Libo

抽軍避寇

明 · 佚名 · 第4巻 / 10

作盤ガイド: 大六壬起課, 金口訣起課

龍頭莫犯,嫌支干以休囚;背腹宜攻,要日辰之旺相。凡攻城,莫攻城之龍頭,必主損將;宜攻城之背腹,必獲捷矣。若日旺相,外氣強,可以攻城;日囚死,內氣強,不可攻擊。陽城,龍頭在亥,尾在巳,腹在魁,背在艮;陰城,龍頭在巳,足在亥,腹在艮,背在魁。一雲背腹在坤艮也。

城を攻むるに「龍頭」を碰る勿れ、怕るは日干日支の休囚に落つるなり。宜しく其の背と腹を攻むべし、但し日干日支が旺相の気を得るを要す。凡そ城を攻むるに、城の龍頭を攻むる勿れ、攻めば必定に主将を折損せん。当に城の背腹を攻むべく、必ず勝捷を獲ん。若し日干が旺相なれば、外来の気の強盛を説明し、城を攻むる可し。日干が囚死なれば、城内の気の強盛を説明し、攻撃すべからず。陽城の龍頭は亥に在り、尾は巳に在り、腹は魁(戌)に在り、背は艮(寅)に在り。陰城の龍頭は巳に在り、足は亥に在り、腹は艮に在り、背は魁に在り。もう一説は背と腹と坤・艮の両維に分かつ。

神法式之昭昭,知軍情之蕩蕩。明視法式,必須清靜心神,研審災祥,惟在精誠感應,苟其禍福之不爽,何憂戰守之無功也耶?

式盤の法は昭然として明白なり、軍情の曲折もまた一覽の餘にあらん。こ一套の法式を看清さんと欲すれば、必ず先ず心神を清靜にして、細細に災祥の徴兆を研究し、關鍵は全て精誠の至り・感じて遂に通ずるに在り。倘若禍福を皆分毫も差なく推断せば、又何ぞ必ず戦と守の成效なきを憂えんや。

金鳳歌

貴為我將干為卒,將位二神是賊兵。我克地時我必勝,他來克我彼還贏。游都賊將兵居處,沖處魯都遊賊攻。方克貴神防細作,貴刑方處急宜沖。將刑地分賊須動,方克將神虜寨寧。貴若克干多便益,干來克貴叛離興。

この一歌の取象は:「貴神」は我方の主将を代表し、遁出の天干は我方の士卒を代表し、将位の上の両箇の神は敵兵を代表す。我方が地盤の神を克住すれば、我は即ち必勝。相手が返って我を克すれば、彼は即ち赢を得ん。「遊都」は敵将の屯兵の処を指出し、遊都と相冲する「魯都」は則ち敵人の遊動兵力の攻撃する所なり。地盤の方が貴神を克すれば、敵人の細作を提防するを要す。貴神が地盤の方を刑すれば、即ち急ぎ出兵して冲击すべし。天将が臨む所の地分を刑すれば、敵人は必定に移動す。地方が天将の神を克すれば、敵人の営寨は返って安穩なり。貴神が若し遁干を克すれば、我方は便宜を多得ん。遁干が返って貴神を克すれば、軍中に叛離の事有らん。

此貴神即游動上來天將是也,不是天乙貴人。干者,游都落地盤上之遁干也。如丁酉日酉將午時,丁日游都在巳,酉加午,巳落寅上,巳上乘六合,干寅上見壬。此起貴人法,只用地臨晝貴,故寅是六合,為我之將與游都。

ここに言う「貴神」は、遊都の所在の処の上面に乗ずる那位の天将を指し、並不是天乙貴人なり。言う所の「干」は、遊都が地盤の那一宮の上に落到して遁出する天干なり。例を挙げて言えば:丁酉の日、酉将を用いて午時に加えて盤を起こす。丁の日の遊都は巳に在り、酉を午の上に加えて順に布せば、巳は即ち地盤の寅の上に落つ。巳の上に乗ずる天将は「六合」、寅の上に遁出する天干は壬なり。ここに貴人を起こすはただ地盤の臨む所の昼貴を用い、故に寅の上は六合、それは既に我方の主将にして、また遊都と同じく一宮に處す。

巳並地盤寅相生,是我之將不制賊,兩相和解。遁干見壬,本為我之士卒,卻克游都之巳火,定主我之士卒能勝也。方與貴相生,占細作無。將與地分不刑,占賊不動。干生貴,占士卒愛戴其主將。亥為魯都在申上,賊有遊兵在於申地,餘仿此。

接続して断ず:巳と地盤の寅木と相生すれば、我方の主将は並不に敵人を克制せず、双方は両相和解するを説明す。遁出の壬水は本来我方の士卒を代表し、それが却って遊都の巳火を克住すれば、那即ち我方の士卒が能く取勝すと断定す。地盤の方と貴神と相生すれば、細作を占えば、是れ細作なし。天将と臨む所の地分と相刑せざれば、敵情を占えば、是れ敵人動かず。遁干が貴神を生ずれば、軍心を占えば、是れ士卒が主将を愛戴す。巳と相冲する亥即ち「魯都」にして、それが申の上に落つれば、敵人に遊動の部隊が申地に在るを説明す。其余の各例はこれに照らして類推せよ。

