Libo

四位相生

未详 · 佚名 · 第3巻 / 12

作盤ガイド: 金口訣起課, 大六壬起課

經曰:假令人元生貴神,地分生月將,名曰合局。主家富貴,亦主內外和順。如將生地分,主親戚遠行,占身及財帛當主稱遂,亦主子孫興旺。人元生貴神,主有親戚來借物,或朋友來相訪。如貴神生人元,主自己欲尋人,訪之必見。如地分生月將,主婚姻事,謀望有就。如月將生貴神,主妻賢子孝,富貴榮華。如四位自上次第相生於下,主有外人進納財物,添進人口,六親俱來相訪,有非常之喜也。如四位自下重重生上,主商途有喜。

経に曰く、たとえば人元が貴神を生じ、地分が将神を生じ、上下二組が各々生を成すのを「合局」と呼ぶ。家道の富貴を主り、また内外の和順をも主る。もし将神が地分を生ずれば、親戚が遠行することを主る。自身と財帛を占えばすべて称心・如意で、また子孫の興旺をも主る。人元が貴神を生ずれば、親戚が訪ねて来て物を借りることを主り、あるいは朋友が来訪する。貴神が人元を生ずれば、自己が人を尋ねに行きたがることを主り、訪えば必ず見える。地分が将神を生ずれば、婚姻の事があることを主り、謀る所は成就する。将神が貴神を生ずれば、妻が賢恵で子が孝順し、富貴・栄華である。もし四位が上より下へ一層一層相生すれば、外の人が財物を送り入れ、人口が添増し、六親が皆来て相訪ぎ、非同尋常の喜びあることを主る。もし四位が下より上へ重々相生すれば、商途(商いの途)に喜びあることを主る。

四位相克

經曰:假令人元克貴神,主有人謀害自己。貴神克人元,主自己欲謀害他人,皆主官事。如將與地分同克貴神,主卑犯尊。如人元與貴神同克將神,主傷妻損財。如將是陽支主傷男子,將是陰支主傷妻妾。將克地分主傷小口,看陰陽所屬斷之。

経に曰く、たとえば人元が貴神を克すれば、人が図謀して自己を加害することを主る。貴神が人元を克すれば、自己が他人を加害しようとすることを主る。この二種はいずれも官司に罹ることを主る。もし将神と地分がともに来て貴神を克すれば、下位が上位を犯し、卑幼が尊長を冒犯することを主る。もし人元と貴神がともに来て将神を克すれば、妻を傷り財を損ずることを主る。このときさらに将神の陰陽を見る。将神が陽支なら男子を傷ることを主り、陰支なら妻妾を傷ることを主る。将神が地分を克すれば、家中の幼小を傷ることを主り、これも陰陽の所属によって男か女かを分辨する。

大抵人元是客,貴神是主。客為姓,主為家長。如陽貴人是陽人家長主事,如陰貴人是陰人家長主事。推休旺老少,如貴神克人元,旺主主得理。人元克貴神,旺客,客得理。

大たい言えば、人元は客方を代表し、貴神は主方を代表する。客は来人の姓氏を象として取り、主は一家の長を象として取る。もし当値するのが陽貴人なら、男性の家長が事を主る。陰貴人なら、女性の家長が事を主る。断ずるときは双方の休旺と老少を推究しなければならない。貴神が人元を克して主方が旺なら、主方が理を得る。人元が貴神を克して客方が旺なら、客方が理を得る。

四爻生克頌

解曰:上克下為外入,官事起家內。下克上為內出,破財當向外。上生下,他人干預或牽扯自己。下生上,自己干預或牽扯他人。三上克下,家事之課,三下克上,出行之象。主用旺相,吉凶力旺;主用休囚,吉凶力弱。

原文の解釈に曰く、上位が下位を克するのは、外の事が内に入って来るので、官司が家内で起こる。下位が上位を克するのは、内の事が外に向かって発するので、財を破るのは外にあるべきだ。上位が下位を生ずるのは、他人が来て自己に干渉あるいは牽連すること。下位が上位を生ずるのは、自己が他人に干渉あるいは牽連しに行くこと。三重の上克下は家務の課、三重の下克上は出行の象である。さらに主を為すあの用神が旺かどうかを見なければならない。用神が旺相なら吉凶の力は大きく、用神が休囚なら吉凶の力は弱い。

頌曰:吉能克凶事將空,凶能克吉事難成。方來生將錢財聚,將若傷方鬥訟生。位來生客己尋人,干若生方人謁已。二上生下子孫興,二下生上財滿筐。

頌に曰く、吉神が凶神を克し得れば、凶事はまもなく空しくなる。凶神が吉神を克し得れば、好事は成し難い。地分が来て将神を生ずれば、金銭が聚まる。将神がかえって地分を傷れば、争闘・訴訟がまさに生ずる。地分が来て人元という客位を生ずれば、自己が人を尋ねることを主る。人元がもし地分を生ずれば、人が来て自己を謁することを主る。二重の上位が下位を生ずれば、子孫の興隆を主る。二重の下位が上位を生ずれば、財貨が箱筐に満つる。

