臍の相・捷法
公篤曰:臍者太極之別名,先天之氣管,如瓜之有蒂也。形成於腹,而似太極圖之形式。下名丹田,男子之氣海,女子之血海,內通腎絡,而交督脈。凡嬰兒受胎,先有此根蒂,然後化形質,即天一生水之義也。故下名太極盒,而為純陽之處。兩側為仰月痕,即月之左上弦右下弦也。上為覆月盎,而為純陰之處。中有凹肉兩突,即陰陽交姤之點,故名兩儀胎也。兩側有紋痕小點,名群星垣,即化生萬物之義。其形雖小,儼然一渾天儀也。
陳公篤が言うには:臍は「太極」の別名で、先天の元気が出入する管口で、瓜果の上のあの蒂のようです。腹部に生え、形状は一幅の太極図のようです。臍の下を「丹田」と呼び、男子では「気海」、女子では「血海」で、内へは腎臓の経絡に通じ、また督脉と相交わります。嬰児が母腹で受胎するとき、まずこの根蒂を結び、それから形体血肉を化生します。これはまさに《周易》の「天一生水」の道理です。ですから臍の下はまた「太極盒」と呼ばれ、純陽の所在する所に属します。臍の両側の弧状の痕を「仰月痕」と呼び、月の左上弦と右下弦のようです。臍の上に隆起した部分を「覆月盎」と呼び、純陰の所在する所に属します。臍中の凹陷処に二つの微かに凸した軟肉があり、これはまさに陰陽交合の点なので「両儀胎」と呼びます。臍の両側に散布する細紋と小点を「群星垣」と呼び、天地が万物を化生する意を取ります。臍は形体は小さいですが、俨然として一具の縮小した渾天儀で、天地・陰陽・星辰の象が皆その中にあります。
是以臍喧深大而有勢,主仁慈而大量,能容物也。宜高起而上仰,主清高而智敏,享盛名也。不宜平滿及凸突,主貧賤而勞舌,刑剋而夭亡也。古法謂能納李者,主貴名流芳,具上智而能發展也,亦多子女,而紹箕裘也。兩角上仰,主敏慧好學,貴名有為,亦旺子女,及身後之事業也。四維有蛛蛛紋,主一奇貴,盛世多文貴廰道之職,亂世多武貴師旅之權,女格則子女多而貴顯也。又有五行紋,周維五根紋痕是也,亦主武貴,今世可至師旅,及邊將之鎮守,臨險而發達,因禍而為福也。
ですから臍が寛く深く闊大で気勢がある者は、その人が仁慈で気量が宏大、人と事を容れられることを主ります。臍口はやや高く起って上に仰ぐのが宜しく、こうすればその人は清高で心思が敏捷、盛名を享けられます。最も忌むのは臍部が平満か外に凸出することで、それは貧賤で口舌労碌し、親人を刑克して短寿を主ります。古い相法に、臍の窪みが深くて李一顆を入れられる者は、名流の顕れて後世に芳しく、上等の智慧を禀けて事業に発展があり、子女も多く家業を継承できるとあります。臍の両角が上に仰ぐ者は、その人が聡慧で学を好み、貴名と作為があり、同じく子女を旺し、身後にも事業を留めます。臍の四周に蜘蛛の巣状の纹路が生えている者は、一種の奇特な貴格を主ります。太平の世では多く文職の顕貴を得て、庁・道一級の官を為し、乱世では多く武職の顕貴を得て、一師一旅の兵権を掌握します。女子にこの相があれば子女が多く顕達します。別に「五行紋」というのがあり、臍の四周に五道の紋痕が環生するもので、同じく武貴を主り、当今では師旅の長官か、辺関を鎮守する将領までできます。この種の人は往々にして険に臨む際に発達し、禍によってかえって福を得ます。
凡平滿小者,主子女不力,或忤逆,刑剋最重,衣食不充也。兩角下反者,主愚魯而任性,破敗而刑剋,好酒戀色,有偏嗜也。最低下者,主淫賤而笨拙。加以多粗毛,主淫亂而急燥,男女皆然。偏左者,先妨父宮,女倍於子;偏右者,先妨母官,子倍於女,男女亦同也。
およそ臍が平満で窄小な者は、子女が力にならず、甚だしくは忤逆不孝で、刑克が最も厳重で、衣食も充裕しません。臍の両角が下に翻る者は、その人が愚魯で任性、家業は破敗し親人を刑克し、酒を好み色を貪り、偏執の嗜好があります。臍位が最も低く生えた者は、淫賤で笨拙を主ります。さらに臍の周りに粗毛が叢生すれば、淫乱で性情が急躁であることを主り、男女同じです。臍眼が左に偏る者は、まず父の一宮を妨害し、しかも女を克することが子を克するより多いです。臍眼が右に偏る者は、まず母の一宮を妨害し、子を克することが女を克するより多いです。男女とも同じです。
肩の相・捷法
公篤曰:肩者,輔佐之一小部,於關係頗輕,分數又少,然亦有一線關係,茲特錄之。凡男女之肩部,均宜平厚有勢為吉,主厚祿而多福。男子肩尖聳,主惡疾而孤苦,勞碌而驚惶,一生無平安之福也。惟火形不忌肩聳,反貴至將相而成功,然亦勞碌走險,唐代之馬周、宋代之寇準是也。女子肩聳,主刑夫而心毒,量狹而氣燥,亦有生離再嫁,或主惡病夭亡。男子肩下削,主百事不成,寒苦度日;女於肩下削,主刑夫克子,淫亂凶死,惟貧賤之人,能善終也。故有美女無肩,尤將軍無項之說也。
陳公篤が言うには:肩は相法では補助の小部位に過ぎず、関係は軽く、占める分数も少ないですが、しいて一線の牽連があるため、特にこれを記しておきます。およそ男女の肩部は、いずれも平正厚実で気勢があるのを吉とし、福禄の丰厚を主ります。男子の両肩が尖削して高く聳える者は、悪疾を生じやすく孤苦依怙なく、一生労碌して心神が驚惶し、平安の福を享けられません。ただ「火形」の人だけは肩が聳えるのを忌まず、かえって将相に至るほど貴くなって功業を成就できますが、ただ同じく労碌して危険と困難を冒します。唐代の馬周、宋代の寇準がこの例で、両人とも寒微の出身で、奇遇と胆識によって宰輔に躋りました。女子の両肩が高く聳えるのは、夫を刑克して心腸が狠毒、気量が狭窄で性情が焦躁を主り、夫と生別して改嫁する者もあり、あるいは悪疾を生じて早亡することを主ります。男子の両肩が下に溜め削れる者は、百事成すことなく、一生寒苦に日を過ごします。女子の両肩が下に削れる者は、夫を刑し子を克し、淫乱で善終せず、ただ本人が貧賤な者だけがかえって平安に老いられます。ですから相書に「美女無肩、尤将軍無項」という説があり、美人は肩が溜め削れて柔順でなくてはならず、猛将は頸が短く太くて項が見えないという意味です。
乳の相・捷法
公篤曰:乳有七竅,為先天之祖氣,子女之命宮,精血會聚之所。故人初生,奈以此養成,呼吸之氣管,肝腎二絡占多數。醫家治乳痊,分內吹外吹,亦以平肝和腎為主方,於女格關係尤重要焉。大體以乳頭黑實者為吉,主有子女,而壽徵也。乳頭側有痣,主子女聰敏,及貴能而有為也。乳頭仰上者,主多子女,及有恆而立業也。乳頭堅硬者,主有壽根,及有祿而多子也。乳頭朝下者,主子女弱,及多憂而疾病也。乳頭平軟者,主多疾厄,及刑傷而急燥也。乳頭紅嫩者,多為傭僕,及刑剋而不壽也。
