Libo

八詐八屬

清 · 锡孟樨 · 第6巻 / 19

作盤ガイド: 奇門遁甲作盤

直符。白虎屬金。九天屬金。九地屬土。六合屬木。太陰屬金。元武屬水。螣蛇屬火。朱雀屬火。勾陳屬土。

八詐諸神の五行歸屬は下のごとし:「値符」は諸神の首と爲り、別に五行を立てず。「白虎」は金に屬し、「九天」は金に屬し、「九地」は土に屬し、「六合」は木に屬し、「太陰」は金に屬し、「元武」は水に屬し、「螣蛇」は火に屬し、「朱雀」は火に屬し、「勾陳」は土に屬す。占斷する時凡そ八詐と星・門・宮の間の生剋を論ずるは、皆この一份の五行歸屬を以て準と爲す。

論干支合變

甲己化土,田園之土,情同夫婦,中正之義。乙庚化金,嵌飾之金,情同將士,有恩威之用。丙辛化水,漿膽之水,情同君臣,為勢力之交。丁壬化木,藤羅之木,情同朋友,為淫訛之局。戊癸化火,焰燥之火,情同僧道,為妒忌之嫌。

天干の五合は各々化する所有り、亦各々一種の情態あり。甲と己と相合して土に化すは、是れ田園の土、兩情は夫婦のごとく、その取るは中正不偏の意義。乙と庚と相合して金に化すは、是れ鑲嵌裝飾の金、兩情は將領と士卒のごとく、恩義ありて亦有威嚴あり。丙と辛と相合して水に化すは、是れ漿汁膽汁の一類の水、兩情は君と臣のごとく、是れ勢力に凭りて結成せる交往。丁と壬と相合して木に化すは、是れ藤蔓蘿葛の木、兩情は朋友のごとく、容易に淫亂訛詐の局面と成り易し。戊と癸と相合して火に化すは、是れ焰盛にして燥烈の火、兩情は僧人道士のごとく、その間不免猜忌の嫌あり。

子合丑,實丑合子虛,二合化土,為蘭房之合,夫婦之義也;寅合亥,破亥合寅就,二合化木,為生洩之合,父子之義也;卯合戌,親戌合卯就,二合化火,為規矩之合,兄弟之義也;辰合酉,親酉合辰離,二合化金,為投托之合,朋友之義也;己合申,信申合己疑,二合化水,為合夥之合,僧道之義也。

地支の六合も亦各々情狀あり。子の來りて丑に合するは是れ實心、丑の往きて子に合するは却って是れ虛應、兩者相合して土に化す、閨房の合に屬し、夫婦の義を取る。寅の來りて亥に合するは破意を帶び、亥の往きて寅に合するは則ち遷就を肯ず、兩者相合して木に化す、相生相泄の合に屬し、父子の義を取る。卯の來りて戌に合するは是れ親近、戌の往きて卯に合するも亦遷就を肯ず、兩者相合して火に化す、循規蹈矩の合に屬し、兄弟の義を取る。辰の來りて酉に合するは是れ親近、酉の往きて辰に合するは却って離心を存し、兩者相合して金に化す、投靠依託の合に屬し、朋友の義を取る。巳の來りて申に合するは是れ守信、申の往きて巳に合するは却って疑心を存し、兩者相合して水に化す、合夥經營の合に屬し、僧道の義を取る。

卷三

八門九星吉凶剋應

休門為陰氣之位,坎宮之使,其星為一白,天蓬屬水,坎者,陷也,居五行之首而生物,不敢與離火相敵,故曰休門。休者,美也,主冬,旺於壬子癸亥年月日時方,出此門者,無往不宜;來此門者,主有吉慶之事。出此門者,行二十里,見長吏大人或引豬羊車馬等人及見跛足人,行三五十里,見蛇屬水中等物。

「休門」は陰氣の居る所の位、坎宮の門使と爲り、九星中の一白を配し、その星「天蓬」は水に屬す。坎の意思は是れ陷、水は五行中に首に居りて能く萬物を生養す、然るに敢えて離宮の火と正面相敵せず、故に休門と稱作す。休は即ち美好、冬季を主り、壬・子・癸・亥の値する所の年月日時と相應の方位に旺す。この門より出行すれば、往くとして宜しからざるなし。この門の方向より來る人事は、吉慶の事有るを主る。此の門を出でて後二十里を走上れば、官長貴人に遇見し、或いは猪羊を牽引し・車馬を趕る人、および跛脚の人に遇わん。三五十里を走上れば、蛇の一類或いは水中の物を見ん、これ皆應驗の徵兆。

休門宜上表章、選將、興師、安營、上官、赴任、謁貴、應舉、遷移、嫁娶、求才、遠行、商賈、修造、豎柱、安息、休兵,凡舉百事,皆宜休門,馭二宮之氣,以鎮坎也。經云:“休門坎德萬事寧,出師大利出門行,三奇之下引兵出,神道昭彰效助靈。”天蓬星宜安守邊寨、修築城池、屯兵固守、開穴造葬、移徙,主火災、營造、損胎孕、爭鬥、見血光、上任、多盜賊,春夏吉,秋冬不利,又為貪狼星也,主兗州分野。

休門は奏章を上り・將領を挑選し・兵を興し・營を扎き・官職就任し・赴任し・貴人に拜謁し・科擧に應考し・遷居・嫁娶・人才を求取し・遠行・經商・修建・柱を立て・安歇・兵を休む、凡そ百般の擧動皆適宜。休門は坤二宮の氣を統馭し、以て坎宮を鎮守す。經文に説く:休門は坎宮の德を得、諸事安寧。兵を出だすは大いに利あり、門を出でて遠行するも亦好し。もし「三奇」の下に兵を領して出づれば、神道昭彰顯應し、自ら靈助あり。「天蓬」星は邊塞營寨を安守し・城池を修築し・兵を屯して固守し・壙を開き安葬し・遷移するに適宜。それが主る所の事は火災・營建・胎孕を損傷し・爭鬪・血光を見・上任、および盜賊衆多あり。この星は春夏は吉と爲り、秋冬は利ならず。それはまた「貪狼」星と呼び、星野分屬の上に兗州一帶を主る。

死門為刑戮之門,坤宮之使,其星為二黑,天芮屬土,坤者,順也,因與艮土對待復生,有生則有死,故曰死門。死者,終也,主旺於四季,辰丑未戌戊己年年月日時,將兵對敵,背生擊死則獲大勝。來此門者,報仇、行間、設伏、爭鬥,主有凶惡等事,宜謹防之。出此門者,行三五十里,牛騾騎犢血光死傷或逢喪葬之事,二十里見哭泣或疾病皂衣人或枷鎖重囚應之。

「死門」は刑を行い殺戮するの門、坤宮の門使と爲り、九星中の二黑を配し、その星「天芮」は土に屬す。坤の意思は是れ順、それは艮土と兩兩相對して循環復生するを以て、生あれば便ち死あり、故に死門と稱作す。死は即ち終結、四季月に旺す、即ち辰・丑・未・戌と戊・己の値する所の年月日時。兵を領して敵に對する時は、生門方位を背靠して死門方位を攻擊せば、大勝を獲る可し。この門の方向より來る人事は、多く報讐・反間を行い・埋伏を設け・爭鬪に關わり、凶惡の事有るを主り、まさしく謹愼防備すべし。此の門より出行すれば、三五十里を走れば牛騾犢子・血光死傷或いは喪葬の事に遇見せん。二十里を走れば哭泣の人・患病の人・黑衣を穿つ人、或いは枷を戴き鎖を帶ぶる重犯に遇見せん、これ皆應驗。