凶神受克,憂患消滅。吉神無傷,福慶繁昌。人元不傷,爭訟理長。人元受制,爭訟無氣。主休客旺,我短彼長。位強身弱,我憂他樂。四位相生百事吉,四位相剋百事凶。陰多陽少為男事,陰少陽多女子因。

凶神が克されれば、憂患は自ずから消除する。吉神が傷を受けなければ、福慶は自ずから繁盛する。人元が傷を受けなければ、官司を打って理気が壮んである。人元が制されれば、官司に底気がない。主方が休囚で客方が旺相なら、我方は理が短く彼方は理が長い。地分が強く自身が弱ければ、我は憂えて彼は楽しむ。四位が互いに相生すれば百事すべて吉、四位が互いに相克すれば百事すべて凶。課中に陰支が多く陽支が少なければ、事は男子に応じる。陰支が少なく陽支が多ければ、事は女子より起こる。

如求財最要詳主客和合,則終無疑阻也。客若克主,是干克神也,求事難成,爭而得之或出不得已也。若主克客,是神克干也,求事不遂,當空手還之。入式歌云:客克主兮來索物,主克客兮客空還。二說相同,皆主爭訟也。

たとえば財を求めるには、主客双方が和合するかどうかを詳辨するのが最も緊要である。主客が和合すれば、終に疑慮も阻害もない。客方がもし主方を克すれば、即ち人元が貴神を克するので、事を求めて成り難く、争って手に入れても出不得已である。主方がもし客方を克すれば、即ち貴神が人元を克するので、事を求めて思うに任せず、空手で帰るほかない。《入式歌》に「客が主を克すれば、来て物を索る。主が客を克すれば、客は空しく還る」とあるのは、ここに説くところと同じ意で、両種の情形とも官司を打つことを主る。

人元與貴神相剋,謂之外戰,月將與地分相剋,謂之內戰。凡外因外事,內因內事,皆主口舌是非、災患傷財也。如四位從下次第克於上,主其家裡勾外連,搬運財物,亦主家人不和、官事口舌、傷財刑獄之事,或出殘害之人。如四位從上次第克下,主其家不義,多饒疾病官事,外人來謀害家中人也,或家道不稱,人口贏弱,鬥訟傷財。

人元と貴神とが相克するのを「外戦」と呼び、将神と地分とが相克するのを「内戦」と呼ぶ。外戦は外の事に因りて起こり、内戦は家の事に因りて起こり、いずれも口舌・是非、災患と破財を主る。もし四位が下より上へ一層一層相克すれば、この家が裏応外合し、財物を搬出することを主り、また家人の不和、官司・口舌、財を傷り獄に下る事をも主る。あるいは家中に他人を残害する人が出る。もし四位が上より下へ一層一層相克すれば、この家の行いが義ならず、疾病と官非とが多く、外人が来て家中の人を加害することを主る。あるいは家道が称心せず、人口が衰弱し、争闘・訴訟して財を傷る。

応期合徳

訣曰:凡課應期,最難推測,惟取合處為妙,其合有五:其一,天地合德者。如甲子日課得戊辰將,順取癸酉月日時為應期。又如甲戌將得己卯合,庚子將得乙丑合之例。

口訣に曰く、およそ「応期」、即ち事が兌現する時間を推すのは、最も難しい一歩で、ただ「合」の上に着眼するのが最も巧みである。合は全部で五種ある。第一は天地合徳で、天干と地支が各々成合するあの一組の干支が即ち応期である。たとえば甲子日の課で戊辰将を得れば、戊と癸が合し、辰と酉が合するので、そのまま癸酉の月・日・時を応期として取る。同様に、甲戌将が己卯と合し、庚子将が乙丑と合するのも、すべてこの例に照らして取る。

其二,取將干近合為應期。如六乙日得戊寅將,即以癸日時為應期,不必待天地干支全合也。又如甲子日占得丙寅將,近取辛未日時為應期可也。干合者,甲己、乙庚、丙辛、丁壬、戊癸,蓋以將干取合也。

第二は将神が帯びる天干の近合を取って応期とする。たとえば乙日に戊寅将を得れば、戊と癸が合するので、癸日・癸時を以て応期とし、天干地支がすべて相合するのを待たなくてよい。また甲子日に丙寅将を占得すれば、丙と辛が合し、寅と未が近いので、近く辛未の日・時を取って応期とすればよい。言う所の干合とは、甲と己、乙と庚、丙と辛、丁と壬、戊と癸のこの五組で、取るのは将神の干が誰と相合するかである。

其三,取奇合為應期。三奇甲戊庚、乙丙丁、壬癸辛。若課得將干有甲戊而無庚,而庚日必應。有丙丁而無乙,於乙日必應。此三合,如命家虛拱暗位之說同。

第三は三奇の合を取って応期とする。三奇は三組に分かれる。甲戊庚、乙丙丁、壬癸辛である。もし課中の将神の干にすでに甲と戊があって庚を欠けば、庚日に至って必ず応験する。丙と丁があって乙を欠けば、乙日において必ず応験する。この取り方は、算命家の言う「虚拱暗位」(欠けた那一位が虚位より遥かに拱して局を成す)と同じ道理である。

