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雑占

宋 · 邵彦和 · 第12巻 / 12

作盤ガイド: 大六壬起課, 金口訣起課

216)沈保正壬戌生四十八歲占役事,己酉年九月乙丑日卯將戌時。(戌亥空亡,卯辰落空),重審,勵德,天獄。 六陳 朱戌亥子丑龍 蛇酉 寅空 六 陰 空 蛇 兄 丙寅 空 初 貴申 卯虎 亥 午 寅 酉 財 辛未 后 中(暗鬼) 后未午巳辰常 午 丑 酉 乙 父 甲子 陳 末 陰玄

第二百十六例:沈保正は壬戌年生まれで四十八歳、差役の事を占いに来ました。時は己酉年九月の乙丑日、卯の月将を戌の刻に加えて課を立てました。乙丑日は甲子旬に属し、旬空は戌・亥に落ち、天盤の卯・辰の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は三つ、「重審」「励徳」「天獄」です。天盤は卯将を戌刻に加えて布定され、貴人が申に乘り、その下は螣蛇が酉に、朱雀が戌に、六合が亥に、勾陳が子に、青竜が丑に、天空が寅に、白虎が卯に、太常が辰に、玄武が巳に、太陰が午に、天后が未に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の乙が辰宮に寄せられて上に酉を見て螣蛇を乘じ、第二課は酉の上に寅を見て天空を乘じ、第三課は日支の丑の上に午を見て太陰を乘じ、第四課は午の上に亥を見て六合を乘じます。三伝は寅・未・子:初伝の丙寅は兄弟爻で天空を乘じ、中伝の辛未は妻財爻で天后を乘じて暗に鬼を帯び、末伝の甲子は父母爻で勾陳を乘じています。

邵先生曰:保正不能脫手,於道理合當做此役也。酉加乙作蛇官鬼自纏身也。初傳功曹,身已在公了,為保正之後,平安無些子事。你若不認此役,須是監繫,必待認了方釋。又行年與宅上午作太陰,有一人與你陰人是親眷,來與你打關節,反探你口氣,卻去報他,為內鬼也。

邵先生は言いました。保正というこの差役はあなたが手放せません。道理ではもともとあなたが当たるべきものです。酉が乙に加わって螣蛇を乘じるのは、官鬼が自ら身に纏いつくことです。初伝は功曹(寅)で、あなたがすでに公門の身にあると見えます。保正に当たった後は、かえって平々安々として少しの事もありません。もしこの差役を認めなければ、監押されてしまい、認めるまで放されません。それから行年と宅位の上の午は太陰を乘じており、ある人があなたの家の女眷の親戚で、あなたのために関節を通すと言いますが、実はかえってあなたの口風を探り、相手に報告しに行くのです——これは内鬼です。

先生析曰;蓋乙見酉為官所制,蛇是被監勒,初傳寅作天空為官吏,若不認,必入獄,中傳是認了卻無慮,末子作勾陳,是晚而復做也。 沈公之事,皆如其言,自後既脫,九年又做一次。

邵先生は解析して言いました。乙木が酉を見るのは、官に制されることです。螣蛇は監押されて勒逼されることです。初伝の寅が天空を乘じるのは官吏を表します。この差役を認めなければ必ず牢獄に入ります。中伝の未は認めた後は憂いがないことを表し、末伝の子が勾陳を乘じるのは、晩年にまた一度当たることです。沈保正の事は、件々すべて彼の言うとおりでした。後にこの差役を脱し、九年たってまた一度当たりました。

217)沈四公庚戌四月十八日辰時生,五十九歲,於戊申年七月二十三日乙巳日午將亥時,(寅卯空亡,酉戌落空),重審,四絕。因爭保正而占。 龍空 陳子丑寅卯虎 六亥 辰常 后 陳 陰 六 子 丙午 陰 初 朱戌 巳玄 未 子 午 亥 財 癸丑 龍 中 蛇酉申未午陰 子 巳 亥 乙 鬼 戊申 貴 末 貴後