死門宜啟攢、安葬、攻城、行刑、誅戮、射獵、筌魚、網獸、開田、修路、塞水、填基,餘事不宜。出師失律,損將折兵,經曰:“死門坤道更得靈,誤行其下定無魂,只有送犯臨茲吉,若為他事不堪論。”天芮星宜屯兵、固守、訓練士卒、受業、修道、交易、田產、安葬、招賢、結友、驅邪、治病,四時皆吉,又為巨門星也,主樑州分野。

死門は棺を起き改葬し・安葬し・城を攻め・刑を行い・誅殺し・射獵し・魚を捕え・網を張り獸を捕え・田地を開墾し・路を修し・水を堵え・地基を填築するに適宜、その餘の事は皆宜からず。もし此の門に兵を出だせば、行軍は必ず節度を失い・將士を折損せん。經文に説く:死門は坤道に配してさらに靈驗を見、誤りてその下より行を走れば必定魂を丟い命を喪う。ただ罪犯を押送して此處を經過するのみ吉利と算す、もしこれを拿して別の事を辦ずれば便ち不堪設想。「天芮」星は兵を屯し・固守し・士卒を訓練し・師に從い業を受け・道を修し・交易し・田産を置辦し・安葬し・賢才を招納し・朋友を結交し・邪を驅し・病を治するに適宜、四季皆吉。それはまた「巨門」星と呼び、星野分屬の上に梁州一帶を主る。

傷門為六害之門,震宮之使,其星三碧,天沖屬木,震者,動也,動而受兌金之克,故曰傷門。傷者,損也,主旺於春,甲乙寅卯年月日時,將兵出戰,士卒恐怖,只宜固守。來此門者,主有凶惡爭鬥、損害等事;出此門者,三十里或三里見損傷之物或爭鬥血光之人或扭豬產婦犬吠牛鳴小人交爭應之。

「傷門」は六害の門、震宮の門使と爲り、九星中の三碧を配し、その星「天衝」は木に屬す。震の意思は是れ動、一動すれば便ち對宮の兌金に剋せらる、故に傷門と稱作す。傷は即ち損、春季に旺す、即ち甲・乙・寅・卯の値する所の年月日時。この時兵を領して出戰すれば、士卒は心に恐懼を生ぜん、ただ堅守に宜し。この門の方向より來る人事は、凶惡の爭鬪と損害有るを主る。此の門より出行すれば、三十里或いは三里を走れば、破損の物を見、或いは爭鬪して血を見るの人、或いは人の猪隻を扭抓し・産婦の臨盆・狗吠き牛鳴き・小人の互相爭吵する有るを見ん、これ皆應驗。

傷門宜捕捉、征伐、索債、博戲、求神、筌魚蹄兔、收貨、興訟,傷門馭四宮之氣,以鎮震也。經云:“傷門震位恐驚危,萬里聞聲人懼威,將兵出戰多憂慮,涉獵叢中得獲歸。”天沖星宜選將、出師、交鋒、戰陣、報仇、捕賊、探圍、射獵,餘事不利,春夏吉,又為祿存星也,主徐州分野。

傷門は緝捕・征討・債を討ち・博戲・神靈に祈求し・魚を捕え兎を捉え・貨物を收納し・訴訟を興起するに適宜。傷門は巽四宮の氣を統馭し、以て震宮を鎮守す。經文に説く:傷門は震位に居り、人をして驚恐危懼せしむ、雷聲は萬里に傳わりて人その威を畏る。兵を領して出戰すれば多く憂慮あり、唯獨叢林に進入し獵を打てば能く滿載して歸る。「天衝」星は將領を挑選し・兵を出だし・交鋒し・陣を列ね・讐を報い・賊を捉え・偵探圍困し・射獵するに適宜、その餘の事は皆利あらず、春夏は吉と爲る。それはまた「祿存」星と呼び、星野分屬の上に徐州一帶を主る。

杜門為閉塞之門,巽宮之使,其星四綠,天輔屬木,巽者,入也,受乾金對宮之克,斂跡退藏以避之,故曰杜門。杜者,絕也,主旺於甲乙寅卯年月日時,將兵不宜出戰,只宜固守及邀截、隱匿。來此門者,主抑塞耗失忘命追尋之事;出此門者,四十里或四里,見修築、驚惶之事,或見兇惡之人,或暴風急雨應之。

「杜門」は閉塞の門、巽宮の門使と爲り、九星中の四綠を配し、その星「天輔」は木に屬す。巽の意思は是れ入、對宮の乾金に剋せらるるを受けて、好んで形迹を收斂し・退藏躲避せざるを得ず、故に杜門と稱作す。杜は即ち斷絕、甲・乙・寅・卯の値する所の年月日時に旺す。この時兵を領するは出戰に宜からず、ただ堅守に宜しく、或いは半路攔截と隱蔽藏匿の用と作す。この門の方向より來る人事は、壓抑閉塞・耗損失落・失蹤追尋の一類を主る。此の門より出行すれば、四十里或いは四里を走れば、修築工程・驚慌の事に遇見し、或いは凶惡の人を見、或いは暴風急雨に碰上せん、これ皆應驗。

杜門宜隱伏、討逆、誅戮兇暴、判決、刑獄、填塞坑坎、邀截道路,不利興兵征伐,宜堅壁固守,凡舉百事俱凶。杜門馭九宮之氣,以鎮巽也。經云:“杜門之下陰氣蒙,誤行其下妄西東,不宜舉兵征戰事,只宜固守待時通。”天輔星宜選將、求賢、交鋒、破陣、得地千里、造葬、婚姻、娶嫁、應舉求名、商賈交易、修道、設教、移徙、營建,春夏吉,又為文曲星也,主荊州分野。

杜門は隱蔽埋伏・叛逆を討伐し・凶暴の徒を誅殺し・案を判じ・刑獄を掌管し・坑穴を填塞し・路上に攔截するに適宜、然るに兵を興し征伐するに利あらず、ただ堅壁固守に宜しく、凡百の擧動皆凶に屬す。杜門は離九宮の氣を統馭し、以て巽宮を鎮守す。經文に説く:杜門の下は陰氣昏蒙、誤りてその下より行を走れば便ち東西迷亂す。兵を起こし征戰するに宜からず、ただ固守して以て時機の通達を待つに宜し。「天輔」星は將領を挑選し・賢才を訪求し・交鋒し・陣を破り・千里の地を開拓し・墳墓を營造し・婚を議し・嫁娶し・考に應じ名を求め・經商交易し・道を修し・敎化を設立し・遷徙し・營建するに適宜、春夏は吉と爲る。それはまた「文曲」星と呼び、星野分屬の上に荆州一帶を主る。

天禽星,中宮土也,主旺於四季辰戌丑未年月日時,將兵交鋒,大戰報捷,開疆展土,四時皆利,自有百靈相助,宜祭祀、求福、除邪、祛凶、賞功、封爵、上官、赴任、選舉、求名、移徙、豎柱、修造、求財、交易、宴會、上書、獻冊、入官、伏罪、謁貴。經云:“天禽之宿是廉貞,萬事為之福自臻,大將出師先報捷,封疆化雨及斯民。”加三四宮利為客,一宮利為主,四季吉,又為廉貞星也,主豫州分野。

