卜筮全書卷之十四・神煞歌例(凶煞)
以下皆凶神,凶則為煞。歲前神煞:其法皆從太歲上起。假如子年,就子上是太歲,劍鋒伏尸。丑是太陽天空,寅是喪門主孝服。逐一順輪,周而復始。太歲劍鋒伏尸同,二曰太陽並天空,三是喪門主孝服,四為勾絞貫索凶,五位官符兼五鬼,六曰死符小耗攻,七是欄干並大耗,八為暴敗天厄中,九是飛廉同白虎,十為褔德捲舌從,十一天狗並弔客,十二病符切莫逢。駕後神煞:浮沉血刃,戌上起子逆行。披頭五鬼,辰上起子逆行。天哭,午上起子逆行。血刃浮沉戌上游,披頭五鬼在辰求,天哭逆數起於午,凡占切忌動當頭。天哭殺:占病大忌。哭聲正五九居羊,二六十月在猴鄉,三七十一雞啼叫,四八十二犬猖狂。
以下に列する所はみな凶神である。凶に属するをすなわち「煞」という。「歳前神煞」。起法はみな太歳の那一支の上から始める。たとえば子年なら、すなわち「子」の上が太歳で、同宮にまた「劍鋒」「伏尸」あり。「丑」の上は「太陽」「天空」。「寅」の上は「喪門」で、孝服を穿つことを主る。このように一位ずつ順に輪排し、周して復た始まる。歌訣にいう、第一位は太歳と劍鋒・伏尸が同宮し、第二位は太陽と天空を併せるといい、第三位は喪門で孝服を主り、第四位は勾絞・貫索で凶を為し、第五位は官符に兼ねて五鬼、第六位は死符・小耗が來て攻すといい、第七位是欄干に併せて大耗、第八位是暴敗・天厄がその中にあり、第九位是飛廉と白虎を同じくし、第十位是福徳・卷舌が相隨い、第十一位是天狗に併せて吊客、第十二位是病符で切にそれに遇上してはならない。「駕後神煞」。「浮沉」「血刃」は、「戌」の上に起って子年に逆行す。「披頭」「五鬼」は、「辰」の上に起って子年に逆行す。「天哭」は、「午」の上に起って子年に逆行す。歌訶にいう、血刃・浮沉は戌の上を游走し、披頭・五鬼は辰の上に往きて求め、天哭は逆に數えて午から起る。およそ占卜は最もそれが頭上に動くを忌む。「天哭殺」。病を占うに大忌。歌訶にいう、哭声は正・五・九月は「未」(羊)に居り、二・六・十月は「申」(猴)の鄕にあり、三・七・十一月は「酉」(雞)が啼叫し、四・八・十二月は「戌」(犬)が猖狂す。
天獄殺:官訟大忌。正五九月居亥位,二六十月在申藏,三七十一飛巳上,四八十二到寅方。天賊:出行與求財,俱忌。正丑二子三月亥,四戌五酉六居申,七未八午九蛇地,十辰一卯十二寅。四季天賊:忌同前。正辰二酉三虎鄉,四未五子六蛇藏,七犬八兔九申位,十牛子馬丑豬忙。四季小殺:占病忌之。春忌羊兮夏忌龍,秋牛冬犬哭重重,卦中值此臨身命,任是輕災也見凶。日下大殺:凡事忌之。日下大殺細推詳,甲乙豬兮丙丁羊,戊己犬見庚辛虎,壬癸蛇為大殺方。