陳公篤が言うには:乳房の内には七つの孔竅があり、先天の祖気の寄る所で、子女を主管する宫位であり、また精血の汇聚する所です。人は生まれたばかりのとき、全て乳汁によって養われます。乳部はまた呼吸の気管に連なり、経絡の上では肝・腎の二経が占める分量が最も多いです。医家が乳癰を治療するに、「内吹」(妊娠期に発病)と「外吹」(哺乳期に発病)の二種に分け、用薬も皆平肝・和腎を主方とします。乳相が女子にとって関係がとりわけ重要であることが見えます。大体言えば、乳頭の色が黒く結実なのを吉とし、子女の興旺を主り、長寿の徴兆でもあります。乳頭の傍に痣が生えた者は、子女が聡明敏捷で、顕貴であるとともに才能作為があることを主ります。乳頭が上に向かい仰ぐ者は、子女が衆多で、本人は事をなすに恒心があって立業できることを主ります。乳頭が堅硬な者は、寿元の根基があり、福禄があるとともに子嗣も多いことを主ります。乳頭が下に垂れる者は、子女の体が弱く、本人は憂愁が多く疾病が身に纏うことを主ります。乳頭が平塌で綿軟な者は、病災が多く、刑傷を兼ね、性情は急躁を主ります。乳頭の顔色が紅く嫩い者は、大抵は佣人僕役の命で、しかも親人を刑克して長寿しません。
乳毫以一二三根為吉,主性平和而子女勤能;毫多而粗者,主性剛燥而子女愚拙。又有四乳者,男主貴而智勇,多好酒貪淫也;女主壽而子貴,多刑夫星也。又有三乳者,主有刑剋而貴祿也。男王偏嗜好淫,亦有專長一能以成名;女主靈巧性燥,亦有刑夫教子以宏恢,此奇相之一也。
乳暈の上の細毫は、一本・二本・三本を吉とし、性情が平和で子女が勤勉能幹であることを主ります。細毫が多くかつ粗い者は、性情が剛烈焦躁で子女が愚拙であることを主ります。また乳頭が四つ生えた者があります。男子は顕貴で智謀と勇力を兼ねますが、酒を好み色を貪ることが多いです。女子は長寿で子女が顕貴を主りますが、ただ命に刑夫の星を帯びます。また乳頭が三つ生えた者もあり、刑克はあるものの貴禄を得られることを主ります。男子(底本の「男王」の「王」は「主」の訛)は偏執で好色ですが、往々にして一技の長を身に懐いて成名します。女子は霊巧で性が急躁、また常に夫を刑克した後に独力で子を教え、門戸を光大します。これらは皆奇相の一つに属します。
腋毛・捷法
公篤曰:腋毛在肩井之下,夾窩之間,內為肺絡之正繫,亦有重要關係。余考男子無腋毛,主凶死者十居其七,憂愁剛燥而死者十居其三。有腋毛而粗濃者,主急燥而恃勇,多勞而反覆;有腋毛而柔細者,主聰敏而謹慎,清閒而平安。
陳公篤が言うには:腋毛は「肩井穴」の下、腋の窩の間に生え、内へは正しく肺経の主脈に連なっているので、重要な相理の関係があります。私が年来考查して見たところ、腋毛のない男子は十人中七人が非命に死し、残りの三人も憂愁欝結・性情剛烈暴躁によって死にます。腋毛があって粗く濃い者は、性情が急躁で勇力を自恃し、一生に労碌が多く事が反復します。腋毛があって柔軟細軟な者は、その人が聡明敏捷で事を処するに謹慎、一生清閑平安です。
女子無腋毛,富貴者,主淫亂而私奔,以致喪節敗名,服毒自剔;貧賤者主流落而無依,以致痼疾困苦,終身遺恨。女子有腋毛而粗濃者,主性偏僻而急燥,刑夫再嫁,次亦孤宿守寡。女子有腋毛而狐臭,主淫亂下賤,三嫁末休,次亦刑剋勞苦,惡病不已。女子有腋毛而柔細者,主和順而賢淑,旺夫而多祿。女子有腋毛而汗香者,主大貴而子女亦貴,性明敏而賢良,古人選妃之定法也。
腋毛のない女子は、富貴の出身なら行為が淫乱で人と駆け落ちし、失節敗名に至り、最後には毒を服して自尽することを主ります。貧賤の出身なら一生流落して依怙なく、痼疾が身に纏い、窮困潦倒して、恨みを抱いたまま終身を送ります。腋毛があって粗く濃い女子は、性情が偏執乖僻で急躁、夫を刑克して改嫁し、次等も孤身で寡を守ります。腋毛があって狐臭を帯びる女子は、淫乱下賤を主り、三度嫁いでもなお安定せず、次等も親人を刑克して一生労苦、悪疾が絶えません。腋毛があって柔軟細密な女子は、性情が和順で賢淑、夫を旺して福禄が丰厚を主ります。腋毛があって汗気が香を帯びる女子は、本人が大貴で子女も貴く、性情が聡敏で賢良を主ります。これはまさに古人が妃嬪を選び立てた一条の定法です。
玉茎・条解
公篤曰:玉莖者,靈龜也,五行屬水,五臟屬腎,子女之根源,人類之關鍵,亦有考查之必要。一呼下陰,一呼陽物,實外陽而內陰也。離中之精,化而為汞,是為太極之 ,故俗名極 也。茲將各類分別錄後。一.紅實:紅實者,稟受之氣清也。其先天之靈根不同,父母之環境安好,主妻妾賢淑而和順,又能操持助夫,以立業也;子女得力,以發達也。二.自瑩:白瑩者,氣清而根厚也。有離奇之思想,智敏之有恆,子女多而成立,為成而宏恢也。
陳公篤が言うには:「玉茎」はまた「霊亀」とも呼ばれ、五行では水に属し、五臓では腎に属し、子女の根源、人類繁衍の関鍵なので、考查の必要があります。俗称に「下陰」と呼ぶ者、「陽物」と呼ぶ者がありますが、実際には外形は陽に属し内裏は陰に属します。丹道の説によれば、離卦の中爻の一点の真精が化して汞となり、これが太極の某某(底本はここに一字欠け、原書も空白)なので、俗名をも「極某」と呼びます(同じく欠字)。以下に各種の形状を条分けて列挙します。第一類「紅実」:紅実とは、禀受した先天の気が清純なものです。この種の人は先天の霊根が常人と異なり、父母の家境も安穏良好です。妻妾が賢淑和順で、家務を操持して夫の事業成就を補助でき、子女も力を得て、子女によって発達できることを主ります。第二類「白瑩」(条目の標題は底本で「自瑩」、「自」は「白」の訛):白瑩とは、気が清く根基が厚実なものです。この種の人は常に奇特新頴の想法があり、心思が敏捷で恒心があり、子女が多く皆成家立業でき、彼らによって門戸を光大します。
三.活龜:活龜者,能屈能伸,而有收藏性也。其人聰敏靈巧,具有遠大眼光,剛正不屈,貴名有成,技藝廣譽,又多子女,而有厚祿,次亦是衣食而完善也。四.死龜:死龜者,大而不收藏,如已死龜頭也。此為下賤之人,勞苦之相,應船伕水手、肩挑背磨也。
第三類「活亀」:活亀とは、屈することも伸びることもでき、平常は収蔵できるものです。この種の人は聡明霊巧、眼光が遠大で、人となりは剛正不屈、顕貴の名声を成就でき、技芸も広く称誉されます。子女も多く福禄は丰厚、次等も衣食が完備して生活が周全です。第四類「死亀」:死亀とは、形体は大きいが収蔵できず、死んだ亀の頭のように癱軟して外に露れているものです。これは下賤の人、労苦の相で、船夫水夫・肩挑背扛の苦力に応じます。
五.囊紋:囊紋者,腎囊多皺紋,如核桃米也。其紋多者,主享大壽;其痕皺露者,主聰慧而特智;其紋痕少者,主才智短而壽弱;無紋痕者,不夭亡則孤苦也。六.熱精:熱精者,其精熱而濃也。此為應有關係,主有子女也,愈熱而子女愈多,無疾而易養也。
第五類「囊紋」:囊紋とは、陰囊の上に皺紋が密布し、核桃仁の表面のようなものです。皺紋が多い者は高寿を享けることを主り、皺痕が深く顕露な者は聡慧で智力が人を超えることを主り、皺紋が少ない者は才智が短浅で寿元も弱いことを主り、皺紋が一条もない者は早夭でなければ一生孤苦を主ります。第六類「熱精」:熱精とは、精液が温熱で濃稠なものです。これは当然あるべき正常な状態で、子女を持てることを主り、しかも精が温熱なほど子女が多く、子供は病気が少なく養いやすいです。
七.冷精:冷精者,其精冷而烯也。此為反常關係,主無子女也,是名孤刑,及不壽也。如稍冷者,亦有子,多疾厄,而不易養成也。八.獨腎:獨腎者,一個腎子也。主宏恢而富業,多進田宅;又主弟兄和睦,內顧無憂,妻妾才能,內助有力,子女少而壽微弱也。