「天禽」星は中宮の土、四季月に旺す、即ち辰・戌・丑・未の値する所の年月日時。この時兵を領して交鋒すれば能く大戰捷を吿げ、疆を開き土を拓き、四季皆利あり、自ら百神の相助あり。それは祭祀・福を祈り・邪を除き・凶を祛り・功勞を賞賜し・爵位を封授し・官職就任し・赴任し・擧薦を選拔し・功名を求取し・遷徙・柱を立て・修建・求財・交易・宴會・書を上り・典册を進獻し・朝に入り官と爲り・罪を認め法に伏し・貴人に拜謁するに適宜。經文に説く:天禽のこの一宿は就中廉貞、何の事を辦ずとも自ら福氣の到來あり。大將師を出だせば先ず捷報を傳え、敎化は及時雨のごとく封疆百姓に遍施す。天禽の震三宮・巽四宮に加臨する時は客方と作るに利あり、坎一宮に加臨する時は主方と作るに利あり、四季皆吉。それはまた「廉貞」星と呼び、星野分屬の上に豫州一帶を主る。

開門為顯揚之門,乾宮之使,其星六白,天心屬金。乾者,健也,乾為天行健而不息,因對宮巽木受克而杜絕,造化終無閉絕之理,閉則復開,故謂之開門。開者,闢也,主旺於秋,庚辛申酉年月日時,將兵客勝,被圍突出伏匿避難。來此門者,主封賜、進獻、求請、謁取、吉慶等事;出此門者,或六里六十里有人執持酒食牽牛騎馬,或紫衣陰人,或四十里遇相識之人應之。

「開門」は顯達揚名の門、乾宮の門使と爲り、九星中の六白を配し、その星「天心」は金に屬す。乾の意思は是れ剛健、乾は天と爲りて運行不息。對宮の巽木はそれに剋せられて閉絕す、然るに造化は終竟長閉不開の理なし、閉き盡處に到れば便ち重新開啓す、故に開門と稱作す。開は即ち開闢、秋季に旺す、即ち庚・辛・申・酉の値する所の年月日時。この時兵を領するは客方と作りて勝を取るに利あり、圍まるる時は此の門より突出す可く、亦身を藏め難を避くる可し。この門の方向より來る人事は、封賞賜予・進獻・請求・謁見取索・吉慶の類を主る。此の門より出行すれば、六里或いは六十里を走れば、人の酒食を拿り・牛を牽き馬に騎るに遇見し、或いは紫衣を穿つ婦人に遇見せん。或いは四十里を走りて相識の人に遇上せん、これ皆應驗。

開門宜求財、謁貴、上官、赴任、求名、應舉、遠行、商賈、嫁娶、造葬、移徙、開門、放水、導泉、穿井、行兵、闢地、開疆拓土,所向通達。開門馭八宮之氣,以鎮乾也。經云:“開門乾道利元亨,將兵遠出震威聲,凡百所謀無不吉,萬里揚名獲利行。”天心星宜選將、出師、揚威、佈陣、搗巢、破敵、展土、開邊、求仙、紡道、合藥、治病、入官、見貴、求名、移徙、商賈、遠行、營建,秋冬吉,春夏凶,又為武曲星也,主冀州分野。

開門は求財・貴人に拜謁し・官職就任し・赴任し・功名を求取し・應考・遠行・經商・嫁娶・墳墓を營造し・遷徙・門戸を開設し・水を放し・泉源を疏導し・井を打ち・行軍・土地を開闢し・疆を開き土を拓くに適宜、向かう所の處通達せざるなし。開門は艮八宮の氣を統馭し、以て乾宮を鎮守す。經文に説く:開門は乾道に合し、元亨に利あり。兵を領して遠出すれば以て威名を震動す可し。凡百の謀劃吉利ならざるなし、萬里の外に名を揚げ利を得て歸る。「天心」星は將領を挑選し・兵を出だし・威を揚げ・陣を布き・敵巢を搗毀し・敵を破り・疆土を拓展し・邊を開き・仙を求め・道を訪い・藥を配し・病を治し・朝に入り官と爲り・貴人に拜見し・名を求め・遷徙・經商・遠行・營建するに適宜、秋冬は吉と爲り、春夏は凶と爲る。それはまた「武曲」星と呼び、星野分屬の上に冀州一帶を主る。

驚門為奸謀之門,兌宮之使,其星七赤,天柱屬金。兌者,悅也,因對震宮而感動,故謂之驚門。驚者,駭也,主旺於秋,庚辛申酉年月日時。將兵主士卒有驚傷、敗亡、攻劫之虞。來此門者,主驚走、失逃、詭詐、虛驚,凶逆之事;出此門者,行七里見大驚小怪之事,或陰人道路阻隔車傷馬驟鴉鳴雀噪應之。

「驚門」は奸詐謀算の門、兌宮の門使と爲り、九星中の七赤を配し、その星「天柱」は金に屬す。兌の意思は是れ悅、對宮の震宮と相感じて動くを以て、故に驚門と稱作す。驚は即ち駭、秋季に旺す、即ち庚・辛・申・酉の値する所の年月日時。この時兵を領すれば、士卒に驚を受け損傷し・敗亡し・攻掠せらるるの隱患有るを主る。この門の方向より來る人事は、驚慌奔走・逃亡走失・詭詐欺瞞・虛驚および凶逆の事を主る。此の門より出行すれば、七里を走れば大驚小怪の事に碰上し、或いは婦人に遇見し・道路阻を受け・車輛損壞し・馬匹驚奔し・烏鴉鳴叫し麻雀喧噪せん、これ皆應驗。

驚門宜捕捉盜賊、鬥訟、恐惑亂眾,虛詐詭譎、攻擊伏兵,利於西方,凡百舉事,憂禍隨之。驚門馭六宮之氣,以鎮兌也。經云:“驚門出入心不安,明中說事審其端,宜獲奸人謀異事,順天掩捕不為難。”天柱星宜固守、屯兵、修築塋壘、訓練士卒、安養銳氣、修造、祭祀、隱跡、埋形,餘事不宜,秋冬吉,又為破軍星也,主雍州分也。

驚門は盜賊を緝捕し・爭訟し・恐嚇迷惑を以て衆人を擾亂し・虛張聲勢の詭詐の術を施用し・埋伏の敵を攻擊するに適宜、西方に於て用いれば最爲有利あり。但し凡百の擧動は、憂患災禍皆之に随って至らん。驚門は乾六宮の氣を統馭し、以て兌宮を鎮守す。經文に説く:驚門に由りて出入すれば心中安寧を得ず、明面上に事を議するは須らくその中の端倪を審明すべし。奸人を捕獲し・非常の事を謀辦するに宜しく、天時に順應し意に出でず掩捕すれば難からず。「天柱」星は固守・兵を屯し・墓壘を修築し・士卒を訓練し・銳氣を休養し・修造・祭祀・蹤迹を隱藏し・形體を埋伏するに適宜、その餘の事は皆宜からず、秋冬は吉と爲る。それはまた「破軍」星と呼び、星野分屬の上に雍州一帶を主る。

生門為通泰之門,艮宮之使,其星八白,天任屬土。艮者,止也,天地生物之化育,不能終止,終止則復生,生而不息,故謂之生門。生者,育也,主旺於四季,戊己辰戌丑未年月日時,將兵從生門引兵而擊死,百戰百勝。來此門者,主進獻、歸投、吉慶等事;出此門者,行八里見貴人乘馬或遇公司官吏之人應之。