「天獄殺」。官司・訴訟を占うに大忌。歌訶にいう、正・五・九月は「亥」の位に居り、二・六・十月は「申」に蔵れ、三・七・十一月は「巳」の上に飛び、四・八・十二月は「寅」の方に到る。「天賊」。出行と求財を占うにみなそれを忌む。歌訶にいう、正月は「丑」にあり、二月は「子」、三月は「亥」、四月は「戌」、五月は「酉」、六月は「申」に居り、七月は「未」、八月は「午」、九月は「巳」(蛇)の地にあり、十月は「辰」、十一月は「卯」、十二月は「寅」。「四季天賊」。忌諱は前と同じ。歌訶にいう、正月は「辰」、二月は「酉」、三月は「寅」(虎)の鄕にあり、四月は「未」、五月は「子」、六月は「巳」(蛇)に蔵れ、七月は「戌」(犬)、八月は「卯」(兔)、九月は「申」の位、十月は「丑」(牛)、十一月は「午」(馬)、十二月は「亥」(猪)。「四季小殺」。病を占うにそれを忌む。歌訶にいう、春は「未」(羊)を忌み、夏は「辰」(龍)を忌み、秋は「丑」(牛)、冬は「戌」(犬)にして哭声が重重なり。卦中にそれに値してまた卦身・命爻の上に臨めば、たとえ輕微の災でも凶を見るべし。「日下大殺」。凡事にみなそれを忌む。歌訶にいう、日下大殺は細細に推詳せねばならない。甲日・乙日は「亥」(猪)にあり、丙日・丁日は「未」(羊)にあり、戊日・己日は「戌」(犬)を見、庚日・辛日は「寅」(虎)を見、壬日・癸日は「巳」(蛇)をもって大殺の方と為す。
天狗殺:凡事忌之。正卯二申三丑鄉,四午五亥六辰藏,七酉八寅九未的,十鼠子巳丑犬防。三丘五墓:占病大忌。春丑夏辰秋即未,三冬逢戌是三丘;卻與五墓對宮取,病人作福也難留。墓門殺:甲乙見金墓門開,丙丁見水哭哀哀,戊己見木須防厄,庚辛見火孝服來,壬癸見土難迴避,病人不死也傷財。喪車殺:喪車春雞夏鼠來,秋兔冬馬好安排;人來占病無他斷,教君作急買棺材。沐浴殺:沐浴殺難當,春辰夏未殃,秋戌冬丑是,發動病人亡。
「天狗殺」。凡事にみなそれを忌む。歌訶にいう、正月は「卯」にあり、二月は「申」、三月は「丑」の鄕、四月は「午」、五月は「亥」、六月は「辰」に蔵れ、七月は「酉」、八月は「寅」、九月は「未」にありて確鑿として疑いなし。十月は「子」(鼠)、十一月は「巳」、十二月は「戌」(犬)で、みな提防せねばならない。「三丘」「五墓」。病を占うに大忌。歌訶にいう、春は「丑」にあり、夏は「辰」にあり、秋はすなわち「未」にあり、冬は「戌」に逢う。これは三丘である。五墓は則ちその對宮の那一支を取る。病人はたとえ法事を做して福を祈っても留め難い。「墓門殺」。歌訶にいう、甲日・乙日は金爻を見れば墓門はすなわち開く。丙日・丁日は水爻を見れば哭声は哀哀たり。戊日・己日は木爻を見れば災厄を防ぐを須とす。庚日・辛日は火爻を見れば孝服は將に來らんとす。壬日・癸日は土爻を見れば回避し難い。病人はたとえ死なずとも破財せねばならぬ。「喪車殺」。歌訶にいう、喪車は春は「酉」(雞)にあり、夏は「子」(鼠)にあり、秋は「卯」(兔)、冬は「午」(馬)にあって、早く安排を作るを要す。人が來て病を占してそれに遇えば他の断なく、汝に勸めて趕緊に棺材を買いに行け。「沐浴殺」。歌訶にいう、沐浴殺は實に當り難し。春は「辰」にあり、夏は「未」にありて殃を成し、秋は「戌」にあり、冬は「丑」にあり。それが一たび發動すれば病人はすなわち亡故せんとす。
