Libo

疾病章第十一

清 · 刘赤江(慕农) · 第15巻 / 15

作盤ガイド: 大六壬起課, 金口訣起課

庚辰十二月辛亥日寅子將,有一柏氏婦為夫占病。午、辰、寅。未酉午申、酉亥申辛。課得顧祖,喪吊全逢,又末傳生助初鬼,克其日干,其凶已極。況婦以官鬼為夫,乃午作喪車,巳乘驛馬,且繫死氣,又為來年之太歲,一交巳年死矣。果於開正卯日死,卯日者何?以琪夫行年在子,子卯相刑也。

庚辰年十二月辛亥日寅時に占い、子将を用いた(底本は「寅時」の「時」の字を脱している)。柏姓の婦人が夫の病を占った。課盤:三伝は初伝午、中伝辰、末伝寅;四課の上段は未・酉・午・申、下段は酉・亥・申・辛で、右から左へ読む。第一課は辛の寄る戌の上に申を乗せ、第二課は申の上に午、第三課は日支亥の上に酉、第四課は酉の上に未を乗せる。断語:課は「顧祖」を得、喪門・弔客が揃って臨んだ;末伝がまた初伝の官鬼を生助して日干を剋する、凶は極まった。さらに婦人は官鬼を夫とし、午はまさに喪車を成し、巳の上には駅馬を乗せ死気でもあり、巳はまた来年の太歳である――巳年に入れば人は亡くなる。後に果たして正月の卯日に亡くなった。なぜ卯日か?夫の行年が子にあり、子卯が相刑するからである。(底本は「以其夫行年」を「以琪夫行年」と誤っている。)

辛巳八月庚寅日酉時巳將,秦揆一為同鄉全鳳三占病。戌、午、寅。午戌子辰、戌寅辰庚。三傳合局作鬼,病甚沉重。且有曠日持久之患。天醫作鬼,主醫人用藥不當。幸午火空亡,年命上又得子孫救神,今冬水旺,可以無憂。但四墓覆生,主痊而復發,明春歲建填實旬空,救神無力,必不免矣。次年二月果死。

辛巳年八月庚寅日酉時に占い、巳将を用いた。秦揆一が同郷の全鳳三のために病を占った。課盤:三伝は初伝戌、中伝午、末伝寅;四課の上段は午・戌・子・辰、下段は戌・寅・辰・庚で、右から左へ読む。第一課は庚の寄る申の上に辰を乗せ、第二課は辰の上に子、第三課は日支寅の上に戌、第四課は戌の上に午を乗せる。断語:三伝が寅午戌の火局を結んで庚金の官鬼となる、病は重く、しかも長引くだろう。天医がまた官鬼となったのは、医者の用薬が症に合わないことを主る。幸い午火が空亡に落ち、本命・行年の上にまた子孫爻が救神となっているので、今年の冬は水が旺に当たり憂いはない。ただ四墓が長生の上に圧し、病は癒えても再発する;来年の春に太歳が旬空を塡めれば救神は力を失い、その時必ず免れない。第二年二月に果たして亡くなった。

辛巳十一月辛未日酉時寅將,鄉友吳可亨妻墮胎數日,腹中尚覺胎動,求占。巳、戌、卯。巳子申卯、子未卯辛。此乃積血所致,並非復有一胎也。蓋因卯之胎神,坐於日干之坐鄉,命上六合又空,是以知不臨行有胎也。太歲作日鬼發用,命上又乘血支,是以知有崩漏之症。喜貴人天醫臨處,命上神又制其日鬼,可以藥之而愈,後果如所占。

