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五燈會元卷第十

宋 · 普济 · 第96巻 / 144

僧問。昔日先師語。如何透法身。師曰。萬仞峰前句。不與白雲齊。問。如何是動乾坤句。師曰。透出龍宮飜大海。掌開日月倒須彌。問。如何是出家人。師曰。深。曰。如何是出家法。師曰。苦。

僧が問うた。「昔日の先師の語、如何に法身を透る。」師は言った。「万仞の峰前の句、白雲と斉しからず。」問う。「如何なるか是れ乾坤を動かす句。」師は言った。「竜宮を透り出でて大海を飜し、掌を開きて日月は須弥を倒す。」問う。「如何なるか是れ出家の人。」師は言った。「深。」言った。「如何なるか是れ出家の法。」師は言った。「苦。」

自巖上座

自巌上座

僧問。如何是無縫塔。師曰。甎瓦泥土。曰。如何是塔中人。師曰。含齒戴髮。問。如何是大人相。師曰。不曾作模樣。曰。如何是老人相。師曰。無力把拄杖。問。洞山麻三斤。意旨如何。師曰。八十婆婆不粧梳。

僧が問うた。「如何なるか是れ無縫の塔。」師は言った。「甎瓦泥土。」言った。「如何なるか是れ塔中の人。」師は言った。「歯を含み髪を戴く。」問う。「如何なるか是れ大人の相。」師は言った。「曾て模様を作さず。」言った。「如何なるか是れ老人の相。」師は言った。「力無くて拄杖を把る。」問う。「洞山の麻三斤、意旨如何。」師は言った。「八十の婆婆は粧梳せず。」

香林遠禪師法嗣

香林遠禅師法嗣

隨州智門光祚禪師(先住北塔)

随州智門光祚禅師(先に北塔に住す)

僧問。如何是佛。師曰。踏破草鞋赤腳走。曰。如何是佛向上事。師曰。拄杖頭上挑日月。問。如何是祖師西來意。師曰。眼不見鼻。曰。便恁麼領會時如何。師曰。鼻孔裡呷羹。問。曹谿路上還有俗談也無。師曰。六祖是盧行者。問。一切智智清淨。還有地獄也無。師曰。閻羅王是鬼做。上堂。一法若有。毗盧墮在凡夫。萬法若無。普賢失其境界。正當恁麼時。文殊向甚麼處出頭。若也出頭不得。金毛師子腰折。幸好一盤飯。莫待糝椒薑。上堂。山僧記得。在母胎中有一則語。今日舉似大眾。諸人不得作道理商量。還有人商量得麼。若商量不得。三十年後不得錯舉。問。如何是清淨法身。師曰。滿眼是埃塵。問。古鏡未磨時如何。師曰。也祇是箇銅片。曰。磨後如何。師曰。且收取。問。如何是般若體。師曰。蚌含明月。曰。如何是般若用。師曰。兔子懷胎。問。金剛眼中著得箇甚麼。師曰。一把沙。曰。為甚麼如此。師曰。非公境界。問。如何是無縫塔。師曰。四稜著地。曰。如何是塔中人。師曰。鼻孔三斤秤不起。問。蓮花未出水時如何。師曰。蓮花。曰。出水後如何。師曰。荷葉。上堂。汝等諸人橫擔拄杖。出一叢林。入一叢林。你道叢林有幾種。或有旃檀叢林。旃檀圍繞。或有荊棘叢林。荊棘圍繞。或有荊棘叢林。旃檀圍繞。或有旃檀叢林。荊棘圍繞。祇如四種叢林。是汝諸人在阿那箇叢林裡安身立命。若無安身立命處。虗踏破草鞋。閻羅王徵你草鞋錢有日在。上堂。雪峰輥毬。羅漢書字。歸宗斬蛇。大隨燒畬。且道明甚麼邊事。還有人明得麼。試道看。若明不得。所以道。斬蛇須是斬蛇手。燒畬須是燒畬人。瞥起情塵生妄見。眼裡無筋一世貧。上堂。赫日裡我人。雲霧裡慈悲。霜雪裡假褐。雹子裡藏身。還藏得身麼。若藏不得。卻被雹子打破髑髏。上堂。東家李四婆。西家來乞火。

