辰星交會、聿斯經
作盤ガイド: 八字作盤
水氣:水星紫氣喜相當,天產斯文福勢昌。官爵顯榮家又富,千斯倉與萬斯箱。氣乃木之餘,有資生之力。水孛:辰星不欲相交彗,男則為奴女為婢。邪淫濁濫主貧寒,百計千謀無一遂。孛乃月之奴,主有如是。
水星と紫気と相交わる。「辰星」(水)と「紫気」と相值するは最も喜ぶべく、上天の此のようの斯文の士を生出し・福氣と勢位と皆昌盛するを主る。官爵顯赫榮耀にして、家中また富めり、糧倉千を成し・箱篋萬を上せん。紫気は本是れ木の餘氣にして、水に對して言えば資養化生の力あらん。水星と月孛と相交わる。「辰星」は彗星即ち月孛と相交るを宜しとせず、男は奴を爲り・女は婢を爲るを主る。此の人邪淫混濁・行止污濫にして、貧寒の命を主り、縱い千計萬謀あるとも亦だ一件も能く成ることなからん。月孛は本是れ月亮の奴僕の曜にして、ゆえに此のようの應驗あるなり。
水羅:水星最忌與羅同,值此須教一世窮。不孝不忠多暴虐,不然瘖?與盲聾。水羅有不合之意。水計:水與計都相照會,缺唇跛足並駝背。或生癖疾女多淫,不入法場也徒配。計乃狠惡之星主人疾厄。
水星と羅睺と相交わる。「辰星」最も「羅睺」と同處するを忌み、此の一格に遇上せば、必定して一輩子貧窮せん。此の人不孝不忠にして、多く暴虐の事を行う。若し此のごとくならざれば、亦だ喑啞あるいは盲聾の疾を落得せん。水と羅睺とは本來互いに相合せざるの意あり。水星と計都と相交わる。「辰星」と「計都」と互相照會するは、唇に殘缺あり・足に跛病あり・兼ねて駝背の形あるを主る。あるいは偏僻怪癖の疾を生出し、女命は則ち淫多し。たとい法場に上らざるとも、亦だ流徙充配せられん。計都は本是れ狠戾凶惡の星にして、人の疾病災厄あるを主る。
辰星入宮、樞要歌
水之:水到齊瓶號玉池,亨衢快步莫遲疑。此為學館科名地,軒冕榮華佐聖時。朝北又旺。水丑:水居丑位號晨門,朝斗分明主勢尊。若不變為刑暗耗,少年及第六殊勳。
水星子宮に入る。水星齊國分野の寶瓶宮に行き到るは、名號「玉池」、人の通達の大道の上に於いて快步前行して、遲疑するを須とせざるを主る。ここは是れ學館と科名の地にして、日後軒に乘り冕を服し・榮華を享け・聖明の世を輔佐するを主る。水星は北方に朝向し、正に是れ其の旺地なり。水星丑宮に入る。水星丑位に居るは、名號「晨門」、北斗を朝拱して分明にして、聲勢尊顯を主る。倘若變じて刑曜・暗曜あるいは耗曜と爲らざれば、少年科舉及第し・殊異の功勳を建立するを主る。
水寅:水臨寅上名天懿,管取一生無阻滯。設若木星會合時,不惟利祿名兼遂。水卯:水流卯地名困苦,只怕此星傷本主。奔波役役受艱辛,才得清閒漂盪去。水至卯而傷。
水星寅宮に入る。水星寅位に臨むは、「天懿」と名づき、一生阻滞なきを包管す。假若更に「木星」と會合せば、那れは就中但だ利祿豐足ならざるのみならず、連れて聲名も亦だ一幷に成就せん。水星卯宮に入る。水星卯地に流るるは、「困苦」と名づき、只だ怕れ此の顆の星本命の主を傷克せんとすることを。此の人奔波勞役・艱辛を飽受し・剛ち幾分の清閑を得て、又漂泊して他に去らんとす。水卯宮に行き到れば便ち傷克を受く。
水辰:辰宮得水號琴堂,太白同行福倍昌。人命逢之多吉泰,少年顯達把名揚。水巳:水來巳上號榮名,樂廟之宮萬事亨。若得金星同會此,黑頭早著翰林聲。金水會蛇。
水星辰宮に入る。辰宮水星を得るは、名號「琴堂」、若し「太白」(金)の同行あれば、福氣加倍昌盛せん。人の命中それに遇うは、多く吉利安泰を主り、少年に就中能く顯達揚名せん。水星巳宮に入る。水星巳位に來到るは、名號「榮名」、ここは是れ其の樂宮・廟宮にして、萬事亨通せん。若し能く「太白」(金)の同じく此れに會するを得ば、此の人黑髮の年に就中翰林院の中に於いて聲名を享有するを主る。此れは就中「金水蛇に會す」の格局なり。
水午:水臨獅子曰天溫,與日同行倍有文。設若變為官祿主,名高位顯眾人尊。水陽相會。水未:未逢水曜名天乙,與月同宮方入格。縱然惡曜相會行,也須顯達榮家宅。