「生門」は通達安泰の門、艮宮の門使と爲り、九星中の八白を配し、その星「天任」は土に屬す。艮の意思は是れ止、天地の萬物を化育する功能は眞に停止する能わず、停き盡處に到れば便ち重新生發し、生生して息まず、故に生門と稱作す。生は即ち養育、四季月に旺す、即ち戊・己と辰・戌・丑・未の値する所の年月日時。兵を領する時は生門方位より兵を引いて死門方位を攻擊し往けば、以て百戰百勝すべし。この門の方向より來る人事は、進獻・歸附投靠・吉慶の類を主る。此の門より出行すれば、八里を走れば貴人の馬に騎るに遇見し、或いは官府衙署中の吏員に碰上せん、これ皆應驗。

生門宜興兵、發令、上官、赴任、造葬、婚姻、入宅、歸夥、求財、博戲、應舉、求名、遠行、商賈、交易、經營、修方,凡舉百事所向,皆得。生門馭三宮之氣,以鎮艮也。經云:“生門仁德陽氣生,惟宜百事好經營,上書獻貢奇門吉,所向之星甚協情。”天任星宜安邦、建邑、選將、出兵、婚嫁、上官、商賈、求謀、造葬、修方、應試、求名、謁貴,四時吉,又為左輔星,主青州分野。

生門は兵を興し・號令を發布し・官職就任し・赴任し・墳墓を營造し・婚を議し・新宅に遷入し・合夥し・求財・博戲・應考・名を求め・遠行・經商・交易・經營・方を修するに適宜、凡百の擧動はどの方向に朝るとも皆願のごとくなる能う。生門は震三宮の氣を統馭し、以て艮宮を鎮守す。經文に説く:生門に仁德の性あり、陽氣は此に由りて生ず、凡百の事情皆經營するに適宜。書を上り貢を進むるに奇門の吉を得れば、朝向する所の星辰も亦十分に心意に應合す。「天任」星は邦國を安定し・城邑を營建し・將領を挑選し・兵を出だし・婚嫁・官職就任し・經商・事を謀り・墳墓を營造し・方を修し・試に應じ・名を求め・貴人に拜謁するに適宜、四季皆吉。それはまた「左輔」星と呼び、星野分屬の上に青州一帶を主る。

景門為進奏之門,離宮之使,其星九紫,天英屬火。離者,麗也,因兌坎水涵太陽日精,重明麗於天中,化生萬物之故,故謂之景門。景者,大也,主旺於丙丁巳午年月日時,將兵量敵而進,破圍突陣不凶。來此門者,主上書、索債、爭婚、論訟等事,出此門者,或九十里九里見驚恐盜賊火光失物,或有風雨疾病中途逢劫,或見蛇火,或見罪人應之。

「景門」は奏を上げ言を進むるの門、離宮の門使と爲り、九星中の九紫を配し、その星「天英」は火に屬す。離の意思は是れ附麗、兌・坎の水が太陽の精華を涵養するを以て、重重の光明は天空の中に附麗し、萬物を化生す、故に景門と稱作す。景は即ち大、丙・丁・巳・午の値する所の年月日時に旺す。この時兵を領するはまさしく敵情を估量して再び進むべく、以て重圍を突破し・敵陣を衝擊するは竝びに凶と算せず。この門の方向より來る人事は、書を上り・債を討ち・婚を爭い・訴訟の類を主る。此の門より出行すれば、九十里或いは九里を走れば、驚恐・盜賊・火光・失物に遇見し、或いは風雨・疾病・半路に劫を遭うに碰上し、或いは蛇と火光とを見、或いは罪犯を見ん、これ皆應驗。

景門宜求賢、訪士、上書、獻策、受道、學業、覓職、求官。景門馭一宮之氣,以鎮離也。經云:“景門離九正當陽,上書獻策出其方,突陣破圍進士卒,於是隨之道不祥。”天英星宜面君、謁貴、上書、獻冊、干求、升擢、宴會,餘事不宜。夏吉,又為右弼星也,主揚州分野。

景門は賢才を訪求し・名士を拜訪し・書を上り・策略を進獻し・業を受け道を問い・學業を修習し・職を謀り・官を求むるに適宜。景門は坎一宮の氣を統馭し、以て離宮を鎮守す。經文に説く:景門は離九宮に居りて正當陽氣最盛の處、書を上り策を獻ずるはこの方位より出行すべし。陣を突き圍を破り・兵を進め卒を推すも亦此に由る可し、然るにもし一味にそれに随って事を行えば、則ち道路祥ならず。「天英」星は君主に面見し・貴人に拜謁し・書を上り・典册を進獻し・干求する所有り・升遷擢用・宴會に適宜、その餘の事は皆宜からず。この星は夏季は吉と爲り、また「右弼」星と呼び、星野分、星野分屬の上に揚州一帶を主る。

八門臨時斷絕

開加乾(乾卦),若遇天心加於此宮,為伏吟之格,只宜訪道、求賢、積糧、收穫、練兵、藏寶、暗伏兵機、防守,諸事不宜;如有別星加於此宮,或三奇及格,萬事大吉,合凶格則凶。開加坎(訟卦),主貴人相扶,進益金寶,牛馬之利,名成利遂,若合三奇吉格,尤吉;合凶格,凡事先吉,後有耗失,吉事減半。

開門が乾宮に加臨すれば、上下皆乾、《乾》卦と成る。この時もし又「天心」星に遇いてこの一宮に加われば、星と門と本位に同歸し、便ち是れ「伏吟」の格、ただ道を訪い・賢を求め・糧草を屯積し・收穫し・兵を練り・寶を藏し・暗中に兵機と防守を埋伏するに宜しく、その餘の諸事は皆宜からず。もし加臨するは別の星なれば、或いは又「三奇」と吉格を得れば、則ち萬事大吉、もし凶格を合成せば便ち凶。開門が坎宮に加臨すれば、上乾下坎、《訟》卦と成り、貴人の扶助有るを主り、金銀財寶進益し、牛馬の一類も亦利を得、名成りて利遂わる。もし三奇吉格に合せばさらに佳。もし凶格に合せば、則ち凡事先ず吉にして而も後に耗損あり、吉事は一半を減ず。

開加艮(遁卦),凡事有耗失利,為客事宜遲,若合吉格、三奇,萬事大吉,出兵大勝;合凶格只宜固守。開加震(無妄),出兵利客,合三奇吉格,諸事大吉;合凶格,只宜固守。開加巽(姤卦),出兵利客,若天心星加臨此宮,宜搗巢、破敵,百戰百勝,合吉格尤吉,合凶格名曰返吟,只宜散兵、賞賜、移營、遷徙,餘事大吉。

開門が艮宮に加臨すれば、上乾下艮、《遁》卦と成り、凡事耗損する所有り、客方と作る時は行動宜しく遲緩すべし。もし吉格と三奇に合せば、則ち萬事大吉、兵を出だして大勝。もし凶格に合せば、ただ堅守に宜し。開門が震宮に加臨すれば、上乾下震、《無妄》卦と成り、兵を出だすは客方に利あり。三奇吉格に合せば則ち諸事大吉。凶格に合せばただ堅守に宜し。開門が巽宮に加臨すれば、上乾下巽、《姤》卦と成り、兵を出だすは客方に利あり。もし「天心」星も亦この一宮に加われば、宜しく敵巢を搗毀し・敵軍を擊破し、百戰百勝、吉格に合せばさらに佳。もし凶格に合せば、此の位は便ち「返吟」と呼ばる、ただ兵卒を遣散し・賞賜し・營地を遷移し・搬遷するに宜しく、その餘の事は反って大吉。

開加離(同人),出兵利主,求名、官訟吉,合吉格、三奇尤吉;合凶格凡事遲吉,先舉為強。開加坤(否卦),出兵利客,諸事耗失,若合三奇、吉格,將兵戰勝,諸事亦吉;合凶格,凡事遲吉。開加兌(履卦),出兵主客俱利,合三奇吉格,戰必全勝;合凶格,戰宜計勝,凡事皆凶,先者利主刑傷。