僧が問うた。「如何なるか是れ仏。」師は言った。「草鞋を踏破して赤脚に走る。」言った。「如何なるか是れ仏の向上の事。」師は言った。「拄杖頭上に日月を挑む。」問う。「如何なるか是れ祖師西来意。」師は言った。「眼は鼻を見ず。」言った。「便ち恁麼に領会する時如何。」師は言った。「鼻孔裏に羹を呷す。」問う。「曹谿の路上に還た俗談有るや無しや。」師は言った。「六祖は是れ盧行者。」問う。「一切智智は清浄にして、還た地獄有るや無しや。」師は言った。「閻羅王は鬼の作る所。」上堂して言った。「一法若し有らば、毘盧は凡夫に堕在し、万法若し無からば、普賢は其の境界を失う、正に恁麼の時に当たりて、文殊は何の処にか向かって頭を出づ、若しも頭を出づるを得ざれば、金毛の師子は腰折れ、幸に一盤の飯を好し、糁椒姜を待つこと莫れ。」上堂して言った。「山僧の記得するに、母胎中に一則の語有り、今日大衆に挙似す、諸人は道理を作して商量することを得ず、還た人の商量し得るか、若し商量すを得ざれば、三十年の後に錯りて挙げることを得ず。」問う。「如何なるか是れ清浄法身。」師は言った。「眼に満つるは是れ埃塵。」問う。「古鏡未だ磨かざる時如何。」師は言った。「也只だ是れ箇の銅片。」言った。「磨きし後如何。」師は言った。「且く収取せよ。」問う。「如何なるか是れ般若の体。」師は言った。「蚌は明月を含む。」言った。「如何なるか是れ般若の用。」師は言った。「兎子は胎を懐く。」問う。「金剛の眼中に箇の何をか著け得る。」師は言った。「一把の沙。」言った。「なぜ此の如くする。」師は言った。「公の境界に非ず。」問う。「如何なるか是れ無縫の塔。」師は言った。「四棱は地に著く。」言った。「如何なるか是れ塔中の人。」師は言った。「鼻孔は三斤も秤り起こさず。」問う。「蓮華未だ水を出でざる時如何。」師は言った。「蓮華。」言った。「水を出でし後如何。」師は言った。「荷葉。」上堂して言った。「你ら諸人は横に拄杖を担いで、一の叢林を出で、一の叢林に入る、你は道え叢林に几种有る、或は旃檀の叢林にして旃檀の囲繞し、或は荆棘の叢林にして旃檀の囲繞し、或は旃檀の叢林にして荆棘の囲繞し、或は旃檀の叢林にして荆棘の囲繞す、只だ如し四種の叢林、是れ你の諸人は阿那箇の叢林裏に身を安んじ命を立つ、若し身を安んじ命を立つる処無からば、虗しく草鞋を踏破して、閻羅王は你の草鞋の銭を徴する日有らん。」上堂して言った。雪鋒は毬を辊り、羅漢は字を書き、帰宗は蛇を斬り、大随は畬を焼く、且つ道え何の辺の事をか明かす、還た人の明らかに得るか、試みに道いて看よ、若し明らかに得ざれば、是の故に道う、蛇を斬るには須く是れ蛇を斬るの手、畬を焼くには須く是れ畬を焼くの人、瞥然として情塵を起こし妄見を生ぜば、眼裏に筋無ければ一世は貧なり。上堂して言った。「赫日裏に我人、雲霧裏に慈悲、霜雪裏に仮褐、雹子裏に身を蔵む、還た身を蔵し得るか、若し蔵むを得ざれば、却って雹子に髑髏を打破せられん。」上堂して言った。「東家の李四婆は、西家に来りて火を乞う。」

