Libo

倒限総訣

明 · 佚名 · 第33巻 / 35

作盤ガイド: 八字作盤

且如倒限一說,根挨度數而推。倒限即前土躔木,木躔土,限若至土度必死等例。有殺刃者遇太歲必傷。殺者克限度星也,刃者陽刃、陰刃、飛刃。有刃宮、刃星、刃度必須要看流年,太歲會合沖照以決生死,無殺刃者總凶不死。如限宮限度二主受傷,原守與流年無陽刃、陰刃、飛刃,又無太歲相干而不死。

いわゆる「倒限」とは、一度一度緊挨して推算するを要す。倒限とはすなわち前面の言う所の「土星」が木宿に躔り木星が土宿に躔するのあの一類で、行限が一たびその土度の上に走り着くや便ち必死の例なり。命中に殺星・刃星を帯びる人は、再び太歳の之に臨むに逢えば、必ず傷を受く。いわゆる「殺」とは、限度を剋制するその顆の星を指し、いわゆる「刃」とは、「陽刃」「陰刃」「飛刃」を指す。凡そ刃宮・刃星・刃度の有るは、必ず再び流年を看て、太歳と它との会合・沖照の情形を以て生死を決断せねばならぬ。もし命中にもとより殺無く刃無ければ、たとえ限運は凶険なりとも、終に死に至らず。譬えば限宮の主と限度の主との両個ともに傷を受くるも、しかるに原局の守る所と流年とに並びに陽刃・陰刃・飛刃なく、また太歳の来たりて干犯する無ければ、それは死せざるなり。

子虛女度木氣真凶。虛日子宮正垣之土,女土乃偏垣之土,限行此處皆怕木氣。丑宮斗木金亦為憂。斗木乃偏垣之木,故限行此處忌金克。惟有牛金獨氣為害。牛金乃正垣之土,所以遇氣為害。箕水寅宮木水兩取,土當火令水弱必傷,若逢春令秋冬卻又不能為害。木為限宮之主,水是限度之元,故曰:水木兩取生。當夏令火旺土強,遇土必傷,其餘月分又不待解而自明矣。

子宮の虚日・女土の両度が「紫気」に遇上すれば、それは真の凶なり。虚日は子宮に坐し、本垣正位の土に属す。女土は則ち偏垣の土なり。行限がこの両処に走り着くは、皆紫気の木の来たりて剋するを怕る。丑宮の斗木が「金星」に遇うもまた人をして憂えしむ、斗木は偏垣の木なれば、行限が此に至るは金の来たりて剋伐するを忌む。独り牛金の一度は、単に紫気のみ能く害を為す——牛金の居る所は正しく本垣の土なれば、木性の紫気に遇えば便ちその害を受く。箕水は寅宮に在り、宮は木に属して度は水に属し、木と水との両者を兼取す。もし土星が値してまた火令に逢えば、水勢はもとより弱く、必ず土に傷つけらる。もし春令あるいは秋冬に碰上すれば、土はすなわち害を為し得られず。木は限宮の主、水は限度の元、ゆえに水木の両者を兼取して相生すと言う。夏令に至りて火旺土強となれば、土に遇えば必ずその傷を受く、其余の月份は解説せずとも自ずから明白なり。

尾火度內寅卯兩端,寅宮屬木水孛禍輕,卯末尾初羅水必死。寅宮尾度乃木正垣,故遇水孛禍輕,卯垣宮度皆火,但逢水孛禍重,若犯羅奴兩宮皆死。心月之躔最忌土計,土計掩月,房日之宿怕見水孛。房日卯宮正垣之火,故怕水孛。氐土火垣木弱不克,辰宮末度木氣必傷。卯宮氐度乃火垣之土,雖遇木氣內有生意存焉。惟有辰宮氐土者乃是金鄉,洩氣之土所以一遇木氣必傷之也何疑。

尾火の一宿は寅・卯の両宮の両端に跨がる:寅宮に在りては木に属し、「水星」「月孛」に遇うも禍患はなお輕し。卯宮の末尾・尾宿の起首の処に至れば、「羅睺」と水とに遇えば必ず死す。寅宮の尾度は木の本垣なれば、水孛に遇うも禍は輕し。卯宮は本垣と度数とが皆火に属し、一旦水孛に逢えば禍はすなわち重く、もし再び羅睺この余奴を冲犯すれば、両宮ともに死を主る。心月の一躔は最も「土星」「計都」を忌み、土計が月光を掩蔽するがゆえなり。房日の一宿は則ち水孛を見るを怕れ——房日は卯宮に在り、本垣正位の火なれば、水の来たりて火を剋するを怕る。氐土は火垣の内に在り、木勢は偏弱で、土を剋し動かし得ず。ただ辰宮の末尾の度の上に至れば、「紫気」の木は必ず来たりてそれを傷つく。卯宮の氐度は火垣の生ずる所の土で、たとえ紫気に遇うとも、其中になお相生の意を存す。ただ辰宮の氐土は金郷に落ち、泄気の土なれば、一たび紫気の木に遇えば必ずその傷を受く、これまた何ぞ疑うべき。

亢金堅實不忌火羅、怕逢夏令。金宮金度故曰堅實,惟夏生火羅倒限無疑。角木焦枯,專嫌羅火、金亦為憂。金宮木度名曰焦枯,不問四時皆畏火羅焚折、又忌金克。軫占辰巳兩宮,土計能傷巳宮之水,氣星能奪辰宮之軫。巳宮之軫水宮,水度土計皆凶,辰宮之軫金宮水度惟怕氣洩。

亢金の一度は堅実で、もとより「火星」「羅睺」を忌まず、ただ夏令に碰上するを怕る。亢金は辰宮金垣に坐し、宮と度とが皆金に属すがゆえに、それを堅実と言う。ただ夏天に生まれた人が火羅に遇えば、必ず倒限を成す。角木の一度は「焦枯」と呼ばれ、専ら羅睺と火とを嫌い、「金星」に遇うもまた人をして憂えしむ——それは金宮の内の木度なれば、「焦枯」と名づけられ、四季を論わず皆火羅の焚折を怕れ、また金の来たりて剋伐するを忌む。軫水の一宿は辰・巳の両宮に跨占す:「土星」「計都」は能く巳宮の水を傷つけ、「紫気」は能く辰宮の軫を奪う。巳宮の軫宿は宮は水に属し度は水に属し、土計に遇えば凶。辰宮の軫宿は宮は金に属し度は水に属し、ただ紫気の来たりてその気を泄するを怕る。

