Libo

占出行行人

清 · 锡孟樨 · 第10巻 / 19

作盤ガイド: 奇門遁甲作盤

占行期:以時干為起行之人,日干為牽纏之人,開門為起行之期,以時干在內、在外,並開門下干決定。占行人:以本人年命合當局中干支為行人,以支宮為宅舍,左右為來之遲速,其日以地方遠近決之。

啟程の日期を占う:時干を以て身を動かさんと要する人を代表し、日干は彼を牽絆する人を代表し、開門は啟程の期を代表す。再び時干の內宮に落つるか還お外宮に落つるかを看、竝びに開門の下面の帶ぶる所の天干を合わせて以て日子を確定す。門を出でて外在る人を占う:本人の本命年干支と當局盤中の干支とを把りて相合し、以て行人を代表す。彼の値する所の地支の宮を以て家宅を代表し、それの偏左偏右を看て以て歸來の遲速を定め、具體の日子は則ち路途遠近に依りて以て判定す。

占遠信:以丁為信,時干內外為遲速,外遲內速,如人在北方,占南方信息,一宮得景門者,信到。占在外慮家中安否:以日干為主,時干長生處為家,如甲木長生在亥之類,亥屬乾宮,無凶,為平安。占回鄉:以本人年命占時入局中,人已在外方,占時其年命已落內界,未回以干支定其日期。

遠方の來信を占う:丁を以て書信を代表し、時干の內宮に落つるか還お外宮に落つるかを看て以て遲速を定め、外宮に落つれば則ち遲、內宮に落つれば則ち速。譬如人が北方に在りて南方の音信を占えば、坎一宮もし景門を得れば、書信は便ち到らん。身が外地に在りて家中の是否平安を掛念するを占う:日干を以て主體と爲し、時干の長生の處を以て家を代表す、譬如甲木の長生は亥に在り、亥は乾宮に屬す、あの一宮もし凶象無ければ、家中は便ち平安。鄕に返るを占う:本人の本命年干支を把りて占時に按じて局中に納入す。人は既に外地に在り、占時にもし彼の本命が已に內界の宮に落進すれば、便ち將に回來らんと表示す。もし尚未回來せざれば、便ち干支を用いて以て歸期を推定す。

占在外人安否:以外宮上下二盤得三奇吉門及諸吉格者安,反此不安。占未出門先定歸期:以出行日干長生之方定之,若甲乙日出行,須看乾方地盤所在之干為歸家之期。占出行經商地方吉否:以其所往之方得三奇吉格生年命日干落宮者為上吉。

外に在る人の是否平安を占う:外宮の天・地兩盤の是否三奇・吉門および各種の吉格を得るかを看、得るは平安、反って則ち安ならず。尚未出門にして先に歸期を定むるを占う:出行のあの日の日干の長生方位を用いて以て確定す。譬如甲日・乙日の出行は、甲木の長生は亥に在り・亥は乾宮に屬す、便ち乾方の地盤の所在の天干を看るを要し、此に據りて家に回るの期を定出す。出行經商の地方の是否吉利を占う:往く所のあの方位の是否三奇吉格を得るかを看、竝びに能く本命年干・日干の落つる所の宮を生助するか、能くかくのごとくなれば便ち是れ上吉。

占行人何日歸來:端以庚格決之,以本人年命落於何宮,即在何方。落內者近,外者遠。占登舟船主善惡:以震宮為船,所得星為船主之善惡,以九星吉凶決之。占道途吉凶:以時干所落之宮得蓬為盜賊,如蓬不遇,再時干所加本宮得三奇吉門旺相諸吉格,不妨。

行人のどの一天回來るを占う:專ら「庚格」を用いて以て判定す。本人の本命のどの一宮に落つるかを看れば、人は便ちどの一方に在るか、內宮に落つるは路程近し、外宮に落つるは路程遠し。船に乘る時の船主の善惡を占う:震宮を以て船隻を代表し、震宮の得る所はどの一顆の星かを看て、九星の吉凶に據りて以て船主の是れ好か是れ壞かを判定す。路途の吉凶を占う:時干の落つる所の宮を看、もし「天蓬」星を得れば便ち盜賊有るを主る。もし天蓬に遇上せず、而且時干の加わる所の本宮又三奇・吉門・旺相および各種の吉格を得れば、あれば便ち事に妨げず。

占謀害:庚為仇人,甲為己身,生克決其有無謀害。占行路遇人同往善惡:以時干為己身,看上得何星臨之,以九星吉凶決其善惡,休旺定其吉凶。占出行水陸吉凶:以休門、景門所乘之宮分水、旱二路,二門落宮、天地二盤得奇儀吉格相乘為吉。

是否人の謀害有るを占う:庚を以て仇人を代表し、甲は自己本身を代表し、兩者の生剋を用いて人の圖謀加害有るか無きかを判定す。路上に人に遇い結伴同行するの善惡を占う:時干を以て自己を代表し、それの上面にどの一顆の星の臨着する有るかを看て、九星の吉凶を用いて以て同行者の是れ善か是れ惡かを判定し、再び休囚旺相を用いて以て吉凶を定出す。出行して水路を走るか還お旱路かの吉凶を占う:休門・景門の乘る所の宮を以て分別に水路と陸路を代表し、兩門の落つる所の宮および天・地兩盤の是否奇儀吉格の相乘を得るかを看、得るは吉と爲る。

占人在外不知何方:以行人年干決之,本人年干落於何宮即何方,落內者近,外者遠。占久出存亡:以年命落宮定之,以乘旺帶奇吉者,平安;休囚為困苦;空亡為其人不在,仿此。占久出外信虛實:以景門、朱雀決之。景門為文書之神,朱雀為口舌信息之神,得奇吉者實。