門外立少時。嗔他停滯我。惡發走歸家。虗心屋裡坐。可憐群小兒。終日受饑餓。有眼不點睛。空鏁髑髏破。

門外に立つこと少時、他の停滯するを嗔って我れ、悪を發して走りて家に帰る、虚心して屋裏に坐す、憐む可し群の小児、終日に飢餓を受く、眼有りて睛を点ぜず、空しく髑髏を鏁りて破らん。

灌州羅漢和尚

灌州羅漢和尚

僧問。如何是佛。師曰。牛頭阿旁。曰。如何是法。師曰。劒樹刀山。問。如何是佛法大意。師曰。井中紅燄。日裡浮漚。曰。如何領會。師曰。遙指扶桑日那邊。問。如何是本來心。師曰。蹉過了也。

僧が問うた。「如何なるか是れ仏。」師は言った。「牛頭の阿旁。」言った。「如何なるか是れ法。」師は言った。「剣樹刀山。」問う。「如何なるか是れ仏法の大意。」師は言った。「井中の紅燄、日裏の浮沤。」言った。「如何に領会せん。」師は言った。「遥かに扶桑の日の那辺を指す。」問う。「如何なるか是れ本来の心。」師は言った。「蹉過して了れり。」

灌州青城香林信禪師

灌州青城香林信禅師

僧問。覿面相呈時如何。師曰。築著孔鼻。

僧が問うた。「覿面に呈する時如何。」師は言った。「孔鼻に筑き著く。」

洞山初禪師法嗣

洞山初禅師法嗣

潭州福嚴良雅禪師

潭州福厳良雅禅師

居洞山第一座。山參次。僧出問。如何是佛。山答曰。麻三斤。參罷。山至寮謂師曰。我今日答這僧話。得麼。曰。恰值某淨髮。山曰。你元來作這去就。拂袖便出。師曰。這老漢將謂我明他這話頭不得。因作偈呈曰。五彩畫牛頭。黃金為點額。春晴二月初。農人皆取則。寒食賀新正。鐵錢三五百。山見。深肯之。住福嚴日。僧問。如何是和尚家風。師曰。入門便見。

洞山の第一座に居る。山が参ずる次に、僧が出でて問うた、「如何なるか是れ仏。」山が答えて言った、「麻三斤。」参じ罷めて、山が寮に至りて師に謂うて言った、「我は今日這の僧の話に答えたるを得たるか。」言った、「恰も某が浄髪するに値う。」山は言った、「你は元来這の去就を作す。」袖を拂いて便ち出づ。師は言った、「這の老汉は我が他の這の話頭を明かすを得ざると将に謂わんとす。」因りて偈を作りて呈して言った、「五彩は牛頭を画き、黄金は額を点じて為す、春晴れる二月初に、農人は皆則を取り、寒食に新正を賀す、鉄銭は三五百。」山が見て、深く之を肯す。福厳に住する日に、僧が問うた、「如何なるか是れ和尚の家風。」師は言った、「門に入れば便ち見る。」

荊南府開福德賢禪師

荊南府開福徳賢禅師

僧問。去離不得時如何。師曰。子承父業。問。如何是衲僧活計。師曰。耳裡種田。上堂。不用思而知。不用慮而解。知解俱泯。合談何事。良久曰。一葉落。天下秋。問。承和尚有言。隔江招手。意旨如何。師曰。被裡張帆。曰。恁麼則南山起雲。北山下雨去也。師曰。踏不著。

僧が問うた。「去離するを得ざる時如何。」師は言った。「子は父の業を承く。」問う。「如何なるか是れ衲僧の活計。」師は言った。「耳裏に田を種る。」上堂して言った。「思を用ゐずして知り、慮を用ゐずして解す、知解は俱に泯ず、合して談ずるは何の事ぞ。」良久して言った。「一葉落ち、天下は秋。」問う。「承く和尚に言有り、江を隔てて手を招く、意旨如何。」師は言った。「被裏に帆を張る。」言った。「恁麼ならば則ち南山は雲を起こし、北山は雨を下して去るなり。」師は言った。「踏み著かず。」