翼火水垣冬嫌土計。翼火巳宮正垣之水,故嫌土計倒限。星日太陽卻忌木羅。星日午宮太陽正垣,故忌木氣火羅爭掩。午宮張月木氣土計皆凶,巳宮張宿怕見土計為殃。午宮張度兼太陽論,故怕木氣土計也,巳宮張宿水宮之月惟怕土計。柳土二宮未柳忌計,午柳忌木。未柳兼月故忌計,午柳宮度皆怕木。

翼火は巳宮水垣に落ち、冬は「土星」「計都」を嫌う——翼火の在る所の巳宮は水の正垣なれば、土計を嫌いて倒限を成す。星日は太陽に属すも、しかして「紫気」と「羅睺」とを忌む——星日は午宮に在り、太陽の本垣なれば、紫気の木と「火星」「羅睺」との争いて日光を掩蔽するを忌む。午宮の張月は紫気と土計とに遇えば皆凶、巳宮の張宿は則ち土計を見るを怕れて殃と為す:午宮の張度は太陽を連ねて一併に論ずるを要し、ゆえに紫気をも怕れ土計をも怕る。巳宮の張宿は水宮の内の月度、ただ土計を怕る。柳土の一宿は午・未の両宮に跨がる:未宮の柳は計都を忌み、午宮の柳は木を忌む。未宮の柳は太陰を連ねて一併に論ずるを要し、ゆえに計都の土の月を掩するを忌む。午宮の柳は、宮と度とが皆木の来たりて土を剋するを怕る。

鬼金正垣、忌計、忌羅。忌計者兼宮論,忌羅者以度言。並懼計土又怕金旺。計土傷宮金旺克度。參嫌奴孛土亦為憂。孛為餘奴犯主,土是克限之星。畢觜忌氣,又怕土計為災,不問申酉二宮,最怕計氣焦渴。畢月觜火二度,最怕土計。昴日胃土見木為凶。木能蔽日,木能克土。

鬼金は未宮本垣に坐し、すでに「計都」を忌み、また「羅睺」を忌む:計都を忌むは本宮に就いて言い、羅睺を忌むは度数に就いて言う。それはすでに計都の土を惧れ、また金気の過旺を怕れ——計都の土は本宮を傷つけ、金の旺なれば則ち本度を剋す。参水の一度は「月孛」この余奴を嫌い、「土星」に遇うもまた人をして憂えしむ:月孛は余奴の反って本主を犯すなり、土星は則ち限を剋する星なり。畢月・觜火の両宿は「紫気」を忌み、また「土星」「計都」の災と為るを怕れ。申宮に落つるを論わず酉宮に論わず、最も計都と紫気との来たりてそれを焦渴せしむるを怕る。畢月・觜火のこの両度は、最も土計を怕る。昴日・胃土の両度は木を見るは凶:木は能く日光を遮蔽し、木はまた能く土を剋す。

婁金火殿又忌水星,設逢夏令最嗔羅?。婁金戌宮正垣之火,故忌水孛。如生夏令又怕羅星傷其度也。奎中金氣皆是凶神。金乃克度氣為奴星。壁水忌土又怕奴孛。土為煞星孛為奴餘。室火木垣、金氣羅計皆凶。金是傷宮之氣,羅為奴星犯度。

婁金は戌宮火殿の中に坐し、また「水星」を忌む。假使に夏令に生まれば、最も「羅睺」を悩む——底本は此処に一字を缺きて「?」と作す、下文の注語に拠れば、缺くる所は当に依然として羅星を指すべし。婁金の在る所の戌宮は火の正垣なれば、「水星」「月孛」の来たりて火垣を破るを忌む。もし夏令に生まれば、また羅睺のそれの度数を傷つくるを怕る。奎木宿の中は、「金星」と「紫気」とが皆凶神なり:金は本度を剋する星、紫気は則ち余奴の星なり。壁水の一度は「土星」を忌み、また「月孛」この余奴を怕る:土は煞星、孛は四余の奴なり。室火は亥宮木垣に落ち、「金星」「紫気」「羅睺」「計都」は皆凶なり:金は本宮の気を傷つくるなり、羅は則ち余奴の来たりて本度を犯するなり。

煞若同行其度,不以為利。此殺者陰陽二刃的煞,劫煞天雄地雌,飛廉劍鋒值難等殺皆是。更看命在何宮、限主何處、於斯消詳、決不失也。已上所論者不過限行至某度遇某星以定禍福也,更看安命在何宮何度,又觀限宮主限度主起躔何如,由斯消詳推之,而萬無一失。

煞星がもしこれらの星と同じく一度を走れば、それはさらに不利なり。ここに言う所の煞は、「陰刃」「陽刃」の両種の刃煞、および「的煞」「劫煞」「天雄」「地雌」「飛廉」「剣鋒」「値難」など一切の凶煞を包含す。また本命がいずれの一宮に安んぜられ、限主がいずれの処に落つるを看て、これに拠りて細かに斟酌すれば、判断は失せざらん。以上の論ずる所は、過ぐるに行限が某の度に走り着き某の顆の星に遇上し、これに拠りて禍福を定むるのみ。さらに安命がいずれの宮いずれの度に在るを看て、再び限宮の主・限度の主の起躔する情形が如何を観察し、これに由りて推詳してこそ、万に一の失なくんことを得。

划度元奥経

餘奴怕傷主,洩氣最為殃。如限在箕水度、以水為主,水孛同躔一處,或孛前水後,謂之餘奴抗主,或水星起於別宮,獨孛占其本殿亦謂傷主。雖限行箕水、壁水、軫水、參水四正之度,皆為相關,行對頂度處見禍,卻要生於春夏秋季月內是也。若生冬月水星秉令,則謂之奴主相扶反吉論也。

四余は奴として、最も反って本主を傷つくるを怕れ、其中は泄気を以て害最大と為す。譬えば行限が箕水の一度に落つれば、すなわち水を以て本主と為す。この時「水星」と「月孛」とが一処に同躔するか、あるいは月孛が前に水星が後にあれば、便ち「余奴抗主」と呼ばる。あるいはまた水星が別宮より起こりて、ただ月孛のみが本殿を独占するも、また主を傷つくると算う。行限が箕水・壁水・軫水・参水のこの四正の度に走り着くは、彼此皆互いに関連し、対面の頂沖の度に走り着くも同じく禍を見る。ただしこれは春・夏・秋の三季の月份に生まれてこそ数と算う。もし冬月に生まれば、水星が正しく令に当たり、それを「奴主相扶」と呼び、かえって吉と作して論ず。