開門が離宮に加臨すれば、上乾下離、《同人》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり、功名を求取し官司を打つ皆吉。吉格と三奇に合せばさらに佳。凶格に合せば則ち凡事遲些して初めて吉、先んじて發動するの一方が強を占む。開門が坤宮に加臨すれば、上乾下坤、《否》卦と成り、兵を出だすは客方に利あり、諸事皆耗損あり。もし三奇と吉格に合せば、兵を領して以て勝を取る可く、諸事も亦吉。凶格に合せば則ち凡事遲些して初めて吉。開門が兌宮に加臨すれば、上乾下兌、《履》卦と成り、兵を出だすは主客兩方皆利あり。三奇吉格に合せば、戰を作せば必ず全勝を獲る。凶格に合せば則ち戰を作すはまさしく計を用いて以て勝を取るべく、凡事皆凶、先んじて手を動かすの一方は刑傷有るを主る。

休加坎(坎卦),若遇天蓬星加於此宮,為伏吟之格。戰宜固守,凡事不吉,為宜開溝、養魚、造酒、積糧、買魚鹽,遲則有利,若合吉格,凡事遲吉;合凶格,萬事皆凶。休加艮(蹇卦),出兵利主,求名、官訟吉,合奇吉格戰則勝,凡事先難後易之象;合凶格戰宜固守,百事吉。

休門が坎宮に加臨すれば、上下皆坎、《坎》卦と成る。もし又「天蓬」星に遇いてこの一宮に加われば、星門は本位に同歸し、便ち是れ「伏吟」の格。この時戰を作すはただ堅守に宜しく、凡事吉ならず、倒れて溝渠を開挖し・魚を養い・酒を釀し・糧食を屯積し・魚鹽を販買するに適宜、動作遲緩なれば反って利あり。もし吉格に合せば、則ち凡事遲些して初めて吉。もし凶格に合せば、萬事皆凶。休門が艮宮に加臨すれば、上坎下艮、《蹇》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり、名を求め官司皆吉。三奇吉格に合せば則ち戰を作して勝を取り、凡事は先難後易の象を呈す。凶格に合せば則ち戰を作すはまさしく堅守すべく、その餘の百事は仍お吉。

休加震(屯卦),出兵利主,若合吉格、三奇,戰必全勝,凡事吉;合凶格,戰宜固守,百事不吉。休加巽(井卦),出兵利客,合三奇吉格,戰則大勝,萬事永遠吉祥;如合凶格,諸事半吉,戰宜固守。休加離(既濟),若天蓬同臨此宮,為返吟,戰利客兵,大勝,又宜散糧、賞賜、放水、開溝、挖井、通渠;若合凶格,凡事不宜,如合別星吉格三奇,凡事半吉。

休門が震宮に加臨すれば、上坎下震、《屯》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり。もし吉格と三奇に合せば、戰を作せば必ず全勝を獲、凡事皆吉。凶格に合せば則ち戰を作すはまさしく堅守すべく、百事吉ならず。休門が巽宮に加臨すれば、上坎下巽、《井》卦と成り、兵を出だすは客方に利あり。三奇吉格に合せば則ち戰を作して大勝し、萬事長久吉祥。もし凶格に合せば、諸事はただ一半の吉を得、戰を作すはまさしく堅守すべし。休門が離宮に加臨すれば、上坎下離、《旣濟》卦と成る。もし「天蓬」星も亦此の宮に臨せば、便ち是れ「返吟」、戰を作すは客兵に利あり、大勝を獲る可く、又糧草を散發し・賞賜し・水を放ち・溝を開き・井を挖り・渠道を疏通するに適宜。もし凶格に合せば、凡事皆宜からず。もし加わるは別の星にして吉格と三奇に合せば、凡事は一半の吉を得。

休加坤(比卦),出兵利主,若合三奇吉格,戰勝吉;合凶格,凡事凶。休加兌(節卦),出兵利客,若合三奇吉格,當用機勝,凡事亦利,永遠亨通;如合凶格,諸吉減半,遲則禎祥。休加乾(需卦),出兵利客,凡事先施仁義,後得吉祥,若三奇吉格,戰勝、事利;若合凶格,戰固守,諸事欠利。

休門が坤宮に加臨すれば、上坎下坤、《比》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり。もし三奇吉格に合せば、戰を作して勝を取りて吉。凶格に合せば則ち凡事皆凶。休門が兌宮に加臨すれば、上坎下兌、《節》卦と成り、兵を出だすは客方に利あり。もし三奇吉格に合せば、まさしく機謀を用いて以て勝を取るべく、凡事も亦利あり、長久亨通す。もし凶格に合せば、各種の吉處は一半を減じ、行動遲緩なれば反って吉祥を得る能う。休門が乾宮に加臨すれば、上坎下乾、《需》卦と成り、兵を出だすは客方に利あり、凡事先ず仁義を施行し、隨後自ら吉祥を得。もし三奇吉格を得れば、戰を作して勝を取り・事を辦するに順利。もし凶格に合せば、戰を作すはまさしく堅守すべく、諸事は欠佳。

生加艮(艮卦),若逢任星加於此宮,為伏吟,戰宜固守,諸事不利,如別星加此宮合吉格,戰勝吉;如逢凶格,精兵休動,吉事成凶。伏吟利開田、耕種、築牆、塞路、填井、收貨、積糧。生加震(頤卦),出兵利主,若合三奇吉格,一敵百人,凡求有遇;如合凶格,戰守皆凶。

生門が艮宮に加臨すれば、上下皆艮、《艮》卦と成る。もし又「天任」星に逢いてこの一宮に加われば、便ち是れ「伏吟」、戰を作すはただ堅守に宜しく、諸事利あらず。もし加臨するは別の星にして又吉格に合せば、戰を作して勝を取りて吉。もし凶格に逢えば、縱令精兵有るとも妄動するなかれ、好事は反って凶に變ぜん。伏吟の時は、倒れて田地を開墾し・耕種し・牆を築き・路を堵え・井を填め・貨物を收納し・糧食を屯積するに宜し。生門が震宮に加臨すれば、上艮下震、《頤》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり。もし三奇吉格に合せば、一人は以て百人に敵す可く、凡そ求むる所有れば皆遇合する能う。もし凶格に合せば、進攻と防守と皆凶。

生加巽(蠱卦),出兵利主,若合三奇吉格,百事大利,戰必大勝;合凶格,諸事先吉後敗,用兵須防危險。生加離(賁卦),出兵利客,宜施仁義,以利誘之,若合吉格三奇,不戰自退,化邪歸正,凡事皆遂;若合凶格,凡為自損,有始無終。

生門が巽宮に加臨すれば、上艮下巽、《蠱》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり。もし三奇吉格に合せば、百事大いに利あり、戰を作せば必ず大勝を獲る。もし凶格に合せば、諸事先ず吉にして而も後に敗れ、兵を用うるは須らく危險を防備すべし。生門が離宮に加臨すれば、上艮下離、《賁》卦と成り、兵を出だすは客方に利あり、宜しく仁義を施行し、利益を用いて對方を引誘すべし。もし吉格と三奇に合せば、敵人は戰わずして自ら退き、邪より正に歸し、凡事皆心に遂う能う。もし凶格に合せば、凡そ爲す所反って自ら損し、始ありて終無し。

