Libo

熒惑照宮、琅玕經

明 · 佚名 · 第22巻 / 35

作盤ガイド: 八字作盤

火命宮:火照命宮中心明,氣量洪倚公成,附勢煩劇立身躬,財利初年散,成家未及終,若能行順旺,權重祿財豐。火在命宮,主人躁急,限到。又曰:身命宮中遇火星,此人躁急性聰明,平生喜怒真難測,凡事須教立便成。

「火星」命宮を照る。火星命宮を照臨するの人は、心中明徹・氣量宏大にして、凡事公正に依靠して事を成す。彼は權勢に攀附し・繁劇の事務の中に身處して以て立身す。初年財利散失し易く、家を成し業を立つるも亦だ能く一擧して到底せず。若し能く順行旺相の運に行き到れば、便ち權位加重し・俸祿財帛豐厚ならん。火命宮に在るは、人の性情急躁を主り、一たび運限に到れば便ち分曉を見ん。また一説あり、身宮命宮の中火星に遇うは、此の人性子急躁にして天資聰明、一生の喜怒實に揣測し難く、凡事皆立時に辦成してこそ肯んじて罷休せん、と。

火財帛:火居財帛旺初年,中主交時恐不堅。若得善星同到此,末年退後又團圓。有吉扶限平穩。火兄弟:火臨兄弟事如何,爭競紛紛惹禍多。親戚有恩還反目,自然手足不相和。主兄弟兇狠。

「火星」財帛宮を照る。火星財帛の位に居るは、初年財運旺盛なるも、但だ中主運に交入するの時只だ怕れ守りて堅牢ならざらん。若し能く善星の一同に此れに到るあれば、末年退居するの後、家業また可もなく重新に團聚圓滿せん。吉星の扶助あれば、運限便ち平穩に走らん。「火星」兄弟宮を照る。火星兄弟の位に臨むは怎麼樣せんや。兄弟の間爭競紛紛を主り、此れに因りて許多の禍端を惹出せん。連れて本來恩義あるの親戚も亦だ臉を翻して相向かい、手足の間自然和睦し難からん。此の一格は兄弟の性情凶狠を主る。

火田宅:火宿加臨第四宮,祖基破盡受貧窮。若是廟方當發福,不然孤苦一生中。主不受祖業火性炎上之勢、久成灰燼。火男女:火若來臨第五宮,此星刑剋最為凶。假饒嗣主居廟旺,必產奇男一二龍。火在男女宮,火數二、主生二子。

「火星」田宅宮を照る。火星第四宮田宅の位に加臨するは、祖上の基業破敗して殆んど盡き・本人貧窮を受くるを主る。若し火星恰好廟地に在れば、こそ當に福を發すべし。然らずんば便ち孤苦一生なり。これは火性炎上にして、來勢猛しといえども、燒き久しければ終歸灰燼に化す、ゆえに祖業を承受し到らざるを主るなり。「火星」男女宮を照る。火星若し第五宮に來臨せば、此の顆の星の刑克最も凶猛なり。假使子嗣宮の主星廟旺の地に居れば、亦だ還って一兩個の出奇の好男兒を生下すべし。火男女宮に在るは、火の成數は二にして、ゆえに兩個の兒子を生ずるを主る。

火奴僕:六位如逢火宿來,害刑牛馬定多災。屯殃變異起奴僕,得地專權自劇裁。主奴僕性高,則有欺主之故。火妻妾:火入妻宮定克妻,高強非忌作珍奇。女人以火為夫位,禍福同源一例推。男以金為妻,女以火為夫。

「火星」奴僕宮を照る。第六宮若し火星の到來に逢えば、牛馬牲畜を刑害し・一定して災殃多きを主る。災禍變故皆奴僕の身上より生出す。若し火星地を得れば、奴僕便ち專ら權柄を擅にし・自ら主張を作し獨斷處置せん。これは奴僕性情高傲にして、就中主人を欺凌するの患あるを以てなり。「火星」妻妾宮を照る。火星妻宮に進入すれば必定して妻を克す、除非是火星強旺位を得て而も本命幷して它を以て忌と爲さざれば、那れはこそ反って珍奇の格と成らん。女命は火を以て夫星の位と爲し、禍と福と同じく一源より出づ、以て此の例に照らして一幷に推斷すべし。男命は「太白」(金)を以て妻星と爲し、女命は火を以て夫星と爲す。

火疾厄:火星八位憂血難,災來非命禍難禁。腰駝背曲缺唇齒,惡殺不臨厄減輕。若無煞星同宮,其禍略可。火遷移:火星照位入遷移,遷變東西土產移。家舍亦須防火厄,末年有屋可安居。主不安,謂火旺動搖。

「火星」疾厄宮を照る。火星第八宮に落つるは、血光の難を憂慮し、災禍の來るの時往往非命の凶にして、禁遏し難し。腰背駝曲し・唇齒缺あるを主る。若し惡煞の同臨なければ、厄運以て減輕すべし。倘若煞星の同宮なければ、此の份の禍患大體還って承受すべし。「火星」遷移宮を照る。火星照臨の位遷移宮に落つるは、東遷西徙し・田土産業も亦だ之れに隨いて變動するを主る。家中房舎還って須く火災の厄を隄防すべし。末年に到りてこそ屋ありて安居すべし。此の一格は居處安ならざるを主り、火旺なれば則ち動蕩搖擺するを以てなり。