木火土星仿此例推之,若主起高強,雖餘奴犯度亦不為害。我去生他,挈去我之氣脈為洩,五星背令最怕逢之,如金見水孛,木見火羅,水見木氣,火見土計,土見金星,四正度相逢亦凶限,至洩星度與本宮宿亦凶。

木・火・土の三星もまたこの例に照らして類推す。もし本主が高強有力に起これば、たとえ四余の奴の本度に犯来るとも、害を為し得られず。凡そ我が去りて他を生じ、我が気脈を牽引して帯び去るを、「泄」と呼ぶ。五星は失令の時節に最も泄気に遇上するを怕る。譬えば金は「水星」「月孛」を見、木は「火星」「羅睺」を見、水は「紫気」の木を見、火は「土星」「計都」を見、土は「金星」を見て、四正の度の上にて相逢うも皆凶限と算う。行限が泄気の星の在る所の度、および本宮の宿の上に走り着くも、同じく凶と為す。

二殺不攻一殺,忌黨其剛。如木躔氐土氣亦躔女土是也。或氣躔胃土柳土亦是謂之二殺;須要頂度親切亦要二殺兩強無生無克,則彼此抗敵不暇攻我,宜仔細看,如此者又不死。又一殺受生,一殺受制,則強者便有侵克之禍矣,餘仿此論。又如水在尾火,孛亦在室火,如火在牛金,羅亦在婁金,如土在軫水、計亦在參水是也。

両顆の殺星は力を合わせて一処を攻むる会せざれど、ただそれらの結黨してその剛強を助長するを忌むべし。譬えば木星が氐土に躔り、「紫気」もまた女土に躔するは、すなわちこの種の情形なり。あるいは紫気が胃土・柳土に躔するも、同じく両顆の殺星と算う。これは頂沖の度が貼近してこそ数と算え、また両顆の殺星が勢均力敵・彼此の間に生無く剋無くしてこそ、会して互相抗衡して我を攻むるに暇なく、このごとく看ればかえって死せず、必ず仔細に分辨すべし。もし其中の一殺が生を受け、もう一殺が制を受ければ、然らば強き一方はすなわち侵剋の禍あり、其余はこれに照らして類推せよ。又譬えば水星が尾火に在りて「月孛」もまた室火に在り、火星が牛金に在りて「羅睺」もまた婁金に在り、土星が軫水に在りて「計都」もまた参水に在るは、皆この道理なり。

殺者克限度之星也,如木克土切忌水孛同到,黨起木星為禍更緊,限至土度即死。對合亦為害,且要端的詳。對以沖照言、合以三方言,凡有一星傷限又怕黨殺,更會刃度合即死,若殺星雖云對合,或自坐受制之宮,當活法斷之。須看合何處凶吉在何方。

いわゆる「殺」とは、すなわち限度を剋制するその顆の星なり。譬えば木が来たりて土を剋すれば、最も「水星」「月孛」の同時に到来するを忌む、水は木を生じ、かえって木の勢力を助長し起こして、禍を為すこといよいよ急なり、行限が一たびその土度に到るや死す。対照と三合とは同じく能く害を為せども、ただ仔細に分辨すべし:「対」は対宮の沖照に就いて言い、「合」は三方の会照に就いて言う。凡そ一顆の星が限を傷つければ、すなわちさらに星の来たりて結黨し殺を助くるを怕る。もし再び刃度相合に会せば、立時に便ち死す。ただし殺星は対照あるいは三合と言うと雖も、もしそれが自ら受制の宮に坐せば、すなわち霊活に之を断ずべく、またそれが究竟いずれの処と相合し、凶吉はまたいずれの一方に落つるを看るべし。

凡死者多是刃度方驗,如日掌刃則四日度皆刃也。如月掌刃則四月度皆刃也,如土掌刃則四土度皆刃也,如金掌刃則四金度皆刃也,如火掌刃則四火度皆刃也,故交刃殺並踏之限為真關是也,又遇流年殺與當生殺重併合命,沖限傷身者必死之人也。如三合者在三度內方死,如對合者不過一度內而死矣。

凡そ死すべきは、多く半ば刃度の上に於てこそ霊験なり。譬えば太陽が刃を掌れば、然らば房日・虚日・昴日・星日のこの四つの日度は皆刃度と算う。太陰が刃を掌れば、則ち心月・危月・畢月・張月の四つの月度は皆刃なり。土が刃を掌れば、則ち氐土・女土・胃土・柳土の四つの土度は皆刃なり。金が刃を掌れば、則ち亢金・牛金・婁金・鬼金の四つの金度は皆刃なり。火が刃を掌れば、則ち尾火・室火・觜火・翼火の四つの火度は皆刃なり。ゆえに刃度に交入りて、殺星がまた一併に踏み入るの限は、こそ真の死関なり。もし再び流年の殺と本命の帯する所の殺とが命宮に重疊会合し、限度を沖犯し身宮を傷つければ、それは必死の人なり。三方の来会に属するは、三度の内に於て死を応ずべし。対宮の沖照に属するは、一度を出でずして死す。

關前節後死,關後節前亡。初交限入宮者為初關也,當此之時必死於本月節之後也。限行滿宮者為末關也,當此之時必死於本月節之前也。中關節上死,末關節下傷。中關者即刃星合度是也,當此之時其人必死於本月節之日也。末關者即滿宮滿度是也,凡行此度者看算多少,若近一度一日死、二度二日死、三度三日死、四度即四日死也。

関前のは交節の後に於て死を応じ、関後のは交節の前に於て亡を応ず。剛に限に交りて本宮に進入するを「初関」と呼び、この関に逢えば必ず本月の交節の後に死す。限行が本宮に到りて走り満つるを「末関」と呼び、この関に逢えば必ず本月の交節の前に死す。中関は交節の当日に死し、末関は交節の下に傷つく:いわゆる中関とは、すなわち刃星と限度とが相合する処で、この関に逢う人は必ず本月の交節のあの日に死す。いわゆる末関とは、すなわち宮満度満の処なり。凡そこの度の上に走り着くは、看るべしなお何れほどの度数を差すか:一度を差せば便ち一日内に死し、二度を差せば便ち二日内に死し、三度を差せば便ち三日内に死し、四度を差せば便ち四日内に死す。

又怕流年煞飛來更急忙。飛來殺即流年陽刃、飛刃、劫煞、的煞怕與當生會合流年煞也,飛來到限並命傷身必死無疑。四正相關攝不解三方殃。四正即子午卯酉虛房昴星度之類,如四正有殺刃為險,須四正之吉星可援。若三方雖有吉星,無救於四險之強也。