其四:取三合為應期。三合者,寅午戌,巳酉丑,申子辰,亥卯未。若課中有寅午而無戌,在戌月日時必應。有巳酉而無丑,於五月日時必應。有子辰而無申,於申月日時必應,有亥未而無卯,於卯月日時必應。待其虛字透出為應期也。

第四は三合を取って応期とする。三合とは寅午戌・巳酉丑・申子辰・亥卯未のこの四組である。もし課中に寅と午があって戌を欠けば、戌月・戌日・戌時に至って必ず応験する。巳と酉があって丑を欠けば、丑月・丑日・丑時に至って必ず応験する(底本の「五月」は「丑月」とすべき)。子と辰があって申を欠けば、申月・申日・申時に至って必ず応験する。亥と未があって卯を欠けば、卯月・卯日・卯時に至って必ず応験する。要するに欠けたあの虚字が透けて出るのを待ち、その時が即ち応期である。

其五,取六合為應期。六合者,子與丑合,寅與亥合,卯與戌合,辰與酉合,巳與申合,午與未合。如月將是寅,取亥月日時為應。如卯將,取戌月日時為應。如辰將,取酉月日時為應。如占人望事,若旺相見劫煞及見天驛馬者,逢合即至。如遠則年月,如近則日時,取合為應期也。

第五は六合を取って応期とする。六合とは、子と丑が合し、寅と亥が合し、卯と戌が合し、辰と酉が合し、巳と申が合し、午と未が合することである。たとえば月将が寅なら、亥月・亥日・亥時を取って応とする。月将が卯なら、戌月・戌日・戌時を取る。月将が辰なら、酉月・酉日・酉時を取る。もし人事の所望を占って、旺相に遇いかつ劫煞を見、あるいは天馬・驛馬を見れば、相合の時に逢って事は即ち至る。遠ければ年・月に応じ、近ければ日・時に応じ、総じて相合の時を以て応期とする。

解曰:應期取三合、三奇、六合、干合,蓋取用於所占之課月將與神也。神若得日不出日,得時不出時。只取近合,不必干支俱合也。

原文の解釈に曰く、応期に三合・三奇・六合・干合というこの幾種かの法を取るのは、みな占うあの一課の月将と貴神とに就いて取用するのである。貴神がもし日上の合を得れば、事はこの日を出ない。時上の合を得れば、事はこの時を出ない。取るときはただ最近の一重の合を取れば足りて、干支がすべて相合するのを必ず待たなくてよい。

又法:課得前一辰遇丁甲者;三旬以內逢本日將為應期。課得後一辰逢丁甲者,三旬以外逢本日將為應期。是丁甲者,取甲子周數以外逢本日將為應期。如本位上見丁甲者,取近日遇本日將為應期。

また一法ある。課中の貴神の前一辰に丁または甲に遇う者は、三旬(三十日)以内に本日の月将に逢うのを応期とする。課中の後一辰に丁または甲に逢う者は、三旬以外に本日の月将に逢うのを応期とする。この丁甲が別の所に落ちれば、六十甲子が一周して外れて本日の将に逢うのを応期として取る。もし丁甲がちょうど本位の上に落ちれば、最近の日に本日の将に逢うのを応期として取る。

假令:十一月下旬丑將、乙卯日、巳時、未位。癸水、申金、卯木,未土,此課前一辰見甲,三旬內逢本日將為應期,本課以乙卯上日起五子元遁,己卯將上白虎帶甲木,將與神干甲與己合,只取近日遇本日將為應期,不須待三旬也。

例えば言う、十一月の下旬に丑将を用い、乙卯日巳時に課を占い、未を取って地分とし、四位に癸水・申金・卯木・未土を得る。この課は貴神の前一辰に甲を見るので、本ならば三旬以内に本日の将に逢うのを応期とすべきである。ただし細かく見れば、乙卯日は五子元遁で己卯を推得し、卯将の上は白虎に乗じて甲木を帯び、将神の干の甲と貴神の干の己とがちょうど相合する。近く取れる合がある以上、ただ最近の日に本日の将に逢うのを応期として取ればよく、三旬が満ちるのを待たなくてよい。

貴神休旺

六合青龍木為主,絕在申酉並子午。騰蛇朱雀火之精,卯酉亥上無氣處。太陰白虎是金神,禍敗須防子午寅。玄武天后藏於水,卯酉巳上不堪論。更有天空及勾陳,太常與貴相為鄰。四神是土同所斷,天官休旺得其真。

この歌は十二貴神を五行によって五組に分け、各組の気を失う地を指し示す。六合と青竜は木を本とし、木は申酉に絶え、また子午を忌むので、この両位が申・酉・子・午の上に落ちれば力なし。螣蛇と朱雀は火の精で、卯・酉・亥の上に落ちれば即ち無気の処。太陰と白虎は金に属し、子・午・寅の上に落ちれば禍敗を防がねばならない。玄武と天后は水に蔵身し、卯・酉・巳の上に落ちれば用に堪えない。このほか天空・勾陳、加うるに太常と天乙貴神が互いに相隣る。この四位は同じく土に属し、休旺はともに断ず。この休旺の道理を正確に得れば、十二天官の強弱は一目で瞭然である。

