Libo

昼夜百刻日永日短之図

明 · 佚名 · 第3巻 / 35

作盤ガイド: 八字作盤

孤虛:金空則鳴火空發,水空日夜流不歇。木空則折土空崩,晝喜日空夜宜月。空亡對宮,即是孤虛也,如甲子旬中空,戌亥對宮為孤虛,陽為孤,陰為虛,此一秘法也。孤辰:寅卯辰人怕己丑,巳午未人畏申辰。申酉戌人嫌亥未,亥子丑人寅戌嗔。寡宿:孤辰切忌男妨婦,寡宿須教女害夫。兄弟亦當離別去,爺孃骨肉不同居。男怕孤辰女怕寡宿,身命宮坐之並,夫妻宮犯之,男女宮守之,主鰥寡孤獨論之。

「孤虚」は空落の地の五行に対する不同の影響を講ず。金は空に遇えば却って清越に発声し、火は空に遇えば却って焔を騰げて起こり、水は空に遇えば日夜奔流して停まず、木は空に遇えば中折し、土は空に遇えば崩塌す。昼に生まれた人は太陽の落空を喜び、夜に生まれた人は太陰の落空を宜しとす。その取法は、空亡の対宮すなわち孤虚なり。例えば甲子旬の空は戌・亥に在り、戌亥の対宮の辰・巳すなわち孤虚。その中、陽位を「孤」と呼び、陰位を「虚」と呼ぶ。これは一条の秘法なり。「孤辰」は年支に拠りて位を取る。寅・卯・辰年生まれの人は丑宮を怕れ、巳・午・未年生まれの人は申宮を畏れ、申・酉・戌年生まれの人は亥宮を嫌い、亥・子・丑年生まれの人は寅宮を忌む。「寡宿」は孤辰と相配し、歌訣にいう、男子は最も孤辰を忌み、妻子を妨害するを主る。女子は最も寡宿を忌み、丈夫を剋害するを主る。兄弟もまた離散し、父母骨肉は同居し難し。およそ身宮命宮それに坐し、夫妻宮それに犯り、男女宮それを守るは、皆鰥寡孤独の命に拠って断ず。

三刑:寅刑巳上巳刑申,丑戌相刑未與辰。子刑卯上卯刑子,辰午酉亥自相刑。六害:六害子未不相親,丑害午兮寅巳嗔。卯害辰兮申害亥,酉戌相穿大少情。又:三刑六害主殘傷,不測官災最不祥。妻子亦當防克破,為官必定死他鄉。三刑六害二煞,身命夫妻子宮行限,俱怕逢之。

「三刑」の排法は、寅は巳を刑し、巳は申を刑し、申はまた寅を刑す。これを無恩の刑という。丑は戌を刑し、戌は未を刑し、未はまた丑を刑す。これを恃勢の刑という。子は卯を刑し、卯は子を刑す。これを無礼の刑という。辰・午・酉・亥の四支は則ち各々自刑と為す。「六害」の排法は、子と未と相害して親しまず、丑は午を害し、寅は巳を害し、卯は辰を害し、申は亥を害し、酉と戌と相穿ち、彼此情少なし。別に一首ありていう、三刑六害は身体の残傷を主り、また意想外の官非を帯び来り、最も不祥なり。妻子児女もまた剋破を防ぐべく、官を為す人は更に他郷に死する可能あり。三刑と六害のこの両煞は、およそ身宮・命宮・夫妻宮・男女宮および行限の到る所は、皆碰上するを怕る。

劫殺、劫殺亦名天官符,劫殺前一位名災殺、第二位名天殺、總曰三殺:申子辰巳上化為塵,寅午戌亥上不須說。巳酉丑寅上休開口,亥卯未申上勿遭值。亡神:申子辰亥上不堪親,寅午戌巳上動紙筆。巳酉丑逢申須斂手,亥卯未逢寅切須忌。亡神與劫殺相對,吉凶同斷。

「劫殺」はまた天官符と呼ばれ、その前面の一位を「災殺」と呼び、更に前の一位を「天殺」と呼び、三者を合わせて「三殺」と称す。劫殺は年支三合局に拠りて位を取る。申・子・辰年生まれの人は巳宮、寅・午・戌年生まれの人は亥宮、巳・酉・丑年生まれの人は寅宮、亥・卯・未年生まれの人は申宮、およそ之に遇うは皆耗折を主る。「亡神」の取位は正に劫殺と相対す。申・子・辰年生まれの人は亥宮、寅・午・戌年生まれの人は巳宮、巳・酉・丑年生まれの人は申宮、亥・卯・未年生まれの人は寅宮。歌訣は提醒して、亡神に遇うは収斂謹慎すべく、動もすれば筆墨の官司有るをいう。亡神と劫殺とは本は隔宮相対の一対なり。故に吉凶は同一の套の办法に拠りて断ず。

天羅地網:辰為天羅忌乙生人,戌為地網怕辛生人。經云:辰戌為惡弱之地,天乙不臨,天乙乃貴人也。又云:辰為天羅,戌為地網,乙辛生人,切莫遇之。反吟伏吟:太歲宮為反吟,歲破宮為伏吟。經云:反吟、伏吟,悲哭淋淋。又云:反吟相見是絕滅,伏吟相見淚淋淋是也。

「天羅地網」は一対の困鎖の位なり。辰宮を天羅と為し、乙年生まれの人は最もこれを忌む。戌宮を地網と為し、辛年生まれの人は最もこれを怕る。経にいう、辰・戌の両宮は悪弱の地にして、天乙貴人は従来この両宮に臨到せず(天乙すなわち貴人星)。またいう、辰は天羅、戌は地網、乙年・辛年生まれの人は千万にこれに遇うことなかれ。「反吟伏吟」もまた一対なり。太歳の所在の宮を反吟と呼び、歳破の所在の宮を伏吟と呼ぶ。経にいう、「反吟・伏吟、悲哭淋淋」と。またいう、反吟に相遇うは絶滅の象にして、伏吟に相遇えば則ち終日泪流す。この両処は皆哭泣悲傷の事を主り、身命行限これを犯れば、家中に喪憂有るを主る。

駕前神殺歌、以年順數:歲駕劍鋒伏尸寄,二為天空仍可畏。喪門地雌孝服來,四為貫索勾神慮。官符五鬼及飛符,死符小耗月德具。歲破大耗闌干並,八為暴敗天厄至。九是白虎即天雄,天德絞殺捲舌忌。十一吊客與天狗,十二病符驀越位。

この歌訣は歳駕の前の十二個の位置上の神煞を順序に拠りて数え出す。用法は歳駕より起こりて順に数えよ。歳駕の本位の上には剣鋒と伏尸とを寄す。第二位は天空にして、依然畏るべし。第三位は喪門・地雌にして、孝服の門に臨むを主る。第四位は貫索・勾神にして、牽累を防ぐを要す。第五位は官符・五鬼と飛符。第六位は死符・小耗にして、同宮にまた月徳あり。第七位は歳破・大耗にして、併せて闌干あり。第八位は暴敗と天厄。第九位は白虎、すなわち天雄にして、同位にまた天徳・絞殺・巻舌あり、口舌を防ぐを須す。第十一位は吊客と天狗。第十二位は病符と蓦越。この一圈を記憶熟すれば、流年神煞の落宮は便ち一目瞭然なり。

駕後神煞歌、以年逆數:子年紅鸞卯為首,天喜對宮在於酉。血刃浮沈及解神,戌上分明牢掣肘。天哭還從午上尋,披頭更向辰宮究。流年諸殺與諸凶,逆認地支輪宮守。

この歌訣は歳駕の後の諸神煞の起法を講ず。用法は年支より逆に数えよ。子年を例と為す。紅鸞は卯宮より首を起こし、天喜はその対宮の酉宮。血刃・浮沈および解神は皆戌宮に在り、この一位は牽掣最も緊にして、留意を須す。天哭は午宮に到りて求むべし。披頭は則ち辰宮に求め得べし。子年のこの一圈を定めたる後、其余の年份はただ年支に拠りて逆に輪転し、各煞は依次宮を挪し、流年の諸般の凶煞は皆推し出す能うべし。