人が外に在りて而もどの方向に在るかを知らざるを占う:行人の本命年干を用いて以て判定す、本人の年干のどの一宮に落つるか、人は便ちどの一方に在るか。內宮に落つるは路程近し、外宮に落つるは路程遠し。久しく出でて未だ歸らざる人の存亡を占う:本命の落つる所の宮を以て以て確定す、もし乘る所當旺にして又三奇吉星を帶ぶれば、便ち平安。休囚の地に落つるは、處境困苦を主る。空亡に落つれば、便ちあの人已に在らずを表示す。その餘の情形は此に照らして類推せよ。久しく外に出でて傳來する消息の是れ眞か是れ假かを占う:景門と「朱雀」とを用いて以て判定す。景門は是れ文書を主る神、朱雀は是れ口舌音信を主る神、兩者の三奇吉象を得るは、消息は便ち是れ眞。

占求財貿易

占求財:以生門落宮再看上下二盤格局,吉格吉星所求皆遂意,一有不吉,求半;休囚,無。又法,以本人年命日干落宮並所往之方,合而決之。又法,以日干、時干落宮與生門落宮合而決之。占貿易:以生門落宮旺相得三奇吉格,主買賣興旺,不全者,平常,休囚更凶,凶格大不利。又法,以甲子戊為資本,生門為利息,以所落之宮吉凶生克決之。

財を求むを占う:生門の落つる所の宮を看、再び天・地兩盤の成する所の格局を看。もし吉格吉星を得れば、求むる所皆心に稱う。ただ一處に不吉有れば、便ちただ一半を求め得るのみ。もし休囚の地に落つれば、便ち求め到らず。另有りて一法:本人の本命年干・日干の落つる所の宮と往く所の方位とを把りて合わせ起こして判定す。還お一法有り:日干・時干の落つる所の宮と生門の落つる所の宮とを把りて合わせ起こして判定す。經商買賣を占う:生門の落つる所の宮の當旺相にして而又三奇吉格を得るは、買賣興旺を主る。條件齊備せざるは、生意平常。休囚に落つるはさらに凶。もし凶格に合せば、則ち大に不利。另有りて一法:甲子戊を以て本錢を代表し、生門は利息を代表し、それらの落つる所の宮の吉凶生剋を用いて以て判定す。

占合夥:以地盤生門為財,主天盤落宮,生門為夥計,以生克決之。占交易:以直符為買物之人,生門為所買之物,生門落宮為物主,各以生克決之。占索債:以傷門為討債之人,天乙為欠債之人,以生克決之。又法以天乙落宮為討債之人,以勾陳所乘之宮為欠債之人,以生克決之。占放債:以直符為財主,天乙為取財之人,生門為財神,以生克旺相論之。

合夥を占う:地盤の生門を以て本錢を代表し、主として天盤の落つる所の宮を看る。天盤の生門は合夥の伙計を代表し、兩者の生剋を用いて以て判定す。買賣交易を占う:「値符」を以て東西を買う人を代表し、生門は買う所の貨物を代表し、生門の落つる所の宮は賣主を代表し、各々生剋を用いて以て判定す。債を討つを占う:傷門を以て債を討つ人を代表し、「天乙」は債を欠く人を代表し、生剋を用いて以て判定す。另有りて一法:天乙の落つる所の宮を以て債を討つ人を代表し、「勾陳」の乘る所の宮を以て債を欠く人を代表し、生剋を用いて以て判定す。債を放つを占う:「値符」を以て錢を出だす債主を代表し、「天乙」は錢を借る人を代表し、生門は財神を代表し、生剋と旺相とを用いて以て論斷す。

占稱貸:以直符為物主,天乙為稱貸之人,各以所落宮生克決之。又法,以所往之方,天盤所得之星為求借之人,以天盤所落地盤之宮為借貸之家,以克生決之。占得財:以地盤時干在內地上得奇,休生三門天盤甲午戊亦在內地會開門,此財速,不會遲。又法,以甲子戊為財神,生門為財方,看落於何方,以二宮生克驗其得失。

借貸を占う:「値符」を以て物主を代表し、「天乙」は借貸する人を代表し、各々落つる所の宮の生剋を用いて以て判定す。另有りて一法:往く所の方位に就きて、天盤の得る所の星を以て借を求む人を代表し、天盤の落つる所のあの地盤の宮を以て出し借すの人家を代表し、生剋を用いて以て判定す。能否財を得るを占う:地盤の時干が內宮に在りて而も上面に三奇を得、休門・生門・開門の三吉門と天盤の甲午戊と亦內宮に在りて竝びに開門を會上せば、かく樣なるは財は來ること快し。もし相會せざれば、便ち來ること遲し。另有りて一法:甲子戊を以て財神を代表し、生門は財を得るの方位を代表し、それのどの一方に落つるかを看て、兩宮の生剋を用いて財の是れ得か還お是れ失かを驗證す。

占脫貨:以日干落宮為貨主,時干落宮為貨物,甲子戊落宮為資本,生門落宮為利息,生克決之。又法,以日干落宮為收買貨物之人,以時干落宮為貨物,以吉凶生克決之。占買房屋:以直符為買主,生門為住宅,死門為地土,以生死得奇吉格吉凶斷之。占交易開張益否:以開門為店鋪,以生門為本利,以日干為開設之人,以奇吉生克吉凶決之。

貨物を賣出するを占う:日干の落つる所の宮を以て貨主を代表し、時干の落つる所の宮は貨物を代表し、甲子戊の落つる所の宮は本錢を代表し、生門の落つる所の宮は利息を代表し、生剋を用いて以て判定す。另有りて一法:日干の落つる所の宮を以て貨物を買收する人を代表し、時干の落つる所の宮を以て貨物を代表し、吉凶生剋を用いて以て判定す。房屋を買うを占う:「値符」を以て買主を代表し、生門は住宅を代表し、死門は地皮を代表し、生門・死門の是否三奇吉格を得るかを看て、此に據りて吉凶を斷ず。開張營業の是否有利を占う:開門を以て店鋪を代表し、生門は本錢と利潤を代表し、日干は店を開く人を代表し、三奇吉門の間の生剋吉凶を用いて以て判定す。