關鎖殺:占訟忌之。春關牛與蛇,(丑關,巳鎖。)夏月龍猴嗟,(辰關,申鎖。)秋忌豬羊位,(亥關,未鎖。)冬犬虎交加。(戌關,寅鎖。)劫殺:凡事忌之。申子辰兮蛇開口,亥卯未兮猴速走,寅午戌嫌豬而黑,巳酉丑兮虎哮吼。咸池殺:占婚大忌,主婦人淫亂。寅午戌兔從卯裡出,巳酉丑躍馬南方走,申子辰雞叫亂人倫,亥卯未鼠子當頭忌。鰥寡殺:占姻事忌之。春牛不下田,夏龍飛上天,秋羊草枯死,冬犬厭殘年。孤辰寡宿:婚姻犯之,主無子。亥子丑兮忌寅戌,寅卯辰兮巳丑尋,巳午未兮申辰忌,申酉戌兮亥未臨。陰殺:生產忌之。正七寅兮二八辰,三九馬頭四十申,五十一逢犬伴立,六十二月鼠為鄰。
「關鎖殺」。訴訟を占うにそれを忌む。歌訶にいう、春の關と鎖は「丑」(牛)と「巳」(蛇)で、丑は關を為し巳は鎖を為す。夏月は嘆くべく「辰」(龍)と「申」(猴)で、辰は關を為し申は鎖を為す。秋は「亥」(猪)「未」(羊)の位を忌み、亥は關を為し未は鎖を為す。冬は則ち「戌」(犬)「寅」(虎)が交加し、戌は關を為し寅は鎖を為す。「劫殺」。凡事にみなそれを忌む。歌訶にいう、「申」「子」「辰」局は「巳」(蛇が口を開く)にあり、「亥」「卯」「未」局は「申」(猴が速く走る)にあり、「寅」「午」「戌」局は「亥」(猪にして黑し)を嫌い、「巳」「酉」「丑」局は「寅」(虎が哮吼す)にある。「咸池殺」。婚姻を占うに大忌で、婦人の淫亂を主る。歌訶にいう、「寅」「午」「戌」局は、兔は「卯」の裏から出づ。「巳」「酉」「丑」局は、馬は南方の「午」の上に向かって跑る。「申」「子」「辰」局は、雞は「酉」の上で叫んで人倫を亂す。「亥」「卯」「未」局は、鼠は「子」の上に當頭して、忌むべし。「鰥寡殺」。婚姻の事を占うにそれを忌む。歌訶にいう、春は「丑」(牛)は田に下らず、夏は「辰」(龍)は天に飛び上がり、秋は「未」(羊)は草枯れ死するに遇い、冬は「戌」(犬)は殘年に厭倦す。「孤辰」「寡宿」。婚姻がそれを犯せば、子嗣なきを主る。歌訶にいう、「亥」「子」「丑」年は「寅」と「戌」を忌み、「寅」「卯」「辰」年は「巳」と「丑」の上に往きて尋ね、「巳」「午」「未」年は「申」と「辰」を忌み、「申」「酉」「戌」年は「亥」と「未」に臨む。「陰殺」。生産を占うにそれを忌む。歌訶にいう、正月・七月は「寅」にあり、二月・八月は「辰」にあり、三月・九月は「午」(馬頭)にあり、四月・十月は「申」にあり、五月・十一月は「戌」(犬)に逢いて伴と為し、六月・十二月は「子」(鼠)をもって鄰と為す。
捶門官符:正七虎行村,二八鼠當門,三九居戌位,四十弄猴孫,五十一逢騎馬走,六十二月透龍門。勾陳殺:從辰上起,正月逆輪。占病及訟大忌。正辰二卯三月寅,四丑五子六亥程,七戌八酉九申位,十羊子馬丑蛇行。白虎殺:從申順輪。占病大忌。正申二酉三戌鄉,四亥五子六丑傷,七寅八卯九辰上,十巳一馬十二羊。受死:凡事忌之。正戌二辰三亥死,四巳五子六午宮,七丑八未九寅是,十申子卯丑酉逢。三刑:主六親刑陷,大凶。寅刑巳上巳刑申,丑戌相刑未丑刑,子刑卯上卯刑子,辰午酉亥自相刑。六害:六親相害,百事敗壞。六害子未不堪親,丑害午兮寅巳嗔,卯害辰兮申害亥,酉戌相逢轉見深。
