Libo

十二將神歌の解

未详 · 佚名 · 第8巻 / 12

作盤ガイド: 金口訣起課, 大六壬起課

天罡戰鬥爭文狀,醫藥屠廚兇惡人;金火相生為小吉,木來舌事兄弟分;若逢水上爭田土,斗打官災寅卯刑。太乙言是凶怪動,夢寐虛驚鳥雀鳴;婦女輕薄淫亂事,陰私傳送走西東;若逢土木為文字,金水陰災病患沉;上克下兮為之產,下克上兮口吐紅。

この一篇は前の篇に対する申解で、每位の将神の主る所とそれが五行に遇うときの変化とを合わせて説く。天罡(辰)は争闘と官司の状紙を主り、医薬・屠戸・厨子と凶悪の人を象として取る。金・火に遇って相生すれば即ち小吉と算する。木が来て土を克すれば、口舌・是非、兄弟が家を分かつことを主る。もし水の上に落ちれば、田土を争奪することを主る。もし寅卯と相刑すれば、毆闘と官災を主る。太乙(巳)は凶怪が発動することを主り、夢の中の虚驚、鳥雀の乱鳴。また婦女の軽薄・淫乱の事を主り、陰私の消息が東西に乱れて伝わる。もし土・木に遇えば、文書の事を主る。金・水に遇えば、女眷に災ありて病患が沉重なことを主る。上位が下位を克すれば生産の事を主り、下位が上位を克すれば口より血を吐くことを主る。

勝光發用憂驚恐,財帛文書信息臨;富貴生和鞍馬事,宜居土木喜相逢;若逢金水屯遷病,馬亡財失血光生;水在上兮文書阻,水在下兮失公文。小吉酒食來合會,婚姻婦女並交易;相生五穀物錢文,相剋陰謀無不濟;火金旺處喜相逢,寅木官災百事凶;若臨水上競田園,克者為無旺者是。

勝光(午)が発用を作れば憂慮・惊恐を主るが、同時に財帛・文書と消息の到来をも主る。生を得合を得れば富貴と鞍馬の事を主り、土と木に遇うに宜しい。もし金・水に遇えば、困頓・遷移と疾病を主り、馬匹が死し、銭財を損失し併せて血光を生ず。水がその上頭に在れば文書が阻まれることを主り、水がその下頭に在れば公文を遺失することを主る。小吉(未)は酒食の聚会を主り、婚姻・婦女と交易を主る。相生すれば五穀・財物と銭鈔を主り、相克すれば陰謀は至らざるなし。火・金の旺処に遇えば最も喜ぶべし。寅木が土を克すれば、官災を主りて百事皆凶。もし水の上に臨めば、田園を争奪することを主る。この類の課を断ずるは、克なければ最も旺の一位を取って用と為す。

傳送有人奔走出,水土相生人富貴;見火人災病主沉,木來口舌凶晦至;道逢車碾寅卯沖,問覓軍人巳午是。從魁婦女索離休,火克陰私為此由;壯力婦女多厚重,釵釧金銀酒器求;木來口舌陰私禍,見火屯災損女憂。

伝送(申)は人が奔走して外に出ることを主る。水・土に遇って相生すれば、人は富貴。火を見て金を克されれば、人に災ありて病勢が沉重なことを主る。木が来れば、口舌と凶晦の事を主る。もし寅卯と相冲すれば、道路上で車に碾傷されることを主る。兵を当たる人を尋ね覓めんとすれば、巳午の两位を見よ。従魁(酉)は婦女が休書を索めて離異することを主り、起因は火が来て金を克して陰私を生ずるにある。それが象として取る婦女は体壮で力あり、挙止が厚重で、物象の上では釵鈿・金銀と酒器を主る。木が来れば、口舌と陰私の禍を主る。火を見れば、困頓・災厄を主り、女子を傷損して憂を生ず。

河魁獄訟畜亡遊,僧道奴僕貴賤搜;見墓尸骸逢水競,木遭刑苦主人憂;生合金火貧而富,若見刑沖定主愁。登明無事莫追求,乞索求財仔細搜;婦人無淫性情善,木生金旺美中收;若逢土上爭田地,見火陰災婦病休。

河魁(戌)は牢獄・訴訟、牲畜が死亡・走失することを主り、人物の上では僧道・奴僕および貴賤の人の中に求めよ。墓庫を見れば屍骸の事を主り、水に逢えば争競を主る。木が来て土を克せば、刑を受け苦しみを受けて主人が憂愁することを主る。もし金・火と相生・相合すれば、貧より富に転ずることを主る。もし刑冲を見れば、必ず愁う。登明(亥)は事なきときは強いて求むる勿れ、乞い索め財を求むるを占うは仔細に捜尋せよ。それが主る所の婦人は淫らずして性情は良善。木が水の生を得て金がまた旺に当たれば、美満の中に収穫あるべし。もし土の上に落ちれば、田地を争うことを主る。火を見れば、女眷に災ありて婦人が病むことを主る。

神后姦淫失望求,臨子隨波性逐流;若居金木重重吉,見土相爭田與疇;火入婦災陰病患,血光驚恐理中搜。大吉咀咒作冤仇,直蠢之人貴賤求;宜臨金火生合吉,見水相爭自有由;見木官災詳上下,五行生剋課中謀。

神后(子)は奸淫の事と求む所が落空することを主る。子の本位の上に臨めば、人として波に随い流れて定見なきことを主る。もし金・木と相配すれば、重々皆吉。土を見て水を克されれば、田地のために相争うことを主る。火がその中に入れば、婦人が災に遭い女眷が病を患うことを主り、血光と惊恐とは皆この道理の中より求めよ。大吉(丑)は詛咒と冤仇を結ぶことを主り、人物の上では直率・愚鈍の人を象として取り、貴賤もあり得べし。金・火に臨んで生を得合を得れば宜しく吉。水を見れば相争うが、自ずから其の缘由あり。木を見て土を克されれば官災あり、さらに上下の位次を詳かに辨ずべし。要するに一切は皆課中の五行の生克の上に推求する。

