Libo

賢人気

唐 · 瞿昙悉达 · 第98巻 / 119

作盤ガイド: 暦注(黄暦), 万年暦

賢人氣,視四方,常有大雲,五色具者,其下賢人隱也。青雲潤澤蔽日,在日西北,為舉賢良。

賢人の気を望む法。四方を観察して、常に大きな雲があって五色を備えていれば、その雲の下に賢人が隠れ住んでいる。青色の雲が潤沢して明るく、日を蔽う位置が日の西北方にあれば、朝廷がまさに賢良の士を挙用しようとしていることを主る。

将軍気

將軍之氣,如龍如虎,在殺氣中,兩軍相當,若發軍上,則其將猛銳欲動也,吉凶以日辰決之;若無軍在外,亦當有暴兵起。

将軍の気は、形が龍や虎のようで、粛殺の気の中にある。両軍が対峙するとき、この気がどちらかの軍営の上空から発すれば、その方の主将が勇猛鋭利で、まさに攻撃を発動しようとしていることを示す。具体的な吉凶は当日の干支で判定する。もし当時に軍隊が外に出ていなければ、それでも突然起こる兵事があることを予示する。

城營上氣如火煙,或如山林、竹木,或白色而有赤氣繞之,或紫黑如門樓,或上黑下赤如旌旗,或如張弓弩,或如塵埃,本大而高,首銳而卑,或如囷倉,正白,見日益明,或白如粉沸,或如夜火光照人,此皆猛將氣也。

城池・営塁の上空の気が火の煙のよう、あるいは山林・竹木のよう、あるいは白色で赤気が繞り、あるいは紫黒色で門楼のよう、あるいは上が黒く下が赤くて旌旗のよう、あるいは張り開いた弓弩のよう、あるいは揚がった塵埃のように根もとが太く高く聳えて頂端が鋭く低く垂れ、あるいは円形の穀倉「囷」のように純白で日を見るほど明るく、あるいは白くて沸き立つ粉のよう、あるいは夜の火光が人を照らすよう。これらは皆、猛将の気である。

軍上氣,黃白而轉澤者,將有盛德,不可擊;軍上氣發,漸漸如云,變作山形者,將有深謀,不可擊,若在吾,速戰,大勝。軍上氣黑下,赤氣在前者,將精悍不可當;軍上氣如交蛇向人,此猛將氣也,不可當,若在吾軍,戰必大勝;赤氣上與天連,軍中必有良將;軍上氣,青白而高者,將勇,大戰;前白後青而高者,將弱而士勇;前大後小,將怯不明;軍上氣青而疏散者,其將怯弱,可擊。

敵軍の上空の気が黄白色で転じて潤沢ならば、主将の徳行が深厚で、撃ってはいけない。軍上の気が発して徐々に雲のように広がり、山の形に変われば、主将に深遠な謀略があり、撃ってはいけない。この気が我が方にあれば、速やかに戦うべきで、大勝を得られる。軍上の気の下部が黒く、赤気が前にあるならば、主将は精悍で当たり難い。軍上の気が二匹の蛇が交じり合って人に向かって来るようであれば、これは猛将の気で、当たり難い。我が軍の上空にあれば、交戦すれば必ず大勝する。赤気が上って天に連なれば、軍中に必ず良将がいる。軍上の気が青白く高く聳えるならば、主将は勇武で、大戦がある。前が白く後が青く高いならば、主将は懦弱だが士卒は勇敢である。前部が大きく後部が小さいならば、主将は怯懦で事理に暗い。軍上の気が青くて疎らに散らばるならば、その将は怯弱で、撃ってよい。

兵気

勝兵氣,上與天連,或如火光,或如山堤上有林木,或如埃塵粉沸,其色黃白,或如旌旗,無風而揚,揮勢指敵,或白氣粉沸如樓,緣以赤氣,或如人持斧向敵,或如蛇舉頭向敵,或如埃塵,前卑後高,或如牛馬,頭低尾昂,或如旌旗,如鋒刃向人,或有人如牽牛,或如乳虎,或如疋帛,或如覆舟,或氣似堤覆,前後皆白,此皆雄兵猛士之氣,不可擊,若在我軍上,急戰,大勝。

勝つ軍の気は、上って天に連なり、あるいは火光のよう、あるいは山堤の上に林木が生えたよう、あるいは塵埃・粉末が沸き立って色は黄白、あるいは旌旗のように風がなくても自ら揚がり、揮う勢いが敵を指し、あるいは白気が楼のように沸き立ち縁に赤気をめぐらし、あるいは人が斧を挙げて敵に向かうよう、あるいは蛇が頭を昂げて敵に向かうよう、あるいは塵埃のように前が低く後が高く、あるいは牛馬のように頭が低く尾が昂く、あるいは旌旗のように刀鋒・剣刃のように人に向かい、あるいは人が牛を牽くよう、あるいは乳を与える母虎のよう、あるいは一匹の絹帛のよう、あるいは覆った船のよう、あるいは気が倒れた堤防のように前後とも白い。これらは皆、雄兵・猛士の気であり、撃ってはいけない。我が軍の上にあれば、急いで戦えば、大勝を得られる。

