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三宮時門三首・此三宮は進み、課伝神将吉凶の意を視て再び用い此に詳す

唐 · 徐道符(清·程树勋手录) · 第6巻 / 11

作盤ガイド: 大六壬起課, 金口訣起課

絳宮時

三神臨仲是三宮,此法元微捷徑蹤。絳宮時值登明入,六神相扶有順從。天魁是德未生氣,辰午酉申宜見逢。功曹正合為華蓋,猶恐須居不避凶。

「登明」亥・「神后」子・「河魁」戌この三個の神が四仲の位に臨むは即ち分別に絳宮・明堂・玉堂の三宮時を成し、この套の弁法は六壬中に於て玄妙にして便捷の門径なり。絳宮時は「登明」亥が四仲に加臨す。此時六位の天神は彼此扶持して事事順従す。「天魁」戌は徳神にして未位は則ち生気の所在、辰・午・酉・申の几位上に落るは皆相逢に適宜なり。「功曹」寅は正しく「華蓋」の象に合す、只怕その居る所の位は仍ほ凶を避け開ける能わず。

魁罡加孟女為殺,行人不至過江風。占賊不來亡叛獲。囚人占病罪加重一作“囚病人加罪皆輕”。人情不實行宜止,睡若逢歧左道通。見怪身當殃不出,孕生男子卜財豐登明加四仲,名絳宮時。天乙藏深宮之中,入遊繫宮,行於私宴。當此之時,不可出行,避罪逃亡者得。

「河魁」戌と「天罡」辰が四孟の位に加臨するは女子に対して言えば即ち殺を成し、出門した人は江上风浪に阻住せられ回って来ず。盗賊を占えば賊は来らず、逃亡叛離する人を占えば擒獲する能うなり。囚犯が病を占えば罪責は反って加重す、此句一本は「囚病人加罪皆軽」と作す。人情は虚にして実ならず、出行は当に中止すべし。睡夢中に若し岔路に遇うは旁門左道に通連する所有るなり。怪異を見れば自身は当に災に当たるも命を送るに至らず。胎孕を占えば男を生むを主り財を占えば則ち豊厚なり。注文曰く「登明」亥を四仲に加臨するを即ち絳宮時と叫ぶ。此時天乙貴人は深く宮中に蔵し内苑に游び私宴に行ず。逢着この時候は出行する可からず、而して罪責を躲避し逃亡在外の人は反って遂願する能うなり。

明堂時

神后明堂入仲時,從魁合德未申隨。功曹別處而生氣,丑居華蓋避凶危。斗罡加季登明殺,囚人將出病難醫。

「神后」子が四仲に加臨するは即是明堂時なり。此時「従魁」酉は徳神と相合し未・申の両位は之に随いて応ず。「功曹」寅は別に他処に居りて生気を帯び、「大吉」丑は則ち「華蓋」の位を占め凶險を躲け開くる能うなり。若し斗柄天罡が四季の位に加臨すれば「登明」亥は便ち殺神を成す。囚犯は將に出獄せんとし而して病人の病は却って医治し難し。

看人不見上書吉,占賊即來通啟宜。逃亡不獲行人到,納財權止情須追神后加仲為明堂時,天乙出遊四野八極,當此之時,舉動百事皆吉,逃亡者難得,在內利主,在外利客。

人を看に去るも見着せず、上書して事を言うは則ち吉なり。盗賊を占えば賊は馬上就来り、此時通報申啓するは最も相宜なり。逃亡を占えば人は捉到せず。行人を占えば人は到来到せん。銭財を収納するは暫且停一停し情理上は尚た追究することを須す。注文曰く「神后」子を四仲に加臨するは即是明堂時にして、此時天乙貴人は四野八方に出游し正当この時候、一挙一動百事皆吉なり。逃亡する人は捉獲し難く、在内のは主方に利し在外のは客方に利す。

玉堂時

大吉居仲是玉堂,軫星生氣得天梁軫星,太乙;天梁,功曹。申酉即為侍從者,神后合為華蓋方。天罡加仲殺居亥,賊來中咱戰須傷。

「大吉」丑が四仲に加臨するは即是玉堂時なり。此時軫星は生気を帯び又得「天梁」の相助、注文曰く軫星即是「太乙」巳・天梁即是「功曹」寅なり。申・酉の両位は侍従の神を充当し「神后」子は則ち「華蓋」の方に合す。若し「天罡」辰が四仲に加臨すれば殺神は即ち亥位に落る。盗賊が来襲すれば交戦に必ず傷損有り。

上書遭仇追逃獲一作“上書遭執”,天氣無風可渡江。謁人相見胎生女,若問人歸中路傍大吉加四仲,名玉堂時。天乙加門之中,天神在門方欲出行。當此之時,百事小不利,逃亡者可得也。