又怕る流年の煞の飛来する、それはすなわちさらに急迫なり。いわゆる飛来の殺とは、すなわち流年の「陽刃」「飛刃」「劫煞」「的煞」で、最もそれらの本命のもとより帯する煞と会合し、再び流年の煞を疊ねるを怕る。これらの煞が限上に飛び、命宮に並臨し、身宮を傷つければ、必死なり疑いなし。四正の間は彼此関連収攝するも、しかして三方の殃を解き得られず:四正は子午卯酉の四宮、および虚日・房日・昴日・星日のこの一類の度を指す。四正の上にもし殺有り刃有れば便ち凶険と算え、必ず四正の上の吉星に頼りて援救せねばならぬ。三方はたとえ吉星有りとも、四正の凶の強勢を救い得られず。

三方有吉星不救四險強。三方即申子辰之類,如三方有殺刃為殃,須三方之吉星可解,若四正雖有吉星無救於三方之厄也。四正度有星,仔細辨凶吉。四正者子午卯酉、寅申巳亥、辰戌丑未,有四月、四日度、四火度、四水度、四土度、四金度、四木度之類,宜仔細檢看,如一度處受克,則四度內皆殃矣。

三方はたとえ吉星有りとも、四正の凶の強勢を救い得られず。三方は申子辰のこの一類の三合の地を指す。もし三方の上に殺有り刃有りて殃を為せば、須らく三方の吉星に頼りて化解せねばならず、四正の上にたとえ吉星有りとも、三方の厄を救い得られず。四正の度の上に星有るは、仔細に凶吉を辨明せねばならぬ:いわゆる四正とは、子午卯酉・寅申巳亥・辰戌丑未のこの三組の四正の宮を指し、其中にまた四月度・四日度・四火度・四水度・四土度・四金度・四木度の類有り、仔細に検看すべし。ただ其中の一度が剋を受くれば、同類の四度の内に於て皆殃を遭う。

又怕劃度星,遇之並言實。劃度者則四餘犯本主度也,如孛犯四水度、氣犯四木度、羅犯四火度,計犯四土度也。子虛有土星,三冬人須卒。子虛有土,人以為土星居垣為吉,殊不知三冬生人水星得令之時,虛日中有火乃敗弱之火,既被水制,又以土星臨之,火又生土全為洩氣,故主倒限。此論各宮正垣度數喜忌之分。

又怕る「划度」の星、一たび遇上すればすなわち実禍と作して断ずべし。いわゆる划度とは、すなわち四余が本度の主を侵犯するなり。「月孛」の四つの水度を犯すがごとく、「紫気」の四つの木度を犯すがごとく、「羅睺」の四つの火度を犯すがごとく、「計都」の四つの土度を犯すがごとし。子宮の虚宿の上に土星有るは、冬三月に生まれた人は須らく猝亡を防ぐべし:子宮の虚日の上に「土星」有るは、人は皆土星の本垣に居るを以て吉と為すも、知らず冬三月に生まれた人は正しく水星の令を得る時に当たり、虚日の中の含む所は敗弱の火で、すでに水に制せられ、また土星のその上に臨む有り、火が再び去りて土を生ずるは、全く泄気を成す、ゆえに倒限を主る。この一段の講ずる所は各宮の正垣度数の上の喜忌の分別なり。

女土好齊瓶,九夏水為疾。女土在子乃本宮則吉,蓋夏月水到其上則凶,夏月土旺正受火生之勢乾燥,若見水到謂之暴水反能漂土敗火,如見水必主死也。丑牛有金星,遇土須當吉。牛金見土則富貴,見水孛則死也。

女土宿は宝瓶宮と相配するを喜び、独り盛夏に水を見て疾を成す。女土は子宮に落ちてそれの本宮なり、もとより吉と為すも、ただ夏月に水のその上に到る有れば凶なり:夏月は土が正しく旺に当たり、また火の生ずるを受けて勢は乾燥し、この時もし水の到るを見れば、「暴水」と呼ばれ、かえって能く土を沖漂し火を撲敗す、ゆえに水を見れば必ず死を主る。丑宮の牛宿の上にもし金星有りて、再び土星に遇えば便ち吉と作して断ずべし:牛金は「土星」の来たりて生ずるを見れば則ち富貴を主り、「水星」「月孛」の来たりて泄するを見れば則ち死を主る。

尾火怕秋金,冬水傷房日。尾火何須怕金,蓋尾火在寅初生之火本弱,秋金秉肅殺之氣至剛至堅,金在其上反傷寅木,木減則火敗。故謂之倒限,房日之中有火,冬月水到其上,即令星傷日下之火,或水日同躔度,行房日並主倒限。

尾火宿は秋の金を怕れ、冬の水は房日宿を傷つく。尾火はもとより金を怕るべからざるも、ただ尾火は寅宮に在りて初生の火で、もとより弱し。秋金は粛殺の気を秉り、至剛至堅にして、その上に壓してかえって寅宮の木を傷つけ、木が一たび衰減すれば火もまた敗る、ゆえに倒限と呼ばる。房日の中には火を含み、冬月に水のその上に到る有れば、すなわち当令の星の去りて日下の火を傷つくるなり。あるいは水星と太陽とが一度に同躔するも、行限が房日に走り着けば、皆倒限を主る。

秋土損亢金,計都又相逼。亢金秋月至堅至剛,更見土計生之,是物極則反主夭。又有翼火蛇、遇木三冬滅。翼火乃巳鄉之火,巳乃水垣其勢本弱,所謂無焰之火也。木雖生火而三冬之木乃為溼木,而加於本弱之火,非惟不能生之,而反足以滅之矣。

秋の土はかえって亢金宿を損し、「計都」がまた来たりて相逼す。亢金は秋月にすでに至堅至剛、再び「土星」「計都」の来たりてそれを生ずるを見れば、すなわち物極まりて必ず反し、かえって夭折を主る。また翼火蛇の一宿有りて、冬三月に木に遇えばかえって撲滅せらる:翼火は巳宮の火で、巳宮は水垣に属し、その勢はもとより弱く、すなわちいわゆる火焰なきの火なり。木は火を生じ得ると雖も、ただし冬三月の木は湿木で、もとより衰弱せる火の上に加えれば、それを生じ得るのみならず、かえって足りてそれを熄滅せしむ。