軍上氣,黃白色潤澤重厚者勝;軍上發黃氣,將士精勇,不可擊,若在吾軍,可戰;軍營上有赤黃氣上達於天者,不可擊;軍上有五色氣上與天連,此天應之軍,不可擊;軍上氣,上小下大,其軍士日增益,不可擊;軍上氣,遙望如鬥雞,赤白相隨,在雲中,得天助,不可擊;軍上氣,上銳,其色黃白圓而澤者,其將勇猛,士卒能強戰,不可擊。

軍営上空の気が黄白色で潤沢・厚重ならば、その方が勝つ。軍上に黄気を発すれば、将士は精悍勇武で、撃ってはいけない。この気が我が軍にあれば、戦うことができる。軍営上に赤黄の気が上って天に達すれば、撃ってはいけない。軍上に五色の気が上って天に連なれば、これは上天が感応して護る軍で、撃ってはいけない。軍上の気が上が小さく下が大きければ、その軍の兵員は日々増え、撃ってはいけない。軍上の気を遠望して二羽の闘鶏のように赤白二色が相逐い、雲の中に現れれば、これは天助を得たもので、撃ってはいけない。軍上の気の頂端が鋭く、色が黄白で円く潤沢ならば、その将は勇猛で士卒は力を尽くして戦え、撃ってはいけない。

雲如日月,而有赤氣繞之,似日月暈,或有光者,所見之城邑,不可攻;雲氣如伏虎居上,或如華蓋,或如杵形向外,或如赤馬,或如山嶽,皆不可攻;敵上有氣或雲,如中天至而及我軍,常有此而不變者,不可攻;軍上常有氣者,難攻;有雲狀如鳥飛去者,其國戰勝;兩軍相當,敵上有氣如飛烏徘徊,或來而高者,兵精,難擊;夜視彼軍,上有黑氣出,上有赤氣,臨我軍上,彼強我弱,弱能破強,小能擊大,大戰大勝,小戰小勝。

雲の形が日や月のようで赤気が繞り、日暈・月暈のよう、あるいは光を帯びていれば、この雲の覆う城邑は攻めてはいけない。雲気が伏せた虎のように上に蟠踞し、あるいは「華蓋」(帝王の車の傘蓋)のよう、あるいは杵が外に向かう形、あるいは赤い馬、あるいは高山大岳のようであれば、皆攻めてはいけない。敵方の上に気または雲があって、中天から直に下って我が軍の上空に及び、長くこのまま変わらなければ、攻めてはいけない。軍営上空に常に気があれば、攻め難い。雲の形が鳥が飛び去るようならば、その国は戦に勝つ。両軍が対峙し、敵軍の上に気があって飛ぶ烏が徘徊するよう、あるいは我が方へ来て位置が高ければ、敵兵は精鋭で、撃ち難い。夜に相手の軍営を見て、上に黒気が出て、赤気が我が軍の上空に臨むならば、相手が強く我が弱いが、弱は能く強を破り、小は能く大を撃ち、大戦なら大勝、小戦なら小勝となる。

望四方,有赤氣如鳥在黑氣中,或如黑人在赤氣中,或如赤杵在烏氣中,或如人十十五五有行列,或狀如旌旗在烏氣中,有赤雲氣在前者,其兵精銳,不可當;雲氣三匹帛,前橫後大,在軍上者,戰勝。

四方を望んで、赤気が鳥のように黒気の中にあり、あるいは黒衣の人が赤気の中にいるよう、あるいは赤い杵が烏気の中にあるよう、あるいは人が十人ずつ五人ずつの群れで行列を成すよう、あるいは形が旌旗で烏気の中に立つようであって、赤い雲気が前にあって導く。こうした兵馬は精鋭で、当たり難い。雲気が三匹の絹帛のように、前は横に広がり後は大きく、軍営上空に現れれば、戦に勝つ。

敗兵氣,囚廢枯散,如馬肝色,或如死灰,或如偃魚,或如偃蓋,或乍見乍聚乍散,如霧始起,或如群羊、如群豬在氣霧中,皆衰亂也。

敗軍の気は、衰囚・廃棄・枯槁・渙散の様相を帯び、あるいは馬肝のような暗紫色、あるいは燃え尽きた死灰のよう、あるいは倒れた魚、あるいは倒れた車蓋、あるいは忽ち現れ忽ち集まり忽ち散ずるように、霧が始めて起こるようなぼんやりした様子、あるいは群れた羊・群れた豚が気霧の中に伏しているよう。これらは皆、衰敗・混乱の徴象である。

軍上氣,如死蛇,如擊牛,如雙蛇垂頭,如蜚鳥四散,如決堤垣,如壞屋,如人無頭,如人相指,如驚鹿相逐,如兩雞相向,或如人頭,如揚灰,如卷席,如縣衣,如匹布亂攘,如人相隨,或如粉如塵,勃勃如煙,或五色雜亂,東西南北不定,或如群鳥亂飛,或紛紛如轉蓬,或如敗船,或如臥人無手足,或如覆車雜亂不起者,皆敗軍之氣,擊之必克。