辛巳年十一月辛未日酉時に占い、寅将を用いた。同郷の友人呉可亨の妻が流産して数日、腹中にまだ胎動を覚えるというので占いを求めてきた。課盤:三伝は初伝巳、中伝戌、末伝卯;四課の上段は巳・子・申・卯、下段は子・未・卯・辛で、右から左へ読む。第一課は辛の寄る戌の上に卯を乗せ、第二課は卯の上に申、第三課は日支未の上に子、第四課は子の上に巳を乗せる。断語:これは瘀血が腹中に溜まったためで、別にもう一胎あるのではない。胎神となる卯が日干の寄る郷に坐し、本命の上の六合がまた空に落ちるので、別の胎がないと分かる。太歳が日干の官鬼を兼ねて発用し、本命の上にまた血支を乗せるので、血崩の症があると分かる。喜ばしいのは貴人と天医がいずれも紧要な処に臨み、本命の上神があの日鬼を制し得ることで、薬を用いれば治せる。後に果たして占の通りだった。(底本は「不另有胎」を「不臨行有胎」と誤っている。)

壬午二月辛卯寅時亥將,全鳳三病篤,令鄉友沈雲程求占。子、未、子。酉子辰未、子卯未辛。癸巳日必死。蓋因脫氣游魂,自支上發用,且入末傳,是反覆往來,無非游魂為變也。且白虎死氣臨於入傳,年命上又乘蛇墓,昴星逢蛇虎,凶不可解。癸巳日必登鬼錄矣。巳者者何,蓋病符日鬼驛馬會聚之辰也。果如所占。

壬午年二月辛卯日寅時に占い、亥将を用いた(底本は「辛卯」の下に「日」の字を脱している)。全鳳三の病が重く、同郷の沈雲程に託して占いを求めてきた。課盤:三伝は初伝子、中伝未、末伝子;四課の上段は酉・子・辰・未、下段は子・卯・未・辛で、右から左へ読む。第一課は辛の寄る戌の上に未を乗せ、第二課は未の上に辰、第三課は日支卯の上に子、第四課は子の上に酉を乗せる。断語:癸巳日に必ず死ぬ。脱気と飛魂が日支の上から発用し、また末伝に落ち込んで、往き来り反復し、すべて遊魂が変を成している。白虎と死気がまた伝中に臨み、本命・行年の上には螣蛇と墓神を乗せている;昴星課がさらに螣蛇・白虎に遭う、この凶は解けない。癸巳日に必ず鬼録に登る。なぜ巳日か?巳がまさに病符・日鬼・駅馬の会する一位だからである。後に果たして占の通りだった。

癸未七月癸未日子時午將,崔仲和幼子病篤求占。未、丑、未。未丑丑未、丑未未癸。據此課,明日必死。蓋因歲破、太歲剋日,全無一點救神,且命乘死氣,年乘喪魄,如何能生?況父母占子,豈宜子爻坐空,且被建旺之申虎劫煞所克,一交明日,旬空填實,其死必矣。後果如所占。

癸未年七月癸未日子時に占い、午将を用いた。崔仲和の幼子の病が重く、占いを求めてきた。課盤:三伝は初伝未、中伝丑、末伝未;四課の上段は未・丑・丑・未、下段は丑・未・未・癸で、右から左へ読む。第一課は癸の寄る丑の上に未を乗せ、第二課は未の上に丑、第三課は日支未の上に丑、第四課は丑の上に未を乗せる。断語:この課によれば、明日必ず死ぬ。歳破と太歳が揃って日干を剋し来たり、救神が少しもない;本命の上に死気を乗せ、行年の上に喪魄を乗せて、どうして生きられよう?さらに父母が子のために占うのは子孫爻の空に坐することを最も忌むのに、あえてそれが当令建旺し白虎を乗せ劫殺を帯びた申金に剋されている。明日になれば旬空が塡め実され、死は定まりである。後に果たして占の通りだった。

癸未九月庚辰日未時卯將,張站臺在沙得兄病信息,求占。子、申、辰。申子子辰、子辰辰庚。據此課,爾兄必死。蓋因蛇作暗鬼發用,又係日之死神,且日干中末年命俱入空陷之鄉。何以能生?況兄弟爻空亡,亦與占者不宜,恐此去不能相見矣。後果如所占。