功曹官吏簿司書,貴重清高富貴奇;大樹老翁醫藥者,相生水火喜無疑;見金口舌錢財散,無貴無官文學遲;若逢土上遭官事,四位之中仔細推。太沖劫煞傷人物,門戶車船並橋木;見金口舌相鬥爭,入土傷財官事毒;若逢水上吉人來,斷此無凶乃有福。

功曹(寅)は官吏と簿書を掌る人を象として取り、人として貴重・清高で、富貴にして不凡を主る。物象・人象の上ではまた大樹・老翁と医を行い薬を売る人を主る。水・火と相生すれば、喜慶は疑いなし。金を見て木を克されれば、口舌と銭財の散失を主り、貴人もなく官位もなく、文運も遅滞する。もし土の上に落ちれば、官司に遭い、さらに四位の中に在って仔細に推求すべし。太冲(卯)は劫煞を帯びて、人を傷り物を損ずることを主り、門戸・車船と橋木を象として取る。金を見れば、口舌・争闘を主る。土に入れば財を傷り、官司は狠毒。もし水の上に落ちて水の生を得れば、吉人の到来あることを主り、このような課を断ずれば凶なきのみならずかえって福あり。

十二貴神の主る所の歌

天乙貴神喜慶多,投知參謁事皆和;須知接引來成就,旺相相生貴客多。騰蛇婦女應陰私,火旺光明鬼怪尸;驚恐憂疑人口病,失物官災須應之。朱雀南方是火精,女人鞍馬訟公庭;火光口舌須見血,飛鳥文書是此情。

この一篇は十二貴神に照らして各々一首四句の歌を編み、每位の主る所を説明する。天乙貴神は喜慶の多きを主り、書を投じて見を求め、貴人に参謁して事事和順。知るべし、全く貴人の接引に頼ってやっと成就する。もしさらに旺相・相生なれば、来る貴客は多し。螣蛇は婦女を象として取り、陰私の事に応ず。火が旺なれば光影・明亮を見、鬼怪と屍骸を主る。また惊恐・憂疑、家人の病、および失物と官災を主り、いずれもそれの身上に応ず。朱雀は南方の火の精で、女人・鞍馬と公堂の上の訴訟を主る。火光と口舌を主りてさらに血を見るべし。また飛鳥と文書を主り、いずれもこの一路の事情である。

六合公吏應陽人,門上追呼官事臨;成合婚姻事成就,若居囚死病呻吟。青龍富足貴人名,旺相資財喜自生;益祿官遷進人口,適逢百事盡歡榮。勾陳婦女愛爭張,應得田宅竟土桑;兩木上下來克緊,官災妻女小喪亡。

六合は公門の吏員を象として取り、男子の身上に応ず。官府の差人が門の上に追呼し、官司が頭に臨むことを主る。また婚姻の成合・事情の成就を主る。もし囚地・死地に落ちれば、病人の呻吟を主る。青竜は富足と貴人の名分を主る。旺相のときは資財・喜慶が自然に生ず。また俸禄の增添・官職の昇遷・人口の增益を主る。それに逢えば百事が歓暢・栄顕す。勾陳は婦女の争執を好むを主り、田宅を争い得、土地・桑園を争奪する上に応ず。もし上下に二重の木が緊く来てこの土を克すれば、官災を主り、妻女と幼小に喪亡あり。

天后良家婦女名,為人多喜應財興;婚姻嫁娶臨金上,得位重重祿漸生。太陰婦女應金星,或吉或凶未見情;立於水上多招吉,木火人謀闇昧生。玄武陽人斜眼窺,有人謀害見逃移;被人盜賊妻女走,鬼動神來無不知。

天后は良家の婦女を象として取り、人として喜慶多く、財物の興旺する上に応ず。もし婚姻・嫁娶の事で天后が金の位に臨めば、金が水を生じて位を得ること重々、俸禄もまた漸々に生ず。太陰は婦女を象として取り、金星の上に応ず。それはあるいは吉あるいは凶で、一時には情実が見えない。水の上に立てば多く吉を招く。木・火に遇えば人が中より謀算し、曖昧の事はこれに由りて生ず。玄武が象として取る男子は眼を斜めにして窺伺す。人が図謀して加害し逃亡・遷移を見ることを主る。また人に盗賊と見做され、妻女が出走することを主る。いったん鬼動・神来あれば知らざるなし。

太常陰人財帛喜,此神上課主亨通;不憂上下臨金火,只怕木來重克凶。白虎當凶事不常,死喪道路見逃亡;臨於本位重重禍,入木口舌入火傷。天空驚恐主先憂,辰戌臨家主病憂;木克本神家長死,陰支受克婦人休。

太常は女眷の方面より財帛の喜びを得ることを主り、この一位が課に上れば諸事の亨通を主る。上下に金に臨み火に臨むも皆憂慮するに足らず、ただ木が来て重々に土を克するのみを怕れて凶とす。白虎が当値すれば凶を主り、事情は変化して定まらず、死喪・道路と逃亡を主る。自己の本位の上に臨めば禍事は重々。木に入れば口舌を主り、火に入れば傷害を主る。天空は惊恐を主りて先に一番の憂愁あり。辰戌が家に臨めば病憂を主る。もし木が来てこのもと土に属する神を克せば、家長の死亡を主る。もし克を受けるが陰支なれば、婦人が保たざることを主る。

其の二

天乙官私陳文狀,謁貴投知去賽神;有克尊親防病患,家中土地犯傷人。騰蛇神動主憂疑,失物光明鬼現之;水克病纏應小口,婦人爭竟斗閒詞。朱雀口舌鬥爭來,文狀人論火發災;焰影輝煌照堂內,飛禽為祟病為階。