水星午宮に入る。水星獅子宮に臨むは、「天溫」と名づき、若し「太陽」と同行せば、文采加倍出衆せん。假若它また變成して官祿の主と爲れば、名聲高く・地位顯く・衆人の尊崇する所と爲るを主る。これ是れ水と太陽と相會するの格局なり。水星未宮に入る。未宮水曜に逢上するは、「天乙」と名づき、須く「太陰」と同宮してこそ格に入ると算せん。縱い惡曜の前來して相會して同行するあるとも、亦だ仍お顯達榮耀・家宅興旺を主る。
水申:水居申位名榮顯,此是本垣無否塞。庚與壬人若見之,修文方中青錢遲。此為長生之位。水酉:絕祿元來是水星,嫌居酉位不安寧。生來用事多迍滯,縱有家財也替凌。此為敗地。
水星申宮に入る。水星申位に居るは、「榮顯」と名づき、ここは是れ其の本垣にして、閉塞して通ぜざるの患あらざらん。庚年・壬年生の人若しそれを見れば、努力して文業を修習し、將來必ず中らん、只だ是れ第に登るの期稍く遲し。申宮は是れ水の長生の位なり。水星酉宮に入る。いわゆる「絕祿」は原來就中水星にして、它の酉位に居るの安寧を得ざるを嫌う。生來事を爲すに多く困頓遲滯・縱い些かの家財あるとも亦だ衰替凌落せんを主る。酉宮は是れ水の敗地なり。
水戌:水在白羊號伏尸,一生迍滯主災危。雖逢吉曜相扶助,便得成名且亦遲。落胎刑相不完。水亥:亥宮天綬水之精,掌握兵機挫虜人。官祿遷移身命值,何愁方外不揚名。此為得祿之地主貴。
水星戌宮に入る。水星白羊宮に在るは、名號「伏尸」、一生困頓滯礙・災危の患あるを主る。雖然吉曜の前來して扶助するに遇い・能く名を成すとも、時間も亦だ遲緩せん。此の位は胎中に損を受け・相貌缺あるを主る。水星亥宮に入る。亥宮の「天綬」は正に是れ水の精氣の化する所にして、軍機兵略を掌握し・敵虜を挫敗するを主る。官祿宮・遷移宮あるいは身宮命宮若しそれに遇えば、何ぞ愁えん能く四方の外に於いて名を揚げざるを。亥宮は是れ水の祿を得るの地にして、ゆえに貴を主る。
辰星躔度、玉關歌
水角:水躔角宿號天成,清秀文章學術明。喜怒無常心不定,平生衣祿自豐盈。角木蛟度水能生之。水亢:水躔亢宿號天津,容貌清奇通道術。心清閒暇作文章,多智多能善音律。亢金度為水潤金明。
水星角宿に躔る。「辰星」角宿の上に行き到るは、名號「天成」、人清秀・文章と學術と皆明達を主る。只だ是れ喜怒常なく、心思游移して定まらず。一生衣食俸祿自然豐盈せん。角木蛟の度は木に属し、水能く木を生ず。水星亢宿に躔る。「辰星」亢宿の上に行き到るは、名號「天津」、容貌清奇・道術に通曉を主る。此の人心境清明にして、閑を得れば便ち文章を寫し、多智多能にして、また音律に擅長す。亢宿は金の度に属し、水此れに於いて金生水・水潤金明の象を得。
水氐:水躔氐宿號天旨,言語聰明知道體。人情好惡性能通,遇吉終須文學貴。水房:水躔房宿號天淫,智識聰明太古心。衣祿自然情氾濫,文章學術有人欽。房日兔度主文業吉利。
水星氐宿に躔る。「辰星」氐宿の上に行き到るは、名號「天旨」、言談機敏聰明・大道の體要を深知するを主る。此の人人情の好惡に通曉せざるなし、若し更に吉曜に遇えば、終竟能く文學に凭りて而も顯貴せん。水星房宿に躔る。「辰星」房宿の上に行き到るは、名號「天淫」、才智見識聰明・上古淳樸の心を懷抱するを主る。衣食俸祿自然缺えざれども、只だ是れ情感泛濫し易し。文章と學術とは則ち人の欽敬する所と爲らん。房日兔の度は文業吉利を主る。
水心:水躔心宿號天凌,清潔為人快性情。巧計多修文業事,聰明才藝兩三分。心月狐度主人惟靈。水尾:水躔尾宿號天澄,理義該通學術明。資財耗散多災否,惟恐風狂疾染身。尾火虎度水火木不相合。
水星心宿に躔る。「辰星」心宿の上に行き到るは、名號「天凌」、人と爲りて清白潔淨・性情爽快を主る。心思機巧にして、多く文業を修習するの上に用い、聰明と才藝と亦だ兩三分あらん。心月狐の度は人の心思靈敏を主る。水星尾宿に躔る。「辰星」尾宿の上に行き到るは、名號「天澄」、義理通曉せざるなし・學術明達を主る。只だ是れ資財耗散し易く、災厄較多にして、尤も風狂の疾に染上するを怕る。尾火虎の度は火に属し、水・火・木の三者此れに於いて相合せず。