上書して事を言うは仇怨を結下し、逃人を追捕するは則ち捉る能う、「上書遭仇」一本は「上書遭執」と作す。天気は風無く江を渡る可し。人を拜見しに去れば見着する能う。胎孕を占えば女を生むを主す。若し出門した人の几时回來を問えば那人は正在半路に在り。注文曰く「大吉」丑を四仲に加臨するを即ち玉堂時と叫ぶ。此時天乙貴人は正しく門戸の中に加え天神は門口に立ちて將に出行せんとす。逢着この時候は各様の事情は皆略微不利にして惟独逃亡する人を追捕するは如願する能うなり。

斗孟

《續編》斗孟仲季本是三宮門,己前十干神后集定。

『続編』曰く:斗孟・斗仲・斗季この三篇は本来三宮時这一門に属し、前面の十干と「神后」子との配法は已に定下せらる、此処は接着て排列す。此処底本文字に脱訛有り語意未完、今照録し補わず。

三傳先看斗加神,入孟元來憂二親。季因出外傷妻子,己身兄弟仲臨門。魁道病人喪大吉,天門人眾怕諸君。地哀悼入憂蛇虎畏,貴人可見坐天門。

三伝を推すは先ず斗柄が何れの神上に加るかを看ることを要す。斗柄が寅申巳亥の四孟に落進むは本来父母の為に擔憂することを主る。辰戌丑未の四季に落れば外出に因り妻子を傷めるを主す。子午卯酉の四仲に落って門に臨むは則ち自身と兄弟に応ず。斗柄が魁道の上に行到れば病人に喪亡の虞有り。「大吉」丑と天門と相併すれば衆人皆害怕せん。地戸哀傷の位に落れば則ち憂は螣蛇・白虎の主る所の驚懼に在り。若し貴人が天門の位に坐せば那即ち求見する能うなり。

孟則占行人未發,若覓家中因病人。官事罪重奴婢吉,憂不憂兮凶訟論。商賈所求還自得,討獵求魚怪臨身。書為不通因待慢,勝於捕賊不行軍。逆戰可經軍不罷,天罡三首後來分。

斗柄が四孟に落る。行人を占えば人は未だ動身せず。人を尋ねるを占えば多くは家里有る病人に因るなり。官司を占えば罪責較重なり。奴婢を占えば反って吉なり。本当に憂うべきは却って憂うるに必すず、凶險は訟事上に応す。商賈が求め有れば自ずから得手する能く、打猟捕魚すれば則ち怪異身に臨む。書信不通は対方が怠慢するに因るなり。盗賊を捕捉するは出兵征討するに勝る。敵に迎え作戦するは尚た一番を経歴する可く、然るに軍事は就此に罷休せず。天罡この三篇は後面に尚た分別細説することを要す。

斗仲

仲因官事解留連,病不成兮憂不至。覓人不出行人發,漁獵所求半得錢。災怪家中奴婢病,上書且未訟能方。捕賊兩專寬有語,半兵相虞用軍員。侵圍妨害何曾罷?病人已瘥必安然。

斗柄が四仲に落る。官司の事は解脱を得て再び拖延せず。病は大病を成さず憂も身に到らず。人を尋ねるを占えば人は出門せず。行人を占えば人は已に動身せり。漁猟の求む所はただ一半の銭財を得。災異怪事は家中に発生し奴婢に病有り。上書は暫且成らず、訟事は却って辦動する得。盗賊を捕捉するは両下皆専注し言語上に回旋余地有り。両軍相持して各自提防して皆兵員を調用す。囲困侵擾の妨害は何曽停止せざるか。至るに病人は已に好転し必定平安なり。

斗季

病人憂死行人至,官事不成憂必憂。覓人遠出言詞告,奴婢逃良心賊可求。商賈不成漁獵得,怪在比鄰急速遊。書卻以通軍必出,勿戰軍圍去不留。斗人已死軍須罷,不然三合報人讎。

斗柄が四季に落る。病人は性命の憂有るも行人は却って到来到せん。官司は辦成せず当に憂うべきは必定要憂う。人を尋ねるを占えば人は已に遠出したり、ただ言辞を托して伝告するのみ。奴婢は逃走し盗賊は却って追尋する能うなり。商賈の事は成らず、漁猟は却って所得有り。怪異は近隣に出る、当に趕快に走開すべし。書信は却って送到する能く、軍隊は必定出動す。交戦する勿れ、城を囲む兵馬も撤走して留まらず。相闘する人は已に死せれば兵事は即ち停息すべし、不然すれば三合成局して尚た人に向かい仇を尋ね報復せん。