潭州報慈嵩禪師

潭州報慈嵩禅師

僧問。北斗藏身。意旨如何。師曰。百歲老人入漆甕。

僧が問うた。「北斗に身を蔵む、意旨如何。」師は言った。「百歳の老人は漆瓮に入る。」

嶽州乾明睦禪師

岳州乾明睦禅師

問洞山。停機罷賞時如何。山曰。水底弄傀儡。師曰。誰是看翫者。山曰。停機罷賞者。師曰。恁麼則知音不和也。山曰。知音底事作麼生。師曰。大盡三十日。山曰。未在更道。師曰。某甲合吃和尚手中痛棒。山休去。問。昔日靈山記。今朝嗣阿誰。師曰。楚山突兀。漢水東流。曰。恁麼則洞山的嗣也。師曰。聽事不真。喚鐘作甕。

洞山に問うた。「機を停め賞を罷む時如何。」山は言った。「水底に傀儡を弄ぶ。」師は言った。「誰か是れ看玩する者。」山は言った。「機を停め賞を罷む者。」師は言った。「恁麼ならば則ち知音は和せざるなり。」山は言った。「知音の底の事は作麼生。」師は言った。「大尽は三十日。」山は言った。「未だ在り更に道え。」師は言った。「某甲は当に和尚の手中の痛き棒を喫うべし。」山は休して去る。問う。「昔日の霊山の記、今朝は阿谁を嗣ぐ。」師は言った。「楚山は突兀、漢水は東流す。」言った。「恁麼ならば則ち洞山の的嗣なり。」師は言った。「事を聴くこと真ならず、鐘を喚びて瓮と作す。」

鄧州廣濟院同禪師

鄧州広済院同禅師

僧問。萬緣息盡時如何。師曰。三腳蝦蟇飛上天。問。如何是透法身句。師曰。華嶽三峰小。曰。此意如何。師曰。黃河輥底流。

僧が問うた。「万縁の息み尽きる時如何。」師は言った。「三脚の蝦蟆は天に飛び上がる。」問う。「如何なるか是れ法身を透る句。」師は言った。「華岳の三峰は小。」言った。「此の意如何。」師は言った。「黄河は底を辊りて流る。」

韶州東平山洪教禪師

韶州東平山洪教禅師

僧問。如何是向上關。師竪起拂子。僧曰。學人未曉。乞師再指。師曰。非公境界。曰。和尚豈無方便。師曰。再犯不容。

僧が問うた。「如何なるか是れ向上の関。」師が拂子を竪起す。僧は言った。「学人は未だ暁らず、乞う師の再び指せんことを。」師は言った。「公の境界に非ず。」言った。「和尚は豈に方便無からんや。」師は言った。「再び犯せば容れず。」

泐潭謙禪師法嗣

泐潭謙禅師法嗣

䖍州丫山宗盛禪師

虔州丫山宗盛禅師

上堂。鐘聲清。鼓聲響。早晚相聞休妄想。薦得徒勞別問津。莫道山僧無伎倆。咄。

上堂して言った。「鐘声は清く、皷声は響き、早晚は相聞きて妄想すること休め、薦し得れば徒らに労して別に津を問う、莫れ道う山僧に伎倆無しと、咄。」

奉先深禪師法嗣

奉先深禅師法嗣

天台蓮華峰祥菴主

天台蓮華峰祥庵主

僧問。如何是雪嶺泥牛吼。師曰。聽。曰。如何是雲門木馬嘶。師曰。響。示寂曰。拈拄杖示眾曰。古人到這裡。為甚麼不肯住。眾無對。師乃曰。為他途路不得力。復曰。畢竟如何。以杖橫肩曰。楖栗橫擔不顧人。直入千峰萬峰去。言畢而逝。

