Libo

将神源會の主る所

未详 · 佚名 · 第6巻 / 12

作盤ガイド: 金口訣起課, 大六壬起課

功曹者,古之太史。宋國人,姓孟,字仲賢,欺客印死於十月寅日,除為功曹。知人官事、口舌、文字、信息。天乙加臨,主印信之喜。騰蛇主驚憂,後喜生女也,朱雀遠信、火光,六合婚姻不成,勾陳婦女爭訟,青龍本位大吉,天后婦女婚姻,太陰同天后,玄武財喜不失,太常陰財破,白虎入家凶,天空鬥訟虛詐。

この門はまず每位の将神の来歴を説き、ついで十二貴神がその上に加臨するとき各々何事を主るかを列べる。功曹(寅)はもとは古代の太史で、宋国の人、姓は孟、字は仲賢、賓客を欺瞞して官印を盗用したがために十月の寅日に死し、死して後に功曹に任ぜられた。だから人間の官司・口舌・文書と消息とを主管する。天乙が功曹に加臨すれば、印信を得る喜びを主る。螣蛇が加臨すれば、惊恐・憂疑を主り、その後に女を生む喜びあり。朱雀が加臨すれば、遠方よりの信と火光を主る。六合が加臨すれば、婚姻が成らぬことを主る。勾陳が加臨すれば、婦女の争訟を主る。青竜が本位に加臨すれば、大吉。天后が加臨すれば、婦女の婚姻を主る。太陰が加臨するは天后と同じ。玄武が加臨すれば、財の喜びは失うに至らぬことを主る。太常が加臨すれば、陰私の財が損を受けることを主る。白虎が加臨すれば、家に入るは凶である。天空が加臨すれば、争闘・訴訟と虚詐とを主る。

太沖者,古之盜人也。本秦國人,姓姜,字漢陽,撓擾村邑,為盜門戶死九月卯日,除為太沖。知人本命盜賊,門戶分張事。天乙臨門,貴人得財吉。騰蛇火光文字、官事,朱雀同騰蛇,六合主成就婚姻,勾陳陰訟田宅,青龍臨門立有喜至。天后主婚姻,百事成。太陰同天后,玄武盜財,發動得財之喜。太常外得陰財,須主孝順。白虎傷人凶,外出失財及訟也。天空求事不成,外事勾連。

太冲(卯)はもとは古代の盗賊で、秦国の人、姓は姜、字は漢陽、村邑を擾乱し、門戸の間で窃を行ったがために九月の卯日に死し、死して後に太冲に任ぜられた。だから人の本命・盗賊と門戸の分張の事とを主管する。天乙が門に臨めば、貴人が財を得ることを主り、吉。螣蛇が加臨すれば、火光・文書と官司を主る。朱雀が加臨するは螣蛇と同じ。六合が加臨すれば、婚姻の成就を主る。勾陳が加臨すれば、暗に田宅のために訟を興すことを主る。青竜が門に臨めば、即ち喜びの至ることあり。天后が加臨すれば、婚姻を主り、百事すべて成る。太陰が加臨するは天后と同じ。玄武が加臨すれば、銭財を盗窃することを主るが、いったん発動すればかえって財を得る喜びあり。太常が加臨すれば、外に在って女眷の財を得ることを主り、さらに家人が孝順することをも主る。白虎が加臨すれば、人を傷るのは凶で、外に出て財を失い併せて訴訟あり。天空が加臨すれば、事を求めて成らず、外の事が牽連して清まらぬことを主る。

從魁,古之亡徒也。本燕國人,姓孟,字仲任。逃亡客死三月酉日,除為從魁。知人年命、陰私、囚死之事。天乙臨,因人得貴立至喜。騰蛇悲泣臨門凶,朱雀遠信臨門凶,六合婚姻成就,勾陳娼婦臨門凶,青龍財帛臨門喜。天后臨,婦人生產,陰人主家。太陰同天后。玄武盜賊失財,男盜女奸,徒刑為兵。太常陰人常處財喜。白虎凶喪臨門立至。天空臨門為骸骨神,主大葬。

従魁(酉)はもとは古代の逃亡の徒で、燕国の人、姓は孟、字は仲任、逃亡して外に在りて三月の酉日に客死し、死して後に従魁に任ぜられた。だから人の年命・陰私と囚禁・死亡の事とを主管する。天乙が加臨すれば、人の挙薦によって貴を得、喜びの事が即ち至ることを主る。螣蛇が門に臨めば、悲泣を主り、凶。朱雀が門に臨めば、遠方よりの凶信を主る。六合が加臨すれば、婚姻の成就を主る。勾陳が加臨すれば、娼婦が門に臨むを主り、凶。青竜が加臨すれば、財帛が門に臨む喜びを主る。天后が加臨すれば、婦人が生産し、女子が家を主ることを主る。太陰が加臨するは天后と同じ。玄武が加臨すれば、盗賊が財を失わせることを主り、男は盗を行い、女は奸を行い、徒刑を判されて軍に充てられる。太常が加臨すれば、女眷の平常の得る財に喜びあることを主る。白虎が加臨すれば、凶喪が即ち門に臨むことを主る。天空が門に臨むは骸骨の神で、大きな喪葬あることを主る。

河魁者,古之亡奴也。本晉國人,姓郭字太宅,病死二月戌日,除為河魁。知人田宅骸骨事也。天乙加臨犯煞凶,騰蛇朱雀陰訟為盜凶。六合爭骸骨,或爭墳墓。勾陳奴僕殺害,亦主訟。青龍貴人帶犬入家凶,天后主悲泣,太陰陰葬喜,玄武盜賊軍兵訟凶,常陰財凶。白虎刀兵斬殺重喪凶,天空鬥訟凶。

河魁(戌)はもとは古代の逃亡した奴僕で、晋国の人、姓は郭、字は太宅、病んで二月の戌日に死し、死して後に河魁に任ぜられた。だから人の田宅と骸骨の事とを主管する。天乙が加臨してまた煞を犯すは凶。螣蛇・朱雀が加臨すれば、暗に訟を興し、盗まるるを主り、凶。六合が加臨すれば、骸骨を争奪し、あるいは墳墓を争奪することを主る。勾陳が加臨すれば、奴僕が殺害せられることを主り、また訴訟をも主る。青竜が加臨すれば、貴人が犬を帯びて宅に入るを主り、凶。天后が加臨すれば、悲泣を主る。太陰が加臨すれば、暗に安葬して喜びあることを主る。玄武が加臨すれば、盗賊・軍兵と訴訟を主り、凶。太常が加臨すれば、陰私の財は凶。白虎が加臨すれば、刀兵の斬殺と相次ぐ喪事を主り、凶。天空が加臨すれば、争闘・訴訟を主り、凶。