火官祿:火星凶焰入官宮,仕列銓曹少始終。若是變為官祿主,會看附鳳與扳龍。官祿為強宮,故火附其勢。火福德:熒惑來臨福德宮,夜生廟旺福豐隆。若值晝生逢水克,定須破敗受貧窮。火夜則明,惟夜生人主福。火相貌:火居相貌性剛強,惹禍興災果異常。若得吉神為救助,逢人禮貌把名彰。主人形上尖下闊,以禮待人。

「火星」官祿宮を照る。火星凶焰を帶びて官祿の宮に進入するは、雖能く銓選考課の官署に列身するも、卻って善始善終少なきを主る。若し火星ここに於いて官祿の主に變成せば、那れは就中它能否龍に攀り鳳に附し・權貴に依托して上るを看るを要す。官祿宮は本是れ強宮にして、ゆえに火星ここに到れば便ち其の勢を借りたり。「火星」福德宮を照る。「熒惑」福德の宮に來臨するに、夜裏出生して而も火星また廟旺に居れば、福氣豐厚隆盛ならん。若し是れ白天出生にして、また水の來て克制するに遇えば、一定して家業を破敗し・貧窮の苦を受けん。火は夜間に於いてこそ明亮す、ゆえに只だ夜生の人こそ福を得るを主る。「火星」相貌宮を照る。火星第十二相貌の宮に居るは、人の性情剛強・禍を惹き災を招くの程度果然異乎尋常を主る。若し能く吉神の前來して救助するを得ば、此の人待人接物便ち禮あり節あり、名聲も亦だ此れに因りて彰顯せん。此の一格は人の形貌上尖りて下闊く、能く禮を以て人を待つを主る。

鎭星算法土星篇

置積日減二百六十四,以三百七十八日九分二十三秒為伏見,留退一終之數除之,又下太陽中定星內加一周天,以餘日數去之。晨伏:二十一日七十五分。順:八十三日行七度十一分。留:二十三日不行。晨退:五十一日二十九分六十一秒半,行三度四十二分五十四秒半。夕退留:三十日不行。順行:八十三日。夕伏:二十二日七十五分,又與日合。

「鎭星」(土星)の行度を推算するの方法は、先に積日の數を取り二百六十四を減じ、再以三百七十八日九分二十三秒を伏・見・留・退の一整輪を走り完るの日數と爲して、以てそれを除す。然る後に下面太陽の在る所の中定星度の内に一個の周天の數を加え、餘下的日數を以て減せば、即ち得る所求なり。各段の行度分列して下のごとし。晨伏一段、二十一日七十五分。順行一段、八十三日七度十一分を行る。留一段、二十三日停り住みて行かず。清晨退行一段、五十一日二十九分六十一秒半、三度四十二分五十四秒半を行る。黃昏退行の後の留段、三十日停り住みて行かず。順行一段、八十三日。夕伏一段、二十二日七十五分、此の時また太陽と相合す。

鎭星總論

土星,中央鎮星,女星之象。行度有晨夕、伏退留順疾遲,在磨羯為本宮。自斗宿十度至二十一度為正廟,躔氐、女、胃、柳四宿為升殿,寶瓶宮危宿為樂,天秤宮亢宿四度至七度為旺,生時遇之主有重權。

「土星」は中央の位に居り、星家は「鎭星」と稱し、女性の星に取象す。其の運行は清晨見・黃昏見の別あり、また伏・退・留・順および行度或いは疾或いは遲の分別あり。磨羯宮は是れ其の本宮なり。斗宿十度より二十一度に到るは、是れ其の「正廟」の地なり。氐・女・胃・柳のこの四宿に躔るは、「殿に升る」と呼ぶ。寶瓶宮の危宿に行き到るは、「樂」と呼ぶ。天秤宮亢宿四度より七度の間に在るは、是れ其の「旺」の地なり。出生の時辰若しこれらの位置に遇上せば、此の人の重權を手握するを主る。

若日生人身命二宮值之,更在陽宮,主性厚重,為賢德君子,職清品貴;七宮遇之尤吉,忌計、羅、火、孛同宮。夜生人為忌曜,六庚生人為囚星,六戊生人為天祿。此星又名地羅?。入伏為瘟星,入逆為破家星,在土宮為奸星,其行最遲,二十八年一周天。

倘若白天出生の人にして、身宮と命宮との此の兩宮が土星に遇い、また陽宮に落ちば、此の人性情敦厚穩重・是れ賢德あるの君子・任ずる所の官職清要・品級尊貴を主る。第七宮それに遇うは尤も吉利なれども、但だ最も「計都」「羅睺」「熒惑」「月孛」と同宮するを忌む。夜裏出生の人は則ち土星を以て忌曜と爲す。六「庚」の年生の人はそれを以て囚星と爲し、六「戊」の年生の人はそれを以て天祿と爲す。この顆の星はまた「地羅」と名づく。伏段に進入するは「瘟星」と呼ばれ、逆行に進入するは「破家星」と呼ばれ、土宮に落つるは「奸星」と呼ばる。其の運行最も遲緩にして、二十八年にして周天を繞ること一圈なり。

鎭星歌斷、源髓歌

鎮宿本生戊己位,安靜為尊象,厚地晝生惟愛。在陽宮相貌之宮,主大鼻,少言語,多慳細,硬直心腸有膽氣。順行度分廟宮中,土地旌旗必雄貴,掌握貲財有福人,只怕夜生反為忌。