金鳳戦干歌

占賊之法妙難窮,起成課法自靈通。要知賊寇藏人馬,游都魯都兩干稱。方為賊居將為寇,貴神為我主人兵。干是我軍為裡數,更知賊數百和零。休又言我財為我利,干若受克利須傾。四課之中將克將,不須勞力用辛勤。若更行兵能用計,寇兵一掃蕩胡塵。

敵を占う方法は奥妙無窮にして、ただ課式を起こし成せば自然に霊験通達す。敵寇が人馬を何処に蔵すかを知らんと欲すれば、即ち「遊都」「魯都」とそれらの遁ずる両箇の天干を看よ。地盤の方は敵人の居する所を代表し、天将は来寇を代表し、貴神は我方主人の兵馬を代表す。遁干は我軍を代表し、以て里程を推算し、なお敵兵の確数を推出し、零頭までも知る能し。至於「休」の这一層は、財が我の利を為すを説き、遁干が若し克を受くれば、我の利益は即ち傾覆せん。四課の中に若し天将が天将を克せば、即ち費力して苦戦するに及ばず。若し行軍が更に計を用いるを懂得せば、敵兵は一掃して空しく、胡塵は尽く蕩うなり。

應課還將若來克貴,我當謹衛莫強徵。方來克貴主細作,必有奸謀誘我軍。貴神下克地方位,將軍攻戰莫消停。將若刑方賊移動,晚間逃走似飛星。方若克將敗守寨,故然不動亦難通。

應課の天将が若し来りて貴神を克せば、我方は即ち謹慎に守衛して、強いて出征する勿れ。地盤の方が貴神を克すれば、敵人が細作を派したるを主り、必定に奸謀を用いて我軍を誘引せん。貴神が下に向かって地盤方位を克住すれば、主将は便ち攻戦して停まらざる可し。天将が若し臨む所の方を刑すれば、敵人は一定要して移動し、夜裡に逃ぐること流星の如く速し。地盤の方が若し天将を克すれば、我方は敗退してただ寨を守り、たとい兵を按して動かずとも局面を打通し難し。

干克將兮興人馬,速速前行賊可平。將若刑干賊必勝,我當防衛不宜興。方來克干賊堅固,干若刑方我得贏。神若克干軍易使,干反克貴下不聽。貴神為我干為使,將位二神為賊兵。我克他時宜戰鬥,他來克我不須行。地方名屬游都將,魯都對位賊遊兵。有人精學游都法,何用六韜三略文?

遁干が天将を克すれば、即ち人馬を整頓し、迅速に前進し、敵人は平定する可し。天将が若し遁干を刑すれば、敵人は必勝、我方は当に防守し、兵を発するに宜からず。地盤の方が来りて遁干を克すれば、敵人の営壘は堅固なり。遁干が若し地盤の方を刑すれば、我方は能く赢ん。貴神が若し遁干を克すれば、軍令は推行し易し。遁干が返って貴神を克すれば、部下は即ち號令を聽かざらん。要するに貴神は我方を代表し、遁干は使者を代表し、将位の上の両神は敵兵を代表す:我が彼を克する時は交戦に宜しく、彼が来りて我を克せば即ち出動するに及ばず。地盤の方は遊都の乗ずる将に歸属し、之と相對する魯都は則ち敵人の遊動の兵なり。若し人のこの一揃いの遊都の法を學精せば、何ぞ必ず更に《六韜》《三略》の那些の兵書を讀まんや。

論盜賊方路

甲寅乙卯丙巳宮,丁午戊辰己戌同。庚申辛酉壬亥上,癸子十干定吉凶。天地相合為去路,暗藏人馬捉賊兵。若人會得魯遊法,擒寇如同在掌中。

敵寇の去向を推す天干の配位は:甲は寅に配し、乙は卯に配し、丙は巳に配し、丁は午に配し、戊は辰に配し、己は戌に配し、庚は申に配し、辛は酉に配し、壬は亥に配し、癸は子に配し、この十干を用いて吉凶を定む。天盤の神と地盤の支と相合する処は、即ち敵人の逃走する路なり。これに據りて暗中に人馬を埋伏せば、便ち敵兵を捉える可し。若し能く「魯都」「遊都」のこの一揃いの法門を領會せば、敵寇を擒拿するは自己の掌中に在るが如く易し。

假令十一月丑將戊辰日寅時,占賊人去方。丑加寅順數,至巳上見辰。論此賊人在東南巳地方上去。何以知之?曰:以天地相合,正是賊人所去之方。餘仿此。

例を挙げて言えば:十一月に丑将を用い、戊辰の日・寅時に敵人がいずれの方向に向かって逃走するかを占う。丑を寅の上に加えて順に一周を数え、地盤の巳位に数え至れば、上面に見る所は辰なり。これに據りて敵人は東南方の巳地に向かって往けりと断定す。何を憑りて知るや。回答は:戊は辰に配し、辰と巳とここに正に天盤と地盤の相合を構成し、相合の処即ち敵人の往く所の方位なり。其余の情形はこれに照らして類推せよ。