登明者,古之獄吏也。本魯國人,姓韓字燕,七坐賊獄,死正月亥日,除為登明。知人縣官、田宅、徵召事。天乙臨,貴人田宅訟。騰蛇信息患病事,朱雀同騰蛇。六合交易喜,及婚姻求就吉。勾陳陰人爭訟田土。青龍得財,望貴人。天后陰權婚成,百事大吉。太陰同天后。玄武鬼怪、盜賊不害。太常悲泣,白虎道路、病符皆無害。天空牢獄凶。

登明(亥)はもとは古代の獄吏で、魯国の人、姓は韓、字は燕、七たび盗案によって獄に坐し、正月の亥日に死し、死して後に登明に任ぜられた。だから人の県官・田宅と徴召の事とを主管する。天乙が加臨すれば、田宅のために貴人と官司を打つことを主る。螣蛇が加臨すれば、消息と患病の事を主る。朱雀が加臨するは螣蛇と同じ。六合が加臨すれば、交易の喜びを主り、婚姻を求めて成るも吉。勾陳が加臨すれば、女眷が田土のために争訟することを主る。青竜が加臨すれば、財を得、貴人に見えるを望むべし。天后が加臨すれば、女子が権を掌り、婚姻が成就して、百事大吉。太陰が加臨するは天后と同じ。玄武が加臨すれば、鬼怪・盗賊はあれど害を為さず。太常が加臨すれば、悲泣を主る。白虎が加臨すれば、道路の事と病符ともに妨害を成さない。天空が加臨すれば、牢獄を主り、凶。

神后者,古之媒氏也。本齊國人,姓賈,字仲獄,欺詐取財而死於十二月子日,除為神后。知人婚姻陰私事。天乙臨,主貴人接引之喜。騰蛇婦女悲泣,朱雀凶喪信息,六合主成合交易,勾陳絕嗣鬥訟。青龍望貴求財喜。天后婚姻成,百事吉。太陰同,玄武文狀怪現。太常失財,先凶後吉。白虎望遠信到家喜。天空主田土凶,多虛少實。

神后(子)はもとは古代の媒官で、斉国の人、姓は賈、字は仲獄、欺詐して財を取ったがために十二月の子日に死し、死して後に神后に任ぜられた。だから人の婚姻と陰私の事とを主管する。天乙が加臨すれば、貴人の接引を得る喜びを主る。螣蛇が加臨すれば、婦女の悲泣を主る。朱雀が加臨すれば、凶喪の消息を主る。六合が加臨すれば、交易の成合を主る。勾陳が加臨すれば、絶嗣と争闘・訴訟を主る。青竜が加臨すれば、貴人に謁し、財を求めて喜びあることを主る。天后が加臨すれば、婚姻が成就し、百事吉。太陰が加臨するは同じ。玄武が加臨すれば、文書・状紙の上に怪異が現れることを主る。太常が加臨すれば、財を失うことを主るが、先に凶にして後に吉。白虎が加臨すれば、望んでいた遠方の書信が家に到ることを主り、喜びあり。天空が加臨すれば、田土の事は凶で、虚多く実少ないことを主る。

大吉者,古之牛圈也。本鄭國人,姓鄭,字季賢,病死十一月丑日,除為大吉。知人年命憂喜、六畜、田宅、口舌事。天乙臨求貴,祿直至,百事吉。騰蛇臨之百事喜,朱雀亦然,六合爭訟凶。勾陳男盜女奸,凶。青龍求晉官及財喜。天后陰病闇昧凶,太陰陰權財帛進人口。玄武陰謀鬥訟凶。太常陰財喜,白虎盜賊失財及四足。天空臨之,主四季相會,主殺害之凶,亦主鬥訟。

大吉(丑)はもとは古代の牛の圈を管する人で、鄭国の人、姓は鄭、字は季賢、病んで十一月の丑日に死し、死して後に大吉に任ぜられた。だから人の年命・憂喜、六畜・田宅と口舌の事とを主管する。天乙が加臨すれば、貴人を求めて俸禄が即ち至ることを主り、百事吉。螣蛇が加臨すれば、百事に喜びあり。朱雀が加臨するもまた然り。六合が加臨すれば、争訟を主り、凶。勾陳が加臨すれば、男盗・女奸を主り、凶。青竜が加臨すれば、官を求めて升進と財を得る喜びを主る。天后が加臨すれば、女眷が病み、事が曖昧なることを主り、凶。太陰が加臨すれば、女子が権を掌り、財帛を得て併せて人口を添えることを主る。玄武が加臨すれば、陰謀と争闘・訴訟を主り、凶。太常が加臨すれば、陰私の財に喜びあることを主る。白虎が加臨すれば、盗賊が財を失わせ、併せて牲畜を傷損することを主る。天空が加臨すれば、辰戌丑未の四季の支が相会することを主り、殺害の凶あり、また争闘・訴訟をも主る。この篇の底本は功曹・太冲・従魁・河魁・登明・神后・大吉の七将のみ存し、その余の五将は脱文あり。

十二貴神の本位に臨むの主る所

貴神臨丑,主加官進祿,不然主家大富,其家必許心願。騰蛇臨巳,其家饒殘害之人,亦主火光釜鳴,主招入舍女婿,其家專望書信,尋人。亦主先凶後吉。朱雀臨午,主婦人邪淫,鬥訟,若遇火旺,須主官事。若臨水上須主死亡患病事。

この門は十二貴神が各々本家の位に帰るときの主る事を説く。天乙貴神が丑に臨む(本家は己丑)、官を加え禄を進めることを主り、さもなくば家が大いに富むことを主る。その家は必ずかつて心願を許したことがある。螣蛇が巳に臨む(本家は丁巳)、その家に他人を残害する人が多いことを主り、また火光と鍋釜の自鳴を主り、女婿を招いて門に入れることを主り、その家はひたすら書信を盼み、親しい人を尋ね、帰する所は先に凶にして後に吉。朱雀が午に臨む(本家は丙午)、婦人の邪淫・争闘・訴訟を主る。もしまた火旺に遇えば、必ず官司を主る。もし水の位の上に臨んで水に克されれば、必ず死亡と患病の事を主る。