大六壬心鏡巻五

占宅門

占人宅

辰為宅地日為人,宅上凶神便有迍。帶殺兼刑來相剋,以將言之得事因。視辰上神為宅,惡將剋日迎。朱雀並官事,白虎並主死病也。

住宅を占うは日支を以て宅第基址を代表し日干を以て居住する人を代表す。宅上に若し凶神有れば即ち困厄有り。若しこの凶神が又殺を帯び刑を帯びて来り日干を剋せば、那即ち乗る所の天将に憑りて事由を説明す。注文曰く日支上神を看るは即是宅を看るにして、凶悪の天将が来り日干を剋せば便ち災厄有り。朱雀を併せば官司を主し白虎を併せば死亡疾病を主す。

堯都詢就清濟曰:“干為人,支為宅,上有魅罡並剋日辰,大迎。不可居之。干傻損人,支傻損宅,有鬼怪肪主人病。干坂俱傻,人宅並損不利子孫。支上帶刑煞亞剋日干,理解迎。各以天將言之。天空,宅中虛耗,不宜奴僕六畜。勾陳,宅中頻有爭鬥。朱雀,宅中有口舌及主文書。螣蛇,宅中有火燭驚怪。元武,宅中有盜賊。白虎,宅中有疾病,餘皆吉。”

堯都郇応清の注曰く「日干は人を代表し日支は宅を代表す。上面に若し河魁・天罡が併び起りて日干日支を剋する有れば那は大災にして、この様の宅子は居住する可からず。日干が傷を受けば則ち人を損じ日支が傷を受けば則ち宅を損し、尚た鬼怪が作祟して主人に生病せしむ有り。日干日支が皆傷を受けば人与宅と一併に受損し子孫に不利なり。日支上に刑煞を帯びて又来り日干を剋するも同じく災厄なり。具体に何事に応ずるかは各々天将に憑りて説く。天空を乗せば宅中虚耗にして奴僕六畜を蓄養するに宜からず。勾陳を乗せば宅中屡々争闘有り。朱雀を乗せば宅中に口舌有り亦た文書の事を主る。螣蛇を乗せば宅中に火燭驚怪有り。元武を乗せば宅中に盗賊有り。白虎を乗せば宅中に疾病有り。其余の各将は皆吉なり」と。此処底本は訛字甚だ多く「魅罡」はまさに「魁罡」・「大迎」はまさに「大凶」・「傻」はまさに「傷」ならん、今照録し改めず。

一云:天罡加日,有客寄住。勝光加宅,身寄他家。四課相生吉將立,六合青龍福慶臻詢注曰:若正時日辰上,四課中得良神吉將,上下相生,旺相有氣,大吉。日辰上乘六合、青龍、太常尤吉也。

另一种の説法曰く:「天罡」辰を日干に加えば家里有客人寄住し、「勝光」午を宅位に加えば則ち自身は別人の家中に寄居す。若し四課上下相生して又吉将を立て再び六合・青龍を見れば福慶は皆来るなり。郇応清注曰く:若し起課当時日干日支の上・四課の中に良神吉将を得て上下相生して又旺相気有れば、那即是大吉なり。日干日支上に六合・青龍・太常を乗せば尤も吉利なり。

更視三傳知善惡,遍看年上所臨神郇注曰:正時三傳始終相生,神將又吉。更看家長行年上神將相生吉,主家中和合,家道興隆。凡事獲福也。一法,以家長行年加宅神,看太歲上神決之。天罡歲中有官訟之事;大吉小吉主有疾病;河魁有人陰害。餘神無妨。哀思辰戌場面未乃四煞之地,遇之不吉也。

再び三伝を看れば即ち吉凶善悪を知り、尚た遍く行年の上の臨む神を看ることを要す。郇注曰く:起課当時三伝首尾相生して神将又吉なり。再び家長行年上の神将も相生して吉を為すを看れば、那即ち家中和睦・家道興隆を主り凡事皆福を獲得する能うなり。另有一法は家長の行年を宅神上に加えて再び太歳上の神を看て判断す。「天罡」辰を見れば一年の中に官司訴訟有り。「大吉」丑・「小吉」未を見れば疾病有るを主す。「河魁」戌を見れば人の暗中に加害する有り。其余の諸神は皆妨なし。辰・戌・丑・未は四煞の地にして遇上せば不吉なり。此処底本「哀思」二字と「場面」は皆訛文に属す、今照録し改めず。

五音旺處為宅神,宮音在戌,商音在酉,角音在卯,羽音在子,徵音在午。支畔有神何所主,欲識名之是近鄰。推宅之法看日神,若見魁罡必損人。干傷支吉老者困,干吉支傷幼者迍。