星日與翼同,井鬼土計切。星日與翼同者,星屬午垣乃太陽之殿,人知木掩太陽,在他時猶秉令司權,木不能為之掩,獨三冬之日為寒日,故懼畏木與翼火同也。井二十九度至鬼二度乃月之正垣,是以怕土計,秋生人決主倒限。

星日宿の忌諱は翼火と相同じく、井宿・鬼宿は則ち切に「土星」「計都」を忌むべし。星日の翼火と相同じくを言う所以は、星宿が午宮の垣に属し、乃ち太陽の殿堂なればなり。人はただ木の能く太陽を掩蔽するを知るのみ、実には別の時節に太陽はなお令に当たり権を司り、木はそれを掩い得ず、独り冬三月の太陽は寒日なれば、こそ木を怕る、翼火の情形と相同じ。井宿の二十九度より鬼宿の二度に至るは、太陰の正垣の在る所、これに因りて土計の月を掩するを怕る。秋に生まれた人は此処に行き着けば、必ず倒限を主る。

刃月最怕木不死生重疾。設若富貴人見之破屋宅。角木遇之凶,斗木遇之吉,若犯奎井度十有九人絕。如六己生人月為刃星,躔在四木度,縱不死亦多災。斗木遇之吉者,以大月當斗為合格,故云為吉。而角木為金鄉之木殺氣愈重,奎木為火鄉之木見金愈怒,井木為刃鄉之木,又不言而可知也。

刃を掌る太陰は最も木を怕れ、死せざるも重病を生ずべし。假使に富貴の人が遇上すとも、また屋宅の破敗を主る。角木に在りて之に遇うは凶と為し、斗木に在りて之に遇うはしかし吉、もし奎木・井木の両度を冲犯すれば、十人のうち九人は命を絶たんとす。譬えば六己年に生まれた人は太陰を以て刃星と為し、太陰が四つの木度の上に躔すれば、たとえ死せずとも多く災あり。斗木に在りて之に遇うを吉と言う所以は、満月が斗に当たるは合格の局と算えられ、ゆえに吉と称す。角木に至っては金郷の内の木で、殺気はさらに重し。奎木は火郷の内の木で、金を見ればいよいよ暴怒す。井木は刃郷の内の木で、それは言わずともまた想而知るべし。

昴日忌火羅,參水怕孛洩。昴日度有金是金垣也,最怕火羅犯其上,若兩星同到則抗敵不死,但有重災。一星到其上,十有九死,日生最重,夜生金火有情不死有之,參乃水之正垣不怕土計,又怕奴孛劃度,冬令不忌謂之奴主相扶。

昴日宿は「火星」「羅睺」を忌み、参水宿は「月孛」の来たりて泄するを怕る。昴日の一度は金を帯び、それが酉宮金垣に坐するに因りて、最も火羅のその上を侵犯するを怕る。もし火星と羅睺との両顆が同到せば、かえって彼此抗敵して死せず、ただ重災あるのみ。もしただ一顆のみその上に到れば、十中八九は死せんとし、白天に生まれた人は受ける害最も重く、夜裏に生まれた人は金と火とがなお能く相安んじ、また死せざる有り、参宿は水の正垣で、もとより「土星」「計都」を怕れず、しかして月孛この余奴の来たりて度を划るを怕る。冬令なれば便ち忌むを要せず、それを「奴主相扶」と呼ぶ。

婁金忌水星,孛亦能作孽。婁金度者乃火殿也,蓋水到其上能殺金下之火,謂之水破火垣。冬季至凶,別季別論。若孛到其上亦殺金下之火,如無救則主倒限也。室火木之垣,金羅難說吉。室火中有木乃木之垣也,金能克木。羅亦能洩氣亦主不吉。

婁金宿は「水星」を忌み、「月孛」もまた同じく能く孽を作す。婁金のこの一度の在る所の戌宮は火の殿堂で、水がその上に到れば能く金下の火を撲殺し、「水破火垣」と呼ばれ、冬季は最も凶、別の季節は別に作して論ず。もし月孛がその上に到れば、同じく金下の火を撲殺し、もし救星無くば、すなわち倒限を主る。室火宿は木の本垣に在り、「金星」「羅睺」に遇うも皆吉と言い難し:室火の中は木を含み、亥宮が正しく木の垣なればなり。金は能く木を剋し、羅睺はまた能く木の気を泄す、ゆえにまた不吉を主る。

須看刃煞星,難忌井刑值。刃者陽刃也。殺者克限度星也,難者八殺宮主也,忌者晝火夜土也,刑者三刑也,值者值難之類也,更落空亡位遇者壽元折。空者六甲旬中也,限若遇之凶煞加臨則主死矣。或一星而掌數煞者或兩星而齊到者,又忌三合四正沖照的死無疑。春夏與秋冬,休囚並死絕,吉凶如影響,此是黃金訣,已上四句須貫通而言之也,凡學者深求玩味細密精微無不中矣。

さらに刃・煞・難・忌および刑・値のこの数項を看るを要す。「刃」は「陽刃」を指し、「殺」は限度を剋制する星を指し、「難」は八殺宮の宮主を指し、「忌」は白天は火を忌み夜裏は土を忌むを指し、「刑」は三刑を指し、「値」は「値難」の一類を指す。もし再び空亡の位の上に落つれば、遇う者は寿元を折損す——「空」は六甲旬の中の空亡を指し、行限がもしそれに遇上し、また凶煞の加臨有れば、すなわち死を主る。あるいは一顆の星が身は数煞を兼ねるか、あるいは両顆の星が一斉に到来し、再び三合・四正の来たりて沖照するを忌めば、必死なり疑いなし。春夏と秋冬とは各々当旺の時有り、星曜が休・囚および死・絶の地に落つれば、吉凶は影の形に随い響の声に応ずるがごとく准なり、これすなわち黄金の口訣なり。以上の四句は貫通して体会すべく、凡そ学者が深く玩味すれば、愈精細なるほど愈微妙にして、応験せざる無し。

諸煞秘要賦

天之星辰苟求其故,可坐而知。地之神煞,欲究其微不言而喻。日月木火土金水為天星是也,陽刃、天雄、的煞、劫煞為地煞。陽刃子午卯酉,劫亡寅申巳亥、辰戌丑未四凶煞,巳酉丑上三白衣。子午卯酉四個最強之陽刃殺也,寅申巳亥四個亡神劫煞最是凶也,辰戌丑未獨居三殺連三位是也,巳酉丑三的殺又曰白衣,又曰破碎是也。申子辰生怕行巳午未限,寅午戌人忌行亥子丑位,亥卯未之申酉戌,巳酉丑之寅卯辰惡曜險甚薄命難禁。已上皆說三殺是也,人命根基淺薄,限行至此難逃,此大凶也。