六合臨卯,主有妻家鞍馬到宅,其家主喜慶,往來頻頻,常做吏人,興盛和交易。勾陳臨辰,主爭張闇昧之事,其家主賊人盜財物出去,又主宅中合有虛驚,在門亦主鬥訟。青龍臨寅,主有財帛,大喜。如旺相,主爭財寶,須得理;其家必主田產,商途有喜,亦主富貴,得此無凶有吉。

六合が卯に臨む(本家は乙卯)、妻家が鞍馬を備えて宅上に到ることを主り、この家は喜慶あり、往来が頻繁で、常に人が吏員を為し、家道が興盛して交易が和順である。勾陳が辰に臨む(本家は戊辰)、曖昧の事のために争張を起こすことを主り、この家は賊人が財物を盗んで出し、また宅中に一場の虚驚あるべきことを主る。もし門戸の位に落ちれば、また争闘・訴訟を主る。青竜が寅に臨む(本家は甲寅)、財帛あることを主り、大喜である。もしさらに旺相に当たれば、財宝を争奪して必ず理を占めることを主る。その家は必ず田産あり、商途に喜びあり、また富貴をも主り、この課を得れば吉あって凶なし。

天后臨亥,主酒食,或見婚姻事,旺相主居家大吉,富貴之事。大陰臨酉,主有陰人爭鬥訟也,此為不順,以見二金故也。玄武臨子,主有盜賊直入房盜卻衣物,如臨下是陽必是男子,如是陰必是婦人為賊也。

天后が亥に臨む(本家は癸亥)、酒食あることを主り、あるいは婚姻の事を見る。もし旺相に当たれば、居家は大吉で、富貴の事あり。太陰が酉に臨む(本家は辛酉)、女眷の間の争闘・訴訟を主る。これは不順の象で、太陰が金に属して酉もまた金に属し、二重の金が相並ぶが故である。玄武が子に臨む(本家は壬子)、盗賊が径りに房に闖入して衣物を盗み去ることを主る。もし下に臨む地支が陽に属すれば賊は必ず男子、もし陰に属すれば賊は必ず婦人である。

太常臨未,主有孝婦之人或遇鬥爭,人逢歡樂而有喜,又主婦人財帛之喜。白虎臨申,主子孫在外,卒難尋覓,其家主有官事、傷財及傷六畜,更主有產死婦人,大凶,無有一吉之事。天空臨戌,主有孤子之人及瘋魔人在家,主其家破散,子孫殘病,陰人口舌,官事鬥訟,亦主有虛詐不實之事也。

太常が未に臨む(本家は己未)、家中に孝を守る婦人あることを主り、あるいは争闘に遇う。また人が歓楽に逢い喜びあることを主り、さらに婦人の処より財帛の喜びを得ることをも主る。白虎が申に臨む(本家は庚申)、子孫が外に流落して、一時に尋ね覓め難いことを主る。この家は官司あり、財を損じ併せて六畜を傷り、さらに婦人が生産に死することをも主り、大凶で、一件の吉事もなし。天空が戌に臨む(本家は戊戌)、家中に孤児および瘋癲・失常の人あることを主り、この家が破敗・離散し、子孫が残疾で多く病み、女眷が口舌し、官司・争訟することを主り、また虚假・欺詐・不実の事あることをも主る。

十二貴神が五行に見るの主る所

天乙貴神:吉主人君大臣、賢士、大夫,為人厚重。相生為之美慶、印信、文書,遇金火主遷官晉職,逢水主爭競,逢木主去官職,入辰戌,主貴人病困不和。騰蛇:吉主文書喜美,信息夢寐。為女子主輕薄,遇未好飲酒,逢申金隨人走失。逢克主娼淫,落亥宮有水厄,主驚恐。見土木則吉,見水金主婦女患病不利。

この門は十二貴神が異なる五行に遇うときの吉凶を説く。天乙貴神。吉の一面は君主・大臣、賢士・大夫を主り、人として厚重である。四位と相生すれば、美満・喜慶、印信・文書を主る。金と火に遇えば、昇遷・進職を主る。水に逢えば、争競を主る。木に遇えば(木は土を克す)、官職を失うことを主る。辰・戌に落ちれば、貴人が病困して和せざることを主る。螣蛇。吉の一面は文書の美満、消息と夢境とを主る。女子を象として取れば軽薄を主る。未に遇えば、酒を好むことを主る。申金に逢えば、人に隨いて走失することを主る。克を受ければ娼妓・淫乱を主る。亥宮に落ちれば水厄ありて、惊恐を主る。螣蛇は土・木を見れば吉、水・金を見れば婦女が病を患って不利を主る。

朱雀:吉主敕書、天恩,文書,鞍馬、服色。有克主口舌、驚恐、官訟,見其血光。逢金主病,遇水主女人產難,男子痔漏,水下主吐血,投井,自縊而死。六合:吉主買賣、交易、婚姻喜美。為男子做公吏,為經紀、亦主媒人。見克主有官追捉,逢水火為之有氣,遇土官司文狀,遇金口舌,破財。

朱雀。吉の一面は詔敕の文書、天子の恩沢、文書、鞍馬と服飾の色とを主る。もし克を受ければ、口舌・惊恐、官司・訴訟を主り、さらに血光を見る。朱雀は金に遇えば病を主り、水に遇えば女人が難産し、男子が痔・下血を患うことを主る。水が朱雀の下にあれば、吐血し、井に投げ入るか縊れて死することを主る。六合。吉の一面は売買・交易と婚姻の美満を主る。男子に象を取れば公門の吏員・経紀人で、また媒人をも主る。六合が克を受ければ、官府が追捕することを主る。水と火に遇えばかえって気あり。土に遇えば、官司・文状を主る。金に遇えば、口舌と破財を主る。

勾陳:吉主官職、田土,陽用主貧薄。陰用為丑婦、貧婆,有文狀動,克主奴婢走失。見金火則吉,逢水主爭競田土,遇木官事牢獄,為勾惹牽引之人也。青龍:吉主文書、財帛,為人清貴,有官職。生主遷官吉慶,克主官事急速,見水火則吉,逢金主口舌,失文書、破財。遇土有官司,辰戌為牢獄,丑未為笞杖。