占謁貴求財有益否:以現任官開門為主,未任官天盤甲子戊主之,以日干為求謁之人。占揭借財物得否:以直符落宮為財主,以日干落宮為揭借之人,以吉凶生克年命日干落宮決之。占合夥求財:以日干落宮為我,時干落宮為夥計,以生克決之。

貴人を拜謁して財を求むるの是否有益を占う:もし對方が現任の官員なれば、便ち開門を以て主と爲す。もし尚未任職なれば、便ち天盤の甲子戊を以て主と爲す。再び日干を以て前來して見を求むる人を代表し、彼此の生剋を看。財物を借貸するの能否借到を占う:「値符」の落つる所の宮を以て出し借すの財主を代表し、日干の落つる所の宮を以て借貸する人を代表し、吉凶生剋および本命年干・日干の落つる所の宮を用いて以て判定す。合夥して財を求むるを占う:日干の落つる所の宮を以て我方を代表し、時干の落つる所の宮は伙計を代表し、生剋を用いて以て判定す。

占訪謁會晤

占訪人:以所往之方地盤為主,天盤為客,生合得奇吉者,遇合則見,遇格則拒。占約期至與不至:以年為尊長,月為同類,時為後輩,日為己身,直符在前者先至,直符後者後至,相生相比者至,相剋不至,伏吟陽星不至。占遠人來何事:以直符為主,天乙為遠人,各以落宮相生者,無關係,克則有事。

人を訪うを占う:往く所の方位の地盤を以て主方と爲し、天盤を客方と爲す。もし相生相合して而又三奇吉象を得、遇「合」せば便ち見着く能う、遇「格」せば門外に拒せらる。約定の期に對方の來るか來らざるかを占う:年干を以て尊長を代表し、月干は同輩を代表し、時干は晚輩を代表し、日干は自己を代表す。「値符」の前に在るは先に到り、値符の後に在るは後に到る。相生相比和するは到り、相剋するは到らず、もし伏吟に逢いて而又是れ陽星なれば、亦到らず。遠方より來る人の何の事と爲るを占う:「値符」を以て主體と爲し、「天乙」は遠來の人を代表す。兩者の落つる所の宮の相生するは、來意は爾と關無し。相剋するは、則ち是れ事有りて而來るなり。

佔有人來訪宜見否:以來人所來之方天盤星為來人,為客,或以來人所乘之時干為客,以地盤所在之星為主為我。占我訪人見否:以天盤所往之方為我,地盤之星為他,比和可見,以生克決之。占請客來否:以直符為客,天乙為主,生克決之。占人請是否好意:以其來方之門星宮合而推之,以其方地盤之門星宮乘吉奇為好意。

人の來訪有りて該不該見るを占う:來人の來る方位の天盤の星を以て來人を代表し、客に屬す。亦以て來人の乘る所の時干を以て客方を代表し、而も地盤の所在の星を以て主方を代表す、即ち是れ我。我の往きて人を訪うの能否見着くを占う:天盤の往く所の方位を以て我を代表し、地盤の星を以て對方を代表す。兩者比和すれば便ち能く見着く、その餘は生剋を用いて以て判定す。客を請いて對方の會不會來るを占う:「値符」を以て客人を代表し、「天乙」は主人を代表し、生剋を用いて以て判定す。別人の相邀する是れ好意なるか否やを占う:彼の來るあの一方の門・星・宮を把りて合わせ起こして推し、もしあの一方の地盤の門・星・宮が吉門三奇を乘れば、便ち是れ好意。

占失物盜賊

占失物:以時干為失主,八門物類為逃亡之物,以旺相休囚並八神四格決之。占人走失:小兒走失,陽日看天盤六合落宮,陰日看地盤六合所在之宮,在天盤,內四宮近,外四宮遠,奴僕專以天蓬星主之,落於坤宮,歸於父母之家,以空亡墓庫為難尋,婢妾以天盤太陰主之,或以天芮落宮決之。

失物を占う:時干を以て失主を代表し、八門の主る所の物類を以て走失の物を代表し、旺相休囚を用い竝びに八神と四格と配合して以て判定す。人口走失を占う:小孩の走失は、陽日は天盤の「六合」の落つる所の宮を看、陰日は地盤六合の所在の宮を看。もし天盤に在れば、內四宮に落つるは走ること近し、外四宮に落つるは走ること遠し。奴僕の走失は專ら「天蓬」星を以て主と爲し、天蓬の坤宮に落つるは、是れ父母の家に回了して去り。もし空亡或いは墓庫に落つれば、便ち尋找し難し。婢女妾室の走失は、天盤の「太陰」を以て主と爲し、亦「天芮」星の落つる所の宮を以て以て判定す可し。

占走失六畜:走失騾馬船車以傷門主之,天沖主之必根尋傷門落於何宮何方,即往何方尋之。牛羊以坤宮死門主之,若死門隱於何宮,即在何方,芮星宮亦可。馬匹端以乾宮所得之神決之,看天盤天蓬之星在何方,即以何方尋之。

走失の牲畜車船を占う:騾馬・船隻・車輛の走失は、傷門を以て主と爲し、亦「天衝」星を以て主と爲す。必ず傷門のどの一宮・どの一方に落つるかを追尋し、便ちあの一方に往きて找すを要す。牛羊の走失は、坤宮と死門とを以て主と爲す。死門のどの一宮に隱るるか、牛羊は便ちどの一方に在る、「天芮」星の所在の宮を用いて看ても亦可。馬匹の走失は、專ら乾宮の得る所の神を用いて以て判定す。再び天盤の「天蓬」星のどの一方に在るかを看て、便ちあの一方に往きて尋ぬ。

占何人為盜:以天蓬為盜,陽日看天盤元武,陰日看天盤元武,再以八卦九星類其人以決之。占被盜之物藏於何處:以盜之去方為藏物之處,謂其相合而然也,看九星乘元定所盜之物藏匿之方。占捕賊:以勾陳為捕盜之人,以蓬為大盜,以元武為小賊,以杜門為捕盜之方,各以所乘之落宮,生克決之。占失財:以八門九星之類落官見元武有人盜去,不見元武,自己遺失,以生克空亡內外宮決之。