五音各々当旺の位有りて即ち取りて宅神と作す:宮音は戌・商音は酉・角音は卯・羽音は子・徴音は午に在り。日支の旁の神は何を主るか。那はその名目を看ることを要す、一般には近隣を代表す。宅第を推断する弁法は日干上の神を看る。若し「河魁」戌・「天罡」辰を見れば必定人口を損傷す。日干が傷を受けて日支が吉なれば老人が受困し、日干が吉にして日支が傷を受けば小孩が難を遭う。

占遷移入宅

此宅新移來入住,看得幾時無憂慮。將加行年推禍福,宅神之上問其緣以月將加家長行年,視宅神上得何神,以定吉凶。下文詳之。鄭按:第二句徐陰《六壬之式》作“月將加時看行宅”,餘盡同。

新たにこの宅子に搬进して居住するは、多くの久しき之内に憂患なきを看ることを要す。弁法は月将を家長の行年上に加えて祸福を推算し、再び宅神の上より縁由を追問す。注文曰く:月将を以て家長の行年に加え、宅神上に何の神を得るかを看て此に拠りて吉凶を判定す、下文に詳説有り。鄭天民按:第二句は徐氏『六壬入式』に於て「月将加時看行宅」と作し、其余全同なり。

又按其注云:行者行年,宅者宅神也。宅神即商音在酉之灰。又云是命前五辰位也。如子生人在巳,丑生人在午之類。以月將加時,視行年宅神上得寅申等旺相相生,依法斷之。寅申子午相加吉,若是安居永不遷。戌辰老者憂逢禍,卯酉幼人疾病纏。巳亥畜生多死損,丑未遭官必喟然。

鄭天民又按す:那注文曰く「行」は行年を指し「宅」は宅神を指す。宅神即是商音の酉に属するが類の如く、此処底本「之灰」はまさに「之類」ならん、今照録し改めず。又一説は宅神は本命より往前五位の処にして譬如子年生の人は巳・丑年生の人は午の類なり。月将を占時に加え行年与宅神上に寅・申等の旺相相生の神を得るを看れば即ち法に依りて判断す。宅神上に寅・申・子・午を得て相加するは吉を為し安居して永く搬遷する可し。戌・辰を得れば老人に禍患の憂有り。卯・酉を得れば小孩は疾病纏身す。巳・亥を得れば牲畜は多く死傷す。丑・未を得れば必要に官司を吃して長嘆せん。

占分宅共住

此宅與人來共住,還向日辰推所遇。上克下兮利在他,下賊上兮利在主。忽然上下共相生,此中所勘要分明。子之加母無容客,母之加子主宜成

この宅子は別人と合住せんとすれば、仍ほ日干日支の上より遇う所の情形を推す。上神が下神を剋するは好処は対方に在り、下神が上神を賊するは好処は主人に在り。倘若上下彼此相生せば其中の分寸は即ち辨明することを要す。子を母上に加えるは外人が我の便宜を占む、客人を容留するに宜からず。母を子上に加えるは主人一方が利を得、合住の事は成る可し。

經云:“正時所加看日辰,客欺主,乃日克辰也;主欺客,乃辰剋日也。上克下客欺主,下賊上主欺客。子加母,他人竊我;母加子,我竊他人之氣。彼此相生,各無損傷也。”此原注鄭據《入式》補入旬注,與原注同。惟末句作“若得彼此相生,各得利益為吉也。”。

経文曰く「起課当時天盤の加える所に按って日干日支を看よ。客が主を欺くは即ち日干が日支を剋するなり。主が客を欺くは即ち日支が日干を剋するなり。上剋下は客が主を欺くにして下賊上は主が客を欺くなり。子が母を加えるは別人が我の気を窃取するにして、母が子を加えるは我が別人の気を窃取するなり。若し彼此相生すれば両辺皆損傷なし」と。这一段の原注は鄭天民が『六壬入式』に依拠して補入したり、郇注は原注と相同じくただ末句は「若得彼此相生、各得利益為吉也」と作す。

占宅有鬼神否

宅內何知有鬼神,蛇虎臨年天目因。春辰夏未秋居戌,冬在丑兮殃害人經云:“正時魁罡加蛇虎勾陳為天目煞,臨日辰並家長行年上者,主宅中有鬼,餘神無。”凡言鬼有男女老少,正時以白虎決之。乘陽神即男,陰神即女,旺相少壯,囚休死老弱。

怎么知る宅子の中に鬼神有るを。即ち螣蛇・白虎が行年上に臨到し併せて「天目」煞を牽くを看る。天目煞は春天は辰・夏天は未・秋天は戌・冬天は丑に在り、遇上すれば即ち人に殃及せん。経文曰く「起課当時河魁・天罡が螣蛇・白虎・勾陳に加着すれば即ち天目煞を成す。それが日干日支或いは家長行年上に臨むは宅中に鬼有るを主り、其余の諸神は則ち無し」と。凡そ鬼と説到は尚た男女老少を分かち、起課当時の白虎に憑りて判定することを要す。白虎が陽神を乗せば即是男鬼にして陰神を乗せば即是女鬼なり。旺相の気は年軽力壮を主り囚休死気は年老体弱を主る。