勾陳。吉の一面は官職と田土を主る。陽支を取って用と為せば貧薄を主り、陰支を取って用と為せば丑婦・貧婆を象として取り、併せて文状の発動あり。克を受ければ奴婢が走失することを主る。勾陳は金・火を見れば吉、水に遇えば田土のために争競することを主り、木に遇えば(木は土を克す)官司・牢獄を主り、勾連・牽引の人を象として取る。青竜。吉の一面は文書・財帛を主り、人として清高・顕貴で官職あり。青竜が生を得れば、昇遷・吉慶を主る。克を受ければ、官司の来ること急速を主る。青竜は水・火を見れば吉、金に遇えば口舌・文書の遺失・破財を主る。土に遇えば官司あることを主り、その中で辰戌は牢獄を主り、丑未は笞杖の刑を受けることを主る。

天空:吉為僧道、骸骨,凶主詐騙不實,為奴僕。見金火則吉,遇水主爭競,逢木主官司、牢獄。白虎:凶主人凶惡,眼黃項短。為凶喪、孝服、道路、驚恐、刀劍、遷移。見水則無事,逢木口舌凶惡。遇火主死喪、災病,下克上凶在外,上克下凶在內。

天空。吉の一面は僧道と骸骨を象として取り、凶の一面は欺詐・不実を主り、また奴僕を象としても取る。天空は金・火を見れば吉。水に遇えば、争競を主る。木に遇えば(木は土を克す)、官司・牢獄を主る。白虎。凶の一面は人性の凶悪を主り、眼が黄色く頚が短い。凶喪・孝服、道路、惊恐、刀剣と遷移とを象として取る。白虎は水を見れば(金が水を生じて気が洩れる)事なし。木に遇えば、口舌・凶悪を主る。火に遇えば、死喪と災病を主る。下位が上位を克すれば、凶は外に応じ、上位が下位を克すれば、凶は内に応ずる。

太常:吉主女人能言語,作媒婆、婚姻、酒食、買賣。見火金二合上吉,見水爭競,遇木官事不利。玄武:吉為軍人,或謁貴人。凶為盜,主陰謀,見火則偷,克將主失財,見金木財吉,遇火婦人災,逢土男子競。

太常。吉の一面は女人が言辞に善いことを主り、媒婆を為し、婚姻・酒食と売買を主る。太常は火を見、金を見て両相配合すれば、最も上吉。水を見れば、争競を主る。木に遇えば(木は土を克す)、官司を主りて不利。玄武。吉の一面は軍人を象として取り、あるいは貴人を謁する。凶の一面は盗賊を象として取り、陰謀を主る。玄武は火を見れば行窃を主る。玄武が将神を克すれば、財を失うことを主る。金・木を見れば、財の吉を主る。火に遇えば、婦人に災あることを主る。土に遇えば、男子が相争うことを主る。

太陰:吉主女人沉靜,為金銀首飾。逢合主有陰人淫亂,見水土則吉,遇木口舌是非,逢火主災病不利。天后:吉主賞賜,為女人主良善。逢合主婚姻,有求索,遇土主田土事見,入火主婦人病不利,見木上吉。

太陰。吉の一面は女人の性情が沈静なることを主り、金銀の首飾を象として取る。太陰が合に逢えば、女眷に淫乱の事あることを主る。水・土を見れば吉。木に遇えば、口舌・是非を主る。火に遇えば(火は金を克す)、災病を主りて不利。天后。吉の一面は賞賜を得ることを主り、女人に象を取れば良善を主る。天后が合に逢えば、婚姻を主り、併せて人が来て求索する。土に遇えば(土は水を克す)、田土の事が顕現することを主る。火の中に落ちれば、婦人が病んで不利を主る。木を見れば(水が木を生じて気が暢びる)上吉。

十二将神が五行に見るの主る所

天罡:吉為醫人、藥物,主人好鬥,爭文狀。凶主無徒,為屠牢。見金火則吉,見水主爭競田宅,見木主官司、牢獄不利。太乙:主文書夢寐,為陰人主輕薄,好淫亂。為驚恐,主乞索。為火,主窯灶。見土木則吉。見水主婦人病,見金主疾病屯蹇。

この門は十二将神が異なる五行に遇うときの取象と吉凶を説く。天罡(辰)。吉の一面は医人と薬物を象として取り、人として争闘を好み、官司の状紙を争うことを主る。凶の一面は無頼の徒を主り、屠戸と牢獄を象として取る。天罡は金・火を見れば吉。水を見れば、田宅のために争競することを主る。木を見れば(木は土を克す)、官司・牢獄を主りて不利。太乙(巳)。文書と夢境を主る。女子に象を取れば軽薄で淫乱を好む。また惊恐を主り、乞い索めることを主る。自体は火に属し、窯竈を象として取る。太乙は土・木を見れば吉。水を見れば(水は火を克す)、婦人が病むことを主る。金を見れば、疾病と困頓・不通を主る。

勝光:吉主文書、財帛、信息、鞍馬。為人好利祿,主富貴,見土木則吉,見水主失財、婦病、馬死、貧迫,見金不足、災病,驚恐不利。小吉:主婦人,為酒食、宴會,婚姻喜美。見金火大吉,見水主爭競,見木官事破財,妻病不利。

勝光(午)。吉の一面は文書・財帛、消息と鞍馬を主る。人に象を取れば利禄を好み求め、富貴を主る。勝光は土・木を見れば吉。水を見れば(水は火を克す)、財を失い、婦人が病み、馬匹が死し、貧困・窘迫することを主る。金を見れば、用度が足らず、災病と惊恐を主り、いずれも不利。小吉(未)。婦人を主り、酒食・宴会を象として取り、婚姻の美満を主る。小吉は金・火を見れば大吉。水を見れば、争競を主る。木を見れば(木は土を克す)、官司・破財を主り、妻が病んで不利。

傳送:吉為行移、奔走之神,主出外移動,為人主官貴,剛果。見水土則吉,見卯木主口舌,見火車碾、道路損失。見火主人不足,災病死,不利走失。從魁:吉主陰人清標,恬靜,釵釧、酒食,見金主陰私,遇土主口舌,見火主失財,病患,卯酉相沖,主休妻離別。見水土大吉。

伝送(申)。吉の一面は行移・奔走を主る神で、外に出て移動することを主る。人に象を取れば官貴の人で、性情が剛強・果決。伝送は水・土を見れば吉。卯木を見れば、口舌を主る。火を見れば、車輪に碾傷され、道路の上に損失あることを主り、また人口が足らず、災病によって死することをも主り、走失を占えば不利。従魁(酉)。吉の一面は女子が儀表清秀で性情が恬静なることを主り、釵鈿の首飾と酒食を象として取る。従魁は金を見れば、陰私を主る。土に遇えば、口舌を主る。火を見れば(火は金を克す)、財を失うことと病患を主る。卯酉が相冲すれば、妻を休め離別することを主る。従魁は水・土を見れば大吉。