什麼人が盜賊なるを占う:「天蓬」星を以て盜賊を代表し、陽日は天盤の「元武」を看、陰日も亦天盤の元武を看、再び八卦・九星の主る所の人物類別に依りて以て比附し、賊人の身份を判斷す。盜せらるるの物の何處に藏るるを占う:盜賊の逃去する方位を以て便ち贓を藏るるの處、蓋し者が本就中相應合するを以て。再び九星の中どの一星が元武を乘るかを看て、據りて以て盜する所の物の藏匿するの方位を確定す。賊を捕うを占う:「勾陳」を以て盜を捕うの差役を代表し、「天蓬」は大盜を代表し、「元武」は小偷を代表し、杜門は盜を捕うの方位を代表し、各々それらの乘り落つる所の宮に就きて、生剋を用いて以て判定す。財を失うを占う:八門九星の主る所の物類のどの一宮に落つるかを看、もし「元武」を見れば、便ち是れ人に偷去せられ、元武を見ざれば、是れ自己の遺失。再び生剋・空亡および內外宮を用いて以て判定す。

占家宅

占家宅興旺:以生門之落宮並本日長生之宮合而參之,生克旺相決其興隆。占分居:以本局中支干推之,分別內外,以年父母、月兄弟、日己身、時子孫,如居兩宮,為分居,一處,不分,俱以宮分干支照年月定日期以旺相休囚,決其吉凶。占遷移:以方上有三奇吉門,再得三奇四季月皆吉,以九星吉凶定之。

家宅の是否興旺を占う:生門の落つる所の宮と當日の日干長生の所在の宮とを把りて合わせ起こして參看し、生剋と旺相とを用いてこの家の能否興隆を判定す。家を分くを占う:本局の中の干支を用いて以て推し、內宮外宮を分別す。年干を以て父母を代表し、月干は兄弟を代表し、日干は自己を代表し、時干は子孫を代表す。もし各々兩宮に居れば、便ち分居せんと要するなり。もし同一宮に處せば、便ち分かたず。皆各宮の分する所の干支に按じて、年・月に比照して以て日期を確定し、再び旺相休囚を用いて吉凶を判定す。遷居を占う:遷する所の方位の上もし三奇と吉門有りて、再び三奇當値に遇上せば、四季各月皆吉。具體は還お九星の吉凶を用いて以て定奪するを要す。

占仕途差務

占謀館有無:以天輔為師長,為求館之人,以天芮為東主,以生克決之。占官幕:以輔星為求幕之人,以甲子戊為官長,開門亦為官長,以生克決之。占求薦:以甲子為求薦之人,以天乙為推薦之人,生克決之。占差遣:專以開門之星決之,看應差之人何年干、日干為開門,所沖者,去;不沖者,不去。

能否教館を謀到を占う:「天輔」星を以て師長を代表す、即ち是れ館を謀る人、「天芮」星を以て東家主人を代表し、兩者の生剋を用いて以て判定す。官府幕僚に謀充するを占う:「天輔」星を以て幕僚と作らんと求むる人を代表し、甲子戊を以て官長を代表し、開門も亦官長を代表し、生剋を用いて以て判定す。人に擧薦を求むを占う:甲子を以て人に擧薦を求むる人を代表し、「天乙」は彼を薦擧する人を代表し、生剋を用いて以て判定す。差を派し外遣するを占う:專ら開門の臨する所の星を用いて以て判定す。差を當る人の本命年干或いは日干と開門との關係を看、開門と相沖するは便ち外遣せんと要し、相沖せざるは便ち往かず。

占退役:以開門為官長,以日干為退役,生克決之。占應役:以開門為官長,日干為應役之人,以生克旺相決之。又法,以直使為己身,以生克休囚斷之。占投主:以甲子戊落宮為本人日干落宮決之,以甲子戊生者宜投。占卸事能否:以日干落宮為卸事之人,時干落宮為所卸之事,比者,不能卸,生克決之。

差役を退出するを占う:開門を以て官長を代表し、日干を以て退役せんと要する人を代表し、生剋を用いて以て判定す。應征服役を占う:開門を以て官長を代表し、日干は役に應ずる人を代表し、生剋と旺相とを用いて以て判定す。另有りて一法:「値使」を以て自己本身を代表し、生剋と休囚とを用いて以て判斷す。主人に投靠するを占う:甲子戊の落つる所の宮と本人の日干の落つる所の宮とを把りて合わせ起こして判定す。もし甲子戊來りて我を生ずれば、便ち前に投靠するに適宜。能否差事を卸下を占う:日干の落つる所の宮を以て事を卸さんと要する人を代表し、時干の落つる所の宮は卸さんと要する差事を代表す。兩者の比和するは卸掉せず、その餘は生剋を用いて判定す。

占領文遲速:丁為文件,與直符相生速,克則遲。丁在何宮相生即以本宮干支定其日期。占官事緩急:以時干為己身,直符為官長,六丁為公文,直使為公差,以內外宮並生克決之。占給假:以直符為尊長,天乙為卑小,克者不准。

公文を領取するの遲速を占う:丁を以て文件を代表し、丁と「値符」と相生するは領得すること快し、相剋するは便ち遲し。丁のどの一宮に在りて値符と相生するか、便ちあの一宮の干支を用いて以て日期を定出す。官府事情の緩急を占う:時干を以て自己を代表し、「値符」は官長を代表し、六丁は公文を代表し、「値使」は差役を代表す。再びそれらの內宮に落つるか還お外宮に落つるかを看、竝びに生剋を合わせて以て判定す。假を請うの能否批准を占う:「値符」を以て尊長を代表し、「天乙」は卑幼下屬を代表す。もし値符が天乙を剋せば、假は便ち准さず。