第七類「冷精」:冷精とは、精液が寒涼で稀薄なものです(底本の「烯」は「稀」とすべき)。これは反常の状態で、子女がないことを主り、命に「孤刑」と呼ばれ、本人の寿数も長くありません。もしわずかに涼しい程度なら、やはり子供を持てますが、ただ子供に病災が多く、養い育てにくいです。第八類「独腎」:独腎とは、睾丸が一つしかないものです。この相は産業を光大して富を致せることを主り、田宅が絶えず増添します。また兄弟が和睦し、家に後に後顧の憂いがなく、妻妾に才干があり内助が力になることを主ります。ただ子女が稀少で、本人の寿元もやや弱いです。
牝牡戸・条解
公篤曰:牝戶者,即生殖器是也。坎中之精,丹中之鉛,外陰而內陽,關係子女之重要部位也。又關人名譽氣節,是為貴賤之門,亦平生之志也,茲故錄之。一.黃毛:黃毛者,牝戶之毛,黃如金絲也。主大貴而聰敏,剛復而恃才,及淫而有壽,毒而驕傲,漢呂后有之,貴為帝后也。
陳公篤が言うには:「牝戸」とは女子の生殖器です。丹道の説によれば、これは坎卦の中爻の真精で、丹道の言う「鉛」に当たり、外形は陰に属し内裏は陽に属し、子女の繁衍に関係する重要な部位です。また一人の名誉と気節に関わり、貴賤を分判する門戸であって、女子一生の志節をも係えているので、特に記しておきます。第一類「黄毛」:黄毛とは、陰毛の色が黄く金糸のようなものです。この相は大貴で聡敏を主り、性情は剛愎で才を恃み自ら負い、淫欲を兼ねて寿数が長く、心が狠く驕傲です。漢代の呂后がこの相で、尊貴は皇后となり朝に臨んで制を称するに至りました。
二.紅毛:紅毛者,牝戶之毛,紅鮮而如珠砂也。主大貴而淫亂,及不善終。性情窄狹而急燥,明敏而偏見,任性而嫉才,唐楊貴妃有之。三.暗滯:暗滯者,灰睛滯手而不潤也。主貧苦下賤,刑夫克子,本身勞碌,而多遺累,及牽制也。
第二類「紅毛」:紅毛とは、陰毛が鮮紅で朱砂のようなものです。この相は大貴だが淫乱を主り、結末は善終しません。性情は狭窄急躁で、聡明敏捷だが偏見を持ちやすく、任性で才ある人を妒忌します。唐代の楊貴妃がこの相です。第三類「暗滞」:暗滞とは、陰部の膚色が灰暗で、触ると渋く潤わないものです。この相は一生貧苦下賤を主り、夫と子女を刑克し、本人は労碌して休まらず、しかも拖累が多く至るところ牽制されます。
四.拳珠:拳珠者,陰毛曲捲如珠也。主大貴而操國柄,英明過人,志向遠大,剛腹自用,才智絕倫,為女中之傑,大周武后有之,亦主淫而有壽也。五.柔細:柔細者,牝戶之毛,柔細清潤也。主賢淑而和蘊,慈良而才能,助夫旺子,今世亦有貴名,而占政治地位者,多才智勇為,而又貞靜也。
第四類「拳珠」:拳珠とは、陰毛が蜷曲して一粒一粒の珠状になるものです。この相は大貴で国柄を執掌できることを主り、英明が人に過ぎ、志向は遠大、性情は剛愎自用(底本の「剛腹」は「剛愎」とすべき)、才智は群を超え、女中の豪傑です。武周の武則天がこの相です。この相は同時に淫欲が重く高寿を享けることも主ります。第五類「柔細」:柔細とは、陰毛が柔軟纎細で、清爽潤沢なものです。この相は賢淑で性情が温蘊、慈善良善で才干があり、夫を助け子を旺すことを主ります。今世ではこの種の女子にも顕名を得て政界に入る者があり、大抵は才智が衆を出づ、敢作敢為で、私徳の上ではまた貞静に自守します。
六.粗濃:粗濃者,牝戶之毛,粗而濃多也。主壽而好淫,旺子女而刑夫,有再嫁三嫁者,稟受之氣粗濁故也,亦有貞操而刑夫者,孤房獨宿也。七.不樹:不樹者,牝戶完全無毛也。主淫亂居多數,不壽居少數,又主貧賤居多數,富貴而有缺點居少數。凡無毛者,皆有偏僻窄狹之怪異性情也。
第六類「粗濃」:粗濃とは、陰毛が粗くて密なものです。この相は寿が長く淫を好むことを主り、子女は興旺するが夫を刑克し、二三度改嫁する者もあり、これは禀受した気質が粗濁なためです。また貞操を守ってもなお夫を克する者もあり、それは孤房に独宿するほかありません。第七類「不樹」:不樹とは、陰部に全く毛が生えないものです。この種の人は大多数が淫乱で、少数が短寿、また多数が貧賤で、少数は富貴を得ても常に缺陷を帯びます。およそ無毛の者は、性情の上に偏執・狭隘で古怪な一面があります。
八.挺角:挺角者,牝戶有突肉如鼓角,或挺肉如旋螺也。主勞苦居多,而無生育也。又主父母破群,初年無倚,而寄食於族戚也。九.五色:五色者,陰毛有五色合併也。男主草澤英堆,因時勢逼迫而發達,異路功名也;女主先賤後貴,因人力愛惜而貴祿,庶妾寵幸也。十.豐腴:豐腴者,牝戶豐突肥膩而高也。主坤道之正氣,柔和而有氣節,旺夫又旺子女,而有恆志也。
第八類「挺角」:挺角とは、陰部に突起した肉が鼓角のよう、あるいは挺出した肉が螺旋のようなものです。この相は一生に労苦が多く、しかも生育できないことを主ります。また父母・家族の離散破落を主り、早年に依怙なく、族人・親戚の門下に寄食するほかありません。第九類「五色」:五色とは、陰毛が幾種かの色に混生するものです。男子にこの相があれば、草莽の中の英豪(底本の「英堆」は「英雄」とすべき)を主り、時勢に迫られて発達し、「異路功名」という正途でない道を行きます。女子にこの相があれば、先ず賤しく後に貴く、人の愛惜と提携を得て富貴を得、大抵は妾室の身分で寵を受けます。第十類「豊腴」:豊腴とは、陰部が豊満で高く突き出、肌理が肥潤なものです。この相は坤卦の大地のような正気を得ており、性情は柔和で気節を失わず、夫を旺し子女を旺し、本人も事をなすに恒心と毅力があります。これは女相の中で最も端正な一格です。
穀道・条解
一.方肛:方肛者,四方起楞,大解方式也。男女皆主奇貴,而享盛名,漢淮陰侯有之。或三楞亦名貴而清祿,蓋穀道圓而不方故也。二.亂毛:亂毛者,穀道毛多而粗亂也。有陰陽之交,皆多亂毛,男女生此,均主聰明而好淫也。
第一類「方肛」:方肛とは、肛門の四周に棱が起って方形を成し、排便のときも方形を呈するものです。男女にこの相があればいずれも奇貴を主り、盛大な名声を享けられ、漢代の淮陰侯韓信にこの相がありました。もし三面に棱が起れば、名貴で清雅の禄を享けることを主ります。これを重んずるのは、常人の肛門は皆円くて方形を成さず、方の者は極めて稀だからです。第二類「乱毛」:乱毛とは、肛門の周囲の毛が多くて粗乱なものです。およそ陰陽の交会する所は、大抵毛髪が叢乱しています。男女にこの相が生えていれば、いずれも聡明で色を好むことを主ります。
三.柔細:柔細者,穀道之毛均柔細而若無也。主和平守禮,穩見多祿,大勢之亨吉也。四.無毛:無毛者,穀道完全無毛也。主不守正義而好淫,不由正途而冒險,亂世主異路功名,而不善後,一主刑人丁,而少子女也。
第三類「柔細」:柔細とは、肛門の周囲の毛が皆柔軟纎細で、疎らであたかも無いようなものです。この相は性情が平和で礼法を守り、見識が穏当で福禄が丰厚、全体的な大勢が亨通吉利であることを主ります。第四類「無毛」:無毛とは、肛門の周囲に全く毛が生えないものです。この相はその人が正道を守らず色を好み、事をなすに正途を行かず冒険を喜ぶことを主り、乱世では「異路功名」を得られるが良い結末を収められません。一方でまた家中の人口を刑克し、子女が稀少であることを主ります。