水箕:水躔箕宿號天淫,快樂心閒樂自真。衣食平生財亦足,文詞道藝細評論。箕水豹度水同其類。水斗:水躔斗宿名天德,俊譽文章心耿直。榮貴子孫和且樂,豐衣足食語言澀。斗木獬度水能生之。
水星箕宿に躔る。「辰星」箕宿の上に行き到るは、名號「天淫」、生活快樂・心境安閑・樂む所は真性より出ずるを主る。一生衣食缺えず・錢財も亦だ足れり。文詞と道藝とに對して能く細かに品評議論を加えん。箕水豹の度は水と同類なり。水星斗宿に躔る。「辰星」斗宿の上に行き到るは、「天德」と名づき、聲譽俊美・文章出衆・心地耿直を主る。子孫榮顯尊貴にして、家中和睦快樂・豐衣足食にして、只だ是れ言語略々訥澁を顯す。斗木獬の度は木に属し、水能く木を生ず。
水牛:水躔牛宿號天甄,和氣交朋益子孫。機密謀為人不識,多財應得外人屯。牛金牛度金水相生,故有益。水女:水躔女宿號天驛,眼疾朦朧是貴人。好學貪財多議論,平生衣食也艱辛。女土蝠度土實水虛。
水星牛宿に躔る。「辰星」牛宿の上に行き到るは、名號「天甄」、人を待つに和氣・朋友を交結し・子孫に益あるを主る。機謀深密にして、行事人の察覺する所と爲らず。財物較多にして、當に外人の處より積聚を得る能すべし。牛金牛の度は金に属し、金水相生す、ゆえに益あるなり。水星女宿に躔る。「辰星」女宿の上に行き到るは、名號「天驛」、眼目疾あり・物を視るに朦朧・卻って是れ貴人の相を主る。此の人學を好みて而もまた財を貪り、議論頗多にして、一生の衣食は卻って亦だ艱辛して來るなり。女土蝠の度は土に属し、土實にして水虛す、ゆえに此のごとし。
水虛:水躔虛宿號天馴,清潔為人財亦勻。多技多能心亦善,弟兄孝順樂天倫。虛日鼠度水易相護。水危:水躔危宿號天中,語澀心難眼半朧。中末之年方得力,外人財物稍寬容。危月燕度下水月相映。
水星虛宿に躔る。「辰星」虛宿の上に行き到るは、名號「天馴」、人と爲りて清白潔淨・錢財も亦だ均勻して來るを主る。多く技藝才能ありて、心地も亦だ善良なり。兄弟の間孝順和睦にして、共に天倫を樂しむ。虛日鼠の度は水と易く互いに護持す。水星危宿に躔る。「辰星」危宿の上に行き到るは、名號「天中」、言語訥澁・心事解し難く・眼目半ば朦朧を帶ぶるを主る。中年・末年に到るを要してこそ得力を見、外來の財物も亦だ稍く寬裕を顯せん。危月燕の度は太陰に属し、其の下に在りて正に是れ水月相映の象なり。
水室:水躔室宿號天攸,文學聰明智慧優。歷事未能心預測,筭籌多計樂閒幽。水壁:水躔壁宿號天池,智慧多能有志機。元象天文多洞達,平生衣食不相虧。壁水貐與水同度得比和。
水星室宿に躔る。「辰星」室宿の上に行き到るは、名號「天攸」、文學聰明・智慧優異を主る。只だ是れ經歷するの事情往往預め料到する能わず。此の人籌算を善くし・多く謀計あり、清閑幽靜の生活を喜ぶ。水星壁宿に躔る。「辰星」壁宿の上に行き到るは、名號「天池」、智慧多才・志向と機變と兼備を主る。天象と天文の學とに對して多く能く洞徹通達し、一生衣食短缺あらざらん。壁水貐は水と同じく一度に属し、比和の利を得。
水奎:水躔奎宿號天凌,忠直為人急性情。財祿自然多積聚,平生多事不安寧。水婁:水躔婁宿號天斯,耿直為人不受欺。衣祿豐盈多稱意,一生快活少凶危。
水星奎宿に躔る。「辰星」奎宿の上に行き到るは、名號「天凌」、人と爲りて忠誠正直・只だ是れ性情急躁を主る。財祿自然多く積聚あるも、一生事務繁多にして、安寧を得難からん。水星婁宿に躔る。「辰星」婁宿の上に行き到るは、名號「天斯」、人と爲りて耿直にして、肯んじて人の欺侮を受けざるを主る。衣食俸祿豐盈にして、事事心に稱え意に如い、一生快活にして、凶險危難少なし。
水胃:水躔胃宿號天泓,耿介為人記事明。忠孝存心多執拗,為人衣祿未安寧。水昴:水躔昴宿號天闉,容貌清奇識五音。心謀巧計事沉靜,衣祿平平禍不侵。昴日雞度下平等無傷。