占營造漁獵

占避難逃避方向:以杜門、丁己癸、六合、天上太沖及生門所臨之方,又生本時干,則吉,再有三奇吉星,大吉,反此不利。占立窯:以景門主之,生年命日干者,吉。占得吉地否:專以死門與日干落宮合而決之。占墳墓:以死門為天地兩盤之墓以決之,以死門落宮地盤之星為死,以死門落宮天盤之星為生者,生克決之。

難を避けてどの方向に逃るべきを占う:杜門・丁己癸の三奇儀・「六合」・天盤の「太衝」および生門の臨する所の方位を看、もしこれらの方位又本時の時干を生助する能うば、便ち吉。再び三奇吉星のその中に在れば、あれ便ち大吉。反って便ち利あらず。窯竈を建造するを占う:景門に由りて主管し、景門の能く本命年干或いは日干を生ずるは、便ち吉。能否吉地を得到を占う:專ら死門と日干の落つる所の宮とを把りて合わせ起こして判定す。墳墓を占う:死門を以て天・地兩盤の墓位を代表して以て判定す。死門の落つる所の宮の地盤の星を以て亡者を代表し、死門の落つる所の宮の天盤の星を以て生者を代表し、兩者の生剋を用いて以て判定す。

占開挖水道:以開門生之,得奇吉,開挖有益。占河水消長:以天蓬休門決之,得奇吉,雖長不泛。甲辰壬帶蛇,主水害;休落於二八五,水立消。占博弈:以直符所在之方決之,直符加傷者勝。占舟得順風:專以天輔星決之,天輔落於何宮,即何方風吉為順。

水道を開挖するを占う:もし開門の來りて生助する有り、又得三奇吉象、あれば開挖は便ち益處有り。河水の漲落を占う:「天蓬」星と休門とを用いて以て判定す。もし三奇吉象を得れば、水は雖も上漲すとも亦氾濫せず。甲辰壬もし「螣蛇」を帶ぶれば、水災有るを主る。休門が坤二・艮八或いは中五宮に落つれば、河水は立刻に便ち退く。賭博對弈を占う:「値符」の所在の方位を用いて以て判定し、値符の傷門に加臨するの一方は勝を得。船を行かしめるの能否順風を得るを占う:專ら「天輔」星を用いて以て判定す。天輔のどの一宮に落つるか、あの一方の風は便ち順。

占漁獵:以傷死二門合癸干決之,加休以水獵,以傷門作舟筏,癸為天網罟。占田獵:端以傷門決之,傷門乘旺帶庚者,畋獵其方大獲,兌傷門受克,死門亦可得。到艮不能得,到坤亦不得。占牛馬懷駒牝牡:各以其宮所乘之星推之,馬離、牛坤、騾驢震,陽星為牝,陰星為牡。

魚を捕り獵を打つを占う:傷門・死門の兩門と癸干とを把りて合わせ起こして判定す。もし休門に加臨せば、便ち是れ水上の漁獵、傷門を以て船筏を代表し、癸を以て漁網を代表す。田野射獵を占う:專ら傷門を用いて以て判定す。傷門の旺氣を乘りて而又庚を帶ぶるは、あの一方に往きて獵を打てば收穫甚大なり。もし兌宮に在りて傷門剋を受くれば、改めて死門を用いて亦能く獲有り。艮宮に到れば則ち打著かず、坤宮に到るも亦打著かず。牛馬の懷胎する所の生む是れ公か是れ母かを占う:各々それらの屬する所の宮の乘る所の星に按じて以て推す——馬は離宮に屬し、牛は坤宮に屬し、騾驢は震宮に屬す。乘る所が陽星なれば則ち母を生み、陰星なれば則ち公を生む。

占公事軍務

占奏事准駁:以景門落宮為陳奏之事,日干為奏事之人,以歲干為天子,以奇吉生克決之。占派差務否:以月干為落宮,為上憲,以時干落宮為委派之人,生克決之。占文武官補否:以開門為文職,以杜門為武職,以生克休旺決之。

奏章の是れ批准せらるるか是れ駁回せらるるかを占う:景門の落つる所の宮を以て奏する所の事を代表し、日干は奏を上る人を代表し、年干は天子を代表し、三奇吉門の間の生剋を用いて以て判定す。會不會差事を派下するを占う:月干の落つる所の宮を以て上級衙門を代表し、時干の落つる所の宮は委派せらるる人を代表し、生剋を用いて以て判定す。文官武官の能否補缺を占う:開門を以て文職を代表し、杜門は武職を代表し、生剋と休旺とを用いて以て判定す。

占在任動靜:以開門落宮為動靜,以月干為上憲,比和者不動,帶奇吉生者主升,克者不利。又法,以開門為上司,日干為本身,生合者,吉。占捐勸踴躍否:以開門為官長,以生門為富戶,以生克決之。占剿匪遲速:以元武落宮為流賊,以直使之宮為剿賊之官,以生克休囚旺相決之。

在任の官員の會不會調動するを占う:開門の落つる所の宮を以て動或いは靜を代表し、月干を以て上級の長官を代表す。兩者の比和するは調動せず、三奇吉象を帶びて而又相生するは升遷を主り、相剋するは則ち利あらず。另有りて一法:開門を以て上司を代表し、日干は自己本身を代表し、兩者の相生相合するは便ち吉。勸捐する時の富戶の是否踴躍を占う:開門を以て官長を代表し、生門は富戶を代表し、生剋を用いて以て判定す。匪を剿するの快慢を占う:「元武」の落つる所の宮を以て流竄の賊寇を代表し、「値使」の所在の宮は賊を剿するの官軍を代表し、生剋と休囚旺相とを用いて以て判定す。

占解餉平安:以生門落宮為餉,以天蓬為賊盜,以直使為護解之官,以生克決之。占監獄平安:以甲辰落宮為獄,以開門為有獄之官,以甲午辛為罪人,生克決之。佔有無賊窩:以天蓬落宮為賊窩,以日干為包庇之人,以勾陳為捕役,生克決之。