《公篤相法》上篇巻七(続)
寿を量る要訣
公篤曰:古人謂相法秘訣,壽夭最難,不獨人中,惟神是定,其法固精確,其用則難定矣。大凡壽數,皆以厄年為定法,其不在厄年而死者,蓋有正厄、傍厄、應證厄三種也。故達摩麻衣,有三九四九、六七七七之說,皆略而不詳,此篇因壽數而立也。
陳公篤が言うには:古人が相法の秘訣を語る中で、最も難しいのは寿夭を断ずることです。寿を断ずるに「人中」の一処だけを見てはならず、最終的には「神」によって定奪しなければなりません。この法は確かに精確ですが、用いるには極めて把握し難いです。およそ寿数を推算するには、「厄年」をもって定法とします。厄年に死なない人がいるのは、厄年にもともと「正厄」「傍厄」「応証厄」の三種の分かれがあるからです。ですから達磨相法と《麻衣相法》には、三九二十七、四九三十六、六七四十二、七七四十九といった説がありますが、いずれも一句を提げるだけで詳しく解説しません。本篇は専ら寿数を推断するために設けたものです。
余考天道純厚,人之稟受亦厚,智識之開化較遲,性情之行為較。天道機薄,人之稟受亦薄,智識之開化較早,性情之行為較巧,壽數隨之加減。上古耋髦期頤不足奇,今則幾希矣。故現在之格局,聲音散漫不聚,目神浮淡無根,唇掀齒露,氣洩不收,均占多數,此不壽之格,亦氣數使然也。
私が考究したところ:天道が淳厚な時代は、人の禀受する元気も厚く、智識の開化が比較的遅く、性情行為も比較的質朴です(底本はこの句「性情之行為較」の下に一字脱す)。天道が機巧で澆薄な時代は、人の禀受する元気も薄く、智識の開化が早く、性情行為も機巧に変わり、寿数もこれに随って増減します。上古の世では七八十歳、百歳まで生きるのも珍しくありませんでしたが、今は極めて少なくなりました。ですから今日常見の格局は、大抵が声音が散漫して聚斂せず、眼神が浮淡で根柢なく、嘴唇が掀き歯が外露し、元気が外洩して収まらないものです。これらはみな長寿でない格局であり、天地の気数の為すところでもあります。
然死厄有定數,厄年有先後。男子以九年為一厄,中有七年一厄者;女子以八年為一厄,中有六年一厄者。余考易經纂辭,有太極初判,化而為二,乃九七也,八六也。按九數為離之中女,七數為兌之少陰,蓋男子外陽而內陰,其氣化而為奇,而應陰氣也;八數為艮之少男,六數為幹之老陽,蓋女子予外陰而內陽,其氣化而為偶,而應陽氣也。此後天之陰陽反應,即陰上陽下之義也。
ただし死厄にはおのずから定数があり、厄年にも先後の別があります。男子は九年を一つの厄期とし、その間に七年一厄が挟まります。女子は八年を一つの厄期とし、その間に六年一厄が挟まります。私が《周易》の繫辞を考えるに、太極が初めて分かれて化して二となり、得られたのはまさに九と七、八と六という数です。易数によれば、九は離卦に属し中女、七は兌卦に属し少陰です。男子は外形が陽に属し内裏が陰に属するので、その気は奇数に化して出て、陰気に応じます。八は艮卦に属し少男、六は乾卦に属し老陽です。女子は外形が陰に属し内裏が陽に属するので、その気は偶数に化して出て、陽気に応じます。これは後天の陰陽が互いに反応する道理で、すなわち「陰は上に、陽は下に」の意です。
又考河圖洛書,中有震臨艮位,其動爻化而為九,是為長男;巽臨坤位,其動爻化而為七,是為長女,此九七之化氣也。幹臨離位,其動爻化而為八,是為老陽;離臨震位,其動爻化而為六,是為中女,此八六之化氣也。此先天之陰陽並行,奇偶自相交姤之義也。
私はまた《河図》《洛書》の方位を考えました。震卦が艮卦の位置に落ちると、その動爻が化して出るのは九で、九は長男です。巽卦が坤卦の位置に落ちると、その動爻が化して出るのは七で、七は長女です。これが九と七の二つの数の化気の来歴です。乾卦が離卦の位置に落ちると、動爻が化して出るのは八で、八は老陽です。離卦が震卦の位置に落ちると、動爻が化して出るのは六で、六は中女です。これが八と六の二つの数の化気の来歴です。これは先天の陰陽が並行する格局に属し、奇数と偶数がそれぞれ交合感応する道理を説くものです。
故九年七年,為男子定厄;八年六年,為女子定厄。凡行厄年之者,不死亦重疾,或飛災橫禍,或官訟刑剋,或損失株累。然亦有從厄年而發達者,亂世多此格也。蓋其形局煞重而露威,則從正厄年中,臨險而發達,至傍厄年中,必受挫折也;其形局和蘊而深藏,則從正厄年中,駁雜而破敗,傍厄中反有利益也。至於不厚不薄、不露不和,則從應證厄年中有妨害,而正厄年傍厄年均無關係也。
ですから九年・七年は男子の一定の厄期、八年・六年は女子の一定の厄期です。およそ厄年に至った人は、死ななくても大病を患い、あるいは飛来の災禍に遭い、あるいは官司を惹起して親人を刑克し、あるいは財を破り人の牽連を受けます。ただし厄年にかえって発達する人もあり、乱世ではこの種の格局がとりわけ多いです。その理由は、形局の殺気が重く威勢が外露する人は、「正厄」の年に険に臨んでかえって崛起し、「傍厄」の年に至れば必ず挫折を受けます。形局が温和含蓄で気が内に蔵する人は正反対で、正厄の年に駁雑敗落し、傍厄の年に至ってかえって利を得ます。厚くもなく薄くもなく、外露せず温和でもない中間の格局の人は、妨害が「応証厄」の年に応じ、正厄と傍厄の二つの年は彼に関係しません。
此餘歷年經驗,再從醫學數學丹經中參透,而應證也。古人有知之而不詳言者,當在五代以前,而散亂見之;後人有不知而妄言者,當在宋代以後,而挪雜亂之。茲特分別詳註正厄年、傍厄年、應證厄年,為量壽要訣之千古定法,以俟高明採取而用之也。
この推法は私が年来の経験から得たもので、また医学・術数・丹経から参透印証して出したものです。古人の中にこの道理を知りながら細かく語らなかった者がおり、それは五代以前で、その説は散らばって各書に見えます。後人の中に知らずして乱に語る者がおり、それは宋代以後で、この法則を掻き乱して堪えられないほどにしました。今、私は特に「正厄年」「傍厄年」「応証厄年」の三者を分かちて詳しく注解し、寿を量る要訣の千古の定法として、高明の士の採択と使用を留め置きます。
男格厄年法
一.九歲:此男子第一度正厄。形質清瘦而露,七歲為正厄之應證厄;形質濁厚而藏,十一歲為正厄之應證厄。如水形加一歲,則十歲為傍厄,十二歲為傍厄之應證厄;火形加二歲,則十一歲為傍厄,十三歲為傍厄之應證厄;金形加三歲,則十二歲為傍厄,薄金十歲為傍厄之應證厄,厚金十四歲為傍厄之應證厄;木形加四歲,則十三歲為傍厄,十一歲為傍厄之應證厄;土形加五歲,則十四歲為傍厄,十六歲為傍厄之應證厄。此為三種厄年法也。