軍営上空の気が、死んだ蛇のよう、撃たれた牛のよう、二匹の蛇が頭を垂れたよう、飛ぶ鳥が四方に散って逃げるよう、決壊した堤防や塀のよう、壊れた家屋のよう、頭のない人のよう、人々が互いに指さすよう、驚いた鹿が互いに追い合うよう、二羽の鶏が向かい合って闘うよう、あるいは一個の人頭のよう、揚がった灰のよう、巻き上げた蓆のよう、懸けた衣服のよう、一匹の布が乱れ翻るよう、人が一人ずつ従うよう、あるいは粉のよう塵のよう勃々として煙のよう、あるいは五色が雑然として東西南北に定まらず、あるいは群鳥が乱れ飛ぶよう、あるいは紛々として風に転がる蓬草のよう、あるいは敗れた船のよう、あるいは臥した人に手足がないよう、あるいは覆った車が雑然として起き上がれないよう。これらは皆、敗軍の気であり、撃てば必ず勝てる。

軍上氣,上大下小者,士卒日減;軍上十日無氣發者,其軍必敗;十日無氣,而忽有赤白氣乍出即滅者,外聲欲戰而實欲退散;黑雲氣如壞山,墮軍上,名曰營頭之氣,其軍必敗散;軍上氣,如火光夜照人者,軍士散亂;軍上氣出而半絕者,欲敗;漸盡者,走;一絕一敗,再絕再敗,三絕三敗;在東發白氣者,災深;

軍営上空の気が上が大きく下が小さいならば、士卒は日に減る。軍営上空に十日連続して気の発するのがなければ、その軍は必ず敗れる。十日間気がなく、忽ち赤白の気が一瞬出てすぐ消えれば、相手は口では戦うと言いながら実は撤退・潰散を図っている。黒い雲気が崩れた山のように墜ちて軍営の上に覆えば、「営頭の気」と名づけ、その軍は必ず敗散する。軍上の気が火光のように夜人を照らすならば、軍士は散乱する。軍上の気が出て中途で半分絶えれば、敗れようとしている。気が徐々に尽きれば、士卒は逃げる。一度絶えれば一敗、二度絶えれば二敗、三度絶えれば三敗となる。東に白気を発すれば、災いが深い。

軍上有氣,如雙蛇守日,急往擊之,大勝,勿疑;軍上有赤氣炎降於天,士卒聚亂,將死;赤氣如火光從天流下入軍,軍亂,將死;軍上氣蒼蒼,須臾散,擊之必勝,若在我軍,宜嚴備固守;軍上氣,前高後卑者,敗;軍上有黑氣如牛形,或如馬形,從氣霧中漸漸入軍,名曰天狗食血,其軍敗散;

敵軍の上に気があって、二匹の蛇が日を守るようであれば、急いで往って撃てば大勝する。疑うな。軍上に赤気が炎のように天から降れば、士卒は集まって乱れ、将は死ぬ。赤気が火光のように天から流れ下って軍に入れば、軍は大いに乱れ、将は死ぬ。軍上の気が青蒼として、しばらくして散れば、撃てば必ず勝つ。この気が我が軍の上にあれば、厳重に備えて堅く守って出るべきでない。軍上の気が前が高く後が低いならば、敗を主る。軍上に黒気が牛の形または馬の形で、気霧の中から徐々に軍に入るのを「天狗食血」と名づけ、その軍は敗散する。

軍上氣,蒼黑亂者,士卒飢;兩軍相當,十里之內,三里之外,望彼軍上氣高,而前後白青散者,敗氣也,急擊之;雲氣如人頭,臨軍上,戰大敗,流血滿谷;雲如雞如兔,臨營上者,軍敗走;雲氣蓋道,蔽蒙晝晦者,飯不暇食,炊不暇熟,宜急去之,不然必敗;軍上氣黑而卑,如樓狀,軍不移,必敗;軍上氣,先青而漸變黑者,其將欲死散;

軍上の気が蒼黒く乱れていれば、士卒は飢える。両軍が対峙して、十里以内・三里以外から彼の軍上の気が高く、前後が白青で散逸していれば、これは敗気で、急いで撃て。雲気が人頭のように軍の上に臨めば、戦えば大敗し、流血が谷に満ちる。雲が鶏や兎のように営塁の上に臨めば、軍は敗れて走る。雲気が道を蓋い、天日を蔽って昼が夜のように晦ければ、飯も食う暇がなく、炊事も煮える暇がない。急いで去るべきで、さもなくば必ず敗れる。軍上の気が黒く低く、楼の形のようで、軍が移らなければ、必ず敗れる。軍上の気がはじめ青で徐々に黒に変われば、その将は死に、部衆は潰散しようとしている。

軍之氣,如燔生蘋之煙,前雖銳而後必退,得便擊之,勝;黑氣臨營,或聚或散,如烏將宿者,必有雲如鳥,其出如虻,其國戰不勝;敵上有雲氣,如丹蛇者,擊之勝;有雲氣如尾,在氣霧中,臨軍上者,中人與外人通;軍行,有白氣如豬,來臨者,軍大驚,宜備之;

軍の気が、水気を帯びた青草を焚く煙のようで、初めは鋭いが後には必ず退く。便を得て撃てば、勝てる。黒気が営塁に臨み、時に集まり時に散じ、烏が巣に帰ろうとするようであれば、必ず雲が鳥形のように伴い、飛び出るときは虻のように細かくなる。その国は戦に勝てない。敵方の上に雲気があって赤い蛇のようであれば、撃てば勝てる。雲気が尾のように気霧の中に隠れて軍の上に臨めば、軍中の人が外の敵と通じていることを示す。軍が行くとき、白気が豚のように臨んで来れば、全軍が大いに驚き擾されるので、あらかじめ備えるべきである。