餉銀を押運するの是否平安を占う:生門の落つる所の宮を以て餉銀を代表し、「天蓬」星は盜賊を代表し、「値使」は護送の官員を代表し、生剋を用いて以て判定す。監獄の是否平安を占う:甲辰の落つる所の宮を以て牢獄を代表し、開門は獄を管するの官員を代表し、甲午辛は罪犯を代表し、生剋を用いて以て判定す。某處に賊の窩有るか無きかを占う:「天蓬」星の落つる所の宮を以て賊の窩を代表し、日干は包庇窩藏する人を代表し、「勾陳」は緝捕の差役を代表し、生剋を用いて以て判定す。

占交友:以日干落宮為己身,以時干為友人,以生克奇吉論之。占服藥效否:以天芮落宮為病,以生門為藥餌,生者,效不生;帶凶格者,不效。占廢員起用:以歲干為天子,以日干為引見之人,生克乘奇吉旺相決之。

朋友を結交するを占う:日干の落つる所の宮を以て自己を代表し、時干は朋友を代表し、生剋と三奇吉象とを用いて以て論論斷す。藥を服するの是否見效を占う:「天芮」星の落つる所の宮を以て病症を代表し、生門は藥物を代表す。生門の來りて生ずるは便ち效を見、生ぜざれば便ち效無し。もし又凶格を帶ぶれば、あれは便ちさらに效を見ず。罷黜せらるるの官員の能否重新に起用せらるるを占う:年干を以て天子を代表し、日干は引見の人を代表し、生剋を用い竝びに是否三奇吉象と旺相とを乘るを結合して以て判定す。

占出兵吉凶:以日干落宮為從軍之人,以直使為統軍之宮,以元武為賊,各以生克決之。占保劾:以日干宮為保舉之上司,日干為應保劾之人,論生克決之。占謁陵:以杜門為山陵,以歲乾落宮為天子,沖旺生者為謁。

兵を出だすの吉凶を占う:日干の落つる所の宮を以て軍に從う人を代表し、「値使」の所在の宮は兵を統べる將領を代表し、「元武」は賊寇を代表し、各々生剋を用いて以て判定す。保擧と彈劾とを占う:日干の所在の宮を以て保擧の上司を代表し、日干は保擧或いは彈劾を應受する人を代表し、その生剋に就きて以て論斷す。陵を謁するを占う:杜門を以て山陵を代表し、年干の落つる所の宮を以て天子を代表す。もし兩者相沖して・當旺にして而又相生せば、便ち行を成して陵を謁せん。

占雜事

占稅務衰旺:以生門落宮為關稅,以日干為收稅之人,以開門為稅官,以生克旺相休囚決之。占井泉旺否:以休門落宮為泉,以死門落宮為井,相生合者,水旺。占是否有妊:以杜門落宮為月信,以日干落宮為占人,各以生克定之。占耳鳴:以蓬星落宮為耳,看落於何宮,合天地二盤以類神斷其吉凶。

稅收の多寡を占う:生門の落つる所の宮を以て關稅を代表し、日干は稅を收る人を代表し、開門は稅官を代表し、生剋と旺相休囚とを用いて以て判定す。井泉の水量の是否充足を占う:休門の落つる所の宮を以て泉水を代表し、死門の落つる所の宮は水井を代表す。兩者の相生相合するは、水は便ち旺し。是否懷孕を占う:杜門の落つる所の宮を以て月信を代表し、日干の落つる所の宮は占する所の人を代表し、各々生剋を用いて以て判定す。耳鳴を占う:「天蓬」星の落つる所の宮を以て耳朵を代表し、それのどの一宮に落つるかを看、再び天・地兩盤の主る所の類神を合わせて以て吉凶を斷ず。

占果木結實:以傷門落宮為樹木,以生門落宮為果實,乘虎為風,乘元為雨,又以旺相生克決之。占酒口味:以元武落宮決之,落震必酸,落土必甜,落金必苦,有奇吉為佳釀,休囚為壞酒。占薦友請否:以日干為薦友之人,以時干為請友之人,以生克決之。

果樹の結實を占う:傷門の落つる所の宮を以て樹木を代表し、生門の落つる所の宮は果實を代表す。もし「白虎」を乘れば風を起こすを主り、「元武」を乘れば雨を下すを主る。再び旺相と生剋とを用いて以て收成を判定す。酒の味道を占う:「元武」の落つる所の宮を用いて以て判定す——震宮に落つれば必定酸を發し、土に屬する宮に落つれば必定甜を發し、金に屬する宮に落つれば必定苦を發す。もし三奇吉象有れば便ち是れ佳釀、休囚の地に落つれば則ち是れ壞酒。擧薦する朋友の對方の是否延請を占う:日干を以て朋友を薦擧する人を代表し、時干は請せらるるの朋友を代表し、生剋を用いて以て判定す。

占出差平安:以日干落宮為出差之人,以時干落宮為所差之事,以生克決之。占掣籤遠近:以開門落宮為省分,為掣之人,落內四宮者近,外四宮者遠。占簡放:以歲乾落宮為天子,以日干落宮為應放之人,生合者吉,休克者否。

出差の是否平安を占う:日干の落つる所の宮を以て出差する人を代表し、時干の落つる所の宮は辦ずる所の差事を代表し、生剋を用いて以て判定す。籤を抽きて分發するの地方の遠近を占う:開門の落つる所の宮を以て分する所の省份を代表し、亦籤を抽く人を代表す。內四宮に落つるは地方近し、外四宮に落つるは地方遠し。外官を簡選放任するを占う:年干の落つる所の宮を以て天子を代表し、日干の落つる所の宮は外任を應放する人を代表す。相生相合するは吉、休囚或いは相剋するに落つれば便ち成らず。

占天時

占晴以天英為主,占雨以天蓬為主,相生相剋以決有無,凡占晴須論符天朱蛇勾白之神與八門生景死杜輔禽英芮,並起元於火土局三奇日,位戊己當機陽星開必旺,凡占雨,須看地陰元白與八門之休驚開傷九星之蓬柱心沖,並起元於金水局,以奇入墓,庚辛壬癸當權陰星闔,必陰雨。