第一の厄期は九歳で、これは男子の第一の「正厄」です。形質が清瘦で骨相が外露する者は、七歳に提前して応じ、この七歳が正厄の「応証厄」となります。形質が渾厚で気が内に蔵する者は、十一歳に延後して応じ、十一歳が彼の応証厄となります。次に五行の形局で加算します。「水形」に属する者は一歳を加え、十歳が「傍厄」、十二歳が傍厄の応証厄です。「火形」に属する者は二歳を加え、十一歳が傍厄、十三歳が傍厄の応証厄です。「金形」に属する者は三歳を加え、十二歳が傍厄で、その中でも金気の薄い者は十歳に提前して応じ、金気の厚い者は十四歳に延後して応じます。「木形」に属する者は四歳を加え、十三歳が傍厄、十一歳が傍厄の応証厄です。「土形」に属する者は五歳を加え、十四歳が傍厄、十六歳が傍厄の応証厄です。以上が正厄・傍厄・応証厄の三種の厄年の推算の方法です。
又如兼體之格局,相生者,則照正數而加推,即木火局加六歲,士金局加八歲,皆傍厄年也;兼體之格局相剋者,則照正數而減半,即木金局加三歲半,水土局加三歲,皆傍厄年也。其形質清瘦而露,則提前二年為應證厄;形質濁厚而和,則提後二年為應證厄。亦有兩厄合一,是為重厄,則據各形而加也。
次に二つの形体を兼ねる格局を見ます。両形が相生するものは、本形の正数に従って累加します。例えば木火兼形は六歳を加え、土金兼形は八歳を加えます(底本の「士金」の「士」は「土」の訛)。加え出した年はいずれも傍厄年です。両形が相克するものは、正数から半分を減じます。例えば木金兼形は三歳半を加え、水土兼形は三歳を加え、加え出したのもいずれも傍厄年です。なお旧来の規則に従い、形質が清瘦して外露する者は応証厄を二年早め、形質が渾厚温和の者は応証厄を二年遅らせます。正厄と傍厄がちょうど同じ年に重なることもあり、それを「重厄」と呼び、凶険が倍増します。具体的には依然として各人の形局によって推算します。
二.十八歲:為男子第二正厄年。如形質清瘦而露,則十六歲為正厄之應證厄;如形質濁厚而和,則二十歲為正厄之應證厄。如水形加一歲,則十九歲為傍厄,二十一歲為傍厄之應證厄;火形加二歲,則二十歲為傍厄,二十二歲為傍厄之應證厄;金形加三歲,則二十一歲為傍厄,薄金十九歲為傍厄之應證厄,厚金二十三歲為傍厄之應證厄;木形加四歲,則二十二歲為傍厄,二十歲為傍厄之應證厄;土形加五歲,則二十三歲為傍厄,二十五歲為傍厄之應證厄。此正厄傍厄應證厄三法也。
第二の厄期は十八歳で、これは男子の第二の正厄年です。形質が清瘦外露の者は十六歳がこの正厄の応証厄、形質が渾厚温和の者は二十歳が応証厄です。五行で加算すると、水形は一歳を加え十九歳が傍厄、二十一歳が傍厄の応証厄。火形は二歳を加え二十歳が傍厄、二十二歳が傍厄の応証厄。金形は三歳を加え二十一歳が傍厄、その中で金気の薄い者は十九歳に応じ、金気の厚い者は二十三歳に応じます。木形は四歳を加え二十二歳が傍厄、二十歳が傍厄の応証厄。土形は五歳を加え二十三歳が傍厄、二十五歳が傍厄の応証厄です。これが正厄・傍厄・応証厄の三者の推法です。十八は二九の数で、ちょうど男子が成丁し、婚娶し、外に出て生計を立てる時に当たります。この厄は多く疾病・意外と家中の変故に応じるので、その年には当年の流年部位と気色を併せて見なければなりません。
又如兼體相生者,則照正數而加,如水木形加五歲,火土形加七歲,皆傍厄年也;兼體相剋者,則照正數而減半,即木土形加四歲半,火金形加兩歲半,皆傍厄年也。其形質清瘦而露,則提前二年為應證厄;形質濁厚而和,則提後二年為應證厄。亦有兩厄合一,是為重厄,則據各形而加推也。
兼形の算法は前と同じです。両形が相生するものは正数に照らして累加し、例えば水木兼形は五歳を加え、火土兼形は七歳を加え、得られた年は皆傍厄年です。両形が相克するものは正数を半減し、例えば木土兼形は四歳半を加え、火金兼形は二歳半を加え、得られたのもいずれも傍厄年です。形質が清瘦外露の者は応証厄を二年早め、形質が渾厚温和の者は応証厄を二年遅らせます。もし正厄と傍厄が同じ年に合すれば、すなわち「重厄」となり、凶険が加重します。依然として各人の形局に依って逐一推算します。
三.二十七歲:為男子第三正厄年。如形質清瘦而露,則二十五歲為正厄之應證厄;如形質濁厚而和,則二十九歲為正厄之應證厄。如水局加一歲,則二十八歲為傍厄,三十歲為傍厄之應證厄;火局加二歲,則二十九歲為傍厄,薄者二十七歲為重厄,厚者三十一歲為傍厄之應證厄;金局加三歲,則三十歲為傍厄,薄金則二十八歲為傍厄之應證厄,厚金則三十二歲為傍厄之應證厄;木形加四歲,則三十一歲為傍厄,二十九歲為傍厄之應證厄;土形加五歲,則三十二歲為傍厄,三十四歲為傍厄之應證厄。此為正厄傍厄應證厄三法也。
第三の厄期は二十七歳で、これは男子の第三の正厄年です。形質が清瘦外露の者は二十五歳がこの正厄の応証厄、形質が渾厚温和の者は二十九歳が応証厄です。五行で加算すると、水局は一歳を加え二十八歳が傍厄、三十歳が傍厄の応証厄。火局は二歳を加え二十九歳が傍厄、その中で火気の薄い者は二十七歳がちょうど正傍両厄の重なった「重厄」となり、火気の厚い者は三十一歳に延ばして応じます。金局は三歳を加え三十歳が傍厄、金の薄い者は二十八歳に応じ、金の厚い者は三十二歳に応じます。木形は四歳を加え三十一歳が傍厄、二十九歳が傍厄の応証厄。土形は五歳を加え三十二歳が傍厄、三十四歳が傍厄の応証厄です。これが正厄・傍厄・応証厄の三法のこの年での用法です。二十七は三九の数で、この時男子は多くすでに成家立業しているので、この厄は常に事業の傾覆・妻孥の刑傷と官非争訟に応じます。あらかじめ綢繆しておくのが宜しいです。
又如兼體相生者,則照正數而加推,如金水形加四歲,土金形加八歲,皆傍厄年也;如兼體相剋者,則照正數而減半,如水土形加三歲,水火局加一歲半,皆傍厄年也。其形質清瘦而露,則提前二年,為傍厄之應證厄;其形質濁厚而和,則提後二年,為傍厄之應證厄。又有兩厄合一,則據各形而推也。
兼形の人も依然として旧例に照らして推します。両形が相生するものは正数に従って累加し、例えば金水兼形は四歳を加え、土金兼形は八歳を加え、得た年は皆傍厄年です。両形が相克するものは正数を半減し、例えば水土兼形は三歳を加え、水火兼形は一歳半を加え、得たのもいずれも傍厄年です。形質が清瘦外露の者は傍厄の応証厄を二年早め、形質が渾厚温和の者は傍厄の応証厄を二年遅らせます。もし正厄と傍厄が一年に併合するのに遭えば、依然として各人の形局に依って細かく推し、一概に論じてはなりません。
四.三十六歲:為男子第四正厄年,又以此厄為最凶。如形局清瘦而露,則三十四歲為正厄之應證厄;如形局濁厚而和,則三十八歲為正厄之應證厄。如水形加一歲,則三十七歲為傍厄,三十九成為傍厄之應證厄;火局加二歲,則三十八歲為傍厄,薄火則三十六歲為重厄,厚火則四十歲為傍厄之應證厄;金局加三歲,則三十九歲為傍厄,薄金則三十七成為傍厄之應證厄,厚金則四十一歲為傍厄之應證厄;木形加四歲,則四十歲為傍厄,三十八歲為傍厄之應證厄;土局加五歲,則四十一歲為傍厄,四十三歲為傍厄之應證厄。此為正厄傍厄應證厄,又當考其部位,查其氣色,此厄及吉凶成敗關鍵也。