「鎭星」は本來戊己中央の位より出で、安靜沈穩を以て尊貴の象と爲し、厚德物を載するの大地に取象し、最も白天出生の人を喜ぶ。土星若し陽宮に在り、また相貌の宮に落ちば、此の人鼻梁高大・言語多からず・性情吝嗇にして心思細密・心腸硬直なるも卻って膽氣あるを主る。土星順行して而も躔度廟宮の中に落ちば、土地を執掌し・旌旗を執掌し・必定して雄壯顯貴にして、是れ資財を手握するの有福の人を主る。怕るる所は只だ夜裏出生にして、那樣なれば土星反って忌曜と成らん。

留與逆,尢可畏,刑剋陰宮身更瘁,不招祖業與貲財,四體多從苦憔悴。居官惡處立其身,博弄操刀能幹利。夜生人與日會,克了賢尊難躲避。太陰母位不堅牢,若在下弦目障翳。

土星留段と逆行とに行き到るは、尤も畏るべし。それ陰宮を刑克して、本人身體更加に憔悴・祖上の産業と資財とを承受し到らず・四肢百體多く勞苦に因りて枯瘦するを主る。官を爲るに只だ能く好からざるの差事の上に立身し、あるいは操刀屠宰・買賣經紀の一類の利を求むるの營生を爲さん。夜裏出生の人は、土星若し「太陽」と相會せば、就中父親此の尊長を克して、躲避し難し。土星若し「太陰」此の母親の位に臨まば、母親の根基便ち牢固ならざらん。若し太陰また正に下弦なれば、還って眼目障翳の疾あるを主る。

木來必定主文章,火會遠行千里餘,金若來妻早棄,水星忌與刑同類。若逢紫氣懶慵人,孛對雙盲難看視,首同陰位法場終,尾會腰駝並背曲。臨財應有外鄉財,三位徒流為昆季。

土星若し「木星」の前來して相會するあれば、必定して文章成あるを主る。「熒惑」(火)と相會せば、千里之外に遠行するを主る。若し「太白」(金)の前來すれば、妻室早早離棄するを主る。「辰星」(水)に至っては、最もそれの刑曜と同類相幷するを忌む。土星若し「紫気」に逢えば、此の人懶散慵怠を主る。「月孛」と相對すれば、雙目失明・物を視る難きを主る。「天首」即ち羅睺と陰位に同居すれば、結局法場に死するを主る。「天尾」即ち計都と相會せば、腰駝背曲を主る。土星財帛の位に臨むは、外鄉より來るの財物あるべし。第三兄弟宮に落つれば、則ち兄弟流徙遷配を主る。

田宅宮家易退,子息雖多不成器,居奴僕引盜來偷,西沒主妻先作祟。疾厄宮傷脾胃,癰?風邪堪驚悸,遷移作客盜賊侵,官祿重重主官事。福宮晝見相貌位,自是英雄多膽志。須知此訣不尋常,後學得之莫道易。尾謂羅星,首謂計星,西沒者妻宮也。

土星田宅宮に落つるは、家業衰退し易きを主る。子息宮に落つるは、子女多しといえども器を成さざるを主る。奴僕宮に落つるは、奴僕の盜賊を招引して來て偷竊するを主る。妻宮に西没するは、先に妻室の一方より禍祟を生出すを主る。疾厄宮に落つるは、脾胃傷を受け・還って癰疽と風邪の疾とを防ぎ・常に驚悸の感あるを主る。遷移宮に落つるは、外に客居して而も盜賊の侵擾に遭うを主る。官祿宮に落つれば、則ち官司の事重重斷えず。土星福德宮と相貌の位とに在るに、若し是れ白天出生して而もそれを見れば、自然是れ英雄の相にして、膽識志氣人を過ぐ。須く知るべし此の套の口訣尋常にあらざるを、後學の人それを得て、切に以て易しと爲す莫れ。歌中の説く所の「尾」は羅星を指し、「首」は計星を指し、「西没」は指すに是れ妻宮なり。

鎭星交會、聿斯經

土金:土星若也會金星,妻妾榮華福祿真。一躍龍門能變化,九州島人物更多能。土與金會能生金,男以金為妻,故云妻妾之榮。土水:土星若與水星同,舉世孤高膽志雄。秉節揮戈文武備,福臨百六慶無窮。土有止水之功。

土星と金星と相交わる。「鎭星」(土)若し「太白」(金)と相會せば、妻妾榮華・福祿眞實虛ならざるを主る。此の人は鯉魚の龍門を躍り過ぐるがごとく、能く一番の變化ありて、九州人物の中に格外多才多能ならん。土と金と相會して能く金を生出し、而も男命は金を以て妻星と爲す、ゆえに説く妻妾の榮を主ると。土星と水星と相交わる。「鎭星」若し「辰星」(水)と同處せば、此の人世に立身して孤高群ならず・膽識志氣雄壯を主る。以て節を持して兵を領し・戈を揮い征戰し、文武兼備すべし。福氣百六限度の内に臨めば、喜慶無窮ならん。これは土に堤防止水の功あるを以てなり。

土氣:土星紫氣喜相依,冠冕榮身職位巍。丹赤忠心剛且毅,德施萬里足光輝。土孛:鎮星不要會攙搶,百六逢之禍害長。僻疾怪形須至孽,慵奴群小疾生殃。

土星と紫気と相交わる。「鎭星」と「紫気」とは最も彼此依傍するを喜び、頭に冠冕を戴き・身に榮寵を受け・職位巍峨崇高を主る。此の人赤膽忠心・性情剛強堅毅にして、恩德施すこと萬里に及び・光輝人を照らす。土星と月孛と相交わる。「鎭星」は「攙搶」即ち月孛と相會するを宜しとせず、百六限度の内に於いてそれに遇上せば、禍害綿長ならん。偏僻怪異の疾病・形體畸變を生ずるを主り、皆是れ孽障の致す所なり。家中の慵懶の奴僕と一班の小人とも亦だ疾病災殃を招來せん。