第二百十七例:沈四公は庚戌年四月十八日の辰時生まれで五十九歳、戊申年七月二十三日の乙巳日に占いに来て、午の月将を亥の刻に加えて課を立てました。人と保正の職を争うためです。乙巳日は甲辰旬に属し、旬空は寅・卯に落ち、天盤の酉・戌の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は二つ、「重審」「四絶」です。天盤は午将を亥刻に加えて布定され、貴人が申に乘り、その下は螣蛇が酉に、朱雀が戌に、六合が亥に、勾陳が子に、青竜が丑に、天空が寅に、白虎が卯に、太常が辰に、玄武が巳に、太陰が午に、天后が未に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の乙が辰宮に寄せられて上に亥を見て六合を乘じ、第二課は亥の上に午を見て太陰を乘じ、第三課は日支の巳の上に子を見て勾陳を乘じ、第四課は子の上に未を見て天后を乘じます。三伝は午・丑・申:初伝の丙午は子孫爻で太陰を乘じ、中伝の癸丑は妻財爻で青竜を乘じ、末伝の戊申は官鬼爻で貴人を乘じています。

邵先生曰:課名重審,末本絕神,不合亥子又來生日,絕中又起,奈何你母勸你休爭,你女又勸,俱不聽,下稍自做,雖得財不善可惡,後有悔。所得之物,可以移翁棺葬此內,必陋貴子,為大和尚。汝葬祖側也。

邵先生は言いました。課名は「重審」です。末伝は本来絶神ですが、亥・子がまた日干を生じに来るので、絶地の中にまた機が生まれます。惜しいことに、あなたの母は争うなと勧め、あなたの娘も勧めましたが、あなたはいずれも聞かず、終わりには自らそれを為しました。銭財を得はしたものの、その来た道は正しくなく、人に憎まれ、後日悔いることになります。得たこの産業には、あなたの岳父の棺を移してその中に葬ることができ、後日必ず一人の貴い子が出て大和尚となります。あなた自身は祖墳のそばに葬られます。

沈母乃童氏,其女亦嫁童家。童家服滿,沈公欲爭保正,母與又勸不聽,乃自做了,後童分家,請沈公作主,沈卻於公共內,取一生墳安葬。四年生一兒,為大和尚於廣教寺。

沈四公の母は童家の出で、その娘もまた童家に嫁ぎました。童家の服喪が満了し、沈四公は保正を争おうとしましたが、母も娘も勧めたのを聞かず、自らそれを為しました。後に童家が家を分けるにあたり沈四公に主裁を請い、沈四公はかえって公共の産業の中に一区画を出して生墳として安葬しました。四年たって一人の息子が生まれ、後に広教寺で大和尚となりました。

先生析曰;蓋乙以子為母,午為女,亥為父,申為翁,丑為墓,申加之,是為翁墓也。本命庚戌,庚金墓丑,是自亦墓此矣。申為僧,丑為賢,上見貴,是大和尚也。

邵先生は解析して言いました。乙木は子をもって母とし、午をもって女とし、亥をもって父とし、申をもって岳父とし、丑をもって墓とします。申が丑に加わるのは、すなわち岳父の墳墓です。彼の本命は庚戌で、庚の金は丑に墓します。彼自身もまたここに葬られると見えます。申は僧人の象を取り、丑は賢徳の象を取り、その上にまた貴人を見るので、大和尚となるのです。

219)潘道士乙亥生,占住持。戊戌日戌將寅時。(辰巳空亡,子丑落空),遙克,炎上。 虎常 空丑寅卯辰玄 龍子 巳陰 虎 后 蛇 空 鬼 壬寅 虎 初 陳亥 午后 寅 午 申 丑 兄 戊戌 六 中 六戌酉申未貴 午 戌 丑 戊 父 甲午 后 末 朱蛇

第二百十九例(底本は第二百十七例から直接第二百十九例に続き、第二百十八例を欠きます。今はそのまま写します):潘道士は乙亥年生まれで、住持になれるかどうかを占いに来ました。時は戊戌日、戌の月将を寅の刻に加えて課を立てました。戊戌日は甲午旬に属し、旬空は辰・巳に落ち、天盤の子・丑の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は二つ、「遥剋」「炎上」(三伝の寅・戌・午が火局を合成する)です。天盤は戌将を寅刻に加えて布定され、貴人が未に乘り、その下は螣蛇が申に、朱雀が酉に、六合が戌に、勾陳が亥に、青竜が子に、天空が丑に、白虎が寅に、太常が卯に、玄武が辰に、太陰が巳に、天后が午に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の戊が巳宮に寄せられて上に丑を見て天空を乘じ、第二課は丑の上に申を見て螣蛇を乘じ、第三課は日支の戌の上に午を見て天后を乘じ、第四課は午の上に寅を見て白虎を乘じます。三伝は寅・戌・午:初伝の壬寅は官鬼爻で白虎を乘じ、中伝の戊戌は兄弟爻で六合を乘じ、末伝の甲午は父母爻で天后を乘じています。