日暈,有氣如死蛇屬暈者,將死,兩軍相當,不利先舉;日暈,旁有赤雲,如縣鍾,其下將死;日月暈,有背氣,所臨者敗;軍上有白虹,及曲霓者,敗;白虹及霓入營者,敗;日暈,氣薄惡,及後至先去,其下軍敗;日暈,有四缺,在外軍悉敗散;凡日月暈與氣,以先有者為發,先去者為散;軍上有日旁虹霓,不可逆之,若得其逆,宜徙去之。

日に暈が生じ、気が死んだ蛇のように暈環に連なれば、将は死ぬ。両軍が対峙してこの天象に遭えば、先に手を出す方が不利である。日暈の傍らに赤雲があって、懸けた鐘の形をしていれば、その下の将は死ぬ。日暈・月暈に外へ反背する「背気」があれば、それに臨まれる方が敗れる。軍営上空に白虹または曲がった霓が現れれば、敗を主る。白虹と霓が営中に直入すれば、敗を主る。日暈の気が稀薄で醜悪なり、あるいは後に現れて先に散ずれば、その下の軍は敗れる。日暈が四か所欠ければ、外にある軍はことごとく敗散する。凡そ日月の暈と気は、先に現れた方を「発」、先に散ずる方を「散」とする。軍営上空に日傍の虹霓があれば、それに逆らって進兵してはいけない。もしすでにそれに逆らう方位にいるならば、移り去って避けるべきである。

降氣,如人十十五五,皆低叉手,或如人叉手相向,或氣如黑山,以黃為綠者,皆降伏之氣也。白氣如鳥,趣入屯營,連絡不絕,而須臾下者,當有他國來降。

帰降の気の様子は、人が十人ずつ五人ずつの群れで皆頭を垂れ手を拱き、あるいは人々が手を拱き合って向かい立つよう、あるいは気が黒い山のように黄色から緑に転ずる。これらは皆、帰降・臣服の気である。白気が鳥のように疾く飛んで屯営に入り、連なって絶えず、しばらくして下れば、他国が来て降るはずである。

暴兵氣,白如瓜蔓連結,部隊相逐,須臾罷而復出,或至八九,而來不斷者,有急賊猝至,宜防之;白氣如仙人衣,千萬連結,部隊相逐,罷而復興,如是者,當有千里兵來,宜備之;黑氣從彼來之我軍者,欲襲我也,敵人吉,宜備不宜戰,敵還,從而擊之,必得小勝。

突発の兵事の気は、白くて瓜の蔓が一本一本連なったようで、一隊一隊が互いに追従い、しばらくやんではまた出て、八九次にも連なって来る勢いが絶えなければ、急兵・盗賊が突然到来するので、防ぐべきである。白気が仙人の衣裳のように、千条万縷が連なり、一隊ずつ互いに追従い、やんでは再び興る。この気が現れれば、千里之外の兵馬が襲い来るので、戒めるべきである。黒気が彼方から我が軍に来れば、敵は我が方を襲おうとしている。このとき敵方が吉で、我が方は厳防すべきで戦うべきでない。敵が退けば、従って撃てば、必ず小勝を得られる。

天色蒼茫,而有此氣,依支干日數,內無風雨,則所發之方,時則凶時剋日,則自消散,此氣所發之方,當有使告急,一人來,則氣一條,依數計之,若散滿一方,則有眾來,依日支干數,內有風雨,則伏。

天色が蒼茫としてこの気が現れれば、干支の日数で応期を推算する。この期間に風雨がなければ、気の発した方は値凶の時にあたり、それを克する日辰に至れば、気は自ずと消散する。この気の発した方向には、使者が来て急を告げるはずである。一人来れば気は一条で、条数で人数を推算する。もし気が散って一方に満ちれば、大勢の人馬が来る。なお日辰干支の数で応期を推定し、この期間に風雨があれば、事は潜伏して発しない。

闕氣,如人持刀盾,或有雲如坐人赤色,所臨城邑有猝兵至,驚怖,須臾去;赤氣如人持節,兵來未息;雲如方虹,或如赤虹,其下有暴兵;雲氣如旌旗,其下兵暴起;雲氣如虎躍,如人行,色白而悴者,暴兵起;雲如人行止而不崩,有暴兵;白氣如帶道竟天,有暴兵。

「闕気」の様子は、人が刀と楯を持つよう、あるいは雲が坐した人で赤色を呈し、それに臨まれる城邑は兵馬が突然到来し、一時惊恐して、しばらくして去る。赤気が人が符節を持つようであれば、兵馬が来てもまだ息まない。雲が方形の虹、あるいは赤い虹のようであれば、その下に突発の兵事がある。雲気が旌旗のようであれば、その下に兵事が驟起する。雲気が虎が躍るように人が歩くようで、色が白く枯槁していれば、突発の兵事がある。雲が人が歩き止まりするように崩れなければ、突発の兵事がある。白気が帯のように道を横ぎって天を貫けば、突発の兵事がある。

候敵氣,上有雲,下亦有雲者,兵必至;白虹所出,必有暴兵流血;赤雲如火,所向兵至;雲氣如匹布著天,經丑未者,天下多兵,赤者尤甚;有雲如胡人列陳,天下兵起;白氣廣五六丈,東西竟天,天下兵起;有雲如豹,四五枚,相聚,其國兵大起;雲如狗,四五以上相聚,兵起四方;