「捶門官符」。歌訶にいう、正月・七月は「寅」(虎)にありて村に行き、二月・八月は「子」(鼠)にありて門に當り、三月・九月は「戌」の位に居り、四月・十月は「申」(猴孫)の上で擺弄し、五月・十一月は「午」(馬に骑って走る)に逢い、六月・十二月は「辰」(龍門)を透す。「勾陳殺」。「辰」の上から正月を起し、逆に輪排す。病を占いと官司を占いにみな大忌。歌訶にいう、正月は「辰」、二月は「卯」、三月は「寅」、四月は「丑」、五月は「子」、六月は「亥」、七月は「戌」、八月は「酉」、九月は「申」、十月は「未」(羊)、十一月は「午」(馬)、十二月は「巳」(蛇)。「白虎殺」。「申」の上から順に輪排す。病を占うに大忌。歌訶にいう、正月は「申」、二月は「酉」、三月は「戌」の鄕、四月は「亥」、五月は「子」、六月は「丑」、七月は「寅」、八月は「卯」、九月は「辰」の上、十月は「巳」、十一月は「午」(馬)、十二月は「未」(羊)。「受死」。凡事にみなそれを忌む。歌訶にいう、正月は「戌」、二月は「辰」、三月は「亥」を死と為し、四月は「巳」、五月は「子」、六月は「午」宮、七月は「丑」、八月は「未」、九月は「寅」、十月は「申」、十一月は「卯」、十二月は「酉」に逢う。「三刑」。六親が互相に刑剋・陷害することを主り、大凶。歌訶にいう、「寅」は「巳」を刑し、「巳」は「申」を刑す。「丑」と「戌」は相刑し、「未」と「丑」は相刑す。「子」は「卯」を刑し、「卯」は「子」を刑す。「辰」「午」「酉」「亥」は則ち各々自ら本支と相刑す。「六害」。六親が互相に妨害して、百事は敗壞す。歌訶にいう、六害の中「子」と「未」は親近し能わず、「丑」は「午」を害し、「寅」と「巳」は相惱り、「卯」は「辰」を害し、「申」は「亥」を害し、「酉」と「戌」は相逢えば害することさらに深し。
四刑:如寅世巳應之類是也。寅申巳亥為四刑,所作百事無一成;婚姻官事俱不吉,縱得相生也不寧。四沖:辰戌丑未為四沖,縱然占吉也為凶;或是相生或兄弟,也須被破事無終。四極:子午卯酉為四極,凡占百事皆無益;雖然世應得相生,決定多凶主少吉。六沖:子午相沖,丑未相沖,寅申相沖,卯酉相沖,辰戌相沖,巳亥相沖。
「四刑」。たとえば世爻が「寅」にあって応爻が「巳」にあるの類がすなわちこれである。歌訶にいう、「寅」「申」「巳」「亥」の四支が互見するを四刑といい、為す所の百件の事は一件も成らず。婚姻と官司もみな吉利でなく、たとえ世応が相生しても安寧を得ず。「四冲」。歌訶にいう、「辰」「戌」「丑」「未」の四支が互見するを四冲といい、たとえ吉象を占得しても變じて凶と為る。彼此相生しても、あるいは同じく「兄弟」爻でも、冲破されて事は始あって終なきを要す。「四極」。歌訶にいう、「子」「午」「卯」「酉」の四支が互見するを四極といい、およそ百事を占うに益あることなし。世爻・応爻が相生し得るも、決定して凶多く吉少なし。「六冲」。「子」と「午」は相冲し、「丑」と「未」は相冲し、「寅」と「申」は相冲し、「卯」と「酉」は相冲し、「辰」と「戌」は相冲し、「巳」と「亥」は相冲す。