天晴を占うは「天英」星を以て主と爲し、雨の下るを占うは「天蓬」星を以て主と爲し、兩者の相生相剋を用いて雨有るか無きかを判定す。凡そ晴を占うは、須らく「値符」「九天」「朱雀」「螣蛇」「勾陳」「白虎」のこれら幾位の神、および八門の中の生門・景門・死門・杜門、九星の中の天輔・天禽・天英・天芮を論じ、竝びに局を起こすは火局・土局と三奇當値の日に在るを要す。もし戊・己の當權得勢にして、陽星又開時に値れば、必定天晴氣旺。凡そ雨を占うは、須らく「九地」「太陰」「元武」「白虎」、および八門の中の休門・驚門・開門・傷門、九星の中の天蓬・天柱・天心・天衝を看、竝びに局を起こすは金局・水局に在るを要す。もし三奇入墓し、庚・辛・壬・癸の當權にして、陰星又闔時に値れば、必定是れ陰雨天。

占升遷

上官以克直符為官星,以直使之下為地方,以分野決其何處。官克宮門,此地不宜,另圖別處;若宮門克官星,則官尚未升遷,主遲。占選舉以直符為舉子,直符地盤之下奇儀為文字,直使為場屋,直使之下地盤奇儀為榜案,日干為試官,專以直符為主,喜生忌克。

赴任升遷を占う:「値符」を剋制するあの一位を以て官星と爲し、「値使」の下の臨する所の處を以て任ずる所の地方を代表し、再び九宮分野に按じて究竟どの一處かを判定す。もし官星が宮と門とを剋住せば、あの地方は便ち適宜ならず、別に他處を謀るべし。もし宮と門とが反って官星を剋せば、則ち官職は尚未升遷せず、拖延を主る。應擧中式を占う:「値符」を以て考に應ずるの擧子を代表し、値符の下の地盤の奇儀は文章を代表し、「値使」は考場を代表し、値使の下の地盤の奇儀は榜文を代表し、日干は主試官を代表す。一概に値符を以て主と爲し、相生を喜びて相剋を忌む。

占求財

占財以時干為主,時干所克者為財星,若再直符本宮有六儀三奇入星宮門為財星,又有占時旺相之地主得財,否則不得,天蓬為財星,宜往北方求之,冬十分、春五分、夏三分、秋一分,其餘卦候遞推,開門為財,宜往西北方得貴人之財,休得富家之財,生得田土之財,傷得植物之財,杜得器皿之財,景得酒食之財,死得葬亡之財,驚得憂恐之財。

錢財を占うは時干を以て主と爲し、時干に剋せらるるは便ち是れ財星。もし「値符」の本宮に又六儀三奇の星・宮・門の位に進入して財星と充作する有り、竝びに占時正に旺相の地に處せば、あれば便ち財を得能うを主り、然らざれば得ず。もし「天蓬」星を以て財星と爲せば、北方に往きて求むに宜し。冬季は十分を得可く、春季は五分、夏季は三分、秋季は一分、その餘の各卦各節氣は此に依りて遞推す。もし開門を以て財と爲せば、西北方に往きて求むに宜しく、得る所は是れ貴人の財。休門の得る所は富家の財、生門の得る所は田土の財、傷門の得る所は植物の財、杜門の得る所は器皿の財、景門の得る所は酒食の財、死門の得る所は喪葬の財、驚門の得る所は憂懼に因りて來るの財。

占婚姻

占婚姻以直符為夫,直符之下地盤九星為媒妁,以直使為女,直使之下地盤八門為妝嫁,各以生克決之。占女之性情妍媸,直使加九星決之,遇旺則美,休囚則惡,加天蓬,旺主性柔慈愛貌白,休則奸狡形陋;加禽芮任,旺則厚重端方貌美,休則黃瘦拙;加沖輔,旺正直無私貌秀麗,休則髮枯性暴;加英,旺主性速明澈貌光潔,休則兇暴;加柱心,旺主果決貌白潔,休則性硬貌白。

婚姻を占うは「値符」を以て丈夫を代表し、値符の下の地盤の九星は媒人を代表す。「値使」を以て女方を代表し、値使の下の地盤の八門は妝奩嫁資を代表し、各々生剋を用いて以て判定す。女子の性情と美醜を占せんと要せば、便ち値使のどの一顆の九星に加臨するかを看:旺に遇えば則ち美、休囚に落つれば則ち醜。「天蓬」に加えて當旺すれば、性情柔和慈愛・膚色白皙を主り、休囚に落つれば則ち奸狡にして形貌醜陋。「天禽」「天芮」「天任」に加えて當旺すれば、敦厚端莊・容貌美好を主り、休囚に落つれば則ち面黄肌瘦にして笨拙。「天衝」「天輔」に加えて當旺すれば、正直無私・容貌秀麗を主り、休囚に落つれば則ち頭髮枯槁・性情暴躁。「天英」に加えて當旺すれば、性子急・心思明澈・容光潔淨を主り、休囚に落つれば則ち凶悍暴戾。「天柱」「天心」に加えて當旺すれば、果決にして膚色白淨を主り、休囚に落つれば則ち性情倔强。

占產育

占胎產男女,以時干為母,直符為父,時干加地盤九星為子,端看主位相生則吉,相剋則凶,以九星陰陽論男女,九星加奇儀為之生期,天蓬生男平常,天任子多福,天沖多秀,天輔子多貴,天英生女有福,天芮生女平常,天禽生女多貴,天柱生女多福,天心生女果決,干克子宮易產子,星克時干難產子,星同宮共克時干主傷母,時干與直符共克子星,主傷子。