四時沖破將刑殺,節忌來加日與辰春酉夏子秋卯冬午為四時沖破,若正時帶煞兼刑來加日辰者,有鬼也。又以家長行年加神后,視太歲在命在日辰,見魁罡小吉蛇虎者,其宅亦有鬼。此兩段原注,鄭據《入式》補入,郇注與原注同,惟“魁罡”作“天罡”,無“勾陳”字,無“又以家長行年加神后……”三十字。

四時の冲破位は刑殺を帯び節気の忌する所の神が又日干日支に加えるも亦た鬼有るを主す。注文曰く春天は酉・夏天は子・秋天は卯・冬天は午に在るはこれは四時冲破なり。若し起課当時に煞を帯び又兼ねて刑を以て日干日支に加えれば宅中に鬼有るなり。另一法は家長の行年を「神后」子に加えて再び太歳が本命或いは日干日支の上に落るを看る。若し河魁・天罡・「小吉」未及び螣蛇・白虎を見れば那所の宅子も鬼有るなり。この両段の原注は鄭天民が『六壬入式』に依拠して補入したり、郇注は原注と相同じくただ「魁罡」は「天罡」と作し、「勾陳」両字なく、又「又以家長行年加神后」以下の三十個字なし。

修造門

歳月所忌

凡欲修造及遷移,家長行年加歲支,旺墓上頭見三煞,此是凶災不可為孟年酉,仲年巳,季年丑,此名三煞是也。行年加歲加其姓,歲煞今年莫犯之經云:“歲煞者,寅午戌年在丑,亥卯未年在戌,申了辰年在未,巳酉丑年在辰。”。月煞若臨其月惡,災劫兩般須要知月殺者,正月起場面逆行四季神。災煞者,正月起子逆行四仲神劫。煞者,正月起亥逆行四孟神。

凡そ工を動かし修造する或いは搬家遷移せば即ち家長の行年を当年の太歳地支上に加え、再び旺位与墓位の上頭に「三煞」出現有るやなしやを看る。三煞を見れば即是凶災にして事は做り得ず。注文曰く四孟の年は酉・四仲の年は巳・四季の年は丑に在るは此即ち三煞と叫ぶ。行年を太歳に加え尚た本姓の属する五音を配上することを要す。当年の「歳煞」は今年万万触犯する可からざるなり。経文曰く「歳煞の排法は寅午戌年は丑・亥卯未年は戌・申子辰年は未・巳酉丑年は辰に在り」と。「月煞」若しあの月に臨めばあの月は即ち凶なり。此外「災煞」「劫煞」の両様も亦た知ることを要す。注文曰く:月煞は正月より辰に起って四季の神上を逆行し、災煞は正月より子に起って四仲の神上を逆行し、劫煞は正月より亥に起って四孟の神上を逆行す。此処底本「申了辰」はまさに「申子辰」・「場面」はまさに「辰」ならん、今照録し改めず。

凡欲修造移徙者,當以家長行年加太歲,視五音本姓墓上決之,見歲煞者,歲中不宜修造動土,移徙作事,主百日破敗病訟。月煞者,月內不宜作事,主陰人六畜不利,更犯災煞、劫煞,尤凶。本音墓者,宮音墓在未,羽音墓在辰之灰。以上三段原注,鄭據《入式》補入郇注,與原注同,惟“五音墓”注作“五音墓者,辰為宮音羽音之墓,戌為徵音之墓,丑為商音之墓,未為角音之墓是也。”

凡そ修造或いは搬遷せんと欲する者は皆当に家長の行年を太歳に加えて、再び本姓五音の属する墓位を看て判定すべし。歳煞を見ればこの一年は修造動土・搬遷做事するに宜からず、否れば主る一百天内に破敗・生病・渉訟す。月煞を見ればこの月は事を做すに宜からず女眷与六畜に不利を主す。若し再び災煞・劫煞を触犯せば那便ち更に凶なり。所謂本音の墓は譬如宮音の墓は未・羽音の墓は辰の類なり。以上三段の原注は鄭天民が『六壬入式』に依拠して郇注を補入したるに原注と相同じく、ただ「五音墓」一条の注文は「五音之墓是、辰為宮音・羽音之墓、戌為徴音之墓、丑為商音之墓、未為角音之墓」と作す。