五行休旺

春:木旺、火相、土死、金囚、水休。木墓在未,角姓忌。夏:火旺、土相、金死、水囚、木休。火墓在戌,徵姓忌。四季:土旺、金相、水死、木囚、火休。土墓在辰,宮姓忌。秋:金旺、水相、木死、火囚、土休。金墓在丑,商姓忌。冬:水旺、木相、火死、土囚、金休。水墓在辰,羽姓忌。

この表は四季によって五行の旺・相・死・囚・休の五種の気勢を列べ、各行の末にその季の墓庫と忌む姓音を附する。春は木旺・火相・土死・金囚・水休。木の墓庫は未にあり、角音の姓がこれを忌む。夏は火旺・土相・金死・水囚・木休。火の墓庫は戌にあり、徵音の姓がこれを忌む。辰戌丑未の四季月は土旺・金相・水死・木囚・火休。土の墓庫は辰にあり、宮音の姓がこれを忌む。秋は金旺・水相・木死・火囚・土休。金の墓庫は丑にあり、商音の姓がこれを忌む。冬は水旺・木相・火死・土囚・金休。水の墓庫は辰にあり(常法に依れば辰にあるべき、底本もかくのごとし)、羽音の姓がこれを忌む。課を断ずるときはまず占う時がどの季に属するかを査べれば、四位中の各支の気勢の強弱がわかる。

五行聚管

緣五行生剋,寓乎盛衰,乃自然之理也。謂此似淪於固執,但原道今人不取,故並集以俟高明者鑑之。

五行間の生と克は、もともと盛衰の道理を寄寓し、これは自然の理である。以下のこの一組の歌訣は、四位の五行の数目を配搭して種々の定式を成す。見るところ拘泥・固執に淪りかからんとするが、しかし源を推せば今の人はすでに取用しなくなったので、いっしょに集めてここに置き、高明の人の鑑別・取舍を俟つ。この門を読むには記憶すべきである。言う所の「三水一金」「二木二土」とは、四位(人元・貴神・将神・地分)の中で各五行の占める数目を言うのである。

三水一金主文章,蟾宮折桂意揚揚。禹門浪穩風雷發,不日拖紳上玉堂。解曰:三水一金,此課主文章之土,不久得官,不然主大富也,遇丙丁在上,主發祿或遷官應之。遇水在上,主有爭訟,外人謀害。若發祿必非丙丁也。

四位の中で三重の水一重の金は、文才あることを主り、蟾宮に桂を折る(科挙に登第する)ことができて意気揚々。ちょうど鯉魚が禹門に躍るとき浪が穏やかで風雷が大作するがごとく、ほどなく大帯を束ねて玉堂(翰林院)に登ることができる。原文の解釈に曰く、三水一金のこの課は読書の士を出すことを主り、ほどなく官を得、さもなくば大いに富むことを主る。もし丙丁の火が上頭に落ちれば、禄を発するか昇遷することを主る。水が上頭に落ちれば、争訟あることを主り、外人が図謀して加害する。このときもしなお禄を発し得れば、それは必ず丙丁の火によらない。

三水一木主榮華,田莊浩大足絲麻。子孫定是身端美,興旺家門福壽加。解曰:三水一木,此課主家道榮旺,子孫孝順;莊田浩大,子孫丰標,兼有文章。三水一火家屢貧,慘傷惡死損其人。久患風勞身不遂,終朝何苦告天神。解曰:三水一火主家貧,莊田破散,子孫作賊,多行兇惡,及有刺面三人在外死也。又曰:二說孰是孰非尤當詳辯。

三重の水一重の木は、水が木を生じて気が暢び、家道の栄華を主り、田荘が広大で糸麻が足らく、子孫の相貌が端正で俊美、門庭が興旺して福と寿とを添える。原文の解釈に曰く、三水一木は家道の栄盛を主り、子孫は孝順し、荘田は浩大で、子孫は儀表抜群で、文才を兼ねる。三重の水一重の火は、水多く火を克し、家中が屡々貧困し、人が惨傷を遭うか凶死し、長く風病・労疾を患って半身不随となり、終日天神に訴えても済まない。原文の解釈に曰く、三水一火は家の貧を主り、荘田が破散し、子孫は賊を為し、凶悪を多く行い、さらに刺面・流配された三人の者が外郷で死ぬことがある。別に一説あってこれと相反す。両説の孰れが是で孰れが非か、特に詳しく弁別しなければならない。

三水一火不為災,局成既濟又和諧。田宅六畜多富厚,主有黑衣人間災。解曰:三水一火主不為災,然三水克一火合主凶,卻無災,又云水火既濟,故主夫婦和諧,子孫興旺,田蠶財帛、六畜興盛。來意為陰人淫亂。(以上二說誰是誰非尚未定論,待高明者鑑別之)

別の一説は、三重の水一重の火は災を為さないとする。水火が相配して《既済》の局を成し、かえって和諧で、田宅・六畜がともに富厚だが、ただ黒衣を着た人が中から少しの災をもたらすことがある。原文の解釈に曰く、三水一火は本来災を為さない。理によれば三水が一火を克して凶を主るべきだが、偏に災がない。これは水火既済の故で、だから夫婦の和諧、子孫の興旺、田蚕・財帛と六畜の興盛を主る。来人の来意は多くは婦女の淫乱の事のためである。以上の両説は究竟どちらが正しいか、いまだ定論なく、高明の人の鑑別を俟つ。