これは十二貴神の主る所のもう一套の歌訣である。天乙は公私の事の上で文書・状紙を呈递し、貴人を謁見し書を投じて識を求め、併せて往きて願を還して神を賽すことを主る。もし克を受ければ、尊親は病患を防ぐべく、さらに家中の土地神が作犯して人を傷ることを主る。螣蛇が発動すれば憂疑を主る。物を失うとき光影を見るは鬼の形を現すなり。もし水に克されれば、疾病の纏綿して幼小の身上に応ずることを主り、また婦人が争執し、閑言をもって相闘うことをも主る。朱雀は口舌・争闘の到来を主り、文書・状紙によって人に議論されて火が起こりて災と成る。また火焰・光影が輝煌して堂の中に照るを主る。さらに飛禽が祟を為し、これに由りて疾病を引き出すことを主る。

六合堂內喜情歡,買賣交關和合安;成就婚姻需見水,被刑勾喚急趨官。勾陳官事競田莊,爭鬥家中婦族強;疑惑二心無定執,克來婦病怪財傷。青龍逆行事可藏,須損人財口舌詳;旺相貴人來接引,克來爭物被人傷。

六合は堂の中に喜慶・歓情あることを主り、売買・交易が和合して安穏す。婚姻を成就せむと欲せば水を見て木を生ずるを要す。もし刑克されれば、官府に勾喚されて急いで走りて差に応ずることを主る。勾陳は官司と田荘の争奪を主り、家中に争闘ありて妻族の一方が強勢なり。また心に疑惑を存し二意が定まり執ることなきを主る。もし克を受ければ、婦人が病み、怪異を見併せて財を損ずることを主る。青竜はもし逆行すれば、事情は蔵せられるべし。人口・銭財と口舌の損失あるかを細かに見るを要す。旺相のときは貴人が来て接引す。もし克を受ければ、物件を争奪して人に傷られることを主る。

天后比和喜和諧,若乘水上必招財;病災產厄須臨土,金上逢之嫁娶來。太陰同處丑未宮,婦女妻財必信通;火主災生木謀害,若臨辰戌病轉濃。玄武鬼賊二事同,人論官事狀難窮;更臨二水非為吉,金上逢之定不凶。

天后は別の位と比和すれば、喜慶・和諧を主る。もし水の上に乗じて気を得れば、必ず財を招く。もし土の上に臨んで土に克されれば、疾病・災厄と生産の厄を主る。もし金の位の上でそれに遇えば、金が水を生じて生を得、嫁娶の事の到来を主る。太陰は丑未と宮を同じくして、婦女と妻財の方面で音信が通達することを主る。火に遇えば災禍が生じ、木に遇えば人が中より謀害す。もし辰戌に臨めば、病勢が転じて濃くならん。玄武は鬼祟と盗賊の二事が同時に発生することを主る。人に官に告げられて状紙が纏綿して窮まらず。もしさらに二重の水に臨めば、吉兆にあらず。もし金の位の上でそれに遇えば、金は能く水を生じて気が順い、必ず凶ならず。

太常婦人酒食宴,婚姻口願兩相關;求就望成無不應,立於井灶犯中元。白虎聞喪道路中,亡人驚走失財凶;須憂邊境逢兵革,脫厄河梁被馬沖。天空驚恐失精魄,奴婢逃亡屋作聲;憂見驢騾曾見怪,主為凶事克虛驚。

太常は婦人が酒食・宴会を設くることを主り、婚姻と許した口願の二事が相関聯す。事を求め成功を望めば、応験せざるなし。ただもし井竈の位の上に立てば、中元の忌を犯す。白虎は道路上で喪の信を聞くことを主る。人の死亡あり、人が驚走し併せて財を失うは凶。さらに辺境の上に兵革の乱に遇うを憂慮すべし。身を脱して厄を避けんと欲すれど、河の上の橋梁の処にて馬に冲撞される。天空は惊恐して魂を失い魄を失うことを主る。奴婢が逃亡し、屋中が鳴り響く。また心を憂えて驢騾を見、かつて怪異を見たことを主る。帰する所は主る所が凶事で、克制した後にはただ一場の虚驚と成る。

十二地支併せて貴神の主る所

亥為高樓及嶺崗,胎傷賊盜小口亡;應在孟冬十月將,陰私鬼魅有逃亡。戌為妖魔宅為墳,須有官災及病人;玄元更逢秋季裡,神妖鬼怪笑聲頻。從魁財帛事不明,陰人媒保口舌生;財帛人離方始住,動在中秋辛與庚。

この一篇はまず十二地支に照らして各々一首四句の歌を断じ、兼ねて応期を指し出す。亥は高楼と嶺岡を主り、胎孕が傷を受け、盗賊に遭い、家中の幼小が亡故することを主る。応期は孟冬十月に亥を将と用うるの時に在り。また陰私・鬼魅と逃亡を主る。戌は妖魔を主り、宅子は墳墓の形を成し、必ず官災と病人あり。戌の本気がもしまた秋季に在れば、神妖・鬼怪が頻々と笑聲を発することを主る。従魁は即ち酉で、財帛の事の明らかならざるを主り、女眷と媒人・保人との間に口舌を生ず。財物が散じ尽き人も離れ去るを待って、事はやっと罷む。発動は中秋八月と庚辛の日に在る。

申為往還宅移動,喪服官病有呼招;吉神吉將相生喜,惡生臨申有禍殃。未主婚姻宴會娛,喪服口願有年餘;將到季夏看神斷,井院風窗枉守孤。午為文狀動官方,陰私信息定榮暢;卯到蕤賓丙丁日,婦人鞍馬血膿瘡。