生加坤(剝卦),如天任星加於此宮,為返吟,只宜散兵、賞賜,若別星加之,合三奇吉格,戰利主客,全勝;合凶格,凡為不利,兵宜固守。返吟格只宜破土、崩牆、壞屋。生加兌(損卦),出兵利主,賊必求合,事多進益,合三奇吉格,萬事亨通,戰則大勝;合凶格,凡事半吉,戰宜固守。

生門が坤宮に加臨すれば、上艮下坤、《剝》卦と成る。もし「天任」星がこの一宮に加われば、便ち是れ「返吟」、ただ兵卒を遣散し・賞賜を施行するに宜し。もし加わるは別の星にして三奇吉格に合せば、戰を作すは主客兩方皆利あり、全勝を獲る可し。もし凶格に合せば、凡そ爲す所皆利あらず、兵を用うるはただ堅守に宜し。返吟の格は、ただ土を破り・牆を拆き・屋を拆くの一類に適宜。生門が兌宮に加臨すれば、上艮下兌、《損》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり、敵人は必ず來りて和を求め、事を辦するに多く進益あり。三奇吉格に合せば則ち萬事亨通し、戰を作して大勝。凶格に合せば則ち凡事ただ一半の吉を得、戰を作すはまさしく堅守すべし。

生加乾(大畜),出兵利主,戰得力,凡為有益,如合吉格三奇,尤吉;合凶格,吉事減半,徵兵勿舉。生加坎(蒙卦),出兵利主,宜施仁義,以計取勝,諸事先虛後實,合吉格奇門,戰必全勝,凡為大利;如逢凶格,凡事減半後凶。

生門が乾宮に加臨すれば、上艮下乾、《大畜》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり、戰を作して力を得、凡そ爲す所皆益あり。もし吉格と三奇に合せばさらに佳。もし凶格に合せば、吉事は一半を減じ、兵馬を征調するの事は發動するなかれ。生門が坎宮に加臨すれば、上艮下坎、《蒙》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり、宜しく仁義を施行し、計謀を用いて以て勝を取り、諸事先ず虛にして而も後に實。もし奇門吉格に合せば、戰を作せば必ず全勝を獲、凡そ爲す所皆大いに利あり。もし凶格に逢えば、凡事の吉處は半減し、往後凶に轉ず。

傷加震(震卦),若天沖星加臨此宮,謂之伏吟,只宜索債、求神、博戲、收貨、積糧、捕捉、斬邪、伐惡,如別星加臨合吉格,戰利主,皆勝;合凶格,只宜固守,凡事勿求。傷加巽(恆卦),出兵主客俱利,合吉格,戰必全勝,凡事如心;合凶格,先吉後凶。

傷門が震宮に加臨すれば、上下皆震、《震》卦と成る。もし「天衝」星も亦この一宮に加臨せば、便ち「伏吟」と呼ばる、ただ債を討ち・神を求め・博戲・貨物を收納し・糧食を屯積し・緝捕し・邪祟を斬除し・凶惡を討伐するに宜し。もし加臨するは別の星にして吉格に合せば、戰を作すは主方に利あり、皆勝を取る能う。もし凶格に合せば、ただ堅守に宜しく、凡事は强求するなかれ。傷門が巽宮に加臨すれば、上震下巽、《恆》卦と成り、兵を出だすは主客兩方皆利あり。吉格に合せば則ち戰を作せば必ず全勝を獲、凡事心に稱う。凶格に合せば則ち先ず吉にして而も後に凶。

傷加離(豐卦),出兵利主,賊來投降,不動兵戈,奏凱而回,合凶格,先吉後凶,須防埋伏,凡事早為則利,遲有驚憂;合吉格,首尾皆吉。傷加坤(豫卦),戰利主,合吉格,弱兵為強,百戰百勝;合凶格,凡為不吉。傷加兌(歸妹),若天沖同臨此宮,謂之返吟,只宜散眾、賞賜、伐木、脫貨,合吉格,戰利主;合凶格,凡事不宜。傷加乾(大壯),出兵利主,合吉格戰勝,凡事順遂;合凶格,凡事無成,戰宜收兵,遲則取勝。

傷門が離宮に加臨すれば、上震下離、《豐》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり、敵人は前來して投降せん、兵戈を動用するに及ばずして凱を奏して歸る能う。もし凶格に合せば、則ち先ず吉にして後に凶、須らく埋伏を防備し、凡事は及早に辦し往けば初めて利あり、拖延すれば便ち驚憂あり。もし吉格に合せば、自ら始め終りに至るまで皆吉。傷門が坤宮に加臨すれば、上震下坤、《豫》卦と成り、戰を作すは主方に利あり。吉格に合せば則ち弱兵も亦能く强に變じ、百戰百勝。凶格に合せば則ち凡そ爲す所皆不吉。傷門が兌宮に加臨すれば、上震下兌、《歸妹》卦と成る。もし「天衝」星も亦この一宮に臨せば、便ち「返吟」と呼ばる、ただ衆人を遣散し・賞賜を施行し・林木を砍伐し・貨物を脱手するに宜し。吉格に合せば則ち戰を作すは主方に利あり。凶格に合せば則ち凡事皆宜からず。傷門が乾宮に加臨すれば、上震下乾、《大壯》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり。吉格に合せば則ち戰を作して勝を取り、凡事順遂。凶格に合せば則ち凡事成ることなく、戰を作すはまさしく兵を收むべく、後來まで拖きて反って勝を取る能う。

傷加坎(解卦),出兵利客,合吉格戰利,先舉得勝,凡為皆遂;合凶格,凡事遲吉,戰勿舉兵。傷加艮(小過),戰利客,合吉格得勝,凡為亦吉;合凶格,凡事大凶,急宜防守。杜加巽(巽卦),若天輔同臨此宮,為伏吟,宜積糧、收貨、窖珍、藏寶、逃避、種園、蓄果,若遇別星合吉格,戰宜主客,利兵暗剿、諸謀、私計、暗圖;合凶格,凡事俱凶。

傷門が坎宮に加臨すれば、上震下坎、《解》卦と成り、兵を出だすは客方に利あり。吉格に合せば則ち戰を作して利あり、先んじて發動すれば以て勝を得る可く、凡そ爲す所皆願を遂ぐる能う。凶格に合せば則ち凡事遲些して初めて吉、戰を作すは兵を發するなかれ。傷門が艮宮に加臨すれば、上震下艮、《小過》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち勝を得る可く、凡そ爲す所も亦吉。凶格に合せば則ち凡事大凶、まさしく趕緊に防守に轉入すべし。杜門が巽宮に加臨すれば、上下皆巽、《巽》卦と成る。もし「天輔」星も亦この一宮に臨せば、便ち是れ「伏吟」、宜しく糧食を屯積し・貨物を收納し・珍物を窖藏し・寶貨を收藏し・逃避躲藏し・園を種え・果木を蓄養す。もし別の星に遇いて吉格に合せば、戰を作すは主客兩方皆可なり、暗中に剿滅し・各種の謀劃・私下の算計と暗中の圖謀に利あり。もし凶格に合せば、凡事皆凶。

杜加離(家人),戰利主客,合吉格賊來投降,聞威自敗,凡事皆遂;合凶格,戰不利後,防有伏兵,諸事不宜,先成後敗。杜加坤(觀卦),戰利客,合吉格,凡為半吉,戰宜先舉得勝;合凶格,先勝後敗。