胎產の男を生むか女を生むかを占う:時干を以て母親を代表し、「値符」は父親を代表し、時干の加わる所の地盤の九星は子女を代表す。ただ主位のそれと相生するを看れば便ち吉、相剋するは便ち凶。九星の陰陽を用いて以て男女を分辨し、九星の加わる所の奇儀を用いて以て分娩の期を推定す。「天蓬」は男を生みて資質平常を主り、「天任」は子女多福を主り、「天衝」は子女淸秀を主り、「天輔」は子女多く貴を主る。「天英」は女を生みて福有るを主り、「天芮」は女を生みて平常を主り、「天禽」は女を生みて多く貴を主り、「天柱」は女を生みて多く福を主り、「天心」は女を生みて性情果決を主る。天干の子女の宮を剋するは、生產し易し。星の時干を剋するは、生產困難。星と宮と一同に時干を剋するは、母親を傷るを主る。時干と値符と一同に子女の星を剋するは、嬰兒を傷るを主る。

占疾病

占疾病以時干為病人,直符為病症,時干加地盤九星為醫藥,直使加奇儀為痊期,時干克地盤九星,不肯服藥,生宜服藥;九星克時干,藥不對症,生則服藥有靈,直使加六儀三奇生時干,主易痊癒,克則難愈,時干克奇儀易痊,生則遲。

疾病を占うは時干を以て病人を代表し、「値符」は病症を代表し、時干の加わる所の地盤の九星は醫藥を代表し、「値使」の加わる所の奇儀は痊癒の期を代表す。時干の地盤九星を剋するは、病人は肯んじて藥を服せず。時干の九星を生ずるは、便ち藥を服するに宜し。九星の時干を剋するは、藥は症に對せず。九星の時干を生ずるは、藥を服すれば便ち靈效有り。値使の加わる所の六儀三奇の能く時干を生ずるは、痊癒し易きを主る。相剋するは、便ち痊癒し難し。時干の往きて奇儀を剋するは好る易し、時干の往きて奇儀を生ずるは則ち好ること遲し。

占官訟

占詞訟以時干為我,時干直符為中證,時干加門為聽訟之官,時干加地盤奇儀為彼,奇儀同宮九星為彼干證,要在五處驗其生克,以決勝負。占官事完結以絕日為主,各時干加門屬金則寅月日事絕之類,絕之例要論四時衰旺,旺則月論,衰則日論,伏吟主遲,反吟主反覆。占罪之輕重,以加八門為主,門生我無罪,門克我有罪,門生彼無罪,門克彼有罪,乘旺來克罪重,休囚者罪輕。

訴訟を占うは時干を以て我方を代表し、時干上の「値符」は中間の證人を代表し、時干の加わる所の門は案を審する官員を代表し、時干の加わる所の地盤の奇儀は對方を代表し、奇儀と同宮の九星は對方の證人を代表す。まさしくこの五處に彼此の生剋を驗看し、據りて以て勝負を判定すべし。官司の何時了結するを占うは、「絕日」を以て主と爲す。譬如時干の加わる所の門が金に屬せば、金は寅に絕す、便ち寅月或いは寅日に應じて了結するの類。絕を用るの體例は還お四季の衰旺を論ずるを要す:當旺のは月份に按じて論じ、衰弱のは日子に按じて論ず。もし伏吟に逢えば拖延を主り、返吟に逢えば反覆を主る。罪の輕重を占うは、加わる所の八門を以て主と爲す:門が我を生ずれば則ち罪無く、門が我を剋せば則ち罪有り。門が對方を生ずれば則ち對方は罪無く、門が對方を剋せば則ち對方は罪有り。旺氣を乘りて來りて剋するは罪重く、休囚に落ちて來りて剋するは罪輕し。

占行人

占行人以時干為行人,以時干加八門為所往之方,以時干加地盤九星為來期,以直符為占事之人,又時干克門,主已動,時干生門有成,未成主未動,門克時干,此事不宜,已往他方,門生時干,有人勾引未動,時干克直符,不思歸家,直符克時干,主在半路,時上生直符立至,直符生時干,主將動身,伏吟不來,反吟已來。

門を出でて外在る人を占うは、時干を以て行人を代表し、時干の加わる所の八門を以て彼の往く所の方向を代表し、時干の加わる所の地盤の九星を以て歸來の期を推定し、「値符」を以て來りて占問する人を代表す。時干の門を剋するは、表示して人已に身を動かせり。時干の門を生ずるは、事情は能く成り、事もし未だ成らざれば便ち人は還お身を動かさざるを表示す。門の時干を剋するは、此行は宜からず、人已に別處に轉往せり。門の時干を生ずるは、是れ人の牽引挽留する有り、尚未身を動かさず。時干の値符を剋するは、人は家に回るを想わず。値符の時干を剋するは、人は正に半路上に在り。時干の値符を生ずるは、人は立刻に便ち到る。値符の時干を生ずるは、人は將に身を動かさんと要す。もし伏吟に逢えば則ち回來らず、返吟に逢えば則ち已に回來れり。

占盜賊

占盜賊以時干為失主,以直使九星為逃人為賊人,九星同門為去向,直符捕盜之人,直使加奇儀為盜去之物,時干克直使加九星主易得,生則遲得,九星克時干主賊難得,生則賊自降,直符克九星主早捕,生則捕人相為助盜,九星克直符主難捕,生則捕人受賄。

盜賊を占うは時干を以て失主を代表し、「値使」と九星とを以て逃犯或いは賊人を代表し、九星と同宮の門は賊人の逃去する方向を代表し、「値符」は盜を捕うの差役を代表し、値使の加わる所の奇儀は盜走せらるるの財物を代表す。時干の値使の加わる所の九星を剋するは、追回し易きを主る。時干のそれを生ずるは、則ち遲些して初めて追い得る能う。九星の時干を剋するは、賊人の捕獲し難きを主る。九星の時干を生ずるは、賊人は自ら投降せん。値符の九星を剋するは、能く早日に捕獲するを主る。値符の九星を生ずるは、捕役は反って賊人に替わりて幫忙す。九星の値符を剋するは、捕獲し難きを主る。九星の値符を生ずるは、捕役は已に賄賂を受けたり。

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