水星胃宿に躔る。「辰星」胃宿の上に行き到るは、名號「天泓」、人と爲りて耿介・事を記るに分明を主る。心に忠孝を存すれども、只だ是れ性子多く執拗にして、一生の衣食俸祿總じて安穩を得ざらん。水星昴宿に躔る。「辰星」昴宿の上に行き到るは、名號「天闉」、容貌清奇・五音に通曉を主る。心思機巧にして多謀にして、事を處して沈著安靜なり。衣食平平なれども、禍患卻って來て侵擾せざらん。昴日鷄の度は水に對して言えば平等相待にして、傷克なし。
水畢:水躔畢宿號天淋,歷事三思性又欽。容貌清奇衣食厚,文才學問滿胸襟。水月主好相而清潔。水觜:水躔觜宿號天樞,清白為人好讀書。多藝多才多智巧,平生歡樂遠行居。觜火猴度水之得地。
水星畢宿に躔る。「辰星」畢宿の上に行き到るは、名號「天淋」、事に遇えば再三思量し・性情また能く自持恭敬を主る。容貌清奇にして、衣食豐厚にして、文才と學問と懷に滿つ。水と月と相配すれば、相貌好くして人と爲りて清白を主る。水星觜宿に躔る。「辰星」觜宿の上に行き到るは、名號「天樞」、人と爲りて清白・讀書を喜好するを主る。多藝多才にして、智巧人を過ぐ。一生歡樂にして、多く遠方に客居せん。觜火猴の度は正に是れ水星の地を得るの處なり。
水參:水躔參宿正廟居,文星入廟要囚扶。水宿聰明多好動,囚能自執不凶虞。參度至申水之廟旺。水井:水躔井宿號天潯,心好清閒智量深。籌筭文章人薦用,聲名遠播在儒林。
水星參宿に躔る。「辰星」參宿に行き到るは正に是れ廟地の居る所にして、文星廟に入るは還って須く囚星の來て扶持するあってこそ好し。水此の一宿は人の聰明にして而も動を好むを主り、若し囚星のそれをして能く自我約束せしむるあれば、反って凶險の虞あるに至らざらん。參宿の度は延伸して申宮に到り、正に是れ水の廟旺の地なり。水星井宿に躔る。「辰星」井宿の上に行き到るは、名號「天潯」、心性清閑を喜好し・智慧器量深沉を主る。此の人籌算と文章とに長じ、能く人の舉薦任用を得て、聲名儒林の中に遠播せん。
水鬼:水躔鬼宿號天洪,好靜為人更美容。心內洞明兼道釋,眾人欽敬樂無窮。水柳:水躔柳宿號天注,柔善為人處世當。能作文章心巧計,聲名閭里有稱揚。
水星鬼宿に躔る。「辰星」鬼宿の上に行き到るは、名號「天洪」、性情靜を喜び・容貌また美なりを主る。此の人心中洞徹明白にして、兼ねて道家と佛家の學とに通じ、衆人の欽敬する所と爲り、快樂無窮ならん。水星柳宿に躔る。「辰星」柳宿の上に行き到るは、名號「天注」、人と爲りて柔和善良・世を處して當を得るを主る。既に能く文章を寫し・心思また機巧多計にして、鄕里の間に於いて聲名遠揚し、人の稱道する所と爲らん。
水星:水躔星宿號天清,伏見皆能官職增。與日同宮須大用,定為喉舌玉街行。水陽相會大利。水張:水躔張宿號天榮,富貴雙全性又靈。文武相兼皆並用,賢能兄弟佐朝廷。
木星星宿に躔る。「辰星」星宿の上に行き到るは、名號「天清」、伏没を論ぜず顯現を論ぜず、皆能く官職をして增進せしむ。若し「太陽」と同宮なれば、必ず大用を受け、一定して能く喉舌を執掌するの任の近臣に做到し、玉街禁苑の中に行走せん。これ是れ水と太陽と相會して、大いに利あるなり。水星張宿に躔る。「辰星」張宿の上に行き到るは、名號「天榮」、富と貴との兩樣兼全・心性また靈敏を主る。文武の才兼備して而も幷用し、兄弟も亦だ賢能にして、同じく朝廷を佐えん。
水翼:水躔翼宿號天異,年少登科文學濟。清華要路驟遷榮,與日同行須大貴。水軫:水躔軫宿號天岑,文學之官眾所欽。謀略聰明人倚重,才華藻思入儒林。水之廟旺。
水星翼宿に躔る。「辰星」翼宿の上に行き到るは、名號「天異」、少年科に登り・文學成ありて能く世を濟うを主る。此の人身に清華顯要の途に居り、遷升榮顯の來る極めて快し。若し「太陽」と同行せば、必ず大貴を主らん。水星軫宿に躔る。「辰星」軫宿の上に行き到るは、名號「天岑」、文學を掌るの職の官を做り・衆人の欽敬する所と爲るを主る。謀略聰敏にして、人の倚重する所と爲り、才華と辭藻文思と皆足りて儒林に躋身すべし。軫宿は正に是れ水の廟旺の地なり。