癸未年九月庚辰日未時に占い、卯将を用いた。張站台が沙洋で兄の患病の知らせを得て占いを求めた。課盤:三伝は初伝子、中伝申、末伝辰;四課の上段は申・子・子・辰、下段は子・辰・辰・庚で、右から左へ読む。第一課は庚の寄る申の上に辰を乗せ、第二課は辰の上に子、第三課は日支辰の上に子、第四課は子の上に申を乗せる。断語:この課によれば、あなたの兄は必ず死ぬ。螣蛇が暗鬼を兼ねて発用し、それがまたまさに日干の死神である;日干の上神・中伝・末伝および本命・行年が、すべて空陷の郷に落ち込んで、どうして生きられよう?さらに兄弟爻が空亡に落ちるのは占う本人にも利がなく、おそらくこの行きは面会も叶わないだろう。後に果たして占の通りだった。

公訟章第十二

辛巳二月己酉日巳時戌將,王師祝行村占林崎江明府因案在省,吉凶如何。未、子、巳。未寅巳子、寅酉子己。三傳遞克,貴臨六害,其案已定。全無一點救解。又貴為用克,龍神坐空,且四下克上,名曰無祿,種種不吉。幸末傳白虎太歲生干,降罰之外,尚無大咎耳。後果降二級抵銷。

辛巳年二月己酉日巳時に占い、戌将を用いた。私の師祝行村が、林崎江の県令が案件で省に留められたことの吉凶を占った。課盤:三伝は初伝未、中伝子、末伝巳;四課の上段は未・寅・巳・子、下段は寅・酉・子・己で、右から左へ読む。第一課は己の寄る未の上に子を乗せ、第二課は子の上に巳、第三課は日支酉の上に寅、第四課は寅の上に未を乗せる。断語:三伝が輾転相剋し、貴人がまた六害の位に臨む、この案件はすでに定まり、回旋の余地は少しもない;貴人がかえって発用の神に剋され、青竜もまた空に坐し、加えて四課がいずれも下神が上神を剋する、名を「無禄」という――種々不吉である。幸い末伝の白虎が太歳を兼ねて来て日干を生ずるので、降級の処分のほかは、大禍には至らない。後に果たして二級降げられて相殺して済んだ。

壬午三月戊寅日卯時酉將,鄭支塘占同鄉韋東鄉明府因公被逮,何日可以出獄。寅、申、寅。寅申巳亥、申寅亥戊。七月當有出獄之徵。蓋因皇恩加於天赦發用,命上乘天罡動神,應有指日出獄之兆。嫌干支內外六害,交車又作六合,是以一時未能。至七月救神乘旺,填空旬空,方能脫身。且申繫日鬼之絕地,又為末傳之沖神是也。後果如所占。

壬午年三月戊寅日卯時に占い、酉将を用いた。鄭支塘が同郷の韋東郷の県令が公事で逮捕されたことについて、いつ出獄できるかを占った。課盤:三伝は初伝寅、中伝申、末伝寅;四課の上段は寅・申・巳・亥、下段は申・寅・亥・戊で、右から左へ読む。第一課は戊の寄る巳の上に亥を乗せ、第二課は亥の上に巳、第三課は日支寅の上に申、第四課は申の上に寅を乗せる。断語:七月に出獄の兆しがあるはず。皇恩が天赦の上に圧して発用し、本命の上にまた天罡という主動の神を乗せるので、本来なら日を指して出られる;ただ日干・日支の内外がともに六害を成し、交車はかえって六合を結ぶので、しばらくは出られない。七月に救神が旺に当たり、また旬空を塡め実して、ようやく身を脱し得る。さらに申はまさに日干の官鬼の絶地であり、また末伝を衝き開く一位である。後に果たして占の通りだった。

壬午四月丙午日巳時酉將王地山明府因案在省,家人求占。酉、丑、巳。寅戌丑酉、戌午酉丙。三合作傳,刑干害支,死神加干,蛇墓臨辰,式中貴人又受上下夾克,降革之愆,有所難免。幸中傳丑作皇恩,末傳德祿建旺,又得天空天解吉神,化凶為吉。尚可解免耳。後果被參革,旋得開獲。