假令八月辰將已亥日巳時,占賊人去方。以月將加辰,數至亥上見戌,占此賊人在西北亥方向去也。何以知之?曰:“戊己原加辰戌間”,故詳論四課之中皆與天地相合。如此占之,萬無一失。餘仿此。

更に一例を挙ぐ:八月に辰将を用い、己亥の日・巳時に敵人がいずれの方向に向かって逃走するかを占う。月将を加えて盤を転じ、地盤の亥位に数え至れば、上面に見る所は戌なり。これに據りて敵人は西北の亥方に向かって往けりと断定す。何を憑りて知るや。回答は:口訣に「戊己は原より辰戌の間に加わる」と講じ、己は正に戌に配すれば、故に四課の中の天盤地盤の相合する処を細看するを要す。この法子に照らして占えば、万に一つの失もなく、其余の情形はこれに照らして類推せよ。

行軍占異

凡行軍偶遇變,主將心驚者,必占。不異、不疑則不占。其法:以月將加正時,視天上類神所臨何神,以所臨地分之神與日干較其生克,以定吉凶。更以天將計之,則休咎見之矣。

凡そ行軍途中に偶然異変に遇上し、主将の心裡に驚を發する者は、一定要して占う。若し並不に反常と覺えず・心中もまた疑惑せざれば、即ち占うに及ばず。占法は:月将を用いて正時に加えて天盤を転じ出し、天上の其の異事を代表する「類神」がいずれの神の上に落つるかを看て、更に其の臨む所の地盤の神を拿りて日干と生克を比較し、これに據りて吉凶を定む。このほかまた其の乗ずる天将を合并して計算するを要し、吉凶は即ち顕現せん。

天變共之類神,日卯也,月酉也,風寅也,瘴氣申也,雷電巳也。

天象の變異は各々類神有り:太陽の類神は卯、月亮の類神は酉、風の類神は寅、瘴氣の類神は申、雷電の類神は巳なり。占う時は即ちこれらの類神を取りて推せ。

六壬大全卷四終

欽定四庫全書

六壬大全巻五・兵占

時事休咎第一

太歲過建已往事,未過月建在歲前。正值建辰事當歲,神吉則吉凶吝言。魁罡若加太歲上,所主反覆心不安。建,月建也。太歲若過月建前,則事當屬已往,如建在寅,太歲移過卯地。若未過月建,則為未來事,如建在子,太歲尚在亥也。正值月建,事在當歲。若所乘之神吉則事吉,凶則事凶。戌為天魁,辰為天罡,若二神加於太歲之上,主心反覆不安。

當前の時局の吉凶を占うに、先ず太歳と月建の先後を看よ:太歳が月建を越え過ぎれば、問う所の事は已に過ぎ去ったに属す。太歳がなお月建を越え過ぎざれば、事情は即ち太歳の前に在りて・なお未だ到来せず。太歳が正に月建の位に落つれば、事情は即ち本年に應ず。更に其の乗ずる神の吉を看れば、事情は即ち吉。其の乗ずる神が凶なれば、事情は即ち凶、凶の時は言語の間にもまた避忌有るを要す。若し「河魁」「天罡」が太歳の上に加われば、主する所は反復不定・心神不安なり。ここに言う「建」は月建を指す。太歳が若し月建の前に行き至れば、事情は即ち過去に属す、例えば月建が寅に在りて太歳が已に卯地に移るが如し。若し太歳がなお月建を過ぎざれば、即ち未來の事、例えば月建が子に在りて太歳がなお亥に在るが如し。太歳が正に月建に当たれば、事は当年に應ず。戌は天魁、辰は天罡、この両神が太歳の上に加われば、心緒の反復不安を主る。

大殺金神災禍深,支干不逢分野尋。德合旺相仍豐稔,若見刑沖慎刀兵。金神,正月在酉,二月在巳,三月在丑,周而復始。金、殺相遇,災必深,若不見支干上,亦當以所落分野定吉凶;不併,遇亦無害。所到之宮逢德合旺相,歲獲豐稔。若見刑沖,即有刀兵動其上。

「大殺」と「金神」とが同處すれば、災禍は即ち深重なり。それらが若し日干日支の上に落ちざれば、即ち十二分野の中に至りて其の應ずるがいずれの國かを尋ぬべし。落つる所の宮が若し德・合に逢い而且旺相なれば、其の一年はなお豐收なり。若し刑・沖を見れば、即ち刀兵の災を當心するを要す。金神の排法は:正月は酉に在り、二月は巳に在り、三月は丑に在り、此の後は周而復始す。金神が大殺と相遇すれば、災禍は必ず重し。若し日干日支の上に出現せざるとも、また其の落つる所の分野に按じて吉凶を定むを要す。二者が若し并臨せざれば、たとい遇上すともまた妨害なし。それらの到る所の宮が若し德合旺相に逢えば、其の一年は五穀豐登す。若し刑沖を見れば、其の一方は即ち刀兵の興動有らん。