敵の気を候察する法則。上に雲があり下にも雲があれば、兵馬は必ず到来する。白虹の現れた所には、必ず突発の兵事と流血の禍がある。赤雲が火のようで、それが指す方位に兵馬が到来する。雲気が一匹の布のように天に貼り、丑位と未位(東北から西南に至る線)を経れば、天下に兵事が多く、赤いのはなおさら甚だしい。雲が胡人が陣を列するようであれば、天下に兵事が興る。白気が広さ五六丈で東西に天を貫けば、天下に兵事が興る。雲が豹のように四・五片集まっていれば、その国で兵事が大いに起こる。雲が狗のように四・五片以上集まっていれば、四方に兵が起こる。

清明無雲,獨有赤雲赫然者,所見之地,兵起;四望無雲,獨有黑雲極天,名曰天溝,天下兵起,雲半天則兵半,起三日內有雨,則災解;壬子日,候四方無雲,獨有雲如旌旗,其下兵起,若遍四方,則天下盡有兵;雲氣一道,上白下黃,或白色如疋布,長數丈,或上黃下白如旗狀,長二三丈,或長氣純赤而委曲一道如布帛,皆謂之蚩尤旗,見則兵大起。

天色が清朗で雲がないのに、ただ一片の赤雲が赫々として懸かっていれば、それが現れた地に兵が起こる。四面を望んでも雲がないのに、ただ黒雲が天を貫けば、「天溝」と名づけ、天下に兵が起こる。雲が天の半分を占めれば兵禍も半分に及ぶだけで、気が起こってから三日以内に雨が降れば、災いは解消する。壬子の日に候望して、四方に雲がないのにただ雲が旌旗のようであれば、その下に兵が起こり、このような雲が四方に遍くあれば、天下の至る所に兵がある。一道の雲気が上は白く下は黄、あるいは白色で一匹の布のように長さ数丈、あるいは上は黄で下は白く旗の形で長さ二三丈、あるいは長い気が純赤で婉曲して布帛のような一道。これらを皆「蚩尤旗」といい、現れれば兵事が大いに起こることを主る。

風雲気

風雨氣,如魚龍行,其色蒼潤,或黃氣蔽日昏慘,或如積土,或如累盆,黃色潤厚,朝東夕西,壓日,或奄之,皆風雨之氣也。朝視日上,有黑雲氣,如霧壓日,日光旁射,其色慘淡黃白者,其日有風雨;晚日欲入有之,則其夜有風雨;

風雨の気は、魚や龍が遊行するようで、色は蒼く潤沢、あるいは黄気が日を蔽って天色が昏惨、あるいは積み上げた土のよう、あるいは重ねた盆のように黄色で潤い厚く、朝は東に夕は西にあって、日を圧しあるいは全く覆い隠す。これらは皆、風雨の気である。朝に日の上を見て、黒い雲気が霧のように日を圧し、日光が傍から斜めに射して、色が惨淡として黄白ならば、その日に風雨がある。夕方に日が入ろうとしてこの気があれば、その夜に風雨がある。

雲氣如亂穰,大風將至,視所從來避之;雲甚厚而潤大,雨必暴至;四始之日,有黑雲氣如陣,厚重而潤者,多雨;日始出,有暈氣如車蓋,在日上者,其日雨;日上下有黑雲氣,如蛟龍者,必有風雨;雲氣如黑蛇沖日,其下有大雨水;月初生,色黃者多晴,色青多雨,色潤白者大雨;

雲気が散らばった禾稈のようであれば、大風が間もなく至る。どの方向から来るかを見極めて避けるべきである。雲がとても厚く潤沢して大きければ、雨は必ず暴れて至る。立春・立夏・立秋・立冬という「四始」の日に、黒い雲気が軍陣のように厚重で潤沢であれば、この後雨が多い。日が出始めるとき、暈気が車蓋のように日の上にあれば、その日は雨である。日の上下に黒い雲気が蛟龍のようであれば、必ず風雨がある。雲気が黒い蛇のように日に冲れば、その下に大雨・積水がある。月が生まれ始めるとき、色が黄ならば晴れが多く、色が青ならば雨が多く、色が潤白ならば大雨を主る。

蒼雲氣入北斗,多大風;黃雲氣蔽北斗,明日雨;白氣掩北斗,不過三日,雨;青雲氣掩北斗,五日內雨;天無雲而白,斗上下獨有雲,五日內大雨;日入,後有白光如氣,自地至天,直入北斗,所歷星皆失色,其夜必有大風;太白出,氣長數丈,多風雨,所指處,兵大起;辰星出,氣長一丈,大雨水。

青い雲気が北斗に入れば、大風が多い。黄い雲気が北斗を蔽えば、明日は雨である。白気が北斗を掩えば、三日を過ぎずに雨が降る。青い雲気が北斗を掩えば、五日以内に雨が降る。天に雲がなく白くて、ただ北斗の上下にだけ雲があれば、五日以内に大雨がある。日が入った後に白光が気のように地から天まで貫き、まっすぐ北斗に入り、経た星宿が皆光色を失えば、その夜に必ず大風がある。太白星(金星)が現れて、数丈の長い気を帯びれば、風雨が多く、気の指す所に兵事が大いに起こる。辰星(水星)が現れて、一丈の長い気を帯びれば、大雨・積水を主る。