天上の星辰は、ただ其中の縁故を求め得れば、便ち坐して推知すべし。地上の神煞は、其中の微妙を窮究せんと欲せば、多言を待たずして明白なり。太陽・太陰と木・火・土・金・水とは、すなわちいわゆる天星。「陽刃」「天雄」「的煞」「劫煞」とは、すなわちいわゆる地煞。「陽刃」は子午卯酉に在り、「劫煞」「亡神」は寅申巳亥に在り、辰戌丑未は四つの凶煞の地、巳酉丑の上には則ち三処の「白衣」あり。子午卯酉のこの四位は最も強き陽刃の殺。寅申巳亥のこの四位には亡神・劫煞有りて最も凶険。辰戌丑未は単独に三煞を占めて、三位を連成す。巳酉丑の三処の「的煞」は、また「白衣」と呼ばれ、また「破碎」とも呼ばる。申子辰年に生まれた人は巳午未の限を行るを怕れ、寅午戌年に生まれた人は亥子丑の位を行るを忌み、亥卯未年に生まれた人は申酉戌を忌み、巳酉丑年に生まれた人は寅卯辰を忌む——悪曜が頭上に当たり、険悪すでに極まりて、命の薄き人は禁受し堪えず。以上の講ずる所は皆三煞なり:人の命局の根基がもし浅薄なれば、行限がここに走り着きて一劫を逃れ難し、これは大凶の兆なり。

立命子宮限斗二,且看井七胃二張十四。命立子宮限行斗二,入寅為四角之宮,斗木難度難宮必然不好。若申上井七度,戌上胃二度,午上張十四度,有木星在此數度,或有木星正照斗二度內,重則必死,輕則刑剋,在申宮合來必克子,在午宮合來必克兄弟,此一定之理無疑,倘木難逢太陽必克父,近太陰必克母。

命宮が子宮に立ちて、行限が斗宿の二度に走り着けば、すなわち一併に井宿の七度・胃宿の二度と張宿の十四度とを察看すべし。命が子宮に立ちて限行が斗二に至るは、寅宮この四角の宮に進入するなり。斗木はすでに難度、寅宮はまた難宮、情形は必然的に好からず。もし申宮の井七度・戌宮の胃二度・午宮の張十四度の上に木星有るか、あるいは木星が正しく斗二度に対して照し入る有れば、重ければ必ず死し、軽ければ刑剋を主る:申宮より合来れば必ず子女を剋し、午宮より合来れば必ず兄弟を剋す、これは一定の理、疑うを要せず。もしこの難と為る木星が太陽に靠近せば、必ず父を剋し、太陰に靠近せば、必ず母を剋す。

安命卯位行軫九必觀:女一、畢五與奎初難星倏忽來,壽算危乎此。又如命坐卯宮二十五行軫九水度乃入巳宮,可看亥上對照奎初,又看丑上女一度,皆不可有水孛來照,對度為難星得地之所,如此者死於二十五歲必矣。

命を卯宮に安んずる人は、行限が軫宿の九度に走り着く時、必ず察看すべし:女宿の一度・畢宿の五度と奎宿の初度の上にもし為難の星が忽然として来臨すれば、寿数はすなわち此処に於て危うし。又譬えば命が卯宮に坐し、二十五歳に軫九この水度に行き着けば、便ち巳宮に進入す。この時は亥宮の上の対照して来る奎初度を看るべく、また丑宮の上の女一度を看るべし、これらの数処は皆「水星」「月孛」の来照有るべからず。対宮の度は正しく難星の地を得る所、この種の情形に遇上せば、必ず二十五歳に死す。

午命防未申之井,酉宮畏戌亥之奎。午宮立命未申轉角之間行限至此則凶,又井木是難度,若辰上氐初度丑上斗二度,子上危十一度,有木氣合吊大凶。酉宮坐命火羅為難,行限在戌難宮出戌交亥二十五年,三合四正難星又來必為凶斷,輕則傷刑。

命を午宮に立つる人は、未宮・申宮の間の井宿を提防すべく、命を酉宮に立つる人は、戌宮・亥宮の間の奎宿を畏懼すべし。午宮に命を立てば、未・申の両宮は正しく転角の処で、行限がここに走り着けば便ち凶、いわんや井木はもとより難度なり。もし辰宮の氐初度・丑宮の斗二度・子宮の危十一度の上に「紫気」の三合して吊照する来れば、それはすなわち大凶なり。酉宮に命を坐せば、「火星」「羅睺」を以て難星と為す。行限が戌宮この難宮に在り、戌を出で亥に入るのあの二十五年の間、三合・四正の上の難星がまた来たりて会合せば、必ず凶と断じ、軽きもまた刑傷を主る。

四角命居雄哉奇偉,中州定位傑出魁罡。四角者,寅申巳亥也,主人雄偉敢為;中州者,辰戌丑未也,立命於此,英傑豪氣人矣。四個馬宮最怕老人不壽,八宮陽刃必然壯歲喪妻。寅申巳亥亡劫之地,老人行此恐傷其壽,少年人行此吉,子丑卯辰午未酉戌乃陽刃之宮,少年人行此必喪妻子,老人限臨必死。劫亡出入皆凶,陽刃兩頭切忌,限行實怕兩頭,入了何愁中位。劫殺亡神之宮限入限出皆主凶也,陽刃兩頭刃首刃尾皆凶禍也。

命が四角の宮に居れば、人と為りて雄豪奇偉。命が中州の位に定まれば、則ち杰出の魁罡の才なり。いわゆる四角とは、すなわち寅申巳亥で、人の雄偉にして敢作敢為を主る。いわゆる中州とは、すなわち辰戌丑未で、此に命を立つる人は英傑にして豪気有り。四つの駅馬の宮は最も老人の行き着くを怕れ、寿を得ざるを主る。八つの陽刃の宮は、必ず壮年に妻を喪うを主る。寅申巳亥は亡神・劫煞の地で、老人がここに行き着けば寿を傷つくるを恐れ、少年人が行き着くはかえって吉と為す。子丑卯辰午未酉戌は陽刃の宮で、少年人が行き着けば必ず妻子を喪い、老人の限が臨めば則ち必ず死す。劫煞・亡神の宮は、限の入るも限の出るも皆凶。陽刃の宮は、最も首尾の両頭を忌む。行限は実に怕るるは両頭で、一旦宮中に進入すれば、倒も愁うを要せず。劫煞・亡神の宮は、行限の進入と走出とが皆凶を主る。陽刃の両頭は、刃首と刃尾とが皆凶禍なり。