辰星照宮、琅玕經
水命宮:命見水星臨,文術多智能,外財應有遇,引薦人相承,廟旺遷官職,餘宮道合僧,相貌同豪貴,資財晚歲興。又曰:水德星辰在命宮,得逢旺處便攀龍。聰明智識多機變,生在榮華富貴中。水主智動而能變、主人清俊。
「水星」命宮を照る。命宮水星の臨照を見るは、此の人文墨に通じ・術數に擅し・多く智慧才能あるを主る。分外の財は當に機緣獲得あるべく、亦だ會して人の引薦提攜あるに遇わん。水星若し廟旺の地に在れば、官職を升遷するを主る。若し其の餘の諸宮に落ちれば、就中多く道士僧人と緣に合せん。相貌は豪貴の人に相似るも、資財は則ち晚年に到るを要してこそ興旺せん。また一説あり、水德の星辰命宮に落ちて、若しまた旺地に逢到せば、便以て龍に攀り鳳に附すべし。此の人聰明にして智識あり・善く機に隨いて應變し、榮華富貴の中に生るるなり。水は智慧を主り、性動にして善く變ず、ゆえに人の清秀俊逸を主る。
水財帛:水星乘旺莫臨財,進退難逃反起災。手藝一生方可用,凡人財散亦難來。水能進退之物故忌之。水兄弟:水星吉曜遇還稀,來臨三宮便不宜。上有親兄下有弟,兩頭無義便侵欺。水性無定決之東則東流、決之西則西流。
「水星」財帛宮を照る。水星旺に乘ずるの時は財帛の位を臨照するを宜しとせず、それ進退常なく・守り難く・反って災禍を招來するを以てなり。このようの人は一生只だ能く一門の手藝に靠りて飯を喫う。尋常人の錢財一旦散去すれば、亦だ再び聚攏して歸來する難し。水は本是れ能く進み能く退き・流動して居らざるの物にして、ゆえに財帛宮それを忌むなり。「水星」兄弟宮を照る。水星雖是れ吉曜・遇う能きの機會本就中稀少なるも、但だ它第三宮に來臨すれば便ち相宜ならず。上に親兄あり・下に親弟あり、兩頭卻って皆情義を講ぜず、反って來て侵奪欺凌せん。これは水性游移して定まらず、東に向かいて渠を開けば就往きて東に流れ、西に向かいて渠を開けば就往きて西に流るるを以てなり。
水田宅:善星一曜是辰星,得入強宮福轉精。不見當年刑忌照,便須萬頃與千籯。水男女:水星高照子孫位,俊邁文章為國瑞。水數推來只一男,振起家風日榮貴。水主子少土克之則無。
「水星」田宅宮を照る。善星の中に一曜ありて就中「辰星」なり、它若し能く強宮に進入せば、福氣便ち轉じて精純と爲らん。只だ當年刑曜・忌曜の照臨なければ、就中田産萬頃・家に千箱を藏するを主る。「水星」男女宮を照る。水星星高く子孫の位を照るは、子女俊逸超邁・文章出衆・以て國家の祥瑞と爲すべきを主る。水の成數に按じて推算すれば、只だ一個の兒子を主る、但だ此の個の兒子は能く家風を振起し、一天天に榮顯尊貴せん。水は本來子女少なきを主り、若し更に「鎭星」(土)に克せられば、就中嗣を絕たんと欲せん。
水奴僕:辰星莫入六宮中,冠世文章用處空。縱使南宮高甲過,棲遲薄祿走西東。水性主流。水妻妾:水到妻宮對照命,富貴貞賢人難並。忽然惡殺又相侵,心濫情淫性無定。水主清潔多智。
「水星」奴僕宮を照る。「辰星」は第六宮に落ち入るを要せず、否るときは縱い當世に冠絕するの文章あるとも、亦だ施用するの處なからん。たとい禮部南宮に於いて甲科に高中するとも、亦だ只だ能く微薄の俸祿に沈滯し、東奔西走せん。これは水性流動して居らざるを主るを以てなり。「水星」妻妾宮を照る。水星妻宮に到りて而も命宮と相對照するは、妻子富貴貞靜賢淑・傍人比擬し難きを主る。若し忽然惡煞の前來して侵犯あれば、就中心思放濫・情欲檢ならず・性情游移して定まらざるを主る。水は本來清潔を主りて而も智多し。
水疾厄:第八宮中水德臨,溫柔情性足人欽。忌星凶曜來侵犯,沉溺波濤墜井深。主腎疾。水遷移:水星合照最為珍,更看當生命位星。賓主和同無惡犯,遷移出處總歡寧。