九土異気

海旁蜃氣象樓臺,廣野氣成宮闕。自華以南,氣上黑下赤;嵩高三河,氣正赤;恆山之北,氣青;渤海之間,氣正黑;江淮之間,氣皆白。

海辺の蜃気は楼台の形に凝り、空曠な原野の気は宮殿・門闕の形に結ぶ。華山以南の気は上が黒く下が赤い。嵩山の高処と河東・河内・河南の「三河」の地の気は純赤色である。恒山以北の気は青色を呈する。渤海一帯の気は純黒色である。長江・淮河の間の気は皆白色である。

東海,氣如篔簦;河水,氣如引布;江漢,氣勁如杼;濟水,氣如黑純;渭水,氣如狼白尾;淮南,氣如白羊,一曰如帛;少室,氣如白兔青尾;恆山,氣如黑牛青尾;東夷,氣如樹;西夷,氣如室屋;南夷,氣如闍臺,或如舟船、幡旗;北夷,氣如群羊,如穹廬。

東海の気は高い竹傘「篔簦」のよう。黄河の気は引き開いた一幅の布のよう。長江・漢水の気は勁く直して織布の梭「杼」のよう。済水の気は黒い絲縧のよう。渭水の気は狼の白い尾のよう。淮南の気は白羊のよう、別の説では絹帛のよう。少室山の気は白兎に青い尾を帯びたよう。恒山の気は黒い牛に青い尾を帯びたよう。東方の夷人の地の気は樹のよう。西方の夷人の地の気は屋宇のよう。南方の夷人の地の気は高台楼観「闍台」のよう、あるいは舟船・幡旗のよう。北方の夷人の地の気は群れた羊のよう、また氈帳「穹廬」のようである。

韓雲如布,周雲如車輪,秦雲如行人,衛雲如犬,魏雲如鼠,齊雲如絳衣,越雲如龍,蜀雲如囷,宋雲如車,吳雲如日。當其地而見者,不占。

韓の地の雲は布のよう、周の地の雲は車輪のよう、秦の地の雲は行く人のよう、衛の地の雲は狗のよう、魏の地の雲は鼠のよう、斉の地の雲は深紅の衣裳のよう、越の地の雲は龍のよう、蜀の地の雲は円形穀倉「囷」のよう、宋の地の雲は車のよう、呉の地の雲は日のようである。ただしその地でその地のあるべき雲を見れば、それは常態に属し、占断しない。

開元占経巻九十五

角宿雲気干犯占

雲氣如刀劍,出兩角間,有陰謀,天子無出殿廷,期不出三十日;青氣入角,天子有疾,出之禍除。赤氣入左角,兵起;右角,國兵驚,戰不利;赤氣入角而波揚者,有火災,如行者將奔命;赤氣從兩角過,入亢,有過兵;赤氣從北斗直過兩角間,回,有過兵;白氣出入兩角,戰不勝;白氣從兩角過,入亢者,有過客;

雲気の形が刀剣のように、角宿の左右二星の間から出てくれば、陰謀があることを主り、天子は殿廷を出てはいけない。応期は三十日を超えない。青色の気が角宿に入れば、天子に病があり、気が出て行けば禍は除かれる。赤気が左角星に入れば、兵事が起こる。右角星に入れば、国の兵馬が驚き擾れ、戦に不利である。赤気が角宿に入って波のように翻れば、火災があり、気が歩く状をなせば、将帥は奔走して命を奉じ出征する。赤気が両角の間を過って亢宿に入れば、通過する兵馬がある。赤気が北斗からまっすぐ両角の間を過って折り返れば、通過する兵馬がある。白気が両角の間を出入りすれば、戦に勝てない。白気が両角の間を過って亢宿に入れば、通り過ぎる客がある。

蒼氣入左角,有兵,兵敗;蒼雲氣出右角,兵在外者戰有憂;蒼白雲氣出入兩角,兵有大敗;黑雲氣出入兩角,用兵,偏將敗,有水災;黑氣從兩角過,入亢,有過兵;黃氣入兩角間,天子有祠祀事;黃白氣潤澤入角,王者得地。

青気が左角星に入れば、兵事があり、しかも兵が敗れる。青い雲気が右角星から出れば、外で征戦する軍隊は戦に憂患がある。青白の雲気が両角の間を出入りすれば、用兵に大敗がある。黒い雲気が両角の間を出入りすれば、用兵のとき副将が不利で、水災もある。黒気が両角の間を過って亢宿に入れば、通過する兵馬がある。黄気が両角の間に入れば、天子に祭祀の事がある。黄白の気が潤沢して明るく角宿に入れば、王者は土地を得る。

亢宿雲気干犯占

雲氣青色入亢,人疫;出氐入亢,人君有疾;黑雲氣入亢,有水災,一曰有使出外言水事;(《荊州占》曰:人多瘧疾)黑氣出氐入亢,君有疾,死;赤雲氣入亢,廊廟間有陳兵,赤而揚波,大人憂,大疫;黃白雲氣入亢,有治事;白雲氣入亢,有土功,人疾病。