申は往来・奔走、宅舍が遷動することを主り、また孝服・官司と疾病を主り、さらに人に呼喚・招引されることを主る。もし吉神・吉将がそれと相生すれば、喜びを主る。もし凶悪の神が申の上に落ちれば、禍殃あらん。未は婚姻と宴会の楽を主り、また孝服と許した口願が一年あまりを拖ることを主る。月将が季夏六月に行き到るときは貴神を見て断ずべし。また水井・庭院、風窗の間に在って、空しく孤单を守るを主る。午は文書・状紙が官府を驚動することを主り、陰私の消息は必ず順暢・通達す。もし卯が蕤賓(五月)に行き到り、および丙丁の日なれば、婦人・鞍馬および血膿の瘡疾を主る。

巳為憂慮失財驚,病臨陰小影光生;四月朱門才始旺,夢魂廚灶釜虛驚。辰為鬥訟惡人欺,家中不明妨財帛;動在季春辰戌日,死亡人口競田宅。卯主傷人賊盜財,陰私抗拒口舌災;動在春分卯酉裡,術人兄弟應時來。

巳は憂慮・失財と惊恐を主り、疾病が女眷・幼小の身上に落ち、さらに光影・怪異を生ずべし。四月の裏に朱雀の門がやっと旺に転ず。夢魂が寧らかならず、厨房・竈の下に鍋釜の自鳴する虚驚を主る。辰は争闘・訴訟、悪人に欺凌されることを主り、家中の事情が明らかならずして財帛を妨ぐ。発動は季春三月と辰日・戌日に在り、人口の死亡・田宅の争奪を主る。卯は人を傷り、盗賊が財を劫することを主り、陰私・抗拒と口舌の災を主る。発動は春分の前後と卯日・酉日に在り、術士と兄弟の時に応じて到来することを主る。

寅為文字動官私,口願神祗樹影移;應在孟春甲乙日,貴人家長及僧師。丑主比鄰橋樑間,上人進身小人閒;必是爭競田產事,季冬丑來日災殃。子主奸狡不明白,定主婚姻有暗隔;必是仲冬十一月,不然人死更遭賊。

寅は文書が公私の両面を驚動することを主り、また許した口願・神祇の事と樹影の移動を主る。応期は孟春正月と甲乙の日に在り。人物の上では貴人・一家の長と僧人・法師を主る。丑は隣里と橋梁の間の事を主り、上等の人は進身を得るに、小人は却って閑居して事なし。争う所は必ず田産で、季冬十二月と丑の来る日に災殃あらん。子は人の奸猾・狡詐、事情が明らかならざるを主り、必ず婚姻の中に暗中の阻隔あることを主る。仲冬十一月に応じ、さもなくば人が死してさらに賊に遭う。

天乙求財看謁人,錢財信息徵召君;文字賢人酒食至,寒熱頭目疼痛真。騰蛇驚恐夢多般,詞訟囚繫火異光;門戶不安有官事,血疾頭癰凶事多。朱雀口舌書信息,印綬女人兼怪異;錢財飛鳥入官門,血光詈罵驚憂至。

以下さらに十二貴神に照らして各々一首を断ず。天乙は財を求めることと来人を謁見することを主り、銭財・消息と朝廷の徴召を主る。また文書・賢人と酒食の到来を主る。疾病の上では寒熱の往来、頭部と眼目の疼痛を主り、いずれも応験甚だ著し。螣蛇は惊恐と種種の怪夢を主り、詞訟・囚禁と火光・異象を主る。また門戸が安ならず官司あることを主る。疾病の上では血症と頭の上に癰を生ずることを主り、凶事は甚だ多し。朱雀は口舌と書信・消息を主り、印綬・女人および怪異の事を主る。また銭財・飛鳥と官門に入ることを主る。さらに血光・人に辱罵せられ、惊恐・憂愁が隨いて至ることを主る。

六合婚姻賞賜財,酒食交易合和諧;婦女陰私求事物,全身會眾至親來。勾陳斗打主勾連,爭財入官為宅田;逃亡捕賊婦人事,血光癰腫及傷殘。青龍婚姻書信求,和合金玉及求財;酒食婦人及賞賜,寒熱不定吏使來。

六合は婚姻・賞賜と財物を主り、酒食・交易と和合・諧順を主る。また婦女の陰私・事物の求取を主る。三合して身を全うするの時は即ち衆人の聚会・至親の到来を主る。勾陳は毆闘と勾連・牽扯を主り、財を争いて官府に鬧ぐことを主り、争う所は宅舍・田地。また逃亡・賊を捕うことと婦人の事を主る。疾病の上では血光・癰腫と傷残を主る。青竜は婚姻と書信の求索を主り、和合・金玉と財を求むるを主る。また酒食・婦人と賞賜を主る。疾病の上では寒熱の定まらざるを主り、人事の上では吏員・差使の到来を主る。

天后婦人陰私多,衣服嫁娶不明過;酒食錢財水溺至,便利不定怎奈何。天空妖禍虛詐因,流遺虛耗走失陳;夫妻離散陰私事,怪精孤窮鬼亂人。太陰婦女主虛姻,陰私酒筵斗慝中;因奸訟禍絲絹嫁,不明女子哭聲頻。

天后は婦人を主り、陰私の事は甚だ多く、衣服と嫁娶を主り、その中に不明・不白の過失あり。また酒食・銭財、および水に溺るる事を主る。疾病の上では大小便の調わざるを主り、人をして奈何すべきなからしむ。天空は妖異・禍事を主り、起因は虚假・欺詐に在り、流失・遺散、虚耗と陈年の走失の事を主る。また夫妻の離散・陰私の事、および精怪が祟を為し、孤苦・貧窮と鬼魅の人を擾すを主る。太陰は婦女を主り、虚假の婚姻を主り、陰私・酒筵と暗中の相闘を主る。また通奸に因りて訟禍を招き、絲絹を以て嫁妝と為すを主る。さらに来歴の明らかならぬ女子が頻々に哭泣することを主る。