第四の厄期は三十六歳で、これは男子の第四の正厄年であり、また各道の厄年の中で最も凶の一つです。形局が清瘦外露の者は三十四歳がこの正厄の応証厄、形局が渾厚温和の者は三十八歳が応証厄です。五行で加算すると、水形は一歳を加え三十七歳が傍厄、三十九歳が傍厄の応証厄(底本の「三十九成」の「成」は「歳」の訛、以下同じ)。火局は二歳を加え三十八歳が傍厄、火気の薄い者は三十六歳が正傍相畳して「重厄」となり、火気の厚い者は四十歳に応じます。金局は三歳を加え三十九歳が傍厄、金の薄い者は三十七歳に応じ、金の厚い者は四十一歳に応じます。木形は四歳を加え四十歳が傍厄、三十八歳が傍厄の応証厄。土局は五歳を加え四十一歳が傍厄、四十三歳が傍厄の応証厄です。これが正厄・傍厄・応証厄の三法です。このほかに相応の流年部位を察看し、当時の気色を審査しなければなりません。この一つの厄年こそ一生の吉凶成敗の関鍵の所在だからです。三十六は四九の数で、人は盛壮に当たり肩の担いが最も重く、一生の成敗と生死が往々にしてこの一年に決します。断じて軽忽して見過ごしてはなりません。
又如兼體相生者,則照正數而加推,如金水加四歲,水木加五歲,皆傍厄年也;如兼體相剋者,則照正數而減半,如木金局加三歲半,水土形加三歲,皆傍厄年也。其形局清瘦而露,則提前二年為傍厄之應證厄;如形局濁厚而和,則提後二年為傍厄之應證厄。亦有兩厄合一,則以各形而加推也。
兼形の人は例に照らして推算します。両形が相生するものは正数に従って累加し、例えば金水兼形は四歳を加え、水木兼形は五歳を加え、得た年は皆傍厄年です。両形が相克するものは正数を半減し、例えば木金兼形は三歳半を加え、水土兼形は三歳を加え、得たのも同じく傍厄年です。形局が清瘦外露の者は傍厄の応証厄を二年早め、形局が渾厚温和の者は傍厄の応証厄を二年遅らせます。もし正厄と傍厄が一年に合して重厄となるのに遇えば、依然として各人の形局に依って分かちて加えて推算します。
五.四十二歲:為男子第五正厄年,從九數而轉七數,故在四十二歲也。如清瘦而露,則四十歲為正厄之應證厄;如濁厚而和,則四十四歲為正厄之應證厄。如水局加一歲,則四十三歲為傍厄,四十五歲為傍厄之應證厄;火形加二歲,則四十四歲為傍厄,薄火則四十二歲為重厄,厚火則四十六歲為傍厄之應證厄;金局加三歲,則四十五歲為傍厄,薄金則四十三歲為傍厄之應證厄,厚金則四十七歲為傍厄之應證厄;木局加四歲,則四十六歲為傍厄,四十四歲為傍厄之應證厄;土局加五歲,則四十七歲為傍厄,四十九歲為傍厄之應證厄。此為正厄傍厄應證厄之三法也。
第五の厄期は四十二歳で、これは男子の第五の正厄年です。ここで「九」の倍数から「七」の倍数に転じ、六乗七がちょうど四十二を得るので、厄は四十二歳にあります。形質が清瘦外露の者は四十歳が正厄の応証厄、形質が渾厚温和の者は四十四歳が応証厄です。五行で加算すると、水局は一歳を加え四十三歳が傍厄、四十五歳が傍厄の応証厄。火形は二歳を加え四十四歳が傍厄、火の薄い者は四十二歳が正傍相畳して「重厄」となり、火の厚い者は四十六歳に応じます。金局は三歳を加え四十五歳が傍厄、金の薄い者は四十三歳に応じ、金の厚い者は四十七歳に応じます。木局は四歳を加え四十六歳が傍厄、四十四歳が傍厄の応証厄。土局は五歳を加え四十七歳が傍厄、四十九歳が傍厄の応証厄です。これが正厄・傍厄・応証厄の三法のこの年での用法です。四十二は六七の数で、男命はここから九数を転じて七数に入り、気機が漸く衰えるので、この厄は多く旧疾の再発・財禄の退落と親長の喪に応じます。静守して時を待つのが宜しいです。
又如兼體相生者,則照正數而加推,如木火局加六歲,火土形加七歲,皆傍厄年也;如兼體相剋者,則照正數而減半,如水土局加三歲,水火局加一歲半,皆傍厄年也。如形局清瘦而露,則提前二年為應證厄;形局濁厚而和,則提後二年為應證厄。亦有兩厄合一,則以各形而加推也。
兼形の人も依然として旧法に照らします。両形が相生するものは正数に従って累加し、例えば木火兼形は六歳を加え、火土兼形は七歳を加え、得た年は皆傍厄年とみなします。両形が相克するものは正数を半減し、例えば水土兼形は三歳を加え、水火兼形は一歳半を加え、得たのも同じく傍厄年です。形局が清瘦外露の者は応証厄を二年早め、形局が渾厚温和の者は応証厄を二年遅らせます。もし正厄と傍厄が一年に併んで重厄となれば、やはり各人の形局に依って逐一加えて推します。
六.四十九歲:為男子第六正厄年,此為七七之數。如形局清瘦而露,則四十七歲為正厄之應證厄;如形局濁厚而和,則五十一歲為正厄之應證厄。如木局加一歲,則五十歲為傍厄,五十二歲為傍厄之應證厄;火局加二歲,則五十一歲為傍厄,薄火則四十九歲為重厄,厚火則五十三歲為傍厄之應證厄;金局加三歲,則五十二歲為傍厄,薄金則五十歲為傍厄之應證厄,厚金五十四歲為傍厄之應證厄;木局加四歲,則五十三歲為傍厄,五十一歲為傍厄之應證厄;土局加五歲,則五十四歲為傍厄,五十六歲為傍厄之應證厄。此三種厄年法也。
第六の厄期は四十九歳で、これは男子の第六の正厄年で、七乗七の数を取ります。形局が清瘦外露の者は四十七歳がこの正厄の応証厄、形局が渾厚温和の者は五十一歳が応証厄です。五行で加算すると、水局は一歳を加え五十歳が傍厄、五十二歳が傍厄の応証厄(底本はここで「木局加一歳」の「木」は「水」の訛で、一歳を加えるのはもともと水形の定例)。火局は二歳を加え五十一歳が傍厄、火の薄い者は四十九歳が正傍相畳して「重厄」となり、火の厚い者は五十三歳に応じます。金局は三歳を加え五十二歳が傍厄、金の薄い者は五十歳に応じ、金の厚い者は五十四歳に応じます。木局は四歳を加え五十三歳が傍厄、五十一歳が傍厄の応証厄。土局は五歳を加え五十四歳が傍厄、五十六歳が傍厄の応証厄です。以上が三種の厄年の推法です。四十九は七七の数で、古人は男子の精気が尽きんとする年とみなし、この厄は多く大病・失位と骨肉の離散に応じます。正傍両厄が相畳して重厄となることを殊に忌みます。
又如兼體相生者,則照正數而加推,如木火局加六歲,火土局加七歲,皆傍厄年也;如兼體相剋者,則照正數而減半,如水火局加一歲半,火金形加兩歲半,皆傍厄年也。其形局清瘦而露,則提前二年為應證厄;其形局濁厚而和,則提後二年為應證厄。亦有兩厄合一,則以各形而加推也。
兼形の人は旧例に照らして推算します。両形が相生するものは正数に従って上へ累加し、例えば木火兼形は六歳を加え、火土兼形は七歳を加え、得た年は皆傍厄年とみなします。両形が相克するものは正数を半減し、例えば水火兼形は一歳半を加え、火金兼形は二歳半を加え、得たのもいずれも傍厄年です。形局が清瘦外露の者は応証厄を二年早め、形局が渾厚温和の者は応証厄を二年遅らせます。もし正厄と傍厄がちょうど同じ年に併んで重厄となれば、依然として各人の形局に依って分かちて加えて推さなければなりません。
七.五十八歲:為男子第七正厄年,又以九年加推。如形局清瘦而露,則五十六歲為正厄之應證厄;如形局濁厚而和,則六十歲為正厄之應證厄。如水形加一歲,則五十九歲為傍厄,六十一歲為傍厄之應證厄;火局加二歲,則六十成為傍厄,薄火則五十八歲為重厄,厚火則六十二歲為傍厄之應證厄;金局加三歲,則六十一歲為傍厄,薄金則五十九歲為傍厄之應證厄,厚金則六十三歲為傍厄之應證厄;木局加四歲,則六十二歲為傍厄,六十歲為傍厄之應證厄;土局加五歲,則六十三歲為傍厄,六十五歲為傍厄之應證厄。亦以此三法考查也。