杜門が離宮に加臨すれば、上巽下離、《家人》卦と成り、戰を作すは主客兩方皆利あり。吉格に合せば則ち敵人前來して投降し、一たび聲威を聽けば便ち自行潰敗し、凡事皆願を遂ぐる能う。凶格に合せば則ち戰を作すは往後利あらず、須らく伏兵有るを防ぎ、諸事宜からず、先ず成りて而も後に敗る。杜門が坤宮に加臨すれば、上巽下坤、《觀》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち凡そ爲す所は一半の吉を得、戰を作すはまさしく先んじて發動して以て勝を取るべし。凶格に合せば則ち先ず勝ちて而も後に敗る。

杜加兌(中孚),戰利主,合吉格,戰必全勝,謀事亦吉;合凶格,百事成凶,精兵必敗。杜加乾(小畜),若天輔加臨此宮,為返吟,宜回兵、散眾、逃遁、賞賜、放脫,如別星合吉格,戰為主,敵人聞威退避,然後進剿,凱歌而回;凶格,諸事凶。

杜門が兌宮に加臨すれば、上巽下兌、《中孚》卦と成り、戰を作すは主方に利あり。吉格に合せば則ち戰を作せば必ず全勝を獲、事を謀るも亦吉。凶格に合せば則ち百事凶に變じ、縱令精兵有るとも必ず敗る。杜門が乾宮に加臨すれば、上巽下乾、《小畜》卦と成る。もし「天輔」星がこの一宮に加われば、便ち是れ「返吟」、宜しく兵を撤き・衆人を遣散し・逃遁し・賞賜し・人物を放脫す。もし加わるは別の星にして吉格に合せば、戰を作すは主方を以て宜しと爲し、敵人は聲威を聽聞して退避し、然る後に再び兵を進めて剿滅し、凱を奏して歸る。もし凶格に合せば、諸事皆凶。

杜加坎(渙卦),戰利客,合吉格,戰勝事吉;合凶格,戰宜固守,凡謀多見虛花。杜加艮(漸卦),戰利客,合吉格,得勝,凡事先難後易;合凶格,戰必敗亡。杜加震(益卦),主客利,戰則勝,合三奇吉格尤吉,凡為亦吉;合凶格,防有詐兵埋伏,凡事成空。

杜門が坎宮に加臨すれば、上巽下坎、《渙》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち戰を作して勝を取り・事を辦するに吉利。凶格に合せば則ち戰を作すはまさしく堅守すべく、凡そ謀劃有れば多半は是れ空花一場。杜門が艮宮に加臨すれば、上巽下艮、《漸》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち勝を得る可く、凡事先ず難にして後に易。凶格に合せば則ち戰を作せば必ず敗亡を致す。杜門が震宮に加臨すれば、上巽下震、《益》卦と成り、主客兩方皆利あり、戰を作して勝つ可し。三奇吉格に合せばさらに佳、凡そ爲す所も亦吉。凶格に合せば則ち須らく對方に詐兵埋伏有るを防ぎ、凡事落空す。

景加離(離卦),若天英同加此宮,為伏吟,宜約謀、獻策、遣使、破圍、賞賜士卒、投師、授道、造爐、煉丹、修灶,如別星加之,合吉格,戰主客俱利,以合取勝,百事亨通;逢凶格,戰守待敵,凡為不利。景加坤(晉卦),戰利主,合吉格,化邪歸正,賊自投降,諸事皆吉;合凶格,先吉後敗,戰宜固守。

景門が離宮に加臨すれば、上下皆離、《離》卦と成る。もし又「天英」星がこの一宮に同加せば、便ち是れ「伏吟」、約談謀劃し・策略を進獻し・使者を派遣し・重圍を突破し・士卒を賞賜し・師に投じ・道を傳え・爐を造り・丹を煉り・竈を修するに宜し。もし加臨するは別の星にして吉格に合せば、戰を作すは主客兩方皆利あり、以て講和して勝を取る可く、百事亨通す。もし凶格に逢えば、戰を作すはただ堅守して敵を待つに宜しく、凡そ爲す所皆利あらず。景門が坤宮に加臨すれば、上離下坤、《晉》卦と成り、戰を作すは主方に利あり。吉格に合せば則ち能く邪を化して正に歸せしめ、賊人は自ら來りて投降し、諸事皆吉。凶格に合せば則ち先ず吉にして後に敗れ、戰を作すはまさしく堅守すべし。

景加兌(睽卦),戰利客,合吉格,戰必全勝,百事半吉,遲則全利;合凶格,始終無望,戰只宜守。景加乾(大有),戰利客,合吉格,奏凱而回;合凶格,戰損兵卒,凡事不宜。景加坎(未濟),戰利主,合吉格,出戰後舉得勝,凡事吉;合凶格,百事無成,固守遲勝。若天英同加此宮,為返吟,宜散眾、賞賜、打屋、拆灶。

景門が兌宮に加臨すれば、上離下兌、《睽》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち戰を作せば必ず全勝を獲、百事は一半の吉を得、遲些行動すれば便ち全くその利を得る可し。凶格に合せば則ち自ら始め終りに至るまで指望なく、戰を作すはただ堅守に宜し。景門が乾宮に加臨すれば、上離下乾、《大有》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば以て凱を奏して歸る可し。凶格に合せば則ち戰を作して兵卒を折損し、凡事皆宜からず。景門が坎宮に加臨すれば、上離下坎、《未濟》卦と成り、戰を作すは主方に利あり。吉格に合せば則ち出戰の時は後發して人を制して以て勝を取る可く、凡事皆吉。凶格に合せば則ち百事成ることなく、堅守して後來に至りて初めて勝を得。もし「天英」星がこの一宮に同加せば、便ち是れ「返吟」、衆人を遣散し・賞賜し・屋を拆き・竈を拆くに宜し。

景加艮(旅卦),出兵利主,戰得利,凡為有益,合吉格尤吉;凶格減半。景加震(噬嗑),戰利為客,合吉格,徵兵先舉取勝,凡為小吉;合凶格,戰宜固守,凡事勿行。景加巽(鼎卦),戰利客,合吉格,兵宜先舉得勝,凡事先施仁義,遲則亨通;合凶格,戰宜固守,百事不利。

景門が艮宮に加臨すれば、上離下艮、《旅》卦と成り、兵を出だすは主方に利あり、戰を作して利を得、凡そ爲す所皆益あり、吉格に合せばさらに佳、凶格に合せば則ち吉處は半減す。景門が震宮に加臨すれば、上離下震、《噬嗑》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち兵馬を征調し先んじて發動して以て勝を取る可く、凡そ爲す所はただ小吉を得。凶格に合せば則ち戰を作すはまさしく堅守すべく、凡事は皆做し往くなかれ。景門が巽宮に加臨すれば、上離下巽、《鼎》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち兵を用うるは宜しく先んじて發動して以て勝を取り、凡事先ず仁義を施し、遲些なれば反って亨通する能う。凶格に合せば則ち戰を作すはまさしく堅守すべく、百事利あらず。

死加坤(坤卦),若天芮同臨此宮,為伏吟,宜耕種、築牆、補路、開田、積糧、防守,如別星加此宮得吉格,戰主客,以和取勝,凡事大吉;合凶格,凡事勿謀,兵勿動。死加兌(臨卦),戰利主,合吉格,出兵後舉得勝,凡為小吉;合凶格,防有闇昧,不可輕動,凡事先吉後憂。