分野:子齊分、青州,丑吳分、揚州,巳楚分、荊州,午周分、豳州,未秦分、雍州,申晉分、益州,酉趙分、冀州,戌魯分、徐州,亥衛分、幷州。

十二地支の配する分野は:子は齊國に属し、青州に對應す。丑は呉國に属し、揚州に對應す。巳は楚國に属し、荊州に對應す。午は周室に属し、豳州に對應す。未は秦國に属し、雍州に對應す。申は晉國に属し、益州に對應す。酉は趙國に属し、冀州に對應す。戌は魯國に属し、徐州に對應す。亥は衛國に属し、并州に對應す。國事・兵事を占うに、即ち凶神がいずれの支に落つるかに按じて、いずれの一方に災有るかを断ず。

筑台選將第二

選將征伐驗將星,三合中字是將軍。假如申子辰為將,旺相休囚看否能。貴德乘常生歲月,武穆曹彬再復生。若乘羊白傷干歲,董卓阿瞞的是真。禍患要知何日克,休囚旺相決年分。

壇を筑き將を拜し・出征の主帥を挑選するに、「將星」を驗すを要す:三合局の中間の其の字即ち將軍なり。例えば申子辰の三合水局、中間の子即ち將星なり。更に其の旺相に當るか休囚なるかを看て、これに據りて此人の能く勝任するか否かを断ず。將星が若し日貴・日德に乗じ、また「太常」に乗じて太歳を生じ・月建を生ずれば、那便是岳武穆・曹彬の一流の良將の再世なり。若し「羊刃」「白虎」に乗じて日干を傷克し・太歳を傷克すれば、那就真に董卓・曹操の一類の人物なり。至於禍患の應ずるがいずれの日に發作するかは、即ち將星の休囚旺相に按じて年月を決定す。

此論將星,專以三合中字。如今日甲申,則子為大將。旺相則為能將,休囚則否。更有日貴日德,乘太歲生歲及日干,是赤心報國,如曹彬岳飛之輩。若乘羊刃白虎傷干及歲,是挾君奸國之臣,如董操之流,不可用也。如此等之人用他,必是有禍患也。以發用之旺相休囚定年月,以“甲己子午九、乙庚丑未八、丙辛寅申七、丁壬卯酉六、戊癸辰戌五、巳亥獨居四”之數加減言之。

この一段は將星を講じ、專ら三合局の中神を取る。例えば今日は甲申の日、申子辰は三合すれば、則ち子即ち大將なり。子が若し旺相の氣に當れば、便ち能耐有る將領なり。若し休囚に落つれば、即ち不行なり。若し將星の上に更に日貴・日德に乗り、并且太歳に乗じて太歳を生じ・日干を生ずれば、那就是一片の赤心にて國に報いる人、曹彬・岳飛の如きなり。若し羊刃・白虎に乗じて日干と太歳を傷克すれば、那就是君主を挾持し・國家を禍亂する奸臣、董卓・曹操の如き人、用いる能わず。こんな人を用いれば、必定に禍患を招來せん。至於應期は、即ち發用の旺相休囚に按じて年月を定め、「甲己子午九・乙庚丑未八・丙辛寅申七・丁壬卯酉六・戊癸辰戌五・巳亥獨居四」のこの一揃いの數目を用いて加減推算す。

右將星之法,成書雖是如此,甚不解其故,則何不以逐月之月將為將星,或用登明為將亦可。不然,太歲為天子,當以歲破為將,取閫外專權、遙對天子之象。又不然,於十二貴神中取勾陳為將,蓋勾陳有擒王捕盜之能,選將者擇之可也。

以上のこの一揃いの將星の取法は、舊書は雖もかくの如く寫れども、其中の道理は卻って索解し難し。旣に然れば、何ぞ乾脆と逐月の月將を用いて將星と當て、あるいは「登明」(亥)を用いて將星と當てるも可ならん。更に然らざれば、太歳は天子を象徴すれば、即ち歲破を拿りて將星と當てるべく、取る所は大將が外に在りて權を專らにし・遥かに天子と相對する意象なり。又然らざれば、即ち十二貴神の裡に「勾陳」を取りて將星と當てよ、勾陳は敵王を擒拿し・盜寇を捕捉する本事有ればなり、將を選ぶ人は妨げずこの幾種の取法の裡より一種を挑んで用いよ。

又看將品,當責用神:用金或金局,則知將有權謀,好殺,好更革。用木或木局,則知將仁慈,以恩待下。用水或水局,則知將聰慧,柔中有剛;若將得玄合主將好色。用火或火局,則知將剛烈性多燥。用土或土局,則知將敦厚,不輕舉動。或以將星所乘決之亦可。支干上神相生比和,主將卒一心;相剋刑害,將卒二志。

更に主將の品性を看るに、即ち用神に責成して斷ずるを要す:發用が金に屬しあるいは金局を成せば、此の將が權謀に富有り・殺伐を好み・舊制を變更するを喜ぶを知る可し。發用が木に屬しあるいは木局を成せば、此の將が仁厚慈愛にして・恩義を以て部下に對するを知る可し。發用が水に屬しあるいは水局を成せば、此の將が聰明機敏・柔中に剛を帶ぶを知る可し。若し天將が「玄武」與「六合」を得れば、則ち此の將の好色を主る。發用が火に屬しあるいは火局を成せば、此の將が性情剛烈にして多く急躁なるを知る可し。發用が土に屬しあるいは土局を成せば、此の將が敦厚穩重にして・輕擧妄動せざるを知る可し。あるいは將星の乗ずる天將を拿りて判斷するも、また可なり。このほか、日干日支の上の神が若し相生しあるいは比和すれば、主將と士卒と同心を主る。若し相克・相刑・相害すれば、將と卒と即ち離心して兩意ならん。