羊刃詳解例

以年橫取:甲、丙戊、庚、壬。卯為刃宮,午為刃宮,酉為刃宮,子為刃宮。陽刃、忌晝:火為刃星,日為刃星,金為刃星,土為刃星。四火刃度,四日刃度,四金刃度,四土刃度。酉為刃宮,子為刃宮,卯為刃宮,午為刃宮。飛刃、生人:金為刃星,土為刃星,火為刃星,日為刃星。四金刃度,四土刃度,四火刃度,四日刃度。

この表は年干に拠りて横に査べ、まず五陽干の中の甲、丙と戊、庚、壬の四欄を列す。第一行は陽刃の刃宮。甲年は卯宮、丙戊年は午宮、庚年は酉宮、壬年は子宮。陽刃は最も昼に生まれた人を忌む。第二行は刃星。甲年は火星を以て刃星と為し、丙戊年は太陽を以て刃星と為し、庚年は金星を以て刃星と為し、壬年は土星を以て刃星と為す。第三行は刃度。甲年は四つの火度を以て刃度と為し、丙戊年は四つの日度を以て刃度と為し、庚年は四つの金度を以て刃度と為し、壬年は四つの土度を以て刃度と為す。以下の三行は飛刃にして、陽刃の対宮を取る。甲年の飛刃は酉宮、丙戊年は子宮、庚年は卯宮、壬年は午宮。飛刃の刃星は、甲年は金星、丙戊年は土星、庚年は火星、壬年は太陽。飛刃の刃度は、則ちそれぞれ四金度・四土度・四火度・四日度。

以年橫取:乙、丁己、辛、癸。辰為刃宮,未為刃宮,戌為刃宮,丑為刃宮。陰刃、忌夜:金為刃星,月為刃星,火為刃星,土為刃星。四金刃度,四月刃度,四火刃度,四土刃度。戌為刃宮,丑為刃宮,辰為刃宮,未為刃宮。飛刃、生人:火為刃星,土為刃星,金為刃星,月為刃星。四火刃度,四土刃度,四金刃度,四月刃度。自刃年:壬子、癸丑、丙午、丁未、戊午、己未。飛刃年:壬午、癸未、丙子、丁丑、戊子、己丑。

この表は年干に拠りて横に五陰干を査べ、乙、丁と己、辛、癸の四欄に分かつ。陰刃の刃宮、乙年は辰宮、丁己年は未宮、辛年は戌宮、癸年は丑宮。陰刃は最も夜に生まれた人を忌む。陰刃の刃星、乙年は金星、丁己年は太陰、辛年は火星、癸年は土星。陰刃の刃度は、それぞれ四金度・四月度・四火度・四土度。以下は飛刃にして、依然陰刃の対宮を取る。乙年の飛刃は戌宮、丁己年は丑宮、辛年は辰宮、癸年は未宮。飛刃の刃星は、乙年は火星、丁己年は土星、辛年は金星、癸年は太陰。飛刃の刃度は、それぞれ四火度・四土度・四金度・四月度。別に両組の年份を列す。干支の本身が自ら刃を帯ぶを「自刃年」と呼び、すなわち壬子・癸丑・丙午・丁未・戊午・己未。干支の本身が飛刃を帯ぶを「飛刃年」と呼び、すなわち壬午・癸未・丙子・丁丑・戊子・己丑。

經云:且如倒限一說,根挨度數而推,有殺刃者,遇太歲必傷,無殺刃者,縱凶不死,故刃利害。又云:無殺刃豈能傷乎,蓋羊刃者,其論有六,有陰刃,有陽刃,有飛刃,有刃宮,有刃星,有刃度,故晝生忌陽刃,夜生忌陰刃,以甲、丙、戊、庚、壬生人為陽,以乙、丁、己、辛、癸生人為陰。假如陽刃例,甲年卯為刃宮,火為刃星,四火刃度。又如陰刃例,乙年辰為刃宮,金為刃星,四金刃度也。

経にいう、「倒限」のこの一説に講ずるに至りては、度数に挨りて一歩一歩推せよと。命の裏に殺を帯び刃を帯ぶ人は、行限が太歳に撞上すれば必ず傷を受け、殺刃を帯びざる人は、縦い限度凶険なるも送命に至らず。見るべし、刃の利害の多大なることを。又いう、殺刃無くんば、怎んぞ人を傷つけることを得んや。羊刃のこの事は共に六層の講究あり。陰刃あり、陽刃あり、飛刃あり、刃宮あり、刃星あり、刃度あり。故に昼に生まれた人は陽刃を忌み、夜に生まれた人は陰刃を忌む。甲・丙・戊・庚・壬年生まれの人は陽と算し、乙・丁・己・辛・癸年生まれの人は陰と算す。例を挙げて言えば、陽刃の例は、甲年は卯宮を以て刃宮と為し、火星を以て刃星と為し、四つの火度を以て刃度と為す。陰刃の例は、乙年は辰宮を以て刃宮と為し、金星を以て刃星と為し、四つの金度を以て刃度と為す。六層俱に具わりて、凶性始めて斉備と算す。

馬前諸殺例,以年支起驛馬取。驛六華劫災天地年月亡將扳,馬害蓋殺殺殺殺殺殺神星鞍。申子辰:寅卯辰巳午未申酉戌亥子丑。寅午戌:申酉戌亥子丑寅卯辰巳午未。巳酉丑:亥子丑寅卯辰巳午未申酉戌。亥卯未:巳午未申酉戌亥子丑寅卯辰。申子辰人馬居寅,寅午戌人馬居申,巳酉丑人馬在亥,亥卯未人馬在巳。

この表は年支の三合局を以て駅馬を起こし、再び駅馬より下へ順に十二位の神煞を排す。表頭の両行は竪に読み、依次は、駅馬・六害・華蓋・劫殺・災殺・天殺・地殺・年殺・月殺・亡神・将星・扳鞍。申子辰年生まれの人は寅宮より起排し、依次は寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥・子・丑。寅午戌年生まれの人は申宮より起排し、依次は申・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未。巳酉丑年生まれの人は亥宮より起排し、依次は亥・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌。亥卯未年生まれの人は巳宮より起排し、依次は巳・午・未・申・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰。故にいう、申子辰年生まれの人の駅馬は寅に在り、寅午戌年生まれの人の駅馬は申に在り、巳酉丑年生まれの人の駅馬は亥に在り、亥卯未年生まれの人の駅馬は巳に在り。

五行長生例,以生年納音所取。生敗冠官旺衰病死墓絕胎養。木:亥子丑寅卯辰巳午未申酉戌。火:寅卯辰巳午未申酉戌亥子丑。土水:申酉戌亥子丑寅卯辰巳午未。金:巳午未申酉戌亥子丑寅卯辰。生即長生,敗即沐浴,冠即冠帶,官即臨官,帝即帝旺。

この表は出生年の納音五行に拠りて長生十二位を査ぶ。表頭の十二格は依次、生・敗・冠・官・旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養。納音の木に属する人は、亥宮より長生を起こし、依次は亥・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌。納音の火に属する人は、寅宮より長生を起こし、依次は寅・卯・辰・巳・午・未、申・酉・戌、亥・子・丑。納音の土に属する人と水に属する人とは共用の一行にして、申宮より長生を起こし、依次は申・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未。納音の金に属する人は、巳宮より長生を起こし、依次は巳・午・未・申・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰。表頭の簡称は還元を要す。「生」は長生、「敗」は沐浴、「冠」は冠帯、「官」は臨官、「帝」は帝旺。

天干化曜星例,以年干橫取。年干:甲乙丙丁戊己庚辛壬癸。天祿:主享祿,火孛木金土月水氣計羅。天暗:主闇昧,孛木金土月水氣計羅火。天福:主獲福,木金土月水氣計羅火孛。天耗:主破耗,金土月水氣計羅火孛木。天蔭:主廕庇,土月水氣計羅火孛木金。天貴:主嗣貴,月水氣計羅火孛木金土。天刑:主犯刑,水氣計羅火孛木金土月。天印:主有印,氣計羅火孛木金土月水。天囚:主囚禁,計羅火孛木金土月水氣。天權:主重權,羅火孛木金土月水氣計。

