛酉日丑將丑時。(子丑空亡,子丑落空), 陳龍 六巳午未申空 朱辰 酉虎 虎 虎 常 常 兄 辛酉 虎 初 蛇卯 戌常 酉 酉 戌 戌 父 壬戌 常 中 貴寅丑子亥玄 酉 酉 戌 辛 父 己未 龍 末 后陰

第二百十五例:張大郎が官司を占いに来ました。時は丙戌年十二月の辛酉日、丑の月将を丑の刻に加えて課を立てました——月将と時刻が同じなので伏吟であり、天盤と地盤が完全に重なり合います。辛酉日は甲寅旬に属し、旬空は子・丑に落ち、伏吟の下では天地が重なり合い、子・丑もまた空亡宮に乗っています(底本はここに課名を標しません)。盤中は貴人が寅に乘り、その下は螣蛇が卯に、朱雀が辰に、六合が巳に、勾陳が午に、青竜が未に、天空が申に、白虎が酉に、太常が戌に、玄武が亥に、太陰が子に、天后が丑に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の辛が戌宮に寄せられて上に戌を見て太常を乘じ、第二課は戌の上に戌を見て太常を乘じ、第三課は日支の酉の上に酉を見て白虎を乘じ、第四課は酉の上に酉を見て白虎を乘じます。三伝は酉・戌・未:初伝の辛酉は兄弟爻で白虎を乘じ、中伝の壬戌は父母爻で太常を乘じ、末伝の己未も父母爻で青竜を乘じています。

邵先生曰:本主徒罪,因發用自刑,乘虎臨門戶也。喜得中戌作常,末天喜乘龍作解神,必有恩赦相救,先凶而後吉也。果然。

邵先生は言いました。この課は本来徒刑に判すべきです。初伝に発用した酉は自刑であり、また白虎を乘じて門戸に臨むからです。幸い中伝の戌は太常を乘じ、末伝は天喜の神で青竜を乘じて解神と化するので、必ず恩赦が来て救います。先に凶、後に吉の象です。後に果たしてそのとおりでした。

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