河魁:吉為僧道孤寡,凶主詐騙不實,亦為骸骨,克方主失六畜。見金火稍吉,見水爭田宅,見木官事牢獄。登明:吉主陰人婚姻,為乞索物耳。見金木則吉,見土爭鬥,水火婦人病患,水上產難,水下吐血、自縊。

河魁(戌)。吉の一面は僧道と孤寡の人を象として取る。凶の一面は欺詐・不実を主り、また骸骨を象としても取る。河魁が地分を克すれば、六畜を損失することを主る。河魁は金・火を見れば稍々吉。水を見れば、田宅を争うことを主る。木を見れば(木は土を克す)、官司・牢獄を主る。登明(亥)。吉の一面は女子の婚姻を主り、乞い索める物を象として取る。登明は金・木を見れば吉。土を見れば(土は水を克す)、争闘を主る。水火が交雑すれば、婦人の病患を主る。水が上にあれば、難産を主る。水が下にあれば、吐血するか縊死することを主る。

神后:為男子好淫幸,主妄想,亦主隨波逐流,見木金則吉,見土爭競,見火婦人患病。大吉:主人直蠢,咀咒,冤仇者,見金火則吉,見水主爭競田土,見木官事陰病。

神后(子)。男子に象を取れば色を好み歡を貪ることを主り、胡思・妄想を主り、また波に随い流れて主見なきことをも主る。神后は木・金を見れば吉。土を見れば(土は水を克す)、争競を主る。火を見れば、婦人が病を患うことを主る。大吉(丑)。人として性情が直率で愚鈍なることを主り、詛咒と怨を結ぶ者を象として取る。大吉は金・火を見れば吉。水を見れば、田土のために争競することを主る。木を見れば(木は土を克す)、官司と暗に病を生ずることを主る。

功曹:吉主文書、財帛、官貴,吏人、老叟、醫士。見水火清高,上見金主口舌、失財、人病。見土官事是非。太沖:為劫賊凶惡、門戶、車船、無徒之人也。見水火則無事,見金口舌失財,見土官事牢獄,有克門破,追呼,見寅主兄弟各居。

功曹(寅)。吉の一面は文書・財帛と官貴を主り、吏員・老翁と医士を象として取る。功曹は水・火を見れば、人として清高を主る。上に金を見れば(金は木を克す)、口舌・失財と人が病むことを主る。土を見れば、官司・是非を主る。太冲(卯)。劫賊・凶悪の徒、門戸、車船および無頼の人を象として取る。太冲は水・火を見れば事なし。金を見れば、口舌・失財を主る。土を見れば、官司・牢獄を主る。もし克を受ければ、門戸が破損し、官府が追呼することを主る。寅を見れば(同じく木で二つの位に分居すれば)、兄弟が各々分居することを主る。

神将同用の主る所

貴神:吉主人君、大臣、賢土、大夫,上下相生,美慶遷官得財。相剋憂離遠行事,囚主獄訟,休主貴人病。大吉同用:主橋樑、道路、僧尼、田宅之事。凶主詛咒、蠱魅、冤仇、女婚、尊長。

この門は毎位の貴神とそれと同じく属する将神を一箇所に併せて象を取り、読み方はまず貴神の主る所を出し、ついで将神が「同用」するときに補充する主る所を出す。天乙貴神。吉の一面は君主・大臣、賢士・大夫を主る。上下が相生すれば、美満・喜慶、官を遷して財を得ることを主る。相克すれば、憂愁・離別と遠く行く事を主る。囚地に処すれば獄訟を主り、休地に処すれば貴人が病むことを主る。大吉(丑)はこれと同用する。橋梁・道路、僧尼、田宅の事を主る。凶の一面は詛咒・蠱毒・魅惑、冤仇、女子の婚事と尊長の事を主る。

騰蛇:吉主文章喜美、公信、財物、酒食,凶主娟婦、鞍馬、虛驚、病患,憂疑。比和主驚憂,上生下驚憂在後,內戰內憂,外戰外憂,主官事獄訟、文狀。下生上,驚恐在前,手足不完。太乙同用:嫁娶、小兒,財物、眼目,陰人為害,凶怪災非。

螣蛇。吉の一面は文章の美満、公家の信函、財物と酒食を主る。凶の一面は娼婦・鞍馬、虚驚・病患と憂疑を主る。四位が比和すれば、驚憂を主る。上位が下位を生ずれば、驚憂は後に発生する。内戦なれば憂は内にあり、外戦なれば憂は外にあり、いずれも官司・牢獄と文書・状紙を主る。下位が上位を生ずれば、惊恐は前に発生し、さらに手足が完全ならざることを主る。太乙(巳)はこれと同用する。嫁娶・小児、財物と眼目の疾を主り、女眷が害を為すこと、および凶怪・災禍・是非を主る。

朱雀:吉主敕書、慶會、公候、文書、鞍馬、服色。凶主口舌,驚疑、官訟、虛詐,損財、失畜,疾病、血光之事。逢水自縊,井亡。勝光同用:主遠信、文書、朝信、火光、文字、憂恐驚怪。

朱雀。吉の一面は詔敕の文書、慶賀の聚会、公侯の貴、文書、鞍馬と服飾の色を主る。凶の一面は口舌・驚疑、官司・訴訟、虚假・欺詐、財を損じ畜を失い、疾病と血光の事を主る。朱雀は火に属して水に逢えば来て克せられ、縊死するか井に投じて亡ぶことを主る。勝光(午)はこれと同用する。遠方の書信、文書、朝廷の音信、火光、文字、および憂恐・驚怪の事を主る。

六合:吉主門戶、婚姻、求財、交易、取信、成合、陰私喜美、慶會。凶主官事、媒人、役吏、小兒、不明女子、損財、過失、產事。太沖同用:主船車、缸甕、門戶事,盜賊臨門,慈母喪亡,盜徒劫物,鬥爭,傷損財帛,亦為梳、門、窗、橋、杆也。

六合。吉の一面は門戸・婚姻、財を求め、交易し、信約を取り、事が成合し、陰私の中の喜美と慶賀の聚会を主る。凶の一面は官司、媒人、差役の吏員、小児、来歴の明らかならぬ女子、損財・過失と生産の事を主る。太冲(卯)はこれと同用する。船車・缸瓮、門戸の事を主り、盗賊が門に臨み、慈母が喪亡し、盗徒が財物を劫し、争闘し、財帛を傷損することを主る。取象の上ではまた梳・門・窓・橋梁と竿杆をも主る。