玄武盜賊遭亡由,夫妻離散走央求;口舌伏匿官事起,腸虛腰疼足不周。太常和合酒食筵,婚姻會眾徵召遷;衣服錢財賞賜得,天神送福吉神來。白虎喪門哀痛哀,財散道路口舌來;斗打哭聲剝爵事,官中見血謀我災。

玄武は盗賊を主り、損失を遭受する根由で、また夫妻の離散・四方に奔りて央求することを主る。さらに口舌と藏匿を主り、官司はこれに由りて起こる。疾病の上では腸中が空虚・腰痛・歩が便ならざるを主る。太常は和合と酒食・宴筵を主り、婚姻・衆人の聚会と朝廷の徴召・昇遷を主る。また衣服・銭財と賞賜を得ることを主る。さらに天神が福を降し吉神が到来することを主る。白虎は喪門と同類で、哀痛して已まざるを主り、財物の散失・道路上で口舌を招くを主る。また毆闘と哭聲、および爵位を削奪される事を主る。さらに官府の中に血を見、人が図謀して我に加害するを主る。

人元吉凶の主る所

甲為神樹天馬上,口願祈多未賽神。有克傷財及騾犬,兔貓為怪宅驚人。乙來旺相資財足,天干逢之有吉祥。有克門災窗牖破,下來克上馬頻瘴。丙逢旺相見煙光,必有禽蛇現灶傷。若見更逢玄武克,憂多口舌賊來傷。

この一篇は人元の十干に照らして各々一首四句の歌を断ず。甲は神樹と天馬の上に落ち、許した口願・祈求が多くしていまだ願を還して神を賽さざるを主る。もし克を受ければ、財を傷り併せて騾と犬を損ずることを主り、さらに兔と猫が怪を為して宅舍を驚動することを主る。乙が来て旺相に当たれば、資財の充足を主り、天干の上でそれに逢えば即ち吉祥あり。もし克を受ければ、門戸に災ありて窗櫺が破損することを主る。もし下位が上位を克すれば、馬匹が屡屡に瘴病に染まることを主る。丙が旺相に逢えば、烟光を見ることを主り、必ず飛禽と蛇が現われて竈の上が損を受けん。もしさらに玄武に逢えば来て克して、憂愁多く口舌多く、さらに盗賊が来て傷るを主る。

丁來本位貴賤殘,後嗣英雄武貴遷。有克畜傷並犬死,更兼子死病纏綿。戊己入課主家貧,外來官事被訟論。占宅定知家宅破,克來災禍損其身。庚為金牛臨朱雀,定見損傷有災亡。上克必應人口死,旺相還生馬越常。

丁が自己の本位に落ちれば、貴賤の間に残缺あることを主るが、後嗣の中に英雄を出して、武功に憑りて顕貴・昇遷す。もし克を受ければ、牲畜が傷を受け狗が死し、さらに兼ねて兒子が夭亡し疾病が纏綿す。戊・己が課に入れば家道の貧窮を主り、外面より来る官司は人に公堂に告げられん。宅を占えば必ず家宅がすでに破れたるを知る。もし克を受ければ、災禍がその身を傷損することを主る。庚は譬えば金牛にして朱雀の上に臨み、火が金を克して、必ず損傷を見て災亡あるべし。上位が下位を克すれば必ず人口の死亡に応ず。もし旺相にして生を得れば、かえって馬匹が尋常を超越するを主る。

辛來有克勞病多,自縊惡瘡無奈何。當旺自然家大吉,重重富貴主諧和。壬旺相重喜自新,臨金文雅越常人。木上見之皆有氣,克來刑破濫訛身。癸來入課怪神動,仍看將神並地分。相乘更得旺相爻,決定家中有愁悶。

辛はもし克を受ければ、労病多きことを主り、さらに縊死と悪瘡ありて、人をして奈何すべきなからしむ。辛はもし旺に当たれば、自然に家中は大吉で、富貴が重々にして人事が諧和す。壬は旺相に当たれば、喜慶が重々にして気象一新す。金の位の上に臨んで金の相生を得れば、人は文雅にして常人に勝る。木の上に落ちれば、木が水の生を得て、いずれも気ありと算す。もし克を受ければ、刑傷・破敗を主り、人に誣赖せられて身が訛詐に陥る。癸は課に入れば怪異の神の発動を主り、さらに将神と地分とを合わせて見よ。もし互いに相乗じてまた旺相の爻を得れば、必ず家中に愁悶の事あることを主る。

四位五行の主る所

人中災福最幽玄,四位相乘一處看。地分受克為六畜,更兼人死損財錢。將神受克為財帛,婦死經來已數年。貴神外被天干克,合災人口及傷殘。下克干兮人逃亡,死囚官事亦乖張。地分克干禍在外,干克地分器物當。

人事の中の災と福とは最も幽深・玄妙で、四位が互いに相乗ずる関係を合わせて一箇所に見るを要す。地分が克を受くれば、六畜の上に応じ、さらに兼ねて人が死亡し銭財を損失す。将神が克を受くれば、財帛の上に応じ、妻の亡故してすでに数年なるを主る。貴神が外より天干(人元)に克されれば、家人が災に遭い傷残に至るを主る。下位が人元を克すれば、人が逃亡することを主る。もし課気が死・囚の地に処すれば、官司もまた乖違・不順す。地分が人元を克すれば、禍事は外面に応じ、人元が地分を克すれば、器物の上に応ずる。

將克干兮應有喜,重重喜慶合榮昌。干若來克月將上,破家損財賊須防。二火見金財帛損,陰私訛濫外邊廂。火克二金雙女競,外來婦女家中藏。二水見金主文章,二金二水喜非常。二木忽來臨火內,火光口舌人災殃。二土二水爭田土,官事重重屢見凶。田蠶不遂財難聚,外來人口患家中。