土羅:土星專惡會羅?,百六天災大可愁。人遇一生多困苦,瘟?病染坐亡囚。土計:土宿計都不可逢,人生淺薄更顓蒙。誅徒溺水兼癰患,百六天災萬種凶。

土星と羅睺と相交わる。「鎭星」最も「羅睺」と相會するを厭惡し、百六限度の内に於いて碰上せば、天災降臨して、大いに憂愁すべし。人此の一格に遇うは、一生多く困頓苦楚あり、還って會して瘟疫の疾に染上し、あるいは罪に坐して囚牢に死せん。土星と計都と相交わる。「鎭星」此の一宿は「計都」と相逢すべからず、此の人一生福薄く・天資また愚昧蒙昧を主る。還って誅戮・流徙・溺水および癰疽の患に被るを防ぐを要す。百六限度の内に於いて遇上せば、天災降臨して、萬般凶險ならん。

鎭星入宮、樞要歌

土子:土居齊分號天元,壽筭綿長福祿全。第七宮中如值此,榮妻益子福綿綿。子宮土之樂。土丑:土到丑宮名印綬,珍珠財寶多般有。此宮廟旺最為佳,縱是夜生為福壽。土之本位得為滿、用豈不福。

土星子宮に入る。土星齊國分野の子宮に居るは、名號「天元」、壽數綿長・福と祿と皆齊全を主る。第七宮若し此の一格に遇上せば、妻室榮顯・子嗣增益・福氣綿綿斷えざるを主る。子宮は是れ土星の「樂」の地なり。土星丑宮に入る。土星丑宮に行き到るは、「印綬」と名づき、珍珠財寶樣樣皆あるを主る。此の一宮は是れ土星の廟旺の地にして、最も上佳なり。縱い是れ夜裏出生なるとも、亦だ福壽を主る。丑宮は是れ土の本位にして、また「滿用」の格を成すを得、怎能に福を主らざるや。

土寅:土入寅宮曰貴人,此宮不喜木相親。只愁變作刑囚耗,晚主多災更滯迍。化為貴人,星主先貧後富。土卯:土居卯位號天沖,與火相逢亦慶隆。只恐六壬人值此,遭刑受害命須終。沖者湧搖之象。

土星寅宮に入る。土星寅宮に進入す、「貴人」と名づく、但だ此の一宮は木の來て親近するあるを喜ばず、木能く土を克するを以てなり。愁う所は是れ土星ここに於いて變じて刑囚・耗散の曜と作るなり、那樣なれば晚運災多く、更加に滯澁困頓せん。土星貴人星に化して、此の人先に貧しく而も後に富めるを主る。土星卯宮に入る。土星卯位に居るは、名號「天冲」、若し「熒惑」(火)と相逢せば、亦だ慶賀隆盛を主る。只だ恐れ六「壬」の年生の人此の一格に遇上せば、刑罰禍害を遭受して、性命保ち難からん。いわゆる「冲」とは、取るに涌動搖蕩の象なり。

土辰:土曜居辰名太極,喜在亢宮依鄭國。此為入廟最榮華,日誕夜生俱有益。辰乃土之樂旺、主榮華。土巳:土居雙女非為吉,本主逢之怎奈何。更逢吉宿也多災,若不遭刑須夭折。巳宮化天魔星,主人夭折。

土星辰宮に入る。土此の一曜辰宮に居るは、「太極」と名づき、最も亢宿の位に落ち・鄭國の分野に依托するを喜ぶ。これ是れ廟に入るの格にして、最も榮華なり。白天出生を論ぜず夜裏出生を論ぜず、皆益處あらん。辰宮は是れ土の樂旺の地にして、ゆえに榮華を主る。土星巳宮に入る。土星雙女宮に居るは幷して吉兆にあらず、たとい是れ本命の主それに遇うとも、亦だ如何ともせん。就使更に吉宿の同臨に逢うとも、仍お災多し。若し刑罰を遭受せざれば、亦だ必定して夭折せん。土星巳宮に在りて「天魔星」に化して、人の短命を主る。

土午:天道元來是土星,太陰會此倍精神。縱雲夜誕仍為福,日裡生人大貴榮。化天道星主喜。土未:土入未宮名四鎮,福多祿厚家豐盛。太陰若也與同行,不是望宵終有慶。

土星午宮に入る。いわゆる「天道」は原來就中土星の午宮に於いての化名にして、若し「太陰」ここに於いてそれと相會するあれば、精神加倍旺盛せん。縱い是れ夜裏出生なるとも、仍お福を主る。白天出生の人は則ち大貴大榮なり。土星天道星に化して、喜慶を主る。土星未宮に入る。土星未宮に進入す、「四鎭」と名づき、福分多く・祿養厚く・家道豐盛を主る。倘若「太陰」も亦だそれと同行せば、たとい是れ望日の夜月圓の時ならざるとも、終究亦だ會して喜慶の事あらん。