これは十干化曜の総表にして、年干に拠りて左より右へ横に査べ、十欄は依次甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸。「天禄」は俸禄を享受するを主り、十干は依次火・孛・木・金・土・月・水・気・計・羅に化す。「天暗」は晦暗不明を主り、依次孛・木・金・土・月・水・気・計・羅・火に化す。「天福」は福分を獲得するを主り、依次木・金・土・月・水・気・計・羅・火・孛に化す。「天耗」は破財耗散を主り、依次金・土・月・水・気・計・羅・火・孛・木に化す。「天蔭」は父母の蔭庇を主り、依次土・月・水・気・計・羅・火・孛・木・金に化す。「天貴」は子嗣の顕貴を主り、依次月・水・気・計・羅・火・孛・木・金・土に化す。「天刑」は刑法を触犯するを主り、依次水・気・計・羅・火・孛・木・金・土・月に化す。「天印」は印信を掌有するを主り、依次気・計・羅・火・孛・木・金・土・月・水に化す。「天囚」は牢獄囚禁を主り、依次計・羅・火・孛・木・金・土・月・水・気に化す。「天権」は重権を執掌するを主り、依次羅・火・孛・木・金・土・月・水・気・計に化す。見出すべし、十行はただ同一の串の星曜を依次一格ずつ錯位せしめたに過ぎず、首行を記憶すれば便ち全表を推し出す能うべし。

天官:主官星,氣水羅計孛火金木月土。生官:主官高,月土氣水羅計孛火金木。傷官:主壞名,金木月土氣水羅計火孛。祿元:主有祿,木火水日水日水金木土。馬元:主利動,驛馬宮主是又曰貴元。仁元:主延年,木木火火土土金金水水。壽元:主壽考。

上の表に接続し、依然年干の甲より癸まで横に査ぶ。「天官」は官星を主り、十干は依次紫気・水・羅睺・計都・月孛・火・金・木・太陰・土を取る。「生官」は官位高きを主り、依次太陰・土・紫気・水・羅睺・計都・月孛・火・金・木を取る。「傷官」は名声を敗壊するを主り、依次金・木・太陰・土・紫気・水・羅睺・計都・火・月孛を取る。「禄元」は俸禄有るを主り、依次木・火・水・太陽・水・太陽・水・金・木・土を取る。「馬元」は走動に利あるを主り、それは干に拠りて曜を配せずして、駅馬の所在する宮の宮主星を以て準と為し、また「貴元」と呼ぶ。「仁元」は延年益壽を主り、依次木・木・火・火・土・土・金・金・水・水を取り、すなわち両干が共用の一行なり。「寿元」は寿数の長短を主り、取法は下文の納音表を見よ。

甲子、乙丑、壬申、癸酉、庚辰、辛巳、甲午、乙未、壬寅、癸卯、庚戌、辛亥金。丙寅、丁卯、甲戌、乙亥、戊子、己丑、丙申、丁酉、甲辰、乙巳、戊午、己未火。戊辰、己巳、壬午、癸未、庚寅、辛卯、戊戌、己亥、壬子、癸丑、庚申、辛酉木。庚午、辛未、戊寅、己卯、丙戌、丁亥、庚子、辛丑、戊申、己酉、丙辰、丁巳土。丙子、丁丑、甲申、乙酉、壬辰、癸巳、丙午、丁未、甲寅、乙卯、壬戌、癸亥水。

これは「寿元」に用いる納音の帰類表にして、六十甲子を五行に拠りて五組に分かつ。金に属する十二組の干支は、甲子・乙丑・壬申・癸酉・庚辰・辛巳・甲午・乙未・壬寅・癸卯・庚戌・辛亥。火に属するは、丙寅・丁卯・甲戌・乙亥・戊子・己丑・丙申・丁酉・甲辰・乙巳・戊午・己未。木に属するは、戊辰・己巳・壬午・癸未・庚寅・辛卯・戊戌・己亥・壬子・癸丑・庚申・辛酉。土に属するは、庚午・辛未・戊寅・己卯・丙戌・丁亥・庚子・辛丑・戊申・己酉・丙辰・丁巳。水に属するは、丙子・丁丑・甲申・乙酉・壬辰・癸巳・丙午・丁未・甲寅・乙卯・壬戌・癸亥。出生年の干支のどの一行に属するかを査べ、すなわちどの一行の五行の星を取りて寿元星と作し、再びそれの盤上の旺衰を看て、以て寿数の長短を断ず。

天干吉凶星例,以年干橫取。年干:甲乙丙丁戊己庚辛壬癸。文星:主能文,羅計金火金氣木土日月。魁星:主奪魁,月日羅計火金水孛氣水。官星:主官職,氣水羅計孛火金木月土。印星:主掌印,木日火月土羅金計水孛。催官:主催升,金水日羅木氣孛土月計。祿神:主食祿,木水計羅土火金氣日月。喜神:主喜慶,羅計氣水月土金木孛火。科名:主標名,木木火火土土金金水水。

これは天干吉凶星の総表にして、依然年干の甲より癸まで横に査ぶ。「文星」は能文を主り、十干は依次羅睺・計都・金・火・金・紫気・木・土・太陽・太陰を取る。「魁星」は魁首を奪取するを主り、依次太陰・太陽・羅睺・計都・火・金・水・月孛・紫気・水を取る。「官星」は官職を主り、依次紫気・水・羅睺・計都・月孛・火・金・木・太陰・土を取る。「印星」は印信を掌るを主り、依次木・太陽・火・太陰・土・羅睺・金・計都・水・月孛を取る。「催官」は昇遷を催動するを主り、依次金・水・太陽・羅睺・木・紫気・月孛・土・太陰・計都を取る。「禄神」は俸禄を食むを主り、依次木・水・計都・羅睺・土・火・金・紫気・太陽・太陰を取る。「喜神」は喜慶の事を主り、依次羅睺・計都・紫気・水・太陰・土・金・木・月孛・火を取る。「科名」は名を科榜に標するを主り、依次木・木・火・火・土・土・金・金・水・水を取り、両干が一星を共用す。

科甲:主登第,以命宮對宮宮主是即妻星也。祿勳:主勳祿,寅卯巳午巳午申酉亥子。陽刃:主橫禍,卯辰午未午未酉戌子丑。飛刃:同前斷,酉戌子丑子丑卯辰午未。唐符:主重權,唐符即飛刃也、並凶則以飛刃斷、會吉則以唐符論。國印:主掌印,戌亥丑寅丑寅辰巳未申。天乙:晝貴人,未申酉亥丑子丑寅卯巳。玉堂:夜貴人,丑子亥酉未申未午巳卯。文昌:利小試,巳午申酉申酉亥戌寅卯。天廚:宜食廩,巳午子巳午申寅午酉亥。

上の表に接続す。「科甲」は登第中式を主り、それは年干に拠りて曜を配せずして、命宮対宮の宮主星を取る。この星すなわちこれ妻星なり。「禄勲」は勲位俸禄を主り、十干は依次寅・卯・巳・午・巳・午・申・酉・亥・子の各宮に在り。「陽刃」は横禍を主り、依次卯・辰・午・未・午・未・酉・戌・子・丑の各宮に在り。「飛刃」は断法は陽刃と同じく、依次酉・戌・子・丑・子・丑・卯・辰・午・未の各宮に在り。「唐符」は重権を執掌するを主り、唐符は実はすなわち飛刃なり。凶星と併せて一処に在れば、すなわち飛刃に拠りて禍を論じ、吉星と会して一処に在れば、すなわち唐符に拠りて福を論ず。「国印」は印を掌るを主り、依次戌・亥・丑・寅・丑・寅・辰・巳・未・申の各宮に在り。「天乙」は昼貴人にして、依次未・申・酉・亥・丑・子・丑・寅・卯・巳の各宮に在り。「玉堂」は夜貴人にして、依次丑・子・亥・酉・未・申・未・午・巳・卯の各宮に在り。「文昌」は小考に利あり、依次巳・午・申・酉・申・酉・亥・戌・寅・卯の各宮に在り。「天厨」は衣食俸廩を主り、依次巳・午・子・巳・午・申・寅・午・酉・亥の各宮に在り。