壬午年四月丙午日巳時に占い、酉将を用いた。王地山の県令が案件で省に留められ、家人が占いを求めてきた。課盤:三伝は初伝酉、中伝丑、末伝巳;四課の上段は寅・戌・丑・酉、下段は戌・午、酉・丙で、右から左へ読む。第一課は丙の寄る巳の上に酉を乗せ、第二課は酉の上に丑、第三課は日支午の上に戌、第四課は戌の上に寅を乗せる。断語:三伝が巳酉丑の合局を結び、日干を刑し日支を害する;死神が日干の上に圧し、螣蛇と墓神が日支に臨む;盤中の貴人はまた上下に夾剋される――降級・革職の処分は、おそらく免れない。幸い中伝の丑が皇恩を兼ね、末伝の巳は日徳・日禄であるうえ建旺に当たり、天空・天解などの吉神を得ているので、凶を化して吉とし、解免の余地がなおある。後に果たして弾劾・罷免されたが、まもなく開復を得た。

盗賊章第十三

癸未三月丙申日丑時酉將,鄉友陳菱船少府占捕盜,可能獲否。子、申、辰。子辰酉丑、辰申丑丙。此課賊盜不能即得,至八月方可獲也。蓋因元武臨三合之地,而勾陳反坐空鄉,是以一進未能。幸發用日鬼為干支之勾虎所克,勾陰又乘貴人月將,克其元陰,且繫公之年上神,是以可獲。八月者何,因勾陰乘酉故也。果如所占。

癸未年三月丙申日丑時に占い、酉将を用いた。同郷の友人陳菱船県丞が、盗を捕らえられるかどうかを占った。課盤:三伝は初伝子、中伝申、末伝辰;四課の上段は子・辰・酉・丑、下段は辰・申・丑・丙で、右から左へ読む。第一課は丙の寄る巳の上に丑を乗せ、第二課は丑の上に酉、第三課は日支申の上に辰、第四課は辰の上に子を乗せる。断語:この課は賊をしばらく捕らえられず、八月になってようやく捕らえられる。元武が三合の地に臨み、勾陳がかえって空郷に坐するので、しばらくは進展しない。幸い発用する日干の官鬼が日干・日支の上の勾陳・白虎に剋され、勾陳の陰神がまた貴人と月将を乗せて元武の陰神を剋し、しかもそれがまさにこの少府の行年上の神であるので、捕らえられる。なぜ八月か?勾陳の陰神が酉を乗せるからである。後に果たして占の通りだった。(底本は「一時未能」を「一進未能」と誤っている。)

癸未七月壬申日午時未將,郎應宿少府占捕盜。丑、寅、卯。戌酉丑子、酉申子壬。此課捕盜,八九月間可獲。蓋因發用日鬼,被末傳所克。又支上勾陳乘旺,遙克中傳元武。第勾陰為元陰所克,主盜強而捕弱,幸干支首尾相見,盜總無處可逃,勾陽酉、勾陰戌,是八九月間耳。九月果獲盜四名。

癸未年七月壬申日午時に占い、未将を用いた。郎応宿県丞が捕盗を占った。課盤:三伝は初伝丑、中伝寅、末伝卯;四課の上段は戌・酉・丑・子、下段は酉・申・子・壬で、右から左へ読む。第一課は壬の寄る亥の上に子を乗せ、第二課は子の上に丑、第三課は日支申の上に酉、第四課は酉の上に戌を乗せる。断語:この課の捕盗は、八・九月の間に捕らえられる。発用する丑は日干の官鬼で、末伝の卯木に剋される;日支の上の勾陳もまた旺に当たり、遥かに中伝の元武を剋している。ただ勾陳の陰神がかえって元武の陰神に剋されるのは、賊が強く捕役が弱いことを主る;幸い日干・日支が首尾相接するので、賊は結局逃げ場がない。勾陳の陽神は酉、陰神は戌なので、八・九月の間と断じた。九月に果たして盗賊四名を捕らえた。

甲申正月己亥日午時亥將,餘三子鄉生占失竊。巳、戌、卯。酉辰巳子、辰亥子己。課得鑄印,初中空陷,獨存末傳作鬼,幸太歲作勾陳,入元武之本家剋制元武,其賊必獲。但勾陰又生元陰,主捕者終於釋放。元卯臨戌,其物已入連坐之家。況干支上財爻被上下夾克,支陽乘太常為衣服,支陰乘六俁為匣盒,俱入空陷之鄉,贓物不能獲也。後果如所占。