青色の雲気が亢宿に入れば、民に疫が生じる。氐宿から出て亢宿に入れば、人君に病がある。黒い雲気が亢宿に入れば、水災があり、別の説では使者が外に出て治水の事を談ずる(ここで原書の小注は《荆州占》を引いていう:民に瘧疾が多い)。黒気が氐宿から出て亢宿に入れば、君に病があり、しかも死ぬ。赤い雲気が亢宿に入れば、朝廷の殿廊の間に兵衛を陳列し、気が赤くて波のように揚がれば、大人に憂いがあり、かつ大疫がある。黄白の雲気が亢宿に入れば、政務を治める事がある。白い雲気が亢宿に入れば、土木の工事があり、民が病む。

氐宿雲気干犯占

雲氣入氐,黃白色,有土功;黑色,大水;赤,有內兵;蒼白色,疫疹大行;白色,天下疫久不散,宮中有女喪;黑氣入氐、房間,天子遣使於諸侯,有口令。

雲気が氐宿に入るとき、黄白色ならば土木の工事がある。黒色ならば大水を主る。赤ならば内部の兵乱がある。蒼白色ならば疫病・疹疾が大いに流行する。白色ならば天下の疫気が長く散らず、宮中に女子の喪事がある。黒気が氐宿と房宿の間に入れば、天子は使者を諸侯に遣わし、口頭で伝える詔令がある。

房宿雲気干犯占

雲氣入房,赤黃潤澤,名寶入;出房,國寶有出者;黃雲氣入房,外國入貢;黑雲氣出房,宮中有憂;黑氣入房,諸侯有使來言口令之事,且有大水;赤雲氣入房,宮中內亂,大兵起;赤雲狀如人,入房,后有娠,不然奸事起;赤雲氣如波揚入房,宮中火災,兵起廟廷,人主杌揑不安;紅雲氣入房,諸侯王有死者,期三年;

雲気が房宿に入るとき、赤黄色で潤沢ならば、これを「宝入」といい、珍宝の進献を主る。気が房宿から出れば、国家の宝物に流失するものがある。黄色の雲気が房宿に入れば、外国が貢を入れに来る。黒い雲気が房宿から出れば、宮中に憂患がある。黒気が房宿に入れば、諸侯に使者が来て口頭の詔令の事を伝え、かつ大水がある。赤い雲気が房宿に入れば、宮中に内乱が生じ、大きな兵禍が起こる。赤雲の形が人のように房宿に入れば、皇后に身ごもりがあり、さもなくば奸邪の事が起こる。赤い雲気が波のように翻揚して房宿に入れば、宮中に火災があり、兵禍が宗廟・朝廷の間に起こり、君主は杌陧として安まない。深紅の雲気が房宿に入れば、諸侯王の中に死ぬ者があり、応期は三年以内である。

蒼白雲氣入房,將相憂;白氣如大道,入房,委蛇入漢,國有大水,兵起宮中,人民流亡,飢死路旁,尸骸不收,不過二年,帝王崩,婦女傭客不還;雲氣如帶,經兩角間,入房,關門閉,再經之,兵起,三經之,天下不通。

青白の雲気が房宿に入れば、将帅・宰相に憂患がある。白気が大路のように房宿に入り、また逶迤として銀河に伸びれば、国の中に大水があり、兵禍が宮中に起こり、人民は流離・逃亡し、路傍で餓死し、骸骨を収めて葬る者もなく、二年を出ずして帝王が崩じ、婦女が外に出て傭ぎ客として帰家できない。雲気が帯のように角宿の二星の間を経て房宿に入れば、関隘・城門が閉じられ、二度経れば、兵事が起こり、三度経れば、天下の道路が阻絶して通じない。

心宿雲気干犯占

雲氣出心,青色,天子使人於諸侯;赤色,有兵將出;赤黃氣出心,王就國;黑雲氣入心,天子憂;入左星,庶子憂;入右星,太子憂;一曰:黑氣入心右星,庶子受賜祿;白氣入心,天子左右臣作亂兵起;白氣入心左星,太子受賜;赤氣入心,有立王;赤氣出心,南行,天子左右有亡去者;

雲気が心宿から出るとき、青色ならば天子は人を諸侯に遣わす。赤色ならば兵馬が出ようとする。赤黄の気が心宿から出れば、封を受けた王が自らの封国に赴く。黒い雲気が心宿に入れば、天子に憂いがある。心宿の左星に入れば、庶子に憂いがある。右星に入れば、太子に憂いがある。別の説では、黒気が心宿の右星に入れば、庶子が賜禄を受ける。白気が心宿に入れば、天子の身辺の近臣が乱を起こして兵禍が興る。白気が心宿の左星に入れば、太子が賞賜を受ける。赤気が心宿に入れば、新たな王が立てられる。赤気が心宿から出て南に行けば、天子の身辺に逃亡して去る者がある。

赤雲氣鋒銳正刺心,天子憂;蒼白氣入心中星,天子憂;黃氣入心,天子有子孫喜;入右星,太子喜;黃白雲氣潤澤如匹布,正抵心下,外國有來歸者;雲氣狀如彗帚,色赤如血,入心,天子遇賊;出心,天子有殺伐;若出遠則穀貴,殺伐人於千里之外。