地支吉凶星例一,以年支橫取。年支:子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。爵星:主爵尊,土水木氣孛木水火火金金水。天馬:主調升,火計水木火計水木火計水木。地驛:主遷除,木水金火木水金火木水金火。血支:主血光,木土土木火金水日月水金火。血忌:主血毒,日土土月木水火金金火水木。產星:主產難,金水木火金水木火金水木火。歲殿:宜登殿,以歲駕起甲順數遇生年干是。歲駕:宜登駕,子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。太歲:怕並凶,子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。

これは地支吉凶星の第一表で、年支に拠りて子より亥まで横に査ぶ。「爵星」は爵位の尊顕を主り、十二支は依次土・水・木・紫気・月孛・木・水・火・火・金・金・水を取る。「天馬」は調動昇遷を主り、依次火・計都・水・木・火・計都・水・木・火・計都・水・木を取る。「地駅」は遷調除授を主り、依次木・水・金・火・木・水・金・火・木・水・金・火を取る。「血支」は血光の災を主り、依次木・土・土・木・火・金・水・太陽・太陰・水・金・火を取る。「血忌」は血毒の疾を主り、依次太陽・土・土・太陰・木・水・火・金・金・火・水・木を取る。「産星」は生産の艱難を主り、依次金・水・木・火・金・水・木・火・金・水・木・火を取る。「歳殿」は星曜の殿に登るを宜しとし、支に拠りて曜を配せずして、歳駕の宮より甲を起こりて順に数え、出生年の天干の処に遇う即是なり。「歳駕」は星曜の駕に登るを宜しとし、すなわち年支の本宮で、依次子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥。「太歳」は凶煞と併せ処るを怕れ、位置もまた年支の本宮と同じ。

劍鋒:怕迭刃。伏尸:怕逢凶。天空:殺喜空,丑寅卯辰巳午未申酉戌亥子。喪門:主喪服,寅卯辰巳午未申酉戌亥子丑。地雌:怕並殺。地喪:忌臨妻。地?:同前斷。貫索:主縲紲,卯辰巳午未申酉戌亥子丑寅。勾神:同前斷。五鬼:主詞訟,辰巳午未申酉戌亥子丑寅卯。官符:同前斷。飛符:同前斷。年符:同前斷。

上の表に接続し、この幾位は歳駕と同宮にするか、あるいは依次歳駕の後に排す。「剣鋒」は陽刃と重曡するを怕る。「伏尸」は凶星に遇うを怕る。この両位は皆歳駕の本宮に寄す。故に表中に別に宫位を列せず。「天空」は煞星にして、却って落空を喜び、十二支は依次丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥・子に在り。「喪門」は孝服喪事を主り、依次寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥・子・丑に在り。同位の「地雌」は煞と併ぶを怕り、「地喪」は妻宮に臨むを忌み、「地?」の断法は前と同じ。「貫索」は牢獄縲紲を主り、依次卯・辰・巳・午・未、申・酉・戌・亥・子・丑・寅に在り。同位の「勾神」の断法は同じ。「五鬼」は詞訟是非を主り、依次辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥・子・丑・寅、卯に在り。同位の「官符」「飛符」「年符」の断法は皆五鬼と同じ。

地支吉凶星例二,以年支橫取。年支:子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。月德:主化凶,巳午未申酉戌亥子丑寅卯辰。死符:身命忌。小耗:田財忌。歲破:同前,午未申酉戌亥子丑寅卯辰巳。大耗:同前。闌干:命限忌。暴敗:同前,未申酉戌亥子丑寅卯辰巳午。天厄:同前。白虎:命宮忌,申酉戌亥子丑寅卯辰巳午未。天雄:同前。天德:能化煞,酉戌亥子丑寅卯辰巳午未申。捲舌:命限忌。絞殺:同前。天狗:子宮忌,戌亥子丑寅卯辰巳午未申酉。弔客:主弔孝。病符、驀越:主疾病,亥子丑寅卯辰巳午未申酉戌。

これは地支吉凶星の第二表で、依然年支に拠りて子より亥まで横に査べ、各位の神煞は依次歳駕の後に排す。「月徳」は凶気を化解し得、十二支は依次巳・午・未・申・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰に在り。同位の「死符」は身宮命宮の忌む所、「小耗」は田宅財帛の忌む所。「歳破」は依次午・未・申・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰・巳に在り。同位の「大耗」の断法は同じ、「闌干」は命宮行限の忌む所。「暴敗」は依次未・申・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰・巳・午に在り。同位の「天厄」の断法は同じ。「白虎」は命宮の忌む所にして、依次申・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未に在り。同位の「天雄」の断法は同じ。「天徳」は凶煞を化解し得、依次酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申に在り。同位の「巻舌」は命限の忌む所、「絞殺」の断法は同じ。「天狗」は子女宮の忌む所にして、依次戌・亥・子・丑、寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉に在り。同位の「吊客」は吊喪の事を主る。「病符」と「蓦越」は疾病を主り、依次亥・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉、戌に在り。

地支吉凶星例三,以年支橫取。年支:子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。的殺:主破敗,巳丑酉巳丑酉巳丑酉巳丑酉。破碎:同上。咸池:主色慾,酉午卯子酉午卯子酉午卯子。桃花:主淫泆。大殺:主橫禍,申酉戌巳午未寅卯辰亥子丑。飛廉:主非災。孤辰:主孤克,寅寅巳巳巳申申申亥亥亥寅。寡宿:主寡居,戌戌丑丑丑辰辰辰未未未戌。三刑:主刑傷,卯戌巳午辰申午丑寅酉未亥。六害:主克害,未午巳辰卯寅丑子亥戌酉申。劫殺:主劫破,巳寅亥申巳寅亥申巳寅亥申。亡神:主危亡,亥申巳寅亥申巳寅亥申巳寅。

これは地支吉凶星の第三表で、依然年支に拠りて子より亥まで横に査ぶ。「的殺」は破敗を主り、十二支は依次巳・丑・酉・巳・丑・酉・巳・丑・酉・巳・丑・酉に在り。「破碎」はこれと同位同断なり。「咸池」は色欲を主り、依次酉・午・卯・子の四宮を循环三周す。「桃花」はこれと同位にして、淫佚放縦を主る。「大殺」は横禍を主り、依次申・酉・戌・巳・午・未、寅・卯・辰・亥・子・丑に在り。「飛廉」はこれと同位にして、意外の災を主る。「孤辰」は孤独刑剋を主り、依次寅・寅・巳・巳・巳・申・申・申・亥・亥・亥・寅に在り。「寡宿」は寡居を主り、依次戌・戌・丑・丑・丑・辰・辰・辰・未・未・未・戌に在り。「三刑」は刑傷を主り、依次卯・戌・巳・午・辰・申、午・丑・寅・酉・未・亥に在り。「六害」は剋害を主り、依次未・午・巳・辰・卯・寅・丑・子・亥・戌・酉・申に在り。「劫殺」は劫奪破財を主り、依次巳・寅・亥・申の四宮を循环三周す。「亡神」は危亡を主り、依次亥・申・巳・寅の四宮を循环三周し、正に劫殺と相対す。通じてこの一表を看れば発見し得べし。およそ三合局に拠りて起こる煞、例えば的殺・咸池・大殺・劫殺・亡神は、皆四支を一循环と為し、表を査ぶる時はただ四宮の次序を記憶すれば可なり。およそ方位に拠りて起こる煞、例えば孤辰・寡宿は、則ち三支を一組と為し、年支の所属する方位に随いて位を挪す。至りて三刑・六害は、各支の対する所同じからず、逐一記憶熟するのほか無し。これらの煞は身宮・命宮あるいは行限の到る所に落ちてこそ真に作用を起こし、閑宮に落ちれば則ち深く究むるに及ばず。