第七の厄期は五十八歳で、これは男子の第七の正厄年で、四十九歳の上にさらに九年を加えて推し得たものです。形局が清瘦外露の者は五十六歳が正厄の応証厄、形局が渾厚温和の者は六十歳が応証厄です。五行で加算すると、水形は一歳を加え五十九歳が傍厄、六十一歳が傍厄の応証厄。火局は二歳を加え六十歳が傍厄(底本の「六十成」の「成」は「歳」の訛)、火の薄い者は五十八歳が正傍相畳して「重厄」となり、火の厚い者は六十二歳に応じます。金局は三歳を加え六十一歳が傍厄、金の薄い者は五十九歳に応じ、金の厚い者は六十三歳に応じます。木局は四歳を加え六十二歳が傍厄、六十歳が傍厄の応証厄。土局は五歳を加え六十三歳が傍厄、六十五歳が傍厄の応証厄です。この年も同じく正厄・傍厄・応証厄の三法で考查します。五十八は四十九からさらに九年を加えて推し得たもので、人はすでに老境に歩み入り、この厄は多く宿疾の発作・退隠失位と子孫の憂いに応じます。安然と関を過ぎられる者は往々にして高寿を享けます。
又如兼體相生者,則照正數而加推;兼體相剋者,則照正數而減半,其它如上例。八.六十七歲:為男子第八正厄年,加推如上。九.七十六歲:為男子第九正厄年,加推如上。十.八十五歲:為男子第十正厄年,加推如上。十一.九十四歲:為男子第十一正厄年,加推如上。
兼形の人も依然として前例に照らします。両形が相生するものは正数に従って累加し、両形が相克するものは正数を半減します。その余の細則は一概に上と同じです。これより後の各道の厄年は順に、第八の正厄は六十七歳、第九は七十六歳、第十は八十五歳、第十一は九十四歳で、いずれも前の一道の上にさらに九年を加えて推したものです。これらの厄年の正厄・傍厄・応証厄、および五行の加歳・兼形の加減・清瘦の二年提前・渾厚の二年推後などは、全て前の各条の方法に照らして類推し、作者はもう一々重ねて列挙しません。
女格厄年法
一.八歲:為女子第一正厄年。如形局清瘦而露,則六歲為正厄之應證厄;如形局濁厚而和,則十歲為正厄之應證厄。如水局加一歲,則九歲為傍厄;火局加二歲,則十歲為傍厄;金局加三歲,則十一歲為傍厄;木局加四歲,則十二歲為傍厄;土局加五歲,則十三歲為傍厄。凡木火局與薄金,均提前二年;水土局與厚金,均提後二年,皆為傍厄之應證厄。此為厄年之三法也。又如兼體相生者,則照正數而加推,如水木局加五歲,水金局加四歲,皆傍厄年也。其清瘦而露,則提前二年;如濁厚而和,則提後二年,皆傍厄之應證厄。又有兩厄合一,則以各形而加推也。
女子の第一の正厄年は八歳です。形局が清瘦外露の者は六歳がこの正厄の応証厄、形局が渾厚温和の者は十歳が応証厄です。五行で加算すると、水局は一歳を加え九歳が傍厄、火局は二歳を加え十歳が傍厄、金局は三歳を加え十一歳が傍厄、木局は四歳を加え十二歳が傍厄、土局は五歳を加え十三歳が傍厄です。傍厄の応証厄に至っては、形気を見ます。およそ木局・火局および金気の薄い者は一律に傍厄の前二年に応じ、水局・土局および金気の厚い者は一律に傍厄の後二年に応じます。以上が正厄・傍厄・応証厄の三法の女子の首厄での用法です。両形を兼ねる女子は、もし両形が相生すれば、正数に従って上へ累加します。例えば水木兼形は五歳を加え、水金兼形は四歳を加え、得た年は皆傍厄年とみなします。形局が清瘦外露の者は応証厄を二年早め、形局が渾厚温和の者は応証厄を二年遅らせ、この二つの年は皆傍厄の応証厄とみなします。もし正厄と傍厄がちょうど同じ年に衝突して重厄を合成すれば、凶険は倍増し、依然として各人の形局に依って分かちて加えて推します。
二.十六歲:為女子第二正厄。如清瘦而露,則十四歲為正厄之應證厄;如濁厚而和,則十八歲為正厄之應證厄。如水局加一歲,則十七歲為傍厄;火局加二歲,則十八歲為傍厄;金局加三歲,則十九歲為傍厄;木局加四歲,則二十歲為傍厄;土局加五歲,則二十一歲為傍厄。凡木火局與薄金,均提前二年;水土局與厚金,均提後二年,皆傍厄之應證厄。此為厄年之三法也。
女子の第二の正厄年は十六歳です。形質が清瘦外露の者は十四歳が正厄の応証厄、形質が渾厚温和の者は十八歳が応証厄です。五行で加算すると、水局は一歳を加え十七歳が傍厄、火局は二歳を加え十八歳が傍厄、金局は三歳を加え十九歳が傍厄、木局は四歳を加え二十歳が傍厄、土局は五歳を加え二十一歳が傍厄です。傍厄の応証厄は依然として通例に照らします。木局・火局と金薄の人は二年早めて応じ、水局・土局と金厚の人は二年遅らせて応じます。これが正厄・傍厄・応証厄の三法のこの年での推算の方法です。十六は二八の数で、ちょうど女子が及笄して嫁ぐ年で、この厄は多く婚嫁の不諧・血光と疾病に応じます。
又如兼體相生者,則照正數而加推,如火木加六歲,火土加七歲,皆傍厄年也;如兼體相剋者,則照正數而減半,如火水加一歲半,火金加二歲半,皆傍厄年也。薄者提前二年,厚者提後二年,均為傍厄之應證厄。又有兩厄合一,則以各形而加推也。
兼形の推法:両形が相生するものは正数に従って累加し、例えば火木兼形は六歳を加え、火土兼形は七歳を加え、得た年は皆傍厄年です。両形が相克するものは正数を半減し、例えば火水兼形は一歳半を加え、火金兼形は二歳半を加え、得たのも同じく傍厄年です。形気が単薄な者は応証厄を二年早め、形気が厚重な者は応証厄を二年遅らせ、この二つの年は皆傍厄の応証厄とみなします。もし正厄と傍厄が同じ年に併合すれば、各人の形局に按じて別途加えて推さなければなりません。
三.二十四歲:為女子第三正厄年。如形局清瘦而露,則二十二歲為正厄之應證厄;如形局濁厚而和,則二十六歲為正厄之應證厄。如水局加一歲,則二十五歲為傍厄;火局加二歲,則二十六歲為傍厄;金局加三歲,則二十七歲為傍厄;木局加四歲,則二十八歲為傍厄;土局加五歲,則二十九歲為傍厄。凡火木局與薄金,均提前二年;水土局與厚金,均提後二年,為傍厄之應證厄。此為厄年之三法也。
女子の第三の正厄年は二十四歳です。形局が清瘦外露の者は二十二歳が正厄の応証厄、形局が渾厚温和の者は二十六歳が応証厄です。五行で加算すると、水局は一歳を加え二十五歳が傍厄、火局は二歳を加え二十六歳が傍厄、金局は三歳を加え二十七歳が傍厄、木局は四歳を加え二十八歳が傍厄、土局は五歳を加え二十九歳が傍厄です。傍厄の応証厄は旧例に照らします。火局・木局と金薄の人は二年早め、水局・土局と金厚の人は二年遅らせます。これが三種の厄年のこの一歳上での算法です。二十四は三八の数で、女子は多くこの時に生育し家を持つので、この厄は常に産厄・子女の災いと夫家の変故に応じます。
凡兼體相生者,則照正數而加推,如金水局加四歲,金土局加八歲,皆傍厄年也;兼體相剋者,則照正數而減半,如金木局加三歲半,金火局加二歲半,皆傍厄年也。清瘦而露,則提前二年;濁厚而和,則提後二年,均為傍厄之應證厄。亦有兩厄合一,則以各形而加推也。