邵先生曰:大凡僧道占住持,以日為我,支為住持。春得炎上局,卻喜旺相,只是不合陽刃乘后加支,主住持九月與朱姓人交通,遂受刑而出。初傳是鬼,臨婦人上,雖三傳化火生干,然火旺不久便暗,而寅木獨為戌鬼,身上丑作空,正是傳法之空門,目下即成,後因同牒人反來做造,因奸而壞也。潘謀住持,丑作天空,是薦賢空門之象。丑為僧,僧與道同,此住持必成。果五月受貼,六月至觀。宮畔有朱百戶妻,遂與往來,自六月至次年二月共九月,被原與同牒人汪三,使人告發,至官被刑而出。

邵先生は言いました。およそ僧道が住持の位を占うには、日干をもって自らとし、日支をもって住持という職とします。春に「炎上」の火局を得るのは、旺相の気に当たるのが喜ばしいのですが、ただ羊刃が天后を乘じて日支に加わるべきではありません。住持となって九か月の後、朱姓の人と私通して刑を受け逐出されることを主ります。初伝は鬼であり、婦人を表す神の上に臨みます。三伝は火に化して日干を生じますが、火は旺して久しくなく暗転し、寅木がひとり戌の鬼となります。本身の上の丑は天空を乘じ、まさに伝法の空門の象で、今すぐ事が成ります。後日は同じ度牒にあった人がかえって構陥し、私情によって敗れます。潘道士がこの住持を謀るに、丑が天空を乘じるのは賢者を挙げ空門に伝法する象であり、丑はまた僧人を主り、僧と道は同類なので、この住持は必ず成ります。後に果たして五月に貼を受け、六月に道観に至りました。観のそばに朱百戸の妻が住んでおり、彼は彼女と往来しました。六月から第二年の二月までちょうど九か月で、もと同じ度牒にいた汪三が人をして告発させ、官に至って刑を受けて逐出されました。

先生析曰;大凡炎上局,自是有頭無尾,如火之炎,暫時便止,那更合後,遂為失友。午作天后,是婦人,午未字像朱姓,戊日陽刃在午,故主刑,自第四課傳出,故出觀。暗貴作空,故可至觀。既至自然被害也。

邵先生は解析して言いました。およそ「炎上」の局は、もともと頭があって尾がなく、火の炎のようにしばらく燃えてすぐ止みます。しかもそれはまた天后と合するので、ついに「失友」となります。午の上に天后を乘じるのはすなわち婦人です。午・未の二字の形がまた「朱」の字に似るので、朱姓です。戊日の羊刃は午にあるので、刑を受けることを主ります。初伝は第四課から伝出するので、道観を逐出されます。暗い貴人が天空を乘じるので、道観には至れます。そこに至れば自ずと害を受けます。

一訂云,午乃離朱雀,故姓朱。午未字像朱說非。又曰,後乃婦人,午亦婦也。加支為日之刃,故因婦人受責。在支上是以主得住持而始蒙責。

別に一つの訂正の説があります。午は離卦に属し、また朱雀の位でもあるので、朱姓と断じます。午・未の二字の形が「朱」の字に似ると言うのは誤りです。また言います。天后は婦人を表し、午そのものも婦人を表します。それが日支に加わってまさに日干の羊刃となるので、婦人によって責罰を受けます。日支の上に落ちるので、まず住持となって、それから責罰を招くことを主ります。

220)長老常占,己丑年二月癸丑日酉將戌時。(寅卯空亡,丑寅落空),重審,退茹。 朱六 蛇辰巳午未陳 貴卯 申龍 常 玄 常 玄 兄 壬子 玄 初 后寅 酉空 亥 子 亥 子 兄 辛亥 常 中 陰丑子亥戌虎 子 丑 子 癸 鬼 庚戌 虎 末 玄常