甲如入卯,尾二氐一定防災,乙若到辰,氐初軫十必為害,丙戊畏午張柳,庚怕畢五胃三。甲生人卯為陽刃,入尾二、出氐一,必有災;乙生人辰為陰刃,入氐初、出軫十,必為災;丙戊生人午為陽刃,入張十四、出柳四,必有凶;庚生人酉為陽刃,入畢五、出胃三,必刑剋疾厄。

甲年に生まれた人は限が卯宮に入れば、尾宿の二度より進みて氐宿の一度に出る、必ず災を防ぐべし。乙年に生まれた人はもし辰宮に到れば、氐宿の初度より進みて軫宿の十度に出る、必ず害を受く。丙・戊年に生まれた人は午宮の張宿と柳宿とを畏懼す。庚年に生まれた人は畢宿の五度と胃宿の三度とを怕る。これは因って言うに:甲年に生まれた人は卯を以て「陽刃」と為し、尾二に入りて氐一に出れば、必ず災あり。乙年に生まれた人は辰を以て「陰刃」と為し、氐初に入りて軫十に出れば、必ず災と為る。丙・戊年に生まれた人は午を以て陽刃と為し、張十四に入りて柳四に出れば、必ず凶あり。庚年に生まれた人は酉を以て陽刃と為し、畢五に入りて胃三に出れば、必ず刑剋と疾厄とを主る。

妻在孤神寡宿到老喪妻,子居陽刃劫亡晚年無子。孤神寡宿在妻宮必克妻也,陽刃劫亡臨子位必克兒女也。別夫離婦陽刃殺中逢孛,剝官喪職空亡限內遇計,孛星逢陽刃同宮合,主夫克妻、妻剋夫,生離死別未免也。計都行限更兼空亡,限行至此為官罷職。

妻宮の上に「孤神」「寡宿」坐せば、老いて妻を喪うべし。子女宮の上に「陽刃」「劫煞」「亡神」落ちれば、晚年に児子無からん。孤神・寡宿が妻宮に在れば、必ずその妻を剋す。陽刃・劫煞・亡神が子女の位に臨めば、必ず児女を剋す。夫妻の別離は、「陽刃」の殺の中にまた「月孛」に逢うなり。官を削り職を丟うは、空亡の限の内にまた「計都」に遇うなり。月孛と陽刃とが同宮会合すれば、夫の妻を剋し妻の夫を剋するを主り、生離死別は免れ難きに在り。計都が限を行りてまた空亡を兼ぬれば、限がここに走り着き、官を為す者はすなわち罷職せられんとす。

金孛插花女人色慾,土羅持刃男子兇頑。金孛插桃花、土羅持陽刃合此者女主色慾、男主兇頑。嘍囉詭譎千般花,宮帶孛聰敏機關,百變刃上計逢。孛坐咸池、計逢陽刃合此者男主嘍囉詭譎,女主機關百變。

「金星」「月孛」が桃花の位に挿在せば、女子は情欲多し。「土星」「羅睺」が刃星を執持せば、男子は性は凶頑なり。金星・月孛が桃花宮に挿入し、土星・羅睺が陽刃位に占住するは、この種の格局に合するは、女は色欲を主り、男は凶頑を主る。奸猾狡詐にして花様百出するは、本宮が月孛を帯びるなり。機敏にして心機多く変化百端するは、刃位の上にて「計都」に遇うなり。月孛が咸池に坐し、計都が陽刃に逢うは、この種の格局に合するは、男は奸猾詭譎を主り、女は機関百変を主る。

壟斷牙行身居天雄,刺胥吏卒命坐破軍。安身立命於天雄上,媒人牙行之輩也。破軍即的殺破碎是也,坐命此宮主刺配之凶。卯刃帶金病癆傷壽,亡神逢孛溺水喪身。卯宮屬火又是刃宮,金星同位必癆病人也。亡神宮見水孛必溺水而亡也。

行市を把持し牙行を経営する人は、身宮が「天雄」に坐す。刺配の徒と胥吏卒役とに充作する人は、命宮が「破軍」に坐す。身宮・命宮が天雄の上に安んずれば、すなわち媒人を為し牙行を開くのこの一類の人なり。破軍とはすなわち「的煞」「破碎」で、ここの宮に命を坐せば、刺配充軍の凶を主る。卯宮の刃がさらに「金星」を帯びれば、労病にして寿を傷つくるを主る。「亡神」の宮が「月孛」に遇えば、水に溺れて身を喪うを主る。卯宮は火に属し、また刃宮で、金星が一位に同処すれば、必ず労病の人なり。亡神の在る所の宮が「水星」「月孛」を見れば、必ず溺死す。

劫殺在於寅宮金來虎咬,亡神到於已上土會蛇傷,劫殺在寅宮屬虎金,難來必虎咬人也,亡神在巳宮屬蛇土,難來主蛇傷也。祿馬空亡任是豪家必莩,劫亡帶鬼縱他貴顯遭刑。祿馬空亡限入此地,縱富必莩死也,劫亡上有難星,雖貴人亦惡死也。

「劫煞」が寅宮に落ちて、金星の来臨に遇えば便ち虎に咬まるを主る。「亡神」が巳宮に到りて(底本は「已」と作す、すなわち「巳」の訛なり)、土星の来会に遇えば便ち蛇に傷つけらるを主る。寅宮は虎に属し、劫煞が此に在りてまた金性の難星の到来有れば、必ず虎に咬まれん。巳宮は蛇に属し、亡神が此に在りてまた土性の難星の到来有れば、蛇に傷つけらるを主る。禄星と駅馬とが空亡に落ち入れば、たとえ豪門大戸なりとも必ず餓死に至る。劫煞・亡神の上にさらに難星を帯びれば、たとえ身は貴顕に居るとも刑を遭うを免れず。禄馬が空亡して行限が此地に進入すれば、再び富めりとも必ず餓死に至る。劫煞・亡神の上に難星有れば、たとえ貴人なりとも悪死を免れ難し。

早歲功名空亡同於劫殺,老年富壽正祿入於旺宮。少年發於帝旺之鄉,老景榮於衰庫之地。劫殺逢空、祿臨旺地,少年行旺、老景行墓、其吉可知矣。精微一理、變化千般、淺薄休傳、知音可得、能依此斷萬無一失。