およそ両形を兼ねる者は、相生するものは正数に従って累加します。例えば金水兼形は四歳を加え、金土兼形は八歳を加え、得た年は皆傍厄年です。相克するものは正数を半減します。例えば金木兼形は三歳半を加え、金火兼形は二歳半を加え、得たのも同じく傍厄年です。形局が清瘦外露の者は応証厄を二年早め、形局が渾厚温和の者は応証厄を二年遅らせます。もし正厄と傍厄が一年に畳んで重厄となれば、やはり各人の形局に依って分かちて推算し、一概にそのまま写してはなりません。
四.三十二歲:為女子第四正厄年。如形局清瘦而露,則三十歲為正厄之應證厄;如形局濁厚而和,則三十四歲為正厄之應證厄。如水局加一歲,則三十三歲為傍厄;火局加二歲,則三十四歲為傍厄;金局加三歲,則三十五歲為傍厄;木局加四歲,則三十六歲為傍厄;土局加五歲,則三十七歲為傍厄。凡木火局與薄金,均提前二年;如水土局與厚金,均提後二年,為傍厄之應證厄。此為厄年之三法也。
女子の第四の正厄年は三十二歳です。形局が清瘦外露の者は三十歳が正厄の応証厄、形局が渾厚温和の者は三十四歳が応証厄です。五行で加算すると、水局は一歳を加え三十三歳が傍厄、火局は二歳を加え三十四歳が傍厄、金局は三歳を加え三十五歳が傍厄、木局は四歳を加え三十六歳が傍厄、土局は五歳を加え三十七歳が傍厄です。傍厄の応証厄は依然として通例に照らします。木局・火局と金薄の者は二年早め、水局・土局と金厚の者は二年遅らせます。これが三種の厄年の三十二歳という関での推法です。三十二は四八の数で、女子は家を当って久しく、この厄は多く積労の成疾・財帛の耗散と翁姑の喪に応じます。正傍両厄が相畳するのを殊に防がなければなりません。
凡兼體相生者,則照正數而加推,如木水局加五歲,木火局加六歲,皆傍厄年也;如兼體相剋者,則照正數而減半,如木金局加三歲半,木土局加四歲半,皆傍厄年也。薄者提前二年,厚者提後二年,皆傍厄之應證厄。亦有兩厄合一,則以各形加推也。
兼形の人も依然として例に照らします。相生するものは正数に従って累加し、例えば木水兼形は五歳を加え、木火兼形は六歳を加え、得た年は皆傍厄年とみなします。相克するものは正数を半減し、例えば木金兼形は三歳半を加え、木土兼形は四歳半を加え、得たのも同じく傍厄年とみなします。形気が単薄な者は応証厄を二年早め、形気が厚重な者は応証厄を二年遅らせます。もし正厄と傍厄が一年に合成して重厄となれば、依然として各人の形局に按じて逐一加えて推します。
五.四十歲:為女子第五正厄年,女格以此厄為最凶。如形局清瘦而露,則三十八歲為正厄之應證厄;如形局濁厚而和,則四十二歲為正厄之應證厄。如水局加一歲,則四十一歲為傍厄;火局加二歲,則四十二歲為傍厄;金局加三歲,則四十三歲為傍厄;木局加四歲則四十四歲為傍厄;土局加五歲,則四十五歲為傍厄。薄者提前二年,厚者提後二年,均傍厄之應證厄。此為厄年之三法也。兼體如上例。
女子の第五の正厄年は四十歳で、この関は女命の中で最も凶険です。形局が清瘦外露の者は三十八歳が正厄の応証厄、形局が渾厚温和の者は四十二歳が応証厄です。五行で加算すると、水局は一歳を加え四十一歳が傍厄、火局は二歳を加え四十二歳が傍厄、金局は三歳を加え四十三歳が傍厄、木局は四歳を加え四十四歳が傍厄、土局は五歳を加え四十五歳が傍厄です。形気の薄い者は応証厄を二年早め、形気の厚い者は二年遅らせます。以上が三種の厄年の算法です。両形を兼ねる者は、前に挙げた例に照らして推算すればよいです。四十は五八の数で、女命はこの関が最も険しく、多く血分の病と夫星の刑傷に応じます。安静に調摂すべきで、労心してはなりません。
六.四十六歲:為女子第六正厄年,此八數之轉六數他。如形局清瘦而露,則四十四歲為正厄之應證厄;如形局濁厚而和,則四十八歲為正厄之應證厄。如水局加一歲,則四十七歲為傍厄;火局加二歲,則四十八歲為傍厄;金局加三歲,則四十九歲為傍厄;木局加四歲,則五十歲為傍厄;土局加五歲,則五十一歲為傍厄。凡木火局與薄金,均提前二年;凡水土局與厚金,均提後二年,為傍厄之應證厄。亦有兩厄合一,則以各形加推。兼體如上例而類推。此為厄年之三法也。
女子の第六の正厄年は四十六歳で、これは八の倍数から六の倍数に転じて推したものです(四十に六を加える、すなわち八数を六数に転ず)。形局が清瘦外露の者は四十四歳が正厄の応証厄、形局が渾厚温和の者は四十八歳が応証厄です。五行で加算すると、水局は一歳を加え四十七歳が傍厄、火局は二歳を加え四十八歳が傍厄、金局は三歳を加え四十九歳が傍厄、木局は四歳を加え五十歳が傍厄、土局は五歳を加え五十一歳が傍厄です。傍厄の応証厄は通例に照らします。木局・火局と金薄の者は二年早め、水局・土局と金厚の者は二年遅らせます。もし正厄・傍厄が一年に合すれば、依然として各形に依って加えて推し、兼形の人も前例に照らして類推します。これが三種の厄年の算法です。ここから後、女命は八数を転じて六数に入り、六年に一厄となり、来るのが先より密なので、晩境はさらに流年部位と気色に留意しなければなりません。
七.五十二歲:為女子第七正厄年。如形局清瘦而露,則五十歲為正厄之應證厄;如形局濁厚而和,則五十四歲為正厄之應證厄。如水局加一歲,則五十三歲為傍厄;火局加二歲,則五十四歲為傍厄;金局加三歲,則五十五歲為傍厄;木局加四歲,則五十六歲為傍厄;土局加五歲,則五十七歲為傍厄。凡木火局與薄金,均提前二年;凡水土局與厚金,均提後二年,為傍厄之應證厄。兼體加推如上例。此為厄年之三法也。
女子の第七の正厄年は五十二歳です。形局が清瘦外露の者は五十歳が正厄の応証厄、形局が渾厚温和の者は五十四歳が応証厄です。五行で加算すると、水局は一歳を加え五十三歳が傍厄、火局は二歳を加え五十四歳が傍厄、金局は三歳を加え五十五歳が傍厄、木局は四歳を加え五十六歳が傍厄、土局は五歳を加え五十七歳が傍厄です。傍厄の応証厄は依然として旧例に照らします。木局・火局と金薄の者は二年早めて応じ、水局・土局と金厚の者は二年遅らせて応じます。両形を兼ねる者は、前に挙げた相生相克の加減の例に按じて推算します。これが三種の厄年のこの関での用法です。五十二は四十六からさらに六年を加えて推し得たもので、この厄は多く宿疾の再発と子女の憂いに応じます。
八.六十歲:為女子第八正厄年,加推如上例。九.六十八歲:為女子第九正厄年,加推如上例。十.七十六歲:為女子第十正厄年,加推如上例。十一.八十四歲:為女子第十一正厄年,加推如上。十三.九十二歲:為女子第十二正厄年,加推如上。
女子のこれより後の厄年は順に、第八の正厄は六十歳、第九は六十八歳、第十は七十六歳、第十一は八十四歳、第十二は九十二歳で、いずれも前の一道の上にさらに八年を加えて推したものです(末条は底本の序数が誤って「十三」となっているが、文義からは第十二条とすべき)。これらの厄年の正厄・傍厄・応証厄、および五行の加歳・兼形相生相克の加減・形薄の二年提前・形厚の二年推後などの規則は、一概に前の各条の方法に照らして類推し、作者はもう逐条に重ねて述べません。