死門が坤宮に加臨すれば、上下皆坤、《坤》卦と成る。もし「天芮」星がこの一宮に同臨せば、便ち是れ「伏吟」、耕種し・牆を築き・路を補い・田地を開墾し・糧草を屯積し・防守するに宜し。もし加臨するは別の星にして吉格を得れば、戰を作すは主客兩方皆以て講和して勝を取る可く、凡事大吉。凶格に合せば則ち凡事は謀劃するなかれ、兵も亦妄動するなかれ。死門が兌宮に加臨すれば、上坤下兌、《臨》卦と成り、戰を作すは主方に利あり。吉格に合せば則ち兵を出だして後發して人を制して以て勝を取る可く、凡そ爲す所はただ小吉を得。凶格に合せば則ち要に暗中の陰謀を防備し、輕擧妄動すべからず、凡事先ず吉にして而も後に憂あり。

死加乾(泰卦),戰利主,合吉格,兵強戰勝,謀為皆就;合凶格,戰守遲利。死加坎(師卦),戰利為客,合吉格,兵宜先舉取勝;合凶格,百事逢凶,所謀不就。死加艮(謙卦),若天芮同臨此宮,為伏吟,宜散糧、賞賜、開井、挖河,如別星加臨合吉格,戰利主客,以和取勝,凡事皆成;若合凶格,凡事不遂,戰宜固守。

死門が乾宮に加臨すれば、上坤下乾、《泰》卦と成り、戰を作すは主方に利あり。吉格に合せば則ち兵强にして勝を取り、凡そ謀る所皆成就する能う。凶格に合せば則ち戰を作すと堅守とは皆遲些して初めて利を得。死門が坎宮に加臨すれば、上坤下坎、《師》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち兵を用うるは宜しく先んじて發動して以て勝を取るべし。凶格に合せば則ち百事凶に逢い、謀る所成らず。死門が艮宮に加臨すれば、上坤下艮、《謙》卦と成る。もし「天芮」星がこの一宮に同臨せば、便ち是れ伏吟、糧食を散發し・賞賜し・井を開き・河を挖るに宜し。もし加臨するは別の星にして吉格に合せば、戰を作すは主客兩方皆利あり、以て講和して勝を取る可く、凡事皆成る能う。もし凶格に合せば、則ち凡事遂わず、戰を作すはまさしく堅守すべし。

死加震(復卦),戰利主,合吉格,精兵後舉得勝,凡為半吉;合凶格,凡為無益,戰宜遲勝。死加巽(升卦),戰利為主,合吉格,主兵大勝,謀為小吉;合凶格,百事俱凶。死加離(明夷),戰宜客兵,合吉格,徵兵先舉大勝,諸事遲吉;合凶格,戰防失機,固守待敵,凡事無成。

死門が震宮に加臨すれば、上坤下震、《復》卦と成り、戰を作すは主方に利あり。吉格に合せば則ち精兵後發して人を制して以て勝を取る可く、凡そ爲す所は一半の吉を得。凶格に合せば則ち凡そ爲す所皆益なく、戰を作すは遲些して初めて勝を取る能う。死門が巽宮に加臨すれば、上坤下巽、《升》卦と成り、戰を作すは主方に利あり。吉格に合せば則ち主方の兵馬は大勝し、凡そ謀る所は小吉を得。凶格に合せば則ち百事皆凶。死門が離宮に加臨すれば、上坤下離、《明夷》卦と成り、戰を作すは宜しく客兵を用うべし。吉格に合せば則ち兵馬を征調し先んじて發動して大勝を獲る可く、諸事は遲些して初めて吉。凶格に合せば則ち戰を作すは戰機を錯失するを防ぐを要し、ただ堅守して敵を待つに宜しく、凡事成ることなし。

驚加兌(兌卦),客主俱利,若天柱加臨此宮,為伏吟,宜用捕捉、置貨,如別星加臨,合吉格,戰宜計勝,凡事皆大吉;合凶格,戰宜固守,百事勿為。驚加乾(夬卦),戰利主客,合吉格,必大勝,凡事昌勝,永遠亨通;若合凶格,百事無成,戰宜防守。

驚門が兌宮に加臨すれば、上下皆兌、《兌》卦と成り、主客兩方皆利あり。もし「天柱」星がこの一宮に加臨せば、便ち是れ「伏吟」、緝捕し・貨物を置辦するに宜し。もし加臨するは別の星にして吉格に合せば、戰を作すはまさしく計を用いて以て勝を取るべく、凡事皆大吉。凶格に合せば則ち戰を作すはまさしく堅守すべく、百事は皆做し往くなかれ。驚門が乾宮に加臨すれば、上兌下乾、《夬》卦と成り、戰を作すは主客兩方皆利あり。吉格に合せば則ち必ず大勝を獲、凡事昌盛順遂、長久亨通す。もし凶格に合せば、則ち百事成ることなく、戰を作すはまさしく防守すべし。

驚加坎(困卦),戰利為主,合吉格,百戰百勝,謀事通達;合凶格,戰宜回兵,謹防奸細,百事無成。驚加艮(咸卦),戰利為客,合吉格,宜用計,凡事先施仁義,後必大利;如遇凶格,精兵勿動,凡為欠利。驚加震(隨卦),戰利為客,合吉格,耀武揚威,百戰百勝,凡事先難後吉;合凶格,戰必大敗,凡事不吉,若逢天柱同臨此宮,為返吟,止宜散眾、賞賜、入山、伐木。

驚門が坎宮に加臨すれば、上兌下坎、《困》卦と成り、戰を作すは主方に利あり。吉格に合せば則ち百戰百勝、事を謀るに通達。凶格に合せば則ち戰を作すはまさしく兵を撤くべく、還お奸細を謹防し、百事成ることなし。驚門が艮宮に加臨すれば、上兌下艮、《咸》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち宜しく計謀を用い、凡事先ず仁義を施し、後には必ず大利。もし凶格に遇えば、縱令精兵有るとも妄動するなかれ、凡そ爲す所皆欠佳。驚門が震宮に加臨すれば、上兌下震、《隨》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち武を耀し威を揚げ・百戰百勝、凡事先ず難にして後に吉。凶格に合せば則ち戰を作せば必ず大敗を致し、凡事不吉。もし「天柱」星に逢いてこの一宮に同臨せば、便ち是れ「返吟」、ただ衆人を遣散し・賞賜し・山に入り・木を伐るに宜し。

驚加巽(大過),戰利為客,若合吉格,大勝,凡事先難後吉;合凶格,凡事大凶,必大敗。驚加離(革卦),利為主,合吉格,主兵全勝,凡事先難後利;合凶格,諸事不利。驚加坤(萃卦),戰利為客,合吉格,戰宜機勝,凡事遲吉;合凶格,戰宜固守,凡為皆凶。以上諸星,須詳生合休旺克害刑沖貴祿空亡,凡吉凶,各得其宜,活法變通闡而用之。

驚門が巽宮に加臨すれば、上兌下巽、《大過》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。もし吉格に合せば大勝を獲る可く、凡事先ず難にして後に吉。凶格に合せば則ち凡事大凶、必ず大敗を致す。驚門が離宮に加臨すれば、上兌下離、《革》卦と成り、主方に利あり。吉格に合せば則ち主方の兵馬は全勝し、凡事先ず難にして後に利。凶格に合せば則ち諸事利あらず。驚門が坤宮に加臨すれば、上兌下坤、《萃》卦と成り、戰を作すは客方に利あり。吉格に合せば則ち戰を作すは宜しく機謀を用いて以て勝を取り、凡事遲些して初めて吉。凶格に合せば則ち戰を作すはまさしく堅守すべく、凡そ爲す所皆凶。以上の講ずる所の諸星は、皆必ずその生・合・休・旺・剋・害・刑・沖および貴人・祿位・空亡を細察し、各種の吉凶をして各々その宜を得しめ、靈活變通して以て闡發運用に加うるを要す。

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