甲申年正月己亥日午時に占い、亥将を用いた。私の三男が郷塾で学んでいた時、家中の失盗を占った。課盤:三伝は初伝巳、中伝戌、末伝卯;四課の上段は酉・辰・巳・子、下段は辰・亥・子・己で、右から左へ読む。第一課は己の寄る未の上に子を乗せ、第二課は子の上に巳、第三課は日支亥の上に辰、第四課は辰の上に酉を乗せる。断語:課は「鋳印」を得、初伝・中伝がともに空陷に落ち、末伝の卯だけが日干の官鬼となる;幸い太歳が勾陳を兼ね、元武の本家亥に入って元武を制するので、賊は必ず捕らえられる。ただ勾陳の陰神がまた元武の陰神を生じに行くのは、捕役が結局その人を放すことを主る。元武の乗ずる卯が戌の上に臨むので、贓物はすでに連なり坐する隣家に入った。さらに日干・日支の上の財爻が上下に夾剋され、日支の陽神は太常を乗せて衣服を主り、陰神は六合を乗せて匣盒を主るが、いずれも空陷の郷に落ちている――贓物は取り戻せない。後に果たして占の通りだった。(底本は「六合」を「六俣」と誤っている。)

墓穴章第十四

辛巳正月甲戌日戌時亥將,鄉友陳見吉占孫大剛總鎮南鄉墓地風水。辰、巳、午。子亥辰卯、亥戌卯甲。龍神發用,三傳引進,干支交車六合,支陰子亥相乘,是已得吉地睚穴也。支之陰陽二神乘太常白虎,是以先出武職。龍作日祿,虎為印,朱為子,建辛為官,內外明堂見旺所祟爻主人丁,富貴俱全。初財中子,遁官星乘雀,主中代長房出文職官,福澤綿綿,未有艾也。

辛巳年正月甲戌日戌時に占い、亥将を用いた。同郷の友人陳見吉が、総兵孫大剛の南郷にある墓地の風水を占った。課盤:三伝は初伝辰、中伝巳、末伝午;四課の上段は子・亥、辰・卯、下段は亥・戌、卯・甲で、右から左へ読む。第一課は甲の寄る寅の上に卯を乗せ、第二課は卯の上に辰、第三課は日支戌の上に亥、第四課は亥の上に子を乗せる。断語:龍神が発用し、三伝は位を隔てて前進する引進格で、日干・日支が交車六合し、日支の陰神はまた子・亥の相乗である――これはすでに吉地佳穴を点じたものである。日支の陰陽二神がそれぞれ太常と白虎を分乗するので、まず武職が出る。青竜は日禄を兼ね、白虎は印綬を主り、朱雀は子孫を主り、遁干の辛が官星を成し、内外の明堂にいずれも旺相の爻が見えて人丁を主る――富と貴が揃っている。初伝は財、中伝は子孫で、遁得の官星がまた朱雀を乗せるので、中間の几代の長房に文職の官員が出て、福沢は綿々として尽きない。(底本のこの段は伝写に多くの誤りがあり、「吉地佳穴」を「吉地睚穴」と誤り、「見旺相爻」の一句にも脱誤がある。)

辛巳十一月辛未日辰時寅將,沈生應杓占墓地吉凶,不言誰姓墳墓。午、辰、寅。卯巳午申、巳未申辛。課得顧祖,其地必係回龍顧祖之局,蛇巳生支,作干之長生。支陰又生下神,已得吉地。貴人作官星發用,中傳朱雀,主文明。末見財爻,主財丁秀俱全。龍遁乙,勾乘寅,作日財,主長房中房最利。白虎空戰,惟季房人丁未旺,後知為倪載韓廣文宜墓也。