練兵防禦第三

練兵征討有何名,討叛伐逆及夷人。日為主將支為卒,相生訓練有奇能。練兵之意,無非為討叛、伐逆及御夷虜而已。是以日干為將,日支為士卒。若上下相生比和,主士卒就練,將有奇能。若干上乘白虎、病符,主將多病;支上乘之則士卒多病。餘以例推之。

兵を練り戰に備うるは畢竟何の為か。無非は叛賊を討伐し・逆黨を征討し・および外族を抵禦するなり。故に課を占うに日干を以て主將を代表し、日支を以て士卒を代表す。若し上下相生しあるいは比和すれば、士卒の訓練有素・主將もまた過人の才能有るを主る。若し日干の上に「白虎」あるいは「病符」に乗ずれば、主將の多病を主る。これ両者が日支の上に乗ずれば、即ち士卒の多病なり。其余の情形はこれに照らして類推せよ。

裂土相攻分主客,上國征夷察德刑。德勝刑時中華捷,刑反克德邊夷興。日克辰神將制外,辰剋日上外侵城。中國之內自相攻擊,則以先起者為主,後起者為客。若往征夷狄,則分德刑,德為中國,刑為外夷。德勝刑,捷在中國;刑勝德,外夷返強。日上神克辰上神,主將制外;辰上神制日上神,外勝主將。日辰上互相剋賊,勝敗互乘。

境内に割據して互攻すれば、即ち主客を分かつ。上國が外族を征討すれば、即ち「德」與「刑」を察せよ。德が刑に勝れば、捷報は中原に歸す。刑が返って德を克せば、邊地の外族は即ち強盛なり。日干の上神が日支の上神を克すれば、主將は能く外敵を制服す。日支の上神が日干の上神を克すれば、外敵は即ち來りて城を侵さん。中原の境内が自ら相攻伐するに、先に手を動かすを主と為し、後に手を動かすを客と為す。若し是れ兵を出して夷狄を征討すれば、即ち德刑を改用して分かつを要す:德は中國を代表し、刑は外夷を代表す。德が刑に勝てば、勝利は中國の一方に在り。刑が德に勝てば、外夷は返って強橫なり。日干の上神が日支の上神を克するは、主將が外敵を制服するなり。日支の上神が日干の上神を制するは、外敵が主將に勝てるなり。若し日干日支の上下が互相克賊すれば、那就勝敗交替して・各々得失有らん。

辰陰制日宜堅守,日陰克辰宜進兵。勾陳助日扶中國,助辰謹守慎揚旌。太歲作勾乘吉馬,御駕親征四海寧。日尊辰卑,今辰陰返制日,是彼勢勝而我勢弱,宜堅壁待之。若日陰克辰,是我勢強而彼勢衰,宜急進兵攻之。

日支の陰神が日干を制住すれば、即ち堅く守るべし。日干の陰神が日支を克すれば、即ち兵を進むべし。「勾陳」が日干を幫扶するは、中原を扶助するなり。日支を幫扶すれば、即ち営壘を謹守して、輕々しく旗幟を張揚して出戰すべからず。太歳の上に勾陳を作しまた吉將と驛馬に乗ずれば、那是天子の御駕親征・四海安寧の兆なり。日干を尊と為し日支を卑と為す、如今日支の陰神が返って日干を制克するを説明すれば、對方の勢強くして我方の勢弱なり、當に堅壁して固守し・時機を等待すべし。若し是れ日干の陰神が日支を克すれば、我方の勢強くして對方の衰弱を説明す、當に急ぎ兵を進めて攻打すべし。

勾陳將星也,助日是生日也,主中國勝;助辰生辰也,宜謹守。勿揚旌:旌,軍中旗也。太歲勾陳又乘吉將、驛馬,主御駕親征之兆。

勾陳即ち將星なり。それが日干を幫扶するは、日干を生ずるを指し、中原の取勝を主る。それが日支を幫扶するは、日支を生ずるを指し、那就當に謹慎に守御すべし。言う所の「勿揚旌」、旌即ち軍中の旗幟、意は旗を張りて出戰する勿れなり。若し太歳の上に勾陳に乗り、また吉將と驛馬に乗ずれば、那是天子の親自出征の徵兆なり。

敵國動靜第四

欲知敵國有動靜,先以年課審玄機。陽年大吉加歲干,陰年小吉加歲支。貴人陰陽分二至,課傳凶吉可預知。十二國中知災異,法貫諸門莫執泥。歲計合神加月建,陰陽課法一同推。凶神凶將所臨地,此國必然兵犯之。