三水一土破家門,人亡惡死不堪論。莊田破敗難拘管,縱有兒孫貧苦存。解曰:三水一土主家破人亡、惡死,及田莊破敗,或有子孫亦貧苦也。三火一木家破財,人多殘疾絕後代。家中哭泣不曾住,三女生來多禍害。

三重の水一重の土は、土少なく水多く、堤防が潰決して、家門を破り、家人が死亡するか凶死に遭い、惨くして言うに堪えず、荘田が破敗して収管する術なく、たとえ児孫があっても貧苦の中に日を過ごすのみ。原文の解釈に曰く、三水一土は家破・人亡、悪死に遭うことを主り、田荘が破敗し、たとえ子孫があっても貧苦である。三重の火一重の木は、木が三火に焼き尽くされ、家中が財を破り、人は多く残疾で后代を絶ち、家の中で哭く声が断えず、三人の娘を生んで禍害を多く招く。

解曰:三火一木主家貧破敗,出殘疾之人,常有哭泣之聲,家中只有三女,並無兒孫,出一房絕後。此雖相生,卻為凶禍,何也?經曰:二火為災百事殘,今見三火,一木又生之,故其禍轉深,即以凶斷。生三女者,以一木生三火,然三火為純陰也。來意只為陰人有殘患。

原文の解釈に曰く、三火一木は家の貧と破敗を主り、家中に残疾の人が出て、常に哭泣の声が聞こえ、ただ三人の娘があるだけで児孫がなく、その中の一房は後を絶つ。木が火を生ずるはもともと相生だが、なぜかえって凶禍を成すか。経に「二火は災を為して百事残す」と言ったからである。今すでに三重の火があり、また一重の木がこれを生ずれば、火勢はいっそう熾り、禍患もまたいっそう深い。だから凶に照らして断ず。三人の娘を生むことを主るのは、一木が三火を生じて、この三重の火がここでは純陰の象として取られるからである。来人の来意はただ家中の女眷に残疾の患あるためである。

三火一土破家財,家中人口現多災。田莊破盡無分寸,縱有兒孫事轉乖。解曰:此課中若見天罡土旺,主家道不和,六畜損傷,走失死亡人口,必患沉痾。來意為官訟。三火一金受災屯,疾病瘡痍不離身。日夜呻吟床枕上,縱需扁鵲治無因。

三重の火一重の土は、火多く土が焦げ、家財を破り尽くし、家中の人口は眼前に災殃が多く、田荘は敗れて一寸一分も残らず、たとえ児孫があっても、事は一件一件乖違に転ずる。原文の解釈に曰く、この課の中でもし天罡(辰土)が旺に当たれば、家道の不和、六畜の損傷、人口の走失あるいは死亡を主り、家人は必ず沈重の疾病を患う。来人の来意は官司・訴訟のためである。三重の火一重の金は、火が孤金を煉り、災難・困屯を受け、疾病・瘡痍が身を離れず、日夜牀枕の上で呻吟し、たとえ扁鵲のような名医を請うても治せない。

解曰:三火一金主有大災,人口病患,瘡痍不休。床蓆有呻吟之苦,藥不能治,又主死傷人口,此課百事大凶。來意為傷了人口。三火一水主不良,母行淫亂失田莊。竊盜敗來凶惡露,應需刺面配他鄉。解曰:此課主家貧破敗,子孫多行兇惡,作賊刺配他方。

原文の解釈に曰く、三火一金は大災あることを主り、家人が病患し、瘡傷が断えず、牀席に呻吟の苦しみがあり、薬石の効なく、また人口の死傷をも主る。この課は百事大凶である。来人の来意は家にすでに人口を傷ったためである。三重の火一重の水は、孤水が衆火に煎り乾かされ、家風の不良を主り、母が淫乱を行って田荘を失う。偷盗の事が敗露し、凶悪の状が人前に露れ、終に刺面されて他郷に流配される。原文の解釈に曰く、この課は家の貧と破敗を主り、子孫が多く凶悪を行い、賊を為して他方に刺配される。

三木一土家又貧,室中多行不良人。豈憑媒婦相成就,邸店梳妝是立身。解曰:三木一土主家破貧乏,兼婦人淫亂。故曰:不憑媒婦相成就,邸店梳粒是立身。三木一水人少亡,兒郎作事不謀長。又有遠行仍無信,虛詐多端取禍殃。

三重の木一重の土は、木多く土崩れて、家中にまた貧困を添え、屋の内に品行不良の人を多く出し、婚配は媒人の取り持ちによらず、旅店に梳粧して笑いを売って日を過ごす。原文の解釈に曰く、三木一土は家の破と貧乏を主り、兼ねて婦人の淫乱がある。だから歌に媒人に凭らずに婚事を成就せず、邸店に梳粧して以て身を立てると言う(底本の「梳粒」は「梳粧」とすべき)。三重の木一重の水は、一水では三木を養い難く、家中の人が短命で早く亡ぶことを主り、児郎は事を為すに長久の打算がなく、また人が遠行して在って全く音信がなく、行事は虚偽・欺詐で自ら禍殃を取る。