空亡:主少積,甲子、丙寅、戊辰、庚午、壬申;戌。乙丑、丁卯、己巳、辛未、癸酉;亥。甲戌、丙子、戊寅、庚辰、壬午;申。孤虛:主孤寡,乙亥、丁丑、己卯、辛巳、癸未;酉。甲申、丙戌、戊子、庚寅、壬辰;午。乙酉、丁亥、己丑、辛卯、癸巳;未。空亡對:甲午、丙申、戊戌、庚子、壬寅;辰。乙未、丁酉、己亥、辛丑、癸卯;巳。甲辰、丙午、戊申、庚戌、壬子;寅。宮孤虛:乙巳、丁未、己酉、辛亥、癸丑;卯。甲寅、丙辰、戊午、庚申、壬戌;子。乙卯、丁巳、己未、辛酉、癸亥;丑。

この一段は「空亡」と「孤虚」の具体の干支対照を列挙す。読む時は左辺の四つの標目を連ねて看よ。「空亡」「孤虚」と「空亡対宮孤虚」の三項なり。空亡は积蓄を住せざるを主る。生年が甲子・丙寅・戊辰・庚午・壬申の者は空は戌に在り、乙丑・丁卯・己巳・辛未・癸酉の者は空は亥に在り、甲戌・丙子・戊寅、庚辰・壬午の者は空は申に在り、乙亥・丁丑・己卯・辛巳・癸未の者は空は酉に在り、甲申・丙戌・戊子・庚寅・壬辰の者は空は午に在り、乙酉、丁亥・己丑・辛卯・癸巳の者は空は未に在り、甲午・丙申・戊戌・庚子・壬寅の者は空は辰に在り、乙未・丁酉・己亥・辛丑・癸卯の者は空は巳に在り、甲辰・丙午・戊申・庚戌・壬子の者は空は寅に在り、乙巳・丁未・己酉、辛亥・癸丑の者は空は卯に在り、甲寅・丙辰・戊午・庚申・壬戌の者は空は子に在り、乙卯・丁巳・己未・辛酉・癸亥の者は空は丑に在り。孤虚は孤单鰥寡を主り、空亡の対宮を取れば即是なり。故に上に列する各支の対宮すなわち本命の孤虚の地なり。

地支吉凶星例四,以年支橫取。年支:子丑寅卯辰己午未申酉戌亥。紅鸞:主喜事,卯寅丑子亥戌酉申未午巳辰。天喜:同前,酉申未午巳辰卯寅丑子亥戌。血刃:主血光,戌酉申未午巳辰卯寅丑子亥。浮沉:主沒溺,戌酉申未午巳辰卯寅丑子亥。天解:主解難,戌酉申未午巳辰卯寅丑子亥。地解:主釋凶,未未申申酉酉戌戌亥亥午午。天哭:主哭泣,午巳辰卯寅丑子寅戌酉申未。披頭:主孝服,辰卯寅丑子亥戌酉申未午巳。黃旛:命限忌,辰丑未戌辰丑未戌辰丑未戌。豹尾:同上,戌未辰丑戌未辰丑戌未辰丑。

これは地支吉凶星の第四表で、依然年支に拠りて子より亥まで横に査ぶ。「紅鸞」は婚姻喜事を主り、十二支は依次卯・寅・丑・子・亥・戌・酉・申・未・午・巳・辰に在り、これは逆に排するなり。「天喜」は紅鸞と対宮にして、依次酉・申・未・午・巳・辰・卯・寅・丑・子・亥・戌に在り。「血刃」は血光を主り、依次戌・酉・申・未・午・巳・辰・卯・寅・丑・子・亥に在り。「浮沈」は溺水没頂を主り、「天解」は危難を解除するを主り、両位は血刃と同位同排なり。「地解」は凶険を釈し去るを主り、依次未・未・申・申・酉・酉・戌・戌・亥・亥・午・午に在り。「天哭」は哭泣憂傷を主り、依次午・巳・辰・卯・寅・丑・子・寅・戌・酉、申・未に在り。「披頭」は孝服を主り、依次辰・卯、寅・丑・子・亥・戌・酉・申・未・午・巳に在り。「黄旛」は命宮行限の忌む所にして、依次辰・丑・未・戌の四宮を循环三周す。「豹尾」は断法同じく、依次戌・未・辰・丑の四宮を循环三周し、恰も黄旛と対沖す。この一表に列する所は多く流年吉凶の神なり。紅鸞・天喜は嫁娶添丁の一類の喜事を主り、天解・地解は人に替わりて厄を解き凶を釈すること能う。其余の血刃・浮沈・天哭・披頭・黄旛・豹尾は則ち各々血光・溺水・悲泣・孝服と旗旛の喪を招くの象を主る。用いる時はまず年支に拠りて各煞の所在を査出し、再びそれが身宮・命宮・夫妻宮あるいは行限の上に落ちるか否かを看よ。要位に落ちて始めて応験し、閑宮に落ちれば略する可し。別に留意を要す。表頭の年支の一行の中の「己」は「巳」と作すべく、底本の刻写の誤なり。

甲子、庚午、乙亥、辛巳、丙戌、壬辰、丁酉、戊申、癸丑、己未;子。己巳、甲戌、庚辰、乙酉、辛卯、丙申、壬寅、丁未、戌午、癸亥;卯。擎天:命限忌,庚寅、辛丑、壬子;辰。戊辰、癸酉、己卯、甲申、乙未、丙午、丁巳;巳。己丑、庚子、戊寅、辛亥、壬戌;午。游奕;命限忌,乙巳、丁卯、甲午、丙戌、癸未;未。丙寅、壬申、丁丑、戊子、己亥、庚戌、辛酉;申。癸巳、甲辰、乙卯;酉。乙丑、辛未、丙子、壬午、丁亥、戊戌、己酉、甲寅、庚申;戌。癸卯;亥。已上皆是擎天之位游奕對宮。

この一段は「擎天」と「游奕」の両煞の干支対照を列挙す。両者は皆命宮行限の忌む所なり。査法は生年干支のどの一組に落ちるかを看て、あの一組の末尾に標する地支すなわち擎天の位なり。生年が甲子・庚午・乙亥・辛巳・丙戌・壬辰・丁酉・戊申・癸丑、己未の者は擎天は子に在り、己巳・甲戌・庚辰、乙酉・辛卯・丙申・壬寅・丁未・戊午・癸亥の者は卯に在り、庚寅・辛丑・壬子の者は辰に在り、戊辰・癸酉・己卯・甲申、乙未・丙午・丁巳の者は巳に在り、己丑・庚子・戊寅・辛亥・壬戌の者は午に在り、乙巳・丁卯、甲午・丙戌・癸未の者は未に在り、丙寅・壬申・丁丑・戊子・己亥・庚戌・辛酉の者は申に在り、癸巳・甲辰・乙卯の者は酉に在り、乙丑・辛未・丙子・壬午・丁亥・戊戌・己酉・甲寅・庚申の者は戌に在り、癸卯の者は亥に在り。以上に標出するは皆擎天の所在の位にして、而して游奕はすなわち擎天の対宮を取る。

擎天屬火,游奕屬水,以六十花甲隔節佈於十宮,起於子,終於卯,而丑寅不與未申飛變者,以河漢始於丑寅,終於未申,而擎天屬火,不入故也。其殺:男怕擎天,女怕游奕,皆主刑剋。

擎天は五行の上で火に属し、游奕は水に属す。この両煞の排法は、六十甲子を節気に隔てて十個の宮の裏に分布せしめ、子宮より起排して卯宮に至りて結ぶ。何を以てか丑・寅の両宮は参与せず、未・申の両宮もまたこれに随いて飛変せざるか。天河が天上に横亘し、丑寅に起こりて未申に止む、この四宮は水漢の経る所の地にして、而して擎天は火に属し、火は水の中に入る能わず。故に避けて排せざるなり。至りて両煞の応験は、男子は擎天を怕れ、女子は游奕を怕れ、之を犯すは皆刑剋傷損を主る。

五行四時例:旺、相、休、囚、死。正月二月孟仲春:木、火、水、金、土。四月五月孟仲夏:火、土、木、水、金。三六九月十二月四季季:土、金、火、木、水。七月八月孟仲秋:金、水、土、火、木。十月十一月孟仲冬:水、木、金、土、火。