偉堂按:原注宮音墓在未,未字疑錯,宮音屬土,當墓在辰,不當在未。又首段三煞,似指動4煞、災煞、歲煞,而言非孟年酉,仲年巳,季年丑之破碎煞也。欲與高明商之。若須修造並門戶,勿使諸神有嗔怒。行年太歲上頭看,避忌魁罡及蛇虎。

程偉堂按:原注曰く宮音の墓は未に在り、この「未」字は恐怕らく误有るなり。宮音は土に属し理応に墓は辰に在るべく未に在るべからず。又首段の説く所の三煞は似乎月煞・災煞・歳煞この三様を指すにして、而して孟年は酉・仲年は巳・季年は丑の那种破碎煞にあらず、这一点は高明の士と商榷せんことを欲す。凡そ房屋連同門戸を修造するは皆諸神を触怒する可からず。弁法は行年与太歳の上頭に於て察看し、河魁・天罡及び螣蛇・白虎を避忌す。

推月龍

又須為宅推月龍,大吉須知月建中。即看寅上何神在,亥子當頭名黑龍。若使徵音逢此建,用其修主主其凶以大吉加月建上,看寅時起地。蓋寅為青龍本家也。如見亥子為黑龍月建,寅卯為青龍月建,巳午為赤龍月建,申酉白龍月建,辰戌丑未為黃龍月建。

尚た宅子の為に「月龍」を推すことを要す。弁法は「大吉」丑を当月の月建上に加えて、再び寅位上に何の神が落るかを看る。若し亥・子が頭に当たれば即ち「黒龍」と叫ぶ。倘若主人が徴音に属してこの月建に碰上し、それを用いて修造すれば主人は即ち凶有り。注文曰く:大吉丑を月建上に加え寅位より起って地盤を看るは、寅は青龍の本家に因るなり。故に亥・子を見れば即是黒龍月建、寅・卯は青龍月建、巳・午は赤龍月建、申・酉は白龍月建、辰戌丑未は黄龍月建なり。

宮音忌青龍,商音忌赤龍,角音忌白龍,徵音忌黑龍,羽音忌黃龍,謂龍克本姓音也。此原注偉堂據程鵬南《集要》本補入。又白文第五句原作“若使人家逢此卦”,今據小注改正。

注文は続けて曰く:宮音は土に属し青龍木を忌み、商音は金に属し赤龍火を忌み、角音は木に属し白龍金を忌み、徴音は火に属し黒龍水を忌み、羽音は水に属し黄龍土を忌む。これ皆龍の五行が本姓の属する音を剋するに因るなり。这一段の原注は程偉堂が程鵬南『集要』本に依拠して補入したり。另外歌訣正文の第五句は原本「若使人家逢此卦」と作す、今小注に依拠して「若使徴音逢此建」と改正す。

雖用前占無惡將,更以行年加宅神。本命上頭為所看,第一須逢寅及申,勝光神后為中吉,但值魁罡不利人。

縱に前面の弁法に按って占過して併せて凶悪の天将なきも、尚た行年を宅神上に加えて、再び本命の上に何が落るかを看ることを要す。最好は寅或いは申に逢着す。「勝光」午・「神后」子を得るは中等吉利と算す。一旦河魁戌・天罡辰に碰上せば即ち人に対して不利なり。

黄黒道門

推黄道方

黃道所臨為吉神,任其修造不殃人。太歲之方猶不畏,況其諸煞及將軍?推之常以天罡訣,正七加虛二八寅。兩月順行陽位上,還加三九便臨辰凡推黃道,常以天罡為首,乃二千石也。正七月以天罡加子,二八月以天罡加寅,三九月以天罡加辰,四十月以天罡加午,五十一月以天罡加申,六十二月以天罡加戌。

黄道の臨む所の処は皆吉神にして、尽管そこに於て修造せば人を害せず。連なりて太歳の所在の方位も畏懼するに必すず、何況や其他の各種煞神与将軍方せん。推算する口訣は総じて「天罡」辰を以て首と為す:正月・七月は虚宿の属する子位に加え、二月・八月は寅位に加え、每両月は順に陽位に往前一歩を挪め、三月・九月は即ち辰位に加る。注文曰く:凡そ黄道を推すは一律に天罡を以て首と為す、それが二千石の大官に相当するに因るなり。正月・七月は天罡を子に加え、二月・八月は寅に加え、三月・九月は辰に加え、四月・十月は午に加え、五月・十一月は申に加え、六月・十二月は戌に加る。