第二百二十例:名を常という長老が占いに来ました。時は己丑年二月の癸丑日、酉の月将を戌の刻に加えて課を立てました。癸丑日は甲辰旬に属し、旬空は寅・卯に落ち、天盤の丑・寅の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は二つ、「重審」「退茹」(三伝の子・亥・戌が逆に連なる)です。天盤は酉将を戌刻に加えて布定され、貴人が卯に乘り、その下は螣蛇が辰に、朱雀が巳に、六合が午に、勾陳が未に、青竜が申に、天空が酉に、白虎が戌に、太常が亥に、玄武が子に、太陰が丑に、天后が寅に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の癸が丑宮に寄せられて上に子を見て玄武を乘じ、第二課は子の上に亥を見て太常を乘じ、第三課は日支の丑の上に子を見て玄武を乘じ、第四課は子の上に亥を見て太常を乘じます。三伝は子・亥・戌:初伝の壬子は兄弟爻で玄武を乘じ、中伝の辛亥も兄弟爻で太常を乘じ、末伝の庚戌は官鬼爻で白虎を乘じています。

邵先生曰:子作元武加日相合,即作傳,加丑為陽刃大吉,又是僧寺,中傳亥加子作常,亥即元類,作常加子,又是勢害,末虎克日,此課凶矣。必旬日內盜欲入方丈不得,乃入庫下偷三人物,後來干三人命。蓋連茹體也。且損水姓人。

邵先生は言いました。子が玄武を乘じて日干に加わりこれと合するので、そのまま初伝に取られます。それは丑に加わり、丑は羊刃でありまた大吉の神であり、同時に僧寺をも表します。中伝の亥は子に加わって太常を乘じます——亥はもともと玄武の類で、今太常を乘じてまた子に加わり、勢いに乘じて害する形となります。末伝の白虎は日干を剋しに来ます。この課は凶です。十日の内に必ず盗賊が方丈に入ろうとして入れず、転じて庫房の下に入って三人の物を盗み、後に三条の人命にまで連累します——課体が連茹で相い接するからです。しかも姓に水を帯びる一人を損ないます。

果第七日賊入庫,偷監寺副典庫三人物,既覺行者尋蹤往,他客汪家捉獲。將汪氏一鐵椎擊死,因解行者至官獄死。三僧吃棒,一僧患杖死,皆因連茹在不明,末虎作鬼故也。 庫中者,丑為庫也。

果たして七日目に賊が庫房に入り、監寺・副寺・典庫の三人の物を盗み去りました。発覚した後、行者は跡を辿って追い、外来の客商の汪家で賊を捕らえました。賊は一柄の鉄椎で汪某を打ち殺し、行者はこのため官府に解送され、獄で死にました。三人の僧は棒に当たり、そのうち一人は杖の傷で死にました——これはみな連茹の体が事を連累して明らかにせず、末伝がまた白虎で鬼と化したからです。庫房の中と言ったのは、丑が庫の象を取るからです。

221)或占求酒,壬子日申將亥時。(寅卯空亡,亥子落空),比用,三交,高蓋。 貴后 蛇寅卯辰巳陰 朱丑 午玄 玄 空 陰 虎 財 戊午 玄 初(暗鬼) 六子 未常 午 酉 巳 申 子 空卯 貴 中(空亡) 陳亥戌酉申虎 酉 子 申 壬 兄 壬子 六 末(落空) 龍空

第二百二十一例:ある人が酒を求めることを占いました。時は壬子日、申の月将を亥の刻に加えて課を立てました。壬子日は甲辰旬に属し、旬空は寅・卯に落ち、天盤の亥・子の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています。課名は三つ、「比用」「三交」「高蓋」です。天盤は申将を亥刻に加えて布定され、貴人が卯に乘り、その下は螣蛇が寅に、朱雀が丑に、六合が子に、勾陳が亥に、青竜が戌に、天空が酉に、白虎が申に、太常が未に、玄武が午に、太陰が巳に、天后が辰に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の壬が亥宮に寄せられて上に申を見て白虎を乘じ、第二課は申の上に巳を見て太陰を乘じ、第三課は日支の子の上に酉を見て天空を乘じ、第四課は酉の上に午を見て玄武を乘じます。三伝は午・卯・子:初伝の戊午は妻財爻で玄武を乘じて暗に鬼を帯び、中伝の卯は旬空に逢い、子孫爻で貴人を乘じ、末伝の壬子は兄弟爻で六合を乘じて空の地に落ちています。