土申:申宮土號福生星,本主同鄉祿自成。更有官星相會聚,名彰聲顯貴還榮。申乃長生之位。土酉:土居酉位號天沐,雖是敗宮須享福。不宜火曜共同行,少年不享人間祿。土敗於酉故云壽短。

土星申宮に入る。土星申宮に在るは「福生星」と名づき、若し本命の主と同じく一鄕に處せば、祿位自然成就せん。若し更に官星の前來して會聚するあれば、聲名彰顯・既に貴にして且つ榮あるを主る。申宮は是れ土の長生の位なり。土星酉宮に入る。土星酉位に居るは、名號「天沐」、雖属敗地なるも、卻って亦だ還って能く福を享けん。只だ是れ火曜と同行するを宜しとせず、否るときは少年の時便ち人間の祿養を享けず。土は酉に敗る、ゆえに説く壽命短促を主ると。

土戌:土居戌位號天關,一世優遊得自閒。只恐水星相會遇,終身不免受艱難。土亥:黑符亥上不為榮,實號俱無只有名。不是外居並外發,也須先敗後方成。主先凶後吉。

土星戌宮に入る。土星戌位に居るは、名號「天關」、一生優游自在・清閑を得享するを主る。只だ恐れ「辰星」(水)と相會することを、那れば就中終身艱難を受くるを免れざらん。土星亥宮に入る。「黑符」に化するの土星亥位に落つるは榮顯と算せず、實惠と名號との兩樣皆落空して、只だ一個の虛名を剩すのみ。此の人若し是れ外鄉に客居して・外に於いて發迹せざれば、亦だ必定して先に敗落して而も後こそ成就せん。此の一格は先に凶にして而も後に吉を主る。

鎭星躔度、玉關歌

土角:土躔角宿名天壽,蓋世文章冠魁首。經綸事業富胸襟,不是公卿主富有。角屬木土有資培之功,故曰壽。土亢:土躔亢宿號天仁,博厚文章達帝京。廊廟之中官極貴,蠻夷安鎮得清平。亢乃金度土遇之、有生養之義。

土星角宿に躔る。「鎭星」角宿の上に行き到るは、「天壽」と名づき、文章世に蓋い・魁首の列に居るべきを主る。此の人は胸中經綸事業の抱負に富めり、たとい公卿に做到せざるとも、亦だ家道富有を主る。角宿五行木に属し、土此れに於いて資養培植の功あり、ゆえに「壽」と呼ぶなり。土星亢宿に躔る。「鎭星」亢宿の上に行き到るは、名號「天仁」、學問博大深厚・文章帝都に通達するを主る。此の人朝廷の上官位極貴にして、能く四方蠻夷を安鎭し・天下をして清平ならしめん。亢宿は金の度に属し、土それに遇えば、土生金・母子生養の意義あり。

土氐:土躔氐宿號天牢,命限逢之孤且高。年少定應傷骨肉,中年榮貴免煎熬。氐土貉土之本殿。土房:土躔房宿號天信,少年作事苦勞神。語言誠實人多厚,男女難招食貴人。

土星氐宿に躔る。「鎭星」氐宿の上に行き到るは、名號「天牢」、命限それに逢上せば、此の人孤独にして志氣高傲を主る。年少の時一定して骨肉至親を傷克して、中年に到りてこそ榮顯尊貴を得・煎熬の苦を免去せん。氐土貉は正に是れ土星の本殿の宿なり。土星房宿に躔る。「鎭星」房宿の上に行き到るは、名號「天信」、少年事を爲すに辛苦勞神を主る。此の人言語誠實にして、人と爲りて多く敦厚なり。只だ是れ子女招得し難く、衣食須く貴人に仰賴せん。

土心:土躔心宿號天忌,情性遲疑最有靈。疾病纏身雖夭壽,全無義氣性慵平。主人性懶心慵、多病痴愚。土尾:土躔尾宿號天奇,百六逢之必有依。若是忌星須促壽,又須參考本根基。尾火也火土有相依之象。

土星心宿に躔る。「鎭星」心宿の上に行き到るは、名號「天忌」、性情遲疑不決・心思卻って最も靈敏を主る。此の人疾病纏身・壽數永ならず・また全く義氣なし・性子慵懶平庸なり。總じて人の懶惰心怠・多病にして痴愚を主る。土星尾宿に躔る。「鎭星」尾宿の上に行き到るは、名號「天奇」、百六限度の内に於いてそれに遇上せば、必ず依靠あらん。倘若土星本是れ命中の忌星なれば、那れは就中壽數を折損して、還って須く本命の根基の何如なるを參考して再び判斷を作すべし。尾宿は火に属し、火と土との間正に相依相生の象あり。

土箕:土躔箕宿號天彬,衣食豐隆卻稱情。官位若逢貴星照,國家掌判有聲名。土斗:土躔斗宿號天樞,事業文章富有餘。臺鼎任中朱紫貴,定須象簡與金魚。

土星箕宿に躔る。「鎭星」箕宿の上に行き到るは、名號「天彬」、衣食豐厚隆盛・事事心に稱え意に如うを主る。官位の上若し更に貴星の照臨に逢えば、以て朝廷に於いて刑名判事を掌管し・聲名を享有すべし。土星斗宿に躔る。「鎭星」斗宿の上に行き到るは、名號「天樞」、事業と文章と皆富足有余を主る。此の人臺鼎重職に任じ、身に朱紫の服を著けて貴顯にして、必定して手に象牙笏板を執り・腰に金魚の袋を佩びん。