この表は四季五行の旺・相・休・囚・死の五種の状態を列挙す。横頭は依次旺・相・休・囚・死。正月・二月は春季の孟月と仲月にして、この時木旺・火相・水休・金囚・土死。四月・五月は夏季の孟月と仲月にして、この時火旺・土相・木休・水囚・金死。三月・六月・九月・十二月は四季の季月にして、この時土旺・金相・火休・木囚・水死。七月・八月は秋季の孟月と仲月にして、この時金旺・水相・土休・火囚・木死。十月・十一月は冬季の孟月と仲月にして、この時水旺・木相・金休・土囚・火死。星曜の当令するや否やを査ぶるは、すなわちこの表に照らして生月を核対せよ。

五行之道,有氣有質,還相本而迭相竭者也。故當時者,旺我生者相,生我者休,克我者囚,我克者死。萬物非時不生,觀星非時不驗,星盤之中、四時之星,不一因其時令、察其盛衰,則福之厚薄、禍之淺深,自有稱量於其間矣。

五行の道理は、気有り又質有り、彼此互いに根本と為り、又輪流に此れ消え彼れ長ず。故に当令するあの一行を「旺」と呼び、我の生ずる所のあの一行を「相」と呼び、我を生ずるあの一行はすでに力量を交与し去りしを因りて「休」と呼び、我を剋するあの一行は当令の気に抑えられて「囚」と呼び、我の剋する所のあの一行を「死」と呼ぶ。万物は時令に到らざれば生長せず、星を観るに時令に合せざれば応験せず。一張の星盤の中、四時の主る所の星は各々相同じからず。ただ生時の時令に依りて每顆の星の盛衰を察看すれば、すなわち福気の厚薄・災禍の深浅は自然に衡量の準繩有らん。

張果星宗 巻三

諸吉星捷法例

以年干從寅上起,甲、丙、戊、庚、壬,故謂之五虎遁。假如甲子年,即甲己之年丙作首,即丙寅是也,餘仿此。天元祿:以虎順命何干化祿是。地元祿:以卦逆命何干屬某是。人元祿:以虎順官何干受克是。天經:以虎順命何干屬某是。地緯:以命宮支神所屬某是。天馬:以虎順官何干祿支是。地驛:以官馬支神所屬某是。職元:以卦順命何干化祿是。局元:以職干合何干化祿是。

五虎遁の用法は、出生年の天干を以て準と為し、寅宮の上より頭を起こし、起こる所の天干は甲・丙・戊・庚・壬の五つの陽干を出ず。皆寅(虎)宮より起こるを以て、故に「五虎遁」と呼ぶ。例えば甲子年生まれの人は、甲年と己年とは一律に丙を以て首と為し、寅宮すなわち丙寅なり。其余の各年は此に照らして類推す。以下は前面に講じたる九星の起法を帰納して速査の口訣と為す。「天元禄」は虎遁を用いて順に命宮に数え、得る所の干の化出する曜を取る。「地元禄」は卦気より逆に命宮に数え、得る所の干の本身の五行を取る。「人元禄」は虎遁を用いて順に官禄宮に数え、得る所の干を剋し住するあの一行を取る。「天経」は虎遁を用いて順に命宮に数え、得る所の天干の五行を取る。「地緯」は命宮の地支の五行を取る。「天馬」は虎遁を用いて順に官禄宮に数え、得る所の干の禄の所在の支を取る。「地駅」は官禄宮の駅馬の支の五行を取る。「職元」は卦気より順に命宮に数え、得る所の干の化出する曜を取る。「局元」は職元の干と相合するあの干の化する所の曜を取る。

月建吉凶星例

正二三四五六七八九十十一十二。月廉:申酉戌亥子丑寅卯辰巳午未。月殺:戌巳午未寅卯辰亥子丑申酉。天耗:子寅辰午申戌子寅辰午申戌。地耗:酉亥丑卯己未酉亥丑卯己未。月符:午未申酉戌亥子丑寅卯辰巳。值難:日日月月火羅水孛木氣金金。注受:子亥戌酉戌亥子丑寅卯寅丑。斗標:以戌時加月建宮順數生時是。卦氣:以卦逆晝日夜月何干祿宮是。斗標者,北斗之柄也,此星至尊,凡人之命遇此星指之,主為人尊重;凡帝王之命,多有之苟,無斗柄指之,雖為帝王,亦少尊嚴。此星術家多不知作何所取用也。

この表は出生の月份に拠りて横に査べ、表頭は正月より十二月までなり。「月廉」は依次申・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未に在り。「月殺」は依次戌・巳・午・未・寅・卯・辰・亥・子・丑・申・酉に在り。「天耗」は依次子・寅・辰・午・申・戌に在り、再び一轮を循环す。「地耗」は依次酉・亥・丑・卯・巳・未に在り、再び一轮を循环す(表中の「己」は「巳」の誤なり)。「月符」は依次午・未・申・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・辰・巳に在り。「值難」は宮を取らずして星を取り、依次太陽・太陽・太陰・太陰・火星・羅睺・水星・月孛・木星・紫気・金星・金星なり。「注受」は依次子・亥・戌・酉・戌・亥・子・丑・寅・卯・寅・丑に在り。「斗標」は宫位を列せず、戌時を用いて月建の宮の上に加え順に生時に数え到れば即ち得。「卦気」もまた宫位を列せず、卦気の位より逆に昼生の太陽の宮あるいは夜生の太陰の宮に数え到り、得る所の干の禄宮を取る。末後に特別に申明す。斗標はすなわち北斗の斗柄にして、この星は最も尊貴なり。およそ凡人の命これに指さるれば、人と為りて人の敬重を受く。帝王の命は多半これ有り。倘若し斗柄の相指無ければ、縦い身帝王たるも威厳は色を減ず。惜しむべし、この星のいかに取用すべきかを、術家は大多明白せざるを。

定行限度法

百秒為一分、百分為一度、相貌限管十年、一年行三度、四個月行一度。宮祿限管十五年,一年行二度、六個月行一度。福德妻妾每限管十一年,一年行二度、七十二分七秒、四個月十二日行一度。遷移限管八年、一年行三度、七十五分三個月零六日行一度。疾厄限管七年、一年行四度,二十八分五十秒、二個月二十四日行一度。奴僕男女田宅每限管四年、半,一年行六度,六十分六秒,一個月二十四日行一度,兄弟財帛,每限管五年、一年行六度、兩個月行一度。

大限を推すにはまず每一宮の管する多少年・一年の行る多少度を知るを要す。換算の進位は一百秒を一分と為し、一百分を一度と為す。相貌宮のこの一限は十年を管り、一年に三度を行り、四ヶ月に一度を走るに合す。官禄宮のこの一限は十五年を管り、一年に二度を行り、六ヶ月に一度を走るに合す。福徳宮と妻妾宮とは每限各々十一年を管り、一年に二度七十二分七秒を行り、四ヶ月零十二日に一度を走るに合す。遷移宮のこの一限は八年を管り、一年に三度七十五分を行り、三ヶ月零六日に一度を走るに合す。疾厄宮のこの一限は七年を管り、一年に四度二十八分五十秒を行り、二ヶ月零二十四日に一度を走るに合す。奴僕宮・男女宮・田宅宮は每限各々四年半を管り、一年に六度六十分六秒を行り、一ヶ月零二十四日に一度を走るに合す。兄弟宮と財帛宮とは每限各々五年を管り、一年に六度を行り、二ヶ月に一度を走るに合す。十二宮の年数の長短は等しからず、行度の快慢もまたこれに随いて同じからず。限を推す時は須く本宮の度率に拠りて折算すべく、一概に論ずべからず。

逐年行限度法 · 欽天監校正授時過宮度図 · 命度図

張果星宗 巻四

先天心法(李某問答)