赤い雲気が鋒刃のように鋭く、まっすぐ心宿を刺せば、天子に憂いがある。青白の気が心宿の中星に入れば、天子に憂いがある。黄気が心宿に入れば、天子に子孫の面での喜事がある。右星に入れば、太子に喜びがある。黄白の雲気が潤沢して一匹の布のようにまっすぐ心宿の下に抵れば、外国が来て帰附する者がある。雲気の形が箒のように、色が血のように赤く、心宿に入れば、天子は賊害に遭う。心宿から出れば、天子は誅殺・征伐を行う。もし気が遠く出れば、穀物の値が上がり、誅殺される人は千里之外にいる。

尾宿雲気干犯占

青雲氣入尾,故臣有來歸者;出尾,臣有死者;白氣入尾,故臣有謀來歸而受誅者;黑氣入尾,故臣有來歸骸骨者;赤黃氣入尾,有使來言兵事;黑氣出尾,人民流亡;青氣出尾,臣作亂;赤黃氣出尾,君遣使於諸侯,言兵事。

青色の雲気が尾宿に入れば、旧来の臣子が来て帰附する者がある。気が尾宿から出れば、臣子の中に死ぬ者がある。白気が尾宿に入れば、旧臣が謀って帰り来ようとしてかえって誅殺される者がある。黒気が尾宿に入れば、旧臣の遺骸が送り返されて葬られる者がある。赤黄の気が尾宿に入れば、使者が来て兵事を談ずる。黒気が尾宿から出れば、人民は流離・逃亡する。青気が尾宿から出れば、臣子が乱を起こす。赤黄の気が尾宿から出れば、君主が使者を諸侯に遣わして兵事を談ずる。

箕宿雲気干犯占

黃白雲氣入箕,蠻夷有使來;黃雲氣入箕,有獻美女者;變而色黑,道死不至;色蒼,道上為風所覆;蒼白雲氣入箕,其國有災;出之,災除;黃白雲氣出箕,天子使者出;一曰:宮中美人有出者;赤雲氣出箕,兵出;入之。兵入。

黄白の雲気が箕宿に入れば、四方の蛮夷に使者が到来する。黄色の雲気が箕宿に入れば、美女を献ずる者がある。気が中途で黒色に変われば、女を献ずる人は道で死んで到着しない。気が青色に変われば、道中で大風に覆される。青白の雲気が箕宿に入れば、その国に災いがある。気が出て行けば、災いは除かれる。黄白の雲気が箕宿から出れば、天子の使者が外出する。別の説では、宮中の美人に遣い出される者がある。赤い雲気が箕宿から出れば、兵馬が出動する。箕宿に入れば、兵馬が入境する。

斗宿雲気干犯占

蒼白雲氣入南斗,多大風;赤雲氣入斗,兵起如波揚,大旱,多大災;黃白雲氣入斗,諸侯來見天子,不則有使者來貢;黑氣入斗,宗廟中有大憂;赤氣入南斗,外兵入;出斗,內兵出;黃白氣出斗,天子使人於諸侯;赤氣入北斗,還向南斗,不出一年,其下有流血,將死,營空,客勝主人。

青白の雲気が南斗に入れば、大風が多い。赤い雲気が斗宿に入れば、兵事が起こり、気が波のように翻揚すれば、また大旱・大きな災いが多いことを主る。黄白の雲気が斗宿に入れば、諸侯が来て天子に朝見し、さもなくば使者が来て貢ぐ。黒気が斗宿に入れば、宗廟の中に大きな憂患がある。赤気が南斗に入れば、外来の兵馬が入境する。斗宿から出れば、内部の兵馬が出征する。黄白の気が斗宿から出れば、天子は人を諸侯に遣わす。赤気が北斗に入り、また折り返して南斗を指せば、一年を出ずして、その下に対応する所に流血があり、主将が戦死し、営塁は空しく、客方が主方に勝つ。

牛宿雲気干犯占

蒼白雲氣入牛,牛多死;出之,則災消;蒼白雲氣橫貫牛宿,有兵喪,除舊佈新;黃白雲氣入牛,牛蕃息;一曰:諸侯有以四足蟲入貢者;黑雲氣入牛,天下牛多死;赤雲氣入牛,牛馬多以漕輓死者;出之,則兵出;赤雲氣如波揚入牛,有兵,大戰,牛馬大損;白氣入牛,有兵喪。

青白の雲気が牛宿に入れば、牛が多く死ぬ。気が出て行けば、災いは消える。青白の雲気が牛宿を横断すれば、兵禍・喪事があり、旧を除き新を布く、王朝の交代を主る。黄白の雲気が牛宿に入れば、牛群が繁衍し生息する。別の説では、諸侯に四足の畜生をもって貢ぐ者がある。黒い雲気が牛宿に入れば、天下の牛が多く死ぬ。赤い雲気が牛宿に入れば、牛馬が漕運・引船の労役で多く死に、気が牛宿から出れば、兵馬が出動する。赤い雲気が波のように翻揚して牛宿に入れば、兵事があり、大戦となり、牛馬が大量に損なわれる。白気が牛宿に入れば、兵禍・喪事がある。

虹出牽牛之度,有崩城,期二年。

虹が牽牛星の占める度数に現れれば、城池が崩壊する事があり、応期は二年以内である。

The original text is in the public domain. The Japanese is a machine-assisted translation of this library’s own Chinese paraphrase, checked against a fixed glossary so that technical terms match the definitions used elsewhere on this site. It is a reading aid and does not replace the original.