解曰:三木一水主家中兄弟子孫消亡;更為事多無遠見,全無信約,動作虛詐,主命促也,更家不和。來意只為失財,後主死人官事應之。三木一火乏資糧,家財破散失田莊。竊盜敗來凶惡露,應需刺面配他鄉。解曰:三木一火主家貧,莊田破敗,子孫作亂,多行兇惡。

原文の解釈に曰く、三木一水は家中の兄弟・子孫が相次いで亡ぶことを主る。さらに事を為すに遠見がなく、信約を全く講じず、動作が虚詐で、寿命の短促を主り、さらに家が和さない。来人の来意はただ財を失ったためで、後には死人と官司とに応験する。三重の木一重の火は、木多く火が塞がり、銭糧を乏しくすることを主り、家財が破散して田荘を失う。偷盗の事が敗露し、凶悪が露れ、終に刺面されて他郷に流される。原文の解釈に曰く、三木一火は家の貧を主り、荘田が破敗し、子孫が乱を為し、凶悪を多く行う。

三金一水最不強,家中多是惡傷亡。縱有兒郎須夭折,丙丁歲內定悽惶。解曰:三金一水最不嘉,其家主惡傷死者,又主一房遇丙丁歲內定有災病。田產不遂,饒官事鬥訟。來意只為官事爭訟也。

三重の金一重の水は、金多く水が濁り、最も強健でなく、家中に凶悪・傷亡の事が多いことを主り、たとえ児郎を生んでも夭折し、丙丁の年内にはさらに凄凉・惶恐する。原文の解釈に曰く、三金一水は最も吉利でなく、その家は人の凶死・傷亡を主り、またその中の一房が丙丁の年内に必ず災病あることを主る。田産は称心せず、官司・争闘を多く招く。来人の来意はただ官司・争訟のためである。

三金一火主家昌,福祿資財轉富強。屢有貴人來接引,不惟豐富有兒郎。解曰:三金一火主家業富貴,頻有貴人接引,又主子孫興盛。火克三金,合主大凶,卻為大喜,以凶中取吉也。法曰:凶中取吉,吉中取凶,此課中深旨也。來意只為爭訟,弟兄不義。

三重の金一重の火は、家道の昌盛を主り、福禄・資財が転じて富強となり、屢々貴人が前に来て接引し、家中が豊足するのみならず、よい児郎をも生む。原文の解釈に曰く、三金一火は家業の富貴を主り、頻りに貴人の接引があり、また子孫の興盛を主る。理によれば一火が三金を克して大凶を主るべきだが、ここではかえって大喜となる。凶中より吉を見る道理を取るのである。法に曰く、凶中に吉を取り、吉中にも凶を取り得る。これは課法中の深い旨である。来人の来意はただ争訟のため、兄弟の間で情義を講じない。

三金一木多軟弱,兒孫生下還無目。眷屬陰人頻死傷,丙丁之年災更速。解曰:三金一木主子孫羸弱,多有患頭目之人,陰人頗有傷。此課尤忌丙丁之歲,主大凶。來意只為望遠信,求財帛。或做三水一火。

三重の金一重の木は、木が衆金に伐られ、子孫の軟弱を主り、生まれて眼目に病を帯びる。家中の女眷が屢々死傷し、丙丁の年に至れば災禍の来ることいっそう速い。原文の解釈に曰く、三金一木は子孫の羸弱を主り、家に头目の疾を患う人が多く、女眷にかなり傷損がある。この課は特に丙丁の歳を忌み、大凶を主る。来人の来意はただ遠方の消息を望み、財帛を求めるためである。この種の課象はときに三水一火として見ることもできる。

三土一水出剛強,膽硬心雄甚勇張。或遇丙丁來發旺,分符還用守邊防。解曰:三土一水此課合主剛強之人,膽硬心雄。雖破敗,若遇丙丁在上,主發旺也。三土一木太乖張,兒孫刺面配他鄉。家中破財無田產,更有兒孫赴法場。

三重の土一重の水は、土厚く水が塞がり、剛強の人を出すことを主り、胆気が堅硬で心志が豪雄、事に任ずるに勇んでなる。もしさらに丙丁の火が来て土を生じて発旺せば、符節を持って辺防を鎮守しに行くこともできる。原文の解釈に曰く、三土一水のこの課は剛強の人を主り、胆が硬く心が雄ぶ。家道は破敗するが、もし丙丁の火が上頭に落ちれば、なお発達・興旺を主る。三重の土一重の木は、孤木が衆土に困まれ、諸事が甚だしく乖違することを主り、児孫は刺面されて他郷に流配され、家中は財を破って田産なく、さらには児孫が法場に押し赴かれることさえある。

解曰:三土一木主事乖張,子孫必有徒配。家貧破財,亦無田莊,兄弟不義,更有赴法場之人。此課主君不君、臣不臣,父不父,子不子,法無綱紀也。三土一金出英俊,子孫聰慧有名聲。教詩閱禮多淵博,科甲巍峨錦繡迎。