僧が問うた。「如何なるか是れ雪嶺の泥牛の吼る。」師は言った。「聴け。」言った。「如何なるか是れ雲門の木馬の嘶く。」師は言った。「響。」示寂して言った。拄杖を拈じて衆に示して言った、「古人は這裏に到りて、なぜ住を肯ぜざる。」衆は対無し。師が乃ち言った、「他の途路にして力を得ざるが為なり。」復た言った、「畢竟に如何。」杖を以て肩に横たえて言った、「楖栗は横に担いで人を顧みず、直に千峰万峰に入りて去る。」言い畢りて逝けり。

江州崇聖御禪師

江州崇聖御禅師

僧問。如何是學人受用三昧。師曰。橫擔拄杖。曰。意旨如何。師曰。步步踏實。

僧が問うた。「如何なるか是れ学人の受用の三昧。」師は言った。「拄杖を横に担げ。」言った。「意旨如何。」師は言った。「歩歩に実を踏め。」

雙泉鬱禪師法嗣

双泉郁禅師法嗣

鼎州德山慧遠禪師

鼎州徳山慧遠禅師

開堂示眾曰。無量法門悉已具足。然雖如是。且須委悉。始得其餘方便。昔時聖人互出。乃曰。傳燈。爾後賢者差肩。故云繼祖。是以心心相傳。法法相印。且作麼生傳。作麼生印。舉起拂子曰。此乃人天同證。若如是也遞相證明。其或未曉之徒。請垂下問。僧問。如何是祖師西來意。師曰。鐵門路險。解夏上堂。僧問。九旬禁足今已滿。自恣之儀事若何。師曰。猢猻趂蛺蝶。九步作一歇。曰。意旨如何。師示頌曰。兩箇童兒舁木鼓。左邊打了右邊舞。剎那變現百千般。分明示君君記取。問。亡僧遷化。向甚麼處去。師曰。烏龜鑽破壁。上堂。枕石潄流。任運天真。不見古者道。撥霞掃雪和雲母。掘石移松得茯苓。當恁麼時復何言哉。諸禪德要會麼。聽取一頌。雪霽長空。迥野飛鴻。段雲片片。向西向東。

堂を開きて衆に示して言った。「无量の法門は悉く已に具足せり、然れども此の如しと雖も、且つ須く委悉して、始めて其の余の方便を得、昔時の聖人は互いに出でたり。」乃ち言った。「灯を伝う、爾の後の賢者は肩を差し、故に云う祖を継ぐと、是れ以て心は心に相传い、法は法に相印ず、且つ作麼生に伝え、作麼生に印ぜん。」拂子を挙起して言った、「此乃ち人天の同じく証する所、若し是の如くなれば递相に証明せん、其れ或いは未だ暁らざるの徒は、請う下問を垂れんことを。」僧が問うた。「如何なるか是れ祖師西来意。」師は言った。「鉄門の路は険し。」夏を解いて上堂して、僧が問うた。「九旬の禁足は今已に満ち、自恣の儀の事如何。」師は言った。「猢猻は蛺蝶を趂い、九歩して一歇を作す。」言った。「意旨如何。」師が頌を示して言った、「両箇の童児は木の皷を舁き、左辺は打てば右辺は舞う、刹那に変現する百千般、分明に君に示せば君は記え取れ。」問う。「亡僧の遷化するは、何の処にか向かって去る。」師は言った。「烏亀は壁を鑚り破る。」上堂して言った。「石を枕き流れを潄き、運に任りて天真に、古者の道うを見ずや、霞を撥き雪を掃いて雲母を和し、石を掘り松を移して茯苓を得ん、当に恁麼の時に復た何をか言わん、諸の禅徳は会せんと要するか、一頌を聴取せよ、雪霽れて長空に、迥野に飛鴻す。」段の雲は片片として、西に向かい東に向かう。

襄州含珠山彬禪師

襄州含珠山彬禅師

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