「水星」疾厄宮を照る。第八宮の中に水德の星の臨照あるは、性情溫柔・足りて人をして欽敬せしむるを主る。倘若忌星と凶曜との前來して侵犯せば、就中波濤の中に溺没しあるいは深井に墜落するを防ぐを要す。此の一格は腎臟の疾を主る。「水星」遷移宮を照る。水星遷移の宮を合照するは最も貴ぶべく、還って須く本命命位の上の星曜の何如なるを看るを要す。只だ賓主の星彼此和同して・惡曜の相犯なければ、那れば遷徙出行を論ぜず安居本處を論ぜず、皆能く歡樂安寧せん。
水官祿:水星偏喜照官宮,出類超群福自隆。委任股肱扶寶祚,官居高品貴尊崇。主為官清白。水福德:十一宮中水德來,汪洋智識仰賢才。公嚴德厚人欽重,澤被生民遍九垓。福德人之所仰,有吉星多福。水相貌:水星相貌最為強,凜凜清風在廟廊。若遇吉星無惡曜,容顏端正動君王。
「水星」官祿宮を照る。水星偏に官祿の宮を照臨するを喜び、此の人出類拔萃・福氣自然隆盛を主る。以て委任を受けて君王の股肱の臣と爲り・國祚を扶持すべし。官高品に居り・尊貴崇顯ならん。此の一格は官を爲るに清廉潔白を主る。「水星」福德宮を照る。第十一宮の中に水德の星の到來するは、智識汪洋浩瀚・人の仰慕する所の賢才を主る。此の人事を辦するに公正嚴明にして、德行厚重にして、人の欽重する所と爲り、恩澤九州百姓に遍及せん。福德宮は本是れ人の仰賴するの處にして、吉星あれば福多からん。「水星」相貌宮を照る。水星相貌宮に落つるは最も強旺にして、此の人清風凛凛・以て朝堂の上に立つべきを主る。若し吉星に遇いて而も惡曜の相侵なければ、容顏端正にして、足りて君王を打動せん。
張果星宗十三
命宮天柱星、攔駕經
金星守命夜生吉,白日生人減半力。木星照命有多般,白日逢之必作官。夜生若有暗曜雜,反為凶禍主憂煎。水星在命合入廟,夜裡生人太陰照,或居雙女與陰陽,決定少年居顯要。
「太白」(金)命宮を坐守するに、夜裏出生の人は吉と爲し、白天出生の人は力量一半を減せん。「木星」命宮を照臨するに、情形多種あり。白天それに遇えば必定して官を爲らん。若し是れ夜生にして而もまた暗曜の其の間に混雜すれば、反って成りて凶禍と爲り、一生憂愁煎熬を主る。「辰星」(水)命宮に在るは當に廟に入るの地に落つべく、夜裏出生の人更に「太陰」の照臨あれば、あるいは水星雙女宮と陰陽宮とに居れば、斷定して此の人少年に就中顯要に身居せん。
火星入命不堪詳,白日生人主禍殃。更被孛羅三合照,定知啞吃與人傷,患勞枉死人孤寡,夜生又宜卻無妨。土星入命主頑鈍,夜裡生人不可論,水命定知須啞吃,黃腫氣疾命難存。
「熒惑」(火)命宮に進入するは、情形細かに説くに堪えず、白天出生の人は禍殃を招くを主る。若し更に「月孛」「羅睺」に三合の位より照臨せられば、斷定して此の人口吃言塞・還って人に傷せられん。あるいは勞瘵を患えて而も枉死し、孤寡の下場を落得せん。不過夜裏出生は反って相宜にして、就中妨礙なからん。「鎭星」(土)命宮に進入するは、人の愚頑遲鈍を主る。夜裏出生の人は更に論ずるを必とせず。若し本命水に属せば、斷定して口吃言澁・還って黃腫と氣滯の疾とを患え、性命保ち難からん。
太陽坐命如逢木,羅氣同宮須食祿。火星不照定封侯,月孛臨之患心腹。太陰在命生逢夜,水宿同宮為僕體。土星入命孛星來,有祿定知非久謝。
「太陽」命を坐して而もまた「木星」に逢い、あるいは「羅睺」と「紫気」と同宮するは、皆此の人の能く俸祿を享くるを主る。倘若「熒惑」(火)の來て照臨せざれば、斷定して以て侯に封ずべし。若し「月孛」臨照せば、則ち心腹の疾を主る。「太陰」命宮に在るは夜間に生ずるを以て宜と爲し、若し水宿と同宮せば、就中成りて僕從の體と爲り、地位低下せん。「鎭星」(土)命に入りて而も「月孛」また來れば、縱い祿あるとも、亦だ斷定して能く長久ならず、很快く就中消退せんとす。
紫氣印星號天乙,凡在命宮皆有益。生時不被惡星臨,善宿合兮多子息。木月見氣入夜宮,夜裡生人為輔弼;若是土星三合照,雖則高強終是疾。