辛巳年十一月辛未日辰時に占い、寅将を用いた。生員沈応杓が一つの墓地の吉凶を占ったが、誰の家の墳かは言わなかった。課盤:三伝は初伝午、中伝辰、末伝寅;四課の上段は卯・巳、午・申、下段は巳・未、申・辛で、右から左へ読む。第一課は辛の寄る戌の上に申を乗せ、第二課は申の上に午、第三課は日支未の上に巳、第四課は巳の上に卯を乗せる。断語:課は「顧祖」を得、この地は必ず回龍顧祖の格局である。螣蛇の乗ずる巳が日支を生じ、巳はまたまさに辛金の長生である;日支の陰神がさらに下の神を生じに行く――すでに吉地を点じたと見える。貴人が官星を兼ねて発用し、中伝は朱雀で文明を主る;末伝に財爻が見え、財・丁・科名の三つが揃うことを主る。青竜が乙を遁得し、勾陳が寅を乗せて日干の財を成すので、長房と中房が最も利を得る;白虎が空に落ちまた戦剋を受けるので、幼房だけ人丁が旺ならない。後でこれが広文倪載韓の家の墳だと分かった。

晴雨章第十五

己卯七月戊辰日亥時巳將,餘在施南,天雨難行,占何日可晴。巳、亥、巳。辰戌巳亥、戌辰亥戊。太陽發用,罡加季位,且亥水臨干,為干神戊土所克,今日必晴。但巳上乘亥,明日尚有大雨,本旬仙相加申酉位上,來旬丙丁加午未位上,午未日以後,必得久晴,後果如所占。

己卯年七月戊辰日亥時に占い、巳将を用いた。私は当時施南にいて、天が雨で路を行けず、いつ晴れるかを占った。課盤:三伝は初伝巳、中伝亥、末伝巳;四課の上段は辰・戌、巳・亥、下段は戌・辰、亥・戊で、右から左へ読む。第一課は戊の寄る巳の上に亥を乗せ、第二課は亥の上に巳、第三課は日支辰の上に戌、第四課は戌の上に辰を乗せる。断語:太陽月将が発用し、天罡がまた四季の位に加わり、加えて亥水が日干に臨み戊土に剋されるので、今日必ず晴れる。ただ巳の上に亥を乗せるので、明日また大雨がある;本旬の丙・丁の両干が申・酉の位に加わり、次の旬の丙・丁が午・未の位に加わるので、午・未の両日を過ぎれば必ず長く晴れる。後に果たして占の通りだった。(底本は「本旬丙丁」を「本旬仙相」と誤っている。)

辛巳四月乙酉日寅時酉將,邵子奇相昭聚談,向晚猶熱,因占保日有雨。亥、子、丑。亥辰午亥、辰酉亥乙。明日必大風雨,且有疾雷。蓋因斗罡指酉,酉中有畢宿,始雨。亥遁丁神發用,其勢必猛。因坐墓受制,是以今晚無雨。式中神后加巳,上下交戰,巳為風伯,又為雷煞,遁癸臨戌,是以知明日必有大風。且有疾雷。次日晚果應。

辛巳年四月乙酉日寅時に占い、酉将を用いた。邵子奇が私を邀ねて聚談し、夕方もなお暑かったので、いつ雨があるかを占った。課盤:三伝は初伝亥、中伝子、末伝丑;四課の上段は亥・辰、午・亥、下段は辰・酉、亥・乙で、右から左へ読む。第一課は乙の寄る辰の上に亥を乗せ、第二課は亥の上に午、第三課は日支酉の上に辰、第四課は辰の上に亥を乗せる。断語:明日必ず大風雨があり、さらに急雷を打つ。天罡が酉を指し、酉宮に畢宿を含み、畢宿は雨を主る;亥の上に丁神を遁得して発用するので、来勢は必ず猛い;ただそれが墓の上に坐して制を受けるので、今晩はまだ降らない。盤中の神后子が巳の上に加わり、上下交戦し、巳は風伯でもあり雷煞でもあり、癸を遁得してまた戌の上に臨むので、明日必ず大風があり、急雷を伴うと分かる。翌日の夕方に果たして応験した。(底本は「占何日有雨」を「占保日有雨」と誤っている。)