老仙曰:我之不與世遇無他,蓋世變人輕、不可與傳仙道,惟汝淳厚質樸可傳。?曰:仙道不願學也,但星命之中,願聞一二足矣。先天心法者,老仙有先天之機,觀天之命而得於心,其驗如神。故謂先天心法。仙曰:推命之術,言推命之理,必在乎精,宜詳細精研。先觀主曜,即命度主也,次察身星,即月躔處也,當以二十八宿為本,以三百六十五度為本源,十一曜為用。以木、火、土、金、水、日、月、氣、孛、羅、計為用神。

老仙張果がいう、我の世の人と相遇わざる所以は、別の緣故無く、ただ世道変り人心軽浮にして、仙道を彼らに伝うべからざるが故のみ。ただ汝の人と為りて淳厚質朴なるのみ、以て伝うべし。李某(底本の此の人の名字第二字は残缺、以下同じ)がいう、仙道は我並に学ばんと欲せず、ただ星命の一門の裏に一二の教を聴かんことを求むれば、すなわち満足せん。いわゆる「先天心法」とは、老仙が先天の機要を掌握し、仰いで天命を観て心に領会し、用いるに霊験神のごとしを以て、故に先天心法と称するなり。老仙がいう、命を推すこの術は、命を推すの理を講ず。務めて精を求め、仔細に钻研すべし。第一步はまず「主曜」を看よ。すなわち命度の主なり。第二步は再び「身星」を察せよ。すなわち太陰の躔する所の処なり。全套の推法は二十八宿を以て根本と為し、周天三百六十五度を以て本源と為し、十一曜を以て運用と為す。いわゆる用神とは、すなわち木・火・土・金・水・日・月・紫気・月孛・羅睺・計都のこの十一顆なり。

尊莫尊乎日月,日為眾曜之尊,月乃一身之主。美莫美於官福,官星顯而必貴,福星強而必榮。貴賤定格,如文武兩班,君臣慶會等格,或乾坤否塞,風雷相薄數例。貧富論財,如財居財位,田入田垣等局,或財星失陷,田逢空耗數例。賢愚識其高卑,賢者木氣扶身、金水坐命之類;愚者土孛混雜、金水背馳之例。壽夭究其元氣,壽者田星司令、壽元逢生之類;夭者主宿失垣,身星傍鬼之例。此先天之大要,繫先天心法之妙,是談星大要之旨。更有凡例具於後。且如命泊尾火虎,並箕水命者,以水火二星為主。

盤中の最も尊貴なるは日月に過ぎず。太陽は衆曜の尊にして、太陰は一身の主なり。最も美なるは官禄と福徳に過ぎず。官星が顕達すれば必ず貴を得、福星が強旺すれば必ず栄を得。貴賤を判ずるには格局を定むるを要す。よきは「文武両班」「君臣慶会」のごとく、悪しきは「乾坤否塞」「風雷相薄」のごとく、皆循むべき成例あり。貧富を論ずるには財を看るを要す。よきは財星の財帛宮に坐し、田主の田宅垣に入るがごとく、悪しきは財星の失陷、田宅宮の空亡と耗煞とに逢うがごとし。賢愚を辨ずるには高下を分かつを要す。賢なるは多くは木星紫気の身主を扶助し、金水の命に坐するの一類。愚なるは多くは土星と月孛との混雑、金水の背行して相顧みざるの一類。寿夭を究むるには元気を看るを要す。長寿なるは多くは田主の当令、寿元星の生に逢う。短命なるは多くは命主の宿の垣を失い、身星の緊く挨りて我を剋する星に在る。この幾条はすなわち先天の学の大綱にして、また先天心法の精妙の所在なり。星を談ずるの要旨は皆ここに在り。其余の細則は後面に列す。例を挙げて言えば、命宮が尾宿(尾火虎)あるいは箕宿(箕水豹)に落ちる人は、すなわち水・火の二星を以て主星と為す。

假此寅命例推之:其一,木同水入軫,月居井,日居昴,火躔尾,更得夜生,此則一品之命也。主人呼吸若雷,身長大,性剛強,有威權,更生天地之心,好山水之鄉,非凡人之命也。此言寅宮尾箕,坐命合格論也。其次,二曜朝陽,一星伴月,二品之命也。二曜火也,一星水也,火星朝君,水星輔日之類。

すなわちこの命宮の寅に在る例を用いて下へ推す。第一等の格局。木星と水星とが同じく軫宿に落ち、太陰は井宿に在り、太陽は昴宿に在り、火星は尾宿に躔し、加えるに夜に生まれたるは、これすなわち一品の命なり。この種の人は說話呼吸に雷鳴のごとき有り、身材高大にして、性情剛強にして、威権を掌握し、胸中にまた天地の心を存し、山水の郷を喜び、決して平常の人の命に非ず。以上にいう所は皆命宮の寅宮尾・箕の二宿に坐して合格するの情形なり。第二等の格局。両曜の太陽を朝拱し、一星の太陰に伴隨する有り、これは二品の命なり。いわゆる二曜は火星を指し、一星は水星を指す。すなわち火星の来りて君主の曜を朝し、水星の来りて太陽を輔佐するのこの一類の配置なり。

其三,火星入奎婁,金水會翼軫,太乙抱蟾,兼以命主逢生,身主得垣,福祿不背,皆二品至五品之命也。此言命主居垣,官福居祿,身星傍母之類。其四,火土得牛,長庚朝斗,水日坐天門,月到金牛,木臨箕壁,金水朝陽夜,火逢陽於虛,自五品以至雜流也。

第三等の格局。火星が奎宿・婁宿に進入し、金星と水星とが翼宿・軫宿に会合し、月孛が太陰を環抱し(いわゆる「太乙抱蟾」)、加えるに命主星の生に逢い、身主星の垣を得、福星禄星の皆背離せざるは、この一類は二品より五品までの命なり。此処にいうは正に命主の本垣に居り、官禄福徳の禄位に坐し、身星の緊く傍りて我を生ずる母星に在るのあの一類の配置なり。第四等の格局。火星と土星とが牛宿に落ち、太白金星(長庚)が斗宿に朝向し、水星と太陽とが亥宮の天門に坐し、太陰が酉宮の金牛に到り、木星が箕宿・壁宿に臨み、金水が夜に太陽を朝拱し、火星が虚宿の上に陽気に逢う。此の一類はすなわち五品の官より一直到る各種の雑流出身の人まで皆あり。

此下皆係寅宮坐命之論也:其五:合前等星或命度,主官祿,主受傷,身命不高,田財有好星拱夾,鉅富之命也。其六,身命稍入局,水木入命宮,醫卜之命也。其七,羅星入命,刑殺星高,武將之命也。其八,氣照身命,妻子官福俱背,或命主入三宮,皆僧道之命也。其九,身守遷移,主居六三,過房之命也。其十,主在前,殺在後,身命受克,八宮有惡星,皆殘疾之命也。

以下の各条もまた皆命宮の寅宮に坐するに就いて言うなり。第五等。前面にいう所のあのらの星に合するも、命度の主あるいは官禄の主の傷を受くれば、身宮命宮の格局は便ち高からず。ただし田宅財帛の両処に好星の拱夾有れば、すなわち大富の命なり。第六等。身宮命宮が勉强して格局に入り、水星と木星とが命宮に落ち入るは、これは医を行い卦を卜するを以て業と為すの命なり。第七等。羅睺が命に入り、刑殺の星がまた高位に居るは、これは武将の命なり。第八等。紫気が身宮命宮を照臨し、而して妻妾・子女・官禄・福徳の諸宮が皆背離して顧みざるか、あるいは命主星の第三宮に落ち入るか、これらは皆僧道の命なり。第九等。身宮が遷移宮に守り、命主がまた第六宮・第三宮に居るは、これは人に過継いで撫養せらるるの命なり。第十等。命主が前に在り凶煞が後に在り、身宮命宮の剋を受け、第八宮にまた悪星有るは、これらは皆身に残疾有るの命なり。

其十一,女命須身清、夫明、子秀,水火入垣,皆富貴之命也。其十二,身星弱,子星陷夫宮,雜金孛入命,娼妓之命也。其十三,又兼氣照身命,夫星受傷,子星受克,師尼之命也。其十四,身入遷移,孛羅計守命,夫宮受制,三嫁不休之命也。此先天之妙法,後學當融會之。論命如鑑照形,罔有不中者矣。