「紫気」は是れ印綬の星にして、別號「天乙」、凡そ命宮に落つれば皆益處あらん。出生の時若し惡星に臨照せられず、また善宿の相合あれば、子嗣衆多を主る。「木星」「太陰」が「紫気」を見て而も夜生の宮に進入せば、夜裏出生の人便以て輔弼重臣を做るべし。倘若「鎭星」(土)三合の位より照來せば、縱い格局高強なるとも、終究疾病を帶ぶるを要せん。
羅?入命許謀多,木氣同宮主豪富。金木太陽三合照,此人慷慨更英豪。女命夜生羅照著,自縊勞刑貧又薄。氣火水計入命時,此人定作般般惡。
「羅睺」命に入るは、此の人多く謀略あるを主る。若し「木星」と「紫気」と同宮せば、豪富を主る。「太白」(金)・「木星」與「太陽」と三合の位より照臨すれば、此の人慷慨大方・更に兼ねて英雄豪邁ならん。女命若し是れ夜生にして而も羅睺に照られば、自縊・勞役刑罰の厄ありて・又貧しく又薄きを主る。「紫気」「熒惑」「辰星」「計都」一齊に命に入るの時は、此の人一定して樣樣皆惡を作さん。
計都入命憂火命,此則十殺惡無定,貴人遇者以無權,白日生人宜修進。木星紫氣如臨照,主命居強為福慶。孛星入命人廉潔,目快心清為性別。
「計都」命に入るは、最も本命の火に属するを憂う、計都は乃ち十煞の一にして、凶惡常ならざるを以てなり。就使貴人それに遇うとも亦だ權柄を失わんと欲せん。白天出生の人は則ち身を修め德を進めて以て化解するに宜し。「木星」與「紫気」と如果臨照せば、命宮強位に居りて、福慶の象と成るを主る。「月孛」命に入るは、人の品行廉潔・眼目明快・心地清朗を主り、これ是れ它の別の星と同じからざるの性情なり。
氣木日金若合時,所作高強皆有節。日生火孛主星微,決定刑傷蛇虎食。掩口不開氣沖人,直得為官須歇滅。金屬陰故喜夜生,木屬陽故喜晝生。雙女巳宮、陰陽申宮,土喜晝生,夜生人不吉。天乙為紫氣主吉,土為瘟星故主人多疾。
「紫気」「木星」「太陽」「太白」若し一處に聚合せば、此の人爲す所格局高強にして而且皆節度あらん。白天出生して而も「熒惑」「月孛」權を當り・命主の星微弱なれば、斷定して刑傷を遭い、甚至として蛇に咬まれ虎に噬まれん。若し口を閉じて言わずして而も怨氣人を衝かば、たとい官を做るとも、亦だ終究敗落消歇せん。金は陰に属す、ゆえに夜生を喜ぶ。木は陽に属す、ゆえに晝生を喜ぶ。雙女宮は巳に在り・陰陽宮は申に在り、土此の處に落つるは白天出生を喜び、夜裏出生の人は則ち不吉なり。「天乙」は就中紫気にして、吉を主る。土は是れ瘟星にして、ゆえに人の病多きを主る。
財帛宮天寶星
金臨財帛足隨時,夜裡生人皆進鎡。木臨財帛必豐隆,日中生者最難逢。水臨財帛財帛散,更被孛來不足看。火居財帛與前同,土居財帛皆豐亨。太陽居此足錢財,質庫常開待物來。
「太白」(金)財帛宮に臨むは、財用時に隨いて皆足用せん。夜裏出生の人は更に是れ財源斷えず增益せん。「木星」財帛宮に臨むは、財必ず豐厚隆盛なれども、只だ是れ白天出生の人此の一格に碰上る最も難し。「辰星」(水)財帛宮に臨むは、財帛散失し易し。若し更に「月孛」の前來あれば、就更に看るに値せざらん。「熒惑」(火)財帛宮に居るは前面の説く所の水星と同じ。「鎭星」(土)財帛宮に居れば則ち皆豐足亨通を主る。「太陽」此の宮に居れば、錢財充足して、家中の當鋪は常年開きて、別人の東西を送りて門に上るを待つ。
月居財帛多財帛,只怕土星三合克。氣入二宮亦忌之,遇日木扶還又得。羅計孛入損資財,終身不得資財力。水性就下,其形漂流而不息,主不住財;火性炎勢雖高而不耐久。
「太陰」財帛宮に居るは、財帛豐多を主り、只だ怕れ「鎭星」(土)の三合の位より來て克することを。「紫気」第二財帛宮に進入するも亦だ忌む所なれども、不過若し「太陽」「木星」の扶助に遇えば、仍お能く財を得せん。「羅睺」「計都」「月孛」財帛宮に進入するは、皆資財を損傷し、終身錢財の力を得ざらん。これは水性下に向かい、形態漂流して停まらず、ゆえに財を留住し得ざるを主り、火性炎上して、氣勢雖高漲するも、卻って能く持久せざるを以てなり。