将神が人元を克すれば、喜びあるべく、喜慶が重々にして栄昌の象に合す。人元がもしかえって将神を克せば、家を破り財を損ずるを主り、さらに盗賊を隄防すべし。二重の火が金を見れば、財帛が損を受けるを主り、外面に陰私・訛詐の事あり。一の火が二重の金を克すれば、二つの女子が相争うを主り、外来の婦女が家の中に藏る。二重の水が金を見れば、金水が相生して、文章あることを主る。二重の金二重の水なれば、さらに喜慶は非常なり。二重の木が忽ち火の中に落ちれば、火光・口舌と人口の災殃を主る。二重の土と二重の水とが相争えば、田土を争奪することを主り、官司が重々にして屡々凶険を見る。田蚕は順わず銭財は聚め難く、さらに外来の人口が家中に在って病む。

又推何神立何干?看其喜神重入臨。干若來克將上宿,災禍連綿定是深。宿又以前來克方,六畜死傷災更深。太陽太陰為喜曜,上和下睦皆同心。此是孫臏真妙訣,後人加意細推詳。

ついでさらにどの神がどの天干に配するかを推究し、喜ぶ所の神に重複して位に臨むものあるかを見よ。人元がもし来て将神の帯ぶる星宿を克せば、災禍は必ず連綿としてしかも深重なり。この星宿がもしさらに前へ往きて地分を克せば、六畜が死傷して、災禍はさらに深し。太陽と太陰とは喜ぶべき星曜で、それらに遇えば上下が和睦し互いに心を同じくす。以上は孫臏の伝うる所と托する真妙の口訣で、後人は格外に留意して細かに推詳すべし。

四位雜斷の歌

干克貴人人謀己,貴人克干己謀人。方將克干幼犯長,干克將神主妻凶。將克方兮傷小口,重重克上獨勾榮。重重克下多災病,內爭外戰亂紛紛。人元生神多富貴,方生神將事和平。

人元が貴人を克すれば、人が自己を図謀することを主る。貴人が人元を克すれば、自己が他人を図謀することを主る。地分・将神が来て人元を克すれば、卑幼が尊長を冒犯す。人元が将神を克すれば、妻に凶あることを主る。将神が地分を克すれば、幼小を傷ることを主る。層層に上に向かって相克すれば、ただ勾陳のみが榮顕を得る。層層に下に向かって相克すれば、災多病多し。内争・外戦、紛乱して休まず。人元が貴神を生ずれば、富貴を主ること多し。地分が貴神と将神を生ずれば、事情は和平・順遂す。

將生地分財帛喜,干生貴將友人臨。神生干兮尋人吉,將貴相生孝子孫。位生將主婚姻美,重重生上外人欽。四位相生百事吉,若逢刑剋事還凶。陽多陰少女人事,陰多陽少男子從。

将神が地分を生ずれば、財帛の喜びを主る。人元が貴神と将神を生ずれば、友人が門に上ることを主る。貴神が人元を生ずれば、人を尋ねるを占えば吉。将神と貴神とが互いに相生すれば、子孫が孝順を主る。地分が将神を生ずれば、婚姻の美満を主る。層層に上に向かって相生すれば、外人が欽敬することを主る。四位が相生すれば百事皆吉で、もし刑克に遇えば、事情は仍お凶と為る。課中に陽支が多く陰支が少なければ、事情は女人の身上に反応し、陰支が多く陽支が少なければ、事情はかえって男子の身上に落つ。

干來克貴失官階,庶者人謀害己財。若憂官事仍消散,胸肋生瘡自己災。人元克將將克位,求財不得反成衰。人元克將方克貴,所謀難得尊長怪。方生干兮添印綬,干若生方福自來。方刑月將妻財損,月將刑方官事該。干方同類兄弟動,明輩相逢事放懷。

人元が来て貴神を克すれば、官を為す人は官階を失い、平民は人が自分の銭財を図謀する。もし官司を憂慮すれば、かえって消散を得る。疾病の上では胸脇に瘡を生ずるを主り、自身の災である。人元が将神を克して将神がまた地分を克するは、層層に相克して、財を求めて得られざるのみならずかえってさらに衰う。人元が将神を克し、地分が貴神を克すれば、謀る所の事は成り難く、さらに尊長に責め怪されん。地分が人元を生ずれば、印綬を添え得るを主る。人元が地分を生ずれば、福気は自ら到来す。地分が将神を刑克すれば、妻と銭財が損を受けるを主る。将神が地分を刑克すれば、即ち官司あるべし。人元と地分とが同類なれば、兄弟が発動し、同輩に相逢えば、事情は心懐を寛く放つべし。

上局の災福を論ずる歌

混沌初分天與地,五行造化生萬類。陽多純陽定是男,陰多陰盛女人輩。二陽夾陰主女人,二陰夾陽男子真。木若無氣有刑剋,克上頭面下腰膝。墓絕之方主癱瘓,五行之內須消息。土來若逢死敗鄉,必主其人瘋脹疾。太沖克土必耳聾,墓絕克下必殘疾。

混沌が初めて分かれて天地あり、五行の造化が万類を生ず。課中に陽支が多く純れに陽なれば、断じて問う所は男子。陰支が多く陰気が盛んなれば、問う所は即ち女子。二つの陽が一陰を挟めば、女人を主る。二つの陰が一陽を挟めば、正しく男子を主る。木はもし気なくまた刑克を受ければ、克が上に在れば病は頭面に、克が下に在れば病は腰膝に在る。木が墓絶の方に落ちれば、癱瘓を主る。これらは皆五行の内に在って細かに消息して推求すべし。土はもし行きて死地・敗地に逢えば、必ずこの人が瘋癲・腫脹の疾を患うを主る。太冲(卯木)が土を克せば、必ず耳聾を主る。墓絶に落ちてまた下に向かって相克すれば、必ず残疾を主る。