勾陳:吉主官職、印信、公權、田宅事。凶主官災、病患、爭田土、文狀、勾連、走失。兩土主官事,受克口舌身亡。天罡同用:屠獄、媒牙、魚龍、寺觀、田土事,爭鬥之徒,文狀、墳墓、主磁缸甕,堅硬、盆、麻衣、高岡、澗泉、爭陵墓、麥地也。

勾陳。吉の一面は官職・印信、公家の権柄と田宅の事を主る。凶の一面は官災・病患、田土を争奪し、文書・状紙、勾連・牽扯と走失を主る。もし課の中に二重の土が現れれば、官司を主る。勾陳が克を受ければ、口舌よりして身亡ぶに至ることを主る。天罡(辰)はこれと同用する。屠戸・牢獄、媒人・牙行、魚竜、寺観と田土の事を主り、争闘を好む徒、文書・状紙と墳墓を象として取る。器物の上では瓷器・缸瓮、堅硬の物、盆、麻衣を主る。地理の上では高岡・澗泉を主り、事情の上では陵墓と麦地を争奪することを主る。

青龍:吉主文書,財帛、船車、園林、官職、喜慶;公信、酒食、婚姻、財寶。凶主哭泣、疾病、損失、見怪、六畜、私情、死氣青龍累世貧也。功曹同用,主公吏、文書、衙院、老樹、老叟、多髯、因爭外財官事追取,木器、文書、火爐、醫藥、大樹、勇猛、患眼、墳土,林木。

青竜。吉の一面は文書・財帛、船車・園林、官職と喜慶を主り、また公家の信函、酒食、婚姻と財宝をも主る。凶の一面は哭泣・疾病、損失、怪異を見、六畜の事と男女の私情を主る。もし青竜が死気の地に落ちれば、累世に貧窮することを主る。功曹(寅)はこれと同用する。公門の吏員、文書、官衙の院落を主り、老樹・老翁、鬚の多い人を象として取る。事情の上では外財を争奪したがために官府に追取されることを主る。器物の上では木器・文書・火爐・医薬を主る。また大樹、勇猛の人、眼の疾を患い、墳地の土と林木をも主る。

天空:主詐騙不實、奴僕、公吏、僧道,小人、市井、財物、私吃骸骨。河魁同用:主墳墓、田土、不明之事、獄訟、六畜、墳墓死尸。

天空。欺詐・不実を主り、奴僕、公門の吏員、僧道、小人と市井の徒を象として取る。また財物が人に私に呑没されること、および骸骨の事をも主る。河魁(戌)はこれと同用する。墳墓・田土、来歴の明らかならぬ事、牢獄・訴訟、六畜、および墳の中の死屍を主る。この两位は同じく戊土に属す。だから取象は大抵墳墓・田土と虚妄・不実に集中する。

白虎:主道路、動用信息,公牒。凶主孝服、疾病、哭泣、怪異、災害、血光、軍兵逃移、喪亡、災事臨門,有人外出,凶喪之事。傳送同用,主內、遠客車碾、凶事、流移、走失女子、奔隨姦夫、行程信息。

白虎。道路、挙動と消息、および官府の公文を主る。凶の一面は孝服・疾病、哭泣・怪異、災害・血光、軍兵と逃亡・遷移、喪亡、および災事が門に臨むことを主る。また人が外に出て、家に凶喪の事あることをも主る。伝送(申)はこれと同用する。家内の事と遠方より来る客を主り、車輪に碾傷され、凶事、流離・遷移、女子が走失し、女子が奔りて奸夫に隨うこと、および行程の上の消息を主る。

太常:吉主冠裳、問行人、財帛、官職、爵祿、酒食、婚姻、買賣、和合、宴會、賞賜衣服事。逢劫主毒藥,更兼嘔吐見血光事。小吉同用:主孝服,做七百日口願,祭祀,藥物等。

太常。吉の一面は衣冠・服飾、行人を問い、財帛、官職・爵禄、酒食、婚姻、売買、和合、宴会および衣類を賞賜する事を主る。もし劫煞に遇えば、毒薬に中ることを主り、さらに兼ねて嘔吐して血光を見る事あり。小吉(未)はこれと同用する。孝服を主り、七七と百日の法事を做し、許した口願を還し、祭祀と薬物の類を主る。

玄武:吉主謁望貴人財物。凶主盜賊陰謀、奸盜、亡失、死喪、傷財事。受克眼斜盼,路亡、惡死。神后同用:主溝渠、小兒、僧尼;婦女奸私淫亂及水溺等事。

玄武。吉の一面は貴人に謁して望み、財物を求め取ることを主る。凶の一面は盗賊・陰謀、奸盗、亡失、死喪と財を損ずる事を主る。玄武が克を受ければ、人の眼が斜視することを主り、あるいは路に死し、悪死に遭う。神后(子)はこれと同用する。溝渠・小児と僧尼を主り、また婦女の奸私・淫乱および水に溺るる類の事を主る。

太陰:吉主陰小財物,金銀、綢緞、錢物、陰私喜美。凶主開篋、姦淫、逃亡、失財、遲滯。從魁同用:吉主陰人、釵釧、酒器,陰私之事,及婦女分離索休。如被丙丁火克,主逃亡奴婢,憂悶、金銀傷損事。

太陰。吉の一面は女眷と幼小の財物を主り、金銀・綢緞と銭物を象として取り、また陰私の中の喜美の事を主る。凶の一面は箱箧が人に撬開され、奸淫、逃亡、失財と拖延・遅滞を主る。従魁(酉)はこれと同用する。吉の一面は女子、釵鈿の首飾と酒器を主り、陰私の事を主り、また婦女が分離して休書を索めることをも主る。もし丙丁の火に克されれば、奴婢が逃亡し、心の中が憂悶し、および金銀が損を受ける事を主る。

天后:吉主賞賜、陰私喜美、宴會、婚姻、姦淫婦女。凶主幃幕不明、走失奴婢、臟腑生災、師婆、奸詐、私淫、失望、暗味不明之事。登明同用:主陰人疾病,腰腳、走失,凶事成訟,渡河水溺。吉主徵召文書。

天后。吉の一面は人の賞賜を受け、陰私の中の喜美、宴会、婚姻を主り、また婦女との私情をも主る。凶の一面は内室の帷幕の間で事が明らかならざること、奴婢が走失し、臓腑が病を生ずることを主り、巫婆を象として取り、また奸詐・私通、失望および曖昧・不明の事を主る。登明(亥)はこれと同用する。女眷の疾病を主り、病は腰と脚に在り、また走失し、凶事が閙りて訴訟と成り、河を渡りて水に溺るることを主る。吉の一面は朝廷が徴召する文書を主る。