辛巳十二月壬子日寅時丑將,雪後天色猶陰,崔仲和占可復有雪否。戌、酉、申。戌亥酉戌、亥子戌壬。明後日必有大風雪,蓋天罡加巳,巳主雪,白虎臨河魁加亥發用,與日干戰克,中傳酉,乃太陰本家,且乘雨師風伯飛廉三煞,是以知明後日必有大風雪也。後果如所占。

辛巳年十二月壬子日寅時に占い、丑将を用いた。雪が降った後も天色がなお陰っていたので、崔仲和がさらに雪が降るかどうかを占った。課盤:三伝は初伝戌、中伝酉、末伝申;四課の上段は戌・亥、酉・戌、下段は亥・子、戌・壬で、右から左へ読む。第一課は壬の寄る亥の上に戌を乗せ、第二課は戌の上に酉、第三課は日支子の上に亥、第四課は亥の上に戌を乗せる。断語:明日・明後日に必ず大風雪がある。天罡が巳の上に加わり、巳は雪を主る;白虎が河魁戌を乗せて亥の上に加わり発用し、日干と交戦相剋する;中伝の酉はまさに太陰の本家で、また雨師・風伯・飛廉の三つの煞を乗せている――だから明日明後日に必ず大風雪があると分かる。後に果たして占の通りだった。

乙酉五月庚戌日申時未將,餘設壇求雨因占一課。午、巳、辰。申酉午未、酉戌未庚。龍神發用,斗罡指陰。三傳雖是火土,喜辰為水庫,與正時之申,待子水會局,亥子臨子丑位上,主壬癸日小雨,戊己日大雨。壬癸日小雨者,以亥子相加也。戊己日大雨者,以上下戰克故也。果應。

乙酉年五月庚戌日申時に占い、未将を用いた。私が壇を設けて雨を祈ったので、一課を占った。課盤:三伝は初伝午、中伝巳、末伝辰;四課の上段は申・酉、午・未、下段は酉・戌、未・庚で、右から左へ読む。第一課は庚の寄る申の上に未を乗せ、第二課は未の上に午、第三課は日支戌の上に酉、第四課は酉の上に申を乗せる。断語:龍神が発用し、天罡が陰の位を指している。三伝はすべて火土だが、喜ばしいのは末伝の辰が水庫で、占時の申と子水ひとつを待つだけで申子辰の合局を成すこと;亥・子がまた子・丑の位に臨むので、壬・癸の日に小雨、戊・己の日に大雨を主る。壬・癸の日の小雨は、亥子が相加わり同類相重で力が緩いから;戊・己の日の大雨は、上下が交戦相剋するからである。後に果たして応験した。

雑占章第十六

乙酉四月丁巳日午時酉將,郎牧雲刺史占奉額外開王家營對河淤沙,可能開否。申、亥、寅。亥申丑戌、申巳戌丁。淤河決不能開。干為人,支為此地,此課六合發有,三傳遞生,育其干支,是地不受傷,人亦不勞其力也。且干神火土相生,支神雖有刑剋,然卻是長生六合,雖有憲諭,必見難而知止矣。後果如所占。

乙酉年四月丁巳日午時に占い、酉将を用いた。郎牧雲知州が、命を奉じて王家営の対河の淤沙を追加で開掘することについて、結局開けるかどうかを占った。課盤:三伝は初伝申、中伝亥、末伝寅;四課の上段は亥・申、丑・戌、下段は申・巳、戌・丁で、右から左へ読む。第一課は丁の寄る未の上に戌を乗せ、第二課は戌の上に丑、第三課は日支巳の上に申、第四課は申の上に亥を乗せる。断語:この淤河は決して開けない。日干は人を代表し、日支はこの地を代表する;本課は六合が発用し、三伝が輾転相生して日干・日支を生じに行く――地は傷を受けず、人も労力を費やさない。さらに日干の上は火土相生で、日支の上に刑剋はあるが、また長生と六合でもある。だから上憲の諭令があっても、結局は難を知って止めるに違いない。後に果たして占の通りだった。(底本は「発用」を「発有」、「生其干支」を「育其干支」と誤っている。)