土牛:土躔牛宿號天侗,心性溫和衣祿豐。若是夜生多蹇滯,身多下賤處貧窮。牛金牛土能生之,晝生人多吉。土女:土躔女宿號天常,柔順機謀足食糧。勞力經營心有慮,生來只恐父先亡。

土星牛宿に躔る。「鎭星」牛宿の上に行き到るは、名號「天侗」、心性溫和・衣祿豐足を主る。若し是れ夜裏出生なれば、就中蹇滯して順ならざる多く、身分低下にして貧窮の中に處せん。牛金牛は金に属し、土能く金を生ず、ゆえに白天出生の人多く吉なり。土星女宿に躔る。「鎭星」女宿の上に行き到るは、名號「天常」、性情柔順にして機謀あり・糧食衣用缺えざるを主る。此の人勞力に靠りて經營し、心中常に憂慮を懷く。生來只だ怕れ父親先亡せん。

土虛:土躔虛宿號天冠,好樂之宮出貴官。四九度中登宰輔,重金重紫列朝班。土樂之宮更虛日度得朝陽也。土危:土躔危宿廟堂窠,祿厚財豐事不訛。舉措施為多利便,言柔語順性溫和。

土星虛宿に躔る。「鎭星」虛宿の上に行き到るは、名號「天冠」、虛宿の在る所は正に是れ土星の好樂の宮にして、能く顯貴の官を出さん。四度・九度の間に於いて、以て宰相輔臣の位に登り・身に重重の金印を佩び・身に重重の紫服を著け・朝班に位列すべし。これは寶瓶宮本是れ土の樂宮にして、虛日鼠の度また能く朝朝陽の氣を承受するを以てなり。土星危宿に躔る。「鎭星」危宿の上に行き到るは、正に是れ廟堂身を安ずるの窠にして、祿養豐厚・財物豐足・凡事差錯出さざるを主る。此の人一擧一動皆便利順遂にして、言語柔和・性情溫厚なり。

土室:土躔室宿名天伏,福厚財豐衣祿足。多男多女有資財,家道安然富金谷。金谷晉石崇園名其中花草珍奇異物皆富有也。土壁:土躔壁宿號天異,祿馬豐盈有權位。身名遠播定安榮,官祿吉星宜大貴。

土星室宿に躔る。「鎭星」室宿の上に行き到るは、「天伏」と名づき、福分深厚・財物豐盈・衣祿充足を主る。子女衆多にして、家に資財あり、家道安穩にして、富金谷に比す。「金谷」は是れ晉代石崇の園林の名にして、園中の花草と珍奇異物と有らざるなし、以て富足に比喻す。土星壁宿に躔る。「鎭星」壁宿の上に行き到るは、名號「天異」、祿星と馬星と豐盈・權位を握有するを主る。聲名遠播して、一定して安穩榮顯ならん。官祿宮若し更に吉星あれば、更に宜しく大貴ならん。

土奎:土躔奎宿號天津,貧賤奔波損父娘。若是中年貧苦至,晚年方可足衣糧。土婁:土躔婁宿號天騁,土婁須要木相逢。婁木雖高非土壯,刀鎗之下走西東。

土星奎宿に躔る。「鎭星」奎宿の上に行き到るは、名號「天津」、貧賤奔波・還って父母を損傷するを主る。若し是れ中年に就中贫苦に陷入せば、那れは晚年に到るを要してこそ衣食糧米充足せん。土星婁宿に躔る。「鎭星」婁宿の上に行き到るは、名號「天騁」、土星婁宿に在るは必須木の來て相逢するあってこそ好し。可是婁宿の木は雖高聳するも、卻って土の氣勢を壯にせず、反って此の人の刀槍兵刃の間に東奔西走するを主る。

土胃:土躔胃宿號天磨,財物充盈滿倉庫。難婚終是少男兒,不貴仍須還大富。胃土雉度土之類、主有積也。土昴:土躔昴宿名天伏,平生須食貴人祿。多因胥吏得榮名,將相聲名人畏服。昴日度太陽也,伏者潛藏之象。

土星胃宿に躔る。「鎭星」胃宿の上に行き到るは、名號「天磨」、財物充盈・倉庫滿溢を主る。只だ是れ婚姻成し難く、終究男嗣少なし。たとい貴ならざるとも、還是是れ大富なり。胃土雉の度は土と同類にして、ゆえに能く積聚するを主る。土星昴宿に躔る。「鎭星」昴宿の上に行き到るは、「天伏」と名づき、一生須く貴人の給うの俸祿に靠りて活を過ぐるを主る。多半是れ吏員胥吏より做り起して而も榮名を得、日後將相の聲名以て人をして敬畏折服せしむべし。昴日鷄の度は「太陽」に属し、「伏」は取るに潛藏して時を待つの象なり。

土畢:土躔畢宿號天回,能通經術足錢財。中年便得文章力,必主兒孫擅大才。土觜:土躔觜宿號天模,父母先亡身早孤。衣食平平身汨沒,此身應懶讀詩書。觜火猴度、主人性急身懶。

土星畢宿に躔る。「鎭星」畢宿の上に行き到るは、名號「天回」、此の人經學術數に通曉・錢財充足を主る。中年に便ち能く文章の力に凭りて出頭し、日後兒孫必定して大才を擅有せん。土星觜宿に躔る。「鎭星」觜宿の上に行き到るは、名號「天模」、父母先亡・本人早年就中孤兒と成るを主る。衣食不過平平にして、一身埋没して顯れず。このようの人は多半讀書に懶なり。觜火猴の度は人の性子急躁にして身體懶惰を主る。