敵國に動靜有るか否かを知らんと欲すれば、先ず「年課」を用いて其中の玄機を審察せよ:陽年は即ち「大吉」(丑)を太歳の天干の上に加え、陰年は即ち「小吉」(未)を太歳の地支の上に加えよ。貴人は陽貴・陰貴に分かち、冬至・夏至の兩至を界と為して取用し、課体と三伝の吉凶は即ち預知する可し。この一課を用いて十二の邦國の災異を推すに、其の法門は各家を貫通し、必ずしも一説を死守せず。若し年に按じて推算せば、即ち太歳の合神を月建の上に加え、陰陽兩課の推法は完全に一樣なり。凶神凶將の臨む其の一塊の地は、其の國家は必定に兵禍の來犯有らん。

十二國中知災異法:上起十二國,即地臨十二宮之分野,看是何星煞落何宮分,以驗災異。又以歲合加月建,立成四課三傳,貴人俱從月起,以觀何月起兵,並敵國何種災異也。火主旱,水主澇,金主兵,木主風主飢,土主病。主事神煞細定之。

十二邦國の災異を推す方法は:先ず盤上に十二國を排定し、即ち地盤十二宮の各々の配する分野、更に看る是れいずれの星煞がいずれの宮の分野に落つるか、これに據りて災異を驗斷す。別の一法は太歳の合神を月建の上に加え、四課三伝を立成し、貴人は一律に月建より起こし、以ていずれの月に兵を起こすか・および敵國にいずれの類の災異が發生するかを觀察す。五行の主する所は各々同じからず:火は旱災を主り、水は水澇を主り、金は兵禍を主り、木は風災と饑荒を主り、土は疾疫を主る。至於具體の應驗は、なお主事の神煞に按じて細細に判定するを要す。

出師擇吉第五

擇吉天罡加月建,看其神覆用其軍。歲對登明神后下,歲前沖覆酉兼申。河魁臨處為天府,歲後仍須仰見寅。天倉大吉加堪用,餘外相逢不利人。

出師の吉日を擇ぶ法子は「天罡」(辰)を月建の上に加えて盤を転じ、諸神がいずれの位置に覆うかを看て、これに據りて軍隊を調度す。「登明」(亥)「神后」(子)の覆う所の下は、「歲對」なり。申・酉の覆う所の下は、「歲前」なり。「河魁」(戌)の臨む處は、「天府」なり。なお頭を擡げて寅の臨む處を看れば、那是「歲後」なり。「大吉」(丑)の加わる處は「天倉」にして、また堪えて用うべし。これ幾處を除くの外、其余の諸神の臨むは即ち皆人に利あらず。

天罡加月建,申酉臨處是歲前,即定、執二日也;戌臨處是天府,即破日;亥子臨處是歲對,即危、成二日也;丑臨處是天倉,即收日也。寅臨處是歲後,即開日也。此雖前人所擬,但建破魁罡,犯之大凶,須參合用之。《集聖曆》云:“天倉者,大吉加歲神后下。建星,正月起寅,順行十二辰。”

天罡を月建の上に加えた後:申・酉の臨む處を「歲前」と曰い、即ち建除十二値の裡の定日と執日。戌の臨む處を「天府」と曰い、即ち破日。亥・子の臨む處を「歲對」と曰い、即ち危日と成日。丑の臨む處を「天倉」と曰い、即ち收日。寅の臨む處を「歲後」と曰い、即ち開日。この一揃いの配法は雖も前人の擬せる所なれど、但し建日・破日および河魁・天罡の本身は、犯せば皆大凶、必ず參酌して合看して後用いるを要す。《集聖暦》に曰く:「言う所の天倉は、大吉が太歳神の後の位置に加わるなり。建星の排法は、正月は寅より起こり、順行して十二辰を経る。」

乙戊己辛壬五日,四仲相加九丑神。將軍此日休出馬,只恐難逃血染塵。乙巳丙辰丁巳日,癸亥不祥勿陳兵。建寅逢六卯當七,累數加之絕氣神。更有往亡須避忌,不忌前途傷害人。莫犯章光四絕日,勿用空亡五帝辰。

乙・戊・己・辛・壬のこの五箇の日干は、若し子午卯酉の四仲の支に配すれば、即ち「九丑」の日を構成す。將軍はこの種の日子に於て出馬すべからず、ただ怕るは血に沙場を染めるを免れ難きなり。乙巳・丙辰・丁巳の三日および癸亥日は皆不吉利にして、これらの日子に於て兵を陳ねて出戰する勿れ。月建が寅に在る正月は初六を忌み、卯月は初七を忌み、此の後月を逐うて累加して一日、その便是「絶氣」の神の當値する日なり。このほかまた「往亡日」有りて必ず避忌するを要し、避諱せざれば、前面の路途の上に人の傷害を受くること有らん。又「章光」「四絶」の兩種の凶日を觸犯する勿れ、更に空亡の日と「五帝辰」を用いる勿れ。

六旬忌日,出《六壬心鏡》,正月六日、二月七日、三月八日、四月九日、五月十日、六月十一、七月十二、八月十三、九月十四、十月十五、十一月十六、十二月十七,俱不宜出軍。往亡,正寅、二巳、三申、四亥、五卯、六午、七酉、八子、九辰、十未、十一戌、十二丑。