隔神:占失物忌爻。正七從亥二八酉,三九羊頭四十蛇,五十一月尋卯上,六十二午定吁嗟。大耗:田蠶六畜,大忌發動。正申二酉三戌邊,四亥五子六牛聯,七寅八卯九辰位,十巳子馬丑羊眠。小耗:遇此發動,損害田禾。正未二申三月酉,四戌五亥六子游,七丑八寅九卯上,十辰一巳丑午牛。破碎殺:子午卯酉在蛇頭,辰戌丑未屬於牛,寅申巳亥雞頭碎,破耗資財件件憂。
「隔神」。失物を占う時にそれをもって忌爻と為す。歌訶にいう、正月・七月は「亥」から起り、二月・八月は「酉」にあり、三月・九月は「未」(羊頭)にあり、四月・十月は「巳」(蛇)にあり、五月・十一月は「卯」の上に往きて尋ね、六月・十二月は「午」にありて、定かに長く嘆息の一聲を要す。「大耗」。田蠶・六畜を占う時、大いにその發動を忌む。歌訶にいう、正月は「申」、二月は「酉」、三月は「戌」の邊、四月は「亥」、五月は「子」、六月は「丑」(牛)に連なり、七月は「寅」、八月は「卯」、九月は「辰」の位、十月は「巳」、十一月は「午」(馬)、十二月は「未」(羊)に安眠す。「小耗」。それの發動に遇上れば、田裏の莊稼を損害す。歌訶にいう、正月は「未」、二月は「申」、三月は「酉」、四月は「戌」、五月は「亥」、六月は「子」の上を游走し、七月は「丑」、八月は「寅」、九月は「卯」の上、十月は「辰」、十一月は「巳」、十二月は「午」(牛馬の位)。「破碎殺」。歌訶にいう、「子」「午」「卯」「酉」年は「巳」(蛇頭)にあり、「辰」「戌」「丑」「未」年は「丑」(牛)に属し、「寅」「申」「巳」「亥」年は「酉」(雞頭)の上で破碎し、錢財・資産は件件にみな耗損して憂うべし。
旌旗殺:春卯夏子,秋酉冬午,占病遇動,不期即死。暴敗殺:婚姻大忌,男克婦,女傷夫。豬羊犬吠春三月,蛇鼠龍憂夏月當,申酉丑逢秋必敗,虎馬兔兮冬季防。六甲空亡:用爻惡空,忌爻喜空。甲子旬中戌亥空,甲戌旬中申酉空,甲申旬中午未空,甲午旬中辰巳空,甲辰旬中寅卯空,甲寅旬中子丑空。截路空亡:出行大忌。甲己申酉最為愁,乙庚午未不須求,丙辛辰巳君休去,丁壬寅卯一場憂,戊癸子丑高堂坐,時犯空亡萬事休。
「旌旗殺」。春は「卯」にあり、夏は「子」にあり、秋は「酉」にあり、冬は「午」にあり。病を占いてその發動に遇えば、約定の日期を待つを用いず、隨にすなわち死す。「暴敗殺」。婚姻を占うに大忌で、男は妻を剋し女は夫を傷つけるを主る。歌訶にいう、春季三個月は「亥」(猪)「未」(羊)「戌」(犬吠)を忌み、夏月は當に「巳」(蛇)「子」(鼠)「辰」(龍)を忌むべし。秋は「申」「酉」「丑」に逢えば必ず敗れ、冬季は則ち「寅」(虎)「午」(馬)「卯」(兔)を提防せねばならない。「六甲空亡」。用神の爻は空に落ちるを厭惡し、忌神の爻は反って空に落ちるを喜ぶ。歌訶にいう、甲子旬の中は「戌」「亥」が空、甲戌旬の中は「申」「酉」が空、甲申旬の中は「午」「未」が空、甲午旬の中は「辰」「巳」が空、甲辰旬の中は「寅」「卯」が空、甲寅旬の中は「子」「丑」が空。「截路空亡」。出行を占うに大忌。歌訶にいう、甲日・己日は「申」「酉」が最も人をして愁えしめ、乙日・庚日は「午」「未」は求めに行くを必せず、丙日・辛日は「辰」「巳」は身を動かすなかれ、丁日・壬日は「寅」「卯」は一場の憂愁、戊日・癸日は「子」「丑」は老實に高堂の上に坐せ。時辰が空亡を犯せば、萬事はみな休なり。