土參:土躔參宿號天津,立世經營業未興。男女尤如行路客,貴人得祿一番新。參水猿度、主人蹇澀不通。土井:土躔井宿號天驪,命若逢之心似痴。若習文章應費力,此生衣食也微微。井木犴度、下土星相會木必傷之。

土星參宿に躔る。「鎭星」參宿の上に行き到るは、名號「天津」、立身處世雖多方經營するも、事業卻って始終未だ興旺する能わざるを主る。子女は路上の過客のごとく、聚散定まらず。須く貴人の提攜を得て、祿位こそ能く煥然として一新せん。參水猿の度は人の處境蹇澁・事事通通ぜざるを主る。土星井宿に躔る。「鎭星」井宿の上に行き到るは、名號「天驪」、命中若しそれに遇上せば、心思愚鈍して痴のごときを主る。若し文章を研習せば、格外費力なり。一生の衣食も亦だ甚だ微薄なり。井木犴の度は木に属し、土星これと相會せば、必ず木に傷克せられん。

土鬼:土躔鬼宿號天文,縱有資財化作塵。男主須防無上下,一生不足歷艱辛。鬼金羊度下,主性狠不足。土柳:土躔柳宿號天稽,無祿無財又損妻。若是日生衣食足,晚年終是色沉迷。夜生行此度平薄克陷,晝生者可也。

土星鬼宿に躔る。「鎭星」鬼宿の上に行き到るは、名號「天文」、縱い些かの資財あるとも、亦だ終歸塵土に化せん。男命還って須く尊卑長幼失序・上下分かたざるを隄防し、一生總じて欠缺あり・艱辛を歷盡せん。鬼金羊の度の下は、人の性情狠戾にして心常に足らざるを主る。土星柳宿に躔る。「鎭星」柳宿の上に行き到るは、名號「天稽」、祿無く財無く・また妻室を損傷するを主る。若し是れ白天出生なれば、衣食尚お充足すべし。只だ是れ晚年終究女色に沉迷せん。夜裏出生の人此の一度に行き到るは、福分平薄にして多く克陷せん。白天出生の人は還って算して可なり。

土星:土躔星宿號天途,父貴兒榮事不虛。只恐夜生脾疾苦,日生應可足金珠。星日馬太陽之度,土主晝生人富貴。土張:土躔張宿號天娥,信行為人事不訛。年少淹滯中主貴,形神肥厚足田禾。張月鹿太陰之度,主先凶而後吉。

土星星宿に躔る。「鎭星」星宿の上に行き到るは、名號「天途」、父親顯貴・兒子榮達・絕對に虛話にあらざるを主る。只だ恐れ夜裏出生の人脾胃の疾の苦を受けん。白天出生の人は則ち金珠充足せん。星日馬は是れ「太陽」の度にして、ゆえに土星は白天出生の人の富貴を主る。土星張宿に躔る。「鎭星」張宿の上に行き到るは、名號「天娥」、此の人信を守り行を重んじ・事を處して差錯なきを主る。年少の時淹滯して遇わず、中主運に交えばこそ顯貴せん。形貌豐滿厚實にして、田禾糧穀充足せん。張月鹿は是れ「太陰」の度にして、先に凶にして而も後に吉を主る。

土翼:土躔翼宿號天然,經術雖通性不堅。會有文章身不貴,聲名遠播足威權。翼火蛇度有變化之機。土軫:土躔軫宿號天箋,才藝皆通至老年。未得文章求發跡,只將經術保身全。軫水蚓土制之,所以不為富貴。

土星翼宿に躔る。「鎭星」翼宿の上に行き到るは、名號「天然」、此の人雖經學術數に通ずるも、心性卻って堅定たるを得ざるを主る。雖文章の才ありて而も身顯貴ならざるも、但だ聲名遠播して、亦だ自ら一份の威權あらん。翼火蛇の度は變化の機緣を含有す。土星軫宿に躔る。「鎭星」軫宿の上に行き到るは、名號「天箋」、才藝樣樣精通・直ちに老年に到るも衰えざるを主る。既然能く文章に凭りて發迹を求取せざれば、就只だ好んで經學術數に靠りて自身を保全せん。軫水蚓は水に属し、土に制せらる、ゆえに大富大貴を成す能わざるなり。

鎭星照宮、琅玕經

土命宮:土照人命孤,憂勞又有餘,初年多碌碌,祖業有如無,附依終為有,成家晚不虛,如其為祿主,晝遇貴豪居。又曰:土星居命主心痴,若有文章發更遲。更會木星井水宿,此生衣食欠精微。土在命宮主人肥大敦厚而重實,背隆而腰厚必有信義,遇克主瘦弱面色矮黃。

「土星」命宮を照る。土星人の命宮を照臨するは、性情孤僻・憂愁勞碌余りあるを主る。初年多是れ碌碌無爲にして、祖上産業形同虛設なり。須く他人に依附して、終究こそ能く積蓄する所有らん。家を成し業を立つるは晚しといえども、卻って落空せず。倘若土星恰好是れ命中の祿主にして、また是れ白天出生なれば、便ち以て顯貴豪門と鄰を爲すべし。また一説あり、土性命宮に居るは、心思遲鈍を主る。たとい文章の才あるとも、發達亦だ格外遲緩なり。若し更に「木星」および井宿・水宿と相會せば、此の一生の衣食就中精細を欠かん。土命宮に在るは、人の身形肥大・敦厚穩重・背部隆起・腰身厚實・必定して信義を講ずるを主る。若し克制に遇えば、則ち身形瘦弱・面色黃にして矮小を主る。