邵先生曰:酉加子作天空,支為酒,其酒必敗,器必破,必無酒也。酉為酒加子,酉破子,乃破器也。子水敗於酉,酉金死於子,乘空為虛詐,又傳入空亡,是以無酒。

邵先生は言いました。酉が子に加わって天空を乘じ、日支は酒を表します。だからこの酒は必ず敗れ、酒を盛る器も必ず破れ、酒は求められません。酉は酒を主りながら子に加わり、酉がまた子を破るのは、まさに器皿が破損する象です。子水は酉に敗れ、酉金は子に死します。天空はまた虚言・誆騙を主り、三伝はさらに空亡に伝入するので、酒は求められません。

222)長星見於西方,蔡相公京占應於本身有何吉凶,四月辛未日酉將寅時。(戌亥空亡)(巳午落空) 蛇貴 朱子丑寅卯后 六亥 辰陰 龍 貴 朱 玄 兄 癸酉 龍 初 陳戌 巳玄 酉 寅 子 巳 父 戊辰 陰 中 龍酉申未午常 寅 未 巳 辛 子 空亥 六 末(空亡) 空虎

第二百二十二例:長星(彗星)が西方に現れ、宰相の蔡京が自分の身にどのような吉凶が応ずるかを占いました。時は四月の辛未日、酉の月将を寅の刻に加えて課を立てました。辛未日は甲子旬に属し、旬空は戌・亥に落ち、天盤の巳・午の二支がちょうど空亡の宮位に乗っています(底本はここに課名を標しません)。天盤は酉将を寅刻に加えて布定され、貴人が寅に乘り、その下は螣蛇が丑に、朱雀が子に、六合が亥に、勾陳が戌に、青竜が酉に、天空が申に、白虎が未に、太常が午に、玄武が巳に、太陰が辰に、天后が卯に乘ります。四課は右から左へ:第一課は日干の辛が戌宮に寄せられて上に巳を見て玄武を乘じ、第二課は巳の上に子を見て朱雀を乘じ、第三課は日支の未の上に寅を見て貴人を乘じ、第四課は寅の上に酉を見て青竜を乘じます。三伝は酉・辰・亥:初伝の癸酉は兄弟爻で青竜を乘じ、中伝の戊辰は父母爻で太陰を乘じ、末伝の亥は旬空に逢い、子孫爻で六合を乘じています。

邵先生曰:酉作龍為用,酉於辛為上元真祿。寅乃地下真官,又是天吏,中末又俱自刑,相公目下雖有撓,全罪有赦,將來朝廷必大用,威權震上矣。後庚寅果再入朝大用。

邵先生は言いました。酉が青竜を乘じて発用し、酉は辛の金にとってまさに上元の真禄です。寅は地下の真官であり、また天吏です。中伝・末伝はいずれも自刑を帯びますが、相公は今少しの攪乱はあっても、罪責はみな赦免を得ます。将来朝廷は必ず大いに任用し、威権は天子の左右を震わせるほどです。後に庚寅年に至って、蔡京は果たして再び入朝して重用されました。

大凡四上克下,名無祿,天動於上為純陽,主動。若久困在下者遇之而發,居家者出。

およそ四課がすべて上の神が下の神を剋するのは「無禄」と言い、天の気が上に動いて純陽の象を成すので、動くことを主ります。長く下位に困っている人がこれに遇えば発跡し、家に閑居している人がこれに遇えば出仕します。

按崇寧五年丙戌春正月慧星出西方,長竟天二月蔡京有罪免為中太乙宮便。大觀元年丁亥春正月以蔡京為門下侍郎,二月戊子加蔡京太師,三月己丑。

史書の記すところを按じます:崇寧五年丙戌の春正月、彗星が西方に現れ、長く天を横ぎりました。二月に蔡京は罪を得て免職となり、中太乙宮使に改任しました。大観元年丁亥の春正月に至り、また蔡京を起用して門下侍郎とし、二月の戊子日に蔡京を加えて太師とし、三月己丑(これより下、底本の文字は未完です。今はそのまま写して補いません)。

《大六壬斷案》元、亨、利、貞四集全

《大六壬斷案》の書は元・亨・利・貞の四集に分かれ、ここに四集がすべて揃いました。

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