神將所屬圖

戊勾陳、天罡辰土:屬商音姓,麥地、崗嶺、寺觀、丑婢、碾碓、磁器、僧道、侯人、土堆、氐護、鬥訟、爭競、流血、屠宰、凶惡殺伐、葷腥、堅硬、玉尺、田園、皮毛、缸甕、破皮、灰盆、糖甕、甘味、墳墓、鄭地、兗州、星角亢。

この図は每の行が同じ格式に照らして排される。まず天干と同じく属する貴神・将神・地支・五行を出し、次に配する姓音を出し、さらに順次それが取る種種の物象・人象と事象を開列し、最後の三項は固定して分野の古国・州名と二十八宿である。表を読むときはまず頭の一段の干支・神将を認め、ついで後の清単の中より占む所の事と相類する取象を選べ。戊土は勾陳と天罡(辰土)に配し、姓音は商に属す。主る所は麦地・岡嶺・寺観、面貌の醜い婢女、碾子・石碓、瓷器、僧道、等候する人、土堆、根柢の護衛。事情の上では争闘・訴訟、争競、流血、屠宰、凶悪・殺伐を主る。物象の上では葷腥の食、堅硬の物、玉尺、田園、皮毛、缸瓮、破皮、灰盆、糖瓮と甘味を主る。また墳墓をも主る。分野は古鄭国の地・兗州に在り、角宿と亢宿に対応する。

戊天空、河魁戌土:屬商音姓,五穀、磁盆、磚瓦、虛堂、僧道、善人、下賤、詐偽、欺凌、不實、牢獄、鎖鑰、數珠鞋履、枷樞、田絲、瓦器、堆、驢犬、孤寒、朝服、胡蘆、獄吏、墳墓、天羅、寺觀、崗嶺、屠兒、魯地、徐州、星奎婁。

戊土はまた天空と河魁(戌土)に配し、姓音は同じく商に属す。主る所は五穀、瓷盆、瓦磚、空屋。人物の上では僧道・善人と地位の下賤なる人を主る。事情の上では欺詐・虚偽、欺凌、不実、牢獄を主る。物象の上では鎖鑰、念珠・鞋履、枷鎖の刑具、田中の絲麻、瓦器、土堆、驢と狗、孤苦・貧寒、朝服、葫蘆を主る。人物の上ではまた獄吏と屠夫を主る。地理の上では墳墓・天羅、寺観、岡嶺を主る。分野は古魯国の地・徐州に在り、奎宿と婁宿に対応する。辰・戌は同じく戊土に属す。だからこの二行の取象は大半相通じ、いずれも墳墓・寺観・岡嶺と牢獄を離れない。

己貴神、大吉丑土:屬徵音姓,人君、貴人、尊長、珍寶、器物、鎖鑰、鱉龜、珍珠、喜慶、解斗、鞋履、首飾、車輪、牆筐、紫皂、牛驢、風伯、雨師、神佛、宮殿、冤仇、墳墓、頭禿、眼病、桑園、橋樑、吳地、楊州、星斗牛。

己土は天乙貴神と大吉(丑土)に配し、姓音は徵に属す。人物の上では君主・貴人と尊長を主る。物象の上では珍宝・器物、鎖鑰、鼈と亀、珍珠を主る。事情の上では喜慶と争闘を調解することを主る。また鞋履・首飾、車輪、牆辺の筐篓、紫黒の色、牛と驢を主る。神靈の上では風伯・雨師、神佛と宮殿を主る。このほか冤仇・墳墓を主り、疾病の上では頭禿と眼病を主り、地理の上では桑園と橋梁を主る。分野は古呉国の地・揚州に在り、斗宿と牛宿に対応する。

己太常、小吉未土:屬微音姓,笙、宴會、庭院、牆垣、醮器、女人衣、酒食、印信、藥餌、父母、羊鷹、甘味、酒舍、白頭翁、寡婦、師巫、井、食物、黃色、墳墓、放羊人、茶房、歌樂、幡子、笛簾、道人、秦地、雍州、星井鬼。

己土はまた太常と小吉(未土)に配し、姓音は微に属す。主る所は笙の類の楽器、宴会、庭院、牆垣、斎醮に用いる法器、女人の衣裳、酒食、印信、薬物。人物の上では父母を主る。また羊と鷹、甘味、酒店を主る。人物の上ではさらに白髪の老翁、寡婦と巫師を主る。物象の上では水井・食物と黄色を主る。地理の上では墳墓を主る。人物の上ではまた放羊する人を主る。場所の上では茶房を主る。このほか歌楽、幡幢、笛と帘を主り、人物の上では道人を主る。分野は古秦国の地・雍州に在り、井宿と鬼宿に対応する。

庚白虎、傳送申金:屬徵音姓,仙堂、神堂、道路、公人、碓子、刀劍、貴客、產乳、城宇、死尸、田獵、經文、羽毛、鐵猿猴、姜蒜、祠廟、聲音、行人、遠近、獅子、湖池、絹帛、逃亡、大麥、甲象、疾病、死喪、軍徒、凶人、兵器、石頭、金銀、紙布、晉地、益州、星嘴參。

庚金は白虎と伝送(申金)に配し、姓音は徵に属す。主る所は仙堂・神堂、道路、公門の中の人、石碓、刀剣、貴客、生産・哺乳、城池・屋宇、死屍、田獵、経文、羽毛、鉄器と猿猴、姜蒜、祠廟、声音、行人、路途の遠近、獅子、湖池、絹帛、逃亡、大麦、甲冑の象、疾病、死喪、軍中の人、凶悪の徒、兵器、石頭、金銀と紙布。分野は古晋国の地・益州に在り、觜宿と参宿に対応する。この一行の取象はいずれも金気の肅殺と道路の奔走を離れない。

辛太陰、從魁酉金:屬羽音姓,金石、珍珠、銅器、果食、碑碣、外親、婢妾、婦女、門鎖、口竅、相貌、陰貴人、街巷、小麥、刀劍、耳門、刀鞘、皮毛、爪骨、鴿雉、碓磨、紙錢、白塔、勞瘵、釵釧、石仙、石柱、賣酒人、石頭、趙地、翌州、星嘴昴畢。