原文の解釈に曰く、三土一木は事々が乖違することを主り、子孫は必ず徒刑・流配を判される。家が貧しく財を破り、田荘もなく、兄弟の間は情義を講じず、さらに法場に赴く人がある。この課は君が君にあらず、臣が臣にあらず、父が父にあらず、子が子にあらず、綱紀・法度が蕩然として存しないことを主る。三重の土一重の金は、土厚く金を生じ、家中に英俊の才を出すことを主り、子孫が聡慧で名声あり、《詩》を教習し《礼》を研読して学問が淵博で、科挙に高く挙げられ、一路に錦繍が人を迎える。

解曰:三土一金主出英俊子孫,聰慧而有文章,出文武官,不然家大富也。來意只為問遠行,主吉慶,或做三水一金。二水二金子孫多,有妻端美若嫦娥。此課有家得富貴,錢財粟帛有綾羅。解曰:二金二水主子孫榮旺,妻有姿質,其家大富,此課最吉。

原文の解釈に曰く、三土一金は英俊の子孫を出すことを主り、聡慧で文才があり、家中に文官・武将を出し、さもなくば大いに富む家である。来人の来意はただ遠行の事を問うためで、吉慶を主る。この種の課象はときに三水一金として見ることもできる。二重の水二重の金は、金水が相生して平衡し、子孫の衆多を主り、妻が端正で美しく嫦娥のごとし。この課は家を成して富貴を得ることを主り、銭銭・粟帛から綾羅に至るまで欠けない。原文の解釈に曰く、二金二水は子孫の栄旺を主り、妻は姿色・資質あり、その家は大いに富み、最も吉の課である。

二木二土克刑傷,尤多癆病面痿黃。子孫官事何嘗絕,牢獄加臨有禍殃。解曰:二木二土主有人口傷害,勞病,子孫官事牢獄,爭訟不絕,此課大凶。來意只為患病,死亡,主患風疾,子孫惡疾也。

二重の木二重の土は、木土が相克し、刑傷あることを主り、殊に労病を多く生じて面色が枯黄する。子孫の官司はかつて断えたことがなく、いったん牢獄の象が加臨すれば禍殃がある。原文の解釈に曰く、二木二土は家中の人口が傷害を受け、労病を患い、子孫に官司・牢獄の事があり、争訟が絶えず、この課は大凶。来人の来意はただ患病と死亡の事で、家人が風疾を患い、子孫が悪疾を生ずることを主る。

二水一木一土當,性強還恐少兒郎。豈得外姓為兒女,日久年深改趙張。解曰:此課為剛強之人,亦後嗣不興,主絕嗣也。外姓為子,或招婿接腳。休則主官事,出殘害陰人。

二重の水・一重の木・一重の土が相配し、人の性情が剛強であることを主り、ただ息子の稀少を恐れる。やむを得ず外姓の人を児女として認め、日が久しく年が深まると、家中の姓氏は趙から張に改まる。原文の解釈に曰く、この課は剛強の人を為すが、しかし後嗣が興らず、絶嗣を主る。外姓を以て子と為すか、あるいは婿を招いて入贅させて門戸を接続するしかない。もし課気が休囚なら、官司あることを主り、家中に女眷を残害する人を出す。

二土一水一木傷,有人患害自關防。時常疾病災無已,死喪年年有禍殃。解曰:二土一水一木主傷人口,多饒病患,年年死喪,官事不絕。此課大凶,來意只為他人謀害自己,人口患病。

二重の土・一重の水・一重の木が相配して傷克があり、人が図謀して加害し、自己は小心して提防しなければならない。時々疾病に罹り、災禍に結びがなく、年年に死喪の禍殃がある。原文の解釈に曰く、二土一水一木は人口を傷ることを主り、病患が甚だ多く、年年に死喪あり、官司が絶えず、この課は大凶。来人の来意はただ他人が図謀して自己を加害することと、家人の患病である。

二金一水一木強,家中和會喜非常。更主兒孫多俊麗,絲蠶每歲進田莊。解曰:二金一水一木,主家喜慶,子孫聰慧,田蠶興旺,家中和順,來意只為外人爭訟,然二金亦為爭訟不順之神。

二重の金・一重の水・一重の木が相配し、金が水を生じ、水が木を生じて、一路に順生して気が強く、家中が和睦して会聚し、喜気が非常であることを主る。また児孫が多く俊秀であることを主り、蚕糸の利が年年に田荘を添置する。原文の解釈に曰く、二金一水一木は家に喜慶あることを主り、子孫が聡慧で、田蚕が興旺し、家中が和順する。来人の来意はただ外人と争訟するためである。二重の金はもともと争訟して順ならざるを主る神だからである。

二木一水一土崩,家中常是有相爭。更知後代多淫亂,亦有兒孫向外行。解曰:二木一水一土主婦女淫亂,出不良之人。或子孫出外求財不利。故曰:二木為爻求難得,以一水不能生二木,又被土克,生我無氣,而生氣絕矣。來意為求財不遂,家內不和。