馬前神殺:十二神各有所用。如占出行及行人,專看驛馬之類。申子辰馬居寅(寅上起驛馬,卯六害,順輪為例。)寅午戌馬居申,巳酉丑馬在亥,亥卯未馬在巳。一驛馬,二六害,三華蓋,四劫殺,五災殺,六天殺,七地殺,八年殺,九月殺,十亡神,十一將星,十二攀鞍。四利三元:年上起。如午年,即午上起太歲,掌輪為便。一太歲,二太陽,三喪門,四太陰,五官符,六死符,七歲破,八龍德,九白虎,十褔德,十一吊客,十二病符。
「馬前神殺」。這十二個の神は各々その用あるを得。たとえば出行を占いおよび行人を占えば、すなわち專ら「驛馬」の這一類を看る。起法は、「申」「子」「辰」局は驛馬は「寅」にあり、すなわち寅の上に驛馬を起し、卯の上は六害で、これに照らして順に輪排す。「寅」「午」「戌」局は、驛馬は「申」にあり。「巳」「酉」「丑」局は、驛馬は「亥」にあり。「亥」「卯」「未」局は、驛馬は「巳」にある。次序は、第一は驛馬、第二は六害、第三は華蓋、第四は劫殺、第五は災殺、第六は天殺、第七は地殺、第八は年殺、第九は月殺、第十は亡神、第十一は將星、第十二は攀鞍。「四利三元」。年支の上から起る。たとえば午年なら、すなわち「午」の上に太歳を起し、手掌をもって輪排するが最も方便である。次序は、第一は太歳、第二は太陽、第三は喪門、第四は太陰、第五は官符、第六は死符、第七是歳破、第八は龍徳、第九は白虎、第十是福徳、第十一是吊客、第十二是病符。
長生沐浴:長生,沐浴,冠帶,臨官,帝旺,衰,病,死,墓,絕,胎,養。假如火長生在寅,從寅上起長生,卯沐浴,辰冠帶,依次順行。木長生在亥,從亥起。其餘可類推。三合成局:寅午戌,合成火局;申子辰,合成水局;巳酉丑,合成金局;亥卯未,合成木局。天干合:甲與己合,乙與庚合,丙與辛合,丁與壬合,戊與癸合。地支合:子與丑合,寅與亥合,卯與戌合,辰與酉合,巳與申合,午與未合。
「長生沐浴」。十二個の階段は依次に長生・沐浴・冠帶・臨官・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養である。たとえば火の長生は「寅」にあり、すなわち寅の上から長生を起し、「卯」は沐浴、「辰」は冠帶で、次序に依って順行して下る。木の長生は「亥」にあり、すなわち亥の上から起る。その余の各種の五行はみなこれに照らして類推し得る。「三合成局」。「寅」「午」「戌」は合して火局を成し、「申」「子」「辰」は合して水局を成し、「巳」「酉」「丑」は合して金局を成し、「亥」「卯」「未」は合して木局を成す。「天干合」。甲と己は合し、乙と庚は合し、丙と辛は合し、丁と壬は合し、戊と癸は合す。「地支合」。「子」と「丑」は合し、「寅」と「亥」は合し、「卯」と「戌」は合し、「辰」と「酉」は合し、「巳」と「申」は合し、「午」と「未」は合す。