辛金は太陰と従魁(酉金)に配し、姓音は羽に属す。主る所は金石、珍珠、銅器、果品、碑碣。人物の上では外姓の親戚、婢妾と婦女を主る。また門鎖、口と孔竅、人の相貌、陰貴人、街巷、小麦、刀剣、耳門、刀鞘、皮毛、爪甲と骨、鴿と雉、碓と磨、紙銭、白塔を主る。疾病の上では労瘵を主る。物象の上では釵鈿、石雕の仙人、石柱を主る。人物の上では酒を売る人を主る。また石頭をも主る。分野は古趙国の地・冀州に在り(底本は「翌州」と作る)、昴宿と畢宿に対応する。

壬玄武、神后子水:屬宮音姓,河泉、水湘、地井、溝渠、盜賊、文墨、石灰、木匙、圖書、後宮、婦人、淫佚、梯具、布帛、鼠、燕蝠、水中物、大豆、乳婦、衣服、珠玉、聰明、胎產、瀉痢、索子、齊地、青州、星女虛危。

壬水は玄武と神后(子水)に配し、姓音は宮に属す。地理の上では河流・泉水、江湖、地下の井と溝渠を主る。人事の上では盗賊を主る。また文墨、石灰、木匙、図書を主る。人物の上では後宮の嬪妃と婦人を主る。事情の上では淫佚を主る。物象の上では梯子の器具、布帛を主り、動物の上では鼠、燕と蝙蝠、および一切の水中の物を主る。また大豆、哺乳する婦人、衣服、珠玉を主る。人品の上では聡明を主る。事情の上では懐胎・生産を主り、疾病の上では腹瀉・痢疾を主る。物象の上では索子を主る。分野は古斉国の地・青州に在り、女宿・虚宿と危宿に対応する。

癸天后、登明亥水:屬角音姓,梅花、帳幕、盜賊、亡失、取宜、小兒、乞丐、哭、牢獄、趕豬人、醉人、庭廨、廁坑、酢醬、傘笠、幞頭、鬼神、圖畫、毛髮、管鑰、筆墨、觀院、江河、樓臺、倉房、麻布、繡絹、衛地、幷州、星室壁。

癸水は天后と登明(亥水)に配し、姓音は角に属す。主る所は梅花、帳幕。人事の上では盗賊、亡失、取用の適宜を主る。人物の上では小児、乞丐を主る。また哭泣、牢獄、猪を趕る人、醉漢を主る。場所の上では官署の庭院と廁所・糞坑を主る。物象の上では醋と醤、傘と斗笠、幞頭を主る。また鬼神、図畫、毛髪、管鑰、筆墨を主る。場所の上では道觀・寺院、江河、楼臺、倉房を主る。物象の上では麻布と繍絹を主る。分野は古衛国の地・并州に在り、室宿と壁宿に対応する。

甲青龍、功曹寅木:屬徵音姓,寶刀、劍器、香爐、神像、四角、山林、花木、丞相、夫婿、道士、貴人、長大、細美、人馬,公吏、文書、炬、火、爐、財物、喜慶、賓客、酒食、信息、虎豹、貓兒、橋樑、神樹、織機、棺棉、公吏、家長、口願、燕地、幽州、星尾箕。

甲木は青竜と功曹(寅木)に配し、姓音は徵に属す。主る所は宝刀・剣器、香炉・神像、四角の地、山林・花木。人物の上では丞相・夫婿、道士と貴人を主る。形貌の上では高大を主り、また細致・美好をも主る。さらに人馬、公門の吏員、文書、火把、火と爐、財物、喜慶、賓客、酒食と消息を主る。動物の上では虎豹と猫を主る。地理・器物の上では橋梁、神樹、織機、棺木と棉を主る。人物の上ではまた公吏と一家の長を主る。事情の上では許した口願を主る。分野は古燕国の地・幽州に在り、尾宿と箕宿に対応する。

乙六合、太沖卯木:屬羽音姓,門窗、木勺、木梳、手作、為婦、男女、街上、草木、兄弟、舟車、雷、幡竿、香盒、盤盒、何姑、家母、竹床、宋地、豫州、星氐房心。

乙木は六合と太冲(卯木)に配し、姓音は羽に属す。主る所は門と窓、木匙、木梳、手工の制作の物。人事の上では人の妻室を為すことを主り、また男女・街市の上、草木、兄弟を主る。器物の上では舟車を主る。天象の上では雷を主る。さらに幡竿、香盒、盤盒を主る。人物の上では姑母の類と家中の母親を主る。器物の上では竹床を主る。分野は古宋国の地・豫州に在り、氐宿・房宿と心宿に対応する。この一行の取象は他の行より簡省で、大抵門戸・草木・舟車と兄弟の数類を出ない。

丙朱雀、勝光午火:屬宮音姓,詞訟、鴉雀、果食、窯灶,道路、城門、口舌、三河、騎馬人、婦女、文書、飛鳥、宮室、火燭、信息、血光、鴉鵲、旌旗、悶雷、衣架、書畫、苦味、官用神、僧、周地、雍州、星張柳。

丙火は朱雀と勝光(午火)に配し、姓音は宮に属す。主る所は詞訟、烏鴉と麻雀、果品、窯竈、道路、城門、口舌、三河の地。人物の上では馬に騎る人と婦女を主る。また文書、飛鳥、宮室、燈燭の火、消息、血光を主る。動物の上では烏鴉と喜鵲を主る。物象の上では旌旗、悶雷、衣架、書畫を主る。滋味の上では苦を主る。また官府の用いる神と僧人を主る。分野は古周の地・雍州に在り、張宿と柳宿に対応する。

丁騰蛇、太乙巳火:屬角音姓,驚怪、取索、畫、斑點、爐冶、熒、戶、毀罵、釜鳴、輕狂、婦人、螢、蛇蚓、蟬、飛蟲、乞丐、飛禽、磚、瓦、文字、盒、磁器、楚地、荊州、星翼軫。

丁火は螣蛇と太乙(巳火)に配し、姓音は角に属す。主る所は驚異・怪事、索取・討要、図畫、斑点、爐冶。また熒惑の光、門戸、毀謗・辱罵、鍋釜の自鳴を主る。性情の上では軽狂を主る。人物の上では婦人を主る。動物の上では蛍火虫、蛇と蚯蚓、蝉と飛虫を主る。人物の上ではまた乞丐を主る。さらに飛禽、磚、瓦、文字、盒子と瓷器を主る。分野は古楚国の地・荊州に在り、翼宿と軫宿に対応する。

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