少年にして早く功名を得るは、空亡と「劫煞」とが一地に同処するなり。老年にして富足長寿なるは、正禄が旺宮に進入するなり。少年に発達するは帝旺の郷に在り、晚景に栄顕するは衰庫の地に在り。劫煞が空亡に逢い、禄星が旺地に臨めば、少年は旺運を行り、晚景は墓庫を行る、このごときの吉利は想而知るべし。ここ裏頭の道理は精微にして一のごとく、変化はしかし千般あり。見識の浅薄なる人は伝授するを要せず、知音に遇うてこそ相授すべし。能くこれらに依りて推断せば、すなわち万に一の失なし。

張果星宗 十七

統論限説

大凡洞微所急者限主星也,所貴者祿星也,所重者諸曜順行也,所發者廟宮也,所畏者忌星也,所好者吉神也,所輔者行年也,所助者三方也,所惡者氣孛羅計也,如善星陷逆則福慢,順行則福緊。凶星陷逆則災緊,順行則災慢。

大凡そ《洞微》の法を推るに、最も緊要なるは限主の星、最も貴ぶべきは禄星、最も看重するは衆星の順行、最も能く発達するは星曜の廟宮に居る、最も畏懼するは忌星、最も喜好するは吉神、最も能く輔佐するは流年行年、最も能く相助するは三方の会照、最も厭悪するは「紫気」「月孛」「羅睺」「計都」のこの四余なり。吉善の星はもし陥落してまた逆行すれば、福を降すは来たること慢し。順行なれば則ち福を降すは来たること緊急なり。凶悪の星はもし陥落してまた逆行すれば、災を作すはかえって来たること急し。順行なれば則ち災を作すは来たること遅緩なり。

如遇吉星順行即得本宮加數,若遇惡星他宮則其數減半。大凡吉星居七強為福緊,臨五弱為福慢,災星在強宮為災慢,五弱為災緊。凡限本宮見星災福應十分,對照七分、三合四分,凡限星在終末之度,即災福之力則微,而不可以定數言也。

もし吉星の順行に遇えば、すなわち本宮の主する所の年数の上に再び増加す。もし悪星の他宮に落つるに遇えば、その年数は便ち減半す。大凡そ吉星が「七強」の地に居れば、福を降すは急し。「五弱」の地に臨めば、福を降すは慢し。災星が強宮に居れば、災を作すはかえって慢し。五弱の地に居れば、災を作すは急し。凡そ行限が本宮の上にて星曜を見るは、災福は十分を応験す。対宮の沖照は七分を応じ、三方の会合は四分を応ず。凡そ限中の星がすでに一宮の末尾の度に走り着きたれば、然らばそれの災を降し福を賜うの力量はすなわち微弱にして、一定の分数を以て言う能わず。

凡忌星在好樂宮入限,三年內為福。三年後反為災,大凡限逢忌星不死亦災,若火在陰宮、土在陽宮、或為三方主雖有厄而不亡。故曰:夜忌土星,晝忌火,三方不是死無疑。此星若是三方主,雖有災侵命不離。火陰土陽宮尤妙,好樂位中別有奇正,此謂也。

凡そ忌星が自己の喜好する所の宮位に落ちてまた限に入れば、頭の三年はかえって福を為し得、三年の後はすなわち転じて災と為る。大抵そ行限が忌星に逢上すれば、死せずとも災有らんとす。ただしもし「火星」が陰宮に落ち、「土星」が陽宮に落つるか、あるいはそれが本身正しく三方の主なれば、然らば厄難有りと雖も性命を喪うに至らず。ゆえに言う、夜に生まれた人は土星を忌み、昼に生まれた人は火星を忌む、この星がもしまた三方の主にあらざれば、それは必死なり疑いなし。この星がもし正しく三方の主なれば、たとえ災殃の侵擾有りとも、性命は離散に至らず。火星が陰宮に入り土星が陽宮に入るはさらに巧妙なり、いわゆる「好楽の位の中に別に奇正有り」とは、まさにこれを指す。

凡災忌星生時在伏段限內。災禍只有三四分力,福星生時在伏段亦只有三四分力,蓋被太陽所伏光芒不見,有如臣居君側包藏光美之象。凡一限中見吉凶星同聚,即以入宮先後及逆順而斷吉凶,故先入宮深者先見,後入宮淺者後逢也。

凡そ災を作す忌星は、もし人の出生の時に正しく「伏」の段の内に処りてまた限に入れば、それの災禍はただ三四分の力量なり。同じく福星も出生時にもし伏段に処れば、福を賜うもただ三四分の力量なり。これは因って言うに、それが太陽の光芒に掩伏せられ、光華は顕れず、譬えば臣子の君王の身側に侍立して、ただ自己の光彩を包蔵せざるを得ざるがごとし。凡そ一個の限の内に同時に吉星と凶星とを聚むれば、すなわちそれらの宮に入るの先後および順行・逆行に按りて吉凶を断ず:先に宮に入りて行度の深きは先に応じ、後に宮に入りて行度の浅きは後に応ず。

凡遇本限及對照三合併不見一星,名曰空限,主多災凶、圖事不成,若得限主當生有力之位,則反為吉,惟有官祿宮上逢空限最凶,必於四十六七歲死矣。凡當生吉星照身命者,主中年富貴,縱逢災限不妨。若當生凶星照身命者,中年雖逢福限四旬之後,亦主迍滯,大都吉凶之應全藉限基當生有祿則吉,限上無祿則難發,是猶無根之木,雖逢春終不葩花而成實也。故經云:若無一曜臨身命,自是賢愚別有因。

凡そ本限に行き着き、対宮の沖照と三方の会合とを連ねても一顆の星を見ざるを、「空限」と呼び、災凶多く事を謀るも成らざるを主る。もし限主が恰好よく出生の原局の中の有力なる位置に落つれば、かえって転じて吉と為す。独り官禄宮の上の空限に逢うは最も凶、必ず四十六七歳の上にて死去す。凡そ出生時に吉星の身宮・命宮に照臨する有るは、中年に富貴を主り、たとえ災限に行き着くとも妨げなし。もし出生時に凶星の身命に照臨するは、中年は福限に逢うと雖も、四十歳以後を過ぐればまた困頓遅滞を主る。大抵そ吉凶の応験は全く限の根基に靠る:出生の原局の中に禄有れば便ち吉、限の上に禄無ければ発達し難し、譬えば根無きの樹は、たとえ春天に趕うくとも、終に花を開き果を結ぶ能わざるがごとし。ゆえに経の上に曰く:もし一顆の星曜の身宮命宮に臨照する無ければ、然らば人の賢愚の別は自ずから別に縁由有り。

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