兄弟宮天玉星
木金兄弟主英雄,水星和樂旺門風。火在此宮定孤寡,夜生不與孤寡同。土臨兄弟終和睦,日居未可同言語。生時父母決相背,木計合宮主貧苦。
「木星」「太白」(金)兄弟宮に落つるは、兄弟皆是れ英雄の才を主る。「辰星」(水)此に落つれば、兄弟和睦快樂にして、門風興旺せん。「熒惑」(火)此の一宮に在るは、斷定して孤寡無依せん。但だ夜裏出生の人は就中孤寡と同論する能わざらん。「鎭星」(土)兄弟宮に臨むは、兄弟終究和睦せん。若し是れ白天出生なれば、就中同日に語るべからざらん。出生の時父母と本命と相違背し、あるいは「木星」と「計都」と一宮に合すれば、皆貧苦を主る。
太陰若得主星來,輔弼榮華由此。胎氣臨第三,兄弟少;計星遇此漸生災。月孛來時損兄弟,古人傳說難躲避。木星主仁、金星主義、水星主智,故吉。
「太陰」若し能く本宮の主星の前來して相助するを得ば、兄弟便ち成りて自己の輔弼と爲り、榮華も亦だ此れに由りて來らん。胎氣の曜第三宮に臨むは、兄弟稀少を主る。「計都」此に於いて相遇すれば、則ち漸く災禍を生出せん。「月孛」到來の時は、兄弟を損傷するを主り、これ是れ古人相傳の斷語にして、躲避し難し。木星は仁を主り、金星は義を主り、水星は智を主り、皆是れ兄弟相處するの須要するの德性にして、ゆえに此に落つるは吉と爲す。
田宅宮天富星
金居田宅父母宮,白日生人主困窮,如逢夜裡最為吉,產業自榮邁祖宗。木臨田宅興父母,自然福壽世難同。水居第四旺田莊,更有雙親壽命長。
「太白」(金)田宅兼ねて父母を主るの此の一宮に落つるに、白天出生の人は困頓貧窮を主る。若し是れ夜裏出生なれば就中最も吉利にして、産業自然榮盛して、祖上を超過せん。「木星」田宅宮に臨むは、能く父母をして興旺ならしめ、福分と壽數と自然世人の及び難き所と爲らん。「辰星」(水)第四宮に居るは、田莊旺盛・而且雙親壽命長久を主る。
火星臨此不堪說,土星躔入有房廊,白日生人為最吉,夜生父母早年亡。日居田宅足田園,木到雙親福壽全。火孛不照多產業,水金合會常堪憐。月臨雖稱旺田宅,白日生人反作累。
「熒惑」(火)此の一宮に臨むは、其の害細かに説くに堪えず。「鎭星」(土)此の宮に躔入するは、房舎廊廡あるを主り、白天出生の人最も吉利にして、夜裏出生は則ち父母早年亡故せん。「太陽」田宅宮に居れば、田園充足す。「木星」此に到れば、雙親福壽兩全せん。若し「熒惑」與「月孛」との來て照臨せざれば、産業就中多からん。「辰星」(水)與「太白」(金)と合會すれば、則ち常常に人をして憐惜せしめん。「太陰」此に臨むは雖説田宅旺盛を主るも、可なり白天出生の人卻って反って成りて拖累と爲らん。
紫氣居之多壯麗,父母一時居富貴。木星入位必有官,水月合兮居顯位。羅居田宅不堪猜,十般死惡反破財。計都侵之憂父母,田莊牛馬化成灰。
「紫気」田宅宮に居るは、宅第多く壯麗の氣象あり・父母も亦だ一時富貴を主る。「木星」此の一位に進入するは、家中必定して官を爲るの人あらん。「辰星」(水)與「太陰」と相合すれば、更に顯要の位に居るを主る。「羅睺」田宅宮に居るは、其の禍揣測するに堪えず、十般凶死惡事皆發生し可能にして、反って財を破らん。「計都」來て侵せば、則ち父母の爲に擔憂するを要し、田莊と牛馬と皆要して灰燼に化せん。
月孛居安亦如之,夜生亦可減毫釐,晝生又忌火來克,父母早亡主孤恓。田宅土也,水有資助之力,火能害物故少利,日木土主晝生,火月金水主夜生,反之不吉。
「月孛」此の宮に居るは、雖説安穩なりとも、實は則ち計都と相仿なり。夜裏出生の人は還って以て一絲一毫を減輕すべく、白天出生の人はまた「熒惑」(火)の前來して克制するを忌み、父母早亡・本人孤苦凄涼を主る。田宅の宮は五行に土に属し、水はそれに對して資助の力あり、火は能く萬物を損害す、ゆえに利益少なし。「太陽」「木星」「鎭星」は白天出生の人に宜しく、「熒惑」「太陰」「太白」「辰星」は夜裏出生の人に宜し、之れに反すれば就中不吉なり。