黄道所在

天罡黃道建青龍辰下為青龍,太乙明堂除可從巳下為明堂。傳送臨之定金匱申下為金匱。從魁天德執消凶酉下為天德。登明危下玉堂吉亥下為玉堂,功曹司命是開通寅下為司命。

天罡既定まれば六個の黄道吉神は即ち依次排出す。天罡辰の落る所の処は建除十二神の「建」を配して是青龍、注文曰く辰下は青龍を為す。「太乙」巳は「除」を配して是明堂にして依従する可し、注文曰く巳下は明堂を為す。「伝送」申の臨む所は「定」を配して是金匱、注文曰く申下は金匱を為す。「従魁」酉は「執」を配して是天徳にして凶咎を消解する能く、注文曰く酉下は天徳を為す。「登明」亥は「危」を配して是玉堂にして吉を為し、注文曰く亥下は玉堂を為す。「功曹」寅は「開」を配して是司命にして通達を主り、注文曰く寅下は司命を為す。

修黄道所主

金匱宜財物申,青龍壽命長辰。玉堂招僕畜亥,天德合家昌酉。司命人多吉寅,明堂子更巳強。若能常擇善,生也獲嘉祥。

この六個の黄道方位上に修造するは各々主る所有り:金匱は申に在り財物を聚斂するに宜しく、青龍は辰に在り寿命長久を主り、玉堂は亥に在り奴僕与牲畜を招来する能く、天徳は酉に在り合家昌盛を主り、司命は寅に在り家中人口多くして吉を主り、明堂は巳に在り子嗣更加強健を主る。倘若能く常常にこれらの吉方を揀択せば一生皆美好の福祥を獲得する能うなり。

黒道所在

勝光滿下天地刑午,小吉平為朱雀方未。上見天魁破白虎戌,神后臨成天獄場子。大吉居收元武位丑,勾陳閉在太沖藏卯。以上六神名黑道,修宅犯之人禍殃。

六個の黒道凶位はこの様に排す:「勝光」午は「満」を配して是天地刑にして午に在り。「小吉」未は「平」を配して是朱雀方にして未に在り。「天魁」戌は「破」を配して是白虎にして戌に在り。「神后」子は「成」を配して是天獄にして子に在り。「大吉」丑は「収」を配して是元武位にして丑に在り。勾陳は「閉」を配して「太冲」卯に蔵す。以上六神は合称して黒道、宅第を修造して若しそれらを触犯せば人は即ち禍殃を遭わん。

犯黒道所主

天刑害畜顛狂病午,朱雀官非口舌傷未。白虎到臨家長獄戌。天空賊害及財亡子。元武損胎奴婢走丑,勾陳長婦斗刑傷卯。若令禳之災自滅,莫聽師巫作禍殃。

黒道を触犯するは各々応験有り:天刑は午に在り牲畜を害し人生癲狂の病を主る。朱雀は未に在り官非口舌の傷を主る。白虎は戌に在り家長は下獄せん。天空は子に在り賊に遭い受害して併せて財を破るを主る。元武は丑に在り胎児を損傷し・奴婢逃走するを主る。勾陳は卯に在り家中長婦が争闘受傷するを主る。若し肯んじて法に依りて祈禳せば災殃は自ずから消滅せん。切莫巫師を聴信して胡乱行事して反って禍患を招くなかれ。

天刑害家宅午,朱雀斗刑傷未。白虎多凶禍戌,元武貨物妨子。勾陳田宅散丑,天牢人口傷卯。若能迴避得,必不見凶殃。

另一种の説法曰く:天刑は午に在り家宅を損害す。朱雀は未に在り争闘与刑傷を主る。白虎は戌に在り多く凶禍有り。元武は子に在り貨物を妨げす。勾陳は丑に在り田地宅舍散失す。天牢は卯に在り人口受傷す。倘若能くこれらの方位を躲開せば即ち必定凶殃に遇わず。

禳犯黒道

誤犯凶神六黑方,但能修報即無殃。若觸天刑午治天德酉,勾陳卯金匱申虎戌明堂巳。朱雀未青龍辰應建上,元武丑更來司命寅禳。天牢子須向玉堂亥內,此位禳之轉吉祥。

誤って六個の黒道凶方を犯するもただ肯んじて修祭禳報を設法せば即ち災殃有ることなし。弁法は各々相応する黄道吉方を以て化解す。午位の天刑を触犯するは即ち酉位の天徳に到りて修治す。卯位の勾陳を犯するは申位の金匱に到る。戌位の白虎を犯するは巳位の明堂に到る。未位の朱雀を犯するは即ち辰位の青龍・即ち「建」位上に応ず。丑位の元武を犯するは再び寅位の司命に到りて禳解す。子位の天牢を犯するは須に亥位の玉堂里に往かん。これらの方位上に於て禳解を挙行すれば凶は即ち吉祥に転ず。

婚姻門

占求婚成否

凡問婚姻成不成,須知二后莫相刑。日辰上得凶神將,克下如何合聘名?