二重の木・一重の水・一重の土が相配して土が崩れ、家中に常に相争があることを主り、さらに后代が多く淫乱で、児孫が外に向かって奔ることもある。原文の解釈に曰く、二木一水一土は婦女の淫乱を主り、家に品行不良の人を出す。あるいは子孫が外に出て財を求めて順調でない。だから《入式歌》に「二木を爻と為せば求めて得難し」と言う。一重の水では二重の木を養えず、この水はまた土に克されて、我を生ずる那一位が無気で、生気が絶えるからである。来人の来意は財を求めて遂わず、家内の不和である。

二水一土一木強,此人應是有田莊。子孫驍俊飛聲潤,更得絲蠶歲歲昌。解曰:二水一土一木家道榮昌,子孫興盛,資財進益。此課雖有刑剋,以克我者反為木克,即以吉斷也。來意為賊偷了財物,主先憂後喜也。

二重の水・一重の土・一重の木が相配して気勢が強く、この人は田荘を擁すべきことを主り、子孫が驍健で俊秀、声名が遠くに播れ、蚕糸の利が年年に興旺する。原文の解釈に曰く、二水一土一木は家道の栄昌を主り、子孫が興盛で、資財が日に増す。この課は刑克はあるが、我を克する那一位の土がかえって木に克され、克神自身が制されるので、吉に照らして断ずる。来人の来意は賊に財物を偷まれたことで、先に憂え後に喜ぶことを主る。

二木一水一金行,子孫稟性各聰明。田蠶興旺無災難,仍有資財喜慶生。解曰:二木一水一金,此課自下重重生上,故主子孫聰慧,田宅興旺,資財喜美,來意為出外求財也。二火一金一木傷,有人災病患頭瘡。子孫惡逆難調治,人口凋殘屢死亡。解曰:此課來意只為兩個陰人患病,又官司牽惹。

二重の木・一重の水・一重の金が相配し、子孫の禀性が皆聡明であることを主り、田蚕が興旺して災難なく、さらに資財と喜慶が生じる。原文の解釈に曰く、二木一水一金のこの課は、金が水を生じ、水が木を生じて、下より上に向かって層層相生するので、子孫の聡慧、田宅の興旺、資財の喜美を主る。来人の来意は外に出て財を求めることである。二重の火・一重の金・一重の木が相配して傷があり、人が災に遭い病み、頭瘡を患うことを主る。子孫が凶悪で忤逆して調教・治め難く、人口が凋零・残缺して屢々死亡する。原文の解釈に曰く、この課の来人の来意はただ二人の女眷が患病し、また官司に牽累されたためである。

二金一水一火殃,兒孫多病患頭瘡。間有一人能好善,也須睜眼外來昌。解曰:二金一水一火主有患頭目之人,其間有好善者,又有顛狂亂性之人,此課大凶,來意如上。

二重の金・一重の水・一重の火が相配して殃を成し、児孫が多く病み、頭瘡を患うことを主る。その中にたまに一人善行を肯んずる者がいても、眼を大きく見開いて外の機縁に頼ってはじめて興隆できる。原文の解釈に曰く、二金一水一火は家に头目の疾を患う人あることを主り、その間に好善の者はあるが、また顛狂して性を乱す人もあり、この課は大凶。来人の来意は上の条と同じく、依然として病患と官司である。

二火一水一土傷,家中淫亂事非常。此課有克家母喪,資財破敗落人行。解曰:二火一水一土,主有刑傷之人,又是陰人不良亦主傷母。來意為爭田莊,官事病患。

二重の火・一重の水・一重の土が相配して傷があり、家中に淫乱の事が甚だ尋常でないことを主る。この課にもし克があれば、家中の母が喪亡し、資財が破敗して他人の手に流落することを主る。原文の解釈に曰く、二火一水一土は家に刑傷を遭う人あることを主り、また女眷の品行不良を主り、同時に母を傷ることをも主る。来人の来意は田荘を争うことと、官司および病患である。

二木一火一土昌,子孫豐骨貌堂堂。田蠶進旺人昌盛,還有官榮耀故鄉。解曰:二木一火一土主家榮昌,人多好善,進益田宅,子孫興旺。又主求官有喜。來意只為生一女子。

二重の木・一重の火・一重の土が相配し、木が火を生じ、火が土を生じて、一路に相生して昌盛し、子孫が骨相豊満で儀容堂々たることを主る。田蚕が日に進んで興旺し、人丁が昌盛し、さらに官を為して故郷を栄えることができる。原文の解釈に曰く、二木一火一土は家道の栄昌を主り、人は多く善行を肯んじ、田宅が日に増し、子孫が興旺し、また官を求めて喜びあることを主る。来人の来意はただ家に一人の娘が生まれたためである。

四孟值課為遺失,四仲來人問交易。四季攻激為婚姻,進身或然求信息。解曰:課直四孟必為遺失,四仲必為交易,四季非問婚姻而問出身也。

最後の一条は五行の数目を論じず、地支の孟・仲・季の分類によって来意を断ずる。課が寅申巳亥の四孟に値すれば、来人は遺失の事のため。課が子午卯酉の四仲に値すれば、来人は交易を問う。課が辰戌丑未の四季に値して気勢が相激すれば、来人は婚姻を問い、あるいは出身を謀り、消息を訊きに来るのである。原文の解釈に曰く、課が四孟に直れば必ず遺失のため、四仲なら必ず交易のため、四季なら婚姻を問うかでなければ出身を問うのである。

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