下克之時鬼蠱氣,上克之時主水溺。上火下水頭目盲,下火上水必氣沖。火克金來咳嗽頻,下克金來新患得。白虎庚辛在外亡,若加火上必刀傷。丙午朱雀還逢水,自縊或投井裡亡。太常逢劫人毒藥,更兼嘔吐見血光。四孟火多天行病,太陰入墓婦人傷。或是惡疾多瘡苦,闇昧不明惡自當。

下位が来て克すれば、鬼祟・蠱毒の気に中ることを主る。上位が来て克すれば、水に溺るるを主る。上に火あり下に水なれば、頭目が明を失うを主る。下に火あり上に水なれば、必ず気が逆に上に冲るを主る。火が金を克すれば、咳嗽の頻々なるを主る。下より金を克すれば、則ち新たに得たる病である。白虎が庚辛の金を帯びれば、外郷にて死するを主る。もしまた火の上に加えれば、必ず刀傷を主る。丙午の朱雀がさらに水来るに逢えば克して、縊死するかあるいは井に投げて死するを主る。太常が劫煞に遇えば、人に毒薬を下されるを主り、さらに兼ねて嘔吐して血光を見る。寅申巳亥の四孟にして火多ければ、流行の時疫を主る。太陰が墓に入れば、婦人が傷を受けるを主り、あるいは悪疾を患いて瘡痛の苦を受け、事情は曖昧・不明にして悪果は自ら承当す。

玄武遭克眼斜盼,路亡惡死遭傷患。六合祖吏必受誅,騰蛇多災逢坎難。死氣青龍累世貧,勾陳受克財亡身。男子守鰥女守寡,更無衣祿一身貧。天后神后遭水溺,若遇天空財橫迍。

玄武が克に遭えば、人の眼が斜めに視るを主り、あるいは路上に死し、凶死と傷患に遭遇す。六合はもし世代の吏員を象として取れば、必ず刑誅に遭うべし。螣蛇は災多く、坎陷の難に遇うべし。青竜が死気の地に落ちれば、累世の貧窮を主る。勾陳が克を受ければ、財を破りて身を喪するに至るを主る。このような課は男子は鰥を守り女子は寡を守り、さらに衣食・俸禄なく、一身は貧寒。天后と神后とが同じく水に属して克に遭えば、水に溺るるを主る。もしまた天空に遇えば、銭財の上に屯難を横に生ずべし。

中局の婦女を論ず

婦女災禍克陰陽,水土多愁入墓鄉。產血之災頻過了,木敗風邪咳嗽傷。守寡水逢四季土,惡煞加之無疑語。將方克主須損夫,入墓之方水蠱疽。太陰入卯主自縊,太沖到酉事同占。後遭陰刑入死地,十中八九定不良。

この一篇は専ら婦女の事を断ず。婦女の災禍は陰陽の両方の相克を見、水と土とがもし墓郷に落ちれば、愁苦を主ること多し。生産に血を出す災難は屢々過ぐといえども、木がもし敗絶すれば、また風邪を感受して咳嗽して身を傷るを主る。水が辰戌丑未の四季の土に逢いて克されれば、寡を守るを主り、さらに惡煞を加えれば、この判斷は疑う可きなし。将神と地分とが主位を克すれば、必ず丈夫を傷損す。墓地の方に落ちれば、水蠱と瘡疽を主る。太陰(酉金)が卯に入れば、縊れて自ら死するを主る。太冲(卯木)が酉に到れば、卯酉の相冲して、占う所は同じ。天后がさらに陰刑に遭いて死地に落ちれば、十中八九は断じて良からず。

小吉太常臨巳午,木煞加之是噎傷。更逢劫煞臨其上,餓死之時難以當。辛酉其逢賊下火,血肉身亡無避方。庚辛見之道路死,陰虎同鄉亦有傷。如克寅方先死父,若還克卯母先亡。神將相剋結髮死,干神相剋不久長。

小吉(未)と太常とが巳午の上に臨み、さらに木煞を加えて克せば、噎食・傷中の疾を主る。もしまた劫煞に逢いてその上頭に臨めば、餓死するの時に至りて抵当し難し。辛酉の金はもし賊神が下に在ってまた火が来て克せば、血肉の身が亡故して、避るべき方なし。庚辛がこれを見れば、道路上に死するを主る。太陰と白虎とが一郷に同じく在れば、また傷損あり。もし克が寅方に在れば、父が先に死するを主る。もし克が卯方に在れば、母が先に亡ぶを主る。貴神と将神とが相克すれば、結髮の妻の死亡を主る。人元と貴神とが相克すれば、夫妻が長久ならざるを主る。

下局の生産を論ず

人稟陰陽父母精,兩和相感腹中生。懷胎十月人難辨,須定剛柔配五行。月將加臨十二位,一撮鬼鏡別陰陽。貴合蛇雀白玄空,又見青勾常后陰。日生男兒月生女,消息四位要加臨。

この一篇は専ら生産を断ず。人は陰陽と父母の精氣を稟受し、両に和して相感じて腹の中に胎を成す。懐胎十月の間、胎兒が男か女か辨じ難く、剛柔に照らして五行に配して推定するを要す。月將を十二位の上に加え臨ましめれば、恰も一面の鬼を照らす明鏡のごとく、陰陽・男女を辨出すべし。十二貴神の中に在って、天乙・六合・螣蛇・朱雀・白虎・玄武・天空は一類に属し、青竜・勾陳・太常・天后・太陰はまた一類。白昼に生まるるは男兒、夜間に生まるるは女兒。さらに四位の加え臨むの情形を反覆して消息・推詳すべし。