凡そ婚事の成る能くやなしやを占問するは先ず「天后」と「神后」この両位が彼此刑剋する可からざるを看ることを要す。若し日干・日支の上に凶神凶将を得、上神が又来り下神を剋せば、那怎么談得上聘定親を下し得ん。

以日為夫,以辰為婦。日辰上神相生則成,刑剋破害則尖民。日辰相生及不與天后神后刑剋破害必尬一有刑剋破害不成。此注偉堂據程鵬南裁定本補入。天后畏干女不肯日干刑剋天后,男貪女,女不肯許,干謂天后男悔情天后刑剋日干,男不肯娶。一云:支剋日干男不肯,天后克女婦不肯。

婚を占うは日干を以て男方を代表し日支を以て女方を代表す。日干日支上の神が彼此相生すれば婚事は即ち成る。若し刑剋破害すれば即ち成らず。日干日支が相生して又天后・神后と刑剋破害を発生せざれば婚事は必定諧和なり。ただ一処刑剋破害有れば即ち成らず。这一条の注は程偉堂が程鵬南裁定本に依拠して補入したり。若し天后が日干を畏懼すれば那は女方が肯じず、注文曰く日干が天后を刑剋するは男方が女方を貪求して女方が答応せざるなり。若し天后が反って日干を刑剋すれば那は男方が反悔す、注文曰く男方が肯じて娶わざるなり。另一説は:日支が日干を剋するは男方が肯じず、天后が剋を受くるは女方が肯じず。此処底本「則尖民」「必尬」は皆訛字有り、今照録し改めず。

日辰上下無刑剋,天后相生便合見。不然支被上神克,干又遙能制此神支上神克支,便須干制支上神,可成。經云:“得不得,制異物。”要日支異方三合神剋制支辰。日干遙克支上神者,可成。假如甲子日天罡加子,乃是日支異方,三合神剋制支辰,而甲干卻克天罡,餘依此例推之。

日干日支の上下皆刑剋なく天后が又それと相生せば両家は即ち相見して議親すべし。不然すれば若し日支がその上の神に剋され而して日干が又能く隔位してこの神を制住すれば亦た尚た成る能うなり。注文曰く:日支上神が日支を剋すれば即ち日干を要してこの上神を制住せしむるを須とし、婚事方に成る可し。経文曰く「得不得、全看能不能制住那個異物」と。これは日支以外の別方の三合の神を要して日支を剋制せしめ、同時に日干が又能くこの日支上神を遥剋せば婚事は即成るなり。譬如甲子日に「天罡」辰を子上に加えば、辰は正しく日支子以外の別方の三合の神にして来り日支を剋制し、而して甲木は又反って辰土を剋す、其余は皆この例子に照らして推す。

傳中六合青龍在,陰陽有氣好婚姻日辰上下無刑剋,至此六句,諸本錯簡在後,其題或曰秘成,或曰占誠心否。偉堂按此六句當在於此,故僭為移之。斗罡加季催花燭,加孟禮儀徒自營。加仲許之為配偶,媒人六合辨其情六合為媒。

三伝の中に六合・青龍有りて陰陽両方が又皆当令気有れば、那即是一門の好婚姻なり。注文曰く:「日辰上下無刑剋」より此処に到る共六句は各種本子は皆错簡して後面に排し、標題はあるは「秘成」・あるは「占誠心否」と作す。程偉堂はこの六句は当に此処に放るべしと認め、故に擅自に移過したり。斗柄天罡が四季の位に加るは婚礼を催辦するを主す。四孟に加えば則ち聘礼儀節は徒然に自己一場を張羅す。四仲に加えば女方は即ち答応して配偶を結ばん。媒人は則ち六合この位の天将を看て、それの身上より其中の情由を分辨す、注文曰く六合即是媒人なり。

支傳干兮陰勝陽,時勝支兮女有妨。勿爾男家強故娶,必是初年問上午。夫之本命加婦命,兩 家年上看邪正。若是魁罡有損傷,大小吉兮猶多病。雖遇惡神成不怡,兩家年上互相推。忽然相喜還中吉,若也相嗔何用為?

日支が日干に伝るは陰が陽を圧過して女強男弱を主す。占時が又日支に勝れば女方は即ち妨害有り。不要この種の情形下に於て男家より強行迎娶せよ、否れば頭一年里に必ず事端を生ず。尚た丈夫の本命を妻子の本命に加えて、両家の行年上より邪正を看る能うなり。若し河魁戌・天罡辰を見れば即ち損傷有り。「大吉」丑・「小吉」未を見れば也た尚多く病なり。縱に凶神に遇上するも強く成婚せば和楽せず。総之両家の行年を互相推校することを要す。若し彼此歓喜すれば尚た中等吉利を算す。若し彼此瞋怒すればこの門の親事は又必ずしも做せんことを要せず。

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