言う所の「六旬忌日」は、《六壬心鏡》に出づ、月を逐うて遞增して一日:正月は初六を忌み、二月は初七を忌み、三月は初八を忌み、四月は初九を忌み、五月は初十を忌み、六月は十一を忌み、七月は十二を忌み、八月は十三を忌み、九月は十四を忌み、十月は十五を忌み、十一月は十六を忌み、十二月は十七を忌み、これらの日子は皆出兵に宜からず。「往亡日」の排法は則ち:正月は寅日に在り、二月は巳日、三月は申日、四月は亥日、五月は卯日、六月は午日、七月は酉日、八月は子日、九月は辰日、十月は未日、十一月は戌日、十二月は丑日。

章光煞,孟月乙丑,仲月丙寅,季月甲子。春庚午、庚申、乙亥,夏壬戌、丙寅、丁亥,秋甲辰、乙丑、辛亥,冬丙午、壬辰、癸亥,以上四絕日,亦名四窮日。一說,四絕日,四立前一日是。

「章光煞」の排法は:孟月は乙丑日、仲月は丙寅日、季月は甲子日。「四絶日」は則ち季節に按じて排す:春季は庚午・庚申・乙亥、夏季は壬戌・丙寅・丁亥、秋季は甲辰・乙丑・辛亥、冬季は丙午・壬辰・癸亥、この幾日はまた「四窮日」と稱す。別に一種の説あり、四絶日即ち立春・立夏・立秋・立冬のこの四立の各自の前一日なり。

空者,旬中空亡也。五帝日,正卯、二午、三酉、四子,周而復始。《克應經》云:“凡占空亡發用,不宜出軍,主士卒走散,空壁而歸。”

歌訣の裡の「空」は、旬中の空亡を指す。「五帝日」の排法は:正月は卯に在り、二月は午、三月は酉、四月は子、此の後周而復始す。《克應經》に曰く:「凡そ空亡を占得して發用せば、皆出兵に宜からず、士卒の走散逃亡・営壘の空空として退り回るを主る。」

擇歲月日時法,忌沖太歲、金神。若為主,侯太白金星,東方見之月;若為客,候太白金星,西方見之月。其月出軍,仍避沖旺方。

年・月・日・時を擇取する通法は:太歳を沖犯するを忌み、また金神を沖犯するを忌む。若し我方が「主」なれば、即ち太白金星が東方に出現する其の月を待て。若し我方が「客」なれば、即ち太白金星が西方に出現する其の月を待て。其の月に出兵すれば、なおもとより太歳と相沖する方位と當令の旺方を避開するを要す。

出軍凶日:天火狼藉日,正月在子順行四仲。日月蝕日凶。八龍、七鳥、九虎、十蛇日凶,春甲子乙亥為八龍,夏丙子丁亥為七馬,秋庚子辛亥為九虎,冬壬子癸亥為十蛇。歸忌日凶,正丑、二寅、三子、四丑周而復始。建日損將。

以下に出兵の各種の凶日を開列す。「天火狼藉日」は、正月は子より起こり、此の後子午卯酉の四仲の位に沿って輪排す。日食・月食の日は凶。「八龍」「七鳥」「九虎」「十蛇」の四種の日子もまた凶なり:春季の甲子・乙亥を八龍と曰い、夏季の丙子・丁亥を七馬と曰い、秋季の庚子・辛亥を九虎と曰い、冬季の壬子・癸亥を十蛇と曰う。「歸忌日」は凶、正月は丑に在り、二月は寅、三月は子、四月はまた丑に回り、かくの如く周而復始す。建日に出兵すれば主將を折損せん。

天罡天魁凶。天罡,正月巳、二月午、三月未、四月申、五月酉、六月戌、七月亥、八月子、九月丑、十月寅、十一月卯、十二月辰;對沖為天魁。平、收日凶,天罡即平,天魁即收。兵禁日凶,正月起寅逆行六陽。大敗日,與咸池同,不宜出軍,正月起卯逆行四仲。

「天罡」の日と「天魁」の日は皆凶。天罡の月排法は:正月は巳に在り、二月は午、三月は未、四月は申、五月は酉、六月は戌、七月は亥、八月は子、九月は丑、十月は寅、十一月は卯、十二月は辰。之と相沖する其の一支即ち天魁。平日・收日もまた凶、天罡の値する所即ち平日、天魁の値する所即ち收日。「兵禁日」は凶、正月は寅より起こり、六箇の陽支に沿って逆行す。「大敗日」は「咸池」と位を同じくし、出兵に宜からず、正月は卯より起こり、四仲の位に沿って逆行す。

四離,春分、秋分、夏至、冬至前一日為離日,若占時日躔臨於四離之辰,名曰天寇,大凶。月厭,正月起戌,逆行十二辰,凶。受死日,正戌,二辰,三亥,四巳,五子,六午,七丑、八未、九寅、十申、十一卯、十二酉。

言う所の「四離」は、春分・秋分・夏至・冬至のこの四箇の節氣の各自の前一日なり。若し占時に太陽の躔る位置が正に四離の辰の上に落つれば、即ち「天寇」と曰い、大凶なり。「月厭」は、正月は戌より起こり、逆行して十二辰を経て、之に値えば凶なり。「受死日」の排法は:正月は戌に在り、二月は辰、三月は亥、四月は巳、五月は子、六月は午、七月は丑、八月は未、九月は寅、十月は申、十一月は卯、十二月は酉。