顏色只於時上定,五行辨之分富貴。臨旺之方色分明,若逢衰敗事不成。木青水黑金言白,火紫土黃定本因。旺處顯榮衰處賤,皆就陰陽可細分。金瘦土敦水主秀,衰逢醜陋旺聰明。若逢敗絕空亡劫,只恐生育難保身。

嬰兒の氣色はただ生時の時辰の上に定まり、五行を以て其の将来の富貴を分辨す。旺方に落ちれば氣色は分明で、もし衰敗の地に逢えば事情は成らず。五行に色を配するは、木は青・水は黑・金は白・火は紫・土は黄、これが色を定むるの本源である。旺処に落ちれば顯榮し、衰処に落ちれば卑賤で、いずれも陰陽に就いて細かに分辨すべし。形貌の上では金は瘦削を主り、土は敦厚を主り、水は清秀を主る。衰地に落ちれば容貌は醜陋し、旺地に落ちれば天資は聰明。もし敗絶・旬空と劫煞に逢えば、ただ恐らくは生産のときに性命さえ保ち難からん。

貴神の十二位に臨む主る所

天乙臨寅帝命恩,貴人文字犯宅神;射覆珍寶奇異物,路逢官鬼道遊人。天乙臨卯兄弟乖,官事傷財又到來;射覆水生須細碎,逢醫術士轂車推。天乙臨辰狀落空,奸邪文字鬥爭凶;邀候兵官牛倒死,懷藏圓物及銅鏡。

以下の十二篇は每位の貴神が十二地支の上に落つるに照らして分断し、每首四句の格式は大抵同じ。前の二句は人事の吉凶を断じ、後の二句は「射覆」(藏する所の物を推す)と「邀候」(門を出て途中に何の人物に遇うか)を断ず。天乙が寅に臨めば、帝王の詔命・恩澤を得るを主り、また貴人と文書の事を主るが、宅神を冲犯せん。射覆の藏する所は珍寶・奇異の物。路上では官吏・鬼卒と雲遊の人に遇うべし。天乙が卯に臨めば、兄弟の不和を主り、官司と財を損ずるとが相接して来る。射覆の物は水中に生じて形体が細碎なるもの。路上では醫生・術士に遇い、あるいは車輪の輾転して過ぐるあり。天乙が辰に臨めば、狀紙が落空することを主り、姦邪の人が文書を以て相争うは凶。途中では兵士・官員に遇い、あるいは牛の倒れ斃るるを見ん。藏する所は圓形の物と銅鏡。

天乙臨巳急書來,廚灶虛聲怪見災;射覆真言射寶器,牽牛騎馬次相摧。天乙臨午為徵召,進祿添財福有餘;占射寶珍神祀物,送迎官貴馬驅馳。天乙臨未投友知,喜事諸般見不遲;懷裡美香珍果物,路逢羊酒話婚期。

天乙が巳に臨めば、急ぎの信の送られ来ることを主り、厨房・竈の下に端なき聲響を発して怪を現し災と成す。射覆はまさに直言して其の寶器たるを當てべし。途中では牛を牽き馬に騎る人が相接して過ぐるに遇うべし。天乙が午に臨めば、朝廷の徴召を受くるを主り、俸禄を進め銭財を添えて、福氣は有餘。射覆の藏する所は珍寶と神を祭る物。途中では官貴を迎え送り、車馬の奔馳する場面に遇うべし。天乙が未に臨めば、書を投じて朋友・知己を結ぶを主り、各樣の喜事が疾くに分曉を見ん。藏する所は香料と珍貴の果品。路上では羊と酒とを備えて、正しく婚期を商談する人に遇うべし。

天乙臨申貴客期,遠鄉書信帶凶疑;路逢甲隊兵官過,珍寶金錢藥石資。天乙臨酉酒食排,商逢出入不為災;射覆刀錢及盞鏡,奴婢隨行自外來。天乙臨戌官事災,舊來沉滯再成乖;犬咬牛騾重接貴,懷藏藥物及錢火。

天乙が申に臨めば、貴客と約あるを主るが、遠鄕より来る書信は凶信を帯びて人をして疑慮せしむ。路上では甲を披ける隊伍と兵官の經過するに遇うべし。藏する所は珍寶・金銭と藥石の類。天乙が酉に臨めば、酒食を排設するを主り、商を經營し出入するも災と成らず。射覆の物は刀・銭および杯盞・銅鏡。奴婢の主人に隨い外面より来るあらん。天乙が戌に臨めば、官司の災を主り、舊日の沈滯せる事がまた乖違を生ず。途中では狗が牛・騾を咬むを見、また再度に相接して貴人に遇うべし。藏する所は藥物および銭と火種。

天乙臨亥競田莊,官事如何陰小迥;邀候花珍及幼婦,物為眼竅帶剛圓。天乙臨子甘神殃,貓鼠同行子必亡;射覆彩妝經婦手,逢人外死婦還傷。天乙伏位課占神,加官晉祿喜眉梢;若逢敗絕空亡卻,只恐生育難保身。

天乙が亥に臨めば、田莊を争奪するを主り、官司の結果如何なるかはさらに女眷・幼小の一方が遠く離るるかを見るを要す。途中では花朵・珍玩と年幼の婦人に遇うべし。藏する物は孔竅を帯びて形体が剛硬・圓整なり。天乙が子に臨めば、神靈の殃を降すを甘受するを主り、猫と鼠とが同行するを見れば、孩子は必ず亡ぶ。射覆の物は彩色の妝飾にして婦人の手を經たるもの。人が外にて死するに遇い、婦人もまた隨いて傷を受けん。天乙が自己の本位に落ちて伏吟の課と成れば、官を加え禄を進むを主り、喜びは眉梢に上る。ただもし敗絶と旬空に逢えば、ただ恐らくは生育のときに性命さえ保ち難からん。

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