第十一等。女子の命は身宮の清純・夫宮の明朗・子女宮の秀發を要し、水星火星がまた各々垣に入るは、これらは皆富貴の命なり。第十二等。身星の衰弱し、子星の夫宮に陷落し、また金星・月孛の類の雑曜の命宮に落ち入る有るは、これは淪落して娼妓と為るの命なり。第十三等。上の一条の外に更に紫気の身宮命宮を照臨するを加え、夫星の傷を受け子星の剋せらるるは、これは出家して尼と為り女冠と為るの命なり。第十四等。身宮が遷移宮に落ち入り、月孛・羅睺・計都が命宮を守住し、夫宮がまた制せらるるは、これは再三改嫁して終身定まらざるの命なり。以上はすなわち先天心法の妙用にして、後学の人は融會貫通すべし。此に照らして命を論ずれば、鏡の形を照らすがごとく、中らざる無からん。

後天口訣(李某問答)

老仙曰:論命以斗杓、卦氣、唐符、國印、天雄、地雌為主。世俗術士,尚不能曉,何以知命。夫斗杓者,北斗之柄也;卦氣者,天祿之餘也;唐符者,值年之星也;國印者,朝廷之印也;天雄者,干象也;地雌者,坤象也。

老仙がいう、命を論ずるには斗杓・卦気・唐符・国印・天雄・地雌のこの六位を以て主と為すべし。世上の術士はこの六位が何物なるかをさえなお弄明白ならず、また怎んぞ命を知ると談ずるに及ばんや。この六位は各々来暦あり。いわゆる「斗杓」とは、すなわち北斗の斗柄。いわゆる「卦気」とは、天禄の外に剩る一分の余気。いわゆる「唐符」とは、值年当令するあの星。いわゆる「国印」とは、朝廷の授与する印信を象徴す。いわゆる「天雄」とは、乾卦の陽剛の象を取る。いわゆる「地雌」とは、坤卦の陰柔の象を取る。前三位は尊貴と権柄とに関わり、後三位は印信と刑傷とに関わり、一つも欠くべからず。

如帝王命合局,無斗杓,不能致一人之位。官貴命無卦氣,安能食天祿。武臣唐符不得地,難握重權。國印值空亡為官,到任而死,或無正印掌之。常人命中,皆有天雄、地雌、空亡、的殺、天地、二耗,此人上無片瓦之處,下無立錐之地,所以最為緊要也。

例えば帝王の命は、格局すでに合すと雖も、倘若し斗杓無ければ、万人の上の位子に到る能わず。官を為して顕貴の命にもし卦気無ければ、怎んぞ朝廷の禄を食むこと能わん。武臣の唐符もし地を得ざれば、重権を執掌し難し。国印もし空亡の上に落ちれば、この人は官を為して任に到れば即ち死し、あるいは官職有ると雖も正式の印信を拿取するを得ず。至りて平常の人の命の裏に、天雄・地雌・空亡・的殺、および天耗・地耗のこの二耗が一応俱全せば、すなわち上に一片の瓦の身を遮る無く、下に立錐の地の足を容るる無からん。見るべし、この六位の関係の重きは、後天口訣の中の最も緊要の一節なり。

?曰:曾得先天之法,貴賤已知矣。願聞水死、兵亡、蛇傷、虎咬、或縊死、雷轟,何以知之。答曰:有劫殺,陽刃、的殺、貫索、浮沈、天厄、桃花,皆要用也。且如命主身宮,逢水孛八煞宮,值浮沈限度,又逢流年水孛,必主溺死;或身命坐陽刃,金火與命主同度,必主兵亡。

李氏がいう、先天の法は我すでに領受し、貴賤如何はすでに看り出すこと能う。なお請い問わん。淹れ死し、兵刃に死し、蛇に咬まれ傷され、虎に噬われ、あるいは上縊りて死し、雷撃を遭いて亡ぶ、これらはまた怎んぞ看り出すべきや。老仙答えていう、これは劫殺・陽刃・的殺・貫索・浮沈・天厄・桃花のこの幾位の煞星を用いるを要す。例えば命主星と身宮とが水星・月孛の主する所の第八宮の煞地に落ち、行限がまた正に浮沈の度に值り、流年が再び水星・月孛に逢えば、すなわち必ず溺水して死せん。また例えば身宮命宮が正に陽刃に坐し、金星と火星とがまた命主と同度なれば、すなわち必ず兵刃の下に死せん。

巳酉丑生人,安命寅宮,限逢計孛,必主虎咬;子午卯酉生人,巳宮安命,行限井鬼逢火羅。又云:火孛蛇傷可斷;八煞犯貫索,身命帶勾絞,限遇火星主縊死;命在天厄,火在八宮,限行箕風、鬼度、觜火,必主雷傷。

巳・酉・丑年生まれの人は、命宮が寅宮に安んぜられ、行限がまた計都と月孛とに遇えば、必ず虎の咬を遭わん。子・午・卯・酉年生まれの人は、命宮が巳宮に安んぜられ、行限が井宿・鬼宿に走り至りて火星と羅睺とに遇うも、また凶象なり。もう一の説は、火星と月孛とに遇えば、蛇に咬まれ傷されんと断ずべし。第八宮の煞星がまた貫索を犯し、身宮命宮が勾神・絞殺を帯び、行限が再び火星に遇えば、上縊りて死するを主る。命宮が天厄の位に落ち、火星がまた第八宮に在り、行限が箕宿の主する風の度・鬼宿の度あるいは觜宿の火に属する度に走り到れば、必ず雷撃を遭いて傷かん。

?曰:敢問婦人出處去就何以取斷。仙曰:福德好,身宮清,夫宮帶祿,相貌好,后妃之命也;相貌稍偏,亦夫人之命;或命主、男女主同入夫宮,入贅之命也。

李氏がいう、請い問わん、婦人の一生の出処進退は、怎んぞ判断すべきや。老仙がいう、福徳宮よく、身宮清純にして、夫宮がまた禄気を帯び、相貌宮もまたよければ、これは后妃の命なり。もし相貌宮が稍稍偏枯せば、なおも誥命夫人の命なり。倘若し命主星と男女宮の主とが同じく夫宮に落ち入れば、すなわち彼は招贅上門の命なり。女家は出嫁せず、却って丈夫を娶りて門に入れ来る。婦人の命は、夫宮・子女宮と福徳・相貌の四処に重き在り。四処俱に佳なれば則ち貴、一処偏枯せば便ち降格して以て看るを要す。

?曰:敢問,僧道俱帶孤寡,何以知其為僧為道之異。仙曰:玉函經云:問釋,火宮辨別,求元水位參詳。蓋僧命氣照身宮,火居命位,道命主居閒極,水入命宮,並帶孤辰寡宿,此其分也。?曰:自幼從師,未嘗有此奇訣,富貴貧賤盡以知之,窮通壽夭在於行限,願盡誨焉。仙曰:此秘不可輕傳非人。?曰:謹記。

李氏がいう、請い問わん、僧人和道士の命は皆孤辰寡宿を帯ぶに、怎んぞ分辨して誰が僧と為り誰が道と為るや。老仙がいう、《玉函経》は講じたり、是れ釈門の中の人なるや否やを問わんと要せば、火の居する所の宮より辨別せよ。是れ道流なるや否やを求めんと要せば、水の所在の位より参詳せよ。大抵僧人の命は紫気の身宮を照臨し、火星の命位に居る。道士の命は命主星の閑極の宮に落ち、水星の命宮に進入す。両者はまた皆孤辰寡宿を帯ぶ。これすなわち二者の分界なり。李氏がいう、我は幼より師父に跟随して学び、従来かかる奇訣を聴かざりき。富貴貧賤すでに尽く知る、然らば窮通寿夭は全て行限の上に在り。なお望む、先生の尽情に教誨せんことを。老仙がいう、これらの秘訣は軽々しく伝うべからざる人に伝うべからず。李氏がいう、謹んで心に記せん。

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