乙酉十月丁卯日巳時寅將,任淑渠太守占王家營堤公何日得成。子、酉、午。酉子丑辰、子卯辰丁。堤工來月即可合龍。蓋因發用子水,雖屬時令旺氣,幸干陽之辰,干陰之丑,其力足以勝之。且丑又係龍神,與子六合,是以知來月即可合龍也。丑又為皇恩,將乘朱雀,日後工程告竣後,錫命之榮,亦已兆於四課中矣。後果如占。

乙酉年十月丁卯日巳時に占い、寅将を用いた。任淑渠知府が王家営の堤工がいつ完工するかを占った。課盤:三伝は初伝子、中伝酉、末伝午;四課の上段は酉・子、丑・辰、下段は子・卯、辰・丁で、右から左へ読む。第一課は丁の寄る未の上に辰を乗せ、第二課は辰の上に丑、第三課は日支卯の上に子、第四課は子の上に酉を乗せる。断語:堤工は来月合龍できる。発用する子水は時令の旺気に当たっているが、幸い日干の陽神は辰、陰神は丑で、二土の力がこれを制するに足る;さらに丑はまたまさに龍神で、子と六合を結ぶので、来月に合龍できると分かる。丑は同時に皇恩でもあり、上に朱雀を乗せている――後日工程が告竣し、賞賜の恩命の栄が下ることも、早くも四課のうちに兆しを現している。後に果たして占の通りだった。(底本は「堤工」を「堤公」と誤っている。)

射覆章第十七

己卯正月丙子日巳時亥將,湖友趙鹿坪袖藏於物,試射。午、子、午。子午巳亥、午子亥丙。三傳水火相加,其物必係水火所鑄而成。初末皆火,火炎上,首尾必高,中傳子水,水潤下,其中必汙下。龍屬水,其形必長。天后亦水神,加午火上,受其剪熬,則為茶。必茶船也。示之果然。

己卯年正月丙子日巳時に占い、亥将を用いた。湖北の友人趙鹿坪が袖の中に一物を蔵して、私に射覆させた。課盤:三伝は初伝午、中伝子、末伝午;四課の上段は子・午、巳・亥、下段は午・子、亥・丙で、右から左へ読む。第一課は丙の寄る巳の上に亥を乗せ、第二課は亥の上に巳、第三課は日支子の上に午、第四課は午の上に子を乗せる。断語:三伝が水火相加わり、この物は必ず水火で焼鋳して成ったものである。初伝・末伝がともに火で、火の性は炎上するので、首尾の両端が必ず上に翹る;中伝は子水で、水の性は潤下するので、中央が必ず凹む。青竜は水に属し、形は必ず長い;天后もまた水神で、午火の上に加わり火に煎熬される――それは茶である。合わせれば必ず茶船(茶托)である。取り出して見ると、果たしてそうだった。(底本は「袖蔵一物」を「袖蔵于物」、「煎熬」を「剪熬」と誤っている。)

癸未九月戊戌日午時卯將,姚守和袖藏一物,請射。寅、亥、申。辰未亥寅、未戌寅戊。此必錢也。其數二十有八。蓋發用坐空,則不空者為斷。中傳亥為絲繩,末傳申有錢義。且三傳遞生,有連而不斷之象。亥數四,申數七,上下合算則二十八也。出袖視之,果錢一串,其數亦符。

癸未年九月戊戌日午時に占い、卯将を用いた。姚守和が袖の中に一物を蔵して、私に射覆を請うた。課盤:三伝は初伝寅、中伝亥、末伝申;四課の上段は辰・未、亥・寅、下段は未・戌、寅・戊で、右から左へ読む。第一課は戊の寄る巳の上に寅を乗せ、第二課は寅の上に亥、第三課は日支戌の上に未、第四課は未の上に辰を乗せる。断語:これは必ず銭で、数は二十八枚である。発用が空亡のうちに坐しているので、空でない他の二伝を取って断ずべきである:中伝の亥は糸繩を主り、末伝の申には銭の意味がある;三伝がまた輾転相生するのは、まさに串連して絶えない象である。亥は四の数、申は七の数で、上下相乗すれば二十八となる。袖の中から取り出して見ると、果たして一の串銭で、数もちょうど符していた。

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