土財帛:土星財帛最堪嘉,水曜同臨反破家。身命吉星須細筭,陽宮日月問榮華。水能化土為泥,故有破家之說。土兄弟:土臨兄弟五人同,得他之力禍重重。恐招異姓為兄弟,四海相逢也是空。土之數五,在兄弟宮,故主五人。

「土星」財帛宮を照る。土星財帛の位に落つるは最も稱許するに値す、但だ若し水曜の同時に臨照するあれば、反って家業を破敗せん。身宮命宮の吉星は須く仔細に推算し、陽宮の中の「太陽」「太陰」もまた一幷に參看して、こそ榮華なるか否かを斷定して好し。水は能く土を化して泥と爲す、ゆえにこそ破家の説あるなり。「土星」兄弟宮を照る。土星兄弟の位に臨むは、兄弟共に五人あるを主る、但だ彼らの力を得んと想えば、反って禍事重重ならん。只だ怕れ招來する所は是れ異姓の兄弟にして、四海の内相逢して一場にして、終究空と成らん。土の成數は五にして、兄弟宮に落つ、ゆえに五人を主る。

土田宅:土星尊位為陽德,高占強宮為福澤。或在當生四殺中,起禍,生災豈能滅。土正為田宅之用故吉。土男女:土星五位在陽宮,五個男兒盡送終。孛氣忽來相犯著,男孫疾患半成空。

「土星」田宅宮を照る。土星尊位に居るは、是れ「陽德」爲り、強宮を高占すれば便ち一份の福澤と成らん。倘若本命の四煞の中に落ちば、就中禍端を興起して、災殃一生消除し難からん。土は本來就中田宅の用にして、ゆえに田宅宮を照るは吉と爲す。「土星」男女宮を照る。土星第五男女の位に在りて而も陽宮に落つるは、五個の兒子皆能く父母の爲に終を送るを主る。若し「月孛」の氣忽然前來して相犯せば、兒孫便ち疾病多く、好處は一半を落空するを要せん。

十奴僕:奴僕宮中見土星,萬般謀運一無成。不如釋道歸林教,高臥雲中有大名。土妻妾:土宿夜生不可逢,加臨切忌七宮中。坎宮此地居明健,壽考雍容福不窮。

「土星」奴僕宮を照る。奴僕宮の中に土星を見るは、萬般の謀劃運作皆一成すことなきを主る。このようの人は佛道に皈依し・山林に歸隱し、雲中に高卧するは反って能く大名を享有せんと如かず。「土星」妻妾宮を照る。夜裏出生の人は土星此の一宿に遇上すべからず、尤も切にそれの第七宮に加臨するを忌む。若し坎宮の地に落ちて而も明亮強健の位に居れば、反って壽數高く・儀態雍容・福氣無窮を主る。

土疾厄:土德來臨疾厄時,凶星焰焰定災危。多因聾啞雙睛翳,不是駝腰必病脾。土主脾胃,故病生於脾。土遷移:土德當生在九宮,命星合照莫相逢。男人漂盪他鄉里,女子淫奔外姓中。

「土星」疾厄宮を照る。土德の星疾厄の位に臨むに、若し更に凶星氣焰人を逼るあれば、必定して災危身に臨まん。多く耳聾口啞・雙目翳を生ずるを主る。若し是れ腰駝背曲ならざれば、就一定して脾胃の疾を患えん。土は脾胃を主る、ゆえに病は脾の上より生出す。「土星」遷移宮を照る。土德の星本命の第九宮に落つれば、命主の星は就中更に合照して相逢するを宜しとせず。此の一格は男子漂泊流蕩して他鄉に在り、女子は則ち外姓の家に私奔するを主る。

土官祿:土星官祿占高強,凶惡威嚴不可當。若在廟方為祿主,桓圭端冕侍君王。官祿高強之位,土喜居之。土福德:土星福德照臨時,若處生方始見奇。沙漠揚威名國輔,英聲傳播鎮華夷。主福厚。土相貌:土星凶熾不堪聞,限弱身衰主禍迍。不是年來羅蓋網,須愁狂疾不完身。

「土星」官祿宮を照る。土星官祿此の高強の宮を占據するは、威嚴凜然にして、凶惡の勢人當たる能わず。若しまた廟地に落ちて而も祿主と成れば、此の人手に桓圭を執り・頭に端冕を戴き・君王の左右に侍奉するを主る。官祿は本是れ高強の位にして、土星は最も此の處に居るを喜ぶ。「土星」福德宮を照る。土星福德の宮を照臨するに、若しまた長生の方に處せば、こそ奇妙を見出さん。このようの人は能く沙漠邊塞に威を揚げ、國家の輔弼の臣と成り、英名傳播して、華夏と四夷とを鎭服せん。此の一格は福分深厚を主る。「土星」相貌宮を照る。土星凶焰熾盛の時は、其の禍聽くに堪えず、運限衰弱・身體虛衰にして、皆禍患困頓を主る。若し是れ此の些年に羅網に牽累せらるるならざれば、亦だ憂愁して狂疾發作して而も身體殘缺全ならざらん。

The original text is in the public domain. The Japanese is a machine-assisted translation of this library’s own Chinese paraphrase, checked against a fixed glossary so that technical terms match the definitions used elsewhere on this site. It is a reading aid and does not replace the original.