龍虎日凶,正巳、二亥、三午、四子、五未、六丑、七申、八寅、九酉、十卯、十一戌、十二辰。罪至日凶,正午、二子、三未、四丑、五申、六寅、七酉、八卯、九戌、十辰、十一亥、十二巳。飛廉大煞日凶,正戌、二巳、三午、四未、五申、六酉、七辰、八亥、九子、十丑、十一寅、十二卯。

「龍虎日」は凶、その排法は:正月は巳に在り、二月は亥、三月は午、四月は子、五月は未、六月は丑、七月は申、八月は寅、九月は酉、十月は卯、十一月は戌、十二月は辰。「罪至日」は凶、排法は:正月は午に在り、二月は子、三月は未、四月は丑、五月は申、六月は寅、七月は酉、八月は卯、九月は戌、十月は辰、十一月は亥、十二月は巳。「飛廉大煞日」は凶、排法は:正月は戌に在り、二月は巳、三月は午、四月は未、五月は申、六月は酉、七月は辰、八月は亥、九月は子、十月は丑、十一月は寅、十二月は卯。

五不歸日,正月己卯、戊辰、己酉,二月辛巳、丙戌、辛亥,三月壬子、己卯、丙申、己酉,四月已卯、丙辰、壬辰、辛酉,五月壬辰、辛巳、丙申、庚申、辛亥,六月已卯、辛巳、丙申、庚申、已酉、辛亥,七月壬子、己卯、壬辰、辛酉、丙戌,八月丙辰、壬辰、辛巳、丙申、庚辰、己酉、辛酉、辛亥,九月丁亥,十月庚戌、丙辰、辛巳、丙戍,十一月壬子、己卯、丙辰、己酉、辛酉、丙戌,十二月丙辰、庚辰、丁巳、辛巳、丙戌、丁亥。

「五不歸日」は出兵して往きて回らざるの忌日、月に按じて開列して下の如し。正月は己卯・戊辰・己酉を忌み、二月は辛巳・丙戌・辛亥を忌み、三月は壬子・己卯・丙申・己酉を忌み、四月は己卯・丙辰・壬辰・辛酉を忌み、五月は壬辰・辛巳・丙申・庚申・辛亥を忌み、六月は己卯・辛巳・丙申・庚申・己酉・辛亥を忌み、七月は壬子・己卯・壬辰・辛酉・丙戌を忌み、八月は丙辰・壬辰・辛巳・丙申・庚辰・己酉・辛酉・辛亥を忌み、九月はただ丁亥を忌み、十月は庚戌・丙辰・辛巳・丙戌を忌み、十一月は壬子・己卯・丙辰・己酉・辛酉・丙戌を忌み、十二月は丙辰・庚辰・丁巳・辛巳・丙戌・丁亥を忌む。

六不成日,一雲大敗日,正寅,二午,三戌,四巳,五酉,六丑,七申,八子,九辰,十亥,十一卯,十二未。八絕日:正月庚辰,二月丁巳、丙戌、庚戌、辛亥,三月辛巳,四月丙辰、庚辰、庚戌,五月丙辰、庚辰、辛巳、庚戌、丁亥,六月辛巳、丁亥,七月庚辰、庚戌,八月丙辰、庚辰、丁巳、辛巳、丙戌、丁亥,九月丁亥,十月庚戌、丙辰、辛巳、丙戌、庚戌,十一月丙辰、庚辰、辛巳、丙戌、丙戌、庚戌、丁亥,十二月辛巳。

「六不成日」は、人あるいは之を大敗日と曰い、月に按じて排して:正月は寅に在り、二月は午、三月は戌、四月は巳、五月は酉、六月は丑、七月は申、八月は子、九月は辰、十月は亥、十一月は卯、十二月は未。「八絶日」は月に按じて開列して下の如し:正月はただ庚辰のみ。二月は丁巳・丙戌・庚戌・辛亥。三月はただ辛巳のみ。四月は丙辰・庚辰・庚戌。五月は丙辰・庚辰・辛巳・庚戌・丁亥。六月は辛巳・丁亥。七月は庚辰・庚戌。八月は丙辰・庚辰・丁巳・辛巳・丙戌・丁亥。九月はただ丁亥のみ。十月は庚戌・丙辰・辛巳・丙戌。十一月は丙辰・庚辰・辛巳・丙戌・庚戌・丁亥。十二月はただ辛巳のみ。

六窮日,每月初四、十九、二十八日是。行痕,即建日。了戾,即破日。

「六窮日」は、即ち每月の初四・十九・二十八のこの三天なり。別に兩箇の別名有りて認清するを要す:言う所の「行痕」は、指す所は建日。言う所の「了戻」は、指す所は破日なり。

The original text is in the public domain. The Japanese is a machine-assisted translation of this library’s own Chinese paraphrase, checked against a fixed glossary so that technical terms match the definitions used elsewhere on this site. It is a reading aid and does not replace the original.